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2 609 140 939 | (8.3.12) Bosch Power Tools
ウォール』 と 『金属』 の両運転モードでは 『CENTER』
k の表示にも注意してください。これにより正確な探
知が可能となります。
f 壁面へ穴あけ、切断およびフライスなどの作業をお
こなう場合には、必ず他の情報源で危険の有無確認
をおこなってください。 測定結果は周囲環境や壁面
施工状態の影響を受けることから、センサー領域に
物体が表示されなくても(信号音が鳴らず、ライト
リング 1 が緑色に点灯していても)何らかの危険が
生じる可能性があります。
探知モード
運転モードを適切に選択すると、測定結果が向上しま
す。 運転モード 『金属』 を選択すると最大探知深さまで
の金属物体の探知が可能となります。最大探知深さま
での電線を探知したい場合には、運転モード 『電線』
を選択してください。緑色の表示 4 により、現在どの
運転モードが選択されているかが常時確認できます。
ドライウォール
運転モード 『ドライウォール』 は、ドライウォール内
にある木材 ・金属物体の探知に適しています。
ボタン 10 を押すと、運転モード 『ドライウォール』
が起動されます。 ボタン 10 上の表示 4 が緑色に点灯し
ます。 メジャーリングツールを探知したい表面にあて
ると、ライトリング 1 が緑色に点灯します。これは探
知準備が整っていることを知らせています。
運転モード 『ドライウォール』 では、以下の全ての物
体タイプが探知され、表示されます。
– 非金属(木柱など)
– 鉄金属(鉄筋など)
– 非鉄金属(銅管など)
– 通電線(電線など)
注記: 運転モード 『ドライウォール』 では、木材や金
属の物体だけでなく、通電線や水の通るプラスチック
パイプ等も探知できます。 これらの物体が探知される
と、非金属を表す表示 c がディスプレイ 3 に表示され
ます。
釘やネジが壁の中に存在すると、木柱もディスプレイ
上で金属として表示されることがあります。
ディスプレイ 3 上で探知インジケーター
i および j の表
示バーが継続的に多く表示される場合、メジャーリン
グツールを別の位置にあてることで探知作業を再度開
始してください。
壁にメジャーリングツールをあててもライトリング 1
が点灯しない場合、メジャーリングツールが探知表面
を検知していません。
– ライトリングが緑色に点灯するまでボタン 10 上の
ボタンを押してください。
– 再び探知作業を開始し、メジャーリングツールを他
の壁にあてたら、ボタン 10 を軽く押してください。
– センサー部 12 および銘板 13 の側が汚れていると、
メジャーリングツールが探知表面を検知しないこと
があります。 乾燥した柔らかい布でメジャーリング
ツールを拭いてから、探知作業を再び開始してくだ
さい。
金属
運転モード 『金属』 は、壁の状態とは関係なく鉄金属
および非鉄金属物体を探知したい場合に適しています。
ボタン 9 を押すと、運転モード 『金属』 が起動されま
す。 ライトリング 1 およびボタン 9 上の表示 4 が緑色
に点灯します。
探知された物体が金属(鉄など)である場合、ディス
プレイ 3 上に金属物体探知サイン e が表示されます。
非鉄金属である場合には非鉄金属物体探知サイン d が
表示されます。 金属の種類を区別する際には、探知さ
れた物体上にメジャーリングツールが位置しているこ
とが必要です(ライトリング 1 が赤色に点灯)
。
備考: 探知面に鉄筋網や鉄筋が埋設されている場合、
全域で探知インジケーター i 上の表示バーが表示され
ます。 通常、鉄筋網上を探知する場合、各鉄筋上をメ
ジャーリングツールが移動する際に磁気性金属をあら
わす金属物体探知サイン e がディスプレイ上に表示さ
れ、各鉄筋間を移動する際には非鉄金属をあらわす非
鉄金属物体探知サイン d が表示されます。
電線
運転モード 『電線』 は、電圧線(110
–230 V)の探知
のみに適しています。
ボタン 8 を押すと、運転モード 『電線』 が起動されま
す。 ライトリング 1 およびボタン 8 上の表示 4 が緑色
に点灯します。
通電線が探知されると、ディスプレイ 3 上に通電線探
知インジケーター f が表示されます。 通電線の位置を
さらに正確に探知するには、メジャーリングツールを
探知表面上で繰り返し移動させてください。 同じ領域
を複数回にわたって移動させることにより、電圧線の
位置を正確に表示することが可能となります。 メ
ジャーリングツールが電線に非常に近い位置にある場
合、ライトリング 1 が赤色に点滅し、速い速度で信号
音が鳴ります。
注記:
– 通電線はいずれの運転モードでも検知されます。
– 通電線を探知する際には、電力を消費している機器
(照明、装置など)を接続してスイッチを入れると、
探知しやすくなります。
– 一定の条件下(金属表面、または水気の高い表面な
ど)では、電線の探知性能が低下することがありま
す。 通電線の信号強度はケーブル線の位置にも依存
します。 付近での探知作業をさらに実施するか、他
の情報源を利用し、通電線の有無を確認してくださ
い。
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