AKM AK5730VQ Evaluation Board Manual

  • こんにちは!ASAHI KASEI AKD5730-A評価ボードマニュアルの内容を読みました。この4ch差動ADC評価ボードについてご質問があれば、お気軽にお尋ねください。USB制御による設定、アナログ・デジタルインタフェース、多様な評価モードなど、マニュアルに記載されている情報に基づいてご回答いたします。
  • AKD5730-Aの電源供給方法について教えてください。
    AK5730とAK4118Aのオーディオインタフェースフォーマットはどうやって合わせますか?
    評価モードの種類は何がありますか?
    コントロールソフトの対応OSは?
ASAHI KASEI [AKD5730-A]
KM110002 2013/02
AKD5730-ADC検出用SAR ADCを内蔵し、マイク入力とライン入力に対応した4ch差動ADCAK5730
の評価ボードです。USBポートを使って、各種設定のコントロールが可能です。 アナログ信号入力用
にステレオミニジャックを搭載しています。 また、ディジタルインタフェースにも対応しており、光コ
ネクタを介してディジタルオーディオ機器とのインタフェースが可能です。
オーダリングガイド
AKD5730-A --- AK5730評価用ボード
PCUSBポートとの接続用ケーブルとコントロールソフトを同梱。
アナログ信号入力: ステレオミニジャック (x4)
ディジタルオーディオ出力: 光出力 (x1), 外部出力 (x1)
ボード制御用USBポート
AK5730
PORT2
DOUT(OPT)
A
VDD
DIT
(AK4118A)
SDTO2
DVDD
A
GND
PORT1
DOUT(DSP)
X’tal
DGND +5V D3.3V
A
IN4
SDTO1
MCLK
BICK
LRCK
512fs
256fs
DVDD
AVDD
T1
(LDO 3.3V)
T2
(LDO 3.3V)
VSS1
VSS2
BICK
LRCK
DAUX
PIC4550
T3
(LDO 3.3V)
PORT3
(USB)
SDA
SCL
IN4P
IN4N
IN3P
IN3N
IN2P
IN2N
IN1P
IN1N
A
IN3
A
IN2
A
IN1
figure 1.AKD5730-A Block Diagram
AK5730評価ボード Rev.2
AKD5730-A
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ボード外略図
概略図
figure 2. Outline Chart
説明
(1) J1,J2,J3,J4Analog data
Stereo-mini jack. アナログ信号入力用
(2) J6,J7,J8,J9,J10(Power supply)
電源用端子
(3) PORT1/PORT2Digital Data
PORT1DSP へ出力
PORT2SPDIF 出力(光出力)
(4) PORT3USB Port
ボード制御用USBポート。
USBポートを介して、AK5730のレジスタをコントロールできます。
.
- 2-
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(5) U1(AK5730)
DC検出用SAR ADCを内蔵し、マイク入力とライン入力に対応した4ch差動ADC
(6) U2AK4118A
AK4118ADITとして動作し、AK5730のディジタルデータを出力
(7) U5(PIC18F4550)
このボードをUSBで操作するためのIC
(8) SW1(Toggle switch)
AK5730PDNピン用SW
“H” AK5730PDNHi
“L” AK5730PDNLo
(9) SW2(Toggle switch)
AK5730PDNピン用SW
“H” AK4118APDNHi
“L” AK4118APDNLo
(10) SW3(Dip switch)
AK5730AK4118Aの設定用SW
Table4.を参照
(11) LE1(Red LED)
INTピンの出力状態を示します
“H”出力時:消灯
“L”出力時:点灯
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評価ボードマニュアル
操作手順
1) 電源の設定
2) 評価モード
(1) AK4118ADIT機能を使用したA/D部の評価
(1-1) スレーブモード (出荷時)
(1-2) マスターモード
(1-3) PLL スレーブモード
(2) 外部クロックを使用したA/D部の評価
(2-1) スレーブモード
(2-2) マスターモード
(2-3) PLL スレーブモード
3) JPおよびSWの設定
(1) その他JPの設定
(2) SWの設定
4) 電源投入
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1) 電源の設定
(1) レギュレータからAVDD, DVDD, D3.3Vに電源を供給する場合 <出荷時>
JP13
AV DD
JP14
DV DD
T1 T2
JP15
+D3.3V
T1を使用する場合:1-2 short
T2を使用する場合:2-3 short (出荷時)
電源の接続
名称 設定 詳細
+5V Yellow +5V
レギュレーターへ供給.
AVDD Red Open
レギュレータから供給されるので使用しません
DVDD Red Open
レギュレータから供給されるので使用しません
+D3.3V Red Open
レギュレータから供給されるので使用しません
AGND Black 0V
AK5730用グランド
DGND Black 0V
ロジック回路用グランド
Table 1 電源の接続 (レギュレータを使用する時)
(2) 各電源端子から電源を供給する場合
JP13
AV DD
JP14
DVDD
T1 T2
JP15
+D3.3V
電源の接続
名称 設定 詳細
+5V Yellow Open
使用しません
AVDD Red +3.3V
AK5730AVDDへ供給
DVDD Red +3.3V
AK5730DVDDへ供給
+D3.3V Red +3.3V
ロジック回路へ供給
AGND Black 0V
AK5730用グランド
DGND Black 0V
ロジック回路用グランド
Table 2 電源の接続 (レギュレータを使用しない場合)
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2) 評価モード
AK4118Aを使用してAK5730を評価する場合は、必ずAK5730AK4118Aのオーディオインタフェースフォー
マットを一致させて下さい。AK5730のオーディオインタフェースフォーマットに関してはAK5730のデータ
シート、AK4118Aのオーディオインタフェースフォーマットはtable.4をそれぞれ参照して下さい。
AK4118Afs=32kHz以上に対応します。fs=32kHz未満で評価する場合は他のモードをお使い下さい。
詳細はAK5730のデータシートを参照して下さい。
(1) AK4118ADIT機能を使用したA/D部の評価
(1-1) スレーブモード (出荷時)
PORT2 (TOTX) を使用します。
PORT1: Open
AK5730: スレーブモード
AK4118A: マスターモード
SW3(4118-DIF/ 5730-MSN) : “Lo”
AK5730MCLKBICKLRCKAK4118Aから供給します。PORT2AK4118Aを介してAK5730
データを光出力します。AK5730MCLKJP10512fs256fsを選択でき、SDTO1SDTO2JP11
で選択できます。
H
L
4118-DIF1
/ 5730-MSN
SW3
JP10
EXT
256fs
512fs
EXT
256fs
512fs
OR
MCLK Select Master/Slave Select
SDT O Sele ct
OR
JP11
STDO1 SDTO2
ST DO 1 S DT O2
(1-2)マスターモード
PORT2 (TOTX) を使用します。
PORT1: Open
AK5730: マスターモード
AK4118A: スレーブモード
SW3(4118-DIF/ 5730-MSN) : “Hi”
AK5730MCLKAK4118AあるいはX1より供給します。AK5730LRCKBICKSDTO1SDTO2
AK4118Aへ出力されます。PORT2AK4118Aを介してAK5730のデータを光出力します。
AK5730MCLKJP10512fs256fsを選択でき、AK5730SDTO1SDTO2JP11で選択できます。
H
L
4118-DIF1
/ 57 30-MSN
SW3
JP10
EXT
256fs
512fs
EXT
256fs
512fs
OR
MCLK Select Master/Slave Select
SDTO Select
OR
JP11
STDO1 SDTO2
ST DO1 SD TO2
EXT
256fs
512fs
OR
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(1-3) PLL スレーブモード (BICK 64fs入力のみ)
PORT2 (TOTX)を使用します。
PORT1: Open
AK5730: PLLスレーブモード
AK4118A: マスターモード
SW3(4118-DIF/ 5730-MSN) : “Lo”
AK5730BICKLRCKAK4118Aから供給します。PORT2AK4118Aを介してAK5730のデータを
光出力します。AK5730SDTO1SDTO2JP11で選択できます。AK5730MCLKは供給された
BICKから生成されるので必要ありません。
H
L
4118-DIF1
/ 5730-MSN
SW3
JP10
EXT
256fs
512fs
MCLK Select Master/ Slave Select
SDT O Sele ct
OR
JP11
ST DO1 SDTO2
ST DO1 SDTO2
(2) 外部クロックを使用したA/D部の評価
(2-1) スレーブモード
PORT1 (DSP)を使用します。
SW2: “Lo” (AK4118Aは使用しません)
AK5730: スレーブモード
SW3(4118-DIF/ 5730-MSN) : “Lo”
AK5730MCLKBICKLRCKPORT1から供給します。AK5730STDO2SDTO1PORT1から
出力されます。
H
L
4118-DIF1
/ 5730-MSN
SW3
Master/Slave Select
H
L
4118-PDN
SW2
PDN o f AK4118 A
PORT1
MCL K
SDTO1
SD TO2
BICK
LRCK
TDM
I
GN D
GND
GND
GND
5
6
10
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(2-2) マスターモード
PORT1 (DSP) を使用します。
SW2: “Lo” (AK4118Aは使用しません)
AK5730: マスターモード
SW3(4118-DIF/ 5730-MSN) : “Hi”
AK5730MCLKPORT1から供給します。AK5730LRCKBICKSDTO1SDTO2PORT1へ出
力されます。
.
H
L
4118-DIF1
/ 5730-MSN
SW3
Master/Slave Select
H
L
4118-PDN
SW2
PDN o f AK4118 A
PORT1
MCL K
SDTO1
SD TO2
BICK
LRCK
TDM
I
GN D
GND
GND
GND
5
6
10
(2-3) PLL スレーブモード
PORT1 (DSP) を使用します。
SW2: “Lo” (AK4118Aは使用しません)
AK5730: PLL スレーブモード
SW3(4118-DIF/ 5730-MSN) : “Lo”
AK5730BICKLRCKPORT1から供給します。AK5730SDTO1SDTO2PORT1から出力され
ます。AK5730MCLKは供給されたBICKより生成されるので必要ありません。
H
L
4118-DIF1
/ 5730-MSN
SW3
Master/Slave Select
H
L
4118-PDN
SW2
PDN o f AK4118 A
PORT1
MCL K
SDTO1
SD TO2
BICK
LRCK
TDM
I
GN D
GND
GND
GND
5
6
10
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KM110002 2013/02
3) JPおよびSWの設定
(1) その他JPの設定
JP1, JP2 (AIN1 selector): “IN1P” pin and “IN1N” pinへの入力方法を選択します。
JP1 dif : Full differential mode. < 出荷時 >
sin : Single-ended mode.
JP2 open : Full differential mode. < 出荷時 >
short : Single-ended mode.
JP3, JP4 (AIN2 selector): “IN2P” pin and “IN2N” pinへの入力方法を選択します。
JP3 dif : Full differential mode. < 出荷時 >
sin : Single-ended mode.
JP4 dif : Full differential mode. < 出荷時 >
sin : Single-ended mode.
JP5, JP6 (AIN3 selector): “IN3P” pin and “IN3N” pinへの入力方法を選択します。
JP5 dif : Full differential mode. < 出荷時 >
sin : Single-ended mode.
JP6 open : Full differential mode. < 出荷時 >
short : Single-ended mode.
JP7, JP8 (AIN4 selector): “IN4P” pin and “IN4N” pinへの入力方法を選択します。
JP7 dif : Full differential mode. < 出荷時 >
sin : Single-ended mode.
JP8 dif : Full differential mode. < 出荷時 >
sin : Single-ended mode.
JP9 (TDM selector): TDMモードへの切替
JP9 open : TDM-modeを使用する場合.
short : TDM-modeを使用しない場合. < 出荷時 >
(2) SWの設定
[SW3] (SW DIP-6): AK5730 AK4118A.のモード設定
No. Name ON (“H”) OFF (“L”)
出荷時
1 5730-SPI SPI I2C OFF
2 Reserved OFF
3
4118DIF1/
5730-MSN
See Table 4
See Table 5
OFF
4 4118-DIF0 ON
5 4118-OCKS0
See Table 6
OFF
6 4118-OCKS1 ON
Table 3. Mode setting for AK5730 and AK4118A
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Mode DIF1 DIF0 DAUX SDTO
LRCK BICK
I/O I/O
0 L L 24bit, Left justified 16bit, Right justified H/L O 64fs O
1
L
H 24bit, Left justified 18bit, Right justified H/L O 64fs O
2 H L 24bit, Left justified 20bit, Right justified H/L O 64fs O
3 H H 24bit, Left justified 24bit, Right justified H/L O 64fs O
4 L L 24bit, Left justified 24bit, Left justified H/L O 64fs O
5 L H 24bit, I
2
S 24bit, I
2
S L/H O 64fs O
(出荷時)
6 H L 24bit, Left justified 24bit, Left justified H/L I
64
-128
fs
I
7 H H 24bit, I
2
S 24bit, I
2
S L/H I
64
-128
fs
I
Table 4.Audio I/F Format Setting for AK4118A
No. Name ON (“H”) OFF (“L”)
出荷時
1
4118DIF/
5730-MSN
AK5730 “Master Mode”
AK4118A “Slave Mode”
AK5730 “Slave Mode”
AK4118A “Master Mode”
OFF
Table 5.Master Clock setting for AK4118A
No. OCKS1 OCKS0
MCKO1
MCKO2
X’tal
fs (max)
0 0 0 256fs 256fs 256fs 96 kHz
1 0 1 256fs 128fs 256fs 96 kHz
2 1 0 512fs 256fs 512fs 48 kHz
(出荷時)
3 1 1 128fs 64fs 128fs 192 kHz
Table 6.Master Clock setting for AK4118A
4) 電源投入
[SW1] (5730-PDN) :AK5730用パワーダウンスイッチです。電源投入後、必ず一度”L”にしてリセットを
行って下さい。動作中は”H”にしておきます。
[SW2] (4118-PDN) : AK4118A用パワーダウンスイッチです。電源投入後、必ず一度”L”にして
リセットを行って下さい。動作中は”H”にしておきます。
また、使用しない場合は”L”にして下さい。
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KM110002 2013/02
コントロールソフトマニュアル
評価ボードとコントロールソフトの設定
1. AKD5730-Aを前項参照の上、適宜設定して下さい。
2. 評価ボードをUSBケーブルでPCと接続して下さい。
USBコントロールボックスは PC上では、HID(Human Interface Device)として認識されます。
認識されない場合は、再度接続し直して下さい。
3. AKD5730用コントロールソフトを立ち上げて下さい
4. 適宜、操作を行い評価して下さい。
[対応OS]
Windpws XP / Vista / 7 (32bit) (Vista / 7 XP互換モード推奨)
64bitOSでの動作は未対応です。
操作画面
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操作説明
コントロールソフトでは、ファンクション機能、レジスタマップ操作、テストツールの操作を行えます。
これらは、上部のタブで切り替えます。
頻繁に使用するレジスタ初期設定ボタン等は、切り替え画面の外側に配置されています。
各ボタンから呼び出されるダイアログの詳細は「各ダイアログ機能の説明」を参照してください。
1. [Port Reset]: USB I/Fボード(AKDUSBIF-B)接続時に使用します。
ソフト起動後 USB I/Fボード(AKDUSBIF-B)を接続した場合、
このボタンをクリックしてください。
2. [Write Default]: レジスタを初期設定にします。
ハード上のリセット等でデバイスの初期化を行った場合、
このボタンをクリックしてください。
3. [All Write]: 現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。
4. [All Read]: 現在表示されているレジスタ値を全て読み込みます。
5. [Save]: 現在のレジスタ設定値をファイルに保存します。
6. [Load]: ファイルに保存してあるデータの書き込みを実行します。
7. [All Req Write]: [All Req Write] ダイアログを立ち上げます。
8. [Data R/W]: [Data R/W] ダイアログを立ち上げます。
9. [Sequence]: [Sequence] ダイアログを立ち上げます。
10. [Sequence(File)]: [Sequence(File)] ダイアログを立ち上げます。
11. [Read]: 現在のレジスタを読み出して、Register欄に表示します。
[All Read] ボタンとは異なり16進表示のみを行い
レジスタマップへの反映は行いません。
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KM110002 2013/02
各タブ機能の説明
1. [REG] タブ: レジスタマップ
レジスタ書込み、レジスタ読み込みを実施する画面です。
レジスタマップの各ビットは押しボタンとなっています。
マウスにより操作することでレジスタの更新を実施します。
“H”または “1”はボタンDown状態、赤字 (Read Onlyでは濃い赤) 表示、
“L”または “0”はボタンUp状態、青字(Read Onlyではグレー)表示が行われます。
Read Only のレジスタに関してはグレーアウト状態となりマウスによる操作は不可となります。
データシートで定義されていない部分は“---”で表示されます。
Figure 3. Window of [ REG]
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KM110002 2013/02
1-1.[Write]: データ書き込みダイアログ
同じアドレス上の複数のbitを同時に変更する場合に使用します。
レジスタマップの各レジスタに対応した[Write]ボタンをクリックし、ダイアログを立ち上げます。
チェックボックスをチェック(9点がチェックした印です)すると、データは“H”または“1”になり、
チェックしなければデータは“L”または“0”になります。
各レジスタに対応したダイアログがあります。
入力した値をレジスタに書き込む場合は[OK]ボタンを、書き込まない場合は[Cancel]ボタンを押して下
さい。
figure 4. Window of [ Register Set ]
1-2. [ Read]: データ読み込み実施
レジスタマップの各レジスタに対応した[Read]ボタンをクリックすると、
各レジスタの読み込みを実施します。
各レジスタの読み込み完了後、レジスタの状態に合わせて表示の更新が行われます。
“H”または “1”ではボタンDown状態、赤字 (Read Onlyでは濃い赤)
“L”または “0”ではボタンUp状態、青字(Read Onlyではグレー)に表示されます。
ボタンの設定状態が変更となりますので注意が必要です
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KM110002 2013/02
2. [Tool]タブ: テストツール
評価テスト用のテストツール画面
各機能ボタンを押下するとテストツールを呼び出します。
Figure 5. Window of [ Tool ]
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2-1. [Repeat Test]: [Repeat Test] ダイアログ
テストツール画面で[Repeat Test]ボタンを押すと下記のようなテスト用ダイアログが開きます。
設定したデータの繰り返し書き込みテストを実施できます。
Figure 6. Window of [ Repeat Test ]
[ Start ] ボタン : [Start] ボタン押下後、
テスト結果の保存ファイルを指定のダイアログが出現します。
任意のファイル名で指定を行ってください。
保存ファイル指定後、テストを開始します。
[ Close ] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。
[ Address ] ボックス : データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。
[ Start Data ] ボックス : 開始データを16進数2桁で入力します。
[ End Data ] ボックス : 終了データを16進数2桁で入力します。
[ Step ] ボックス : Step間隔でデータを書き換えます。
[ Repeat Count ] ボックス : テスト書き込み繰り返しカウント数を指定します。
[ Up and Down ] ボックス : 1カウントでのデータの流れを指定します。
9点でチェックした場合、空白でチェックしない場合です。
・チェックした場合 : Start DataからEnd DataまでStepの間隔で書き換え後、
End DataからStart DataまでStepの間隔で書き換えます。
[実行例] Start Data = 00, End Data = 05, Step = 1, [ ]1カウントの流れ
データの流れ: [000102030405
050403020100]×Repeat Count
・チェックしない場合: Start DataからEnd DataまでStepの間隔で書き換えて終了します。
[実行例] Start Data = 00, End Data = 05, Step = 1, [ ]1カウントの流れ
データの流れ: [000102030405]×Repeat Count
[ Sampling Frequency ] ボックス : Sampling Frequency 44.1kHz/48kHzを選択します。
[ Count ] ボックス : テスト実行中の カウントを表示します。
[ Lch Level ] ボックス : テスト実行中の Lch Level を表示します。
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2-2. [Loop Setting] : [Loop] ダイアログ
テストツール画面で[Loop Setting]ボタンを押すと下記のようなテスト用ダイアログが開きます。
設定したデータの書き込みテストを実施できます。
Figure 7. Window of [ Loop ]
[ OK ] ボタン : テストを開始します。
[ Cancel ] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。
[ Address ] ボックス : データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。
[ Start Data ] ボックス : 開始データを16進数2桁で入力します。
[ End Data ] ボックス : 終了データを16進数2桁で入力します。
[ Interval ] ボックス : Intervalで設定した間隔でデータを書き込みます。
[ Step ] ボックス : Step間隔でデータを書き換えます。
[ Mode Select ] ボックス : 9点でチェックした場合、空白でチェックしない場合です。
・チェックした場合 : Start DataからEnd DataまでStepの間隔で書き換え後、
End DataからStart DataまでStepの間隔で書き換えます。
[実行例] Start Data = 00, End Data = 05, Step = 1
データの流れ: 000102030405050403020100
・チェックしない場合
: Start DataからEnd DataまでStepの間隔で書き換えて終了します。
[実行例] Start Data = 00, End Data = 05, Step = 1
データの流れ: 000102030405
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各ダイアログ機能の説明
1. [All Req Write]: [All Req Write] ダイアログ
メイン画面で[All Req Write]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。
メイン画面の[ SAVE ] で作成したレジスタ設定ファイルを複数割り当て、実行することができます。
Figure 8. Window of [ All Reg Write ]
[ Open () ] ボタン : レジスタ設定ファイル (*.akr) の選択を実施します。
[ Write ] ボタン : 選択したレジスタ設定ファイルの内容でレジスタの書込みを行います。
[ Write All ] ボタン : 選択したレジスタ設定ファイルの レジスタの書込みをまとめて実施します。
選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります。
[ Help ] ボタン : 本機能の説明画面を開きます。
[ Save ] ボタン : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.mar”です。
[ Open () ] ボタン :“*. mar”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。
[ Close ] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。
操作上の注意
1. 右側にある[ Save ] [ OPEN ] で指定するファイルは
全て同じフォルダ内に入っている必要があります。
2. レジスタの内容をメイン画面 [ Save ] ボタンで変更した場合、
その内容を反映させるためにそのファイルを再度読み出して下さい。
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ASAHI KASEI [AKD5730-A]
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2. [Data R/W]: [Data R/W] ダイアログ
メイン画面で[Data R/W]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。
キーボード操作により指定アドレスに対してデータ書き込みを実施します。
Figure 9. Window of [ Data R/W ]
[ Address ] ボックス : エディットボックス内にデータを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。
[ Data ] ボックス : エディットボックス内にデータを16進数2桁で入力します。
[ Mask ] ボックス : エディットボックス内にマスクデータを16進数2桁で入力します。
[ Data ]入力に対してAND処理を実施したものが書込みデータとなります。
[ Write ] ボタン : [ Address] ボックスで指定されたアドレスのレジスタに対して
[ Data ] 入力と[ Mask ] 入力より生成したデータを書込みます。
[ Read ] ボタン : [ Address] ボックスで指定されたアドレスのレジスタを読み込みます。
表示は[ Read data] ボックス内に16進数で出力されます。
[ Close ] ボタン : 処理を終了します。
特にデータ書込みを実施しない場合はこちらで画面を閉じることで
キャンセルを行うことが出来ます。
[ Write ] ボタン、[ Read ] ボタンの操作後はレジスタマップの表示が更新されます。
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ASAHI KASEI [AKD5730-A]
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3.[Sequence]: [Sequence] ダイアログ
メイン画面で[Sequence]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。
レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。
Figure10. Window of [Sequence ]
シーケンスの設定
シーケンス設定は以下の手順で設定します。
1. シーケンス処理内容を選択します。
[Select]コンボボックスから動作させる処理内容を選択します。
処理内容に応じてデータ設定の必要な入力ボックスが有効になります。
< Select選択項目 >
No_use : 未使用
Register : レジスタ書込み
Reg(Mask) : レジスタ書込み(マスク指定)
Interval : インターバル
Stop : 一時停止
End : シーケンス終了
2. 動作させるシーケンスを入力して下さい。
[ Address ] : アドレス
[ Data ] : データ
[ Mask ] : マスク
[ Data ] [ Mask ]AND処理を実施したものが書込みデータとなります。
Mask = 0x00のとき、現在値の設定を維持します。
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