AKM AK4627VQ Evaluation Board Manual

タイプ
Evaluation Board Manual
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
AKD4627-A はマルチチャネルオーディオCODECAK4627の評価用ボードです。ディジタルインタフ
ェースに対応しており、光コネクタ及びBNCコネクタを介してディジタルオーディオ機器とインタフェ
ース可能です。
オーダリングガイド
AKD4627-A --- AK4627評価用ボード
IBM-AT互換機のプリンタポートとの接続用ケーブルとコントロールソフトを
同梱)。Windows NT上ではコントロールソフトは動作しません。
アナログ出力バッファ回路内蔵
2種類のインタフェースを装備
-DIT&DIR(AK4118)により光入出力及びBNC入力が可能
-AC3デコーダとのインタフェースを容易にする10ピンヘッダー
シリアルコントロール用10ピンヘッダー
LOUT2
ROUT2
LOUT3
ROUT3
DVDD
AK4627
AK4118
(DIT&DIR)
10pin Header
10pin Header
Control Data
BNC In
Opt In
Opt Out
A
C3
-12V +12V
Regulator
LIN1+/LIN1
LIN1-
Output
Buffer
BNC Out
Regulator
Regulator
+3.3V
AV D D
TVDD GND
+5V
LOUT1
ROUT1
LIN2+/LIN2
LIN2-
Figure 1 AKD4627-Aブロック図
* 回路図、パターン図は文末に添付。
AK4627 評価用ボード Rev.1
AKD4627-A
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
評価ボードマニュアル
操作手順
1) 電源の配線
(1-1) 独立電源を供給する場合 <出荷時>
ジャンパピンの設定
JP82
AV DD
JP83
DVDD
JP84
TVDD
REG JACK REG JACK REG JACK
名称 電圧 内訳 デフォルトの設定
+12V
+12V
レギュレーター電源、OPアンプのプラス電源 接続して下さい
-12V
-12V
OPアンプのマイナス電源 接続して下さい
AVDD
+5V
AK4629AVDD電源 接続して下さい
DVDD
+5V
AK4629DVDD電源 接続して下さい
TVDD
+5V
AK4629TVDD電源 接続して下さい
AGND
0V
アナロググランド 接続して下さい
DGND
0V
ディジタルグランド 接続して下さい
Table 1 電源の配線
(1-2) レギュレーターを使う場合
ジャンパピンの設定
JP82
AV DD
JP83
DVDD
JP84
TVDD
REG JACK REG JACK REG JACK
名称 電圧 内訳 デフォルトの設定
+12V
+12V
レギュレーター電源、OPアンプのプラス電源 接続して下さい
-12V
-12V
OPアンプのマイナス電源 接続して下さい
AVDD
+5V
AK4629AVDD電源 オープンにして下さい
DVDD
+5V
AK4629DVDD電源 オープンにして下さい
TVDD
+5V
AK4629TVDD電源 オープンにして下さい
AGND
0V
アナロググランド 接続して下さい
DGND
0V
ディジタルグランド 接続して下さい
Table 2 電源の配線
2) 評価モード、ジャンパピンの設定(以下参照)
3) 電源投入
電源投入後、必ず一度リセットを行って下さい。
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
リセットの方法はSW1 (トグルスイッチ)を一度“L”側に倒して、AK4627AK4118のパワーダウン
を行ってから“H”側に戻してパワーダウンを解除して下さい。
コントロールモード
(1) パラレルコントロールモード <出荷時>
(1-1) パラレル/シリアル選択ピンの設定
SW2-7 (PS) “H” 側に倒して下さい。 (Table 3参照)
(1-2) ジャンパピンの設定
JP61
SEL1
JP63
SEL2
JP62
SEL3
CSN DIF0 SCL/CCLK DIF1 SDA/CDTI TDM0
(2) シリアルコントロールモード
(1-1) パラレル/シリアル選択ピンの設定
SW2-7 (PS) “L” 側に倒して下さい。 (Table 3参照)
(1-2) ジャンパピンの設定
JP61
SEL1
JP63
SEL2
JP62
SEL3
CSN DIF0 SCL/CCLK DIF1 SDA/CDTI TDM0
評価モード
(1) AK4118DIT機能を使用したADCの評価
(1-1) アナログ入力の設定
(1-1-1) シングルエンド入力時のADCの評価 <出荷時>
PORT2 (DIT)またはJ2 (BNC_TX)を使用します。PORT4 (AC3)には何も接続しないで下さい。
SW2-2 (SGL) “H” 側に倒して下さい。(Table 3 参照).
ジャンパピンの設定
JP33
LIN1+
JP34
LIN1-
JP37
RIN1+
Canon RCA Canon GND
JP38
RIN1-
CanonRCA CanonGND
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
JP31
LIN2+
JP32
LIN2-
JP35
RIN2+
Canon RCA Canon GND
JP36
RIN2-
CanonRCA CanonGND
(1-1-2) 差動入力時のADC評価
PORT2 (DIT)またはJ2 (BNC_TX)を使用します。PORT4 (AC3)には何も接続しないで下さい。
SW2-2 (SGL) “L” 側に倒して下さい。(Table 3 参照).
ジャンパピンの設定
JP33
LIN1+
JP34
LIN1-
JP37
RIN1+
Canon RCA Canon GND
JP38
RIN1-
CanonRCA CanonGND
JP31
LIN2+
JP32
LIN2-
JP35
RIN2+
Canon RCA Canon GND
JP36
RIN2-
CanonRCA CanonGND
(1-2) デジタル出力データの選択
(1-2-1) SDTO1を選択したい場合 <出荷時>
ジャンパピンの設定
JP13
S
DTO-SEL
SDTO1 SDTO2
(1-2-2) SDTO2を選択したい場合
ジャンパピンの設定
JP13
S
DTO-SEL
SDTO1 SDTO2
(1-3) クロックの設定
ジャンパピンの設定
JP14
SDTO-SEL
JP16
BICK-SEL
JP17
LRCK-SEL
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
(2) AK4118DIR機能を使用したDACの評価 <出荷時>
J1 (BNC_RX) またはPORT1 (DIR) を使用します。PORT4 (AC3) に何も接続しないで下さい。
(2-1) デジタル入力の選択
ジャンパピンの設定 (SDTI1, SDTI2, SDTI3を同時に選択した場合)
JP66
SDTI1
JP67
SDTI2
JP68
SDTI3
(2-2) クロックの設定
ジャンパピンの設定
JP16
BICK-SEL
JP17
LRCK-SEL
(2-3) SMUTE ピンの設定
ジャンパピンの設定
JP64
SMUTE
JP64 (SMUTE)をオープンする時、ソフトミュートサイクルは初期化されます。
JP64 (SMUTE)をショートする時、ソフトミュートは解除します。
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
DIPスイッチの設定
[SW2] (MODE1): AK4627のモード設定。
AK4627TDMモードについて、AK4627のデータシートのページ18をご参照下さい。
No. Name “H” “L”
出荷時
1 TDM0
TDMモード 通常モード
L
2 SGL
ADCシングルエンド
入力モード
ADC差動
入力モード
L
3 I2C
I2Cバス 3線シリアル
L
4 DFS0
2倍速 通常
L
5 DZFE
ゼロ検出
AK4627のデータシートのページ18を参照
L
6 PS
パラレル
コントロールモード
シリアル
コントロールモード
H
7 CAD1
チップアドレスの選択。
Table 9参照
L
8 CAD0 L
Table 3 AK4627のモード設定
[SW3] (AK4118 Mode_setting): AK4118のモード設定.
No. Name “H” “L”
出荷時
1 DIF2
AK4118オーディオインターフェース設定
Table 5 Table 6 をご参照下さい
H
2 DIF1 L
3 DIF0 L
4 OCKS1
AK4118のマスタークロックの設定
Table 7参照
H
5 OCKS0 L
6 CM1
AK4118のクロックオペレーション
モード選択。 Table 8参照
L
7 CM0 L
Table 4 AK4118のモード設定
パラレルモードでAK4627をコントロールする場合、SW3-1 (DIF2), SW3-2 (DIF1), SW3-3 (DIF0)を設定
する事で、AK4118AK4627のオーディオデータフォーマットは同時に設定されます。
SW3-1
DIF2
SW3-2
DIF1
SW3-3
DIF0
AK4627
DIF1
AK4627
DIF0
AK4118
DAUX
AK4118
SDTO
LRCK BICK
0 1 0 0 0
24bit, 前詰め 20bit, 後詰め
H/L O 64fs O
0 1 1 0 1
24bit, 前詰め 24bit, 後詰め
H/L O 64fs O
1 0 0 1 0
24bit, 前詰め 24bit, 前詰め
H/L O 64fs O
(出荷時)
1 0 1 1 1 24bit, I
2
S 24bit, I
2
S L/H O 64fs O
Table 5 AK4118のオーディオデータインタフェース (パラレルコントロールモード)
シリアルモードでAK4627 をコントロールする場合、AK4627 DIF1-0 bits SW3-1(DIF2),
SW3-2(DIF1),SW3-3(DIF0)を合わせて設定することが必要です。
Mode DIF1
bit
DIF0
bit
SDTO1-2 SDTI1-3
0 0 0
24bit, 前詰め 20bit, 後詰め
1 0 1
24bit, 前詰め 24bit, 後詰め
2 1 0
24bit, 前詰め 24bit, 前詰め (出荷時)
3 1 1 24bit, I
2
S 24bit, I
2
S
Table 6 AK4627のオーディオデータフォーマット (シリアルコントロールモード)
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
AK4118MCKO1出力からAK4627にマスタークロックを供給します。
No. OCKS1 OCKS0
MCKO1 MCKO2 X’tal fs (max)
0 0 0 256fs 256fs 256fs 96 kHz
1 0 1 256fs 128fs 256fs 96 kHz
2 1 0 512fs 256fs 512fs 48 kHz
(出荷時)
3 1 1 128fs 64fs 128fs 192 kHz
Table 7 AK4118’s マスタークロック周波数の選択 (ストレオモード)
Mode CM1 CM0 PLL X'tal Clock source SDTO
0 0 0 ON ON PLL RX
(出荷時)
1 0 1 OFF ON X'tal DAUX
2 1 0
ON ON PLL RX
ON ON X'tal DAUX
3 1 1 ON ON X'tal DAUX
ON: Oscillation (Power-up), OFF: STOP (Power-Down)
Table 8 AK4118のクロックオペレーションモードの選択
他のジャンパピンの設定
1. JP81 (GND) : AGNDDGNDのショート
OPEN : AGNDDGND別々にします
SHORT : AGNDDGNDをショートします <出荷時>
2. JP11 (RX3) : AK4118のデジタル入力コネクタの選択
OPT : 光コネクタ(PORT1)を選択します (4倍速のDAC評価に対応していません)
BNC : BNCジャック(J1)を選択します <出荷時>
3. JP12 (TX) : AK4118のデジタル出力コネクタの選択
OPT : 光コネクタ(PORT2)を選択します
BNC : BNCジャック(J2)を選択します <出荷時>
4. JP15 (MCLK_SEL): ショートに固定<出荷時>
5. JP65 (SDTI4) : このボードでは使用しません<出荷時>
トグルスイッチの動作
[SW1] (PDN): AK4627AK4118のパワーダウン。動作中は“H”側に倒します。
電源投入後、必ず一度“L”を入力して下さい。
LEDの表示
[LE1] AK4627DZF1ピンの出力をモニターします。
[LE2] AK4627DZF2ピンの出力をモニターします。
AK4627のゼロ検出機能について、AK4627のデータシートのページ23をご参照下さい。
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
シリアルコントロール
AKD4627-AIBM-AT互換機のプリンタポート(パラレルポート)を通してコントロール可能です。同梱
10線フラットケーブルでPORT3 (CTRL)PCを接続して下さい。
Connect
CDTO/SDA(ACK)
CCLK/SCL
CDTI/SDA
10pin Header10pin Connector
10 wire
flat Cable
PC
AKD4627-A
2
10 9
PORT3
CTRL
Red
CSN
Figure 2 10線フラットケーブルの接続
AK46273線シリアルモードとI2Cバスモード(最大:400kHz)に対応します。
JP61 (SEL1), JP63 (SEL2) JP62 (SEL3)を設定して下さい。
上記のジャンパピンの設定は (2) シリアルコントロールモードに参照して下さい。
Mode Chip Address
SW2-7
(CAD1)
SW2-8
(CAD0)
R/W
3-wire
00 0 0 Write only
(出荷時)
01 0 1 Write only
10 1 0 Write only
11 1 1 Write only
I2C
00 0 0 R/W
01 0 1 R/W
10 1 0 R/W
11 1 1 R/W
Table 9 インターフェースの選択
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
アナログ入出力回路
1. アナログ入力回路
canon
RCA
canon
GND
J5
LINA1
2
2
3
3
1
1
JP33
LIN1+
JP34
LIN1-
LIN1+/LIN1
LIN1-
LINB1J9
MR-552LS
2
3
1
JP37
RIN1+
JP38
RIN1-
RIN1+/RIN1
RIN1-
RINB1J10
MR-552LS
2
3
1
GND
RCA
canon
canon
J6
RINA 1
2
2
3
3
1
1
JP35
RIN2+
JP36
RIN2-
RIN2+/RIN2
RIN2-
RINB2J8
MR-552LS
2
3
1
JP31
LIN2+
JP32
LIN2-
LIN2+/LIN2
LIN2-
LINB2J7
MR-552LS
2
3
1
RCA
RCA
GND
GND
canon
canon
canon
canon
J3
LINA2
2
2
3
3
1
1
J4
RINA 2
2
2
3
3
1
1
Figure 3 AKD4627-Aアナログ入力回路
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
2. アナログ出力回路
R118
(open)
C104
(short)
J14
LOUT1
J11
ROUT1
R44
220
R41
10k
-12V
R43
4.7k
+
-
U4B
OP275GPZ
5
6
7
84
+12V
R42
4.7K
+
C41
22u
+
C47
22u
C48
330p
LOUT1
-12V
+12V
R92
220
R89
10k
+
-
U4A
OP275GPZ
3
2
1
84
R91
4.7k
R90
4.7K
C42330p
ROUT1
R115
(open)
C101
(short)
R116
(open)
C102
(short)
J12
ROUT2
R119
(open)
C105
(short)
R94
4.7K
+
C49
22u
+
C43
22u
+12V
ROUT2
-12V
R48
220
R45
10k
R47
4.7k
R46
4.7K
+
-
U5B
OP275GPZ
5
6
7
84
C44330p
C50
330p
LOUT2
-12V
+12V
R96
220
R93
10k
+
-
U5A
OP275GPZ
3
2
1
84
R95
4.7k
J15
LOUT2
J16
LOUT3
-12V
R117
(open)
C103
(short)
J13
ROUT3
+
C51
22u
+
C45
22u
R120
(open)
C106
(short)
C52330p
C46330p
ROUT3
-12V
+12V
R88
220
R49
10k
+
-
U6B
OP275GPZ
5
6
7
84
R87
4.7k
R50
4.7K
LOUT3
+12V
R113
220
R97
10k
+
-
U6A
OP275GPZ
3
2
1
84
R99
4.7k
R98
4.7K
Figure 4 AKD4627-Aアナログ出力回路
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
コントロールソフトマニュアル
■ 評価ボードとコントロールソフトの設定
1. 評価ボードを適宜、設定して下さい。
2. IBM-AT互換機と評価ボードを同梱の10線フラットケーブルで接続して下さい。10ピンヘッダーの向き
に注意して下さい。(Windows 2000/XP上でコントロールソフトを動作させる場合、同梱のドライバをイ
ンストールして下さい。インストール方法については“AKMデバイスコントロールソフトウェア ドライ
バーインストールマニュアルを見て下さい。Windows95/98/ME上で動作させる場合はドライバのイン
ストールは不要です。尚、Windows NT上ではコントロールソフトは動作しません。
3. 後は下記を参照して評価して下さい。
■ 操作画面
1. 上記に従って、コントロールプログラムを立ち上げて下さい。
適宜、操作を行い評価して下さい。
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
■ 操作説明
コントロールソフトでは、レジスタマップ操作、テストツールの操作を行えます。
これらは、上部のタブで切り替えます。
頻繁に使用するレジスタ初期設定ボタン等は、切り替え画面の外側に配置されています。
各ボタンから呼び出されるダイアログの詳細は「各ダイアログ機能の説明」を参照してください。
1. [Port Reset]: USB I/Fボード(AKDUSBIF-A)接続時に使用します。
ソフト起動後 USB I/Fボード(AKDUSBIF-A)を接続した場合、
このボタンをクリックしてください。
2. [Write Default]: レジスタを初期設定にします。
ハード上のリセット等でデバイスの初期化を行った場合、このボタンをクリックしてく
ださい。
3. [All Write]: 現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。
4. [All Read]: 現在表示されているレジスタ値を全て読み込みます。
5. [Save]: 現在のレジスタ設定値をファイルに保存します。
6. [Load]: ファイルに保存してあるデータの書き込みを実行します。
7. [All Reg Write]: [All Reg Write] ダイアログを立ち上げます。
8. [Data R/W]: [Data R/W] ダイアログを立ち上げます。
9. [Sequence]: [Sequence] ダイアログを立ち上げます。
10. [Sequence(File)]: [Sequence(File)] ダイアログを立ち上げます。
11. [Read]: 現在のレジスタを読み出して、Register欄に表示します。
[All Read] ボタンとは異なり16進表示のみを行い
レジスタマップへの反映は行いません。
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
■ 各タブ機能の説明
1. [REG] タブ: レジスタマップ
レジスタ書込み、レジスタ読み込みを実施する画面です。
レジスタマップの各ビットは押しボタンとなっています。
マウスにより操作することでレジスタの更新を実施します。
“H”または “1”はボタンDown状態、赤字 (Read Onlyでは濃い赤) 表示、
“L”または “0”はボタンUp状態、青字(Read Onlyではグレー)表示が行われます。
データシートで定義されていない部分は“---”で表示されます。
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
[Write]: データ書き込みダイアログ
同じアドレス上の複数のbitを同時に変更する場合に使用します。
レジスタマップの各レジスタに対応した[Write]ボタンをクリックし、ダイアログを立ち上げます。
チェックボックスをチェック(9点がチェックした印です)すると、データは“H”または“1”になり、
チェックしなければデータは“L”または“0”になります。
各レジスタに対応したダイアログがあります。
入力した値をレジスタに書き込む場合は[OK]ボタンを、書き込まない場合は[Cancel]ボタンを押して下
さい。
[Read]: データ読み込み実施
レジスタマップの各レジスタに対応した[Read]ボタンをクリックすると、
各レジスタの読み込みを実施します。
各レジスタの読み込み完了後、レジスタの状態に合わせて表示の更新が行われます。
“H”または “1”ではボタンDown状態、赤字 (Read Onlyでは濃い赤)
“L”または “0”ではボタンUp状態、青字(Read Onlyではグレー)に表示されます。
ボタンの設定状態が変更となりますので注意が必要です。
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
2. [Tool] タブ: テストツール
評価テスト用のテストツール画面
各機能ボタンを押下するとテストツールを呼び出します。
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
■ 各ダイアログ機能の説明
1. [All Reg Write]: [All Reg Write] ダイアログ
メイン画面で[All Reg Write]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。
メイン画面の[ SAVE ] で作成したレジスタ設定ファイルを複数割り当て、実行することができます。
[ Open () ] ボタン : レジスタ設定ファイル (*.akr) の選択を実施します。
[ Write ] ボタン : 選択したレジスタ設定ファイルの内容でレジスタの書込みを行います。
[ Write All ] ボタン : 選択したレジスタ設定ファイルの レジスタの書込みをまとめて実施します。
選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります。
[ Help ] ボタン : 本機能の説明画面を開きます。
[ Save ] ボタン : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.mar”です。
[ Open () ] ボタン :“*. mar”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。
[ Close ] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。
※操作上の注意
(1) 右側にある[ Save ] [ OPEN ] で指定するファイルは
全て同じフォルダ内に入っている必要があります。
(2) レジスタの内容をメイン画面 [ Save ] ボタンで変更した場合、
その内容を反映させるためにそのファイルを再度読み出して下さい。
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
2. [Data R/W]: [Data R/W] ダイアログ
メイン画面で[Data R/W]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。
キーボード操作により指定アドレスに対してデータ書き込みを実施します。
[ Address ] ボックス : エディットボックス内にデータを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。
[ Data ] ボックス : エディットボックス内にデータを16進数2桁で入力します。
[ Mask ] ボックス : エディットボックス内にマスクデータを16進数2桁で入力します。
[ Data ]入力に対してAND処理を実施したものが書込みデータとなります。
[ Write ] ボタン : [ Address] ボックスで指定されたアドレスのレジスタに対して
[ Data ] 入力と[ Mask ] 入力より生成したデータを書込みます。
[ Read ] ボタン : [ Address] ボックスで指定されたアドレスのレジスタを読み込みます。
表示は[ Read data] ボックス内に16進数で出力されます。
[ Close ] ボタン : 処理を終了します。
特にデータ書込みを実施しない場合はこちらで画面を閉じることで
キャンセルを行うことが出来ます。
[ Write ] ボタン、[ Read ] ボタンの操作後はレジスタマップの表示が更新されます。
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
3. [Sequence]: [Sequence] ダイアログ
メイン画面で[Sequence]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。
レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。
シーケンスの設定
シーケンス設定は以下の手順で設定します。
(1)シーケンス処理内容を選択します。
[Select]コンボボックスから動作させる処理内容を選択します。
処理内容に応じてデータ設定の必要な入力ボックスが有効になります。
< Select選択項目 >
No_use : 未使用
Register : レジスタ書込み
Reg(Mask) : レジスタ書込み(マスク指定)
Interval : インターバル
Stop : 一時停止
End : シーケンス終了
(1) 動作させるシーケンスを入力して下さい。
[ Address ] : アドレス
[ Data ] : データ
[ Mask ] : マスク
[ Data ] [ Mask ]AND処理を実施したものが書込みデータとなります。
Mask = 0x00のとき、現在値の設定を維持します。
Mask = 0xFFのとき、Dataで設定された8bitデータが書き込まれます。
Mask =0x0Fのとき、Dataで設定された下位4bitデータが書き込まれます。
上位4bitは現在の設定値を維持します。
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
[ Interval ] : インターバル時間
シーケンス処理内容毎の入力項目は次の通りです。
No_use : なし
Register : [ Address ][ Data ][ Interval ]
Reg(Mask) : [ Address ][ Data ][ Mask ][ Interval ]
Interval : [ Interval ]
Stop : なし
End : なし
操作ボタン説明
操作ボタンの機能は以下の通りです。
[ Start ] ボタン : 設定したシーケンスが実行されます。
[ Help ] ボタン : 本機能の説明画面を開きます。
[ Save ] ボタン : シーケンス設定ファイルを保存します。ファイル名は “*.aks” です。
[ Open ] ボタン : “*.aks”で保存されたシーケンス設定ファイルの割り当てを読み出します。
[ Close ] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。
シーケンスの一時停止
シーケンス処理内容にStopが選択されているとき、シーケンスを一時停止します。
再度[ Start ]ボタンを押下すると停止した状態から再び動作を開始します。
再開時のステップは[ Start Step ]のボックスに表示されます。
処理の終わりまで実行させた場合[ Start Step ] “1”に戻ります。
[ Start Step ]ボックスに任意のステップを入力することで途中から実行することが可能です。
処理の途中で最初から再実行を行いたい場合は[ Start Step ] ”1”を入力し
[ Start ]ボタンを押下して実行してください。
[AKD4627-A]
<KM102001> 2012/04
4. [Sequence(File)]: [Sequence(File)] ダイアログ
メイン画面で[Sequence(File)]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。
シーケンス設定画面([Sequence]ダイアログ)[ SAVE ]で作成したシーケンス設定ファイルを複数割り当て、
実行することができます。
[ Open () ] ボタン: シーケンス設定ファイル (*.aks) の選択を実施します。
[ Start ] ボタン : 選択したシーケンス設定ファイルの内容でシーケンス処理の実行を行います。
[ Start All ] ボタン : 選択したシーケンス設定ファイルのシーケンス処理実行をまとめて実施します。
選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります。
[ Help ] ボタン : 本機能の説明画面を開きます。
[ Save ] ボタン : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は "*.mas" です。
[ Open () ] ボタン: "*.mas"で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。
[ Close ] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。
※操作上の注意
(1) 右側にある[ Save ] [ OPEN ] で指定するファイルは
全て同じフォルダ内に入っている必要があります。
(2) シーケンス処理内容に Stopが選択されているとき、シーケンスを一時停止します。
一時停止中は以下のようなメッセージを出力します。[ OK ]ボタンを押下すると先に進みます。
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AKM AK4627VQ Evaluation Board Manual

タイプ
Evaluation Board Manual