PowerEdge 1650

Dell PowerEdge 1650 ユーザーガイド

  • こんにちは!Dell PowerEdge 1650 ユーザーズガイドに関するご質問にお答えします。このガイドには、ハードウェア仕様、I/Oポート、SCSIドライバの設定、Wake-on-LAN機能などの詳細な情報が記載されています。どのようなご質問でもお気軽にご相談ください。
  • PowerEdge 1650の最大RAM容量は?
    搭載可能なSCSIハードドライブは何台?
    SCSISelectユーティリティとは何ですか?
    内蔵NICは何基ありますか?
    Wake-on-LAN機能とは何ですか?
Dell™PowerEdge™1650 システム ユーザーズガイド
システムの概要
Dell OpenManage Server Assistant CD』の使い方
セットアップユーティリティの使い
仕様
I/Oポートとコネクタ
SCSIドライバのインストールと設定
コンソールリダイレクションの使い方
用語集
メモ、注意、警告
IMUモデル
このマニュアルの 予告なしに されることがあります
© 2001 すべての著作 Dell Computer Corporationにあります
Dell Computer Corporationからの書面による許可なしにはいかなる方法においても本書の複写、転載をじます
本書に使用されている商標: DellDELLのロゴPowerEdgeおよびDell OpenManageDell Computer Corporationの商標ですIntelおよびPentiumIntel Corporationの登録商標ですMicrosoftMS-DOSWindows NT、お
よびWindowsMicrosoft Corporationの登録商標ですNovellおよびNetWareNovell, Inc.の登録商標ですUNIXは米国およびその他の国のThe Open Groupの登録商標ですVESAVideo Electronics Standards Associationの登録
商標です
本書では、上記記載以外の商標や会社名が使用されている場合がありますこれらの商標や会社名は、一切Dell Computer Corporation所属するものではありません
最新改訂:20011115
メモシステムの操作上、知っておくと便利な情報が記載されています
注意:ハードウェアの破損またはデータの損失の可能性があることをしますまたその問題を回避するための方法も示されています
警告:物的損害、けがまたは死亡原因となる可能性があることをします
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Dell™ PowerEdge™ 1650 システム ユーザーズガイド
󲘬󲘬マイクロプロセッサ
󲘬󲘬拡張バス
󲘬󲘬メモリ
󲘬󲘬ドライブ
󲘬󲘬ポートおよびコネクタ
󲘬󲘬ビデオ
󲘬󲘬電源
󲘬󲘬サイズと重量
󲘬󲘬環境
󲘬
󲘬
󲘬
󲘬
󲘬
マイクロプロセッサ
マイクロプロセッサのタイプ
最小内部動作周波数が1.13 GHz以上のIntel® Pentium® IIIマイクロ
プロセッサを最大2
フロントサイドバス(外部)速度
133 MHz
内部キャッシュ
512 KBレベル2キャシュ
数値演算コプロセッサ
マイクロプロセッサに内蔵
バス
バスのタイプ
PCI
拡張スロット
2つの専用PCIフルレングスおよびハーフレングス64ビット66 MHz
スロットがそれぞれ1つ、またはオプションで個別バス上に5V互換の
フルレングス32ビット33 MHzスロットが1つ付いたハーフレングスの
64ビット66 MHzスロットが1つ
メモリ
アーキテクチャ
72ビットECC PC-133 SDRAM DIMM2ウェイインタリーブ付き
メモリモジュールソケット
72ビット幅、168ピンDIMMソケットが4
メモリモジュール容量
128 MB256 MB512 MBまたは1 GBSDRAM DIMM(動作周波
133 MHz
最小RAM
256 MB
最大RAM
4 GB
ドライブ
ディスケットドライブ
3.5インチ1.44 MBディスケットドライブ
SCSIハードドライブ
1インチ内蔵Ultra3 SCSIが最大3
IDEハードドライブオプション
最大2台の内蔵(ホットプラグ対応せず)、ATA互換
CDまたはDVDドライブ
IDE CDまたはDVDドライブ
ポートおよびコネクタ
外部アクセス用:
背面:
SCSI
68ピンUltra3 SCSIコネクタ
シリアル
9ピンコネクタ
USB
4ピンコネクタ
NIC
内蔵10/100/1000 NIC用のRJ45コネクタが2:1つはリモートシス
テム管理に使用するオプションのリモートサービスカード10 Mbit
Ethernetコントローラ)用のRJ45コネクタ
ビデオ
15ピンコネクタ
PS/2キーボード
6ピンミニDINコネクタ
PS/2互換マウス
6ピンミニDINコネクタ
正面
ビデオ
15ピンコネクタ
USB
4ピンコネクタ
PS/2キーボードマウス
6ピンミニDINキーボードデフォルトYケーブルと組み合わせたマウ
スオプション
󲘬
󲘬
󲘬
󲘬
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ビデオ
ビデオのタイプ
ATI Rage XL PCIビデオコントローラVGAコネクタ
ビデオメモリ
8 MB
電源
電源置:
ワット
275 WAC
電圧
100240 VAC50/60 Hz3.92.0 A
熱散逸
電源装置1につき最大1033 BTU/
最大流入電流
通常のラインコンディションのもとシステムの操作可能範囲を越え
、入電量が電源装置に1台につき10 ms以下で25 Aに達すること
があります
システムバッテリ
CR2032 3.0 Vリチウムコインセル
サイズと重量
高さ
4.24 cm
48.22 cm
奥行き
68.27 cm
重さ
16 kg(最大)
環境
度:
動作時
10℃~35℃
保管時
-40℃~65℃
対湿度:
動作時
湿度変化が1時間当たり10%8% 85%(結露しないこと
保管時
5%95%(結露しないこと
最大振動:
動作時
0.25 G(3 Hz200 Hz15分間)
保管時
0.5 G(3 Hz200 Hz15分間)
最大衝
動作時
xyおよびz軸の正方向および負方向に41 Gの1つの衝撃パルス
システムの片面につきつの衝撃パルス)が最大で2 ms
保管時(操作しない
xyおよびz軸の正方向および負方向に71 G6つの連続する
パルスシステムの片面につきつの衝撃パルス)が最大で2 ms
高度:
動作時
163,048 m
保管時
1610,600 m
メモこの表で使用された略語の正式名称は、「用語集」を参照してください
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I/Oポートとコネクタ
Dell™ PowerEdge™ 1650 システム ユーザーズガイド
󲘬󲘬シリアルポート
󲘬󲘬キーボードとマウスコネクタ
󲘬󲘬ビデオコネクタ
󲘬󲘬USBコネクタ
󲘬󲘬内蔵NICコネクタ
システムのI/Oポートとコネクタはキーボードマウスモニタなどの外付けデバイスとシステムが通信するためのゲートウェイですB-1では、正面パネルのI/Oポートとコネクタを識別しますB-2
では、背面パネルのI/Oポートとコネクタを識別します
B-1. 正面パネルのI/Oポートとコネクタ
󲘬
󲘬
B-2. 背面パネルのI/Oポートとコネクタ
󲘬
󲘬
シリアルポート
内蔵シリアルポートは、背面パネルの9ピンDサブミニコネクタを使用しますこのポートは、外付けのモデムプリンタプロッタマウスなどシリアルデータ転送(1本の線でデータを1ビットずつ送信)を
おこなうデバイスをサポートします
ほとんどのソフトウェアではCOMcommunicationsの略)に数字をけてシリアルポートを指定しますシステムの内蔵シリアルポートとしてCOM1がデフォルトで指定されています
シリアルポートコネクタ
ハードウェアの設定を変更する場合、シリアルポートコネクタのピン番号と信号情報が必要になることがありますB-3にシリアルポートコネクタのピン番号を示しますまたB-1にはシリアルポート
コネクタのピン割り当てとインタフェース信号の定義を示します
B-3. シリアルポートコネクタのピン
󲘬
󲘬
シリアルまたはパラレルポートをカードの追加
システムにはシリアルポート用の自動設定機能がありますこの機能を使って、内蔵ポートと同じ割り当てのシリアルポートを搭載する拡張カードを再設定せずに追加できますシステムが拡張カード
のシリアルポートを検出すると、内蔵ポートは別の利用可能なポートにマップ(再割り当て)されます
しいCOMポートおよびマップされたCOMポートは、次のような同一のIRQ設定を共有します
COM1COM3IRQ4(共有設定)
COM2COM4IRQ3(共有設定)
これらのCOMポートのI/Oアドレス設定は次のようになります
COM13F8h
COM22F8h
COM33E8h
COM42E8h
えばCOM1のポートに内蔵モデムカードを追加するとシステムが論理COM1をモデムカードのアドレスとして認識しますCOM1に割り当てられていた内蔵シリアルポートはCOM1 IRQ設定を共有
するCOM3に自動的にマップされます。(1つのIRQ設定を2つのCOMポートが共有する場合、必要に応じてどちらか1つのポートを使用できますが、同時両方のポートを使用できない場合がありま
。)COM1およびCOM3に割り当てられているシリアルポートを搭載する1つまたは複数の拡張カードを取り付けるとその番号に対応する内蔵シリアルポートが無効になります
COMポートのマップがおこなわれるカードを追加する前に、ソフトウェアがCOMポート割り当て変更に対応しているかどうかをソフトウェアに付属しているマニュアルで確認してください
システムによる自動設定を避けるには、拡張カードのジャンパをリセットして、内蔵ポートのCOM番号を変更せずに次の利用可能なCOM番号に割り当てられるようにすることができますまたセットアッ
プユーティリティを使って内蔵ポートを無効にすることもできます。拡張カードのマニュアルを参照してカードのデフォルトI/Oアドレスおよび利用可能なIRQ設定を確認してください。必要な場合は、ポー
トのアドレスおよびIRQ設定の変更に関する手順も参照してください
シリアルおよびパラレルポートにするオペレーティングシステムの処理方法に関する一般情報、およびコマンド手順の詳細は、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください
キーボードとマウスコネクタ
システムはPS/2キーボードを使用し、PS/2互換マウスをサポートしていますキーボードのケーブルとマウスのケーブルはシステムの正面パネルおよび背面パネルの6ピンミニDINコネクタに接続し
ます
しいマウスのきが検出されるたびにIRQ12を発信することによってマウスドライバソフトウェアはマイクロプロセッサにマウス優先権を与えることができますまたドライバソフトウェアは制御中のア
プリケーションプログラムにマウスデータを転送します
キーボードコネクタ
ピン
I/O
定義
1
DCD
I
データキャリア検出
2
SIN
I
シリアル入力
3
SOUT
O
シリアル出力
4
DTR
O
データターミナル使用可能
5
GND
N/A
シグナルグラウンド
6
DSR
I
データセット使用可能
7
RTS
O
送信リクエスト
8
CTS
I
送信クリア
9
RI
I
リングインジケータ
シェル
N/A
N/A
シャーシ接地
ハードウェアの設定を変更する場合、キーボードコネクタのピン番号と信号情報が必要になることがありますB-4にはキーボードコネクタのピン番号を示しますまたB-2およびB-3ではキーボ
ードコネクタのピン割り当てとインタフェース信号を定義します
B-4. キーボードコネクタのピン
󲘬
󲘬
ハードウェアの設定を変更する場合、マウスコネクタのピン番号と信号情報が必要になることがありますB-5にマウスコネクタのピン番号を示しますB-4ではマウスコネクタのピン割り当てとイン
タフェース信号を定義します
B-5. マウスコネクタのピン
󲘬
󲘬
ビデオコネクタ
B-2 キーボードコネクタのピンの
(背面パネル
ピン
I/O
定義
1
KBDATA
I/O
キーボードデータ
2
NC
N/A
接続無し
3
GND
N/A
シグナルグラウンド
4
FVcc
N/A
ヒューズ付き供給電圧
5
KBCLK
I/O
キーボードクロック
6
NC
N/A
接続無し
シェル
N/A
N/A
シャーシ接地
B-3 キーボード/マウスコンビネーション
コネクタのピンの
(正面パネル
ピン
I/O
定義
1
KBDATA
I/O
キーボードデータ
2
MSDATA
I/O
マウスデータ
3
GND
N/A
シグナルグラウンド
4
FVcc
N/A
ヒューズ付き供給電圧
5
KBCLK
I/O
キーボードクロック
6
MSCLK
I/O
マウスクロック
シェル
N/A
N/A
シャーシ接地
B-4 マウスコネクタのピンの割り
(背面パネル
ピン
I/O
定義
1
MSDATA
I/O
マウスデータ
2
NC
N/A
接続無し
3
GND
N/A
シグナルグラウンド
4
FVcc
N/A
ヒューズ付き供給電圧
5
MSCLK
I/O
マウスクロック
6
NC
N/A
接続無し
シェル
N/A
N/A
シャーシ接地
このシステムでは、正面および背面パネルにある15ピンの高集積Dサブコネクタを使ってVGA互換モニタを接続しますシステム基板上のビデオ回路は、モニタ内の赤、緑、青の電子発射装置を操作す
る信号と同期します
ハードウェアの設定を変更する場合、ビデオコネクタのピン番号と信号情報が必要になることがありますB-6にビデオコネクタのピン番号を示しますまたB-5にはビデオコネクタのピン割り当て
とインタフェース信号の定義を示します
B-6. ビデオコネクタのピン番号
󲘬
USBコネクタ
お使いのシステムにはUSB対応デバイスを接続するためのUSBコネクタが、正面コントロールパネルに1、背面パネルに2つ組み込まれています。代表的USBデバイスはマウスキーボード、シ
ステムスピーカーなどの周辺装置です
ハードウェアの設定を変更する場合、USBコネクタのピン番号と信号情報が必要になることがありますB-7USBコネクタをしますまたB-6ではUSBコネクタのピン割り当ておよびインタフェ
ース信号を定義します
B-7. USBコネクタのピン
󲘬
󲘬
内蔵NICコネクタ
お使いのシステムには内臓10/100/1000 Mbps NIC2搭載されています10/100/1000 Mbps NICは、サーバーとワークステーション間の高速通信を提供しますまたそののアプリケーション
メモこのシステムには2つのビデオコネクタが搭載されています(背面パネルに1、正面パネルに1つ)。正面パネルのビデオコネクタにモニタを接続している場合、背面パネルのビデオコネク
タは無効になりますキーボードとマウスはモニタのじパネルに接続する必要があります。例えばモニタが正面パネルのビデオコネクタに接続されてい場合、キーボードとマウスも正面パ
ネルのキーボードマウスコネクタに接続しなければなりませんこのコネクタはPS/2コネクタでありキーボード接続はデフォルトです。正面パネルコネクタからのキーボードとマウスの両方を
使うにはYケーブル(分波器ケーブル)を使用する必要があります
B-5 ビデオコネクタのピンの
ピン
I/O
定義
1
RED
O
赤色ビデオ
2
GREEN
O
緑色ビデオ
3
BLUE
O
青色ビデオ
4
NC
N/A
接続無し
5810
GND
N/A
シグナルグラウンド
9
VCC
N/A
Vcc
11
NC
N/A
接続無し
12
DDCデータアウト
O
モニタがデータを検出
13
HSYNC
O
水平同期
14
VSYNC
O
垂直同期
15
DDCクロックアウト
O
モニタがクロックを検出
シェル
N/A
N/A
シャーシ接地
注意: チャネルたりの最大電流500 mAまたは+5 Vを消費するUSBデバイスおよび USBデバイスの組み合わせは接続しないでくださいこの限界値を超えるデバイスを接続するとUSB
ートがシャットダウンすることがありますUSBデバイスの最大電流にしてはデバイスに付属しているマニュアルを参照してください
B-6 USBコネクタのピンの
ピン
I/O
定義
1
Vcc
N/A
供給電圧
2
DATA-
I/O
データ
3
DATA+
I/O
データ
4
GND
N/A
シグナル接地
のシステムリソースを解放してホストリソースを効率的に活用できるようにしますNICは、10 Base-T100 Base-TXおよび1000 Base-T Ethernet標準に対応しています
両方のNICは、サーバー管理コンソールから、特別LAN信号を使ってシステムを起動することができるWakeup On LAN機能を装備していますWakeup On LAN機能を使ってLANのトラフィックが
常は最小になる勤務時間後や週末に、リモートシステムセットアップソフトウェアのダウンロードとインストールファイルの更新、および管理トラッキングができます
ネットワークケーブルの要件
お使いのシステムのRJ45 NICコネクタは、標準RJ45互換プラグきのUTP Ethernetケーブルを接続できるように設計されていますプラグがカチッとがして所定の位置に収まるまでUTPケーブルの
一方の端をNICコネクタに押しみますネットワーク設定に応じてケーブルの他端を、RJ45ジャック壁面プレートかUTP集信装置またはハブ上のRJ45ポートに接続します10 Base-T100 Base-
TXおよび1000 Base-Tネットワーク用の配線制限を守ってください
l カテゴリ5以上のワイヤおよびコネクタを使用します
l ケーブルの最大長(システムからハブまで)は、100 mです
l ネットワーク操作用のガイドラインはIEEE 802.3標準の「Systems Considerations of Multi-Segment Networksにあります
B-8. NIC LED
󲘬
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メモDell OpenManage IT™ Assistantがインストールされている場合、Wakeup On LAN 機能は適切に動作しませんWakeup On LANを設定する方法は、Dell | Supportウェブサイト
support.jp.dell.comを参照してください
注意: ライン干渉を避けるため、音ラインとデータラインは個別に配線しなければなりません
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SCSIドライバの インストールと設定
Dell™ PowerEdge™ 1650 システム ユーザーズガイド
󲘬󲘬SCSISelectユーティリティ
このでは、お使いのシステムにまれるSCSIデバイスドライバをインストールおよび設定する方法を説明しますこのSCSIデバイスドライバはシステム基板上のAIC 7899W U160 SCSIコントローラと
連携して動作するように設計されています1つのチャネルがバックプレーンに接続されており、別のチャネルは外部接続用に使用可能です
オプションのRAIDコントローラを使用している場合、SCSIデバイスドライバのインストールについてはRAIDコントローラのマニュアルを参照してください
ディスケットドライブCDドライブテープドライブなどのハードウェアデバイスの取り付け手順については、『インストール&トラブルシューティング』の「ドライブの取り付け」を参照してくださいSCSIデバイ
スを取り付けたらSCSIデバイスドライバをインストールして設定し、オペレーティングシステムと通信できるようにします
のオペレーティングシステムに対応したSCSIデバイスドライバが提供されています
l Microsoft® Windows® NT 4.0 Server
l Microsoft Windows® 2000 ServerおよびAdvanced Server
l Red Hat Linux 7.x
l Novell® NetWare® 5.1およびNetWare 6.0(利用可能な場合)
お使いのオペレーティングシステムのドライバのディスケットを作成する手順については、「Dell OpenManage Server Assistant CD使い方」を参照してくださいSCSIデバイスドライバを設定する手順に
ついてはオペレーティングシステムに付属しているマニュアルを参照してくださいこの章で説明しているSCSISelectユーティリティを使用する必要があるかもしれません
SCSI
Select
ユーティリティ
システムの内蔵SCSIコントローラのBIOSにはメニュー方式のSCSISelect設定ユーティリティがありシステムのカバーをけなくてもSCSIコントローラの設定を変更することができますまた
SCSISelectにはSCSIディスクユーティリティがまれておりSCSIハードドライブのディスクメディアを検査したり、低レベルのディスクのフォーマットをおこなったりすることができます
SCSISelectユーティリティの起動
SCSISelectユーティリティを起動するには、起動時に次のプロンプトが表示されたときに<Ctrl><a>同時に押します
Press<CTRL><A>forSCSISelect™Utility!
最初のメニューにはConfigure/View Host Adapter Settingsホストアダプタ情報設定/表示)オプションおよびSCSI Disk UtilitiesSCSIディスクユーティリティオプションが表示さ
れます
SCSISelectメニューの使
SCSISelectではメニューを使用して選択オプションを表示しますオプションを選択するには、上下矢印キーを使用して目的のオプションにカーソルを移動した後、<Enter>を押します
オプションを選択すると、別のメニューが表示されることもあります<Esc>を押すといつでも直前のメニューにることができますSCSISelectのデフォルト値にすには<F6>を押します
SCSISelectのデフォルト設定
内蔵SCSIコントローラのデフォルト設定をC-1しますこれらのデフォルト設定は、ほとんどのPCIシステムに適合していますデフォルト設定を変更する必要がある場合にのみSCSISelectを実行
します
設定を変更したいまたは変更する必要がある状況については、次項の各設定の説明を参照してくださいデフォルト設定を変更するまたはディスクをフォーマットあるいは確認するには、「SCSIディス
クユーティリティの使い」を参照してください
󲘬
メモSCSISelectユーティリティを使ってオプションのROMBカード用のSCSIハードドライバをインストールしたり設定することはできませんオプションのROMBカード用のSCSIドライバをインス
トールおよび設定する方法についてはRAIDコントローラのマニュアルを参照してください
メモ設定を変更するにはSCSISelectユーティリティを実行する必要があります
メモホストアダプタが起動ハードドライブを制御しない場合、そのBIOSを無効にしてもかまいません
C-1 AIC-7899 SCSIコントローラ設定
設定
デフォルト
SCSI Bus Interface Definitions:
Host Adapter SCSI ID
7
SCSI Parity Checking
Enabled
Host Adapter SCSI Termination
Enabled
Boot Device Options:
Boot Channel
A First
Boot SCSI ID
0
Boot LUN Number
0
SCSI Device/Configuration:
SCSIバスインタフェースの定義
SCSISelect設定のうち変更の必要性が最も高いのはホストアダプタの基本設定です
l Host Adapter SCSI IDホストアダプタSCSI ID ホストアダプタのSCSI ID設定しますデフォルト設定はSCSI ID 7でありナローSCSIデバイスとワイドSCSIデバイスの両方がホス
トアダプタでサポートされますホストアダプタはSCSI ID 7のままに設定しておくことをおめします
l SCSI Parity CheckingSCSIパリティチェック― SCSIバスでのデータ転送の精度をホストアダプタで確認するかどうかを指定しますデフォルト設定は、Enabledですホストアダプタ
に接続されたいずれかのSCSIデバイスでSCSIパリティがサポートされない場合は、SCSI Parity Checkingを無効にしますSCSIパリティはほとんどのSCSIデバイスでサポートされていま
す。デバイスでSCSIパリティがサポートされるかどうかわからない場合、デバイスのマニュアルを参照してください
l Host Adapter SCSI TerminationホストアダプタのSCSIターミネータ ホストアダプタのターミネータを設定しますAIC-7899ホストアダプタのデフォルト設定は、Enabledまたは
Automaticですこのオプションはデフォルト設定のままにしておくことをおめします
起動デバイスのオプション
起動デバイスの設定ではシステムを起動するデバイスを指定できます
l Boot SCSI ID(起動SCSI IDデュアルチャネルApaptec 7899ホストアダプタのブートチャネルAまたはB)を指定しますデフォルトはA Firstです
l Boot LUN Number(起動LUN 起動デバイスに複数のLUNがありBIOS Multiple LUN Supportが有効になっている場合は、起動デバイス上で起動する特定のLUNをこのオプ
ションで指定できます(「SCSIデバイスコンフィグレーションの設定」を参照)。デフォルト設定はLUN 0です
SCSIデバイスコンフィグレーションの設定
SCSIデバイスコンフィグレーション設定ではSCSIバス上の各デバイスにする特定のパラメータを設定できます。特定のデバイスを設定するにはそのデバイスに割り当てられたSCSI ID知る必
がありますSCSI IDが不明な場合は、「SCSIディスクユーティリティの使い方」を参照してください
l Sync Transfer Rate MB/sec(同期送速度) ホストアダプタがサポートする最大同期転送速度を設定します
AIC-7899ホストアダプタは、最大160 MB/秒をサポートしますAIC-7899ホストアダプタのデフォルトは 160 MB/secです
同期データ転送の折衝をおこなわないようにホストアダプタが設定されている場合、最大の同期転送速度は、ホストアダプタが折衝時にデバイスから受けれる最大速度になります。(この設定
は標準のSCSIプロトコルです。)
l Initiate Wide Negotiationワイド折衝開始) ― 8ビットのデータ転送ではなく16ビットのデータ転送をホストアダプタでみるかどうかを指定しますデフォルトはYesです
この項目がYesに設定されているとホストアダプタは16ビットデータ転送をおこないますこのオプションをNoに設定するとSCSIデバイス自身がワイド折衝を要求しない限り、8ビットのデータ
がおこなわれますワイド SCSIのデータ経路のサイズは通常の8ビットSCSI2であるため16ビットのデータ転送を使用すると、実際の転送速度は2になります
l Enable Disconnection(切可否)disconnect/reconnect[切断/再接続]ともばれます― SCSIデバイスをSCSIバスから切り離すことをホストアダプタが許可するかどうかを指定し
ますこのオプションをYesに設定するとSCSIデバイスが一時的に切り離されている間に、ホストアダプタはSCSIバス上で他の操作を実行できますデフォルト設定はYesです
2つ以上のSCSIデバイスがホストアダプタに接続されている場合は、Enable Disconnectionの設定をYesのままにしてくださいこうすることでSCSIバスの性能が最適化されますホストアダ
プタに1つのSCSIデバイスしか接続されていない場合は、Enable DisconnectionNoに設定するとSCSIバスの性能が若干向上します
l Send Start Unit CommandStart Unitコマンドの送信) 起動時にSCSIデバイスにしてStart Unitコマンドを送信するかどうかを指定しますデフォルトはYesです
このオプションをYesに設定するとシステムの起動時に個々のSCSIデバイスが一度に1つずつホストアダプタによって起動されるためシステムの電源部への負荷が軽減されますこのオプシ
ョンをNoに設定するとすべてのSCSIデバイスが同時に起動されますほとんどのデバイスはジャンパを設定しない限り、Start Unitコマンドに応答しません
l Enable Write Back Cache(有ライトバックキャッシュデータがキャッシュにるとすぐ書き込み要求の終了を知らせます。実際の書き込みは後でおこなわれますデフォルトは
N/CまたはYesです
l BIOS Multiple LUN SupportBIOS LUNのサポート 自動ロードテープドライブやCDチェンジャーなど、複数のSCSIデバイスを含む周辺機器をサポートします
Sync Transfer Rate MB/Sec
160
Initiate Wide Negotiation
Yes(Enabled)
Enable Disconnection
Yes(Enabled)
Send Start Unit Command
Yes(Enabled)
Enable Write Back Cache
Yes, No, または N/C
BIOS Multiple LUN Support
No(Enabled)
Include in BIOS Scan
Yes(Enabled)
Advanced Configuration:
Reset SCSI Bus at IC Initialization
Enabled
Display <Ctrl><a> Message During BIOS Initialization
Enabled
Extended BIOS Translation For DOS Drivers > 1 GB
Enabled
Silent/Verbose Mode
Verbose
Host Adapter BIOS
Enabled
Domain Validation
Enabled
Support Removable Disks Under BIOS As Fixed Disks
Boot OnlyEnabledDisabled
(デフォルト)
BIOS Support For Bootable CD-ROM
Enabled
BIOS Support For Int 13 Extensions
Enabled
メモこの表で使用された略語の正式名称は、「用語集」を参照してください
メモ8ビットSCSIデバイスにはワイド折衝をおこなえないものがありますこの 場合、エラーやハングすることがありますこうしたデバイスではInitiate Wide NegotiationNoに設
します
メモくのデバイスではSend Start Unit CommandYesに設定されている場合、各ドライブの起動にかかる時間に応じてデバイスの起動時間は変動します
l Include in BIOS ScanBIOS Scan行) ― システム起動時に、システムBIOSがこのデバイスをスキャンするかどうかを設定できますデフォルトはYesです
Advanced Configuration Settings(詳細コンフィグレーション設定)
ホストアダプタの詳細設定は、どうしても必要な場合を除いて変更しないでくださいホストアダプタの詳細設定のデフォルト値はDellによって設定されておりこれらの値を変更するとSCSIデバイス間で
コンフリクトが発生する可能性があります
l Reset SCSI Bus at IC InitializationIC初期化時のでのSCSIバスのリセットコントローラが初期化されたときにSCSIバスをリセットしますデフォルトはEnabledです
l Display <Ctrl><a> Message During BIOS InitializationBIOS初期化時<Ctrl><a>メッセージの表示) ― システム起動時にPress <CTRL><A> for SCSISelect (TM)
Utility!というメッセージを表示するかどうかを指定しますデフォルト設定はEnabledですこの設定が無効の場合でもホストアダプタBIOSのタイトルが表示された直後に<Ctrl><a>同時
に押せば、SCSISelectユーティリティを実行することができます
l Extended BIOS Translation For DOS Drives > 1 GB1 GBえるDOSドライブでのBIOS換) 容量が1 GBを超えるSCSIハードドライブで拡張変換方式を使用するかど
うかを指定しますデフォルト設定はEnabledです
SCSIホストアダプタの標準のトランザクションスキームではアクセス可能な最大容量は1 GBです1 GBを超えるハードドライブをサポートするために78xxシリーズのホストアダプタにはMS-
DOS環境で各パーティションサイズが2 GB以内で、かつ、全体8 GBまでのハードドライブをサポートする拡張トランザクションスキームが用意されています
Novell NetWareなど、別のオペレーティングシステムを使用する場合にはExtended BIOS Translation設定を有効にする必要はありません
ハードドライブを1 GBを超えるパーティションに分割する場合は、通常どおりMS-DOS® fdiskユーティリティを使用します。拡張BIOS変換方式のもとではシリンダのサイズが8 MBまで増加する
ためパーティションのサイズは8 MBの倍数で設定しなければなりません8 MBの倍数でないサイズを指定するとfdiskは最も近い8 MBの倍数にサイズが切り上げられます
l Silent/Verbose Modeサイレント/冗長モード)- システム起動時のホストアダプタの情報を表示しますデフォルトはVerboseです
l Host Adapter BIOSホストアダプタBIOSホストアダプタBIOSの使用可否を指定しますデフォルト設定はEnabledです
ホストアダプタに接続されたSCSIハードドライブからシステムを起動する場合は、ホストアダプタBIOSを有効にしなければなりませんSCSIバス上の周辺機器(CD-ROMドライブなどがすべてデ
バイスドライバによって制御されていてBIOSが不要な場合は、ホストアダプタBIOSを無効にしてください
l Domain Validationドメイン証) テストが成功するまで速度を受け入れないようにホストアダプタに指示します。使用するデバイスがその速度に対応可能であることを確認後、ホストア
ダプタはWrite Bufferコマンドをデバイスに送りますデータ転送は、最初は最大速度で起ります。開始プログラムはデータの読み込みとテストをおこないパリティかCRCエラーかを特定しま
す。テストに失敗すると、低い速度を設定しテストを再度おこないますこのようにしてデータ転送をおこなう前に、最適な速度が決定されますデフォルトはEnabledです
l Support Removable Disks Under BIOS As Fixed DisksBIOSのもとで交換可能ディスクを固定ディスクとしてサポート ホストアダプタBIOSによってサポートされる交換可能
ドライブを指定しますデフォルトはBoot Onlyです。次のような選択肢があります
¡ Boot Only(起動のみ) ― 起動デバイスとして指定された交換可能ドライブだけがハードドライブとして取り扱われます
¡ All Disks すべてのディスク ― BIOSによってサポートされるすべての交換可能ドライブがハードドライブとして取り扱われます
¡ Disabled(無 どの起動可能ドライブもハードドライブとして取り扱われませんこの場合、ドライブはBIOSによって制御されないためソフトウェアドライバが必要です
l BIOS Support For Bootable CD-ROM(起動用CD-ROMするBIOSサポート ― CD-ROMドライブからのブートをホストアダプタBIOSでサポートするかどうかを指定しますデフォ
ルト設定はEnabledです
l BIOS Support For Int 13 ExtensionsInt 13張機能に関するBIOSサポート ― 1024を超えるシリンダをつディスクをホストアダプタBIOSでサポートするかどうかを指定します。デ
フォルト設定はEnabledです
l Support For Ultra SCSI SpeedUltra SCSI速度するサポート高速転送速度(20160MB/秒)をホストアダプタでサポートするかどうかを指定しますデフォルト設定は
Enabledです
SCSIディスクユーティリティの使
SCSIディスクユーティリティにアクセスするにはSCSISelectの起動時に表示されるメニューからSCSI Disk Utilitiesを選択しますこのオプションを選択するとSCSISelectによってただちにSCSIバス
が検索され(取り付けられたデバイスを確認するため)、すべてのSCSI IDと個々のIDに割り当てられたデバイスのリストが表示されます
特定のIDとデバイスを選択するとFormat DiskオプションとVerify Disk Mediaオプションがあるメニューが表示されます
l Format Diskハードドライブのレベルフォーマットをおこなうためのユーティリティが起動されますほとんどのSCSIディスクドライブは工場からの出荷時にフォーマットされており、再フォ
ーマットする必要はありませんAdaptec Format DiskユーティリティはほとんどのSCSIハードディスクドライブと互換性があります
l Verify Disk Mediaディスクメディアのハードドライブのメディアに障害がないかどうかを検査するユーティリティが起動されますメディア上に不良ブロックが検出されるとそれ
らのブロックを再割り当てするようすメッセージが表示されますYesを選択するとそれらの不良ブロックが以後使用されなくなります<Esc>を押せば、いつでもユーティリティを終了できま
す。
SCSISelect終了
SCSISelectを終了するには、終了のメッセージが表示されるまで<Esc>します。(78xxシリーズのホストアダプタの設定を変更した場合は、終了する前に変更内容を保存するようにめられます。)
SCSISelectを終了する場合は、表示されたプロンプトでYes選択した後、任意のキーをしてシステムを再起動しますSCSISelectで変更した設定は、システムの起動後に有効になります
SCSISelectを終了しない場合は、このプロンプトでNoを選択します。)
NetWare 5.xのトラブルシューティング
ドライバの初期化中にエラーが発生するとドライバをロードできませんエラーが発生するとビープ音が発生し、番のついたエラーメッセージが表示されます
メモ自動テープローダーが接続されている場合、BIOS Multiple LUN Support設定はNoまたはEnabledデフォルト)に設定されなければなりません
注意: トランザクションスキームを変更する前にハードドライブをバックアップしてくださいトランザクションスキームを変更するとドライブのデータはすべて消去されます
メモSCSISelectのいくつかのオプションはホストアダプタBIOSEnabled設定しないと使用できません
注意: 交換可能SCSIデバイスがホストアダプタBIOSによって制御されている場合は、ドライブの使用中にメディアを取り出さないでくださいドライブからメディアを取り出すとデータがわれる
可能性がありますドライブの使用中にメディアを取り出したい場合は、交換可能デバイスのドライバをインストールしこのオプションをDisabled設定してください
注意: Format Diskオプションを実行するとハードドライブのデータはすべて消去されます
xxx message
xxxは、エラーコードをしますmessage部分は、エラーについての説明が表示されますエラーコードは3つのカテゴリに分類されます
l 000-099 ― ホストアダプタ関連でないエラー
l 100-299 ― ホストアダプタ関連のエラー
l 300-999 ― 領域確保
次の項に挙げるような特定のエラーコードはホストアダプタやドライバをインストールしたときにエラーが発生した場合のみ表示されます
ホストアダプタでないエラーコード
のエラーコードはホストアダプタに関連しない原因でエラーが引き起こされたことをします
000 Failed ParseDriverParameters call
NetWareParseDriverParametersルーチンの呼び出しがらかの原因で失敗しましたコマンドラインにエラーがあるかまたはポートプロンプトあるいはスロットプロンプトで<Esc>が押されました
001 Unable to reserve hardware, possible conflict
ドライバがホストアダプタのハードウェア設定(ダイレクトメモリアクセスDMA]や、割り込み要求[IRQ]設定)の領域確保に失敗しましたシステムにあるのカードとそのホストアダプタがコンフリクトして
いる可能性があります
002 NetWare rejected card Failed AddDiskSystem call
ドライバがNetWareでのホストアダプタの登録に失敗しましたファイルサーバーのメモリがりない可能性があります
003 Invalid command line option entered > option
コマンドラインに無効なオプションが入力されました。入力された無効なオプションも表示されます
004 Invalid command line, please enter correctly
入力されたコマンドラインオプションをドライバが理解できませんオプションがしく入力されているか確認してください
ホストアダプタのエラーコード
のエラーコードはホストアダプタに関連した原因でエラーが引き起こされたことをします
200 No host adapter found for this driver to register
登録するドライバ用のAdaptec 78xxホストアダプタがシステム内につかりませんホストアダプタがしく設定されスロットに取り付けられているか確認してください
203 Invalid 'device' setting
コマンドラインに無効なスロット設定が入力されました。有なホストアダプタのスロット番号だけを入力できますスロットオプションなしでロードしている場合は、有効な値を入力するようプロンプトが表示
されます
204 Invalid 'verbose' setting, use 'y'
このオプションverbose=y)にしてはyしか入力できません
205 Invalid 'removable' setting, use 'off'
このオプションremovable=off)にしてはoffしか入力できません
206 Invalid 'fixed_disk' setting, use 'off'
このオプションfixed_disk=off)にしてはoffしか入力できません
208 SCSI present but not enabled/configured for PCI
ホストアダプタは存在しますがバスまたはデバイスの入力が無効です
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コンソールリダイレクションの使
Dell PowerEdge1650 システム ユーザーズガイド
󲘬󲘬最低ハードウェアおよび接続要件
󲘬󲘬ソフトウェア要件
󲘬󲘬サーバーシステムでのコンソールリダイレクションの設定
󲘬󲘬クライアントシステムでのコンソールリダイレクションの設定
󲘬󲘬サーバーの再起動
󲘬󲘬特殊キーの設定
コンソールリダイレクションを使用するとシリアルポートをしてキーボード入力とテキスト出力をリダイレクトすることによってリモートロケーションからサーバーを保全することができますグラフィック
出力はリダイレクトされませんコンソールリダイレクションはBIOS設定やRAID設定のセットアップなどのタスク用に、DOS環境下で使用することができます。通常の取り付けではシステムは共有モデ
ムを使用して複数のシステムに接続できるポートコンセントレータに接続されますモデムまたはのリモート接続を使ってポートコンセントレータにログインしたらコンソールリダイレクションでどのシス
テムを管理するかをぶことができます。本項ではヌルモデムケーブルを使ってシステムを接続するという最も簡単な接続について説明します
最低ハードウェアおよび要件
コンソールリダイレクションを使用するには、以下のものが必要です
l クライアントシステム上で利用可能なシリアルポートCOMポート)を1
このポートはシステム上の他のポートと競合していないことが必要です
l サーバー上で利用可能なシリアルポートCOM)を1
シリアルポートが2つ利用可能なシステムではCOM1ポートまたはCOM2ポートのどちらでも利用できます
l サーバーをクライアントシステムに接続するヌルモデムケーブルを1
ソフトウェア要件
リモートターミナルエミュレーションソフトウェアは、以下の要件を満たす必要があります
l 80 x 25文字のウィンドウサイズのANSIAmerican National Standards InstituteまたはVT100/220ターミナルエミュレーション
l シリアルCOMポートを使用する960019.2 K57.6 Kまたは115.2 K bps
l キーボードコマンドマクロを作成できる能力を推奨
すべてのMicrosoft® Windows® オペレーティングシステムにはHyperTerminalターミナルエミュレーションソフトウェアが付属していますただしほとんどのWindowsオペレーティングシステムに付属して
いるHyperTerminal、正しい画面サイズを提供せず、矢印キーおよびファンクションキーが動作しないのでマクロを作成することができませんHyperTerminalTyperTerminal Private Edition 6.1以降
にアップグレードするか、新しいターミナルエミュレーションソフトウェアをぶようおめします
サーバーシステムでのコンソールリダイレクションの設定
コンソールリダイレクションはセットアップユーティリティを使って設定します(手順は「セットアップ ユーティリティの使い」を参照)。Console Redirectionオプションはコンソールリダイレクションを
設定できる画面を表示しますサブメニューを使うと、機能をオンまたはオフにしたりリモートターミナルの種類を選択したり、起動後のリダイレクションを有効あるいは無効にすることができます。使用可
なオプションをD-1に一覧表示します
󲘬
VT100/220を選んでもすべての文字が画面で表示されない場合、セットアップユーティリティにってターミナルタイプにANSIを選んでくださいANSIASCII文字のフルセットを表示します
クライアントシステムでのコンソールリダイレクションの設定
D-1 ターミナルエミュレーションの種類
項目
オプション
Console Redirection
シリアルポートが1つのシステム
On
Off
シリアルポートが1つのシステム
Serial Port 1
Serial Port 2
Off
Remote Terminal Type
VT100/220
ANSI
Redirection after boot
Enabled
Disabled
ポートの設定
1. 󲘬スタートをクリックしプログラムアクセサリ通信とポイントしてからHyperTerminalをクリックします
2. 󲘬新しい接続用の名前を入力し、アイコンをびます
3. 󲘬OKをクリックします
4. 󲘬プルダウンメニューからクライアントシステムで利用できるCOMポート を選びOKをクリックします
利用できるCOMポートがなくDellシステムをおちでない場合、クライアントシステムについてテクニカルサポートに連絡する必要があります
利用可能なCOMポートをぶとCOMポートのプロパティウィンドウが表示されます
5. 󲘬Bits per second1あたりのビット数)を選びます
コンソールリダイレクションは960019.2 K57.6 Kまたは115.2K bpsをサポートします
6. 󲘬Data bitsデータビット)を8に設定します
7. 󲘬Parityパリティ)をNoneなし)に設定します
8. 󲘬Stop bitsストップビット)を1に設定します
9. 󲘬Flow controlフロー制御)を1に設定します
10. 󲘬OKをクリックします
ターミナルの設定
ポートを設定した後で、以下の手順を実行してターミナルを設定します
1. 󲘬HyperTerminalファイルをクリックしプロパティをクリックして設定タブをびます
2. 󲘬ファンクションキー矢印キーctrlキーの動作フィールドがターミナルキー設定されていることを確認します
3. 󲘬バックスペースキーの送信フィールドがCtrl+Hに設定されていることを確認し ます
4. 󲘬エミュレーション設定を自動からANSIまたはVT100/220に変更します
この設定は、サーバーのコンソールリダイレクションオプションにんだ設定と同じ設定である必要があります
Terminal Setupをクリックすると、行数と列数の設定が表示されるはずです
5. 󲘬行数を24から25変更し、列数は80のままにしておきますこの設定がない場合、ターミナルエミュレーションソフトウェアをアップグレードする必要があります
サーバーの再起動
コンソールリダイレクションはオペレーティングシステムがシリアルポートを制御できるように設計されていますこのことによりシステムBIOSからの干渉をけずにシリアルのデバッグやオペレーティ
ングシステムのリダイレクションがしく機能するようになります
システムをシャットダウンしてトラブルシューティングをおこなったりSCSI BIOS設定を変更するのにコンソールリダイレクションを使用するには、以下の手順を実行してください
1. 󲘬システムを再起動します。推奨方法については、本書で後述するD-4を参照してください
2. 󲘬システムが再起動を始めたらコンソールリダイレクションを使ってPOSTのシステムの監視やシステムとの通信をおこないますシステムが再起動している間に以下のことが可能です
l セットアップユーティリティを起動します
l SCSIセットアップメニューを起動します
l ユーティリティパーティションのユーティリティを実行します
l ファームウェアとBIOSを更新しますシステムのフラッシュ)。
特殊キーの設定
コンソールリダイレクションはANSIまたはVT100/220ターミナルエミュレーションを使用しますこれらは基本ASCII文字に限られますこの文字セットにはファンクションキー、矢印キーおよびコントロー
ルキーはありませんただしほとんどのBIOSソフトウェアは通常の操作にファンクションキーやコントロールキーが必要ですエスケープシーケンスとばれる特殊なキーシーケンスを使ってファンク
ションキーをエミュレートすることができます
コンソールリダイレクションではエスケープシーケンスはエスケープキャラクタからまりますこのキャラクタは、お使いのターミナルエミュレーションソフトウェアの要件によって、様々な方法で入力で
きます。例えば0x1b^[および<Esc>などはすべてじエスケープキャラクタをしますターミナルソフトウェアによっては、既定のマクロを使って適切なエスケープシーケンスを送信するものもありま
す。HyperTerminalでは表示メニューからキーマクロを選んでマクロを定義できますマクロではほとんどすべてのキーの組み合わせにしてほとんどのキーを割り当てることができますファンク
ションキーのそれぞれにマクロを作成しますD-2およびD-3、特殊キーまたはコマンドのわりに使用する必要のあるVT100/220エスケープシーケンスをしますD-4、追加のエスケープ
シーケンスをします
󲘬
メモ本書の例は、HilgraeveHyperTerminal Private Edition 6.1以降にアップグレードしたことを前提にしています。他のターミナルエミュレーンソフトウェアをお使いの場合、そのソフトウェア
のへプルファイルを参照してください
メモコンソールリダイレクションを使ってユーティリティパーティションにあるユーティリティを実行するにはユーティリティパーティションはDell Open Manage Server Assistantバージョ
6.3.1以降を使って作成されている必要があります
メモHyperTerminalでマクロを定義する際、ダイアログボックスを終了するのではなくエスケープシーケンスを送信することをらせるために<Esc>を押す前に<Ins>押す必要があります
これらの設定がない場合、ターミナルエミュレーションソフトウェアをアップグレードする必要があります
󲘬
これらのマクロの作成後、ターミナルエミュレーションソフトウェアの実行中にキーボードの<F1>すとサーバーに<Esc><Shift>opが送信されますこれらの3つのキャラクタが送信されるとサーバ
ーはこれらを<F1>理解しますセットアップユーティリティで設定を変更したりシステムにエラーがない場合に<F1>を押して続行するようめられたにこの機能が必要です
ファンクションキーのマクロにえてD-4にある、追加のエスケープシーケンスにマクロをセットアップするようおめします
󲘬
D-2 VT100/220対応エスケープシーケンス
キー
対応シーケンス
ターミナルエミュレーション
上矢印
<Esc> [ <Shift>a
VT100/220
下矢印
<Esc> [ <Shift>b
VT100/220
右矢印
<Esc> [ <Shift>c
VT100/220
左矢印
<Esc> [ <Shift>d
VT100/220
F1
<Esc> <Shift>op
VT100/220
F2
<Esc> <Shift>oq
VT100/220
F3
<Esc> <Shift>or
VT100/220
F4
<Esc> <Shift>os
VT100/220
F5
<Esc> <Shift>ot
VT100
F6
<Esc> <Shift>ou
<Esc> [ 1 7
VT100
VT100/220
F7
<Esc> <Shift>ov
<Esc> [ 1 8
VT100
VT100/220
F8
<Esc> <Shift>ow
<Esc> [ 1 9
VT100
VT100/220
F9
<Esc> <Shift>ox
<Esc> [ 2 0
VT100
VT100/220
F10
<Esc> <Shift>oy
<Esc> [ 2 1
VT100
VT100/220
F11
<Esc> <Shift>oz
<Esc> [ 2 3
VT100
VT100/220
F12
<Esc> <Shift>oa
<Esc> [ 2 4
VT100
VT100/220
Home
<Esc> [ 1
VT220
End
<Esc> [ 4
VT220
Insert
<Esc> [ 2
VT220
Delete
<Esc> [ 3
VT220
Page Up
<Esc> [ 5
VT220
Page Down
<Esc> [ 6
VT220
Shiftタブ
<Esc> [ <Shift>z
<Esc> [ 0 <Shift>z
VT100
VT220
D-3 ANSI対応エス
ケープシーケンス
キー
対応シーケンス
上矢印
<Esc> [ <Shift>a
下矢印
<Esc> [ <Shift>b
右矢印
<Esc> [ <Shift>c
左矢印
<Esc> [ <Shift>d
F1
<Esc> <Shift>op
F2
<Esc> <Shift>oq
F3
<Esc> <Shift>or
F4
<Esc> <Shift>os
F5
<Esc> <Shift>ot
F6
<Esc> <Shift>ou
F7
<Esc> <Shift>ov
F8
<Esc> <Shift>ow
F9
<Esc> <Shift>ox
F10
<Esc> <Shift>oy
F11
<Esc> <Shift>oz
F12
<Esc> <Shift>oa
D-4 追加エスケープシーケンス
キーのわせ
対応シーケンス
<Alt><x>
<Alt><x>は、ターミナルの<Esc> <Shift> x <Shift> xキーシーケンスにマップされますxは任意の英文字で、Xは大文字です
<Ctrl><Alt><Del>
<Esc> <Shift>r <Esc> r <Esc> <Shift>r
󲘬
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サーバーを再起動します。)
<Ctrl><Shift>i
<Esc> <Ctrl><Shift>i
<Ctrl><Shift>j
<Esc> <Ctrl><Shift>j
<Ctrl><Shift>h
<Esc> <Ctrl><Shift>h
<Ctrl><Shift>m
<Esc> <Ctrl><Shift>m
<Ctrl>2
<Esc> <Ctrl>2
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システムの
Dell™ PowerEdge™ 1650 システム ユーザーズガイド
󲘬󲘬オプションのベゼルのインジケータ
󲘬󲘬正面パネルの機能およびインジケータ
󲘬󲘬背面パネルの機能およびインジケータ
󲘬󲘬システムの機能
󲘬󲘬サポートされているオペレーティングシステム
󲘬󲘬電源保護デバイス
󲘬󲘬そののマニュアル
󲘬󲘬テクニカルサポートをけるには
お使いのシステムは1つか2つのIntel® Pentium® IIIマイクロプロセッサを搭載した、超薄型、フル機能、高可用性のラック設置システムです
本章では、主要なハードウェアとソフトウェアの機能、およびシステムの正面パネルと背面パネルにあるインジケータについて説明しますまたシステムをセットアップする際に必要なそののマニュア
ルの情報やテクニカルサポートへの連絡方法についても説明します
オプションのベゼルのインジケータ
オプションのシステムベゼルには、青色と橙色に分割されたシステムステータスインジケータが組み込まれています1-1照)。青色インジケータライトはシステムが正常に動作している場合に点灯
します。橙色のインジケータは、電源置、ファンシステムの度、またはハードドライブに問題が発生して注意が必要な場合に点灯します
1-1に、システムインジケータのパターンを一覧表示しますシステムでイベントが発生するとさまざまなパターンで表示されます
1-1. システムインジケータ
󲘬
󲘬
正面パネルの機能およびインジケータ
1-2にはシステム正面パネルのオプションのベゼルの背面にあるボタンインジケータおよびコネクタをします
1-2. 正面パネルの機能およびインジケータ
󲘬
1-1. システムインジケータパターン
のインジケータ
橙色のインジケータ
オフ
オフ
システムが利用できる電力がないまたは電力は利用できるがシステムの電源が入っていません
1
オフ
点滅
システムがエラーを検出しました
1
オン
オフ
電源がオンでシステムは動作状態です
点滅
オフ
インジケータは動作状態で、ラックのシステムを識別しています
1
詳細は、『インストールトラブルシューティング』を参照してください
メモシステムが識別されている間は、エラーが検出されても青色のインジケータは点滅します。一旦システムが識別されると、青色のインジケータは点滅を停止し、橙色のインジケータが再度点滅
し始めます
l 電源ボタンはシステム電源装置へのAC電源の入力を制御します
l 正面パネルと背面パネルの2つの識別ボタンはラック内の特定のシステムの位置を確認するために使用されますそれらのボタンの1つがされると、正面と背面の青色のシステム状態インジ
ケータはボタンの1つが再度押されるまで点滅します
また、正面パネルにはYケーブルを使ってマウスとキーボードに接続するUSBコネクタビデオコネクタおよびPS/2コネクタが組み込まれています1-2照)。
󲘬
SCSIハードドライブインジケータコード
オプションのROMBシステム基板上のRAIDカードが稼動状態にある場合、それぞれのハードドライブキャリアのつのインジケータはSCSIハードドライブの状態を示します1-3または1-3照)。
SCSIバックプレーンファームウェアはドライブの電源オン/障害インジケータを制御します
1-3. SCSIハードドライブインジケータ
󲘬
メモ電源ボタンを使ってシステムの電源を切る際にシステムがACPI対応オペ レーティングシステムMicrosoft® Windows® 2000など)を実行している場合、シ ステムは電源が切れる
前に適切なシャットダウンをおこないますシステムがACPI オペレーティングシステムを実行していない場合、電源ボタンがすとちに電 源は切れます
1-2. 正面パネルのLEDインジケータ
LEDインジケータ
アイコン
青色および橙色のシステム
インジケータ
󲘬
青色のシステム状態インジケータは、通常のシステム動作中は点灯しますまたサーバー管理ソフトウェアが原因で、青色のシステム
インジケータが点滅して特定のシステムを識別することがあります
橙色のシステム状態インジケータは、電源置、ファンシステムの度、またはハードドライブに問題が発生して注意が必要な場合に点
します
メモシステムがAC電源に接続されている状態でエラーが検出されると、橙色のシステム状態インジケータはシステムの電源がオンにな
っていてもいなくても点滅します
NIC1およびNIC2リンクおよび
インジケータ
󲘬
2つの内蔵NICのリンクおよび動作インジケータはNICが使用中に点灯します
ハードドライブインジケータ
󲘬
緑色のハードドライブ動作インジケータはハードドライブが使用中に点滅しますハードドライブインジケータの詳細は1-3照)。
電源ボタン
󲘬
電源ボタンライトはシステムに電源が入っている場合に点灯します
メモのインジケータはSCSIハードドライブ専用ですオプションのIDEハードドライブのインジケータはシステム正面のコントロールパネルにあります。正面パネルのハードドライブイン
ジケータの位置は、1-2を参照してください
1-3に、ドライブインジケータのパターンを一覧表示しますシステムでドライブイベントが発生するとさまざまなパターンで表示されます。例えばハードドライブが故障すると、「ドライブ障害」のパタ
ーンが表示されます。取り外しのためにドライブを選択した後、「ドライブ取り外し準備中」のパターンが表示されその後、「ドライブの挿入または取り外し可」のパターンが表示されます。交換用のドライ
ブを取り付けると、「ドライブの稼動準備中」のパターンが表示されその後、「ドライブオンラインのパターンが表示されます
󲘬
背面パネルの機能およびインジケータ
1-4にはシステム背面パネルにあるボタンインジケータおよびコネクタをします
1-4. 背面パネルの機能およびインジケータ
󲘬
メモオプションのROMBカードが取り付けられていない場合、「ドライブオンラインのインジケータパターンのみが表示されますまたドライブがアクセスされるとドライブ動作インジケータが
点滅します
1-3. SCSIハードドライブインジケータパターン
インジケータパターン
ドライブの識別
緑色の電源オン/障害インジケータが1秒間に4回点滅します
ドライブ取り外し準備中
緑色の電源オン/障害インジケータが1秒間に2回点滅します
ドライブの挿入または取り外し可
両方のドライブインジケータがオフです
ドライブの動作準備中
緑色の電源オン/障害インジケータが点灯します
ドライブ障害の予測
電源オン/障害インジケータがゆっくり色、橙色の順に点滅してからえます
ドライブに障害発生
橙色の電源オン/障害インジケータが1秒間に4回点滅します
ドライブ再構築中
緑色の電源オン/障害インジケータがゆっくり点滅します
ドライブオンライン状態
緑色の電源オン/障害インジケータが点灯します
メモ電源装置が1しか搭載されていないシステムは、電源ケーブルをPS1コネクタに接続してください(図1-4照)。
システムの機能
お使いのシステムには、次の機能が搭載されています
l 内部動作速度が1.13 GHz以上、512 KBのレベル2キャッシュ搭載、およびフロントサイド(外付け)バス速度が133 MHzIntel Pentium IIIマイクロプロセッサが1つか2つ。
l 2つのPentium IIIマイクロプロセッサが搭載されているシステムの場合、SMP(対称型マルチプロセッシングをサポートSMPは、独立した複数のマイクロプロセッサ間で処理を分けることにより
システム全体の性能を飛躍的に向上しますこの機能を活用するにはマルチプロセッシングをサポートするオペレーティングシステムを使用する必要があります
l システム基板の4つのDIMMソケットにSDRAM DIMMを組み合わせて取り付けることによって最大4 GBにアップグレード可能な、最低256 MBのシステムメモリ
l 1インチの内蔵Ultra3 SCSIハードドライブを最大3台(オプションのROMBカードを使った場合のホットプラグ容量)、またはIDEハードドライブを最大2サポート
l シングル1.44 MB3.5インチディスケットドライブ
l IDE CDまたはDVDドライブが1台。
l 1+1冗長構成においてホットプラグ対応の275 W電源装置が最大2台。
l ホットプラグ対応冗長システム冷却ファンが6基。
l トップカバーがけられた場合に、適切なシステム管理ソフトウェアに信号を送るイントリュージョンスイッチ
システム基板には、次の機能が搭載されています
l ライザカード上の2つのPCIスロット(個別バス上に、フルレングスおよびハーフレングスの64ビット66 MHzスロットがそれぞれ1またはオプションで32ビット33 MHzスロットが1つ付いたハーフ
レングスの64ビット66 MHzスロットが1つ)。
l ATI RAGE XLビデオコントローラ搭載の内蔵VGA互換ビデオサブシステムこのビデオサブシステムには8 MBSDRMビデオメモリが組み込まれていますアップグレード不可)。最大解像度
は、256色の1024 x 768です。次の解像度で、True Colerグラフィック用に1,670万色が利用可能です
640 x 480800 x 600および1,024 x 768
l 内蔵デュアルチャネルUltra3 SCSIホストアダプタ。内部チャネルはSCSIバックプレーン上のSCSIハードドライブを最大3サポートしますSCSIバックプレーンは、個のハードドライブ上の
SCSI ID番号およびSCSIターミネータを自動的に設定するのでドライブの取り付けが飛躍的に単純化されますセカンドSCSIチャネル(外付けSCSIチャネル)は、システムの背面で利用できま
す。
l 分離RAIDカードを経由したオプションのROMB(内蔵RAIDキー)。128 MBのキャッシュメモリおよびRAIDバッテリが組み込まれています
l 外付けストレージを接続するためのオプションのデュアルチャネルRAIDコントローラカードRAIDレベル015および50をサポートします
l Ethernetインタフェースを提供する2つの内蔵10/100/1000 NIC
l お使いのシステムにリモート管理機能を提供するオプションのDRAC IIIカードDRAC IIIカードを使用するとシステムがダウンしている場合でもモデムまたはネットワーク接続をしてシステム
を管理および監視することができます
l 重要なシステム電圧と温度だけでなくシステムファンの動作も監視する組み込み型システム管理回路。サーバー管理回路は、システム管理ソフトウェアと連動します
l 背面パネルポートはマウスポートキーボードポートシリアルポートビデオポート2つのUSBポート、外付SCSIポートサーバー管理ポートおよび2つのNICポートです
l 正面パネルポートはビデオポートキーボードポートマウスポートおよびUSBポートです
それぞれの機能の詳細は、「仕様」を参照してください
ソフトウェアの機能
お使いのシステムには、次のソフトウェアが付属しています
l システム設定情報をすばやく表示したり変更できるセットアップユーティリティこのプログラムの詳細は、「セットアップ ユーティリティの使い」を参照してください
l セットアップユーティリティから利用可能なシステムパスワードおよびセットアップパスワードを含む、強化されたセキュリティ機能。
l システムのコンポーネントおよびデバイスを評価するためのシステム診断プログラムシステム診断プログラムの使用方法についての詳細は、『インストールトラブルシューティング』の「システ
ム診断プログラムの実行」を参照してください
l くの一般的なアプリケーションプログラムを高解像度モードで表示するビデオドライバ
l オペレーティングシステムが内蔵SCSIサブシステムに接続されたデバイスと通信できるようにするSCSIデバイスドライバこれらのドライバの詳細は、「SCSIドライバの インストールと設定」を参
してください
l システム管理ソフトウェアおよびマニュアルCD
l ウェブホスティングキャッシングロードバランシングを目的としたオプションのソリューションソフトウェア。詳細は、ソリューションソフトウェアのマニュアルを参照してください
サポートされているオペレーティングシステム
お使いのシステムは、次のオペレーティングシステムをサポートします
l Microsoft Windows NT® 4.0 Server
l Microsoft Windows 2000 ServerおよびAdvanced Server
l Red Hat Linux 7.x
l Novell® NetWare® 5.1およびNetWare 6.0(利用できる場合)
電源保護デバイス
メモ2つ目のマイクロプロセッサを取り付けシステムをアップグレードする場合、 Dellのマイクロプロセッサアップグレードキットを購入する必要がありますPentium IIIマイクロプロセッ
サの中には、増設用としてしく機能しないバージョンのものもありますDellのアプグレードキットには、正しいバージョンのマイクロプロセッサおよびアップグレードを実行するための
順書が入っています。両方のマイクロプロセッサは、内部動作周波数およびキャッシュ容量が同じでなくてはなりません
/