142
▶ 梯子や足場の上で作業を行うときは、 不安定な態勢にならないように注意してください。 足元を確か
にし、 常にバランスを保ちながら作業してください。
▶ 反射のある物体あるいは表面付近での測定、 ガラスあるいはそれに類似する物質を通しての測定では、
正確な測定結果が得られない可能性があります。
▶ 本体は振動のないしっかりとした土台の上に据え付けてください。
▶ 本体は必ず決められた使用制限内で使用してください。
▶ 本説明書内の指示に従うとともに、 各形式に合った工具、 アクセサリー、 先端工具を使用してくださ
い。 その際には、 作業状況と実行する作業について考慮してください。 本体や工具を指定された用途
以外に使用すると危険な状況をまねく恐れがあります。
▶ 高圧配線の近くではスタッフを使用した作業は許可されません。
▶ 周囲で他の PR 3HVSG が使用されていないことを確認してください。 赤外線制御機構はお客様の機器
に影響を及ぼす可能性があります。 時々装置を点検してください。
2.1.4 電磁波適合性
本体は関連規則の厳しい要求事項に適合するように設計されていますが、 Hilti は下記のような事態の発生
可能性を完全には排除できません:
• 本体は、 強力な放射による影響を受けて誤作動する可能性があります。
このような場合、 およびその他の不確実性が考えられる場合は、 検査測定を行う必要があります。
• 本体は、 他の装置 (航空機の航法システムなど) に影響を与える可能性があります。
韓国のみ:
この機器は、 住宅区域で発生する電磁波に適したものです (クラス B)。 基本的に住宅区域での使用を想
定していますが、 他の区域で使用することも可能です。
2.1.5 クラス 2 の本体のレーザー分類
本体は、 IEC60825-1:2007 / EN60825-1:2007 に準拠するレーザークラス 2 に該当します。 本体の使用に
あたっては特別な保護装置は必要ありません。
注意
負傷の危険! レーザー光線を人に向けないでください。
▶ 決してレーザーの光源を覗き込まないでください。 直接眼にあたった場合は、 眼を閉じて頭部
を照射範囲外にずらしてください。
2.1.6 充電式工具の慎重な使用
▶ バッテリーは高温、 直射日光および火気を避けて保管してください。 爆発の恐れがあります。
▶ バッテリーを分解したり、 挟んだり、 80 °C(176°F) 以上に加熱したり、 燃やしたりしないでくださ
い。 これを守らないと、 火事、 爆発、 腐食の危険があります。
▶ バッテリーに強い機械的な衝撃を与えないでください、 またバッテリーを投げないでください。
▶ バッテリーは子供の手の届かないところに置いてください。
▶ 湿気が入らないようにしてください。 湿気が浸入すると短絡を引き起こしたり、 火傷や火災が発生す
る可能性があります。
▶ 正しく使用しないと、 バッテリーからの液漏れが発生することがあります。 その場合、 漏れた液には
触れないでください。 もしも触れてしまった場合は、 水で洗い流してください。 バッテリー液が眼に
入った場合は、 水で洗い流してから医師の診察を受けてください。 流出したバッテリー液により、 皮
膚が刺激を受けたり火傷を負う恐れがあります。
▶ 必ず本体用に許可されたバッテリーのみを使用してください。 その他のバッテリーを使用したり、 他
の目的でバッテリーを使用すると、 火災や爆発の危険があります。
▶ バッテリーを使用しない場合は、 できるだけ涼しくて乾燥した場所に保管してください。 バッテリー
を太陽の直射下、 ラジエーターの上、 窓際等で保管しないでください。
▶ 使用しないバッテリーまたは充電器の近くに、 事務用クリップ、 硬貨、 キー、 釘、 ネジ、 その他の
小さな金属片を置かないでください。 バッテリーまたは充電器の電気接点の短絡が起こることがありま
す。 バッテリーまたは充電器の接点で短絡が発生すると、 火傷や火災が発生する危険があります。
▶ 損傷したバッテリー (例えば亀裂や破損箇所があったり、 電気接点が曲がっていたり、 押し戻されて
いたり、 引き抜かれているバッテリー) は、 充電することも、 そのまま使用を続けることもできませ
ん。
▶ バッテリーを充電する場合は、 必ずメーカー推奨の充電器を使用してください。 特定タイプのバッテ
リー専用の充電器を他のバッテリーに使用すると、 火災の恐れがあります。
▶ LiIon バッテリーの搬送、 保管、 作動については特別規定を守ってください。
Printed: 19.10.2015 | Doc-Nr: PUB / 5206820 / 000 / 02