Microsoft Windows 向け HP Operations Manager 9.0

用 Dell Smart Plug-in バージョン 4.0

ユーザーズガイド

メモ、注意、警告

メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。

注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して

います。

警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。

著作権 © 2015 Dell Inc. 無断転載を禁じます。 この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産法

Microsoft Windows 向け HPOM 用 Dell SPI について.........................................................5

Dell SPI バージョン 4.0 の新機能............................................................................................ 6

Dell SPI の主要機能と利点........................................................................................................8

Dell Smart Plug-in ポリシー..................................................................................................... 12

Smart Plug-in ポリシーの導入................................................................................................15

対応オペレーティングシステム..........................................................................................16

Dell Smart Plug-in（SPI）機能の使用...................................................................................18

Dell Smart Plug-in（SPI）のトラブルシューティング...................................................31

関連文書およびリソース....................................................................................................... 33

トラクチャを管理するための機能を提供することにより、データセンター管理を可能にします。Dell SPI は、

トラブルシューティング、設定、または管理アクティビティを実施するための Dell デバイスおよびその他 Dell

ツールのコンソール起動もサポートします。

HPOM 用の Dell SPI では、次の Dell デバイスがサポートされます。

• Dell PowerEdge 第 9 世代（9G）～第 12 世代（12G）サーバー

• Dell Remote Access Controller 5（DRAC 5）、Integrated Dell Remote Access Controller 6（iDRAC 6）、Integrated

Dell Remote Access Controller 7（iDRAC 7）

• Dell PowerEdge 1955 シャーシ（DRAC/MC）、Dell PowerEdge M1000e（CMC）、Dell PowerEdge VRTX（VRTX

CMC）、および Dell PowerEdge FX2（FX2 CMC）

• Dell Compellent ストレージアレイ、Dell PowerVault MD ストレージアレイ、Dell EqualLogic PS シリーズスト

明されています。Microsoft Windows 向け Hewlett Packard Operations Manager（HPOM）9.0 用 Dell Smart

Plug-in（SPI）バージョン 4.0 の本バージョンを、そのリリース日から長期間経過した後でインストール

する場合は、dell.com/support/manuals で本書のアップデートバージョンの有無をチェックしてください。

次の表は、Dell SPI バージョン 4.0 の新機能と機能性をリストしています。

新機能 機能性

分類 次のデバイスを分類します。

監視 次のデバイスを監視します。

トラップベースの正常性監視

Dell SPI バージョン 4.0 は、Dell デバイスの管理のために次の機能を提供します。

機能 機能性

分類

本章では、HP Operations Manager（HPOM）管理サーバーに Dell SPI をインストールした後で実行できる様々

自動グループ化ポリシーは、Dell PowerEdge サーバー、Dell DRAC、Dell シャーシ、Dell ストレージ、および

Dell ネットワークスイッチを識別し、次の項にリストされているとおり、HPOM コンソールの Dell ハードウェ

ア サービス階層下にそれらを分類します。

• HPOM コンソールにある サービス 階層の Dell サーバー 下に、Windows を実行する Dell PowerEdge サーバ

ーには

Windows サーバー サービスグループ、ESXi を実行する Dell PowerEdge サーバーには ESXi サーバー

サービスグループ、Linux オペレーティングシステムを実行する Dell サーバーには Linux サーバー サービ

スグループを、<hostname (service tag)> と共に作成します。

• HPOM コンソールにある サービス 階層の Dell DRAC の下に、DRAC5 デバイスには DRAC5 サービスグルー

プ、iDRAC6 モジュラーデバイスには iDRAC6 モジュラー サービスグループ、iDRAC6 モノリシックデバイ

に作成します。

• HPOM コンソールにある サービス 階層の Dell ストレージ の下に、Dell Compellent ストレージアレイには

Compellent ストレージアレイ サービスグループ、Dell EqualLogic PS-Series ストレージアレイには

EqualLogic PS Series アレイ サービスグループ、MD ストレージアレイには PowerVault MD ストレージアレ

イ サービスグループ、および Dell PowerVault NX ストレージアレイには PowerVault NX ストレージアレイ

サービスグループを作成します。

• HPOM コンソールにある サービス 階層の Dell ネットワークスイッチ 下に、M シリーズスイッチ、S シリ

ーズスイッチ、および Z シリーズスイッチ と、Dell 8000 シリーズおよび 8100 シリーズネットワークスイ

ッチ用の 8000 | 8100 シリーズスイッチ サービスグループを作成します。

• HPOM コンソールにある サービス 階層の Dell SPI ライセンス 下に、Agent Free Server Monitoring v3 サービ

• Dell サーバーと関連する RAC を、それらのハードウェア構成に従って次のカテゴリに分類します。

– Dell モジュラーサーバー

– Dell モノリシックサーバー

• DRAC デバイスを、それらのハードウェア構成に従って次のカテゴリに分類します。

– iDRAC6 モジュラー

– iDRAC6 モノリシック

– iDRAC7 モジュラー

– iDRAC7 モノリシック

• Dell シャーシを、それらのハードウェア構成に従って次のカテゴリに分類します。

– Dell PowerVault MD ストレージアレイ

– Dell Compellent ストレージアレイ

– Dell PowerVault NX ストレージアレイ

• Dell ネットワークスイッチを、それらのハードウェア構成に従って次のカテゴリに分類します。

– M シリーズスイッチ

– S シリーズスイッチ

– Z シリーズスイッチ

– 8000 | 8100 シリーズスイッチ

• 以前分類された Dell デバイスで、到達不能または応答しなかったデバイスを、次のカテゴリの SNMP、WS-

MAN、または Symbol SDK クエリに分類します。

ージョン 4.0 インストールガイド』から「Dell Connections License Manager Webservice URL の設定」の項

を参照してください。

メモ: Dell Compellent ストレージアレイを監視するには、Dell Compellent ストレージアレイ管理 IP を使用

します。

Dell デバイスの正常性は、スケジュールされたポリシーを使用して監視することができます。スケジュール

されたポリシーは、Dell デバイスのグローバルシステムステータスを毎日午前 2 時にアップデートします。

これらのポリシーは、サービス → システムインフラストラクチャ → Dell ハードウェア階層下にグループ化

された各 Dell デバイスのポーリングを行ってグローバルシステムステータスを取得し、対応する重要度メッ

セージを HPOM コンソールのアクティブメッセージブラウザに送信します。

• Dell DRAC およびシャーシスケジュール済みステータスポーリング

• Dell Compellent ストレージアレイスケジュール済みステータスポーリング

• Dell Enterprise シリーズスイッチのスケジュール済みステータスポーリング

グローバル正常性ステータスは、デバイスの全体的な正常性です。ただし、デバイスの個々のコンポーネン

トの正常性は異なる場合があります。Dell デバイスの個々のコンポーネントの正常性を表示するには、それ

らの Dell デバイスに関連付けられているそれぞれのツールを起動します。