ii ご不明な点や修 理に関するご相談は https://www.irobot-jp.com/ をご覧ください
ロボット掃除機 ルンバ
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s シリーズ 取扱説明書 iii
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Li-ion00 Li-ion20
使用上のご注意
ルンバは一般家庭用の製品です。ほかの用途にはご使用に
なれません。ルンバを快適に、より安全にご使用いただく
ため、以下の注意事項をよくお読みください。
使用できない場所
傷みやすい敷物や床材、壁材
• 毛足の長いカーペット
• デリケートなカーペットやムートン、
フェルト素材の敷物
• 柔らかい材質や黒および濃い色のフローリング床面
• ワックス塗りたて、またはフロアコーティングを
したフローリング床面(ご使用前に施工業者に
ご相談ください)
• デリケートな建材(漆喰やけいそう土などの塗り壁)
ルンバが故障しやすい場所
• 毛足の長いカーペットの上、ふとん、
毛布、マット、ベッド
• 高く不安定な場所、風呂場などの濡れた場所
• ストーブなど高温になる機器の周辺
• タイル張りの床、大理石等の石材の床、
コンクリートの床、屋根裏、石畳、
屋外、倉庫、工場
ロボット掃除機が落下する恐れのある場所
• 吹き抜けに面し、落下防止柵のないロフト
• 急こう配の階段
• テーブルの上など狭くて高い場所など
事前に準備 ( 片づけ、移動 ) が必要なものや場所
安全かつ快適にご使用いただくためのご注意として清掃の
前に、壊れやすい物、吸い込まれると困る物は片づけてく
ださい。
とりわけ、スケジュール機能やホームアプリなどを使用して
外出時に清掃を行う場合は、入念に事前準備を行ってくだ
さい。
保護する必要があるもの(ルンバが振動を与えたり接触す
る可能性があります)
• 漆塗りなど傷のつきやすい光沢のある家具や置き物、屏
風など
• 軽い振動で倒れたり壊れたりしやすい陶磁器類、ガラス
工芸品類、姿見など
• 机や台などが受けた軽い振動により、破損や落下する恐
れのある陶磁器類など
• 吸い込まれやすいもの(アクセサリーなど)
移動する、片付ける必要があるもの
• 水、油(食用油、機械油など)、揮発性の高い液体類
(アルコール、ベンジン、ガソリンなど)を含むすべての
液体
→片づけてください
• 電気ストーブ、扇風機などの電化製品→電気コードを抜
いて移動してくださいロボット掃除機が衝突して機器が移
動・転倒し、火災や破損につながる可能性があります
• ペットなどの排泄物
→片づけてください
• 電気機器やパソコンのコード
→絡まな いようにまとめてください
• カーペットやマットの端の長い房など
→内側に折り込んでください
• 床につくほどの長いカーテン
→持ち上げてまとめてください
• 床面近くに操作部のある機器
→移動してください。ロボットが当たって機器の操作部を
押 すことが あります。
• タバコ、ろうそく、線香などの火気
→片づけてください
• 粘着性のあるもの(粘着式の害虫駆除シートなど)
→片づけてください
• 布団、座布団、クッションなど
→片づけてください
• 書籍、冊子、雑誌など
→片づけてください
落下防止のための注意が必要な場所
• 階段、 踊り場、 ロフトなど
• 玄関の上がりかまちなど
上記のような段差のある場所では、バーチャルウォールま
たは物理的な障害物を設置してください。
ルンバの動作を妨げる場所
• 高さ 10cm未満の狭い場所を、ルンバは走行できません。
ルンバの通路をふさぐものを、あらかじめ移動させてくだ
さい。
• 床の敷居や段差などは、高さによりルンバが乗り越えられ
ない可能性があります。走行中に引っ掛かってしまう場合
には、ルンバが入り込まないように準備してください。
• 床材の色が黒系統もしくは濃い茶系統の場合、センサー
が誤認識して、前に進まなくなることがあります。
バッテリーの正しい使いかた
ルンバは内蔵されたバッテリーで動作します。使いかたを
誤ると、バッテリーの寿命が大幅に縮んだり、バッテリーが
破損することがありますので、以下をよくお読みになり、バッ
テリーを正しくお使いください。
注意 次の行為は、バッテリー破損の原因になります
• 落下などにより強い衝撃を与える
• 電源コンセントに接続されていないホームベース
に、ルンバを接続する
• ホームベースに接続せず、バッテリーをルンバに
入れたまま 1 週間以上放置する
• 取り外した バッテリーを、3 ヶ月以上放置 する
• 直射日光が当たる場所や高温の場所に、バッテ
リーを放置する
注意 充電開始後は、ランプの点滅が終わるまで中断せ
ずに充電してください。
• 充電中に、本体裏面バッテリー格納部周辺が熱くなること
があります。そのようなときは、十分に冷めるまで待って
から、ルンバを使用してください。
• 使用頻度が著しく低い場合、バッテリーの寿命を縮める原
因になります。少なくとも 1 週間に一度使用するか、充電
してください。1 週間以上使わないときは、バッテリーを
十分に充電した後に取り外し、冷暗所で保管してください。
• ルンバの電源が切れていてもバッテリーは少しずつ消費
され、数日でバッテリー切れになります。充電せずに 1
週間以上放置すると、バッテリーが過放電(バッテリーあ
がり)を起こし、寿命が短くなったり破損したりします。
• ルンバをご使用にならない場合でも、常に充電してくだ
さい。
• 充電せずに長時間放置したときは、過放電によりバッテ
リーが破損している可能性があります。
• バッテリーを処分する際は、充電式電池リサイクル協力店、
または協力自治体へお持ちください。安全のため、端子
部が隠れるようにセロハンテープなどを貼ってください。
お問い合わせ :JBRC
http://www.jbrc.com/
電波に関するご注意
• 製品の無線回路を分解または改造すると、法律で罰せら
れることがあります。
• 以下の機器や無線局は、一部製品に搭載されているもの
と同じ 2.4GHz 周波数帯の電波を利用しています。
• 産業・科学・医療用機器(電子レンジ、無線 LAN 機器、
防犯機器、心臓ペースメーカーなど)
• 免許を要しない無線局(特定小電力無線局)
• 免許を要する無線局(工場の製造ラインなどで使用
されている移動体識別用の構内無線局、アマチュア
無線局)
• 以上の機器や無線局の近くで製品を使用した場合、電波
干渉が発生する場合があります。
• 心臓ペースメーカーなどの医療用機器に影響が及んだ場
合、すみやかに製品の電源をお切りください。
• 特定小電力無線局、構内無線局、アマチュア無線局に対
して有害な電波干渉が発生した場合は、アイロボットサー
ビスセンターにお問い合わせください。
•
5GHz
の周波数帯は、電波法の規定により屋外で使用で
きません。
• ロボットの性能を十分に発揮させるため、必ず付属のiRobotリチウムイ
オンバッテリーを使用してください。
• 製品に付属の充電式バッテリーのみを使用してください。交換する場合
は、同じアイロボットのバッテリーを購入するか、他のバッテリーの選択
についてアイロボットサービスセンターまでお問合せください。
• 非充電式のバッテリーは使用しないでください。
• バッテリは常に充電してください。
• 長期間保管する場合は、充電ステーションから取り外し、ホームボタンを
10秒長押ししてロボットの電源を切ります。ロボットは涼しく乾燥した場
所に保管してください。
• 金属類をバッテリー端子に近づけたり、液体に浸したりして、バ
ッテリーをショートさせないでください。バッテリーに機械的
衝撃を与えないでください。
• リチウムイオンバッテリーおよびリチウムイオンバッテリーを
内蔵する製品には、輸送に関して厳しい規制が適用されます。
この製品(バッテリーを内蔵したもの)を業務、旅行、その他の
理由で輸送する場合は、その手順についてアイロボットサービ
スセンターに必ずお問合せください。
• バッテリーパックに破損や液漏れがないかを定期的に確認し
てください。損傷したバッテリーや液漏れしたバッテリーを充
電しないでください。液が身体に付いたり目に入ったりしない
ように注意してください。液が身体に付いたり、目に入った場
合は水でよく洗い流し、医師に相談してください。バッテリー
は、密封できるビニール袋に入れ、お住まいの地域の環境規
制に従ってリサイクルするか、安全に破棄してください。または
最寄りのiRobot認定のサービスセンターに返却して破棄を依
頼してください。
• 充電は必ず室内で行ってください。
危険
• お子様がバッテリーをいじらないようにご注意ください。セル
やバッテリー端子を飲み込んでしまった場合は、医師に相談し
てください。
注意
• バッテリーパックはリサイクルまたは破棄する前に、ロボット
本体から取り外してください。
• バッテリーパックの交換については、https://www.irobot-jp.
comをご覧ください。