Smart Plug-in Version 3.0 For HP Operations Manager 9.0 For Microsoft Windows

Dell Smart Plug-in Version 3.0 For HP Operations Manager 9.0 For Microsoft Windows クイックスタートガイド

  • こんにちは!Dell Smart Plug-in 3.0 インストールガイドの内容を熟読しました。Dell サーバー、DRAC、シャーシ、ストレージデバイスの監視設定に関するご質問にお答えできます。インストール手順、設定方法、トラブルシューティングなど、お気軽にご質問ください。
  • Dell Smart Plug-in 3.0 はどのバージョンの HP Operations Manager と互換性がありますか?
    インストール前に必要な作業はありますか?
    Dell Smart Plug-in 3.0 をアンインストールするにはどうすればよいですか?
    自動グループ化ポリシーをスケジュールするにはどうすればよいですか?
    Dell Connections License Manager の設定方法は?
Microsoft Windows 向け HP Operations Manager 9.0
Dell Smart Plug-in バージョン 3.0
インストールガイド
メモ、注意、警告
メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明してい
ます。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
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2012 - 11
Rev. A00
目次
メモ、注意、警告.......................................................................................................................2
概要..................................................................................................................................................4
作業を開始する前に..................................................................................................................5
管理サーバーのソフトウェア要件.....................................................................................................................5
管理下システムのソフトウェア要件.................................................................................................................5
対応ファームウェアバージョン.........................................................................................................................6
WinRM のユーザー認証の設定.............................................................................................................................7
Dell SPI のインストール............................................................................................................8
Dell SPI のインストールの確認............................................................................................................................8
次に行う手順..............................................................................................................................12
Dell SPI 設定ユーティリティの使用..................................................................................................................13
Dell Connections License Manager パラメータの設定......................................................................................14
Dell Connections License Manager URL の設定...................................................................................................14
Modular DiskMDStorage Manager コンソールの設定...............................................................................15
OpenManage Power Center OMPC)ツールの設定.......................................................................................15
Configuring OpenManage Essentials (OME) Tool..................................................................................................16
自動グループ化ポリシー用スケジュールの設定...........................................................................................16
Connections License Manager ドメイングループの作成...............................................17
Dell デバイスの削除.................................................................................................................18
インストーラの変更オプションの使用............................................................................19
Windows コントロールパネルを使用した Dell SPI の変更............................................................................19
インストーラの修復オプションの使用............................................................................20
プログラム機能の修復........................................................................................................................................20
Windows コントロールパネルを使用した Dell SPI プログラム機能の修復................................................20
Dell SPI バージョン 2.0 および 2.1 からのアップグレード...........................................21
Dell SPI のアップグレード..................................................................................................................................21
Dell SPI のアンインストール.................................................................................................22
Windows コントロールパネルを使用した Dell SPI の削除............................................................................22
インストーラを使用した Dell SPI の削除.........................................................................................................22
Dell SPI のアンインストールの確認..................................................................................................................23
関連文書.......................................................................................................................................24
概要
本ガイドでは、Microsoft Windows 向け Hewlett Packard Operations ManagerHPOM9.0 用の Dell Smart Plug-in
SPI)バージョン 3.0 のインストール、およびアンインストールためのソフトウェア前提条件と要件に関す
る情報を提供します。
メモ: このプラグインは 64 ビットのシステムに適応します。
Dell SPI インストーラ Dell Smart Plug-in v3.0_x64.msi 、インストールガイド、および Readme ファイルは自
己解凍式実行ファイルである Dell Smart Plug-in v3.0_Axx.exe ファイルにパッケージされています。この実行フ
ァイルは、support.dell.com からダウンロードできます。
Dell SPI readme ファイルをお読みください。これには、既知の問題に関する情報のほか、ソフトウェアお
よび管理サーバー要件に関する最新情報が掲載されています。readme ファイルは、support.dell.com/manuals
のシステム管理マニュアルのページにも掲載されています。
4
作業を開始する前に
Dell Smart Plug-in をインストールするための前提条件は次のとおりです。
Dell SPI HPOM 管理サーバーにのみインストール
HP Operations ManagerHPOM)管理サーバーにおけるシステム管理者および HP_OVE_ADMIN 権限
Dell ESXi システムを監視するための WinRM 権限
.NET Framework 3.5
管理サーバーのソフトウェア要件
以下の表は管理サーバーのソフトウェア要件を示しています。
1. 管理サーバーのソフトウェア要件
要件 説明
最新パッチを含む Windows 向け HPOM 9.0
HPOM のインストールの詳細に関しては、HP サポー
トサイトの『HP
Operations Manager 9.0 インストール
ガイド』を参照してください。
SNMPv2 でのトラップインタセプタ Dell EqualLogic デバイスを監視する場合、SNMPv2
ラップを取得するように HPOM トラップインタセプ
タを設定します。詳細については、HP Operations
Manager オンラインヘルプのSNMP 条件の設定
項を参照してください。
SNMP サービス SNMP をインストールし有効化します。詳細につい
ては、関連マニュアル」を参照してください。
WinRM 2.0 サービス
Install and configure WinRM version 2.0 以降をインスト
ールおよび設定して、監視している Dell ESXi システ
ムとの通信を確立します。詳細については、WinRM
のユーザー認証の設定」を参照してください。
Dell Connections License Manager
ライセンスサーバーをインストールし、設定します。
詳細に関しては、support.dell.com/manuals で『
Dell
Connections License Manager Installation Guide
Dell
Connections License Manager インストールガイド)
参照して下さい。
管理下システムのソフトウェア要件
以下の表は管理下システムの要件を示しています。
メモ: DNS がすべての管理下システム用に正しく設定されていることを確認してください。
5
2. 管理下システムのソフトウェア要件
要件 説明
オペレーティングシステム
サポートされる Microsoft Windows または Linux OS
あるいは サポートされる ESXi バージョンをインス
トールします。サポートされるオペレーティングシ
ステムに関する詳細については、関連文書を参照
してください。
SNMP サービス SNMP サービスをインストールして有効化し、管理
サーバーが管理下ノードと確実に通信できるように
します。詳細については、関連文書および次に
行う手順」を参照してください。
SNMP エージェント コミュニティ名を変更し、Get 操作を有効にして、
HPOM 管理サーバーにトラップを送信するため、
SNMP エージェントを設定します。
SNMP サービストラップの宛先を設定して、管理サ
ーバーでトラップを受信するようにします。 
Windows および Linux システムでの SNMP エージェ
ントの設定についての詳細は、関連文書を参照し
てください。
Server Administrator サポートされている Server Administrator のバージョ
ンは次のとおりです。
Windows システムバージョン 6.27.1
ESXi および Linux システムバージョン 6.2
7.1
ESXi 上に Server Administrator をインストールし、OEM
CIM プロバイダを有効にして、管理サーバーがシス
テムと確実に通信できるようにします。
WindowsESXiおよび Linux システムのための SNMP
の設定、または OEM CIM プロバイダの有効化につい
ての詳細は、関連文書」を参照してください。
対応ファームウェアバージョン
以下の表は、DRACiDRACCMCDRAC/MCEqualLogic、および MD ストレージアレイデバイス向けの対応
ファームウェアバージョンを示します。
3. DRACCMCEqualLogic および MD ストレージアレイデバイスの対応ファームウェアバージョン
Dell デバイス
対応ファームウェアバージョン
iDRAC6 11G モノリシック 1.8 および 1.9
iDRAC6 11G モジュラー 3.3 および 3.4
iDRAC7 1.10.10 および 1.20.20
DRAC 5 1.5 および 1.6
CMC 4.0 および 4.1
DRAC/MC 1.5 および 1.6
EqualLogic 5.2.1 および 5.2.2
MD ストレージアレイ 7.35 MD3000)、7.75、および 7.80 Hogs 2.0 を含む
その他すべて)
6
WinRM のユーザー認証の設定
WinRM に関するユーザー認証を設定するには、次の手順を実行します。
1. お使いのシステムの Windows メニューで、 スタート ファイル名を指定して実行 とクリックします。
2. winrm configsddl default と入力し、OK をクリックします。
3. 追加 をクリックし、必要なローカルまたはドメインのユーザー、もしくはグループをリストに追加しま
す。
4. 各ユーザーに適切な許可を与え、OK をクリックします。
7
Dell SPI のインストール
メモ: Dell SPI をインストールする前に、HPOM コンソールを閉じる必要があります。
HPOM 管理サーバーに Dell SPI をインストールするには次の手順を実行します。
1. デルサポートサイト support.dell.com から Dell SPI インストーラをダウンロードしてください。
2. Dell Smart Plug-in v3.0_Axx.exe の内容を管理サーバに抽出します。
3. Dell Smart Plug-in v3.0_x64.msi を実行します。
4. ようこそ 画面で、次へ をクリックします。
5. ライセンス契約に同意する オプションを選択して 次へ をクリックします。
6.
カスタム画面で以下のオプションのいずれか、または両方を選択します。
Dell サーバー、DRACChassis を監視する
Dell ストレージを監視する
7. Next(次へ)をクリックします。
8. インストールの際にポリシーファイルを自動的に展開する場合は、はい を選択します。管理サーバーに
手動で展開する場合は
いいえ を選択します。
概要画面では、Dell SPI のインストール場所、展開されたポリシーファイル、および Dell SPI によってイ
ンストールされたツールについての情報が表示されます。
9. インストール をクリックします。
10. 終了 をクリックします。
Dell SPI のインストールの確認
Dell SPI のインストールを確認するには、次の手順を実行します。
1. HPOM コンソールを起動し、以下の階層が作成されたことを確認します。
サービス階層
* Dell ハードウェア
a. Dell シャーシ
1. CMC
2. DRAC/MC
b. Dell DRAC
1. DRAC5
2. iDRAC6 モジュラー
3. iDRAC6 モノリシック
4. iDRAC7 モジュラー
5. iDRAC7 モノリシック
c. Dell サーバー
1. ESXi サーバー
2. Linux サーバー
3. Windows サーバー
d. Dell ストレージ
8
1. EqualLogic PS-Series アレイ
2. PowerVault MD ストレージアレイ
ノード階層
* Dell 管理下システム
a. Dell シャーシ
1. CMC
2. DRAC/MC
b. Dell DRAC
1. DRAC5
2. iDRAC6 モジュラー
3. iDRAC6 モノリシック
4. iDRAC7 モジュラー
5. iDRAC7 モノリシック
c. Dell サーバー
1. モジュラーサーバー
2. モノリシックサーバー
d. Dell ストレージ
1. EqualLogic PS-Series アレイ
2. PowerVault MD ストレージアレイ
e. Dell の無応答デバイス
2. ポリシー管理 ポリシーグループ Dell デバイス用 SPI と移動します。
a) Dell デバイス用 SPI に次のポリシーが存在することを確認します。
* Dell Connections License Manager のスケジュール済み状態ポーリング
* Dell サーバー
* Dell ストレージ
* Dell ハードウェア自動グループポリシー
b) Dell デバイス用 SPI Dell サーバー に次のポリシーが存在することを確認します。
* Dell DRAC およびシャーシのスケジュール済み状態ポーリング
* Dell DRAC およびシャーシトラップ(マニュアル Ack
* Dell OOB サーバートラップ(マニュアル Ack
* Dell サーバーのスケジュール済み状態ポーリング
* Dell サーバートラップ
* Dell サーバートラップ(マニュアル Ack
c) Dell デバイス用 SPI Dell ストレージ に次のポリシーが存在することを確認します。
* Dell EqualLogic アレイのスケジュール済み状態ポーリング
* Dell EqualLogic トラップ
* Dell EqualLogic トラップ(マニュアル Ack
* Dell MD ストレージアレイのスケジュール済み状態ポーリング
3.
自動展開ポリシーがポリシーインベントリ内にあることを確認します。
ノードの下で、管理サーバーに右クリックします。表示ポリシーインベントリ を選択して、以下の
ポリシーを表示します。
9
Dell DRAC およびシャーシのスケジュール済み状態ポーリング
Dell DRAC およびシャーシトラップ(マニュアル Ack
Dell EqualLogic アレイのスケジュール済み状態ポーリング
Dell EqualLogic トラップ
Dell ハードウェア自動グループポリシー
Dell MD ストレージアレイのスケジュール済み状態ポーリング
Dell OOB サーバートラップ(マニュアル Ack
Dell サーバーのスケジュール済み状態ポーリング
Dell サーバートラップ
Dell Connections License Manager のスケジュール済み状態ポーリング
4. 以下のツールが、ツール 下にあるそれぞれの該当するフォルダに表示されていることを確認します。
a) 以下のツールは、ツール Dell ツール に表示されます。
* Dell シャーシ
* Dell DRAC
* Dell サーバー
* Dell SPI ライセンス
* Dell ストレージ
* OpenManage Essentials コンソール
* OpenManage Power Center コンソール
* 保証レポート
b) 以下のツールは、ツール Dell ツール Dell シャーシ に表示されます。
* CMC コンソール
* DRAC/MC コンソール
c) 以下のツールは、ツール Dell ツール Dell DRAC に表示されます。
* DRAC コンソール
* OpenManage Server Administrator コンソール
d) 以下のツールは、ツール Dell ツール Dell サーバー に表示されます。
* Dell Remote Access Controller コンソール (帯域内)
* OpenManage Server Administrator コンソール
* Dell OpenManage Server Administrator Web Server コンソール
e) 以下のツールは、ツール Dell ツール Dell SPI ライセンス に表示されます。
* Dell Connections License Manager コンソール起動ツール
f) 以下のツールは、ツール Dell ツール Dell ストレージ に表示されます。
* EqualLogic PS-Series アレイ
EqualLogic Group Manager コンソール
* PowerVault MD ストレージアレイ
MD Storage Manager コンソール
5. Dell SPI Config ユーティリティがデフォルト、またはカスタムディレクトリにインストールされているこ
とを確認します。デフォルトの場所は次のとおりです。
C:\Program Files\Dell\OpenManage Connection for HP\
手順のいずれかに失敗した場合、前提条件をチェックして再試行してください。インストーラの 変更
修復、および 削除 のオプションを使うには、以下を参照してください。
10
インストーラの変更オプションの使用
インストーラの修復オプションの使用
インストーラを使用した Dell SPI の削除
11
次に行う手順
Dell SPI のインストール完了後、Dell WindowsLinux サーバー、Dell DRACDell シャーシ、EQL デバイス 用の
SNMP パラメータ、OOB 監視用の DCLM パラメータ、および ESXi システム用の WSMAN パラメータを設定し、
管理サーバーと Dell システムとの間の通信が正しく確立されることを確認します。通信パラメータを設定す
るには、Dell SPI の一部である DellSPICongfigUtility.exe を実行します。
次を設定することができます。
SNMP のタイムアウトと再試行
Server Administrator Web Server コンソール
保証レポート URL
DCLM パラメータ:
Webservice URL
ユーザー名
パスワード
WSMAN 接続パラメータ:
ユーザー名
パスワード
タイムアウト
認証機関チェック、共通名チェック、および失効チェックを含むセキュリティオプション
メモ: 保証レポート URLDCLM Webservice URL および Server Administrator Web Server コンソール URL
環境に応じて構成できます。
以下の表では、 SNMPServer Administrator Web Server コンソール URLWSMANDCLM、および保証レポー
URL に異なる値を設定するためのコマンドラインオプションがリストされています。
4. コマンドラインオプション
オプション 説明
-snmptimeout
ミリセカンドの単位で SNMP タイムアウトを指定し
ます。デフォルト値は 5000 5 秒)100 ミリセカン
ドから 4294967290 ミリセカンドまでの値を設定しま
す。
-snmpretries
SNMP の再試行数を指定します。デフォルト値は 1
です。
- dwsurl
DWS URL を指定します。
-dclmwebserviceurl
DCLM URL を指定します。
例: http://dclmserver.domain.com:8543/
-dclmusername
基本的な認証でのログインのための dclm ユーザー
名を指定します。
例: domain\username
-dclmpassword
基本的な認証でのログインのための dclm パスワー
ドを指定します。
-getall
すべてのオプション値を指定して画面に表示しま
す。
このオプションは、wsmanusername
12
オプション 説明
wsmanpassworddclmusernamedclmpassword
を除く個々のパラメータすべてのためにすべての値
を取得し、それらを画面に表示します。
-resetdefaults
設定可能なすべての値を、デフォルト値にリセット
します。
メモ: このオプションを実行しても、-
wsmanusername -wsmanpassword
dclmusernameおよび dclmpassword オプシ
ョンの値はリセットされません。
-help
このツールの使用法についてのヘルプを表示しま
す。
-wsmanusername
ESXi システム上のローカルまたはドメインアカウン
トのユーザー名を指定します。このプロパティによ
り、
ESXi システムにアクセスするための認証に用い
るユーザー名が決定されます。
-wsmanpassword
指定したユーザー名用のパスワードを指定します。
-wsmancacheck
証明書を発行した認証局の認証を省略します。値は
yes または no のいずれかです。デフォルト値は no
です。この値を yes に設定すると、認証機関の認証
チェックが実行されます。
-wsmancncheck
共通名(CN)の認証を省略します。値は yes また
no のいずれかです。デフォルト値は no です。こ
の値を
yes に設定すると、共通名がチェックされま
す。
-wsmanrevocationcheck
WSMAN 接続がサーバー証明書の失効状態を検証す
るかどうかを指定します。値は yes または no
す。デフォルト値は no です。この値を yes に設定す
ると、サーバー証明書の失効ステータスのチェック
がされます。
-wsmantimeout
ミリセカンドの単位で WSMAN タイムアウト値を指
定します。デフォルト値は 30000 30 秒)500 ミリ
セカンドから 4294967290 ミリセカンドまでの値を設
定します。
Dell SPI 設定ユーティリティの使用
設定ユーティリティを使用するには、次の手順を実行します。
1.
管理サーバーでコマンドプロンプトを起動します。
2. DellSPIConfigUtility.exe へ移行します。デフォルトの場所は、 C:\Program Files\Dell\OpenManage Connection
for HP
です。
3.
次のコマンドを入力します。
DellSPIConfigUtility.exe -<オプション>=<>。次に Enter を押します。
たとえば、WSMAN のタイムアウトを設定する場合は、コマンド DellSPIConfigUtility.exe -
wsmantimeout=500 を入力します。
13
メモ: 無効な値を入力した場合、ユーティリティによりエラーメッセージとヘルプテキストが表示さ
れます。
ESXi システムを監視する場合は、 wsmanusername および wsmanpassword の値を設定する必要があ
ります。また Web サーバーコンソールの値も設定する必要があります。
wsmanpassword の値を指定するときは、次のコマンド、 DellSPIConfigUtility.exe -
wsmanpassword
を入力し、Enter を押します。 -wsmanpassword のあとに = を指定する必要はありま
せん。初めてパスワードを指定する場合は、パスワードを 2 回入力します。パスワードを変更する場合、
ユーティリティは古いパスワードを入力し、続いて新しいパスワードを 2 回入力するようにプロンプト
を表示します。
メモ: ユーザー名 を変更した場合でも、ユーティリティによって パスワード を変更するようプロン
プトが表示されます。
wsmanusername および wsmanpassword 以外の各オプションの値を確認するには、
DellSPIConfigUtility.exe -<オプション> と入力します。
Dell Connections License Manager パラメータの設定
Dell Connections License Manager (DCLM) のパラメータを設定するには、次の手順を実行します。
1. Dell Connections License Manager をインストールします。詳細に関しては、support.dell.com/manuals
Dell Connections License Manager Version 1.0 Installation Guide
Dell Connections License Manager バージョ
1.0 インストールガイド)を参照してください。
2.
管理サーバーでコマンドプロンプトを起動します。
3. DellSPIConfigUtility.exe へ移行します。デフォルトの場所は、 C:\Program Files\Dell\OpenManage Connection
for HP です。
4. Dell Connections License Manager Web Service URL を次のコマンドを入力して設定します。
DellSPIConfigUtility.exe -dclmwebserviceurl=<ライセンスサーバー IP>:<ポート番号>
例: DellSPIConfigUtility.exe -dclmwebserviceurl=http://10.56.123.255:8543
5. Dell Connections License Manager のユーザー名を次のコマンドを入力して設定します。
DellSPIConfigUtility.exe -dclmusername=<ユーザー名>
ユーティリティは Dell Connections License Manager のパスワードを入力するようにプロンプトを表示し
ます。
6.
パスワードを入力します。
正しいパスワードの入力を確認するために、パスワードを再度入力する必要があります。
パスワードを変更する場合は、古いパスワードを入力してから、新しいパスワードを 2 回入力するプロ
ンプトが表示されます。
メモ: Dell Connections License Manager のパスワードを設定するコマンドは、
DellSPIConfigUtility.exe -dclmpassword です。-dclmpassword の後に = を指定する
必要はありません。
メモ: dclmusername を変更すると、ユーティリティが dclmpassword を変更するプロンプトを
表示します。
Dell Connections License Manager URL の設定
1. ツール Dell ツール Dell SPI ライセンス Dell Connections License Manager コンソール起動ツール
選択します。
2. 右側のパネルで、Dell Connections License Manager コンソール起動ツール を選択して右クリックし、続い
てポップアップメニューから プロパティ をクリックします。
14
Dell Connections License Manager コンソール起動ツールのプロパティ ウィンドウが表示されます。
3. Dell Connections License Manager コンソール起動ツールのプロパティ ウィンドウで、詳細 タブをクリッ
クします。
4. URL:(必須)ボックスで、Dell Connections License Manager コンソール URL パスを入力します。
例:http://mylicenseserver.mydomain.com:8544/DellLicenseManagement
5. 適用 をクリックします。
6. OK をクリックします。
Dell Connections License Manager コンソール起動ツール HPOM コンソールに設定されました。
Modular DiskMDStorage Manager コンソールの設定
1. Modular DiskMDStorage Manager クライアントを管理サーバーにインストールします。
2. ツール Dell ツール Dell ストレージ Dell PowerVault MD ストレージアレイ を選択します。
3. 右側のペインで、MD Storage Manager コンソール を選択して右クリックし、次に プロパティ をポップア
ップメニューから選択してクリックします。
MD Storage Manager コンソールプロパティ ウィンドウが表示されます。
4. MD Storage Manager コンソールプロパティ ウィンドウで、詳細 タブをクリックします。
5. コマンドタイプ:(必須) ドロップダウンリストで、実行可能 をクリックします。
6. Modular Disk Storage Manager Client.exe のパスを取得します。
デフォルトのパスは C:\Program Files (x86)\Dell\M D Storage Software\MD Storage Manager\client\Modular
Disk Storage Manager Client.exe です。
7. コマンド:(必須)ボックスで、Modular Disk Storage Manager Client.exe の場所の情報を入力するか、
をクリックして Modular Disk Storage Manager Client.exe ファイルをインストールした場所に移動しま
す。
8. 適用 をクリックします。
9. OK をクリックします。
MD Storage Manager コンソール HPOM コンソールに設定されました。
OpenManage Power Center OMPC)ツールの設定
1. OpenManage Power Center OMPCをインストールします。詳細については、support.dell.com/manuals
ある『Dell
OpenManage Power Center バージョン 1.1 ユーザーズガイド』を参照してください。
2. HPOM コンソールで、ツール Dell ツール を選択します。
3. 右側のペインで、OpenManage Power Center コンソール を選択して右クリックし、次に プロパティ をポ
ップアップメニューから選択してクリックします。
OpenManage Power Center コンソールプロパティ ウィンドウが表示されます。
4. OpenManage Power Center コンソールプロパティ ウィンドウで、詳細 タブをクリックします。
5. コマンドタイプ:(必須) ドロップダウンリストで、URL を選択 をクリックします。
6. URL:(必須)ボックスで、OMPC コンソール URL パスを入力します。
デフォルトの URL パスは https://localhost:8643/powercenter です。
メモ: OMPC コンソールは、HPOM サーバーと同じサーバーに OMPC がインストールされている場合
にのみ、デフォルトの URL を使って正常に起動されます。OMPC が別のサーバーにインストールさ
れている場合は、該当する OMPC がインストールされた OMPC サーバーの URL を取得し、OMPC URL
を設定します。
例: https://10.94.145.132:8643/powercenter
例:https://hpom1w2k8r2.hpdom.com:8643/powercenter
15
7. 適用 をクリックします。
8. OK をクリックします。
OMPC コンソール HPOM コンソールに設定されました。
Configuring OpenManage Essentials (OME) Tool
1. Install the OpenManage Essentials (OME). For more information, see
Dell OpenManage Essentials Version x.x
User's Guide
at support.dell.com/manuals.
2. In the HPOM console, select Tools Dell Tools.
3. On the right pane, select OpenManage Essentials Console and right-click, and then click Properties from the pop-
up menu.
The OpenManage Essentials Console Properties window is displayed.
4. In the OpenManage Essentials Console Properties window, click the Details tab.
5. In the Command Type: (Required) drop-down list, select URL.
6. In the Command: (Required) box, enter the URL path of the OME Console.
The default URL path is https://localhost:2607/Web/Default.aspx
メモ: OME Console will launch successfully using the default URL only if OME is installed on the same HPOM
server. If OME is installed on another server then, obtain the URL from therespective OME server where OME
is installed, and set the OME URL.
Example: https://<IP Address Or Fully Qualified Domain Name>:2607/Web/Default.aspx
Example: https://10.94.149.172:2607/Web/Default.aspx
Example: https://hpom1w2k8r2.hpdom.com:2607/Web/Default.aspx
7. Click Apply.
8. Click OK.
The OME Console is configured on the HPOM Console.
自動グループ化ポリシー用スケジュールの設定
自動グループ化ポリシー用のスケジュールを設定するには、次の手順を実行します。
1. ポリシー管理 ポリシーグループ Dell Devices SPI をクリックします。
2. Dell ハードウェア自動グループ化ポリシーを選択します。
3. すべてのタスク 編集 を右クリックして選択します。
Dell ハードウェア自動グループ化ポリシー [3.0] (スケジュールされたタスク) の画面が表示されます。
4. スケジュール タブで、ドロップダウンメニューの 任意 のオプションを選択して、希望のスケジュール
を入力します。
5. 保存 、および 閉じる をクリックします。
メモ: スケジュールを設定した後、管理サーバーに Dell ハードウェア自動グループ化ポリシーを展開
します。Dell ハードウェア自動グループ化ポリシーの展開に関する詳細については、Microsoft
Windows 向け HP Operations Manager 9.0 Dell Smart Plug-in Version 3.0 ユーザーズガイド』を参照し
てください。
16
Connections License Manager ドメイングルー
プの作成
Dell Connections License Manager のインストール中、Windows Server Active Directory 内に次のグループが作成
されます。
Dell Connections License 管理者
Dell Connections License オペレータ
Dell Connections License ユーザー
上記のドメイングループがインストール中に自動的に作成されない場合は、グループを手動で作成します。
ドメインを作成してドメインにユーザーを追加するには、マイクロソフト
technet.microsoft.com Windows
のマニュアルを参照してください。
メモ: 必要なドメイングループを作成した後、管理サーバーマシンアカウントを Dell Connections License
ユーザー グループの一部として追加し、現在のユーザーアカウントを Dell Connections License 管理者
ループに追加してください。
17
Dell デバイスの削除
Dell デバイスを HPOM コンソールから削除するには、以下の手順を実行します。
1. Dell デバイスを HPOM コンソールから削除します。Dell デバイスを HPOM コンソールから削除するに
は、HP Operations Manager オンラインヘルプにある ノードの維持 下の 管理下ノードの削除、コピー、
移動 の項を参照してください。
2. iDRAC7 デバイスを削除する場合は、以下の手順を実行します。
a. 管理サーバーでコマンドプロンプトを起動します。
b. DellSPIConfigUtility.exe に移行します。デフォルトの場所は C:\Program Files\Dell\OpenManage
Connection for HP です。
c. 次のコマンドを入力します。
DellSPIConfigUtility.exe —relinquish=<iDRAC7 デバイスサービスタグ>
メモ: iDRAC7 デバイスのサービスタグは、Dell ハードウェア サービス階層から取得、または iDRAC7 サー
バーから手動で取得できます。
18
インストーラの変更オプションの使用
Dell SPI インストーラの 変更 オプションは、インストールされているプログラムの機能を変更します。この
オプションは、各種ポリシーに設定したスケジュールを保持します。
プログラム機能を変更するには、以下の手順を実行します。
1. HP Operations ManagerHPOM コンソール内の管理サーバー上で実行されているすべての Dell SPI ポリ
シーを無効にします。
2. 解凍先のフォルダから Dell Smart Plug-In v2.0_ 64.msi を実行します。
ようこそ 画面が表示されます。
3. 次へ をクリックします。
インストーラが 3 つのオプションを表示します。
4. 変更 オプションを選択して 次へ をクリックします。
カスタム 画面が表示されます。
5. 以前にインストールした機能を変更するために、カスタム画面で Dell サーバー、DRAC、シャーシの監
、または Dell ストレージの監視 を選択します。
変更の準備完了 画面が表示されます。
6. Install(インストール)をクリックします。
7. インストールプロセスが完了したら、終了 をクリックします。
Windows コントロールパネルを使用した Dell SPI の変更
Windows コントロールパネルを使用して Dell SPI プログラム機能を変更するには、以下の手順を実行します。
1. HP Operations ManagerHPOM コンソール内の管理サーバー上で実行されているすべての Dell SPI ポリ
シーを無効にします。
2. スタートメニューから、設定 コントロールパネルプログラム プログラムのアンインストール
を選択します。
3. プログラムのアンインストールまたは変更 で、Dell Smart Plug-in v3.0 を選択し、変更 をクリックします。
4. 次へ をクリックします。
インストーラが 3 つのオプションを表示します。
5. 変更 オプションを選択して 次へ をクリックします。
カスタム 画面が表示されます。
6. 以前にインストールした機能を変更するために、カスタム画面で Dell サーバー、DRAC、シャーシの監
、または Dell ストレージの監視 を選択します。
変更の準備完了 画面が表示されます。
7. インストール をクリックします。
8. インストールプロセスが完了したら、終了 をクリックします。
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インストーラの修復オプションの使用
Dell デバイス用 SPI ポリシーグループ、または管理サーバーのポリシーインベントリからポリシーを誤って削
除した場合、Dell SPI インストーラの 修復 オプションを使用してポリシーを再インストールします。
この 修復 オプションは、 欠落している Dell SPI ポリシーをインストールし、管理サーバー上で自動的にすべ
てのポリシーを展開します。修復 オプションをお使いになる前に、HPOM コンソールの HPOM 管理サーバー
ノードから、すべての Dell SPI ポリシーを削除するか、または展開解除するようにしてください。
メモ: ポリシーのいずれかを修正してからそのポリシーを削除した場合、修復 オプションは、ポリシー
のオリジナルバージョンのみをインストールするので、必要要件に応じてポリシーを再度変更する必要
があります。修復オプションは、SNMPWSMANDWSURLDCLM Webservice URLおよび 保証レポー
URL のパラメータをデフォルト値にリセットするので、これらのパラメータを再度設定する必要があ
ります。
さらに、いずれかのファイルが失われた、または破損している場合、修復 オプションはこれらのファイルを
置き換えます。
プログラム機能の修復
プログラム機能を修復するには、次の手順を行います。
1. 解凍先のフォルダから Dell Smart Plug-In v2.0_ 64.msi を実行します。
ようこそ 画面が表示されます。
2. 次へ をクリックします。
インストーラが 3 つのオプションを表示します。
3. 修復 オプションを選択して 次へ をクリックします。
修復の準備完了 画面が表示されます。
4. Install(インストール)をクリックします。
インストールプロセスが完了したら、終了 をクリックします。
Windows コントロールパネルを使用した Dell SPI プログラム
機能の修復
Windows コントロールパネルを使用して Dell SPI プログラム機能を修復するには、次の手順を行います。
1. スタートメニューから、設定 コントロールパネルプログラム プログラムのアンインストール
を選択します。
2. プログラムのアンインストールまたは変更 で、Dell Smart Plug-in v3.0 を選択し、修復 をクリックします。
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