Casio PX-320 取扱説明書

カテゴリー
楽器
タイプ
取扱説明書
PX320JA1B
J
Z
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本書に記載されている社名および商品名は、それぞれ各社の登録商標および商標です。
1
目次
各部の名称 ......................................................2
譜面立ての立て方..................................................................................... 3
TONE, エリア 1 12 ボタンについて.................................... 4
表示部と、T/NO ボタン、
S/YES ボタンについて....................................................................... 5
設定の保存と、操作のロックについて...................................... 5
工場出荷時の状態に戻すには........................................................... 5
電源について..................................................6
AC アダプターの使い方 ...................................................................... 6
接続について..................................................7
ヘッドホンを接続するには................................................................ 7
ペダルを接続するには .......................................................................... 7
オーディオ機器やアンプと接続するには................................. 8
音色を選んで弾く .........................................9
おすすめ音色を選ぶ................................................................................ 9
VARIOUS 音色/ GM 音色/ドラム音色を選ぶ.............10
音色の明るさを調節する(ブリリアンス)...........................10
2 つの音色を重ねる(レイヤー)................................................10
2 つの音色を左右に分ける(スプリット)............................11
音色に効果をかける(エフェクト)...........................................11
メトロノームを鳴らす .......................................................................12
2 台ピアノにして弾いてみる(デュエット)......................13
リズムを鳴らす...........................................15
リズムを選ぶ ............................................................................................15
自動伴奏を使う.......................................................................................16
曲を聴く(デモ演奏/
ミュージックライブラリー)...................19
デモ演奏を聴く.......................................................................................19
ミュージックライブラリーの曲を 1 曲ずつ聴く .............19
ミュージックライブラリーの曲を練習する.........................20
各種設定をまとめて登録する
(レジストレーション)..............................21
設定を登録する.......................................................................................22
登録した内容を呼び出す ..................................................................22
演奏を録音/再生する(録音機能)......23
曲とトラックについて .......................................................................23
演奏を録音する.......................................................................................24
録音した演奏を再生する ..................................................................25
録音した内容を消去する ..................................................................25
その他の設定 .............................................. 26
設定するには............................................................................................ 26
設定項目一覧表....................................................................................... 28
パソコンとの接続について .................... 31
MIDI 端子での接続............................................................................... 31
USB 端子での接続............................................................................... 31
USB モード・MIDI モードについて........................................32
ミュージックライブラリーの曲を増やすには................... 33
SD モリーカードを使うには............. 34
SD メモリーカードを入れる/取り出す...............................35
SD メモリーカードのフォーマット .........................................35
本機で録音/登録したデータの保存........................................ 36
SD メモリーカードに保存されている
データの呼び出し.................................................................................. 37
SD メモリーカードに保存されている
ファイルの再生....................................................................................... 39
SD メモリーカード使用時のエラーについて ....................40
資料 ............................................................... 41
困ったときは............................................................................................ 41
製品仕様 ...................................................................................................... 43
トーンリスト............................................................................................ 45
ドラム音色リスト.................................................................................. 46
リズムリスト............................................................................................ 47
ソングリスト............................................................................................ 48
フィンガードコード一覧表............................................................. 49
ご使用上の注意....................................................................................... 50
保証・アフターサービスについて.............................................50
MIDI インプリメンテーション・チャート
PX320_J.book 1 ページ 2007年7月26日 木曜日 午後2時5
2
各部の名称
4
3
1-11-2 25
ds
bn
dt ek el
123 4 5 6 7 8 9 bk bl bm
bo bp bq br bs bt ck cl cm cn co cp cq cr cs ct dk dl
dn dodm
em
dp
dr
dq
3
【左側面部】
2
4
【底面部】
1-1
【背面部左】
1-2
【背面部右】
PX320_J.book 2 ページ 2007年7月26日 木曜日 午後2時5
各部の名称
3
)マーク右の数字は、参照ページです。
各部の名称は、本書の説明文中で太字で記載されます。
譜面立ての脚を、本体の上部にあるみぞに差し込
んでお使いください。
1VOLUME
ボリューム
つまみ )7, 8, 9
2METRONOME
メトロノーム
ボタン )12
3INTRO/ENDING
イントロ/エンディング
, WWREW
早戻し
ボタン )16, 20
4SYNCHRO/FILL-IN
シンクロ/フィルイン
, FFXX
早送り
ボタン )16, 20
5START/STOP
スタート/ストップ
, PLAY/STOP
プレイ/ストップ
ボタン
)12, 15, 19, 20, 24, 25, 39
6RHYTHM
リズム
, MUSIC
ミュージック
LIBRARY
ライブラリー
ボタン
)5, 15, 19, 37
7TRACK/PART
トラック/パート
ボタン )20, 24, 25
8RECORDER
レコーダー
ボタン )23, 24, 25, 36, 38
9FUNCTION
ファンクション
ボタン
)5, 10, 12, 15, 16, 26, 35, 36, 37, 38
bk T/NO
いいえ
ボタン )5
bl S/YES
はい
ボタン )5
bm 表示部
bn TONE
トーン
, エリア1~12タン
)4, 9, 10, 11, 22
bo TEMPO
テンポ
ボタン )28
bp BEAT
ビート
ボタン )28
bq METRO
メトロノーム
VOL
ボリューム
ボタン )28
br SONG/ACCOMP
ソング/アカンプ
VOL
ボリューム
ボタン )28
bs MODE
モード
ボタン )16, 28
bt TOUCH
タッチ
RES
レスポンス
ボタン )29
ck TRANSPOSE
トランスポーズ
ボタン )29
cl TUNE
チューン
ボタン )29
cm LAYER
レイヤー
BAL
バランス
ボタン )28
cn EFFECT
エフェクト
ボタン )10, 26, 28
co MIDI
ミディ
ボタン )27, 30
cp TONE
トーン
SEL
セレクト
ボタン )28
cq STORE
ストア
, OTHERS
その他
ボタン
)22, 27, 28, 29, 30
cr TONE/REGISTRATION
トーン/レジストレーション
ボタン )13, 36, 38
cs REVERB
リバーブ
, REV
リバーブ
TYPE
タイプ
ボタン )11, 12, 28
ct CHORUS
コーラス
, CHOR
コーラス
TYPE
タイプ
ボタン )11, 12, 28
dk SPLIT
スプリット
, SPLIT
スプリット
POINT
ポイント
ボタン )11, 13, 28
dl CARD
カード
, FORMAT
フォーマット
ボタン )35~39
dm USB端子 )31, 32
dn DAMPER
ダンパー
PEDAL
ペダル
端子 )7, 13
do SOFT/SOSTENUTO
ソフト/ソステヌート
PEDAL
ペダル
端子 )7, 13
dp LINE OUT
ラインアウト
R, L/MONO端子 )8
dq LINE IN
ラインイン
R, L/MONO端子 )8
dr SDメモリーカードスロッ)34, 35
ds POWER
パワー
ボタン )5, 9
dt 電源端子(DC 12V) )6
ek MIDI
ミディ
OUT/IN
アウト/イン
端子 )31, 32
el PHONES
ホン
端子 )7
em ペダルコネクター )7
5 譜面立ての立て方
PX320_02_J.fm 3 ページ 2007年8月9日 木曜日 午後7時20分
4
各部の名称
本機では、12個のTONEボタンに、以下の3種類の機能が割り当てられています。
音色を選ぶ(9ページ)
レジストレーションのエリアを選ぶ(21ページ)
各種の設定(28ページ)
表示部の表示内容と、ランプの状態を見て、現在どの機能のボタンになっているかを区別できます。
音色を選べる状態
レジストレーションのエリアを選べる状態
各種の設定を行う状
TONE, エリア1~12ボタンについて
音色名
消灯
点灯
消灯
エリア番号
消灯
消灯
バンク番号 点灯もしくは点滅
設定項目名 消灯
消灯
設定値
点滅
PX320_J.book 4 ページ 2007年7月26日 木曜日 午後2時5
各部の名称
5
本機では、各種設定の現在の値を表示部で確認し、T/NO
ボタンとS/YESボタンを使って変更できます。
電源を入れた直後は、リズム番号(15ページ)が表示さ
れます(工場出荷時)。各設定値を表示させる方法につい
ては、その設定のページをお読みください。
T/NOボタンやS/YESボタンを押すごとに、設定値が
1つずつ切り替わります。
ボタンを押し続けると、設定値を連続して変更できます。
T/NOボタンとS/YESボタンを一緒に押すと、最初の設定
(初期値)に戻ります。
※ テンポ設定では、そのとき選ばれているリズムや曲のおすす
めテンポになります。
本機では、各種設定の内容を電源を切った後も保存したり、
ボタンをロックして誤操作を防いだりすることができます。
詳しくは28ページの「設定項目一覧表」を参照してくださ
い。
本機内部の各種保存データや設定状態をすべて初期化して、
工場出荷直後の状態に戻すことができます。
1.
本機の電源が切れた状態から、RHYTHMボタ
ンとFUNCTIONボタンを押しなが
POWERボタンを押して電源を入れます
システムの初期化と準備を行ってから演奏可能な状
態になります。
演奏可能な状態になるまでに、通常の電源オン時(9ページ)と
は異なる表示を経過し、所要時間もやや長くなります
表示部と、T/NOボタン、
S/YESボタンについて
設定の保存と、操作のロック
ついて
工場出荷時の状態に戻すには
例:リズム番号01
PX320_J.book 5 ページ 2007年7月26日 木曜日 午後2時5
6
電源について
本機は、電源として家庭用電源を使用します。
ご使用後は、必ず電源を切ってください。
本機指定のACアダプターを接続してください。
本機指定ACアダプターの型式:AD-12JL
【左側面部】
コード部の断線防止のため、次の点にご注意ください。
<使用時>
コードを強く引っ張らない
コードを繰り返し引っ張らない
コードの根元部分を折り曲げない
コードをピンと張った状態で使用しない
<移動時>
本体を移動させる場合は、必ずACアダプター本体をコン
セントから外す
<保管時>
コードは図のようにACアダプター本体に巻き付けず、束
ねてまとめる
ACアダプター本体を抜き差しするときは、必ず電源を切って
ら行ってください。
ACアダプターは長時間ご使用になりますと、若干熱を持ちま
が、故障ではありません。
ACアダプターの使い方
ACアダプター
AD-12JL
電源端子
家庭用電源(100V)
PX320_J.book 6 ページ 2007年7月26日 木曜日 午後2時5
7
接続について
接続の際は、本機のVOLUMEつまみを絞っておき、接続後、
適切な音量に調節してください。
本機では、ヘッドホンを使用しているときはヘッドホンで聴く
のに適した音質に、内蔵スピーカーを使用しているときは内蔵
スピーカーで聴くのに適した音質に自動的に切り替わります。
【左側面部】
別売(CP-16)あるいは市販のヘッドホンをPHONES端子
に接続します。本機のスピ-カ-からは音が出なくなり、夜
間なども周囲に気がねなく演奏が楽しめます。なお、耳の保
護のために音量を上げすぎないようにご注意ください。
本機には、ダンパーペダル用とソフト/ソステヌートペダル
用の2つのペダル端子があります。
PEDAL端子について
ペダル(SP-3)を目的に応じて、PEDAL端子のDAMPER
またはSOFT/SOSTENUTOに接続します。両方の端子を
同時に使用したい場合は、別売品のペダルをご利用くださ
い。
【背面部右】
ペダルをソフト/ソステヌートペダル端子につないだ場合には、
切り替え式でどちらか一方の効果を使用することができます。
設定方法については、26ページの「その他の設定」を参照して
ください。
【各ペダルの働き
● ダンパーペダル
演奏中にこのペダルを踏むと、鍵盤で弾いた音の余韻が
非常に長くなります。
ピアノ音色を選んでいる場合は、実際のグランドピア
ノでダンパーペダルを使っているときのような共鳴効
果(アコースティックレゾナンス)もかけられます。
詳しくは28ページの「設定項目一覧表」を参照くださ
い。
● ソフトペダル
演奏中にこのペダルを踏むと、ペダルを踏んでから鍵盤
で弾いた音が弱まるだけでなく、音色が柔らかく聞こえ
る効果が得られます。
● ソステヌートペダル
このペダルを踏んだ時点で押さえている鍵盤の音だけ、
ペダルを離すまで余韻が長くなる効果が得られます。
ペダルコネクターについて
ペダルコネクターには、別売のペダルユニット(SP-30)を
ご利用ください。よりグランドピアノに近い、表現力豊かな
ペダル演奏が楽しめます。
【底面部】
SP-30は、ダンパーペダルを途中まで踏んで軽く効果をかけ
「ハーフペダル」にも対応しています。また、ペダルを途中まで
踏み込んだときにかかるペダル効果の度合いを調節できます。
設定方法は、26ページの「その他の設定」を参照してくださ
い。
SP-30を使用するときは、別売品の専用スタンドCS-65Pもし
はCS-66Pが必要です。
ヘッドホンを接続するには
ペダルを接続するには
PHONES端子
別売(CP-16)あるいは
市販のヘッドホン
ミニプラグ
PEDAL端子
SP-3
ペダルコネクター
PX320_J.book 7 ページ 2007年7月26日 木曜日 午後2時5
8
接続について
オ-ディオ機器や楽器用アンプと接続すれば、それらの機器
のスピ-カ-の能力に応じた、より迫力のある音量や音質
で、演奏を楽しめます。
本機では、ヘッドホンを使用しているときはヘッドホンで聴く
のに適した音質に、内蔵スピーカーを使用しているときは内蔵
スピーカーで聴くのに適した音質に自動的に切り替わります。
これに従って本機のLINE OUT R, L/MONO端子から出力され
る音質も自動的に変わります。
接続の際は、本機のVOLUMEつまみを(接続する機器側にも
音量調節があればそちらも)絞っておき、接続後、適切な音量
に調節してください
接続に際しては、接続機器の取扱説明書も合わせてお読みくだ
さい。
外部機器の音を本機から鳴らすには(図1
LINE IN R(Right)に接続すれば右スピーカーから、LINE
IN L/MONO(Left)に接続すれば左スピーカーから音が出
ます。相手の機器の出力端子に応じた、市販の接続コードを
ご利用ください。LINE IN L/MONOだけに接続すれば、両
方のスピーカーから音が出ます。
オーディオ機器と接続するには(図2
LINE OUT R(Right)が右チャンネル、LINE OUT L/
MONO(Left)が左チャンネルの音です。市販の接続コー
ドで図2のように、両方とも接続してください。通常はオー
ディオ機器のインプットセレクターを、接続した端子
(AUX IN等)に切り替えます。音量は本機のVOLUMEつま
みでも調節できます。
楽器用アンプと接続するには(図3
LINE OUT R(Right)が右チャンネル、LINE OUT L/
MONO(Left)が左チャンネルの音です。LINE OUT L/
MONOだけに接続すれば、両方のチャンネルの混ざった音
になります。市販の接続コードで図3のように接続してくだ
さい。
音量は本機のVOLUMEつまみでも調節できます。
付属品・別売品について
付属品や別売品は、必ず本機指定のものをご使用ください。
指定以外のものを使用すると、火災・感電・けがの原因とな
ることがあります。
オーディオ機器やアンプと接
するには
INPUT 1
INPUT 2
オーディオアンプのAUX IN等
ピンプラグ
LEFT
(白)
RIGHT
(赤)
標準プラグ
ギターアンプ
キーボードアンプ等
標準ジャック
テープレコーダー
MIDI音源
PX320_J.book 8 ページ 2007年7月26日 木曜日 午後2時5
9
音色を選んで弾く
本機には、次の音色があります。
1.
POWERタンを押して電源を入れます。
【左側面部】
本機は電源オン時にシステムの準備を行います。以下の画面表
示を経て使用可能となります。
POWERボタンを押してから約6秒後に(4)の状態になりま
す。
「設定の保存」機能(5ページ)をオンにしてから電源を入れ
場合は、(2)の所要時間がやや長くなり、(4)の状態はスキ
プします。
2.
VOLUMEまみで音量を調整します。
3.
12個のTONEボタンのうち、VARIOUS/GM
TONESボタン以外の11個から、鳴らしたい
色のボタンを押します
各ボタンの上に書かれた音色が選ばれます。
選んだTONEボタンが点灯します。
例: GRAND PIANO(CLASSIC)
VARIOUS/GM TONES
CHORUS
TONEFUNCTION
VOLUME
SPLITEFFECT
TONE/REGISTRATION
START/STOP MUSIC LIBRARY REVERBMETRO VOL
/NO
/YES
METRONOME
音色番号 音色タイプ 音色数
- おすすめ音色 11音色
001~061番 VARIOUS(いろいろな)音色 61音色
062~189番 GM音色 128音色
190~191番 ドラムセット 2セット
おすすめ音色を選
POWERボタン
(2)
(3)
(4)
(5)
(1)
:Please wait! . . . .お待ちください
:システム準備中(表示の点灯部分が回転します)
:Complete!. . . . . .鍵盤とペダルの準備を完了します。
:鍵盤とペダルで演奏できます。
ボタンはまだ操作できません。
:すべての機能が使えます。
PX320_J.book 9 ページ 2007年7月26日 木曜日 午後2時5
10
音色を選んで弾く
1.
45ページのトーンリストで、鳴らしたい
VARIOUS音色/GM音色/ドラムセットの番
号を調べます
例: 003番 MODERN PIANO
2.
VARIOUS/GM TONESボタンを押します。
ボタンのランプが点灯し、現在ボタンに設定されて
いる番号の音色が選ばれます。ボタンを押している
間は、この番号が表示されます。
例: 001番 LA PIANO
3.
VARIOUS/GM TONESボタンを押したまま、
T/NOボタンまたはS/YESボタンを使って
鳴らしたい音色の番号に切り替えま
手順3で選んだ音色番号は、電源を切るまでVARIOUS/GM
TONESタンに保持されます。
ドラムセットを選ぶと、鍵盤で打楽器音を鳴らせます。各鍵盤
への打楽器音の割当は、46ページを参照してください
別の方法でも音色番号を選ぶことができます。26ページの「
の他の設定」を参照してください。
1.
FUNCTIONボタンを押します。
ボタンのランプが点滅します。
2.
EFFECTボタンを押します
ボタンのランプが点滅し、表示部に現在のブリリア
ンス設定が表示されます。
3.
T/NOボタンまたS/YESボタンを押して、
ブリリアン3~0~3を設定します
T:まろやかな柔らかい感じの音になる
S:明るく硬い感じの音になる
4.
FUNCTIONボタンをもう一度押します。
ボタンのランプが消灯します。
本機では、2種類の音色を重ねて演奏できます。
1.
メイン音色にしたい音色のTONEボタンを押しな
がら、重ねたい音色TONEボタンを押します。
先に押したボタンの音色がメイン音色に設定され、
後から押したボタンの音色がレイヤー音色として設
定されます。
例: GRAND PIANO(CLASSICボタンを押しな
がら、SYNTH-VOICEボタンを押す。
2つのボタンのいずれかとしてVARIOUS/GM TONESボタ
を押した場合は、押している間、同ボタンに設定されている音
色番号が表示され、T/NOボタンとS/YESボタンで変更でき
ます。
VARIOUS/GM TONESボタンをメイン音色に指定した場合
と、レイヤー音色に指定した場合で、ことなる音色番号をボタ
ンに記憶させることができます。
2.
もとの1音色の状態に戻すには、TONEボタン
のいずれか1つを押します
重ねている2つの音色の音量バランスを調節できます。設定方法
は、26ページの「その他の設定」を参照してください。
デュエットオン中や、録音機能のトラック2の録音ではレイヤー
機能は使えません。
VARIOUS音色/GM音色/
ドラム音色を選ぶ
音色の明るさを調節する
(ブリリアンス
“Brilliance”の略号
2つの音色を重ねる(レイヤー)
グランドピアノ(クラシック)
シンセボイス
PX320_J.book 10 ページ 2007年7月26日 木曜日 午後2時5
音色を選んで弾く
11
本機では、鍵盤を高音部、低音部に分けて、それぞれ別々の
音色で演奏できます。
1.
高音部に選びたい音色のTONEタンを押しま
す。
例: GRAND PIANO(CLASSIC)
2.
SPLITボタンを押します
スプリットランプが点灯します。
3.
低音部に選びたい音色のTONEタンを押しま
す。
例: STRINGS
4.
もとの1音色の状態に戻すには、SPLITボタン
を押します
スプリットランプが消灯します。
スプリットの高音部にレイヤーを使用することができます。先
にレイヤーの設定を済ませてから、スプリット音色を設定して
ください。
デュエットオン中や、録音機能のトラック2の録音では、スプ
リット機能は使えません。
2つの音色の分け目(スプリットポイント)を
変えるには
1.
SPLITボタンを押しながら、高音部の最低音
左端)にしたい鍵盤を押しま
スプリットポイントが変更され、押した鍵盤の名前
が表示されます。
スプリットポイントは自動伴奏の伴奏鍵盤(16、17ページ)と
メロディー鍵盤の境目もかねています。スプリットポイントを
変更すると、伴奏鍵盤の範囲もそれに連れて変化します。
スプリットポイントは、別の方法でも設定できます。設定方法
は、26ページの「その他の設定」を参照してください
リバーブ…残響の効果
コーラス…音が広がるような効果
効果のオン・オフを切り替えるには
1.
REVERBまたはCHORUSボタンを押すごと
図のように設定が切り替わります
エフェクトの設定状況は、リバーブ/コーラスラン
プで確認できます。
デュエットオン中は、コーラスの切り替えはできません。
2つの音色を左右に分ける
(スプリット)
ストリングス グランドピアノ(クラシック)
低音部 高音部
分け目
高音部
高音部の最低音
低音部
点滅
音色に効果をかける
(エフェクト)
消灯
オフ
点灯
オン
オフ
オン
PX320_J.book 11 ページ 2007年7月26日 木曜日 午後2時5
12
音色を選んで弾く
効果のタイプを変えるには
リバーブ、コーラスには各4タイプあります。
1.
変更したいエフェクトをオンにします。
2.
REVERBまたはCHORUSボタンを押したま
ま、T/NOまたはS/YESボタンを押すごとに
以下のようにタイプ設定が切り替わります
【リバーブ】
リバーブの設定値
1:ルーム
2:小ホール 
3:大ホール
4:スタジアム
【コーラス】
コーラスの設定値
1:コーラス効果薄め
2:コーラス効果中位
3:コーラス効果深め
4:フランジャー(音にうねりを与える)
レイヤーやスプリットを使用中にコーラスのオン/オフを切り
替えると、レイヤーオンの時はレイヤー音色に、スプリットオ
ンの時はスプリット音色にのみ有効です。
1.
METRONOMEボタンを押します。
メトロノームが鳴ります。
START/STOPボタン上の2つのランプが拍子にあ
わせて点滅します。
2.
METRONOMEタンを押したまま、T/NO
たはS/YESボタンを押して拍子を設定します
拍子は、2~6拍子の間で設定できます。「0」を設定
すると、ベル音は鳴らずにクリック音のみが鳴りま
す。拍子にかかわらず練習するのに便利です。
3.
FUNCTIONボタンを押します。
ボタンのランプが点滅します。
4.
T/NOまたはS/YESボタンを押してテンポ
(20~255)をす。
5.
FUNCTIONボタンをもう一度押します。
ボタンのランプが消灯します。
6.
メトロノームを止めるには、METRONOME
タンをもう一度押すかあるいはSTART/
STOPボタンを押します
拍子は、別の方法でも設定できます。設定方法は、26ページの
「その他の設定」を参照してください。
メトロノームの音量の設定
メトロノームが鳴っている/鳴っていないに関わらず設定で
きます。
1.
FUNCTIONボタンを押します。
ボタンのランプが点滅します。
2.
METRO VOLボタンを押します。
ボタンのランプが点滅します。
3.
T/NOまたはS/YESボタンを押してメトロ
ノームの音量(0~42を設定します
4.
FUNCTIONボタンをもう一度押します。
ボタンのランプが消灯します。
メトロノームを鳴らす
1拍目のタイミングに
あわせて点滅
それ以外の拍のタイミングに
あわせて点滅
遅くなる 速くなる
PX320_J.book 12 ページ 2007年7月26日 木曜日 午後2時5
音色を選んで弾く
13
鍵盤を中央から左右に分けて、2台ピアノにして連弾ができ
ます。左右の鍵盤はほぼ同じ音域になり、別売のペダルユ
ニット(SP-30)をご使用の場合は、両端のペダルがそれぞ
れ左側鍵盤用と右側鍵盤用のダンパーペダルになります。
左側で先生がお手本演奏をして、右側で生徒さんが同じメロ
ディーを弾く、といった活用もできます。
【鍵盤】
【ペダル】
● 別売のSP-30をご使用の場合
右側鍵盤用ダンパーペダルのみ、ハーフペダルに対応します。
● 付属のSP-3をご使用の場合
DAMPER PEDAL端子に接続すると、右側鍵盤用ダン
パーペダルになります。
SOFT/SOSTENUTO PEDAL端子に接続した場合は、
同ペダル端子の設定(7ページ)が「ソフト」であれば左
側鍵盤用、「ソステヌート」であれば左右共用のダンパー
ペダルになります。
SP-3はハーフペダルには対応しません。
1.
MUSIC LIBRARYボタンを押して、ミュー
ジックライブラリーランプ下側を点灯させ
ます
上記操作の代わりに、CARDボタンを押してカードランプを点
灯させてから、手順2に進むこともできます。
2.
SPLITボタンを押しながら、TONE/
REGISTRATIONボタンを押します
2台ピアノの状態(デュエットオン)になり、
“dUE”(Duet)が表示されます。
3.
SPLITボタンを押すと、デュエットオンが解除
されて通常の状態に戻ります
デュエットオンでの録音はできません。
以下の機能を使っている場合は、デュエットオンに設定できま
せん。
自動伴奏(16ページ)
レジストレーション(21ページ
録音機能(23ページ)
2台ピアノにして弾いてみる
(デュエット)
C3 C4 C5 C6 C3 C4 C5 C
6
分け目
左側鍵盤 右側鍵盤
(中央ド) (中央ド)
左側鍵盤用ダンパーペダル
左右共用ダンパーペダル
右側鍵盤用ダンパーペダル
SP-30使用時の3種類のダンパー
ペダル機能のうちいずれか1つ
PX320_02_J.fm 13 ページ 2007年8月10日 金曜日 午前10時42分
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音色を選んで弾く
音域を変更するには
最初の設定から、左右の鍵盤それぞれの音域をオクターブ単
位で変更できます。
例えばピアノ曲の左手パートと右手パートを2人で分担し
て演奏しようとすると、最初の設定では音域が足りなくな
りがちです。そのような場合に曲に合わせて音域を変更で
きます。
1.
SPLITボタンとTONE/REGISTRATIONボタン
2つ一緒に押したまま左側鍵盤でC4中央
の高さに設定したいC(ド)の鍵盤を押し
ます
音域が変更され、通常時(デュエットオフ)からの
シフト量が表示されます。
例: 左端のC(ド)の鍵盤を押した場合は、以下の音
域になります。
2.
SPLITボタンとTONE/REGISTRATIONボタン
2つ一緒に押したまま、右側鍵盤でC4(中央
の高さに設定したいC(ド)の鍵盤を押し
ます
デュエットオンを解除してもう一度オンにすると、最初の音域
設定に戻ります。
C4 C5 C6 C7 C3 C4 C5 C
6
左側鍵盤 右側鍵盤
(押した鍵盤)
最初の設定より1オクターブ高い 最初の設定のまま
PX320_02_J.fm 14 ページ 2007年8月9日 木曜日 午後7時22分
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リズムを鳴らす
本機には70種類のリズムが内蔵されています。
1.
RHYTHMボタンを押してリズムランプ(上側
を点灯させます
ボタンを押すごとにランプの点灯(上/下)が切り
替わります。
現在選ばれているリズム番号が表示されます。
2.
47ページのリズムリストで、選びたいリズム
の番号を調べます
3.
T/NOまたはS/YESボタンを押して、リズム
番号を指定します
4.
START/STOPボタンを押します。
選んだリズムが鳴ります。
5.
リズムを止めるには、もう一度START/STOP
ボタンを押します
テンポを調節するには
1.
FUNCTIONボタンを押します。
ボタンのランプが点滅します。
2.
T/NOまたはS/YESボタンを押してテンポ
(20255)を設定します
3.
FUNCTIONボタンをもう一度押します。
ボタンのランプが消灯します。
START/STOP
SYNCHRO/FILL-IN
INTRO/ENDING MODE
FUNCTIONRHYTHM
/NO
/YES
リズムを選ぶ
PX320_02_J.fm 15 ページ 2007年8月9日 木曜日 午後7時22分
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リズムを鳴らす
コードを指定するだけでリズム、ベース音、コード楽器の伴
奏が自動的に演奏されます。1人でアンサンブル演奏のよう
な楽しさが実現します。
以下のリズムは、モードをカシオコード、フィンガード、フル
レンジコードのいずれかに指定した状態で、コードを指定して
ご使用ください。コードを指定しない場合は、打楽器音が小さ
めの音量で鳴ります
自動伴奏を使って演奏するには
リズムを選び、テンポを調節しておきます。
1.
FUNCTIONボタンを押します。
ボタンのランプが点滅します。
2.
MODEボタンを押します。
3.
T/NOまたはS/YESボタンでコードの指定方
法を次のモー(MODEの中から選びます
oFF:標準
C.C.:カシオコード
FnG:フィンガード
FUL:フルレンジコード
ここでは、指一本で指定できるカシオコードを使っ
てみましょう。
コードの指定方法とモードについて詳しくは、次項
をお読みください。
4.
FUNCTIONボタンをもう一度押します。
ボタンのランプが消灯します。
5.
SYNCHRO/FILL-INボタンを押します
伴奏鍵盤を押すと同時にリズムとコード伴奏を鳴ら
す状態になります。
START/STOPボタンの上にある2つのランプが点
滅します。
6.
INTRO/ENDINGボタンを押します
7.
伴奏鍵盤で曲の最初のコードを指定します。
選んだリズムに応じたイントロが鳴り、リズムと
コード伴奏が同時にスタートします。
8.
曲のコードを次々と指定します。
次項の「コードの指定方法について」をお読みくだ
さい。
START/STOPボタン上の2つのランプが拍子にあ
わせて点滅します。
曲の雰囲気の変わり目でSYNCHRO/FILL-INボタンを押すと、
リズムが一時的に変化します。
9.
演奏を終わらせるには、INTRO/ENDINGボタ
ンを押します。
選んだリズムに応じたエンディングが鳴り、リズム
とコード伴奏が止まります。
手順6や9の代わりにSTART/STOPボタンを押すと、イントロ
やエンディングなしで伴奏を開始/終了できます
伴奏の音量を調節できます。設定方法は、26ページの「その他
の設定」を参照してください。
自動伴奏を使う
60 PIANO ROCK’N’ROLL
62 ARPEGGIO 1
63 ARPEGGIO 2
64 ARPEGGIO 3
65 MARCH 2
66 MARCH 3
67 STRIDE PIANO
68 WALTZ 2
69 WALTZ 3
70 WALTZ 4
1拍目のタイミングに
あわせて点滅
それ以外の拍のタイミングに
あわせて点滅
PX320_J.book 16 ページ 2007年7月26日 木曜日 午後2時5
リズムを鳴らす
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コードの指定方法について
コードの指定方法によって、モードを選びます。自動伴奏を
使わない場合は、“標準”に設定します。
■ カシオコードについ
この方法では、コードを知らなくても伴奏鍵盤の押し方によ
り4種類のコードが簡単に指定できます。伴奏鍵盤とコード
の指定方法は次のとおりです。
【カシオコードの伴奏/メロディー鍵盤】
カシオコードの伴奏鍵盤は「コード指定スイッチ」としてのみ
働き、通常の鍵盤演奏はメロディー鍵盤の範囲でのみ可能とな
ります。
スプリットポイントを変更して伴奏鍵盤の範囲を変えることが
できます。操作については、11ページの「2つの音色の分け
(スプリットポイント)を変えるには」を参照してください。
2つ目以降の伴奏鍵盤は、1つめより右側なら白鍵/黒鍵を問わ
ずどれでも使用できます。
■ フィンガードについて
伴奏鍵盤の範囲内で、コードの構成音を押さえることによ
り、コードを指定する方法です。例えば、ド・ミ・ソと押さ
えると、Cのコードが指定されます。
【フィンガードの伴奏/メロディー鍵盤】
フィンガードの伴奏鍵盤は「コード指定スイッチ」としてのみ
働き、通常の鍵盤演奏はメロディー鍵盤の範囲でのみ可能とな
ります。
スプリットポイントを変更して伴奏鍵盤の範囲を変えることが
できます。操作については、、11ページの「2つの音色の分け目
(スプリットポイント)を変えるには」を参照してください。
根音が“C”以外のときは、伴奏鍵盤の範囲内での対応となり
ます(49ページ「フィンガードコード一覧表」参照
※1 転回形(次ページの を参照)は使えません。最
低音が根音となります。
※2 5度のソの音を押さえなくても、同じコードが指定でき
ます。
コードの種類 例
メジャーコード
コード名と同じ音名の鍵盤
を1つ押します(伴奏鍵盤の
範囲内であれば、1オクター
ブ違う同音でもかまいませ
ん)
音名
C
(Cメジャー )
マイナーコード
メジャーコードの押さえ方
に加えて、伴奏鍵盤内の、
それより右の鍵盤を1つ押し
ます。
Cm
(Cマイナー )
セブンスコード
メジャーコードの押さえ方
に加えて、伴奏鍵盤内の、
それより右の鍵盤を2つ押し
ます。
C7
(Cセブンス)
マイナーセブンスコード
メジャーコードの押さえ方
に加えて、伴奏鍵盤内の、
それより右の鍵盤を3つ押し
ます。
Cm7
(Cマイナ
セブンス)
伴奏鍵盤 メロディー鍵盤
CCDE F
#b
EF
#
GA
b
AB
B
b
CCDE F
E
#b
CCDE F
#b
EF
#
GA
b
AB
B
b
CCDE F
E
#b
CCDE F
#b
EF
#
GA
b
AB
B
b
CCDE F
E
#b
CCDE F
#b
EF
#
GA
b
AB
B
b
CCDE F
E
#b
伴奏鍵盤 メロディー鍵盤
Ãᴥʫʂʭ˂ᴦ
ʓ ʩ ʇ
Ãíᴥʨɮʔ˂ᴦ
ʓ ʩ
b
ʇ
Ãäéíᴥʑɭʩʕʍʁʯᴦ
ʓ ʩ
b
ʟɫ
#
Ãáõçᴥɴ˂ɸʯʫʽʒᴦ
Ɔ±
ʓ ʩ ʳ
b
Ãóõó´ᴥɿʃʟɳ˂ᴦ
ʓ
ʟɫ
ʇ
÷ᴥʅʠʽʃᴦ
Ɔ²
ʓ ʩ ʇ ʁ
b
Ãí·ᴥʨɮʔ˂ʅʠʽʃᴦ
Ɔ²
ʓ ʩ
b
ʇʁ
b
ÃÍ·ᴥʫʂʭ˂ʅʠʽʃᴦ
Ɔ²
ʓ ʩ ʇ ʁ
Ãí·bµ
ʓ ʩ
b
ʟɫ
#
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b
ʓ ʩ
ʟɫ
#
ʁ
b
÷óõó´ᴥʅʠʽʃɿʃʟɳ˂ᴦ
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ʟɫ
ʇ ʁ
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ʓʶʩ
b
ʇ ʓ ʩ
b
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b
ʟɫ
#
ʇ
ᴥʨɮʔ˂ʅʠʽʃ
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ÃíÍ·Ɔ²
ᴥʨɮʔ˂ʫʂʭ˂
ʅʠʽʃᴦ
Ãäéí·Ɔ±
ʑɭʩʕʍʁʯ
ʅʠʽʃ
÷bµƆ±
ʅʠʽʃʟʳʍʒ
ʟɫɮʠ
PX320_J.book 17 ページ 2007年7月26日 木曜日 午後2時5
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リズムを鳴らす
伴奏鍵盤であれば上記の押さえ方(例えばCを「ドミソ」と押
さえる)だけでなく、転回形(コードの構成音は同じで並び方
の違う押さえ方。例えばCを「ミソド」や「ソドミ」と押さえ
る)も有効です。
・・・※1のコードを除く。
原則として上記の例のように、コードの構成音すべてを押さえ
る必要があります。構成音を省略したり1音のみを押さえても無
効となり、意図したコードは指定されません。
・・・※2のコードを除く。
■ フルレンジコードについて
この方法で指定できるコードは、フィンガードの15種類に
23種類を加えた計38種類です。この場合、本機が判別でき
るコードの指定方法で鍵盤を3つ以上押したときに限り、
コードが指定されます。それ以外(本機が判別できないコー
ドや2つ以下の鍵盤を押している場合)ではメロディー鍵盤
と同様に発音しますので、すべての鍵盤でコードの指定とメ
ロディー演奏が行えます。
【フルレンジコードの伴奏/メロディー鍵盤】
● 本機で判別できるコード
例: Cメジャーまたは コードの場合
最低音と右隣の音との間に、半音が6つ以上はさまる場合には、
最低音をベース音として判別します。
分類 コードの種類
フィンガードの
対象コード
15種類(17ページ「フィンガードにつ
て」参照)
それ以外のコード 23種類
以下は、“C”をベース音とした場合の例
です
伴奏鍵盤/メロディー鍵盤
Ddim Ab
7
F
7
Fm
7
Gm
7
A
b
add9
C C C C C C
, , , , ,
C
6
, Cm
6
, C
69
Db D E F G Ab B
b
C C C C C C C
, , , , , , ,
B Dbm Dm Fm Gm Am Bbm
C C C C C C C
, , , , , , ,
C
E
ʩ
ʩʇ ʓ
ʇʓ
2
Ã
ÅɁɽ˂ʓ
1
ÃɁɽ˂ʓ
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Casio PX-320 取扱説明書

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