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つばき
ケーブルベヤ®
１
構造・名称
取扱説明書
仕切板設置箇所の拡大図
アーム
移動端金具
ロックステイ
固定端金
具
エンドストッパ
横仕切板
縦仕切板
TKP45H25 ･ TKP58H39
（旧
TKP0450
）
（旧
TKP0580
）
（注）作業の際には適切な保護具（安全眼鏡、手袋、安全靴など）を着用してください。
リンク
2
2
ここで分割
２
使用する工具および保護具
・ マイナスドライバ（先端幅 6mm 程度）
・ 保護具（安全眼鏡、手袋、安全靴など）
・ プラハンマー
３
作業をする前に
ご注文いただいた商品に間違いがないか、また、運搬時の破損がないか確認してください。
作業時は適切な服装、保護具（安全眼鏡、手袋、安全靴など）を着用してください。
次の部品は部品送りといたしますので取付時に組み込み願います。
・ 移動端金具、固定端金具
・ 縦仕切板 / 横仕切板
４
連 結
ケーブルベヤは梱包、輸送の都合上、所定の長さに分割納入しています。以下の手順にしたがって、必要な
長さに連結してご使用ください。尚、連結の際は、アームを開いてください。
1） 方向をそろえます。 2） リンク部を重ねて、次に一方のピ
ンを穴に挿入します。
3） 他方を押し込みます。
５
分 割
1） 分割するリンクの両側のアームを
２ヶ所を開きます。
2） リンクの間のスキマ（図参照）に
マイナスドライバを差し込み、ド
ライバを手前に倒して、ピンを穴
から外します。
3） 他方のピンを支点にしてケーブル
ベヤを「Ｖ」の字形に曲げると外
れます。
3
3
横仕切板
ＤＳＡセット状態
＊TKP0450 は中央の孔のみ可能
６
仕切板の取付方法
縦仕切板、横仕切板（ＤＳＡ及びＤＳＢタイプ）は、ケーブル・ホース挿入時に取付けます。
注）縦仕切板、横仕切板は、２リンク毎に取付けるため、１ヶ所に入る数量を確認してください。
ロックステイに縦仕切板を取付
１）縦仕切板の取付
縦仕切板をロックステイに押し付け、「カチッ」と
音がするまで押し込みます。
※ 縦仕切板は上下左右対称形です。
２）横仕切板（ＤＳＡタイプ）の取付
① 縦仕切板の穴に、横仕切板を通します。
※ 縦仕切板は２ヶ以上必要
② 上記１セットでリンク本体に取付けます。
※ ケーブル・ホース両端のコネクタが仕切
り空間よりも大きい場合はケーブル・ホ
ースを先に配置してください。
※ 横仕切板の切断面で手を切らないように
注意してください。
※ ケーブル・ホースがまっすぐになるよう
に縦仕切板の位相を合わせてください。
※ 横仕切板は上下左右対称形です。
３）横仕切板（ＤＳＢタイプ）の取付
① 縦仕切板の穴に、横仕切板を通します。
※ 縦仕切板は２ヶ以上必要
② 横仕切板の両端の穴にエンドストッパを組込
みます。
③ 上記１セットでリンク本体に取付けます。
※ ケーブル・ホース両端のコネクタが仕切
り空間よりも大きい場合はケーブル・ホ
ースを先に配置してください。
※ 横仕切板の切断面で手を切らないように
注意してください。
※ ケーブル・ホースがまっすぐになるよう
に縦仕切板の位相を合わせてください。
※ エンドストッパの紛失に注意してくださ
い。
※ エンドストッパの挿入にはプラハンマー
をご使用下さい。
ＤＳＢセット状態
エンドストッパ
※TKP45H25 は中央の穴のみ取付可能
※TKP45H25 は中央の穴のみ取付可能
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4
1） アームを起こしてケーブル・ホー
スのねじれをとり、挿入してくだ
さい。
※ ケーブル・ホース挿入の詳細は下
記「ケーブル・ホースの配線につ
いて」を参照してください。
※ アームを 180 度回転させると、リ
ンクから外れ易くなるので注意し
てください。リンクから外れた場
合、アームの表裏を確認してから
リンクに挿入してください。（刻
印のある方が外側です。）
2） アーム端部を「カチッ」と音がす
るまで手で押し込むかプラハンマ
ーでたたいてください。
●ケーブル・ホースの配線について
1） ケーブル・ホースは、柔軟性に富み、繰り返し屈曲性・耐摩耗性に優れ
た可動用のものを使用してください。
2） ケーブル・ホースはねじれのないように、配線してください。ドラムや
コイルからスパイラル状に引き出すと、ケーブル・ホースがねじれた状
態で配線されますので、行わないでください。（図 1 参照）
ケーブル･ホースは、直線状態でケーブルベヤ内にはいるようにしてく
ださい。（図 2 参照）
3） ケーブル・ホースの必要長さ
ケーブルの長さは通常
（ピッチ×リンク数）＋取付部長さ＝ケーブル必要長さ
とするのが適当です。
ホース使用の場合は使用時に圧力により長さが変化するので
｛（ピッチ×リンク数）＋取付部長さ｝×1.015＝ホース必要長さ
とするのが適当です。なお、係数 1.015 はホースの収縮を見込んだ値で
すが、ホースの種類によって異なりますので、ホースメーカに確認して
ください。
4） ケーブル・ホースは屈曲部で引張り勝手やケーブルベヤ外周面に押し付
けた状態にならないよう、緩ませ気味（ケーブルベヤ内周面より浮き上
がり）に、自由に動けるように配線してください。（図 3・4 参照）
5） ケーブル・ホースに不要な張力が作用しないように、ケーブルベヤ内で
の長さを保つために移動端および固定端で固定（クランプ）してくださ
い。（図 4 参照）
なお、ケーブル・ホースをケーブルベヤ内では固定しないでください。
6） ケーブル・ホースを多段に仕切る場合、ケーブル・ホースの長さは、内
外周では同一ではありません。それぞれのケーブル・ホースの中心ライ
ン上で必要長さを求めてください。
7） ケーブル・ホースは横一列に配列し、積み重ねないでください。仕切板
を取付けられるタイプでは、仕切板によりケーブル・ホースを整頓して
ください。
ただし、ケーブル・ホースを多段に仕切ると、ケーブル・ホースが摺動
し、摩耗しやすくなりますので、横一列に並べることをおすすめします。
8） ケーブル・ホースを多段に仕切る場合、ケーブル・ホ－スの長さは、内
外周では同一ではありません。それぞれのケーブル・ホースの中心ライ
ン上で必要長さを求めてください。
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ケーブル・ホースの挿入・アームの閉め方
図3
図4
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アームの開け方
1） アーム端部とリンクのスキマにマイナスドライバを
差し込み、ドライバを左右に回転させて、アームを開
けます。
※
ドライバは先端幅６ｍｍ程度のものを使用してください
。
2） アームは 90 度起こした状態で、横方向の移動（矢印）
により、取外し・挿入ができます。
※ アームを取外した場合、アームの表裏を確認してから
リンクに挿入してください。（刻印のある方が外側で
す。）
■ TKP45H25 のアーム開閉方向について
アームはリンクのどちら側でも開閉可能です。
■ TKP58H39 のアーム開閉方向について
アームは先端にスキマがある方を開閉してください。（下図参照）
※ヒンジ側の取付方向を変更することで、開閉方向を変更することができます。
ヒンジ側拡大
(固定)
開閉側拡大
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6
９
取付金具の取付方法
※金具取付用のボルトは付属しておりません。事前に M6 ボルトをご準備下さい。
1） 固定端金具
FOA（FIA / FOB / FIB / FC）
1） 金具だけを設置箇所にボルトで
仮止めします。
2） 赤○部に隙間がなくなるように、金具
穴部をリンクのピン部に取付けます。
3） ボルトを本締めします。
FO（FI）※固定端金具を取り付けるリンクのアームは、事前に取り外してください。
1） リンクのピン部に金具穴部を合わ
せ上図のように片側のみ取り付け
ます。
2） 他方を押し込み、リンクに金具を取
り付けます。
3） アームを組み込み、金具を設置
箇所に置いてボルトで止めま
す。
2） 移動端金具
MOA（MIA / MOB / MIB / MC）
1） 金具だけを設置箇所にボルトで仮
止めします。
2） 赤○部に隙間がなくなるように、金
具ピン部をリンクの穴部に取付け
ます。
3） ボルトを本締めします。
MO（MI）※移動端金具を取り付けるリンクのアームは、事前に取り外してください。
1） リンクの穴部に金具ピン部を合わ
せ、上図のように片側のみ取り付
けます。
2） 他方を押し込み、リンクに金具を取
り付けます。
3） アームを組み込み、金具を設
置箇所に置いてボルトで止め
ます。
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１０
据付・保守
ケーブルベヤには、ご使用によっては、フリースパン部にふくらみやたわみがあらわれますが、当社能力線図内で
選定されている場合は、使用上問題ありません。
１．機械装置の移動端取付高さ（Ｈ’）は、ケーブルベヤ
の高さ Ｈ＋（10～30） としてください。
２． ケーブルベヤの設置に必要な空間高さ（ｈ）は、Ｈ＋
100 としてください。
３． ガイドレールを取付けてください。
４． 移動端金具と固定端金具の取付面誤差（ε）は、下表の
範囲内にしてください。
サイズ 取付面誤差（ε）
ＴＫＰ４５Ｈ２５ ４ｍｍ以下
ＴＫＰ５８Ｈ３９ ６ｍｍ以下
５． ケーブルベヤの移動端側、固定端側を確認してください。
６． ワイヤーブレード被覆のケーブル・ホースは、摺動
によりケーブルベヤとワイヤーブレードの双方が
傷みますので、使用しないでください。
７． ガイドレール内に異物があると、破損の原因になり
ますので取除いてください。
※ 詳細はケーブルベヤカタログもしくは当社ホームページをご参照ください。
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2021 年10 月1日発行 ©株式会社 椿本チエイン
説
明書
に
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