AKM AK5704EN Evaluation Board Manual

  • こんにちは!AKM AKD5704-B評価ボードのマニュアルを読み込みました。この評価ボードは、AK5704 4チャンネル32ビットA/Dコンバータをベースに、様々な入力/出力オプションと柔軟な設定機能を提供しています。電源供給方法、入力信号の種類、出力設定、サンプリング周波数、コントロールソフトの使用方法など、このマニュアルに記載されている内容についてご質問があれば、お気軽にお尋ねください!
  • 電源供給方法は?
    入力信号の種類は?
    出力方法は?
    サンプリング周波数は?
    コントロールソフトの機能は?
[AKD5704-B]
<KM131301> 2019/03
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AKD5704-Bは、PLLMICアンプ内蔵、4チャネル32ビットA/Dコンバータ、AK5704の評価用ボードです。
デジタルインタフェースにも対応しており、光コネクタ、またはUSBを介してデジタルオーディオ機器とイ
ンタフェース可能です。
オーダリングガイド
AKD5704-B --- AK5704 評価用ボード
(コントロールソフトを同梱。)
アナログ入力用ミニジャック搭載
高性能MEMSマイク搭
デジタルオーディオインタフェース
- DITを搭載し、光コネクタによる出力が可能
- USBオーディオインタフェースを搭載し、USBによる出力が可能
USB接続に対応したシリアルコントロールインタフェース
[Main Board]
5V
[+3.3V]
[+1.8V]
PIC18F4550
(USB Serial IF)
AK5704
REG
REG
0V
GND
Mini
Jack
AIN1A+/DMDAT1
J6
AIN1A
AIN1A-
Mini
Jack
AIN1B+/DMCLK1
J5
AIN1B
AIN1B-
AIN2A+/DMDAT2
J4
AIN2A
AIN2A-
Mini
Jack
AIN2B+/DMCLK2
J3
AIN2B
AIN2B-
PORT3
CONTROL
USB
Micro
REG
[+3.3V]
I2C
AK5373
(USB-AUDIO)
EEP-
ROM
USB
Micro
PORT2
USB-AUDIO
AK4104
(S/PDIF)
TOS
LINK
PORT1
OPT-OUT
MCKI
BCLK
LRCK
MCKO
SDTO2
SDTO1
J2
Mini
Jack
[Sub MIC Board]
AVDD
TVDD
VSS1/2
Xtal
Divider
24.576MHz
Level
Shifter
Level
Shifter
Level
Shifter
REG
[+3.3V]
Slide SW
Figure 1. AKD5704-Bブロック図
AK5704 評価用ボー Rev.0
AKD5704-B
[AKD5704-B]
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電源の設定
(1) 電源ピン (J1, J2) から電源を供給する場合 <Default>
ジャンパピンの設定
ジャンパピンでショートする箇所
3.3V 使用時
1.8V 使用時
JP2
AVDD-SEL
3.3V
1.8V
AVDD-SEL
3.3V
1.8V
JP1
USB5V
電源の接続
Table 1. 電源の配線
Part No.
名称
供給電圧
内訳
J1
VDD5V
+5V
レギュレータへの入力
J2
GND
0V
グランド
(2) USB (PORT3) から電源を供給する場合
ジャンパピンの設定
ジャンパピンでショートする箇所
3.3V 使用時
1.8V 使用時
JP2
AVDD-SEL
3.3V
1.8V
AVDD-SEL
3.3V
1.8V
JP1
USB5V
電源の接続
Table 2. 電源の配線
Part No.
名称
供給電圧
内訳
J1
VDD5V
Open
レギュレータへの入力
J2
GND
Open
グランド
[AKD5704-B]
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評価モード
1. 入力設定
(1) MEMSマイク入力の設定 <Default>
AKD5704-Bボードに接続されているMICボードを使用した評価が可能です。
J3, J4, J5, J6には何も接続しないでください。
ジャンパピンでショートする箇所
J6
AIN1A
JP10
1AGND
1ASEL
SE
DIFF
JP9
J5
AIN1B
JP8
1BGND
1BSEL
SE
DIFF
JP7
J4
AIN2A
JP6
2AGND
2ASEL
SE
DIFF
JP5
J3
AIN2B
JP4
2BGND
2BSEL
SE
DIFF
JP3
基板の接続
Main Board
MIC Board
CN1
CN101
CN2
CN102
CN3
CN103
CN4
CN104
CN5
CN105
CN6
CN106
[Main-Board]
U104
MIC1A
U103
MIC1B
U101
MIC2B
U102
MIC2A
CN101
CN102
CN103
CN104
CN105
CN106
[MIC-Board]
コネクタ接続対応表
Figure 2. AKD5704-B-SUB-MICード接続図
Table 3. MEMSマイク、AK5704入力ピン対応表
MEMSマイク
AK5704入力ピン
U101
AIN2B+/-
U102
AIN2A+/-
U103
AIN1B+/-
U104
AIN1A+/-
[AKD5704-B]
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(2) アナログ入力の設定
必ず、MEMS-MIC基板を外して評価してください
(1-1) ミニジャックを使用する場合(シングルエンド入力)
ジャンパピンでショートする箇所
J6
AIN1A
JP10
1AGND
1ASEL
SE
DIFF
JP9
J5
AIN1B
JP8
1BGND
1BSEL
SE
DIFF
JP7
J4
AIN2A
JP6
2AGND
2ASEL
SE
DIFF
JP5
J3
AIN2B
JP4
2BGND
2BSEL
SE
DIFF
JP3
(1-2) ミニジャックを使用する場合(差動入力)
ジャンパピンでショートする箇所
J6
AIN1A
JP10
1AGND
1ASEL
SE
DIFF
JP9
J5
AIN1B
JP8
1BGND
1BSEL
SE
DIFF
JP7
J4
AIN2A
JP6
2AGND
2ASEL
SE
DIFF
JP5
J3
AIN2B
JP4
2BGND
2BSEL
SE
DIFF
JP3
(3) デジタルマイク入力の設定
必ず、MEMS-MIC基板を外して評価してください
下記テストピンに、デジタルマイクを接続してください。
Table 4. デジタルマイク接続用ピン
Test Pin名称
AK5704ピン
対応ADC
DMDAT1
AIN1A+/DMDAT1
ADC1
DMCLK1
AIN1B+/DMCLK1
ADC1
DMDAT2
AIN2A+/DMDAT2
ADC2
DMCLK2
AIN2B+/DMCLK2
ADC2
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2. 出力設定
(1) S/PDIF光出力(OPT-OUT [PORT1])を使用する場合 <Default>
PORT1光デジタルケーブルを接続してください。
AK5704のシステムクロックは、EXT Master Mode, BCLK=64fsに設定してください。
ジャンパピンでショートする箇所
JP18
USB-SDTI
JP15
USB-BCLK
JP14
USB-LRCK
JP17
SDTO-SEL
SDTO1
SDTO2
JP11
MASTER
* AK4104 SDTO2 を入力する場合は、
JP17 SDTO2 側をショートしてください。
JP12
MCKI-FREQ
XTAL
USB
JP13
MCKI
-SEL
JP16
MCKO-SEL
MCKO
USB
3.072
6.144
12.288
24.576
X1には24.576MHzの水晶発振器が実装されています。
上記設定は、fs=48kHz, MCLK=256fsの場合です。fs=96kHz, MCLK=256fsおよびfs=192kHz, MCLK=128fs
の場合は、JP11 24.576設定してください。fs=24kHz, MCLK=256fsの場合はJP11 6.144設定
してください。fs=12kHz, MCLK=256fsの場合はJP11 3.072設定してください。
(2) USBデジタル出力(USB-AUDIO [PORT2])を使用する場合
PCPORT2USBケーブルで接続し、AK5373を認識させてください。
サンプリング周波数は、PC上で設定します。マイク(AK5373)のプロパティを開き、詳細タブで既定の形式
からレートを選択してください。2ch, 16bit, 8kHz/11.025kHz/16kHz/22.05kHz/32kHz/44.1kHz/48kHzに対応
しています。
AK5704のシステムクロックは、EXT Slave Mode設定してください。
ジャンパピンでショートする箇所
JP18
USB-SDTI
JP15
USB-BCLK
JP14
USB-LRCK
JP17
SDTO-SEL
SDTO1
SDTO2
JP11
MASTER
* AK4104 SDTO2 を入力する場合は、
JP17 SDTO2 側をショートしてください。
JP12
MCKI-FREQ
XTAL
USB
JP13
MCKI
-SEL
JP16
MCKO-SEL
MCKO
USB
3.072
6.144
12.288
24.576
(3) スイッチの設定
S1(5373-PDN): AK5373パワーダウン
常に H (上方)に倒してください。
S2(ROM-WR): 未使用
常に 左側に設定してください。
S3(RESET): AK5704AK4104のパワーダウン
常に H (上方)に倒してください。
[AKD5704-B]
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(4) その他デフォルト設定
CL1(CAD): AK5704CAD pinの設定
Open: I2C Chip Address = 0 (default)
Short: I2C Chip Address = 1
CL2(MCLK-OFF): 水晶発振器(X1) の出力Enable/Disable
Open: 出力Enable (default)
Short: 出力Disable
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コントロールソフトマニュアル
評価ボードとコントロールソフトの設定
1. 評価ボードを各評価モードに従って設定し、電源を投入してください
2. 価ボードのPORT3 (CONTROL)PC USB ケーブルで接続してください。
3. USBコントローラは、PC ではHID (Human Interface Device) として認識されます。
4. コントロールソフト (AK5704.exe) 立ち上げてください。
左下に AKDUSBIF-Bと表示されず、No Port と表示されている場合は、PC USB ケーブルを再
度接続し直して[InitPort] ボタンを押してください。
5. [PDN:L]ボタンを押し、[PDN:H]表示が変わることを確認してください。
AK5704AK4104リセット解除されます。
Figure 3. Window of Control Soft
[AKD5704-B]
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操作説明
コントロールソフトでは、ファンクション機能、レジスタマップ操作を行うことができます。
これらは、上部のタブで切り替えられます。
頻繁に使用するレジスタ初期設定ボタン等は、切り替え画面の外側に配置されています。
1. [InitPort]: メインボード上のUSB ポートをリセットします。ソフト起動後、PC USB コント
ローラを接続した場合、このボタンをクリックしてください。
2. [CAD0/CAD1]: AK5704CAD pin の制御を行います。
(コントロールソフトでCAD pin制御を行う場合は、JP48 設定をPICに切り替え
ください)
3. [Write Default]: AK5704レジスタを初期設定にします。
4. [All Read]: AK5704レジスタ値を全て読み出し、レジスタマップに表示します。
5. [All Write]: 現在レジスタマップに表示されているAK5704レジスタ値を、全て書き込みます。
6. [Script Save]: 在の設定でScriptを保存します。
7. [Read]: 現在のレジスタを読み出し、"Address:Data" 部の表示欄に "Address : Read"
表示します。[All Read] ボタンとは異なり16 表示のみを行い、レジスタマップへの
反映は行いません。
8. [Init Board]: AK5704のリセットを行い、AK5704レジスタを初期設定にします。
9. [PDN:H]: AK5704AK4118A PDN pinの制御を行います。
([PDN:H] PDN pin = H, [PDN:L] PDN pin = L)
10. [Close]: コントロールソフトを終了します。
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各タブ機能の説明
(1) [MainFunc] タブ: ファンクション機能
ウィンドウ内にある各ブロックを押すと、そのブロックの設定ウィンドウが開きます。表示されているセレ
クタは、直接選択することができます。ウィンドウ上部にある三種類のファンクションボタンで、ボタンに
記載されている機能のシーケンス処理を実行します。
Figure 4. [MainFunc] 画面
1 : AVDD動作モードの設定
2 : アナログ入力/デジタルマイク入力の選択(AIN1, AIN2)
3 : Single-ended入力/ Full-Differential入力の選択(AIN1A, AIN1B, AIN2A, AIN2B)
4 : Stereo/Monoの選択
5 : SDTO2力、TDMIN入力の選択
6 : Slave/Masterの選択
7 : PLL Clock Source(MCKI/BCLK)の選択
8 : MCKI周波数の選択
9 : BCLK出力周波数の選択(Master Mode択時のみ設定可能)
10 : サンプリング周波数の選択
11 : Master Clock Rateの選択
12 : Master Clock 出力の選択
13 : 各ピンのプルダウン抵抗Enable/Disable(BCLK, LRCK, TDMIN/SDTO2, MCKO, SDTO1)
14 : 各ブロックのPower Management
(PMAD1A, PMAD1B, PMAD2A, PMAD2B, PMPFIL1, PMPFIL2, PMVAD, PMPLL)
1
2
3
3
4
2
5
7
6
8
9
10
13
13
12
11
14
14
14
14
14
(1-1)
(1-3)
(1-3)
(1-2)
(1-4)
(1-4)
(1-5)
(1-6)
(1-1)
[AKD5704-B]
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(1-1) ADC, MIC Gain Setting
[MainFunc] 画面で、MicGainのブロックを押すと、[ADC, MIC Gain Setting] 画面が開きます。
MIC Gain, ADCおよびDigital MICPower up/down各種設定が可能です。
ADCPower up前に、Function 面で、必ずAVDD動作モードの設定を行ってください。
Figure 5. [ADC, MIC Gain Setting] 画面
[AKD5704-B]
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(1-2) Digital Function Setting
[MainFunc] 画面で、Delay, HPF, MIC Sensitivity Correctionのブロックを押すと、[Digital Function Setting]
画面が開きます。DelayHPFまたMIC Sensitivity の設定が可能です。
Figure 6. [Digital Function Setting] 画面
[AKD5704-B]
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(1-3) Mixer, HPF, LPF Setting
[MainFunc] 画面で、MIX1, MIX2, HPF1 LPF1, HPF2 LPF2のブロックを押すと、[Mixer, HPF, LPF Setting]
画面が開きます。Mixerやプログラマブルフィルター(HPF, LPF)Power up/downや各種設定が可能です。
Figure 7. [Mixer, HPF, LPF Setting] 画面
PFTHR1/2 bit, PFSDO1/2 bit は、MainFunc 画面からでも直接切り替え可能
[AKD5704-B]
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(1-4) ALC Setting
[MainFunc] 画面で、ALC1, ALC2 のブロックを押すと、[ALC Setting] 画面が開きます。プログラマブルフ
ィルターPower up/downALCの各種設定が可能です。
Figure 8. [ALC Setting] 画面
[AKD5704-B]
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(1-5) VAD Setting
[MainFunc] 画面で、VAD, VAD Delay のブロックを押すと、[VAD Setting] 画面が開きますVADPower
up/downや各種設定が可能です。
Figure 9. [VAD Setting] 画面
VADSEL bit, VAS/VBS bits, VADOE bit は、MainFunc 面からでも直接切り替え可能
[AKD5704-B]
<KM131301> 2019/03
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(1-6) Audio I/F Setting
[MainFunc] 画面で、Audio I/F のブロックを押すと、[Audio I/F] 画面が開きます。Audio I/Fの各種設定が可
能です。
Figure 10. [Audio I/F Setting] 画面
[AKD5704-B]
<KM131301> 2019/03
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(2) [Script] タブ: スクリプト機能
スクリプトファイルを実行するためのタブです。[Refer] ボタンを押し、スクリプトファイルを選択する
と、プログラムは自動的に実行されます。[Repeat]タンをクリックすると、選択したスクリプトファイル
が再度実行されます。
Figure 11. [Script] 画面
Table 5. スクリプト命令一覧
Command
Notation
Description
[SCRIPT]
-
スクリプトファイルのヘッダーです。データエラーはこのヘ
ッダーなしには検出されません。
; Comment
-
“;” 続く行は、コメントとして認識され、無視されます。
RI:H or RI:L
H or L
PDN pin 制御します。
RI:H: リセット解除 (PDN pin = H)
RI:L: リセット (PDN pin = L)
T, <wait>
ex) T, 50ms
base 10
(DN)
待ち時間を設定します。
) 50ms待ち時間
W: <address>, <data>
base 16
(HEX)
レジスタ書き込みを実行します。
Address: 1 byte
Data: 1 byte
[AKD5704-B]
<KM131301> 2019/03
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(3) [RegMap] タブ: レジスタマップ
AKA5704レジスタの書込み、読み込みを行います
レジスタマップの各ビットは押しボタンとなっていて、押したタイミングでレジスタが更新されます。
1: ボタンDown 状態、赤字表示
0: ボタンUp 状態、青字表示
データシートで定義されていないbitは、--- で表示されます。
Figure 12. [RegMap] 画面
n0H-nFH (n= 0 ~ 4): 表示されている範囲のアドレスマップに移動します。
Write: 対象アドレスの[RegWrite] 画面が開きます。複数 bit同時に変更することができます。
Read: 対象アドレスの設定値を読み出し、レジスタマップに反映します。
Register Setting
[AKD5704-B]
<KM131301> 2019/03
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測定結果
[測定条件]
- Measurement unit : Audio Precision, SYS-2722
- Master Clock : 256fs (12.288MHz@48kHz, 24.576MHz@96kHz),
128fs (24.576MHz@192kHz)
- Sampling Frequency : 48kHz, 96kHz, 192kHz
- Resolution : 24bit
- Measurement Mode : External Master mode
- Power Supply : AVDD=3.3V (Regulator), TVDD=1.8V (Regulator)
- Input Signal : 1kHz (Sine wave)
- Measurement Frequency : 20 ~ 20kHz@48kHz, 20 ~ 40kHz@96kHz, 20 ~ 40kHz@192kHz
- Temperature : Room
[測定結果]
Parameter
Result
Unit
Lch
Rch
ADC Analog Input Characteristics:
AIN1A+/AIN1A- pins (Single-ended Input) → ADC1 → SDTO1
MGAIN = 0dB
THD+N (-1dBFS)
fs=48kHz, BW=20kHz
-97.8
-97.5
dB
fs=96kHz, BW=40kHz
-95.7
-95.9
dB
fs=192kHz, BW=40kHz
-95.7
-96.0
dB
Dynamic Range (-60dBFS, A-Weighted)
104.5
104.5
dB
S/N (A-weighted)
104.5
104.5
dB
MGAIN = +18dB
THD+N (-1dBFS)
fs=48kHz, BW=20kHz
-90.9
-90.4
dB
fs=96kHz, BW=40kHz
-89.6
-89.1
dB
fs=192kHz, BW=40kHz
-89.6
-89.3
dB
Dynamic Range (-60dBFS, A-Weighted)
-96.0
-95.9
dB
S/N (A-weighted)
-96.0
-95.9
dB
[AKD5704-B]
<KM131301> 2019/03
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[Plot Data]
1. ADC1 (AIN1A+/AIN1B+ ADC1 SDTO1) (0dB)
1-1. fs=48kHz
Figure 13. FFT (Input level= -1dBFS)
Figure 14. FFT (Input level= -60dBFS)
Figure 15. FFT (No Signal)
[AKD5704-B]
<KM131301> 2019/03
- 20 -
Figure 16. THD+N vs. Input Level
Figure 17. THD+N vs. Input Frequency
Figure 18. Linearity
/