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(3) ダイアフラム組立を取り出すときの注意
・プランジャ組立、キックバネ、ダイアフラム組立を分解する場合、キックバネは左巻きですので、右回
転させてください。
このとき、キックバネの巻き始めの一巻き分を軸の山部に起こさせ、キックバネの巻端を回転方向へ
押すと、分解がスムーズです。
キックバネが永久変形しないよう注意してください。
(4) 部品を洗浄する場合は、中性洗剤などの公害の少ない洗浄液をご使用ください。
ただし、ゴムの部品は交換してください。膨潤する恐れがあります。
4.3 組立作業時の注意
(1) 再組立は、分解と逆の手順にて部品の組み忘れがないように組み付けしてください。
(2) プランジャ組立、キックバネ、ダイアフラム組立の組み付け
・キックバネの巻端部をプランジャ組立の軸部のねじ山溝部へ入り込むよう左回転させ、ねじ込む要領
にて取り付けます。
・ダイアフラム組立のパイロット弁座軸部へも、同じ要領にて取り付けます。
キックバネの永久変形を起こさないよう注意してください。
(3) 締付トルク
・ねじ部品の締付トルクは、表 3 の値にて締め付けしてください。
表 3.ねじ部品の締付トルク
部品名 口径 8A・10A 口径 15A・20A 口径 25A
六角ボルト 3~ 4 N・m 5~ 7 N・m 9~12 N・m
コア組立 30~45 N・m 30~45 N・m 30~45 N・m
ナット 8~16 N・m 8~16 N・m 8~16 N・m
5.保守
5.1 保守・点検
a) 保守・点検時はこの取扱説明書をよく読んで内容をご理解の上、作
業を行ってください。
b) 保守する前には必ず電源を切り、流体および圧力を抜いてくださ
い。
(1) 本製品を最適状態でご使用いただくために、定期点検をおこなってください。
作動頻度によって異なりますが、通常半年に1回はおこなってください。
(2) 点検内容は本取扱説明書の『3.使用前の確認』を参照ください。
(3) 消耗部品等について不明な点がありましたらご相談ください。
(4) ストレーナやフィルタの目詰まりにご注意ください。
5.2 保守部品
(1) Oリング、ガスケット
使用中に漏れが認められた時や電磁弁を分解・再組立する時に、交換してください。
(2) プランジャ組立、スプリング、キックバネ
使用中に漏れ、作動不良などの異常が認められた時に、交換してください。