Renishaw OMP40-2 インストールガイド

OMP40-2 オプチカル信号伝達方式プローブ

インストレーションガイド

H-4071-8506-05-A

レニショーパーツ No.： H-4071-8504-05-A

発行： 2009 年 2 月

改訂： 2020 年 12 月

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することを禁止します。

本文書に掲載された内容は、Renishaw plc

の特許

権の使用許可を

意味するものではありません。

安全について ..................................................................1.1

安全について ...............................................................1.1

OMP40-2 の基本事項 ..........................................................2.1

はじめに ..................................................................2.1

ご使用にあたって .........................................................2.1

システムインターフェース ...................................................2.1

Trigger Logic™ ........................................................... 2.2

動作モード .................................................................2.2

ユーザー設定可能項目 ........................................................ 2.2

電源 OFF 方式 ...........................................................2.2

エンハンスドトリガーフィルタ ................................................2.4

オプチカル信号伝達方式 ...................................................2.4

オプチカルパワー .........................................................2.4

OMP40-2 各部寸法 ..........................................................2.5

OMP40-2 製品仕様 ..........................................................2.6

電池寿命（参考値） ........................................................2.7

システムの取付け ..............................................................3.1

OMP40-2 を、OMM-2/OSI (OSI-D)、OMI-2、OMI-2T または OMI-2H と取り付

ける場合 ......3.1

信号伝達範囲 ............................................................3.1

OSI または OSI-D と使用す

る OMM-2 および OMI-2、OMI-2T または OMI-2H

の取付け位置 ............................................................3.2

OMP40-2 を、OMM-2C/OSI (OSI-D) と取り付け

る場合 ...............................3.3

信号伝達範囲 ............................................................3.3

OSI または OSI-D と使用す

る OMM-2C の配置 ..................................3.4

OMP40-2 の準備 ............................................................3.5

スタイラスの取付け .......................................................3.5

スタイラスウィークリンク .................................................... 3.6

電池の取付け ............................................................3.7

プローブのシャンクへの取付け ...............................................3.8

i

目

スタイラスの芯出し調整 ....................................................3.9

OMP40-2 のキャリブレーション ................................................3.10

プローブをキャリブレーションする理由 ........................................ 3.10

ボーリング加工または旋削加工した穴でのキャリブレーション ......................3.10

リングゲージまたは基準球を使ってのキャリブレーション ..........................3.10

プローブ長のキャリブレーション .............................................3.10

Trigger Logic™ ............................................................... 4.1

現在のプローブ設定の確認方法 .................................................4.1

プローブ設定記録表 ..........................................................4.2

プローブ設定の変更方法 ......................................................4.4

マスターリセット機能 .........................................................4.6

オペレーティングモード .......................................................4.8

メンテナンス ...................................................................5.1

メンテナンス ...............................................................5.1

プローブのクリーニング .......................................................5.1

電池の交換 ................................................................5.2

OMP40M システム .............................................................6.1

OMP40M システム ..........................................................6.1

OMP40M

　各部寸法 .........................................................6.1

OMP40M の締付けトルク .....................................................6.2

OMP40-2LS システム ..........................................................7.1

はじめに ..................................................................7.1

OSI または OSI-D と使用す

る OMM-2、もしくは OMI-2、OMI-2T または OMI-2H

と組み合わせた場合の信号伝達範囲 ..........................................7.1

トラブルシューティング ..........................................................8.1

パーツリスト ...................................................................9.1

全般情報 .....................................................................10.1

お断り ...................................................................10.1

商標について ..............................................................10.1

保証について ..............................................................10.1

中国 RoHS ................................................................10.1

製品の変更について ........................................................10.1

CNC 工作機械の操作について ................................................10.1

プローブの取扱いについて ...................................................10.1

OMP40-2 インストレーションガイド

ii

Microchip software licensing agreement .........................................10.2

特許について ..............................................................10.2

EU 規格適合宣言 ........................................................... 10.3

FCC Information to user (USA only) ............................................10.3

47 CFR Section 15.19 ....................................................10.3

47 CFR Section 15.21 ....................................................10.3

47 CFR Section 15.105 ...................................................10.3

WEEE 指令 ...............................................................10.3

REACH 規則 ..............................................................10.3

iii

OMP40-2 インストレーションガイド

iv

本ページは意図的に空白にしています。

1.1

OMP40-2 ½AA

2

5.2

BS EN 62133:2013 (IEC

62133:2012)

/

5.2

•

OMP40-2

OMP40-2 インストレーションガイド

1.2

安全について

セクション 1 参照

“RMP60 の基本事項”

機械メーカーへの情報

レニショーの製品説明書に記載されている内容も

含め、操作に伴うあらゆる危険性をユーザーへ周知

してください。また、適切な保護機構とインターロッ

クシステムの設置は、各工作機械メーカーの責任で

行なってください。

特定の状況下では、プローブ信号が正しく出力され

ない場合があります。プローブ信号のみに頼って機

械を停止させないようにしてください。

エンジニアリング会社への情報

すべてのレニショー製品は EU および FCC の関連

規制要件に準拠して設計されています。これらの規

制に準拠して製品を機能させるために、エンジニア

リング会社の責任において次のガイドラインを遵守

してください。

• 変圧器やサーボアンプなど電気ノイズの発生源

からインターフェースを離して配置してくださ

い。

• すべての 0V/アース接続は、機械の集中アース

部分に接続してください（集中アースとはすべて

の機器のアースとシールドケーブルを接続する

一点アースのことです）

。

この接続は非常に重要

で、怠るとアース間で電位差を生じることがあり

ます。

• ユーザーガイドに示されたとおりにすべての

シールドを接続してください。

• モータの電源ケーブルなどの大電流のケーブル

や、高速のデータケーブルからケーブルを離して

ください。

• ケーブル長は常にできるだけ短くしてください。

製品の使用について

本製品をメーカーが指定する方法以外で使用した

場合、本製品の保護性能・機能が低下することがあ

ります。

光学的安全性

本製品は、可視光線を放射する LED と不可視光線

を放射する LED のいずれも使用しています。

OMP40-2 は次のリスクグループに分類されます。

免除（設計により安全）

本製品は下記の規格を使用して評価および分類さ

れています。

レニショーは、リスクグループに関わらず、いかなる

LED 装置も凝視したり直視したりしないことを推奨

します。

BS EN 62471:2008

(IEC 62471:2006)

ランプおよびランプシ

ステムの光生物学的安

全性

2.1

OMP40-2 の基本事項

はじめに

OMP40-2 は、小型～中型のマシニングセンターお

よび小型複合加工機での使用に適したオプチカル

信号伝達式タッチプローブです。光学干渉や衝撃に

強く、誤信号出力を防止する設計になっています。

OMP40-2 には、レガシーモードとモジュレーテッド

モードの 2 種類があ

ります（詳細については、4.1

ページの「現在のプローブ設定の確認方法」を参照

してください）。

光学干渉への耐性が大幅に強化されるモジュレー

テッドモードで OMP40-2 を使用する

場合、受信機/

インターフェース分離型の OMM-2/OSI (OSI-D) ま

たは OMM-2C/OSI (OSI-D)、もしくは受信機/イン

ターフェース一体型の OMI-2、OMI-2T、OMI-2H ま

たは OMI-2C を一緒に使用します。

モジュレーテッドモードでは、プローブ ID を使用で

き

ます。この設定は出荷時に「プローブ 1」に設定さ

れていますが、プローブを 2 個使用する場合には「

プローブ 2」に、プローブを 3 個以上使用する場合

には「プローブ 3」に変更できます。

レガシーモードの場合は、受信機/インターフ

ェース

分離型の OMM/MI 12 または受信機/インターフェー

ス一体型 OMI と使用します。

OMP40-2 の設定はすべて、Trigger Logic™ で行い

ます。LED の表示を

見ながらスタイラスを一連の順

序でトリガーさせ、プローブの設定を確認したり、変

更したりできます。

設定可能な項目は下記のとおりです。

• 電源 ON/電源 OFF 方式

• エンハンスドトリガーフィルタ設定

• オプチカル信号伝達方式

• オプチカルパワー

ご使用にあたって

選択した設定は、3 個の多色 LED で目視確認でき

ます。

例：

• 電源 ON/電源 OFF 方式

• プローブステータス（トリガー /シート状態）

• 電池の状態

システムインターフェース

インターフェースは、プローブと CNC 機械コント

ローラ間の信号を処理伝達します。

OMM-2/OSI (OSI-D)、OMM-2C/OSI (OSI-D)、

OMI-2、OMI-2T、OMI-2H または OMI-2C （モ

ジュ

レーテッド通信）

OMP40-2 には、OMI-2T または OMM-2/OSI

(OSI-D) の使用

を推奨します。光学干渉への耐性が

高く、マルチプローブシステムによって活用範囲の

幅が広がります。

OMI または OMM/MI 12（レ

ガシー信号伝達方式）

OMI または OMM/MI 12 を使

用することもできま

す。

セクション 1 参照

“RMP60 の基本事項”

OMP40-2 インストレーションガイド

2.2

OMP40-2 の基本

事項

Trigger Logic™

Trigger Logic™（セクション 4「Trigger Logic™」の

項を参照してください）とは、ユーザーが自身でプ

ローブを特定の用途に合わせてカスタマイズする

ための方法で、各種モードの確認や設定ができま

す。Trigger Logic は電池挿入時に起動し、スタイラ

スを一連の順序で倒す（トリガーさせる）ことで、さま

ざまな動作モードを選択できます。

Trigger Logic アプリを使う

とこの工程を簡単に行え

ます。Trigger Logic アプリには対話型でわかりやす

い指示や動画が採用されています。App Store また

は Google Play からダウンロード可能です。

または

現在のプローブ設定は、電池を取り出して、5 秒以上

待ってから再度挿入して、Trigger Logic 設定確認

シーケンスを起動させることで確認できます（詳細

については、4.1 ページの「現在のプローブ設定の

確認方法」を参照してください）。

動作モード

OMP40-2 には、次の 3 種類の動作モードがありま

す。

スタンバイモード：プローブはスタート信号が発信さ

れるのを待っている状態です。

オペレーティングモード：本セクションで後述する電

源 ON/電源 OFF 方式のいずれかでプローブの電

源を ON にして、使用可能になった状態です。

プログラミングモード：Trigger Logic で次の

よう

な

設定を行えます。

注：電池を挿入すると、プローブウィンドウ内にある

3 個の多色 LED により現在のプローブ設定が示さ

れます（セクション 4「Trigger Logic™」参照）。

ユーザー設定可能項目

電源 OFF 方式

以下の電源 OFF 方式が選択可能です。

1. オプチカル ON/オプチカ

ル OFF

2. オプチカル ON/タイマー OFF

2.3

OMP40-2 の基本

事項

OMP40-2 の電源 ON 方式 OMP40-2 の電源 OFF 方式

電源 OFF 方式はユーザー設定可能

電源 ON に要する時間

オプチカル ON

M コ

ード指令により、オプチカ

ル信号で電源

ON します。

オプチカル OFF

M コード指令により、オプチカル信号

で電源 OFF します。M コード入力によ

る電源 OFF 指令がなくても、最後のト

リガーから 90 分経過すると、タイマー

により自動的に電源が OFF します。

レガシー（スタートフィルタ

OFF）： 0.3 秒

レガシー（

スタートフィルタ

ON）： 0.8 秒

モジ

ュレーテッド：0.3 秒

オプチ

カル ON

M コード指令または自動ス

ター

トにより、オプチカル信号

で電源 ON します。

タイマー OFF（タイム

アウト）

最後のトリガーまたはリシートから一

定時間（12 秒、33 秒、134

秒のいずれ

か）が経過すると、タイマーにより自動

的に電源が OFF します。

注：タイマーのカウント中に M コード

が指令されると、タイマーがリセットさ

れます。

OMP40-2

2.4

OMP40-2

10ms

OFF

OMP40-2

2

OMM-2/OSI (OSI-D) OMM-2C/

OSI (OSI-D) OMI-2 OMI-2T OMI-2H

OMI-2C

OMP40-2

3

OMI-2T 2

OMM-2/OSI (OSI-D) 3

/

1

2

OMM-2 OSI OSI-D

OMI-2T 3

OMM-2 OSI OSI-D

1

2

1

2 1

2

3

ON

1

OMP40-2

OMM-2C

1.5m

OMP40-2

OMP40-2 各部寸法

19

2.5

OMP40-2 の基本

事項

スタイラスのオーバートラベル量

スタイラス長 ±X/±Y +Z

50 12 6

100 22 6

単位：mm

50

12.5°

50

Ø40

多様なシャンクへの対応が可

能です。詳細はレニショーまで

お問い合わせください。

バッテリカセット

ウィンドウ

M4 スタイ

ラス

XY 方向

オーバートラベル量

送信ダイオード

受信ダイオード

プローブステータス LED

OMP40-2 インストレーションガイド

2.6

OMP40-2 の基本

事項

主なアプリケーション小型～中型のマシニングセンターおよび小型複合加工機における

ワーク寸法計測と芯出し

寸法長さ

直径

50mm

40mm

重量（シャンクを除く）電池込み

電池なし

250g

234g

信号伝達方式 360°赤外線オプチカル信号伝達方式（モジュレーテッドモードまたは

レガシーモ

ード）

電源 ON 方式オプチカル ON

電源 OFF 方式オプチカル OFF またはタイマ

ー OFF

最高許容回転数 1000rev/min

信号伝達範囲最大 5m

対応受信機/インター

フェースモジュレーテッド

OMM-2 または OMM-2C

と OSI または OSI-D、もし

くは OMI-2、OMI-2T、OMI-

2H または OMI-2C

レガシー

OMI または OMM と MI 12

検出方向 ±X、± Y、+Z

単一方向繰り返し精度 1.00µm 2s値（注 1 参照）

ス

タイラスの測定圧力

（注 2 および 3

参照）

XY 平面低測定圧力方向

XY 平面高測定圧力方向

Z

0.50N、51gf

0.90N、92gf

5.85N、597gf

スタイラスのオーバートラベル

量

XY 方向

+Z 方向

±12.5°

6mm

OMP40-2 製品仕様

注 1 本仕様は 50mm のスタイラスを使用し、480mm/min の標準テスト速度でテストした場合の値です。要件によっては、速

度を大幅に上げて使用することも可能です。

注 2 測定圧力とは、プローブがトリガーしたときにワークに作用する負荷のことで、使い方によっては非常に重要です。

トリガーした後（オーバートラベル時）に測定圧力は最大になります。この値は、計測時の送り速度や機械の減速度などに

よって変化します。

注 3 工場出荷時設定値で、手動調整はできません。

2.7

OMP40-2 の基本

事項

電池寿命（参考値）

モジュレーテッド信号伝達方式

½AA サイズ塩化チオニル

リチウ

ム電池 3.6V 2 本（参考値）

スタンダードパワーローパワーウルトラローパワー

スタンバイ時 600 日 1500 日 1500 日

1% 使用時 460 日 1000 日 1200 日

5% 使用時 220 日 480 日 600 日

連続使用時 480 時間 960 時間 1350 時間

使用環境 IP 保護等級 IPX8、BS EN 60529:1992+A2:2013

(IEC 60529:1989+A1:1999+A2:2013)

IK（外部衝撃保護）等

級（ OMP40-2 および

OMP40-2 LS）

IK01 (EN/IEC 62262: 2002) [ガ

ラスウィ

ンドウ部 ]

IK（外部衝撃保護）等級

(OMP40M)

IK02 (EN/IEC 62262: 2002) [ガラス

ウィ

ンドウ部 ]

保管時温度－25℃～+70℃

動作時温度 +5℃～+55℃

使用電池 ½ AA サイズの塩化チオニルリチウム電池 (3.6V) 2 本

ローバッテリ警告期間ローバッテリ信号が出力され始めてから約 1 週間（ 5%

使用時）

電池寿命

（参考値） 2.7 ページ参照

OMP40-2 インストレーションガイド

2.8

OMP40-2 の基本

事項

本ページは意図的に空白にしています。

3.1

2

OMP40-2 OMM-2/OSI (OSI-D) OMI-2 OMI-2T OMI-2H

OMM-2/OSI (OSI-D) OMI-2 OMI-2T

OMI-2H OMP40-2

2

OMP40-2

CNC

OMI-2/OMI-2T

OMI-2H

OMM-2

CNC

OSI OSI-D

OMP40-2 インストレーションガイド

3.2

システムの取付け

OSI または OSI-D と使用する OMM-2 およ

び OMI-2、OMI-2T または OMI-2H の取付

け位置

警告：カバーを取り外す前に供給電源を切り、工作

機械が安全な状態であることを確認してください。

スイッチの設定変更は、必ず有資格者が行うように

してください。

OSI または OSI-D と使用す

る OMM-2 および

OMI-2、OMI-2T または OMI-2H の最適な取付け位

置は、多色 LED で示される信号強度を目安に見つ

けます。

OMP40-2

OMM-2

OMI-2T

OMI-2H

OMI-2

0°

オプチカルセンターライン

60°

45°

15°

30°

15°

60°

0°

60°

45°

15°

30°

15°

60°

75°

4

3

2

5

4

3

2

5

75°

20℃でのプローブ軸まわり 360°の一般的な信号伝達範囲（単位：m）

1

OMM-2、OMI-2、OMI-2T または OMI-2H と

OMP40-2 を組み合わせた場合の信号伝達範囲（モ

ジュレーテッド信号伝達方式）

OMP40-2 の LED と OMM-2、OMI-2、OMI-2T ま

たは OMI-2H は、互いに直線見通しの位置にあ

り、図示した信号伝達範囲に収まるように配置して

ください。OMP40-2 の信号伝達範囲は、OMM-2、

OMI-2、OMI-2T また

は OMI-2H のオプチカルセン

ターラインの 0 °の位置が基準となっています。ま

た、OMP40-2 のオプチカルセンターラインの 0°の

位置が OMM-2、OMI-2、OMI-2T または OMI-2H の

信号伝達範囲の基準です。

受信機 → プローブ

プローブ → 受信機 - スタンダードパワーモード

プローブ → 受信機 - ローパワーモード

プローブ → 受信機 - ウルトラローパワーモード

3.3

システムの取付け

CNC マシニング

センター主軸

OMP40-2 主軸装着

プローブ

OMP40-2 を、OMM-2C/OSI (OSI-D) と取り付ける場合

信号伝達範囲

OMM-2C/OSI (OSI-D) との使用時、OMP40-2 はモ

ジュレーテッドモードで通信します。

工作機械内に反射面がある場合は、信号伝達範囲

が拡大することがあります。

システム性能を最適化するため、光源の真正面では

ない位置に、OSI また

は OSI-D と使用す

る OMM-

2C を取り付けるようにしてください。

クーラントや切り粉がプローブや受信機のウィンド

ウに付着していると、信号伝達性能に影響を及ぼす

ことがあります。信号伝達範囲が縮小しないように、

定期的に清掃してください。

警告：カバーを取り外す前に供給電源を切り、工作

機械が安全な状態であることを確認してください。

スイッチの設定変更は、必ず有資格者が行うように

してください。

注意：2 組のシステムを至近距離で動作させる場

合、一方の機械の OMP40-2 から送信された信号を

他方の機械の受信機が受信したり、またその逆が起

こったりすることがないように注意してください。こ

のようなことが起こった場合は、OMP40-2 をローパ

ワー

モードまたはウルトラローパワーモードで使用

してください。

ケーブル

OMM-2C

スタイラス

ワーク

CNC 工作

機械コント

ローラ

OSI または OSI-D インターフェースユニット

OMP40-2 インストレーションガイド

3.4

システムの取付け

OSI または OSI-D と使用する OMM-2C の

配置

警告：カバーを取り外す前に供給電源を切り、工作

機械が安全な状態であることを確認してください。

スイッチの設定変更は、必ず有資格者が行うように

してください。

OSI または OSI-D と使用す

る OMM-2C は、工作機

械の主軸に可能な限り近づけて取り付ける必要が

あります。

シール用リングが OMM-2C 本体の挿入さ

れる穴の

縁全周を密封するように、OMM-2C を取り付けるこ

とが重要です。

OMM-2C/OSI (OSI-D) と OMP40-2 を組み合わせ

OMP40-2

75°

60°

45°

30°

15°

0°

15°

30°

45°

60°

75°

60°

45°

30°

15°

0°

15°

30°

45°

60°

OMM-2C

75°

オプチカルセンタ

ーライン

2.5

2.0

1.5

1.0

0.5

2.5

2.0

1.5

1.0

0.5

た場合の信号伝達範囲（モジュレーテッド信号伝達

方式）

OMP40-2 の LED と OSI または OSI-D と使用す

る OMM-2C

は、互いに直線見通しの位置にあり、

図示した信号伝達範囲に収まるように配置してく

ださい。OMP40-2 の信号伝達範囲は、OSI また

は OSI-D と使用する OMM-2C のオプチカルセン

ターラインの 0 °の位置が基準となっています。ま

た、OMP40-2 のオプチカルセンターラインの 0°の

位置が OSI または OSI-D と使用する OMM-2C の

信号伝達範囲の基準です。

20℃でのプローブ軸まわり 360°の一般的な信号伝達範囲（単位：m）

受信機 → プローブ

プローブ → 受信機 - スタンダードパワーモード

プローブ → 受信機 - ローパワーモード

プローブ → 受信機 - ウルトラローパワーモード

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