Dell PowerVault 770N (Deskside NAS Appliance) ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド
Dell™ PowerVault™ 77xN NAS
システム
管理者ガイド
最初の設定
NAS Manager
ディスクおよびボリュームの管理の詳細
システムの管理
システムのバックアップ
システムの回復と復元
シャドウコピー
アドバンス機能
推奨するセキュリティ
トラブルシューティング
メモ: 操作上、知っておくと便利な情報が記載されています。
注意: ハードウェアの破損またはデータを損失する可能性があることを示します。また、その問題を回避するための方法も記載されて
います。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示します。
このマニュアルの内容は予告なしに変更されることがあります。
© 2003 すべての著作権は Dell Inc. にあります。
Dell Inc. からの書面による許可なしには、いかなる方法においてもこのマニュアルの複写、転載を禁じます。
このマニュアルに使用されている商標: DellDELL のロゴ、PowerVaultPowerEdge、および Dell OpenManage は、Dell Inc. の商標です。MicrosoftWindows、および
Windows NT は、Microsoft Corporation の登録商標です。Novell および NetWare は、Novell, Inc. の登録商標です。VERITAS および Backup Exec は、VERITAS Software
登録商標です。UNIX は、The Open Group の登録商標です。Intel は、Intel Corporation の登録商標です。Red Hat は、Red Hat, Inc. の登録商標です。
このマニュアルでは、上記記載以外の商標や会社名が使用されている場合があります。 これらの商標や会社名は、一切 Dell Inc. に所属するものではありません。
初版発行 2003 8 15
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最初の設定
Dell™ PowerVault™ 77xN NAS システム 管理者ガイド
はじめての NAS システムの設定
DHCP ネットワーク上での NAS システムの自動設定
キーボード、モニター、およびマウスを使ったシステムの設定
その他のマニュアル
この章では、システムの最初の設定を実行するための必要な情報について説明します。
NAS システムはネットワークを経由して管理される 「ヘッドレス」 システムで、キーボード、モニター、およびマウスなしで操作できます。
NAS システムは、同じネットワーク上のクライアントシステムを実行しているウェブベースの Dell™ PowerVault™ NAS Manager を使って設定
および管理されます。 詳細については、「NAS Manager
を参照してください。 特定の設定タスクおよびトラブルシューティングのために、
キーボード、モニター、およびマウスを使用して NAS システムに直接接続することができます。
はじめての NAS システムの設定
NAS システムの基本設定は、キーボード、モニター、およびマウスが接続されているネットワーク上の別のシステムから設定することができま
す。 このシステムはクライアントシステムと呼ばれます。 基本設定が完了したら、NAS Manager を使って、ネットワーク上のどのシステムか
らでもパスワード、ローカルユーザー、共有などの設定ができます。 NAS Manager
を参照してください。
システムを設定する方法はいくつかあり、DHCP Dynamic Host Configuration Protocol をネットワークにインストールしているかどうかに
よって異なります。
DHCP がお客様のネットワークに導入されている場合、システムは自動的にネットワーク設定をおこないます。 ネットワークが DHCP
を使用しているかどうか不明な場合、ネットワーク管理者にお問い合わせください。 DHCP
ネットワーク上での NAS システムの自動
設定 を参照してください。
NAS システムに直接接続されたキーボード、モニター、およびマウスを使用することができます。 キーボード、モニター、およびマ
ウスを使ったシステムの設定 を参照してください。
DHCP ネットワーク上での NAS システムの自動設定
111 電源ケーブルの片方の端を NAS システムに接続し、もう片方の端をコンセントに接続します。
111 Ethernet ケーブルの片方の端を、NAS システム背面にある 10/100/1000 RJ-45 NIC コネクタのうちの 1 つに接続します
1-1 参照)。
システムコネクタの位置については、『ユーザーズガイド』 を参照してください。
メモ: PowerVault 775N システムでは、背面パネルに 3 つの RJ-45 NIC コネクタがあります。 ただし、NAS システムネットワー
ク接続に使用できるのは、システムの背面パネルの中央にある 2 つのコネクタのみです。 システムの背面パネルの右下角にある 3
つ目の RJ-45 コネクタは、内蔵リモートアクセスコネクタです。 このコネクタは、リモートアクセス機能にのみ使用してくださ
い。
メモ: PowerVault 770N システムでは、背面パネルに 2 つの RJ-45 NIC コネクタがあります。 ただし、NAS システムネットワー
ク接続に使用できるのは、システムの背面パネルの中央にあるコネクタのみです。 もう 1 つのコネクタは、内蔵リモートアクセ
スコネクタです。 このコネクタは、リモートアクセス機能にのみ使用してください。
111 Ethernet ケーブルのもう片方の端を機能している Ethernet ジャックに接続します。
111 電源ボタンを押して、NAS システムの電源を入れます。
NAS システムは、ネットワーク上の DHCP サーバーから必要な情報 IP アドレス、ゲートウェイサブネットマスク、および DNS サー
バーアドレス) を取得して、ネットワークパラメータを設定します。
メモ: 構成やシステムに接続されたストレージ容量によって、NAS システムが起動するのに数分かかる場合があります。
111 NIC コネクタのリンク LED が点灯していることを確認します。
1-1 を参照してください。
LED が点灯していない場合、Ethernet ケーブルの両端が NIC コネクタと Ethernet ジャックに適切に取り付けられていることを確認しま
す。
1-1. NIC コネクタ
111 同じネットワーク上のクライアントシステムから、Microsoft® Internet Explorer 6.0 以降を開き、ウェブアドレス領域にデフォルトのシス
テム名を入力して、<Enter> を押します。
デフォルトのシステム名は Dellxxxxxxx で、xxxxxxx はシステムのサービスタグナンバーです。たとえば、サービスタグナンバーが
1234567 の場合、http://DELL1234567 と入力します。
https://DELLxxxxx:1279 xxxxxxx はシステムのサービスタグナンバー) に接続し、セキュアポート 1279 を介して システムに直接
アクセスすることもできます。
メモ: ウェブブラウザを介してシステムに接続できない場合、別の方法を使って IP アドレス、ゲートウェイサブネットマスク、
および DNS サーバーを設定する必要があります。 キーボード、モニター、およびマウスを使ったシステムの設定
を参照し
てください。
111 お使いのシステム用のデフォルトの管理者ユーザー名とパスワードを入力するように指示されたら、それらを入力して、OK をクリック
します。
メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。
111 NAS Manager を使って、NAS システム上の共有およびボリュームのセットアップを開始します。
NAS Manager を参照してください。
キーボード、モニター、およびマウスを使ったシステムの設定
111 電源ケーブルの片方の端を NAS システムに接続し、もう片方の端をコンセントに接続します。
111 キーボード、モニター、およびマウスを NAS システムに接続します。
システムコネクタについては 『ユーザーズガイド』 を参照してください。
111 電源ボタンを押して、NAS システムの電源を入れます。
111 NAS システムにログインします。
メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。
111 NAS Manager にログインします。
詳細については、「NAS Manager へのログイン を参照してください。
111 IP アドレスを設定します。
詳細については、「NAS
システムのネットワークアドレスの設定 または Windows のオンラインヘルプを参照してください。
その他のマニュアル
1-1 に、システムに付属しているその他のマニュアルを一覧表示します。
1-1. その他のマニュアル
マニュア
内容
『システムの
セットアップ』
システムセットアップの一般的な概要について説明します。
『ユーザーズガ
イド』
システムの機能、仕様、およびデバイスドライバについて説明します。
『インストール
&トラブルシュー
ティングガイド』
ハードウェアの取り付けとトラブルシューティング手順、およびシステムの Diagnostics (診断) プログラムのテスト手順
について説明します。
『システム情報
ガイド』
安全に関する情報や認可情報を含むシステムに関する基本的な情報を提供します。保証に関する情報は、コンピュータに
付属している冊子を参照してください。
Resource CD お使いのシステムのマニュアルが収録されています。
オンラインヘルプ NAS Manager および Windows オペレーティングシステム用のオンラインヘルプが利用できます。 また、システム管理や
ストレージ管理ソフトウェアコンポーネントにもオンラインヘルプが組み込まれている場合があります。 オンラインヘル
プへのアクセスについては、「オンラインヘルプの検索方法 を参照してください。
Readme およびリ
リースノート
技術的な変更についての最新アップデート、または経験豊かなユーザーまたは技術者用の高度な技術情報を提供します。
これらのマニュアルは、『Resource CD に収録されています。
情報のアップデー
システムまたはソフトウェアのマニュアルの変更を説明するマニュアルが付属している場合があります。 他のマニュアル
を参照する前に、必ずアップデートを先にお読みください。 アップデートには、他のマニュアルの情報の更新情報が含ま
れている場合があります。
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NAS Manager
Dell™ PowerVault™ 77xN NAS システム 管理者ガイド
NAS Manager へのログイン ディスククォータ
基本操作 ログの使い方
NAS Manager 言語の変更 NAS システムのシャットダウン
オンラインヘルプの検索方法 ディスクの管理
ネットワークのプロパティの設定 ボリュームの管理
ユーザーの作成 NAS ユーティリティの使い方
共有の使い方
Dell™ PowerVault™ NAS Manager は、ウェブユーザーインタフェースであり、NAS システム設定用の主要ツールです。 この章では、NAS
Manager の使い方の基本的情報について説明します。ログオンおよびインタフェースをナビゲートする方法、ネットワークのプロパティおよび
IP アドレスの設定方法、ユーザーの作成方法、共有およびディスククォータの使い方、ディスクとボリュームの管理方法が含まれます。
NAS Manager へのログイン
NAS Manager を使用するには、管理者としてログインする必要があります。 NAS システムがネットワーク上にある場合、またはキーボード、
モニター、またはマウスを使って NAS システムに直接接続している場合にのみログインできます。
ネットワーク上での NAS Manager へのログイン
111 クライアントシステムからウェブブラウザを開きます。
NAS Manager は、Microsoft® Windows® オペレーティングシステムおよび Internet Explorer 6.0 以降を実行しているクライアントシステム
をサポートします。
111 ウェブアドレスフィールドに NAS システム名を入力して、<Enter> を押します。
デフォルトのシステム名は Dellxxxxxxx で、xxxxxxx はシステムのサービスタグナンバーです。たとえば、サービスタグナンバーが
1234567 の場合、http://DELL1234567 と入力します。
https://DELLxxxxx:1279 xxxxxxx はシステムのサービスタグナンバー) に接続し、セキュアポート 1279 を介して、システムに直
接アクセスすることもできます。
111 ネットワークパスワードの入力 ウィンドウが表示されたら、ユーザー名とパスワードを入力し、OK をクリックして、管理者としてログ
インします。
メモ: NAS Manager のデフォルトの管理者ユーザー名は、administrator で、デフォルトのパスワードは powervault
す。
111 ネットワークパスワードの入力 ウィンドウが再度表示されたら、手順 3 で入力した同じユーザー名とパスワードを入力して、OK をク
リックします。
これで、
NAS Manager
にログインできました。
NAS システム上での NAS Manager への直接ログイン
111 キーボード、モニター、およびマウスを NAS システムに接続します。
111 NAS システムに電源を入れ、管理者としてシステムにログインします。
メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。
111 NAS システムのデスクトップにある NAS Manager アイコンをダブルクリックします。
メモ: お使いの NAS システムがドメインのナンバーである場合、NAS Manager アイコンは表示されない場合があります。 NAS
Manager にアクセスするには、Internet Explorer を開いて、http://localhost と入力します。 次に、 Administer this server
(このサーバーを管理する) をクリックして、NAS Manager を表示します。
111 プロンプトが表示されたら、ユーザー名とパスワードを入力します。
NAS Manager のデフォルトユーザー名とパスワードは、NAS システムのものと同じです。
デフォルトの管理者ユーザー名とパスワード
NAS システムに初めてログインする場合、管理者ユーザー名とパスワードを入力する必要があります。お使いの NAS システムのデフォルトの
管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。
基本操作
NAS Manager を操作する際は、プログラム内のボタンを使って、戻ったり先に進んだりします。
ウェブ UI (ユーザーインタフェース) の各ページの上部にはステータス領域、メインメニューバー、セカンドメニューバーが表示され、各
ページのボディには各機能領域に関連した特定のコンテンツが表示されます。
メインメニュー
ステータス領域の下のメインメニューでは、以下のメニューアイテムを選択することができます。
開始ツアーを開始し、管理者パスワード、NAS システム名、およびデフォルトページを設定します。
状態 警告やその他のステータスについての情報が表示されます。
ネットワーク ― NAS システム名の設定、ネットワークインタフェースのプロパティの設定、グローバルネットワーク設定の構成、管理
ウェブサイトの IP アドレスやポートの設定、Telnet の構成、およびパスワードの変更などの基本的なネットワーク設定タスクにアクセ
スできます。
ディスクディスクとボリュームの設定、ディスククォータ設定、およびシャドウコピーの作成ができます。
ユーザー ローカルユーザーとグループを作成、編集、および削除することができます。
共有ローカルフォルダの管理とファイル共有の作成や変更ができます。
メンテナンスバックアップや復元、ソフトウェアのアップデートの適用、ログの確認、NAS Manager の言語の変更、NAS サーバーデ
スクトップへのアクセスなどのメンテナンスタスクを実行できます。
ヘルプネットワークに接続しているストレージのオンラインヘルプにアクセスできます。
NAS Manager 言語の変更
NAS Manager は他の言語でも使用できます。 NAS Manager の言語を変更するには、次の手順を実行します。
111 NAS Manager にログインします。
111 メンテナンス をクリックします。
111 言語 をクリックします。
111 使用する言語の横にあるラジオボタンをクリックします。
111 OK をクリックします。
111 プロンプトが表示されたら、システムを再起動します。
NAS システムが再起動し、変更は再起動後に有効になります。
NAS システムの言語設定の変更については、「アドバンス機能
を参照してください。
オンラインヘルプの検索方法
NAS Manager では、2 種類のヘルプを利用できます。 NAS Manager のオンラインヘルプでは、NAS Manager の機能および手順について説明し
ています。 メンテナンス ページの Remote Desktop (リモートデスクトップ) リンクを介してアクセスできる Microsoft Windows Storage Server
2003 オペレーティングシステムのオンラインヘルプでは、Windows オペレーティングシステムの機能について説明しています。
NAS Manager のヘルプにアクセスするには、次の方法の 1 つを選びます。
メインメニューで ヘルプ をクリックすると、NAS Manager 画面が分割された ヘルプ 画面になり、目次が左側に、トピックが右側に表
示されます。
メインメニューの右側にある疑問符 ? アイコンをクリックして、現在のページの状況に応じたヘルプトピックにアクセスします。
Windows Storage Server 2003 のヘルプを起動するには、次の手順を実行します。
111 NAS Manager にログインします。
111 メンテナンス をクリックします。
111 Remote Desktop (リモートデスクトップ) をクリックします。
111 NAS システムにログインします。
メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。
111 スタート メニューから、ヘルプとサポート をクリックします。
ネットワークのプロパティの設定
NAS Manager ネットワーク タブを使って、ネットワーク用に NAS システムを設定します。 この項では、ネットワーク上での NAS システム
のセットアップについて説明します。システムの名前付け、IP アドレスの定義付け、NIC の設定が含まれます。
デフォルトのシステム名
デフォルトのシステム名は Dellxxxxxxx で、xxxxxxx はシステムのサービスタグナンバーです。 たとえば、サービスタグナンバーが 1234567 の場
合、http://DELL1234567 と入力します。
https://DELLxxxxx:1279 xxxxxxx はシステムのサービスタグナンバー) に接続し、セキュアポート 1279 を介して、システムに直接アク
セスすることもできます。
NAS システムの名前付け
デフォルトで、NAS システムはサービスタグナンバーをシステム名として使用しています。 NAS システムの名前を変更するには、次の手順を
実行します。
111 NAS Manager にログインします。
111 ネットワーク をクリックします。
111 識別 をクリックします。
111 Server name (サーバー名) フィールドで、NAS システムの新しい名前を入力します。
111 ご希望の場合、DNS suffix DNS サフィックス) フィールドで、ホスト名にドメイン情報を追加して、システム名を完全にします。
111 システムがワークグループまたはドメインのメンバーであるかどうかによって、ワークグループ または ドメイン をクリックします。
111 システムがドメインのメンバーである場合、ドメインへの接続許可を持っているユーザーのユーザー名とパスワードを、ユーザー およ
パスワード フィールドに入力します。
ユーザー名を入力する際は、ドメイン名も含みます(DOMAIN¥USER)。
111 OK をクリックします。
111 OK をクリックして再起動するか、Cancel (キャンセル) をクリックします。
システムが再起動するまで、新しい名前は有効になりません。 システムを再起動した後、NAS Manager に接続する際に、新しい名前を
使用します。
NAS システムのネットワークアドレスの設定
ネットワーク上に DHCP サーバーがある場合、DHCP はアドレスを自動的に NAS システムに割り当てるので、NAS システムの IP アドレスを
設定する必要はありません。 ネットワークに DHCP サーバーがない場合、NAS Manager を使ってNAS システムにアドレスを設定する必要があ
ります。
メモ: DNSWINS、または AppleTalk などの別のインタフェース用の IP アドレスを設定する場合は、NAS Manager のオンラインヘル
プを参照してください。
メモ: IP アドレスを設定する前に、NAS システムがネットワークに接続されていることを確認してください。
IP アドレスを設定するには、次の手順を実行します。
111 NAS Manager にログインします。
111 ネットワーク をクリックして、Interfaces (インタフェース) をクリックします。
111 設定するネットワーク接続の横のラジオボタンを選びます。
メモ: コラムの幅が狭くてテキストの一部が表示されていない場合、カーソルをコラム内のテキストの上に動かして、全文が表
記されたポップアップウィンドウを表示してください。
111 IP をクリックし、Use the following IP settings (次の IP 設定を使用します) を選びます。
111 希望の IP アドレス、サブネットマスク、およびデフォルトゲートウェイを入力します。
この情報をお持ちでない場合、システム管理者にお問い合わせください。
111 OK をクリックします。
これで、ネットワークアドレスのセットアップが完了しました。
メモ: IP アドレスを変更すると、NAS システムを再起動するか、ネットワークが新しい IP アドレスを認識する (約 15分)
で、NAS Manager にアクセスできない場合があります。 NAS Manager http://new_ip_address と入力して、 NAS システムに
アクセスすることもできます。
管理者パスワードの変更
111 NAS Manager にログインします。
111 ネットワーク をクリックして、Administrator (管理者) をクリックします。
111 現在のユーザー名とパスワードを入力します。
111 新しいパスワードを、New password (新しいパスワード) ボックスに入力します。
パスワードは 6 文字以上である必要があり、スペースを含むことはできません。
111 新しいパスワードを、Confirm new password (パスワードの確認) ボックスに再度入力します。
111 OK をクリックします。
メモ: 管理者パスワードまたはアカウント名を変更する際に、このドメインアカウントのパスワードは変更できません、または
このドメインアカウントのアカウント名は変更できませんというエラーメッセージが表示された場合、ドメインユーザーとしてロ
グオンしています。 管理者パスワードを変更するには、サーバー管理者としてログオンする必要があります。
ユーザーの作成
ユーザーとは、NAS システム上の共有にアクセスできる個人またはグループを指します。 NAS システムのネットワークのプロパティを設定し
てから、ユーザーを作成します。
単一ローカルユーザーの作成
メモ: ドメイン環境では、NAS Manager を介してドメインユーザーを作成することはできません。
111 NAS Manager にログインします。
111 ユーザー をクリックします。
111 ローカルユーザー をクリックします。
111 Local Users on Server (サーバーのローカルユーザー) ページで、New (新規) をクリックします。
111 Create New User (新しいユーザーの作成) ページで必要情報を入力します。
メモ: ドメイン環境では、ローカルユーザーおよびドメインユーザーが同じパスワードを持たない限り、ドメインユーザーと同
じユーザー名を持つローカルユーザーを作成しないでください。
Home Directory (ホームディレクトリ) テキストボックスは、ユーザーが排他的アクセス権を持つユーザーへの作成予定新規ディレク
トリを指定します。 ディレクトリ名は、ユーザー名と同じで、指定されたパスに存在します。
111 OK をクリックします。
ローカルユーザーのグループの作成
メモ: ドメイン環境では、ドメイングループは作成できません。 ただし、ドメインユーザーをローカルグループに追加することはでき
ます。
111 NAS Manager にログインします。
111 ユーザー をクリックします。
111 ローカルグループ をクリックします。
111 Local Groups on Server (サーバーのローカルグループ) ページで、New (新規) をクリックします。
111 Create New Group (新しいグループの作成) ページで、グループの名前と説明を入力します。
111 Members (メンバー) をクリックします。
111 次のうちの 1 つを実行し、グループのメンバーを選びます。
Add user or group (ユーザーまたはグループの追加) ボックスで、一覧からローカルユーザーまたはグループを選び、Add (追
加) をクリックします。
ドメイングループのドメインおよびグループ名 domain¥group_name またはドメインユーザーアカウントのドメインおよび
ユーザー名 domain¥user_name を入力して、Add (追加) をクリックします。
メモ: ドメイングループを追加する場合、ドメインからの追加を可能にするユーザー名とパスワードを入力する必要がありま
す。
111 OK をクリックします。
共有の使い方
共有とは、ネットワーク上で WindowsNovell® NetWare®Macintosh、または UNIX® オペレーティングシステムを実行しているシステムでア
クセスできる NAS システムのフォルダです。
メモ: NetWare 共有を管理するには、NAS Manager Remote Desktop (リモートデスクトップ) を使用する必要があります。 詳細に
ついては、「アドバンス機能
を参照してください。
NAS システムは、フォルダの共有に以下の方法をサポートします。
DFS ― DFS Distributed File System を使用すると、複数のサーバーにわたって分散しているファイルをネットワーク上の 1 つとして
表示させることができます。
NFS ― Network File System プロトコルは、UNIX を実行しているクライアントが使用します。
IPX ― Internet Packet Exchange プロトコルは、NetWare を実行しているクライアントが使用します。 このプロトコルは、デフォルトでイ
ンストールされていません。
FTP ― File Transfer Protocol は、どのオペレーティングシステムからでも共有ファイルにアクセスできる方法です。 このプロトコルは、
デフォルトで無効になっています。
HTTP ― Hypertext Transfer Protocol は、ウェブブラウザから共有ファイルにアクセスできる方法です。
Microsoft SMB ― Microsoft SMB プロトコルは、Microsoft Windows オペレーティングシステムを実行しているクライアントが使用しま
す。
AppleTalk ― Appletalk プロトコルは、Macintosh オペレーティングシステムを実行しているクライアントが使用します。 このプロトコル
は、デフォルトで無効になっています。
共有の追加
共有を作成するには、システム上のその他のすべての共有と異なる共有名を用意する必要があります。 これは、クライアントシステムが共有に
アクセスするために使用する名前です。 プロトコルによっては、共有にコメントや短い説明を含むことができるものもあります。 また、1 つ以
上の利用可能なプロトコルを有効にする必要があります。
注意: データドライブにデータ共有を作成することをお勧めします。 オペレーティングシステムドライブに作成された共有は、オペ
レーティングシステムを再インストールすると削除されます。
共有を追加するには、次の手順を実行します。
111 NAS Manager にログインします。
111 共有 をクリックします。
111 共有 ページで、共有 をクリックします。
111 Shared Folders (共有フォルダ) ページの Tasks (タスク) 一覧で、New (新規) をクリックします。
111 共有名および共有パスを入力します。
111 Share path (共有パス) で存在しないフォルダを入力した場合、Create folder (フォルダを作成する) をクリックします。
111 適切なボックスにチェックマークを付け、有効にするプロトコルのタイプを指定します。
淡色表示されているプロトコルを使用したい場合、まず NAS システム上のそのプロトコルを有効にする必要があります。 AppleTalk
よび FTP プロトコルを有効にする方法については、「アドバンス機能
を参照してください。
111 DFS Distributed File System の一部として共有へのアクセスを提供したい場合、Publish to DFS root: \\servername\root を選びます。
DFS ネームスペースは、リソースの場所に依存しない共有リソースの論理グループ化をユーザーに提供します。 ユーザーは、リソース
の場所を知らなくてもリソースにアクセスすることができます。 共有フォルダを移動しても、ユーザーには影響しません。 DFS および
DFS ルートの作成については、「DFS
の使用 を参照してください。
111 プロトコルタブを使って、共有の各タイプに特定のプロパティを設定します。
各プロトコルのプロパティの詳細については、コンテキストセンシティブオンラインヘルプを参照してください。
1111 OK をクリックします。
共有のプロパティの変更
111 NAS Manager にログインします。
111 共有 をクリックします。
111 共有 ページで、共有 をクリックします。
111 Shared Folders (共有フォルダ) テーブルで、変更する共有をクリックします。
111 Properties (プロパティ) をクリックします。
Share Properties (共有のプロパティ) ページが表示されます。 このページを使って、サポートするプロトコルなどの共有のプロパティ
を変更します。
111 OK をクリックします。
共有の削除
共有を削除すると、共有にアクセスできなくなりますが、実際のファイルは NAS システム上に残ります。
共有を削除するには、次の手順を実行します。
111 NAS Manager にログインします。
111 共有 をクリックします。
111 共有 ページで、共有 をクリックします。
111 Shared Folders (共有フォルダ) テーブルで、削除する共有をクリックします。
111 Delete (削除) をクリックします。
確認のダイアログが表示されます。
111 OK をクリックして削除を確認するか、Cancel (キャンセル) をクリックして共有を残します。
共有からのプロトコルの削除
共有には複数のプロトコルが割り当てられている場合がありますので、共有から 1 つのプロトコルを削除するだけで、残りのプロトコルも削除
することができます。
共有から 1 つまたは複数のプロトコルを削除するには、次の手順を実行します。
111 NAS Manager にログインします。
111 共有 をクリックします。
111 共有 ページで、共有 をクリックします。
111 Shared Folders (共有フォルダ) テーブルで、プロトコルを削除する共有をクリックします。
111 Properties (プロパティ) をクリックします。
111 共有から削除するプロトコルのチェックマークを外します。
111 OK をクリックしてプロトコルの削除を確認するか、Cancel (キャンセル) をクリックして共有のプロトコルをそのままにします。
DFS での共有の公開
DFS ネームスペースは、リソースの場所に依存しない共有リソースの論理グループ化をユーザーに提供します。 ユーザーは、リソースの場所を
知らなくてもリソースにアクセスすることができます。 また DFS では、ユーザーに影響を与えることなく共有フォルダを移動することができ
ます。
DFS で共有フォルダを公開するには、次の手順を実行します。
111 NAS Manager にログインします。
111 共有 をクリックします。
111 共有 ページで、共有 をクリックします。
111 Shared Folders (共有フォルダ) テーブルで、DFS で公開する共有をクリックします。
111 Publish in DFS DFS で公開する) をクリックします。
111 Publish to DFS root DFS ルートで公開する) ボックスで、DFS ルート名を入力します。
111 OK をクリックします。
DFS の詳細については、「DFS
の使用 を参照してください。
ディスククォータ
ディスククォータは、ボリュームのディスク容量の使用状態の管理をおこないます。 NAS システムのボリュームを設定して、以下のことがで
きます。
ユーザーが指定されたディスク容量制限を越えた場合、それ以上のボリューム上のディスク容量の使用を禁止し、イベントをログに記録
します。
ユーザーが指定されたディスク容量の警告レベルを超えた場合、イベントをログに記録します。
ディスククォータを有効にすると、ディスククォータの制限とディスククォータの警告レベルの両方を設定できます。
ディスククォータ制限は、ユーザーが特定のボリューム内で割り当てられるディスク容量を指定します。
警告レベルは、ユーザーが特定のボリューム内でクォータ制限に近づいていることをイベントログに表示するポイントを指定します。
たとえば、ボリューム上でユーザーのディスククォータ制限を 50 MB に設定し、ディスククォータの警告レベルを 45 MB に設定できます。
のように設定すると、ユーザーはボリュームに 50 MB を越えて保存できません。 ユーザーがボリュームに 45 MB 以上保存した場合、ディスク
クォータシステムがシステムイベントをログに記録するよう設定できます。
さらに、ユーザーのクォータの制限を指定し、なおかつ、ユーザーがそのクォータの制限を超えることを許可するように設定することもできま
す。 ディスク容量を制限せずにクォータを有効にすると、制限を越えた場合にボリュームへのアクセスを拒否することなく、ユーザーごとの
ディスク容量の使用状態を監視できます。 また、ユーザーがクォータの警告レベルおよびクォータの制限を越えた場合、イベントをログに記録
するかどうかも指定することができます。
ボリューム上のディスククォータの有効化、無効化、または設定
111 NAS Manager にログインします。
111 ディスク をクリックします。
111 Volume Tools (ボリュームツール) をクリックします。
111 Volumes (ボリューム) ページで、管理するボリュームをクリックします。
111 Set Default Quota (デフォルトクォータを設定する) をクリックします。
111 Default Quota for volume (ボリュームのデフォルトクォータ) ページで、Use quota limits to manage use of the volume (ボリューム使
用の管理にクォータ制限を使用する) チェックボックスをクリックします。
111 Limit volume usage to (ボリュームの使用を制限する) チェックボックスをクリックして、ボリューム使用の制限値を入力します。
111 OK をクリックします。
メモ: 1 つのボリュームにデフォルトのクォータエントリを設定すると、そのボリュームにアクセスする個別のディスククォータ
を持たないすべてのユーザーに設定が適用されます。
ディスククォータエントリの追加
Quota Entries (クォータエントリ) ページで、NAS システムのユーザーにディスククォータを追加、削除、または設定することができます。
既存のボリュームのディスククォータを有効にすると、新しいユーザーに対するボリュームの使用状況がその時点から自動的に監視されます。
ただし、既存のボリュームユーザーにはディスククォータは適用されません。 既存のボリュームユーザーにディスククォータを適用するに
は、Quota Entries ウィンドウで新しいディスククォータエントリを追加します。
新しいクォータエントリを追加するには、次の手順を実行します。
111 NAS Manager にログインします。
111 ディスク をクリックします。
111 Volume Tools (ボリュームツール) をクリックします。
111 Volumes (ボリューム) ページで、管理するボリュームをクリックします。
111 Set Quota Entries (クォータエントリを設定する) をクリックします。
111 Set User Quotas for volume (ボリュームのユーザークォータを設定する) ページで、New Quota Entry (新規クォータエントリ) をク
リックします。
111 リストボックスからローカルユーザーを選ぶか、テキストボックスにドメインアカウント名を入力します domain_name\user_name の形
式で)。
111 ディスク領域の使用を無制限にするには、Do not limit volume usage (ボリュームの使用を制限しない) ラジオボタンをクリックして、
手順 10 に進みます。 それ以外の場合は、手順 9 に進みます。
111 ディスク領域を制限するには、次の手順を実行します。
111 Limit volume usage to (ボリュームの使用を制限する) ラジオボタンをクリックします。
111 テキストボックスで、特定のユーザーに割り当てるディスク容量を数値で入力します。 ドロップダウンボックスを使って、キロ
バイト KB)、メガバイト MB)、ギガバイト GB)、テラバイト TB)、ペタバイト PB)、またはエクサバイト
EB を選びます。
111 ユーザーまたはグループのメンバーに対して、使用されているディスク領域がディスク容量の制限に近づいているという警告を
発するディスク容量を入力します。 ドロップダウンボックスを使って、KBMBGBTBPB、または EBを選びます。
1111 OK をクリックします。
クォータのプロパティの変更
111 NAS Manager にログインします。
111 ディスク をクリックします。
111 Volume Tools (ボリュームツール) をクリックします。
111 Volumes (ボリューム) ページで、管理するボリュームをクリックします。
111 Set Quota Entries (クォータエントリを設定する) をクリックします。
111 Set User Quotas for volume (ボリュームのユーザークォータを設定する) ページで、クォータを設定するユーザーをクリックします。
111 Properties (プロパティ) をクリックします。
111 Quota Entry Properties for volume\user (ボリューム / ユーザーのクォータエントリのプロパティ) ページで、Do not limit volume usage
(ボリュームの使用を制限しない) ラジオボタンをクリックし、ディスクの使用を無制限にするか、または次の手順を実行してディス
ク領域を制限します。
111 Limit volume usage to (ボリュームの使用を制限する) ラジオボタンをクリックします。
111 テキストボックスで、特定のユーザーまたはグループに割り当てるディスク容量を数値で入力します。 ドロップダウンボックス
を使って、KBMBGBTBPB、または EB を選びます。
111 ユーザーまたはグループのメンバーに対して、使用されているディスク領域がディスク容量の制限に近づいているという警告を
発するディスク容量を入力します。 ドロップダウンボックスを使って、KBMBGBTBPB、または EB を選びます。
メモ: 以前に入力した警告レベルは、このテキストボックスには表示されません。 ただし、警告レベルは NAS システムに設定
されたままです。
111 OK をクリックします。
ボリューム上のディスククォータの無効化
111 NAS Manager にログインします。
111 ディスク をクリックします。
111 Volume Tools (ボリュームツール) をクリックします。
111 Volumes (ボリューム) ページで、管理するボリュームを選びます。
111 Set Default Quota (デフォルトクォータを設定する) をクリックします。
111 Default Quota for volume (ボリュームのデフォルトクォータ) ページで、Use quota limits to manage use of the volume (ボリューム使
用の管理にクォータ制限を使用する) チェックボックスのチェックを外します。
111 OK をクリックします。
ユーザークォータエントリの削除
111 NAS Manager にログインします。
111 ディスク をクリックします。
111 Volume Tools (ボリュームツール) をクリックします。
111 Volumes (ボリューム) ページで、管理するボリュームを選びます。
111 Set Quota Entries (クォータエントリを設定する) をクリックします。
111 Set User Quotas for Volume (ボリュームのユーザークォータを設定する) ページで、クォータを削除するユーザーをクリックします。
111 Delete (削除) をクリックします。
111 OK をクリックします。
ログの使い方
ログファイルは、アプリケーション、サービス、またはオペレーティングシステムが生成するイベントやイベントログエントリと呼ばれるメッ
セージを保存します。 このようなメッセージは、システムによって実行される処理を記録するために使用されます。 ログファイルは、通常テ
キスト ASCII ファイルで、.log ファイルの拡張子が付いています。
NAS システムは、次のログへのアクセスを提供します。
アプリケーションログ
FTP ログ
NFS ログ
セキュリティログ
システムログ
ウェブ HTTP 共有ログ
ウェブ管理ログ
ログエントリの詳細の表示
日付、時刻、ソース、イベント ID、説明、およびデータなどの特定のログファイルから詳細を表示することができます。
ログエントリの詳細を表示するには、次の手順を実行します。
111 NAS Manager にログインします。
111 メンテナンス をクリックします。
111 ログ をクリックします。
111 ログ ページで、表示するログのタイプを選びます。
111 表示するログエントリの横のラジオボタンをクリックします。
111 Tasks (タスク) 一覧で、選択されているログの種類に応じて Event Details (イベントの詳細) または View Log (ログの表示) をク
リックします。
111 Log Details (ログの詳細) ページで、Up または Down をクリックしてログファイルをスクロールします。
111 Back (戻る) をクリックして Log Details ページを閉じ、ログ ページのログエントリ一覧に戻ります。
ログのプロパティの変更
システム、セキュリティ、およびアプリケーションログについて、ログの最大サイズを指定したり、NAS システムの容量が最大限界値に達した
ときに、システムがログエントリを処理する方法を指定できます。
ログファイルのプロパティを変更するには、次の手順を実行します。
111 NAS Manager にログインします。
111 メンテナンス をクリックします。
111 ログ をクリックします。
111 ログ ページで、設定するログのタイプを選びます。
111 Tasks (タスク) 一覧で、Log Properties (ログのプロパティ) をクリックします。
111 Log Properties ページの Maximum log size (最大ログサイズ) テキストボックスで、ログの最大サイズを KB で)入力します。
111 ログサイズが最大限界値に達したときにシステムがログファイルのエントリをどう処理するか決定し、以下のうちの 1 つをクリックしま
す。
Overwrite events as needed (必要に応じてイベントを上書きする)システムは新しいイベントが発生すると古いイベントを上
書きします。
Overwrite events older than ____ days (イベントを上書きする[____日経過後]システムは、指定された日数の間イベントエ
ントリを残してから、新しいイベントエントリで上書きします。
Do not overwrite events (イベントを上書きしない)システムはすべてのイベントをログに残し、新しいイベントをファイル
の最後に追加します。
111 OK をクリックします。
ログファイルのダウンロード
NAS Manager を使って、NAS システムから特定のログファイルをダウンロードすることができます。
ログファイルをダウンロードするには、次の手順を実行します。
111 NAS Manager にログインします。
111 メンテナンス をクリックします。
111 ログ をクリックします。
111 ログ ページで、ダウンロードするログの種類を選びます。
111 Log Type Log ページで、Tasks (タスク) 一覧から Download Log (ログのダウンロード) をクリックします。
111 使用できる場合は、Download Log Type Log ページで、ダウンロードするファイルの種類を選び、Download Log (ログのダウンロー
ド) をクリックします。
111 File Download (ファイルのダウンロード) ダイアログウィンドウで、Save this file to disk (ファイルをディスクに保存) を選びます。
111 ログファイルを保存するディレクトリを指定して、Save (保存) をクリックします。
111 ダウンロードが完了したら、Close (閉じる) をクリックして、File Download ダイアログウィンドウを閉じます。
ダウンロードしたログファイルの表示
ログファイルをダウンロードした後、次の方法でログファイルを参照することができます。
.log ファイル ― Microsoft のメモ帳などのテキストエディターを使用します。
.csv ファイルテキストエディターまたは Microsoft Excel を使用します。
.evt ファイルイベントビューアを使用します。イベントビューアは、通常 Windows 2000 システムの スタート メニューの 管理ツール
にあります。 イベントビューア ウィンドウで、操作 をクリックして、ログファイルを開く をクリックします。 ログファイルの場所を
検索し、ファイルのログタイプを選んで、開く をクリックします。
ログファイルのクリア
111 NAS Manager にログインします。
111 メンテナンス をクリックします。
111 ログ をクリックします。
111 ログ ページで、クリアするログのタイプを選びます。
111 クリアする特定のログを選び、Tasks (タスク) 一覧の Clear Log (ログをクリア) をクリックします。
111 Clear Log Confirmation (ログのクリアの確認) ページで、OK をクリックしてログをクリアします。
NAS システムのシャットダウン
NAS Manager を使って NAS システムをシャットダウンしたり、再起動したり、シャットダウンをスケジュールするには、次の手順を実行しま
す。
111 NAS Manager にログインします。
111 メンテナンス をクリックします。
111 シャットダウン をクリックします。
111 Shut Down (シャットダウン)、Restart (再起動)、または Scheduled Shutdown (スケジュールシャットダウン) をクリックしま
す。
111 Scheduled Shutdown (スケジュールシャットダウン) を選んだ場合、いつシャットダウンするかを指定し、OK をクリックします。
111 Confirmation (確認) ページで、OK をクリックして、操作を確認します。
NAS システムを再起動するよう選んだ場合、Restarting (再起動中) ページが表示されます。 NAS Manager が、NAS システムがオンラ
インに戻っていることを検出すると、NAS Manager は自動的にホームページに戻ります。
メモ: オンラインに戻るまで、NAS Manager の機能を更新したり実行しないでください。 Refresh (更新) をクリックして
も、NAS Manager は自動的に更新されないことがあります。
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Dell PowerVault 770N (Deskside NAS Appliance) ユーザーガイド

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