STIHL TSA 230 ユーザーマニュアル

カテゴリー
パワーツール
タイプ
ユーザーマニュアル
{
STIHL TSA 230
取扱説明書
元の取扱説明書無塩素漂白紙使用
印刷インクには植物油が使用され、紙はリサイクル可能です。
© ANDREAS STIHL AG & Co. KG, 2015
0458-707-9321-A. VA0.L15.
0000006679_003_J
TSA 230
日本語
1
{
この取扱説明書は、著作権によって保護されています。全権留保。特に複製、翻訳および電子システムを使用した処理に対
して保護されています。
目次
お客様各位
この度は STIHL 社の製品をお買上げい
ただきまして誠に有難うございます。
この製品は、最新の製造技術と入念な
品質保証処置を施して製造されまし
た。 私共は、お客様がこの製品を支障
なく使用され、その性能に満足してい
ただくために最善の努力を尽くす所存
でおります。
ご使用の製品に関して御質問がおあり
の際は、お買上げの販売店あるいは直
接当社カスタマー サービスにお問い合
わせください。
敬具
ニコラス・スチール博士
はじめに 2
安全に関する重要事項 2
反発力 9
作業方法 10
用途例 11
研削ブレード 14
レジノイド ブレード 14
ダイヤモンド ブレード 14
研削ブレードの取付と交換 17
充電器の電源への接続 19
バッテリーの充電 19
バッテリーの LED 20
充電器の LED 22
給水口の接続 22
スイッチを入れる 23
スイッチを切る 24
機械の保管 24
整備表 26
磨耗の低減と損傷の回避 27
主要構成部品 28
技術仕様 29
トラブルシューティング 31
整備と修理 33
廃棄 33
CE 適合証明書 33
パワーツールの安全上の一般的警
告事項 34
TSA 230
日本語
2
この取扱説明書では STIHL バッテリー
カットオフソーは、モーター駆動機械
あるいは機械と呼ばれる事もありま
す。
シンボル マークについて
マシンに表示されているシンボルマー
クは、本取扱説明書で説明されていま
す。
段落の前に付いたシンボルや数字
警告
人に及ぼす事故やケガ、更に重大な物
的損傷に対する警告。
注記
本機本体あるいは構成部位の損傷に対
する警告。
技術改良
当社の信条として、常に自社製品の改
良を心がけております。この理由か
ら、製品の設計、技術、外観が定期的
に改良される場合があります。
そして、変更、修正、改良の種類によ
っては、本取扱説明書に記載されてい
ない場合があります。
一般的な準拠
事業主損害賠償保険協会、社会保障機
関、労働安全基準局などの機関が規定
した、貴国の安全規定を遵守してくだ
さい。
欧州連合内の事業主については、指示
書 2009/104/EC ( 職場における作業者
による作業用機械の使用のための健康
・安全要件 ) を順守する義務がありま
す。
騒音を発するパワーツールの使用が、
国や地域の規則によって規制されてい
る場合があります。
カットオフソーで初めて仕事をする場
合:STIHL サービス店または経験豊富
なユーザーに機械の操作方法を教えて
もらうか - その専門的な研修に参加し
てください。
子どもには絶対にカットオフソーを使
用させないでください - 16 歳以上の若
い訓練生は、監督下で作業を進めるよ
うにしてください。
子どもや見物人や動物を近づけないで
ください。
他者およびその所有物に対して生じた
事故または危険に関しては、その一切
の責任をユーザーが負います。
本カットオフソーの機種とその操作を
熟知している人以外には、提供および
貸与しないでください。必ず取扱説明
書を、本機と共に渡してください。
カットオフソーで作業する人は、十分
に休息をとり、健康で、良好な体調で
ある必要があります。 激しい労働に耐
えられない体調の方は、カットオフソ
ーの使用前にかかりつけの医師に相談
してください。
動作を鈍らせるようなアルコールや薬
品などを服用した状態では、カットオ
フソーを使用しないでください。
気象条件が悪い場合 (雨、雪、氷、風
など)、作業を延期して、危険性の高
い状態を回避してください
テスト、調整、または掃除の実施
研削ブレードの取り付けあるいは
交換
アクセサリーの取付けおよび取外
し、設定の編集
カットオフソーから離れるとき
運搬
保管
修理および整備作業の実施
危険なまたは緊急の事態
はじめに 安全に関する重要事項
カットオフソーで作業す
るときは、研削ブレード
が非常に高速で回転する
ので、特別な安全上の注
意が必要です。
初めて使用するときは取
扱説明書をよく読んで理
解し、必要なときに見ら
れるよう安全な場所に確
実に保管してください。
安全指示を遵守しないと
生命を脅かすような怪我
を受けやすくなります。
以下の場合、バッテリー
をカットオフソーから取
り外します:
TSA 230
日本語
3
これにより、モーター予期せずに作動
する危険を避けることができます。
用途
カットオフソーは、研削切断用にのみ
使用してください。木材や木製対象物
の切断には適していません。
その他の用途のためにカットオフソー
を使用しないでください、事故の危険
があります!
アスベスト粉塵は非常に有害です - そ
のため、本機をアスベストの切削には
絶対に使用しないでください!
STIHL では、カットオフソーは AP 型
STIHL バッテリーで使用することを推
奨します。
地上で実行されない作業の場合、直接
AP 型 STIHL バッテリーが取り付けら
れたカットオフソーのみ操作するよう
にしてください。
いかなる方法でもカットオフソーを改
造しないでください。人身への傷害の
危険性を増加させることがあります。
承認されていないアタッチメントを使
用した際の人的傷害および物的損害に
対しては当社は一切保証を行いませ
ん。
衣服と装備
規定に沿った作業服と装備を身に付け
てください。
金属を切断するときは、化学繊維では
なく、かならず燃えにくい素材 (難燃
仕上げの革や綿製など ) の衣服を着用
します - 火花が飛び散って衣服に火が
燃え移るおそれがあります!
衣服に引火性の付着物 ( 切り屑、燃料、
オイルなど ) が着かないようにする必
要があります。
可動部品に引っかかる可能性のある衣
服を着用しないでください。スカー
フ、ネクタイ、宝石類は装着しないで
ください。髪が長い場合は結び、まと
めてください。
警告
顔面マスクを着用し、正しくフィット
していることを確認してください。顔
面マスクだけでは眼を十分に保護でき
ません。
「自分専用」の耳の保護具を着用して
ください - たとえば防音用耳栓を着用
してください。
落下物の危険がある場所では、ヘルメ
ットを着用してください。
塵埃が発生する場合は、かならず防塵
マスクを着用してください。
噴煙や煙が発生するおそれがある場合 (
たとえば複合材の切断時 ) は、呼吸用
保護具を必ず着用してください。
STIHL では、作業者の防護のために各
種の作業服や装備を用意しています。
毎回使用する前に装備の具合を点検
し、損傷している部分があれば交換し
ます。
運搬
運搬する前に、たとえ短い距離でも、
機械のスイッチを必ずオフにし、ロッ
キング レバーを ƒ に設定し、カット
オフソーからバッテリーを取り外しま
す。これにより、モーターが予期せず
に始動する危険を避けることができま
す。
使用後に湿っている場合は、カットオ
フソーあるいはバッテリーを個別に乾
燥させてください。 輸送時は、必ずカ
ットオフソーやバッテリーを乾燥した
状態にしてください。 清潔で乾燥した
容器でバッテリーのみ運搬するように
してください。金属製の運搬容器を使
用しないでください。
作業着は丈夫なもので、
身体に合い、作業しやす
いことが最も重要です。
身体にぴったり合った服
( ゆったりしていないオ
ーバーオール ) を着用し
てください。
滑らない靴底で爪先に鋼
板の入った安全靴を履い
てください。
目の負傷の危険性を低減
するため、EN 166 基準
に準拠したしっかりとフ
ィットする安全ゴーグル
を着用してください。安
全ゴーグルが正しくフィ
ットしていることを確認
してください。
作業時に、粉塵 ( 例え
ば、切断される材料から
排出される粉 )、ガスや
煙が発生することがあり
ます - 健康に悪影響を及
ぼします!
耐性素材 (革など)でで
きた、丈夫な保護手袋を
着用してください。
TSA 230
日本語
4
カットオフソーを運搬する前に、バッ
テリーを取り外します。
カットオフソーはハンドルでのみ運搬
します - 研削ブレードを後方に向けま
す。
カットオフソーを、研削ブレードを取
り付けたまま絶対に運搬しないでくだ
さい。損傷する危険があります!
乗り物で運搬する時: カットオフソー
が倒れたり、損傷しないように、適切
に固定します。
清掃
プラスチック製部品は、布で掃除しま
す。強い洗剤はプラスチックを損傷す
ることがあります。
カットオフソーを掃除して、汚れや泥
を取り除いてください - 脱脂剤を使用
しないでください。
必要に応じて換気スロットを清掃しま
す。
金属片を取り除きます - 圧縮空気を吹
き付けないでください。
バッテリーの誘導溝を汚れのない状態
に保ちます - 必要があれば清掃してく
ださい。
カットオフソーの清掃に高圧洗浄機を
使用しないでください。 強い流水でカ
ットオフソーの部品を損傷する恐れが
あります。
水をカットオフソーに吹き付けないで
ください。
アクセサリー
当社がこのカットオフソーでの使用を
承認した、または技術的に同等の研削
ブレードまたはアクセサリーのみをご
使用ください。これに関して不明な点
がある場合は、STIHL サービス店へお
問い合わせください。高品質の研削ブ
レードやアタッチメントだけをご使用
ください。 さもないと、事故やカット
オフソーの破損の恐れがあります。
STIHL 純正の研削ブレードやアクセサ
リーをご使用になるようにお勧めしま
す。これらは、お客様の機種およびご
使用になる性能要件に合わせて、特別
に設計されています。
吸引サポート付デプス ストップ
「吸引サポート付デプス ストップ」
は、特殊アクセサリーとして供給さ
れ、無機物の乾式切削時に使用するこ
とができます。 この特殊アクセサリー
と共に提供される補足シートを順守
し、説明書を安全な場所に保管してく
ださい。
無機物の乾式切削時は、集塵機ととも
に 「吸引サポート付デプス ストップ」
を使用することで、生成される埃から
の応力を低減することができます。
塵埃が発生する場合は、かならず防塵
マスクを着用してください。
噴煙や煙が発生するおそれがある場合 (
たとえば複合材の切断時 ) は、呼吸用
保護具を必ず着用してください。
使用される集塵機は、無機物の吸引の
認証を受けている必要がありますし、
ダストクラス M に対応している必要が
あります。
静電効果を防ぐため、帯電防止吸引ホ
ースを使用してください。 そうしない
と、制御できなくなる危険がありま
す!
回収した物質を廃棄する場合は、集塵
機の取扱説明書を参照してください。
適切な切り込み深さは、「吸引サポー
ト付デプス ストップ」を使って設定す
ることができます。
駆動
バッテリー
STIHL バッテリーの付属シートや取扱
説明書に記載されている情報を順守
し、説明書を安全な場所に保管してく
ださい。
詳細な安全指示は、
www.stihl.com/safety-data-sheets を参
照してください。
金属を切断する時は、火花から STIHL
バッテリーおよび STIHL バッテリー ベ
ルトを守るようにしてください。火事
や爆発の危険があります!
サーキュラソー、超硬ツ
ール、レスキュツール、
木材伐採アタッチメン
ト、鋸などを使用しない
でください - 生命にかか
わるケガをする恐れがあ
ります!研削ブレードで
切断するときは切削屑が
均一に除去されますが、
サーキュラソーの刃が材
料に絡まる恐れがありま
す。 これによってカット
オフソーが激しく反発し
て、コントロールできな
くなり、非常に危険なキ
ックバックが発生するこ
とがあります。
TSA 230
日本語
5
STIHL バッテリーを汚水 ( 添加剤ある
いは固形物など )、導電性の液体、金属
製の物体 ( くぎ、コイン、宝飾品、金
属片 ) に近づけないようにしてくださ
い。 バッテリーが損傷する可能性があ
ります - 火事や爆発の危険がありま
す!
バッテリー充電器
STIHL 充電器に関する補足シートを順
守し、説明書を安全な場所に保管して
ください。
カットオフソー、スピンドル ベアリン
損傷のないスピンドル ベアリングは、
ダイヤモンド研削ブレードの同心性と
軸駆動を確保します。必要に応じて、
適格な販売店に点検を依頼してくださ
い。
研削ブレード
研削ブレードの選択
研削ブレードは、手持ち切断用に承認
されたものをご使用ください。承認さ
れていない研削ブレードやアタッチメ
ントを使用しないでください。 事故が
起きる危険があります !
研削ブレードは異なる素材に適してい
ます:研削ブレードの識別情報を確認
してください。
STIHL は通常の場合湿式研削を推奨し
ます。
スピンドル穴が損傷していないかを確
認してください。 スピンドル穴が損傷
している研削ブレードを使用しないで
ください - 事故の危険があります!
使用した研削ブレードは、ひび、欠
け、アンダーカットや刃の不均等、お
よびコア疲労や過熱の兆候 (退色)
セグメントの破損や不足、スピンドル
穴の破損などについて点検した後、再
使用してください。
亀裂が入ったり、欠けたり、曲がった
りしている研削ブレードは決して使用
しないでください。
基準を満たしていない、または承認さ
れていないダイヤモンド研削ブレード
は、研削中に異常な振動が発生するこ
とがあります。この振動のため、ダイ
ヤモンド研削ブレードに不意に動きを
止める力が加わったり、切り口で動か
なくなってしまうことがあります -
ックバックの危険があります!キック
バックによって重度の外傷を受ける場
合があります!常に振動が発生した
り、断続的であっても振動が発生する
ダイヤモンド研削ブレードは、直ちに
交換する必要があります。
ダイヤモンド ブレードの歪みを直さな
いでください。
地面に落下した研削ブレードは、絶対
に使用しないでください。損傷を受け
た研削ブレードが破損することがあり
ます - 事故の危険があります!
レジノイド ブレードに関しては、使用
期限を守ってください。
研削ブレードの取り付け
カットオフソーのスピンドルを点検し
ます。スピンドルが損傷している機械
は使用しないでください - 事故の危険
があります!
ダイヤモンドブレードの回転方向を示
す矢印に注意してください。
前側のスラストワッシャーの位置を合
わせます。クランピング スクリューで
しっかりと締め付けます。手で研削ブ
レードを回転させて、同心性および軸
駆動の目視チェックを行います。
研削ブレードの保管
研削ブレードは、温度が一定で乾燥し
た、霜の付かない、平坦な場所に置い
て保管してください - 破損や亀裂が発
生する危険があります!
研削ブレードが地面や障害物に突然ぶ
つからないように、常に保護してくだ
さい。
研削ブレードの外径を確
認してください - 「技術
仕様」の章を参照してく
ださい。
研削ブレードのスピンド
ル穴の直径とカットオフ
ソーのシャフトサイズは
一致している必要があり
ます。「技術仕様」の章
を参照してください。
研削ブレードの許容回転
数は、カットオフソーの
最大軸回転数と等しいか
それ以上です。- 「技術
仕様」の章を参照してく
ださい。
TSA 230
日本語
6
使用前
カットオフソーが安全操作状態になっ
ているか点検します。取扱説明書の該
当する章に従います。
トリガー スイッチおよびトリガー
スイッチ ロックアウトが簡単に動
く必要があります - トリガー スイ
ッチおよびトリガー スイッチ ロッ
クアウトは手を放したときに初期
位置に戻る必要があります
切断する素材に適した研削ブレー
ドであること。良好に作動し、正
しく取り付けられていること (
しい回転方向に、しっかりと )。
トリガー スイッチが、トリガー ス
イッチ ロックアウトが押されてい
ないとき、ロックされる
ロッキング レバーが簡単に ?ƒ
??????
操作部や安全装置に改造を加えな
いでください
ハンドルは清潔で乾いた、オイル
や汚れのない状態に保ちます。カ
ットオフソーを安全に操作するた
めに重要です。
カットオフソーのバッテリー コン
パートメントの接点に異物あるい
は汚れが接触または付着していな
いか点検します
バッテリーを正しく取り付けます -
音がしてかみ合う必要がありま
す。
欠陥のあるまたは変形したバッテ
リーを、使用しないでください
湿式用途の場合は、十分な水を供
給してください。
正常に作動するカットオフソーのみを
使用する - 事故の恐れがあります!
機械のスイッチを入れる
平坦な地面で安定した、足元がしっか
りした場所で、カットオフソーをしっ
かりと保持します。研削ブレードは何
らかの物体や地面に触れていてはいけ
ません、また研削動作状態であっては
いけません。
カットオフソーは一人で操作します。
他人を機械に近づけないようにしてく
ださい。
取扱説明書に記載してあるように電源
を入れてください - 「機械の電源を入
れる」を参照してください。
トリガー スイッチを離した後、研削ブ
レードがしばらくの間回転し続けま
す。減速している間負傷する危険があ
ります!
作業中
カットオフソーは、手持ち切断にのみ
使用してください。
足場は常に、しっかりと安全にしてく
ださい。
必ずカットオフソーを両手でしっかり
保持してください : 左利きの場合でも
右手で後ハンドルを握ります。安全操
作のため、ハンドル バーとハンドルを
しっかり握ります。
研削ブレードの回転時にカットオフソ
ーを矢印方向に移動するとき、本機を
横に倒そうとする力が発生します。
切断される物体は、しっかりと保持さ
れている必要があります。 常にカット
オフソーを切断物の方向に動かし、引
き寄せないようにしてください。
8016BA002 KN
180BA022 KN
TSA 230
日本語
7
作業者やカットオフソーを素材の粉塵
から護るように、研削ブレードガード
を取り付けてください。
素材の破片の飛散方向に注意してくだ
さい。
差し迫った危険や緊急の場合、速やか
に機械の電源を切り、ロッキング レバ
ーを ƒ に動かし、バッテリーを取り外
します。
作業場を開けた状態に保ちます。障害
物、穴、くぼみに注意します。
このカットオフソーは、雨や湿気の中
の作業に使用することができます。 使
用後に湿っている場合は、カットオフ
ソーあるいはバッテリーを個別に乾燥
させてください。
降雨の中でカットオフソーを屋外に放
置しないでください。
傾斜地や平らでない地面などの滑りや
すさ、水滴、雪に注意します。スリッ
プする危険があります!
一人では絶対に作業しないでくださ
い。声が聞こえる範囲内にだれかがい
るようにし、緊急時に応急措置を施し
てもらえるようにします。
イヤーマフを着用している場合は、と
りわけ細心の注意を払って作業してく
ださい。危険な状態を知らせる音 ( 叫
び声、信号音など ) に気付きにくくな
るためです。
疲労が蓄積しないように、適切な時期
に休息をとってください 事故の危険
があります!
作業範囲に誰も入れないようにしま
す。騒音や飛散物から守るため、他者
との間に十分な距離を維持します。
気分が悪くなったり、頭痛、視界が狭
くなるなど視力の障害、聴力の障害、
めまい、集中力の低下などを感じた
ら、即座に作業を停止してください。
事故の危険があります!
不適切な使用のため ( 例えば、衝撃や
衝突による影響 )、カットオフソーに応
力がかかった場合には、作業を継続す
る前に、機械が安全動作状態になって
いるか必ず点検してください。「始動
前」も参照してください。安全装置が
支障なく作動することを確認します。
お使いのカットオフソーに損傷がある
場合は、作業を続けないでください。
はっきりしない場合は、サービス店に
点検を依頼してください。
回転中の研削ブレードに指などの身体
の一部が触れないように留意してくだ
さい。
作業場所を点検してください:配管や
電気配線の破損による危険を防止しま
す。
燃えやすい物質や引火性のガスの近く
でカットオフソーを使用しないでくだ
さい。
パイプ、金属製タンク、または他の容
器の場合、爆発性物質や可燃性物質が
収納されていないことが保証されるま
で、切断に取り掛からないでくださ
い。
カットオフソーを地面に置いてカット
オフソーから離れる前に :
スイッチを切ります
ロッキング レバーを ƒ ??????
研削ブレードが静止するまで待つ
か、研削ブレードを硬い表面 (
ンクリート スラブなど ) にそっと
当てて、ブレードが静止するまで
研削ブレードにブレーキを掛けま
バッテリーを取り外します。 バッ
テリーが取り外され、研削ブレー
ドが作動していると、惰性効果が
長くなります - ケガの危険があり
ます!
切れ具合が変化したら ( たとえば振動
が増える、切れ味が悪くなる )、作業を
中断して、変化の原因を解消してくだ
さい。
乾式切削中に、研削ブレードが熱くな
る可能性があります。 研削ブレードに
触れないようにしてください - 火傷の
危険があります!
作業後
機械の電源を切り、ロッキング レバー
ƒ に設定し、カットオフソーからバ
ッテリーを取り外します。
8016BA028 KN
研削ブレードを頻繁に点
検してください。亀裂、
ゆがみやその他の損傷 (
たとえば過熱 ) が発見さ
れたら、交換してくださ
い。事故の危険がありま
す!
TSA 230
日本語
8
注記
バッテリーが取り外されていない場
合、カットオフソーおよびバッテリー
のプラグイン コンタクトが腐食する危
険があります。 そのような腐食は、カ
ットオフソーやバッテリーに修復不可
能な損傷の原因となる可能性がありま
す。
使用後に湿っている場合は、カットオ
フソーあるいはバッテリーを個別に乾
燥させてください。
保管
カットオフソーを使用しない時は、他
人に危険が及ばないように保管しま
す。 カットオフソーは承認された人以
外は使用しないでください。
カットオフソーは乾燥した部屋に、ロ
ッキング レバーを ƒ に設定し、バッ
テリーを取り外した状態でのみ、保管
する必要があります。
注記
バッテリーが取り外されていない場
合、カットオフソーおよびバッテリー
のプラグイン コンタクトが腐食する危
険があります。 そのような腐食は、カ
ットオフソーやバッテリーに修復不可
能な損傷の原因となる可能性がありま
す。
使用後に湿っている場合は、カットオ
フソーあるいはバッテリーを個別に乾
燥させてください。
振動
チェンソーを長時間使用した場合に
は、振動の影響により手の血行不良が
生じることがあります ( 「白ろう病」
)。
以下をはじめ、多くの事柄が影響する
ため、一般的な使用時間の設定は不可
能です。常に各国の安全規制、基準、
条例をお守りください。
以下の対策をとると使用時間を延長で
きます:
手の防護 ( 暖かい手袋 )
休憩を取りながら作業する
以下の場合には使用時間を短くしま
す:
血行不良の特殊体質 ( 症状指が頻
繁に冷たくなる、指が疼く )。
低い外気温。
ハンドルを掴む力の強さ ( 掴む力が
強いと血行が低下します )。
機械を日常的に長時間使用したり、該
当する症状 ( 指のしびれ等 ) が繰り返
し発症する時は、医師による診断をお
薦めします。上記のいずれかの症状が
現れたら ( 指が疼くなど )、医師にご相
談ください。 
整備と修理
あらゆる修理作業や整備作業の前に、
機械のスイッチを必ずオフにし、ロッ
キング レバーを ƒ に設定し、カット
オフソーからバッテリーを取り外しま
す。 研削ブレードが不意に始動する
と、怪我をする危険があります!
カットオフソーは定期的に整備する必
要があります。取扱説明書に書かれて
いる整備や修理だけを行ってくださ
い。その他すべての作業は、販売店に
依頼してください。
当社では、整備や修理をスチール認定
サービス店だけに依頼されることをお
勧めします。STIHL 販売店では定期的
にトレーニングを受け、適切な技術情
報の提供を受けています。
高品質のスペアパーツのみを使用しま
す。 そうしないと、事故およびカット
オフソーの損傷の恐れがあります。こ
れに関して不明な点がある場合は、
STIHL サービス店へお問い合わせくだ
さい。
STIHL 純正スペアパーツのみをご使用
いただくようにお勧めします。 これら
は、お客様のカットオフソーおよびご
使用になる性能要件に合わせて、特別
に設計されています。
カットオフソーにいかなる改造も加え
ないでください - 非常に危険な場合が
あります - 事故の危険性があります!
定期的に充電器の既存の電気接点部
分、電源ケーブルおよび電源プラグを
点検し、絶縁が損傷しておらず、劣化 (
脆くなっている ) していないことを確
認してください。
充電器の電源ケーブルなど電気部品の
修理や交換は、電気専門技術者のみに
依頼してください。
TSA 230
日本語
9
キックバックおよびプルインは、最も
頻繁に発生する反発力です。
キックバック
キックバックとは、次のような場合に
カットオフソーが、突然コントロール
できない状態で作業者に向かって、跳
ね返ってくることを言います。
たとえば、研削ブレードが以下の状態
にある場合に、キックバックが発生し
ます
挟まったとき ( 主に、上側 4 分の 1
が挟まったとき )
切断中に硬い素材と接触し、摩擦
が発生して動かなくなった場合
キックバックの危険の低減
落ち着いて、入念に作業します
カットオフソーを両手でしっかり
持ち、グリップを確実に握ります
研削ブレードの上部4 分の 1 を使用
しないでください。切り口に研削
ブレードを入れるときは特に注意
して使用してください。ねじった
り、押し込んだりしないでくださ
い。
くさび作用を避けます。切断され
た部分が研削ブレードを抑制して
はなりません。
切断物が予想外に動いたり、切り
口が閉じて研削ブレードが挟まる
ような要因が発生しても、常に対
処できるように留意してくださ
い。
切断物を固定し、支持して、切断
中および切断後常に切り口が開い
た状態にしてください。
切断物は完全に支持・固定し、転
がったり、外れたり、振動で動か
ないようにしてください。
覆われていないパイプを安定し固
定した状態に保持し、必要に応じ
てくさびを使用します。常に適切
な支持と足元に注意します。切断
材料が粉々に砕けることがありま
す。
ダイヤモンド研削ブレードの使用
時は、必ず水を使用して湿式切断
をします
バージョンによって異なります
が、レジノイド研削ブレードは、
乾式切削にのみまたは湿式切削に
のみ適しています。湿式切削に
は、湿式切削にのみ適しているレ
ジノイド ブレードを必ず使用して
ください
引っ張り力
研削ブレードで切断物の上から切断す
るときに、カットオフソーがユーザー
から離れて、前方に引っ張られること
があります。
反発力
キックバックの危険があ
ります - キックバックに
よって重度の外傷を受け
る場合があります。
8016BA003 KN
8016BA004 KN
002BA555 AM
002BA556 AM
8016BA005 KN
TSA 230
日本語
10
切断作業
日中で十分な視界のある場所で、冷静
かつ思慮深く作業してください。他の
人に危険が及ばないように、常に注意
してください。
研削ブレードの延長線上に立たないで
ください。自由に動けるための空間を
充分とります。特にトレンチ構造部で
は、ユーザーおよび切断部分の落下の
ために充分な空間を確保してくださ
い。
極端な前傾姿勢をとったり、前かがみ
になって研削ブレードに近づかないで
ください。
はしごの上に立ったまま作業しないで
ください。不安定な場所、肩より高い
位置での作業、片手での作業はしない
でください。事故の危険があります!
カットオフソーは、切断用にのみ使用
してください。レバーやショベルのよ
うに使用しないでください。
カットオフソーを押し付けないでくだ
さい
常に切断方向を決めてから、カットオ
フソーの位置を決めてください。作業
中に切断方向を変更しないでくださ
い。 切り口に入っているときは、カッ
トオフソーの強打や衝突を避けてくだ
さい - 本機を切り口に落とさないでく
ださい - 破損する恐れがあります!
ダイヤモンド ブレード:切れ具合が悪
化し始めたら、ダイヤモンド ブレード
の目立てを点検して、必要に応じて目
立てをします。これには、たとえば砥
石、気泡コンクリート、アスファルト
などの研磨剤を軽く切ります。
切断後のカットオフソーの研削ブレー
ドは、切断物上で安定した状態で支持
されていません。重量を作業者が支え
る必要があります。制御できなくなる
危険があります!
帯電した電源ケーブルが水および汚泥
に触れないようにします。感電する危
険があります!
研削ブレードを切断物に引き込みま
す。切断物に押し込まないでくださ
い。カットオフソーで切り離された部
分を修正しないでください。残った鋼
や砕けた破片を再切断せずに、ハンマ
ーなどを使用して除去してください。
ダイヤモンド研削ブレードを使用する
場合は、湿式切断を行います。
バージョンによって異なりますが、レ
ジノイド研削ブレードは、乾式切削に
のみまたは湿式切削にのみ適していま
す。
湿式切断のみに適合しているレジノイ
ド研削ブレードで作業を行う場合は、
湿式切断のみを行います。
乾式切断のみに適合しているレジノイ
ド研削ブレードで作業を行う場合は、
乾式切断のみを行います。この種類の
レジノイド ブレードを湿らせてしまう
と、切削性能が低下し、切れ味が悪く
なります。この種類のレジノイド ブレ
ードが使用中に濡れたら ( たとえば水
溜りやパイプ内の水分によって )、無理
やり押し込まず、同じ力で作業を続け
てください - 破損の恐れがあります!
そのようなレジノイド研削ブレード
は、すぐに摩耗してしまいます。
作業方法
研削ブレードは、無理に
押し込まず、切り口内で
まっすぐに進めます。研
削ブレードに側圧を加え
ないでください。
側面の研削やスクラビン
グに使用しないでくださ
い。
8016BA006 KN
金属を切断するとき:高
熱を持った金属粉塵によ
火災のおそれがありま
す!
TSA 230
日本語
11
給水アタッチメント
カットオフソー用給水アタッチメ
ント、全種類の給水用
埃の抑制用加圧給水タンク 10 リッ
トル
埃の抑制には、水を使用してくださ
い。
ダイヤモンド ブレードを使用すると
き、湿式切断にはかならず水を使用す
る必要があります
寿命が延び、切断速度が上がります
研削ブレードには、必ず水を供給して
ください。
埃の抑制
研削ブレードには、1 分間に 0.6 リット
ル以上を給水してください。
レジノイド ブレードは、水有りまたは
水無しで使用します - バージョンによ
って異なります
バージョンによって異なりますが、レ
ジノイド研削ブレードは、乾式切削に
のみまたは湿式切削にのみ適していま
す。
乾式切削にのみ適しているレジノイド
ブレード
乾式切削中は、適切な防塵マスクをつ
けてください。
噴煙や煙が発生するおそれがある場合 (
たとえば複合材の切断時 ) は、呼吸用
保護具を必ず着用してください。
湿式切削にのみ適しているレジノイド
ブレード
埃を抑えるために、研削ブレードに毎
分 1 リットル以上の水を供給します。
切断性能の低下を防ぐために、研削ブ
レードに供給する水は毎分 4 リットル
以下にする必要があります。
研削ブレードの使用後は、ブレードを
水なしで 3 ~ 6 秒作業時回転数で回転
させ、残存している水を散らします。
ダイヤモンド ブレードとレジノイド ブ
レードの注意点
切断対象物
しっかり保持します
転がったり、滑ったりしないよう
に固定します
振動を回避します
切断された部分
開口部、溝などの場合、切断手順が重
要です。最後の切り込みはかならず、
研削ブレードが挟まらず、操作者が切
断した部分や分離した部分でケガをし
ないように、実施します。
必要に応じて、分離する部分を保持す
る小さい背の部分を、所定の位置に残
しておきます。これらの背の部分は後
で切ります。
最後に切り離す前に、以下のことを見
極めます:
該当部分の重量はどれくらいか
切り離し後、どのように動くか
張力が加わっているか
切り込み部分の切り離し時に、補佐す
る人が危険に晒されないようにしてく
ださい。
数回に分けた切断
N 切断線 (A) をマークします
N 切断線に沿って作業します。 訂正
する場合、研削ブレードを斜めに
せず、切断対象物に対して研削ブ
レードを常に当てなおします - 切
り込みごとの深さは 2 cm を超えな
いようにします。厚みがある素材
は複数回に分けて切断します
用途例
研削ブレードは水のある
状態でのみ使用してくだ
さい。
A
8016BA007 KN
TSA 230
日本語
12
板の切断
N 板を滑らない表面、砂床などに置
いて固定します
N マークした線に沿って、誘導溝 (A)
を削ります
N 溝 (B) を深くします。
N 「つる」(C) を残します
N 切り端から板を切断し始め、素材
が割れないようにします
N 板を切ります
N 数回の動作で曲線状に切断します -
研削ブレードを傾けないように注
意してください
パイプ、円形および中空の物体の切断
N パイプ、円形および中空の物体が
振動で動いたり、外れたり、転が
らないように固定します。
N 切断部分の落下方向および重量に
注意します
N 切断線を決め、マークします。特
に切断方向に補強物がないように
します。
N 切断順を決めます
N 切断線に沿って誘導溝を削ります
N 誘導溝に沿って切り込みを深くし
ます。各作業での推奨切り込み深
さに従ってください。方向をわず
かに修正する場合、研削ブレード
を傾けず、新たに切り込みます。
必要に応じて、切り離し部分を保
持する小さめの背の部分を最後に
残して置きます。予定された最後
の切断が行われてから、これらの
背の部分を切ります。
コンクリート製パイプの切断
この手順はパイプの外径および研削ブ
レード の最大切込み深さ (A)により
ます。
N パイプが振動で動いたり、外れた
り、転がらないように固定しま
す。
N 切断部分の重量、張力および落下
方向に注意します
N 切断方向を決め、マークします
N 切断順を決めます
180BA028 AM
8016BA008 KN
002BA528 AM
TSA 230
日本語
13
外径が最大切り込み深さより小さい場
N 上から下へ 1 回切断します。
外径が最大切り込み深さより大きい場
最初に計画してから、次に切断しま
す。複数回切断する必要があります -
順序を適切にすることが重要です。
N 下部から始めます。研削ブレード
の上部 4 分の 1 で切断します
N 研削ブレードの上部 4 分の 1 を使用
し、反対側の下部を切断します。
N パイプの上半分を側面から切断し
ます。
N マークされた部分に次の側面から
の切断をします。切断されるパイ
プの部分をしっかりと押さえるた
めに、最後に切断する部分には絶
対に切り込まないでください。
下部と側面の切断がすべて終わるま
で、最後の上部の切断を行わないでく
ださい。
N 最後の切断は必ず上部から行いま
す (パイプの外周の約 15%)
コンクリート製パイプ - 切り込み溝
切断順 (1 ~ 4)は重要です:
N 最初に、切断しにくい部分を切断
します
N 常に、研削ブレードが挟まれない
ように、切断してください。
N クサビを使用および / または切断後
に切り離す背の部分を残します
N 切断部分が溝に残った場合 (使用
したクサビや、背の部分のため)
さらに切断しないで、残った部分
を除去します。
8016BA009 KN
8016BA010 KN
8016BA011 KN
8016BA012 KN
8016BA013 KN
8016BA014 KN
2
1
8016BA015 KN
180BA025 AM
180BA026 AM
3
4
TSA 230
日本語
14
研削ブレードは特に手持ち切断時に、
非常に高い負荷が掛かりやすくなりま
す。
そのため、EN 13236 (ダイヤモンド)
または EN 12413 (レジノイド)に従
い、手持型機械には承認済みの対応す
るラベルの付いた研削ブレードのみ使
用してください。 研削ブレードの最大
許容回転数にご注意ください - 事故の
危険!
有名な研削ブレード メーカーとの協業
で STIHL が製造した研削ブレードは、
高品質であり、個別の用途およびカッ
トオフソーのエンジン性能に正確に合
わせて製作されます。
一貫してきわめて優れた品質です。
運搬と保管
研削ブレードを、輸送時や保管時
に、直射日光や他の熱的ストレス
に曝さないでください
急な動作や衝撃の回避
研削ブレードは、出荷時の箱に入
れ、乾燥して温度ができるだけ一
定で平坦な場所に、平積みしてく
ださい
研削ブレードを侵食性液体の近く
に保管しないでください
研削ブレードは霜の付かない場所
に保管してください
レジノイド研削ブレードは、バウンド
研削ブレードとしても知られていま
す。
タイプ:
乾式用途
湿式用途
レジノイド研削ブレードを適切に選択
して、適切に使用すると、経済的に使
用することができ、激しい磨耗を防止
できます。 ラベルに表示されている製
品コードが助けになります。
STIHL レジノイド研削ブレードは、バ
ージョンによって異なりますが、以下
の素材の切断に適しています:
石材
ダクタイル鋳鉄管
鋼鉄。STIHL レジノイド研削ブレ
ードは、鉄道線路の切削には適し
ていません
ステンレス スチール
上記以外の材料は切断しないでくださ
い - 事故の危険があります !
湿式用途
ダイヤモンド研削ブレードを適切に選
択して、適切に使用すると、経済的に
使用することができ、早期の磨耗を防
止できます。製品コードは、選択の参
考のため、以下に表示されています
ラベル上
パッケージ上 ( 推奨用途付きの表 )
STIHL ダイヤモンド研削ブレードは、
バージョンによって異なりますが、以
下の素材の切断に適しています:
アスファルト
コンクリート
石材 ( 硬岩 )
研磨コンクリート
固まっていないコンクリート
粘土れんが
土管
上記以外の材料は切断しないでくださ
い - 事故の危険があります !
サイドプレートの付いたダイヤモンド
研削ブレードは切り込みに引っかか
り、非常に強いキックバックが生じる
ことがあるので、絶対に使用しないで
ください - 事故の危険!
研削ブレード レジノイド ブレード ダイヤモンド ブレード
TSA 230
日本語
15
製品コード
製品コードは、文字と数字の組み合わ
せて、最大 4 文字で構成されます:
文字は研削ブレードの用途の主分
野を示します
数字は STIHL ダイヤモンド研削ブ
レードの性能クラスを示します
半径方向および軸方向の振れ
ダイヤモンド研削ブレードが長寿命を
保ち、高性能を発揮するには、カット
オフソーのスピンドル ベアリングに欠
陥がないことが必要です。
スピンドル ベアリングに欠陥のあるカ
ットオフソーで研削ブレードを使用す
ると、軸方向および半径方向の振れが
発生することがあります。
半径方向の振れ (A) が過剰に大きくな
ると、個々のダイヤモンド セグメント
に過度な負荷がかかり、作業中に過熱
します。この現象が原因で、ブレード
に次々と応力亀裂ができたり、個々の
セグメントに焼きなましを起こすこと
があります。
軸方向の振れ (B) により、熱負荷が高
くなり、切り口が広がります。
TSA 230
日本語
16
トラブルシューティング
研削ブレード
不具合 原因 処置
不規則な端部や切断面、曲がった切り
半径方向または軸方向の振れ スチール サービス店にお問い合わせく
ださい
1)
セグメントの側面が極端に磨耗してい
研削ブレードが揺れ動く 新しい研削ブレードを使用します
不規則な端部、曲がった切り口、まっ
たく切れない、火花の発生
研削ブレードの切れ味が鈍い。石材用研削
ブレードにかすが付着している
石材用研削ブレードを研磨材に軽く切り
込んで目立てします。アスファルト用研
削ブレードを新品と交換します
切れ味が悪く、セグメントがひどく磨
耗している
研削ブレードの回転方向が間違っている 正しい方向に回転するように、研削ブレ
ードを取り付けます
ブレードやセグメントが欠けたり、亀
裂する
過負荷 新しい研削ブレードを使用します
アンダーカット ( 首下磨耗 ) 不適切な素材を切断している 新しい研削ブレードを使用します。様々
な素材の分離層に注意します
1)
当社ではスチール サービス店に依頼されることをお勧めします
TSA 230
日本語
17
アンダーカット ( 首下磨耗 )
車道の舗装の切断時には、路盤 ( 多く
の場合砕石および砂利 ) まで切り込ま
ないでください - 明るい色の粉塵で砕
石や砂利を切断したことが分かります -
過度のアンダーカット ( 首下磨耗 ) にな
ることがあります - 飛散の恐れがあり
ます!
かすの付着、目立て
カスが付着すると、ダイヤモンドセグ
メント上部に薄グレー色の付着物の蓄
積が形成されます。セグメントのこの
付着物がダイヤモンドに目詰まりを起
こし、セグメントの切れを鈍くしま
す。
かすが溜まる原因は次のとおりです:
例えば、花崗岩などのきわめて硬
い素材を切断する場合
例えば、むりやり押し込むなど間
違った取り扱いをする場合
かすが溜まると、振動が増し、切れ味
が低下し、火花が発生します。
かすの蓄積の兆候を発見したら、ダイ
ヤモンド ブレードを即座に 「目立て
(ドレッシング)してください」 - これ
には、例えば、砥石、気泡コンクリー
ト、アスファルトなどの研磨材を、軽
く切ります。
給水すると、かすが溜まることを防止
できます。
切れ味の鈍ったセグメントで作業を続
けると、高温のため、セグメントが柔
らかくなることがあります - ブレード
に焼きなましが発生して、強度が低下
します - これによって、研削ブレード
の揺れではっきり分かる応力が発生し
ます。研削ブレードの使用を続けない
でください - 事故が起きる恐れがあり
ます!
機械の電源をオフにして保持レバーを
ƒ に動かし、バッテリーを取り外した
時のみ、取り付けや交換を行うように
してください。
研削ブレードの取外し
N スピンドルロック機構 (1) を押した
ままにします。
N シャフトがブロックされるまで、
コンビネーション レンチでシャフ
トを回してください。
研削ブレードの取付と交換
1
8016BA016 KN
TSA 230
日本語
18
N コンビネーション レンチを使っ
て、六角ボルト (2) を緩めます
N スピンドルロック機構を開放し、
六角ボルト (2) を外します。
N 前スラスト ワッシャー (3) を、研
削ブレード (4) と一緒にシャフトか
ら取り外します
研削ブレードの取り付け
N 新しい研削ブレード (4) を取り付け
ます
警告
ダイヤモンドブレードの回転方向を示
す矢印に注意してください。
N "TOP SIDE" の文字が見えるよう
に、前スラスト ワッシャー (3) を
配置します。
N 六角ボルト (2) を締めます。
N スピンドルロック機構 (1) を押した
ままにします。
N シャフトがブロックされるまで、
コンビネーション レンチでシャフ
トを回してください。
N コンビネーションレンチで六角ボ
ルトを締めつけます - トルクレン
チを使用する場合は、「技術仕様」
の締め付けトルクを参照してくだ
さい
警告
2 枚の研削ブレードを同時に使用しな
いでください。不均等に磨耗して、
損したり、怪我する恐れがあります!
4
8016BA017 KN
2
3
4
8016BA018 KN
2
3
8016BA019 KN
1
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STIHL TSA 230 ユーザーマニュアル

カテゴリー
パワーツール
タイプ
ユーザーマニュアル