-8-
6. 運搬と据付け
(1) 運搬
① ボウルの中央部にM12のナットが付いているタイプは、
M12吊りボルトを取り付けて移動させてください。
② ボウル中央部のM12ナットが利用できないタイプは、下部振動体の運搬用
M12タップにM12吊りボルトを取り付けて移動させてください。
(注1)分離底を抜き取り、M12タップを利用し吊りボルト
を使用してください。
(注2)吊りボルトは運転時は取り外してご使用ください。
□運搬時の注意
①吊り上げ装置・吊り具は、各々の本体質量(ボウル付きの場合はボウル質量を追加する)
に対して、吊り上げ容量の充分あるものを使用してください。本体質量は、10 項の仕様を
参照ください。
②運搬中は吊り上げている本体の下には、手足等を絶対に入れないでください。
③ボウルを持っての本体移動はしないでください。
(2) 据付け
① 据付けは、ベースの取付け穴4箇所(M8又はM10ボルト)でしっかり固定してください。
② ベースクランプを使用する場合は下図の様にベースクランプとセットスクリュウを各2箇所、
フリーセットベースはフリーセットクランプを3箇所設置してください。
〈ベースの取付け穴 4 箇所〉
□据付け時の注意
① ボウル及び整列機構部の変形等には十分注意し、組付けセットしてください。
② ボウルの整列機構部等の鋭利な角に素手が接触しない様、保護手袋を着用してください。
③ 本機は、強度の不足する台や不安定な場所では使用しないでください。
④ 本機の振動部(ベース部以外)を他のものと接触させて固定しないでください。
⑤ 本機を傾けて設置すると、所定の能力が発揮することができません。必ず水平を確認し
てください。
⑥ ボウルフィーダの近くで、溶接作業、グラインダ作業を行う際には、ボウルフィーダ全
体を保護カバーで覆ってください。鉄粉等が飛び込み性能を損なうことがあります。
吊りボルト
K-P0800(N25 用)
K-P0801(N32、N40 用)
K-PZ0510
ベースクランプ
注意
本機は重量物です。運搬する時は吊り具等を下記の部分に取付けて、慎重
に行ってください。落下すると重大な事故につながる恐れがあります。