l Integrated Devices ― 本章で後述する、Integrated Devices画面を表示し ます。
l PCI IRQ Assignment ― IRQを必要とする搭載済み拡張カードだけでなく、PCIバスの内蔵デバイス3台のそれぞれに割り当てられているIRQを
変更できる画面を表示します。
l System Security ― システムパスワードとセットアップパスワード機能を設定できる画面を表示します。「システムパスワード機能の使い方」およ
び「セットアップパスワード機能の使い方」を参照してください。
l Keyboard Num Lock ― 101あるいは102キーのキーボードで(84キーのキーボードには適用されません)Numlockモードが有効な状態でシステ
ムが起動するかを決定します。
l Report Keyboard Error ― POST中に検出されたキーボードエラーの報告を有効または無効にします。
このオプションは、固定装備のキーボードを備えていないサーバやホストシステムをセルフ起動に設定する場合に適用すると便利です。 こうした条
件では、Do Not Reportを選択すると、POST実行中に検出されたキーボードまたはキーボードコントローラに関連するエラーのすべてのメッセージ
が省略されます。 キーボードが取り付けられている場合、この設定はキーボード自体の処理に対する影響はありません。
l Asset Tag ― 管理タグコードが指定されている場合、ユーザーがシステムに対して指定可能な管理タグコードを表示します。10文字までの管理タ
グ番号をNVRAMに付けるには、「Dell OpenManage Server Assistant CDの使い方」の「管理タグ設定ユーティリティ」の手順に従います。
Boot Sequence画面
Boot Sequence画面オプションは、システムが起動時にロードする必要があるファイルを探す順序を決定します。 利用可能なオプションは、ディスケッ
トドライブ、CDドライブ、およびハードドライブです。 デバイスを選択してスペースバーを押し、そのデバイスを有効あるいは無効にできます。 デバイスを
検索する順序を変更するには、<+>および<->を使用します。
Hard-Disk Drive Sequence画面
Boot Sequence画面オプションは、起動時にロードする必要があるファイルをシステムが探すハードドライブの順序を決定します。 お使いのシステムに
取り付けられているハードドライブによって、選択肢が異なります。 デバイスを選択してスペースバーを押し、そのデバイスを有効あるいは無効にできま
す。 デバイスを検索する順序を変更するには、<+>および<->を使用します。
Integrated Devices画面
システム基板上の次のデバイスはこの画面から設定します。
l Network Interface Controller ― システムの内蔵NICを有効にするかどうかを決定します。 変更は再起動の後に有効になります。
l NIC MAC Address ― 内蔵NICが使用するMACアドレスを表示します。 このフィールドには、ユーザーが選択できる設定はありません。
l Mouse Controller ― システムのマウスコントローラを有効あるいは無効にします。マウスコントローラを無効にすると、拡張カードがIRQ12を使
用できるようになります。
l Serial Port 1 ― システムの内蔵シリアルポートを設定します。これらのオプションは、自動的にポートを設定するAuto(デフォルト)、特定の指
定先、またはポートを無効にするOffに設定することができます。
シリアルポートをAutoに設定し、同じ指定機能に設定されているポートを含む拡張カードを追加した場合、システムは、内蔵ポートを次の利用可能
な同じIRQ設定を共有しているポート指定に、自動的に再マップします。
l Parallel Port ― システムの内蔵パラレルポートを設定します。
l Parallel Port Mode ― システム内蔵のパラレルポートを、AT互換(片方向)ポートとして使用するか、またはPS/2互換(双方向)ポートとして使
用するかを設定できます。使用するモードを決定するときは、シリアルポートに接続された周辺機器に付属のマニュアルを参照してください。
l USB Controller ― システムのUSBポートを有効または無効にします。USBポートを無効にすると、システムリソースをその他のデバイスで使用
できるようになります。
l IDE Interface ― システムのIDEインタフェースを有効あるいは無効にします。
l Diskette Controller ― システムのディスケットドライブコントローラを有効あるいは無効にします。Auto(デフォルト)を選択すると、拡張スロット
に取り付けられているコントローラカードを使用する必要がある場合、システムはコントローラをオフにします。
System Security画面
System Security画面を通して次のセキュリティ機能を設定できます。
l Password Status ― Setup PasswordをEnabledに設定すると、システムパスワードをシステム起動時に変更または無効にできなくなります。