2.1. 製品説明
B22-SUB は、ネオディミウム磁性体を用いた高偏位量の
18 インチ低域ドライバー 2 台をバンドパスホーンキャビ
ネットに搭載したアクティブ駆動のサブウーファーです。
周波数特性は 32 Hz から 90 Hz です。
キャビネットは船舶用合板製で耐衝撃塗装仕上げとなっ
ています。ラウドスピーカーキャビネットの前面は、音響
透過性のある発泡フォームを裏側に貼りつけた頑丈なメ
タルグリルで保護されています。両側のパネルには 4 個
のハンドルが、背面パネルには 4 個の堅牢なキャスター
が取り付けられています。エンクロージャーの底面部に
は 2 箇所にランナー(脚)が設けられているためキャビ
ネットを擦り傷から保護します。B22-SUB の上面部には
ランナーに対応する凹みが設けられており、スタック時の
キャビネットのずれを抑制します。
2.2. 接続
キャビネットには NLT4 F/M コネクターが取り付けられ
ています。双方のコネクターの全 4 本のピンは並列に接
続されています。B22-SUB は 2+/2–のピン配列を使用し
ます。1+/1–ピンは TOP キャビネット用です。Mix
TOP/SUB モードでは、1 つのコネクターをインプットとし
て使用すると、もう片方のコネクターと TOP キャビネッ
トを直接接続(リンク)することができます。
メモ: B22-SUB は、必ず 1 台のみの接続となるように
してください。2 個目のコネクターから他の B22-SUB
への接続は絶対に行わないようにしてください。
同キャビネットは、オプションで EP5 コネクターを選択す
ることも可能です。
各コネクターのピン配列は下の表に示しています。
NLT4 F/M
1+ 1– 2+ 2– なし
EP5 1 2 3 4 5 (SenseDrive)
d&b SenseDrive
D12 アンプに搭載されている SenseDrive 機能により、使用
されるラウドスピーカーケーブルの特性を補正できるよ
うになります。SenseDrive では追加の導線が必要です。こ
のため、SenseDrive を使用するためには対象のラウドスピ
ーカーを EP5 コネクターと 5 芯ケーブルの接続が必要と
なります。
メモ: D12 を"Mix TOP/SUB モード"で使用すると、
SenseDrive 機能は出力 コネクター B でのみ使用できま
す。
d&b LoadMatch
D80 アンププラットフォーム以降では、LoadMatch 機能に
よってアンプが使用されるスピーカーケーブルの特性を
電気的に補填されるので追加導線が必要ではありません。
このため、LoadMatch は使用するコネクターの種類に関係
なく使用することが可能です。
NLT4 F/M および EP5 コネクターの接続
2. B22-SUB ラウドスピーカー
d&b B22-SUB マニュアル 1.2 ja 5