IFM QHA210は、IoTソリューションをサポートするための、アプライアンス管理システム（AMS）を含む、ITハードウェアです。moneo|applianceのメンテナンス用管理システムが含まれます。
ネットワーク設定とホストの設定、日時設定、moneo|applianceの再起動またはシャットダウン、サービスのモニタリングと再起動、ソフトウェア更新のインポート、技術サポートの連絡先詳細の表示、リモートサポート用のアクセスの設定、ログファイルの読取りとデータのバックアップなど、moneo|applianceに関する基本的なメンテナンスタスクを実行することができます。
IFM QHA210は、IoTソリューションのメンテナンスに携わるエンジニアやシステム管理者に最適な製品です。
IFM QHA210は、IoTソリューションをサポートするための、アプライアンス管理システム（AMS）を含む、ITハードウェアです。moneo|applianceのメンテナンス用管理システムが含まれます。
ネットワーク設定とホストの設定、日時設定、moneo|applianceの再起動またはシャットダウン、サービスのモニタリングと再起動、ソフトウェア更新のインポート、技術サポートの連絡先詳細の表示、リモートサポート用のアクセスの設定、ログファイルの読取りとデータのバックアップなど、moneo|applianceに関する基本的なメンテナンスタスクを実行することができます。
IFM QHA210は、IoTソリューションのメンテナンスに携わるエンジニアやシステム管理者に最適な製品です。
セットアップ説明書
moneo|appliance
QHA210
V1.11以降
11436162 / 0007 / 2023
JP
QHA210
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目次
1 はじめに（注意）............................................................ 3
1.1 表記の説明............................................................ 3
1.2 その他のドキュメント ................................................... 3
2 安全の為の注意.............................................................. 4
3 使用目的................................................................... 5
4 機能 ...................................................................... 6
5 取付方法................................................................... 7
6 接続方法................................................................... 8
6.1 外装の接地............................................................ 8
6.2 動作電圧の接続......................................................... 8
6.3 配線 ................................................................. 8
7 設定 ...................................................................... 10
7.1 要件 ................................................................. 10
7.2 準備 ................................................................. 10
7.3 moneo|applianceのセットアップ ........................................... 11
7.3.1 ホスト名の変更..................................................... 12
7.3.2 IPアドレス - Ethernetインターフェース2の変更. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
7.3.3 セットアップの完了................................................. 13
7.4 アプライアンス管理システムを開く(AMS).................................... 13
7.4.1 要件 ............................................................. 13
7.4.2 ブラウザからの初回ログイン.......................................... 14
7.5 moneoを開く .......................................................... 15
QHA210
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2 安全の為の注意
• ここで説明するセンサはシステムに組込まれるサブコンポーネントです。
– システムの安全責任は、システムの設計者にあります。
– システム作成者は、法規および標準の要件に従ってリスク評価を実施して文書を作成し、シス
テムのオペレータおよびユーザに提供します。この文書には、オペレータ、ユーザ、および該
当する場合はシステム設計者が承認したサービススタッフ向けの、すべての情報および安全の
為の注意事項を記載する必要があります。
• 製品を取扱う前に本書をお読みになり、ご使用中は保管しておいてください。
• 製品がアプリケーションおよび環境条件に適していることを確認してください。
• 製品は意図された目的以外に使用しないでください。（Ò 使用目的）
• 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐れがあります。
• 製品を改造したりオペレータの使用法が不適切であったりしたために生じた結果について、当社
は責任を負わず、また保証の対象外となります。
• 製品の取り付け、接続、設定および保守運用は知識をもった専門の方が行ってください。
• 製品とケーブルは損傷から保護してください。
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3 使用目的
moneoを操作するITハードウェア、アプライアンスのメンテナンス用管理システムを含みます。
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4 機能
アプライアンス管理システム（AMS）を使用すると、たとえば次のようなmoneo|applianceに関する
基本的なメンテナンスタスクを実行できます。
• ネットワーク設定とホスト名の設定
• 日時の設定
• moneo|applianceの再起動またはシャットダウン
• サービスのモニタリングと再起動
• ソフトウェア更新のインポート
• 技術サポートの連絡先詳細の表示
• リモートサポート用のアクセスの設定
• ログファイルの読取り
• データのバックアップ
moneo|applianceは、次のソフトウェアを実行するために使用します。
• 接続されているデバイスのパラメータ設定用のmoneo| configure
• プロセスデータ監視用のmoneo|RTM
moneo製品を操作するために必要なライセンスは、別途ご注文いただく必要があります。
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5 取付方法
u取付け前にプラントの電源を切断してください。
u背後のブラケットを使用して、デバイスをDINレールに取付けます。
u取外すには、保持ラッチをドライバで引下げます。
デバイスは対流冷却用に格付けされています。
u空気の循環を妨げないようにしてください。
デバイスに対してデータシートで指定された動作条件を守ってください。詳細情報：www.ifm.com
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6 接続方法
センサは、資格を有する電気技師により接続する必要があります。
電子機器の取付けは、国内または海外の規格に従ってください。
6.1 外装の接地
デバイスには、10 - 36 VDCの外部電圧入力用にCOMBICONコネクタが同梱されています。
デバイスは優れたEMI耐性を示し、外装に安定した接地ポイントがあります。
u接地ケーブルを使用して、外装接地をアースに接続してください。
6.2 動作電圧の接続
デバイスは承認済みの電源またはDC電源から給電するように設計されています。アダプタは10 - 36
VDC、7.7 - 1.31 A、最高温度70℃向けに設計されています。
デバイスを接続する前に次のことを確認してください。
1. 端子台は12～24 AWG（12A）および7 lbトルクに適しています。使用できるのは銅線のみです。
2. 入力ケーブルの定格温度は95℃を超えるようにしてください。
ケーブルを次のように接続します。
u正負のワイヤを端子台のV+およびV-端子に挿入します。
uケーブルクランプのねじを締めて、ワイヤが緩まないようにします。
ピン 信号 説明 ピンレイアウト
1
2
V+
V-
10～36 V DC
1 2
6.3 配線
センサーを次のように接続します。
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3
4
5
6
7
8
1
9
1： 状態表示LED
2： オン/オフスイッチ
3： 3x USB 3.0
4： 1x USB 2.0
5： EthernetインターフェースA
6： EthernetインターフェースB
7： 2xディスプレイポート
8： 電源供給
9： 接地
特殊な設定に関しては、デバイスの取扱説明書に従ってください。
デバイスには、動作しないDI / DOおよびCOMポートがありますが、使用しないでください。
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7 設定
動作電圧がかかると、moneo|applianceが工場出荷時の設定に従って機能します。LEDにより、デバ
イスとインターフェースの状態が示されます。
7.1 要件
moneo|applianceのセットアップには、次のコンポーネントが必要です。
• ディスプレイポート付きモニタ
• USB接続付きキーボード
7.2 準備
uモニタをディスプレイポートに接続します。
uキーボードをUSBポートに接続します。
u主電源プラグを接続します。
uネットワークケーブルを接続します。
1. EthernetインターフェースA（デバイスに指定）／ETH 1（AMS指定) - センサネットワーク
2. EthernetインターフェースB（デバイスに指定）／ETH 2（AMS指定) - ITネットワーク
moneo|appliance
Ethernetインターフェ
ース デバイスのラベル 説明 標準IPアドレス サブネットマスク
ETH1 A センサネットワーク 192.168.0.100 255.255.255.0
ETH2 B ITネットワーク DHCP DHCP
動作電圧がかかると、moneo|applianceの前面にあるオン/オフスイッチでデバイスをオンにできま
す。すべてのケーブルが説明に従って接続されていることを確認してください。
モニタやキーボードを使用できない場合は、直接AMS Webインターフェースから初期セットア
ップを実行できます。
有効なDHCPサーバがITネットワークにある場合
u使用可能なモニタがあればアプライアンスに接続するか、DHCPサーバを確認します。
uログイン画面でITネットワークに割り当てられたIPアドレスを読み取るか（モニタを使った初期セ
ットアップの場合）、DHCPサーバのMACアドレスに対応するエントリを取得します。
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u次のURLからAMS Webインターフェースにアクセスします。
https://<提供されたIPアドレス>/ams
uアプライアンスの初期セットアップを実行します。
有効なDHCPサーバがITネットワークにない場合
uPCまたはノートPCをアプライアンスのITネットワーク（ETH2）に接続します。
u接続したPCまたはノートPCの固定IPアドレスを設定します。
アドレスの範囲：192.168.0.1～254（192.168.0.100を除く）
サブネットマスク：255.255.255.0
uhttps://192.168.0.100/amsのURLからAMS Webインターフェースにアクセスします。
uアプライアンスの初期セットアップを実行します。
7.3 moneo|applianceのセットアップ
moneo|applianceの初期セットアップは、接続されたキーボードとモニタから実行します。
アプライアンス管理システム内のさまざまなメニュー項目を、キーボードを使用して選択でき
ます。例：キーボードショートカット[C]で[C) Configure the system]が開きます。
umoneo|applianceを起動します。
w「welcome to moneo appliance」（moneoアプライアンスへようこそ）というテキストがモニ
タに表示されます。
uログイン情報を入力して[Enter]で確定します。
入力に対してモニタ上に表示されるフィードバックはありません。たとえば、入力フィールド
に*****は表示されません。モニタ上のフィールドは入力しても空のままです。
ユーザ名 ： administrator
パスワード： <moneo|applianceのシリアルナンバー>
シリアルナンバーはmoneo|applianceの底部にある製品ラベルに記載されています。
wログイン情報が正しいと[Simple keyboard configuration menu]が表示されます。
u対応するキーボードレイアウトを選択して、[Ok]をクリックして確定します。
u[Ok]をクリックして、変更に成功したことを確認します。
wパスワード変更のプロンプトが表示されます。
u初めてサインインした場合は、パスワードを変更します。
パスワードの要件：
• 8文字以上
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• 次の文字を含んでいなければなりません。
– 少なくとも1つの大文字
– 少なくとも1つの小文字
– 少なくとも1つの数字
– 少なくとも1つの特殊文字
入力に対してモニタ上に表示されるフィードバックはありません。たとえば、入力フィールド
に*****は表示されません。モニタ上のフィールドは入力しても空のままです。
uパスワードを再入力して、[Ok]をクリックして確定します。
u新しいパスワードを割当てたら、新しいログインデータで再度ログインしてください。
wmoneo|applianceの[Main menu]が表示されます。
7.3.1 ホスト名の変更
moneo|applianceのデフォルトホスト名は次の通りです。
moneo-appliance- XXXXXXX
ホスト名の下 7 桁はランダムに生成されます。
ホスト名は、初めてサインインするとき、または後で、次のステップに従って変更できます。
u[Main menu]を開きます。
u[C) Configure the system]を選択します。
w[Configuration menu]が開きます。
u[H) Change the hostname]を選択します。
w[Host name change]が開きます。
w[Specify the new hostname]フィールドに現在のホスト名が表示されます。
uキーボードを使用してホスト名を変更し、[Ok]を選択します。
wホスト名が保存され、[Host name change]インターフェースが閉じます。
u[R) Return to the previous menu]を選択して前のメニュー環境に戻ります。
7.3.2 IPアドレス - Ethernetインターフェース2の変更
u[Main menu]を開きます。
u[C) Configure the system]を選択します。
w[Configuration menu]が開きます。
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u[N) Configure the network]を選択します。
w[Network configuration]が開きます。
u[I) IT network (ETH 2)]を選択します。
u[U) Use DHCP]を選択します。
u[Enter]をクリックしてエントリを[yes]から[no]に変更します。
u[I) Set the IP address]を選択します。
w[Network (ip)]が開きます。
uキーボードを使用してIPアドレスを入力し、[Ok]を選択します。
w[Network configuration]が開きます。
ここで、ネットワークマスク、ゲートウェイ、DNSサービスの設定も行う必要があります。す
べての設定を行ったら、永続的に保存する必要があります。
u[S) Save the configuration]を選択します。
wメッセージ[The network configuration was successfully changed]が表示されます。
u[Ok]でメッセージを確認します。
u[R) Return to the previous menu]を数回選択して[Main menu]に戻ります。
wシステムが設定され、ウェブインターフェースから利用可能になります。
7.3.3 セットアップの完了
u[X) Exit]（終了）を選択します。
w[Main menu]（メインメニュー）が閉じます。
次のシステムがウェブブラウザから利用可能です。
• アプライアンス管理システム：アプライアンス管理システムを開く(AMS) (Ò/13)
• moneo：moneoを開く (Ò/15)
7.4 アプライアンス管理システムを開く(AMS)
7.4.1 要件
moneo|applianceへ接続するためのデバイス（PCなど）。このデバイスは、moneo|applianceの
Ethernetインターフェース（ETH 2）と同じネットワークに接続されている必要があります。
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アプライアンス管理システムにアクセスするには、PCに適切なウェブブラウザがインストールされ
ている必要があります。
外装底部のシリアルナンバー（製品ラベル）の要件に関するドキュメント
次のブラウザのいずれかを使用することを推奨します。
• Google Chrome
• Mozilla Firefox
7.4.2 ブラウザからの初回ログイン
uアプライアンス管理システムのURLをブラウザで開きます。
https://<IPまたはホスト名>/ams
w全般ステータス情報が表示されます。
w証明書の警告がブラウザに表示されます(原因: 自己署名証明書)。この警告に危険性はありませ
ん。
u証明書の警告を確認します。
自己署名証明書はAMSからインストールできます。
uアイコンをクリックします。
uAMSコンソールで割当てられたログイン情報を使用して、管理者としてログインします。
ユーザが以前にAMSコンソールにログインしたことがない場合は、次のログイン情報を使用し
てください。
ユーザ名 ： administrator
パスワード： < <moneo|applianceのシリアルナンバー>
uログイン情報を入力して[Login]（ログイン）で確定します。
wパスワード変更のプロンプトが表示されます。
u次の要件に従ってパスワードを変更します。
wアプライアンス管理システムのすべての機能範囲が表示されます。
パスワードの要件：
• 8文字以上
• 次の文字を含んでいなければなりません。
– 少なくとも1つの大文字
– 少なくとも1つの小文字
– 少なくとも1つの数字
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– 少なくとも1つの特殊文字
7.5 moneoを開く
uブラウザでmoneoを開きます。
https://<IPまたはホスト名>
wライセンスウィザードが表示されます。
ライセンスの詳細情報はmoneoのインストール説明書をご覧ください。
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IFM QHA210は、IoTソリューションをサポートするための、アプライアンス管理システム（AMS）を含む、ITハードウェアです。moneo|applianceのメンテナンス用管理システムが含まれます。
ネットワーク設定とホストの設定、日時設定、moneo|applianceの再起動またはシャットダウン、サービスのモニタリングと再起動、ソフトウェア更新のインポート、技術サポートの連絡先詳細の表示、リモートサポート用のアクセスの設定、ログファイルの読取りとデータのバックアップなど、moneo|applianceに関する基本的なメンテナンスタスクを実行することができます。
IFM QHA210は、IoTソリューションのメンテナンスに携わるエンジニアやシステム管理者に最適な製品です。