Casio PX120 取扱説明書

カテゴリー
楽器
タイプ
取扱説明書

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PX120JA1A
J
Z
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ȦɁ՘੥ᝢ஥ంɂǾȝᝣɒȾȽȶȲȕȻɕǾ
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本書に記載されている社名および商品名は、それぞれ各社の登録商標および商標です。
1
目次
各部の名称........................................... 2
譜面立ての立て方 ........................................................................2
TONE/SETTING ボタンについて ...................................3
設定の保存と、操作のロックについて .........................3
電源について....................................... 4
AC アダプターの使い方..........................................................4
接続について....................................... 5
ヘッドホンを接続するには ...................................................5
オーディオ機器やアンプと接続するには ....................5
ペダルを接続するには..............................................................6
付属品・別売品について.........................................................6
いろいろな音色を
聴いてみましょう .............................. 7
音色を選んで弾いてみる.........................................................7
音色の明るさを調節するには(ブリリアンス).......8
2 つの音色を重ねてみる(レイヤー)............................9
音色に効果をかけてみる(エフェクト).......................9
メトロノームを鳴らしてみる .......................................... 10
2 台ピアノにして弾いてみる(デュエット)......... 11
曲を聴いてみる(デモ演奏/
ミュージックライブラリー)........ 12
デモ演奏を聴いてみる.......................................................... 12
ミュージックライブラリーの曲を
1 曲ずつ聴いてみる ............................................................... 12
ミュージックライブラリーの曲を
練習してみる...............................................................................13
リズムを鳴らしてみる................... 14
リズムを選ぶ...............................................................................14
自動伴奏を使ってみる.......................................................... 15
演奏を録音/再生してみる
(録音機能)........................................ 18
トラックについて .................................................................... 18
演奏を録音してみる............................................................... 19
録音した演奏を再生してみる .......................................... 20
録音した内容を消去するには .......................................... 21
その他の設定.................................... 22
設定するには...............................................................................22
設定に使用する鍵盤一覧.....................................................23
設定項目一覧表..........................................................................24
音色選択...................................................................................................... 24
ブリリアンス(BRILLIANCE)........................................... 24
リバーブ(REVERB)................................................................... 24
コーラス(CHORUS)................................................................. 24
曲/リズム選択
(SONG/RHYTHM SELECT)............................................. 24
テンポ(TEMPO)............................................................................24
メトロノームの拍子
(METRONOME BEAT)........................................................... 24
曲/伴奏の音量 ................................................................................... 24
メトロノームの音量....................................................................... 24
自動伴奏のモード(MODE) ................................................. 24
鍵盤のタッチ(TOUCH RESPONSE..................... 25
鍵盤の調(トランスポーズ)
(TRANSPOSE).................................................................................. 25
音程の調整(チューニング)(TUNING............... 25
送信チャンネル ................................................................................... 25
ローカルコントロール................................................................. 25
操作音 ............................................................................................................ 25
設定の保存................................................................................................ 25
操作のロック.......................................................................................... 25
MIDI 機能を使ってみる .......................................................26
資料..................................................... 27
困ったときは...............................................................................27
製品仕様 .........................................................................................28
トーンリスト...............................................................................29
リズムリスト...............................................................................29
ソングリスト...............................................................................29
フィンガードコード一覧表................................................30
ご使用上の注意..........................................................................31
保証・アフターサービスについて................................31
MIDI インプリメンテーション・
チャート
PX120_J.book 1 ページ 2007年6月22日 金曜日 午前11時49分
2
各部の名称
Ɔ±
Ɔ³
Ɔ² Ɔ´
bl
1 2 3 4 5 6 7 8 9 bk
bm bn bo bp bq
※3
【左側面部】
※1
【底面部】
※2
【背面部】
※4
譜面立ての立て方
譜面立ては、本体の上部にあるみぞにその脚を差し込ん
でお使いください。
PX120_J.book 2 ページ 2007年6月22日 金曜日 午前11時49分
各部の名称
3
)マーク右の数字は、参照ページです。
各部の名称は、本書の説明文中で太字で記載されます
本機では、TONE/SETTINGボタンを使って様々な設定を行います。操作の流れとポイントを、ここでつかんでおきましょう。
TONE/SETTINGボタンは、これを押しながら、設定項目が割り当
てられている鍵盤を押す、という使い方をします。
鍵盤を押して設定を行うと、お知らせのための操作音が鳴ります。
例: 8ページの「鍵盤を使って音色を選ぶには」
● 詳しい操作方法や設定できる内容については、22ページ「その他の設定」を参照してください。
本機では、各種設定の内容を電源を切った後も保存したり、ボタンをロックして誤操作を防ぐこともできます。詳しくは24
ページの「設定項目一覧表」を参照してください。
1VOLUME
ボリューム
つまみ)5, 7
2SYNCHRO/FILL-IN
シンクロ/フィルイン
ボタン)15
3X/■ボタ)10, 12, 13, 14, 15, 19, 20
4MUSIC LIBRARY
ミュージックライブラリー
, RHYTHM
リズム
ボタン
)12, 14
5LR
左手/右手
ボタン)13, 19, 20, 21
6RECORDER
レコーダー
ボタン)18, 19, 20, 21
7METRONOME
メトロノーム
ボタン)10
8GRAND PIANO
グランド ピア
(MODERN
モダン
ボタン
)7, 9, 11
9GRAND PIANO
グランド ピア
(CLASSIC
クラシック
ボタン
)7, 9, 11
bk TONE/SETTING
トーン/セッティング
ボタン
)3, 8, 9, 10, 12, 14, 15, 22
bl ペダルコネクター )6
bm 電源端子(DC 12V))4
bn DAMPER
ダンパー
PEDAL
ペダル
端子)6
bo MIDI
ミディ
OUT/IN
アウト/イン
端子)26
bp POWER
パワー
ボタン)7
bq PHONES
ホン
端子)5
TONE/SETTINGボタンについて
設定の保存と、操作のロックについて
PX120_J.book 3 ページ 2007年6月22日 金曜日 午前11時49分
4
電源について
本機は、電源として家庭用電源を使用します。
ご使用後は、必ず電源を切ってください。
本機指定のACアダプターを接続してください。
本機指定ACアダプターの型式:AD-12JL
【背面部】
コード部の断線防止のため、次の点にご注意ください。
<使用時>
コードを強く引っ張らない
コードを繰り返し引っ張らない
コードの根元部分を折り曲げない
コードをピンと張った状態で使用しない
<移動時>
本体を移動させる場合は、必ずACアダプター本体をコン
セントから外す
<保管時>
コードは図のようにACアダプター本体に巻き付けず、束
ねてまとめる
ACアダプター本体を抜き差しするときは、必ず電源を切って
ら行ってください。
ACアダプターは長時間ご使用になりますと、若干熱を持ちま
が、故障ではありません。
ACアダプターの使い方
ACアダプター AD-12JL
家庭用電源(100V)
電源端子
PX120_J.book 4 ページ 2007年6月22日 金曜日 午前11時49分
5
接続について
接続の際は、本機のVOLUMEつまみを(接続する機器側にも
音量調節があればそちらも)絞っておき、接続後、適切な音量
に調節してください
【左側面部】
別売(CP-16)あるいは市販のヘッドホンをPHONES端子
に接続します。本機のスピ-カ-からは音が出なくなり、夜
間なども周囲に気がねなく演奏が楽しめます。なお、耳の保
護のために音量を上げすぎないようにご注意ください。
ヘッドホンのプラグPHONES端子に根元までしっかり差し込
んで下さい。プラグが根元まで挿入されていないと、ヘッドホ
ンの片側からしか音が出ない場合があります。
オ-ディオ機器や楽器用アンプと接続すれば、それらの機器
のスピ-カ-の能力に応じた、より迫力のある音量や音質
で、演奏を楽しめます。
オーディオ機器と接続するには(図1
市販の接続コード(ミニプラグ×1、ピンプラグ×2)で
1のように接続します。その際、片側(本機につなぐ側)
がステレオミニプラグのものをご利用ください。(モノラル
プラグでは、ステレオ出力の片側分の音しか出ません。)通
常はオーディオ機器のインプットセレクターを、接続した端
子(AUX IN等)に切り替えます。音量は本機のVOLUME
つまみでも調節できます。
楽器用アンプと接続するには(2
相手側の機器に応じて、市販の接続コードで図2のように
接続してください。
音量は本機のVOLUMEつまみでも調節できます。
※ 本機につなぐ側:ステレオミニプラグのもの
アンプにつなぐ側:左右両チャンネルの信号が入るよう
にする。
(どちらが欠けても、ステレオ出力の
片側分の音しか出ません。
ヘッドホンを接続するには
ミニプラグ
PHONES端子
別売(CP-16)あるいは
市販のヘッドホン
オーディオ機器やアンプと接続
するには
INPUT 1
INPUT 2
オーディオアンプのAUX IN等
ギターアンプ
キーボードアンプ等
ピンプラグ
RIGHT
(赤)
LEFT
(白)
ピンプラグ
標準プラグ
ピンジャック
ピンプラグ
ステレオミニプラグ
本機の
PHONES端子へ
PX120_J.book 5 ページ 2007年6月22日 金曜日 午前11時49分
6
接続について
DAMPER PEDAL端子とダンパーペダル機能
について
付属のペダル(SP-3)を、DAMPER PEDAL端子に接続し
て、ダンパーペダルとして使用できます。
演奏中にこのペダルを踏むと、鍵盤で弾いた音の余韻が非常
に長くなります。
GRAND PIANO音色(MODERN/CLASSIC/
VARIATION)を選んでいる場合は、実際のグランドピア
ノでダンパーペダルを使用している時のような共鳴効果
も生み出せます。
【背面部】
ペダルコネクターについて
ペダルコネクターには、別売のペダルユニット(SP-30)を
ご利用ください。よりグランドピアノに近い、表現力豊かな
ペダル演奏が楽しめます。
【底面部】
【SP-30のペダル機能】
● ダンパーペダル
左記のダンパーペダル機能に加えてペダルを途中ま
で踏んで浅く効果をかけるハーフペダルにも対応し
ます
● ソフトペダル
演奏中にこのペダルを踏むと、ペダルを踏んでから鍵盤
で弾いた音が弱まるだけでなく、音色が柔らかく聞こえ
る効果が得られます。
● ソステヌートペダル
このペダルを踏んだ時点で押さえている鍵盤の音だけ、
ペダルを離すまで余韻が長くなる効果が得られます。
SP-30を使用するには、別売品の専用スタンドCS-65Pもしくは
CS-66Pが必要です。
付属品や別売品は、必ず本機指定のものをご使用ください。
指定以外のものを使用すると、火災・感電・けがの原因とな
ることがあります。
ペダルを接続するには
DAMPER PEDAL端子
SP-3
ペダルコネクター
付属品・別売品について
ソフトペダル
ソステヌートペダル
ダンパーペダル
PX120_J.book 6 ページ 2007年6月22日 金曜日 午前11時49分
7
いろいろな音色を聴いてみましょう
本機には、11種類の音色があります。
※ 音色名は、本機鍵盤部の上側に記されています。
8ページの「鍵盤を使って音色を選ぶには」を参照してく
ださい。
1.
POWERタンを押して、電源を入れます。
【左側面部】
本機は電源オン時にシステムの準備を行います。POWERボタ
ンを押すと、LRボタンのランプが交互に点灯し、約6秒後に使
用可能となります。
2.
音色を選びます。
● グランドピアノ音色のモダンもしくはクラシックを
選ぶには、GRAND PIANOボタン(MODERN
CLASSIC)のいずれかを押します。
押したボタンの上に書かれた音色が選ばれて、ラ
ンプが点灯します。
● その他の音色を選ぶには
8ページの「鍵盤を使って音色を選ぶには」を参
照してください。
3.
音量を調節します
VOLUMEつまみを使って調節します。
4.
鍵盤を弾いてみましょう。
おすすめのグランドピアノ音色(モダン、クラシック)につい
11種類の音色のうち、最初の2音色はステレオサンプリングに
よるグランドピアノ音色で、この2音色のみボタンを使って選べ
ます。
それぞれ異なる長所を持ったおすすめの音色ですので、演奏す
る曲やお好みに合わせてお選びください。
VOLUMEPOWER
TONE/SETTING
GRAND PIANO
METRONOME/
音色を選んで弾いてみる
POWERボタン
音色名 特徴
モダン 明るく硬めのグランドピアノ音色です。
鍵盤タッチによる音量や音質の変化がつ
きやすく、残響効果(リバーブ)も深め
にかかります。
ダイナミックで華やかな演奏効果をあげ
るのに適しています。
クラシック アコースティックピアノに近い、自然な
響きと演奏性を持つピアノ音色です。リ
バーブなどの派手な効果は控えめです
が、代わりにアコースティックピアノの
ペダル使用時の共鳴効果(アコース
ティックレゾナンス)が分かりやすく、
繊細な表現が可能です。
練習にも適しています。
PX120_J.book 7 ページ 2007年6月22日 金曜日 午前11時49分
8
いろいろな音色を聴いてみましょう
鍵盤を使って音色を選ぶには
低音部専用の音色(ベース1/2)について
上記の手順1で、右端の2つのベース音色(BASS 1/2)
選んだ場合には、低音部(左側)の鍵盤だけが選んだ音色
になり、高音部(右側)の盤には前の音色がそのまま
ります。
このように鍵盤が別れて、それぞれ別々の音色で弾ける
機能を「スプリット」と呼びます。
ベース1/2以外の音色を選ぶと、通常の1音色の状態に戻り
ます
録音機能のトラック2の録音では、ベース音色は選べません
1.
TONE/SETTINGタンを押したまま、
BRILLIANCE鍵盤を押して音の明るさ3~
3を設定します。
▼鍵盤:まろやかな柔らかい感じの音になる
▲鍵盤:明るく硬い感じの音になる
▼▲鍵盤を一緒に押すと、最初の設定(初期値)に戻ります。
ʬʊʽ
ɹʳʁʍɹ
ɺʳʽʓʞɬʘ ɲʶɹʒʴʍɹʞɬʘ
ʝʠʳʟɳʽ ʝʠʳʟɳʽ
ʃʒʴʽɺʃ
ʃʒʴʽɺʃ
ʚʴɲ˂ʁʱʽ
±²
ʣ˂ʃᴥͲᬩ᥂ᴦ
±²
音色設定鍵盤
1.
TONE/SETTINGボタンを押したまま、選び
たい音色に対応している鍵盤を押します。
例: パイプオルガンを選ぶとき
TONE/SETTINGボタン
モダン
クラシック バリエーション
グランドピアノ
12
エレクトリックピアノ
ビブラフォン ストリングス 1 2
ベース(低音部)
ハープシコード パイプオルガン
分け目
低音部 高音部
ベース2 パイプオルガン
(前に選んでいた音色)
音色の明るさを調節するには
(ブリリアンス)
PX120_J.book 8 ページ 2007年6月22日 金曜日 午前11時49分
いろいろな音色を聴いてみましょう
9
本機では、2種類の音色を重ねて演奏できます。
1.
TONE/SETTINGボタンを押しながら、重ね
たい音色に対応している鍵盤を2つ一緒に押
します
例: HARPSICHORD鍵盤とSTRINGS鍵盤を一緒に
押す
2.
もとの1音色の状態に戻すには、GRAND
PIANOボタンを押す、など音色を選び直します。
BASS(LOWER)1と2は、他の音色と重ねることはできませ
ん。
録音機能のトラック2の録音では、レイヤーの設定はできま
せん
リバーブ. . . 残響の効果
コーラス. . . 音が広がるような効果
効果を設定するに
リバーブ、コーラスには各4タイプあります。
1.
TONE/SETTINGタンを押したまま、
REVERBまたCHORUS鍵盤を押して設定値
を選びます。
例: リバーブの4を選ぶ
リバーブの設定値
OFF:オフ
1 :ルーム
2 :小ホール
3 :大ホール
4 :スタジアム
コーラスの設定値
OFF:オフ
1 :コーラス効果薄め
2 :コーラス効果中位
3 :コーラス効果深め
4 :フランジャー(音にうねりを与える)
2つの音色を重ねてみる
(レイヤー)
ハープシコード
ストリングス
音色に効果をかけてみる
(エフェクト)
PX120_J.book 9 ページ 2007年6月22日 金曜日 午前11時49分
10
いろいろな音色を聴いてみましょう
1.
METRONOMEボタンを押します。
メトロノームが鳴ります。
X/■ボタン上のランプが拍に合わせて点滅します。
2.
TONE/SETTINGボタンを押したまま、
METRONOME BEAT鍵盤を押して拍子を設定
します
拍子は、0、2、3、4、6拍子から選べます。「0」を
設定すると、ベル音は鳴らずにクリック音のみが鳴
ります。拍子にかかわらず練習するのに便利です。
3.
TONE/SETTINGボタンを押したまま、
TEMPOポ(20~255)を
定します
+/-鍵盤を押すと、テンポが1ずつ上下します。
数値入力鍵盤(0~9)を押して、テンポの値を直接
入力することもできます。入力は必ず3桁で行って
ください。
例: 値“96”なら、“0→9→6”と入力します。
4.
メトロノームを止めるには、METRONOME
ン、まX/■ボタンを押します。
手順3で+/-鍵盤を一緒に押すと、そのとき選ばれている
ミュージックライブラリーの曲、もしくはリズムのおすすめの
テンポになります。
メトロノームの音量の設定
メトロノームが鳴っている/鳴っていないに関わらず設定で
きます。
1.
TONE/SETTINGタンを押したまま、「メト
ロノームの音鍵盤を押して音量(0~42
を設定します。
使用する鍵盤は、23ページの「設定に使用する鍵盤
一覧」で確認してください。
▼▲鍵盤を押すと、メトロノームの音量が1ずつ上
下します。
▼▲鍵盤を一緒に押すと、最初の設定(初期値)に戻ります。
メトロノームを鳴らしてみる
PX120_J.book 10 ページ 2007年6月22日 金曜日 午前11時49分
いろいろな音色を聴いてみましょう
11
鍵盤を中央から左右に分けて、2台ピアノにして連弾ができ
ます。左右の鍵盤はほぼ同じ音域になり、別売のペダルユ
ニット(SP-30)をご使用の場合は、両端のペダルがそれぞ
れ左側鍵盤用と右側鍵盤用のダンパーペダルになります。
左側で先生がお手本演奏をして、右側で生徒さんが同じメロ
ディーを弾く、といった活用もできます。
【鍵盤】
【ペダル】
● 別売のSP-30をご使用の場合
右側鍵盤用ダンパーペダルのみ、ハーフペダルに対応します。
● 付属のSP-3をご使用の場合
ハーフペダルには対応しません。
SP-3を左側鍵盤用ダンパーペダルとして使用することはできま
せん。
1.
2つのGRAND PIANOタン(MODERN
CLASSICのいずれかを押して2台ピアノで
弾きたい音色を選びます
デュエット機能では、上記の2種類以外の音色は設定できま
せん
2.
GRAND PIANOボタンを2つ一緒に押します。
2台ピアノの状態(デュエットオン)になります。
このときGRAND PIANOボタンのランプが、短時
間点滅して、設定が完了したことをお知らせします。
3.
2つのGRAND PIANOタンのいずれか1つを
押すと、デュエットオンが解除され通常の
状態に戻りま
手順3でTONE/SETTINGボタンと鍵盤を使っていずれかの
音色を選んだ場合にも、デュエットオンは解除されます。
デュエットオンのときは、自動伴奏(15ページ)や録音機能
(18ページ)は使えません。
音域を変更するに
最初の設定から、左右の鍵盤それぞれの音域をオクターブ単
位で変更できます。
例えばピアノ曲の左手パートと右手パートを2人で分担
て演奏しようとすると、最初の設定では音域が足りなくな
りがちです。そのような場合に曲に合わせて音域を変更で
きます。
1.
GRAND PIANOボタンを2つ一緒に押したま
側鍵盤でC4央ド)の高さに設定した
C(ドの鍵盤を押します。
例: 左端のC(ド)の鍵盤を押した場合は、以下の音
域になります。
2.
GRAND PIANOボタンを2つ一緒に押したま
側鍵盤でC4央ド)の高さに設定した
C(ドの鍵盤を押します。
デュエットオンを解除してもう一度オンにすると、最初の音域
設定に戻ります。
2台ピアノにして弾いてみる
(デュエット)
C3 C4 C5 C6 C3 C4 C5 C
6
分け目
左側鍵盤 右側鍵盤
(中央ド) (中央ド)
左側鍵盤用ダンパーペダル
左右共用ダンパーペダル
右側鍵盤用ダンパーペダル
右側鍵盤用ダンパーペダル C4 C5 C6 C7 C3 C4 C5 C
6
左側鍵盤 右側鍵盤
(押した鍵盤)
最初の設定より1オクターブ高い 最初の設定のまま
PX120_J.book 11 ページ 2007年6月22日 金曜日 午前11時49分
12
曲を聴いてみる(デモ演奏/ミュージックライブラリー
本機では、曲を変更すると数秒間、曲データの読み込みを行い
ます。読み込み中は鍵盤演奏やボタン操作ができません。また、
鍵盤演奏中にこの操作を行うと発音が停止します。
本機には60曲(ミュージックライブラリー)が内蔵されて
います。この全60曲を連続して聴くことができます。
1.
MUSIC LIBRARYボタンを押しながら、X/■
ボタンを押します
MUSIC LIBRARYボタンとX/■ボタンのランプが
点滅して、演奏が始まります。
01番から60番までの60曲を、番号順に繰り返しデ
モ演奏します。
デモ演奏にあわせて、メロディー音色で鍵盤演奏で
きます。
デモ演奏中に曲を変更できます。
操作方法は次項「ミュージックライブラリーの曲を
1曲ずつ聴いてみる」の手順3を参照してください。
2.
デモ演奏を止めるには、X/■ボタンを押します。
デモ演奏中は、上記の曲変更と演奏停止以外の操作はできま
せん
1.
MUSIC LIBRARYタンを押して、ミュ
ジックライブラリーランプ上側)を点灯させ
ます
ボタンを押すごとにランプの点灯(上/下)が切り
替わります。
2.
29ページのソングリストで、選びたい曲の番
号を調べます。
3.
TONE/SETTINGタンを押したまま、
SONG/RHYTHM SELECT鍵盤を押して、曲を
選びます
+/-鍵盤を押すと、曲の番号が1ずつ上下します。
数値入力鍵盤(0~9)を押して、曲の番号を直接入
力することもできます。
例: 08番の曲なら、“0→8”と入力します。
MUSIC LIBRARY
TONE/SETTING/
LR
デモ演奏を聴いてみる
ミュージックライブラリーの曲
を1曲ずつ聴いてみる
PX120_02_J.fm 12 ページ 2007年6月22日 金曜日 午後1時51分
曲を聴いてみる(デモ演奏/ミュージックライブラリー)
13
+鍵盤もしくは-鍵盤を素早く連打すると、曲データ読み込み
の関係で、スムーズに変更できない場合があります。遠い番号
の曲に変更する場合は、数値入力鍵盤(0~9)をご使用くだ
さい。
4.
X/■ボタンを押します。
選んだ曲の演奏が始まります。
5.
演奏を止めるには、もう一度X/■タンを押
します
曲が最後まで演奏されると自動的に演奏が止まり
ます
手順3で+/-鍵盤を一緒に押すと、01番の曲が選ばれます。
演奏のテンポや曲の音量を設定できます。設定方法は、22ペ
ジの「その他の設定」を参照してください。
曲の右手パートまたは左手パートの音を消して、自分で弾く
練習ができます。
ミュージックライブラリーには、連弾曲(12、37、45番)が
入っています。連弾曲を選んだ場合は、第1ピアノ<Primo>ま
たは第2ピアノ<Secondo>の音を消して、自分で弾く練習が
できます。
曲を演奏しているときは、曲調に変化をつけるためにテンポが
変化します
曲を選び、テンポを設定しておきます。(22ページの「その他
の設定」参照)
1.
LRボタンを押して、音を消したいパートを
びます
ボタンを押すごとにボタン上の2つのランプがそれ
ぞれ点灯/消灯します。消したいパートのランプを
消灯させます。
2.
X/■タンを押します。
演奏が始まります。手順1で選んだパートは鳴りま
せん。
3.
音を消したパートを自分で弾きます。
4.
曲を止めるには、もう一度X/■ボタンを押し
ます
ミュージックライブラリーの曲
を練習してみる
左手
両手オン 右手オフ 左手オフ
右手
PX120_02_J.fm 13 ページ 2007年6月26日 火曜日 午前10時18
14
リズムを鳴らしてみる
本機には20種類のリズムが内蔵されています。
1.
RHYTHMボタンを押してリズムランプ(下側)
を点灯させま
ボタンを押すごとにランプの点灯(上/下)が切り
替わります。
2.
29ページのリズムリストで、選びたいリズム
の番号を調べます
3.
TONE/SETTINGボタンを押したまま、
SONG/RHYTHM SELECT鍵盤を押してリズ
ムを選びます
+/-鍵盤を押すと、リズムの番号が1ずつ上下し
ます
数値入力鍵盤(0~9)を押して、リズムの番号を直
接入力することもできます。
例: 03番のリズムなら、“0→3”と入力します。
+/-鍵盤を一緒に押すと、01番のリズムが選ばれます。
4.
X/■タンを押します。
選んだリズムが鳴ります。
5.
リズムを止めるには、もう一度X/■タンを
押します
テンポを調節するには
1.
TONE/SETTINGタンを押したまま、
TEMPOポ(20~255)を
定します
+/-鍵盤を押すと、テンポが1ずつ上下します。
数値入力鍵盤(0~9)を押して、テンポの値を直接
入力することもできます。入力は必ず3桁で行って
ください。
例: 値“96”なら、“0→9→6”と入力します。
+/-鍵盤を一緒に押すと、そのとき選ばれているリズムのおす
すめのテンポになります。
RHYTHM
TONE/SETTING/
SYNCHRO/FILL-IN
リズムを選ぶ
PX120_J.book 14 ページ 2007年6月22日 金曜日 午前11時49分
リズムを鳴らしてみる
15
コードを指定するだけでリズム、ベース音、コード楽器の伴
奏が自動的に演奏されます。1人でアンサンブル演奏のよう
な楽しさが実現します。
以下のリズムは、モードをカシオコード、フィンガード、フル
レンジコードのいずれかに設定した状態で、コードを指定し
てご使用くださいコードを指定しない場合は、打楽器音が
さめの音量で鳴ります。
自動伴奏を使って演奏してみる
リズムを選び、テンポを調節しておきます
1.
TONE/SETTINGボタンを押したまま、MODE鍵盤
を押してコードの指定方法を選びます
コードの指定方法とモードについて詳しくは、16
ページをお読みください。
2.
SYNCHRO/FILL-INボタンを押します。
伴奏鍵盤を押すと同時にリズムとコード伴奏を鳴ら
す状態になります。
X/■ボタン上のランプが点灯します。
3.
伴奏鍵盤で曲の最初のコードを指定します。
リズムとコード伴奏が同時にスタートします。
4.
曲のコードを次々と指定します。
16ページの「コードの指定方法について」をお読み
ください。
X/■ボタン上のランプが拍子にあわせて点滅し
ます
曲の雰囲気の変わり目でSYNCHRO/FILL-INボタンを押すと、
リズムが一時的に変化します。
5.
演奏を終わらせるには、X/■ボタンを押します。
伴奏の音量を調節できます。設定方法は、22ページの「その他
の設定」を参照してください。
自動伴奏を使ってみる
10 ROCK’N’ROLL
14 ARPEGGIO 1
15 ARPEGGIO 2
16 MARCH 1
17 MARCH 2
18 STRIDE PIANO
19 WALTZ 1
20 WALTZ 2
標準
モード
カシオ
コード
フィンガード
フルレンジ
コード
PX120_J.book 15 ページ 2007年6月22日 金曜日 午前11時49分
16
リズムを鳴らしてみる
コードの指定方法について
コードの指定方法によって、モードを選びます。自動伴奏を
使わない場合は、“標準”に設定します。
■ カシオコードについ
この方法では、コードを知らなくても伴奏鍵盤の押し方によ
り4種類のコードが簡単に指定できます。伴奏鍵盤とコード
の指定方法は次のとおりです。
【カシオコードの伴奏/メロディー鍵盤】
カシオコードの伴奏鍵盤は「コード指定スイッチ」としてのみ
働き、通常の鍵盤演奏はメロディー鍵盤の範囲でのみ可能とな
ります。
2つ目以降の伴奏鍵盤は、1つめより右側なら白鍵/黒鍵を問わ
ずどれでも使用できます。
■ フィンガードについて
伴奏鍵盤の範囲内で、コードの構成音を押さえることによ
り、コードを指定する方法です。例えば、ド・ミ・ソと押さ
えると、Cのコードが指定されます。
【フィンガードの伴奏/メロディー鍵盤】
フィンガードの伴奏鍵盤は「コード指定スイッチ」としてのみ
働き、通常の鍵盤演奏はメロディー鍵盤の範囲でのみ可能とな
ります。
根音が“C”以外のときは、伴奏鍵盤の範囲内での対応となり
ます(30ページ「フィンガードコード一覧表」参照)
※1 転回形(下記の を参照)は使えません。最低音
が根音となります。
※2 5度のソの音を押さえなくても、同じコードが指定で
きます。
伴奏鍵盤であれば上記の押さえ方(例えばCを「ドミソ」と押
さえる)だけでなく、転回形(コードの構成音は同じで並び方
の違う押さえ方。例えばCを「ミソド」や「ソドミ」と押さえ
る)も有効です。
・・・※1のコードを除く。
原則として上記の例のように、コードの構成音すべてを押さえ
る必要があります。構成音を省略したり1音のみを押さえても無
効となり、意図したコードは指定されません
・・・※2のコードを除く。
コードの種類 例
メジャーコード
コード名と同じ音名の鍵盤
を1つ押します(伴奏鍵盤の
範囲内であれば、1オクター
ブ違う同音でもかまいませ
ん)
音名
C
(Cメジャー )
マイナーコード
メジャーコードの押さえ方
に加えて、伴奏鍵盤内の、
それより右の鍵盤を1つ押し
ます。
Cm
(Cマイナー )
セブンスコード
メジャーコードの押さえ方
に加えて、伴奏鍵盤内の、
それより右の鍵盤を2つ押し
ます。
C7
(Cセブンス)
マイナーセブンスコード
メジャーコードの押さえ方
に加えて、伴奏鍵盤内の、
それより右の鍵盤を3つ押し
ます。
Cm7
(Cマイナ
セブンス)
伴奏鍵盤 メロディー鍵盤
CCDE F
#b
EF
#
GA
b
AB
B
b
CCDE F
E
#b
CCDE F
#b
EF
#
GA
b
AB
B
b
CCDE F
E
#b
CCDE F
#b
EF
#
GA
b
AB
B
b
CCDE F
E
#b
CCDE F
#b
EF
#
GA
b
AB
B
b
CCDE F
E
#b
伴奏鍵盤 メロディー鍵盤
Ãᴥʫʂʭ˂ᴦ
ʓ ʩ ʇ
Ãíᴥʨɮʔ˂ᴦ
ʓ ʩ
b
ʇ
Ãäéíᴥʑɭʩʕʍʁʯᴦ
ʓ ʩ
b
ʟɫ
#
Ãáõçᴥɴ˂ɸʯʫʽʒᴦ
Ɔ±
ʓ ʩ ʳ
b
Ãóõó´ᴥɿʃʟɳ˂ᴦ
ʓ
ʟɫ
ʇ
÷ᴥʅʠʽʃᴦ
Ɔ²
ʓ ʩ ʇ ʁ
b
Ãí·ᴥʨɮʔ˂ʅʠʽʃᴦ
Ɔ²
ʓ ʩ
b
ʇʁ
b
ÃÍ·ᴥʫʂʭ˂ʅʠʽʃᴦ
Ɔ²
ʓ ʩ ʇ ʁ
Ãí·bµ
ʓ ʩ
b
ʟɫ
#
ʁ
b
ʓ ʩ
ʟɫ
#
ʁ
b
÷óõó´ᴥʅʠʽʃɿʃʟɳ˂ᴦ
ʓ
ʟɫ
ʇ ʁ
b
Ãáää¹ᴥɬʓʔɮʽʃᴦ
ʓʶʩ ʇ
Ãíáää¹ᴥʨɮʔ˂ɬʓʔɮʽʃᴦ
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b
ʇ ʓ ʩ
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ʇ ʁ ʓ ʩ
b
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#
ʇ
ᴥʨɮʔ˂ʅʠʽʃ
ʟʳʍʒʟɫɮʠᴦ
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ᴥʨɮʔ˂ʫʂʭ˂
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ʑɭʩʕʍʁʯ
ʅʠʽʃ
÷bµƆ±
ʅʠʽʃʟʳʍʒ
ʟɫɮʠ
PX120_J.book 16 ページ 2007年6月22日 金曜日 午前11時49分
リズムを鳴らしてみる
17
■ フルレンジコードについて
この方法で指定できるコードは、フィンガードの15種類に
23種類を加えた計38種類です。この場合、本機が判別でき
るコードの指定方法で鍵盤を3つ以上押したときに限り、
コードが指定されます。それ以外(本機が判別できないコー
ドや2つ以下の鍵盤を押している場合)ではメロディー鍵盤
と同様に発音しますので、すべての鍵盤でコードの指定とメ
ロディー演奏が行えます。
【フルレンジコードの伴奏/メロディー鍵盤】
● 本機で判別できるコード
(例)Cメジャーまたは コードの場合
最低音と右隣の音との間に、半音が6つ以上はさまる場合には、
最低音をベース音として判別します。
分類 コードの種類
フィンガードの
対象コード
15種類(16ページ「フィンガードにつ
て」参照)
それ以外のコード
23種類
以下は、“C”をベース音とした場合の例
です
伴奏鍵盤/メロディー鍵盤
Ddim Ab
7
F
7
Fm
7
Gm
7
A
b
add9
C C C C C C
, , , , ,
C
6
, Cm
6
, C
69
Db D E F G Ab B
b
C C C C C C C
, , , , , , ,
B Dbm Dm Fm Gm Am Bbm
C C C C C C C
, , , , , , ,
C
E
ʩ
ʩʇ ʓ
ʇʓ
2
Ã
ÅɁɽ˂ʓ
1
ÃɁɽ˂ʓ
PX120_J.book 17 ページ 2007年6月22日 金曜日 午前11時49分
18
演奏を録音/再生してみる(録音機能)
本機で演奏した内容を録音して、再生できます。
曲は2つのトラック(録音内容が記録される場所)で構成さ
れています。トラック1、トラック2と順番に録音していけ
ば、録音後に2つのトラックを1つの曲として、一度に再生
することができます。
録音できる容量
約5,000音符まで録音できます。
録音できる容量が残り少なくなると、ランプの点滅が速
くなります。
演奏の途中で録音できる容量をこえると、自動的に録音
が止まります。
録音される内容
鍵盤演奏
演奏に使った音色
ペダル操作
エフェクト設定
テンポ設定
レイヤー設定
リズム番号
コード指定
フィルイン操作
※ トラック1でのみ録音できます。
録音内容の保持
新しく録音した時点で、前の録音内容は消去されます。
録音中に電源が切れると、録音してあった内容はすべて
消去されます。
本機の故障、修理などによる録音内容の消去により生じた損害、
逸失利益または第三者からのいかなる請求についても、当社で
は一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。
RECORDERボタンの使い方
RECORDERボタンを、1回押すごとに以下のように状態が
切り替わります。
LR
/
RECORDER
トラックについ
録音
録音
再生しながら
トラック2
トラック1
再生待機 録音待機 通常
点灯 点滅 消灯
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Casio PX120 取扱説明書

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