Roland JUPITER-50 取扱説明書

カテゴリー
楽器
タイプ
取扱説明書
取扱説明書の PDF の提供つい
本製品では、取扱説明書や資料の PDF ファイルを、弊社ホームページにて提供しています。
•JUPITER-50 取扱説明書(本書)
•パラメーター 一覧 *
•MIDI インプリメンテーション *
* 製品には付属しておりませんので、ダウンロードしてご利用ください。
下記の URL から「取扱説明書」を選び、機種名「JUPITER-50」で選んでください。
http://www.roland.co.jp/support/
2
警告
分解や改造をしない
本機または AC アダプターを分解
したり、改造したりしないでくだ
さい。
個人で修理や部品交換はしない
修理/部品の交換などで、取扱説
明書に書かれていないことは、絶
対にしないでください。必ずお買
い上げ店またはローランドお客様
相談センターに相談してください。
次のような場所で使用や保管はしない
次のような場所に設置しないでく
ださい。
•温度が極端に高い場所(直射日
光の当たる場所、暖房機器の近
く、発熱する機器の上など)
•水気の近く(風呂場、洗面台、
濡れた床など)や湿度の高い場
•湯気や油煙が当たる場所
•塩害の恐れがある場所
•雨に濡れる場所
•ほこりや砂ぼこりの多い場所
•振動や揺れの多い場所
警告
指定のスタンドを使用する
本機の設置には、ローランドが推
奨するスタンド(型番:KS-18Z、
KS-G8、KS-12)を使用してくだ
さい(P.30)
不安定な場所に設置しない
本機の設置にスタンド(型番:
KS-18Z、KS-G8、KS-12)を使
用する場合、ぐらつくような場所
や傾いた場所に設置しないでくだ
さい。安定した水平な場所に設置してくださ
い。機器を単独で設置する場合も、同様に安
定した水平な場所に設置してください。
スタンドへ設置するときの注意
取扱説明書の指示どおりに設置し
てください(P.30)
正しく設置しないと、不安定な状
態となって落下や転倒を引き起こ
し、けがをする恐れがあります。
付属の AC アダプターを AC100V
使用する
AC アダプターは、必ず付属のも
のを、AC100V の電源で使用し
てください。
付属の電源コードを使用する
電源コードは、必ず付属のものを
使用してください。また、付属の
電源コードを他の製品に使用しな
いでください。
警告
電源コードを傷つけない
電源コードを無理に曲げたり、電
源コードの上に重いものを載せた
りしないでください。電源コード
に傷がつき、ショートや断線の結
果、火災や感電の恐れがあります。
大音量で長時間使用しない
本機を単独で、あるいはヘッドホ
ン、アンプ、スピーカーと組み合
わせて使用した場合、設定によっ
ては永久的な難聴になる程度の音
量になります。大音量で、長時間使用しな
いでください。万一、聴力低下や耳鳴りを感
じたら、直ちに使用をやめて専門の医師に相
談してください。
異物や液体を入れない、液体の入った
容器を置かない
本機に、異物(燃えやすいもの、
硬貨、針金など)や液体(水、ジュー
スなど)を絶対に入れないでくだ
さい。また、この機器の上に液体
の入った容器を置かないでくださ
い。ショートや誤動作など、故障
となることがあります。
安全上のご注意
本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』(P.2)『使用上のご注意』(P.4)をよくお読みください。また、
本機の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることが
できるよう、手元に置いてください。
©2012ローランド株式会社
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
安全上のご注意
3
はじめに 音を鳴らす 音を作る さらに便利な使いかた 他の機器とつなぐ 資料
クイック・ガイド
警告
異常や故障が生じたときは電源を切る
次のような場合は、直ちに電源を
切って AC アダプターをコンセン
トから抜き、お買い上げ店または
ローランドお客様相談センターに
修理を依頼してください。
•AC アダプター本体、電源コード、または
プラグが破損したとき
•煙が出たり、異臭がしたりしたとき
•異物が内部に入ったり、液体がこぼれた
りしたとき
•機器が(雨などで)濡れたとき
•機器に異常や故障が生じたとき
お子様の取り扱いに注意する
お子様のいる場所で使用する場
合、お子様の取り扱いやいたずら
に注意してください。必ず大人の
かたが、監視/指導してあげてく
ださい。
落としたり、強い衝撃を与えたりしな
本機を落としたり、本機に強い衝
撃を与えないでください。
タコ足配線はしない
電源は、タコ足配線などの無理な
配線をしないでください。特に、
電源タップを使用している場合、
電源タップの容量(ワット/アン
ペア)を超えると発熱し、コードの被覆が溶
けることがあります。
海外でそのまま使用しない
外国で使用する場合は、お買い上
げ店またはローランドお客様相談
センターに相談してください。
CD-ROM をオーディオ CD プレー
ヤーで再生しない
CD-ROM を、一般のオーディオ
CD プレーヤーで再生しないでく
ださい。大音量によって耳を痛め
たり、スピーカーが破損したりす
る恐れがあります。
注意
風通しのよい場所に設置する
本機と AC アダプターは、風通し
のよい、正常な通気が保たれてい
る場所に設置して、使用してくだ
さい。
指定のスタンドのみ使用する
本機は当社製のスタンド(型番:
KS-18Z、KS-G8、KS-12)とのみ、
組み合わせて使用できるよう設計
されています。他のスタンドと組
み合わせて使うと、不安定な状態となって落
下や転倒を引き起こし、けがをする恐れがあ
ります。
スタンドを使う前に安全を確認する
取扱説明書に記載の注意事項が守
られていても、取り扱いによって
はスタンドから本機が落下したり
スタンドが転倒したりする可能性
があります。使用にあたっては事前に安全を
確認した上でお使いください。
AC アダプターはプラグを持って抜き
差しする
AC アダプターを機器本体やコン
セントに抜き差しするときは、必
ずプラグを持ってください。
AC アダプターのプラグを定期的に掃
除する
定期的に AC アダプターを抜き、
乾いた布でプラグ部分のゴミやほ
こりを拭き取ってください。また、
長時間使用しないときは、AC
ダプターをコンセントから抜いてください。
AC アダプターとコンセントの間にゴミやほ
こりがたまると、絶縁不良を起こして火災の
原因になります。
コードやケーブルは煩雑にならないよ
うに配線する
接続したコードやケーブル類は、
煩雑にならないように配慮してく
ださい。特に、コードやケーブル
類は、お子様の手が届かないよう
に配慮してください。
上に乗ったり、重いものを置いたりし
ない
本機の上に乗ったり、機器の上に
重いものを置いたりしないでくだ
さい。
濡れた手で AC アダプターを抜き差し
しない
濡れた手で AC アダプターのプラ
グを持って、機器本体やコンセン
トに抜き差ししないでください。
移動するときはすべての接続をはずす
本機を移動するときは、AC アダ
プターをコンセントから抜き、外
部機器との接続をはずしてくださ
い。
注意
お手入れするときは AC アダプターを
コンセントから抜く
お手入れをするときには、電源を
切って AC アダプターをコンセン
トから抜いてください(P.29)
落雷の恐れがあるときは AC アダプ
ターをコンセントから抜く
落雷の恐れがあるときは、早めに
AC アダプターをコンセントから
抜いてください。
可動部に指などをはさまないように注
意する
下記の可動部を操作するときは、
指などをはさまないように、注意
してください。小さいお子様が使
用されるときは、大人のかたが監
視/指導してください。
•USB メモリー蓋(P.25)
小さな部品はお子様の手の届かないと
ころに置く
下記の部品はお子様が誤って飲み
込んだりすることのないよう手の
届かないところへ保管してくださ
い。
•付属品
USB メモリー蓋を止めるネジ(P.69)
六角レンチ(P.69)
接地端子の取り扱いに注意する
接地端子ネジは、お子様が誤って
飲み込んだりすることのないよう
取りはずした状態で放置しないで
ください。再度ネジを取り付ける
際は、緩んで外れないように確実に取り付け
てください。
4
電源について
•本機を、インバーター制御の製品やモー
ターを使った電気製品(冷蔵庫、洗濯機、
電子レンジ、エアコンなど)と同じコンセ
ントに接続しないでください。電気製品の
使用状況によっては、電源ノイズによって
本機が誤動作したり雑音が発生したりす
ることがあります。電源コンセントを分け
ることが難しい場合は、電源ノイズ・フィ
ルターを取り付けてください。
•AC アダプターは長時間使用すると多少発
熱しますが、故障ではありません。
•接続するときは、誤動作や故障を防ぐた
め、必ずすべての機器の電源を切ってくだ
さい。
•本機は、演奏や操作をやめてから 4 時間
経過すると自動的に電源が切れます(工場
出荷時の設定)。自動で電源を切る必要が
ない合は79ペーに記の手「Auto
O󰮏」の設定を「OFF」にしてください。
※電源が切れると編集中の設定は失われます。残
しておきたい設定はあらかじめ保存しておいて
ください。
設置について
•本機の近くにパワー・アンプなどの大型ト
ランスを持つ機器があると、ハム(うなり)
を誘導することがあります。この場合は、
本機との間隔や方向を変えてください。
•本機をテレビやラジオの近くで動作させ
ると、テレビ画面に色ムラが出たりラジオ
から雑音が出たりすることがあります。こ
の場合は、本機を遠ざけて使用してくださ
い。
•本機の近くで携帯電話などの無線機器を
使用すると、着信時や発信時、通話時に本
機から雑音が出ることがあります。この場
合は、無線機器を本機から遠ざけるか、電
源を切ってください。
•直射日光の当たる場所や発熱する機器の
近く、閉め切った車内などに放置しないで
ください。変形、変色することがあります。
•極端に温湿度の違う場所に移動すると、内
部に水滴がつく(結露する)ことがありま
す。そのまま使用すると故障の原因になり
ます。数時間放置して、結露がなくなって
から使用してください。
•鍵盤の上に物を置いたままにしないでく
ださい。発音しなくなるなど、故障の原因
になります。
•設置条件(設置面の材質、温度など)によっ
ては、本機のゴム足が設置した台などの表
面を変色または変質させることがありま
す。ゴム足の下にフェルトなどの布を敷く
と、安心してお使いいただけます。この場
合、本機が滑って動いたりしないことを確
認してからお使いください。
•本機の上に水の入った容器、殺虫剤、香水、
アルコール類、マニキュア、スプレー缶な
どを置かないでください。また、表面に付
着した液体は、速やかに乾いた柔らかい布
で拭き取ってください。
お手入れについて
•通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きす
るか、固く絞った布で汚れを拭き取ってく
ださい。汚れが激しいときは、中性洗剤を
含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らか
い布で乾拭きしてください。
•変色や変形の原因となる、ベンジン、シン
ナー、アルコール類は使用しないでくださ
い。
修理について
•お客様が本機または AC アダプターを分
解、改造された場合、以後の性能について
保証できなくなります。また、修理をお断
りする場合もあります。
•修理に出される場合、記憶した内容が失わ
れることがあります。大切な記憶内容は、
USB メモリーに保存するか、記憶内容を
メモしておいてください。修理するときに
は記憶内容の保存に細心の注意を払って
おりますが、メモリー部の故障などで記憶
内容が復元できない場合もあります。失わ
れた記録内容の修復に関しましては、補償
も含めご容赦願います。
•当社では、本機の補修用性能部品(製品の
機能を維持するために必要な部品)を、製
造打切後 6 年間保有しています。この部
品保有期間を修理可能の期間とさせてい
ただきます。なお、保有期間を過ぎた後で
も、故障箇所によっては修理可能の場合が
ありますので、お買い上げ店、またはロー
ランドお客様相談センターにご相談くだ
さい。
その他の注意について
•記憶した内容は、機器の故障や誤った操
作などによって失われることがあります。
失っても困らないように、大切な記憶内容
はバックアップとして USB メモリーに保
存しておいてください。
•本体メモリー、USB メモリーの失われた
記憶内容の修復に関しましては、補償を含
めご容赦願います。
•故障の原因になりますので、ボタン、つま
み、入出力端子などに過度の力を加えない
でください。
•ディスプレイを強く押したり、叩いたりし
ないでください。
•ケーブルを抜くときは、ショートや断線を
防ぐため、プラグ部分を持って引き抜いて
ください。
•音楽をお楽しみになる場合、周囲に迷惑が
かからないように、音量に十分注意してく
ださい。ヘッドホンを使用すれば、気がね
なくお楽しみいただけます。
•演奏時の打鍵音や振動は床や壁を通じて
意外によく伝わります。周囲に迷惑がかか
らないように注意しましょう。
•輸送や引っ越しをするときは、本機が入っ
ていた箱と緩衝材、または同等品で梱包し
てください。
•本機が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄
するときは、各地域のゴミの分別基準に
従ってください。
•エクスプレッション・ペダルは、必ず指定
のもの(別売:EV-5)をお使いください。
他社製品を接続すると、本体の故障の原因
になる場合があります。
•接続ケーブルには抵抗入りのものがあり
ます。抵抗入りのケーブルを使用すると音
が極端に小さくなったり、まったく聞こえ
なくなったりする場合があります。抵抗の
入っていない接続ケーブルをお使いくだ
さい。
他社製の接続ケーブルを使用する場合、仕
様についてはケーブルのメーカーにお問
い合わせください。
•D-BEAM コントローラーの有効範囲は、
強い直射日光の下では極端に小さくなっ
てしまいます。屋外でD-BEAM コントロー
ラーを使用するときはご注意ください。
•D-BEAM コントローラーは周辺の明るさ
によって感度が変化します。期待どおりの
動作をしないときは感度を調節しなおし
てください。
•エクスプレッション・ペダルを操作したり
USB メモリー蓋を開閉したりするときは、
可動部と本体の間に指を挟まないように
注意してください。お子様のいる場所で使
用する場合は、必ず大人のかたが監視/指
導してください。
外部メモリーをお使いになる前に
外部メモリーの取り扱い
•USB メモリーは、確実に奥まで差し込ん
でください。
•USB メモリーの端子の部分に触れたり、
汚したりしないでください。
•USB メモリーは精密な電子部品で作られ
ています。取り扱いについては次の点に注
意してください。
•静電気による破損を防ぐため、取り扱
う前に身体に帯電している静電気を放
電しておく。
•端子部に手や金属で触れない。
•曲げたり、落としたり、強い衝撃を与
えたりしない。
•直射日光の当たる場所や、閉め切った
自動車の中などに放置しない。
•水に濡らさない。
•分解や改造をしない。
使用上のご注意
使用上のご注意
5
はじめに 音を鳴らす 音を作る さらに便利な使いかた 他の機器とつなぐ 資料
クイック・ガイド
CD DVD の取り扱い
•ディスクの裏面(信号面)に触れたり、傷
をつけたりしないでください。データの読
み出しがうまくできなくなることがあり
ます。ディスクの汚れをとる場合は、市販
の専用クリーナーを使用してください。
著作権について
• 第三者の著作物(音楽作品、映像作品、放送、実演、
その他)の一部または全部を、権利者に無断で
録音、録画、複製あるいは改変し、配布、販売、
貸与、上演、放送などを行うことは法律で禁じ
られています。
• 第三者の著作権を侵害する恐れのある用途に、
本製品を使用しないでください。お客様が本製
品を用いて他者の著作権を侵害しても、当社は
一切責任を負いません。
• 製品に内蔵、付属されたコンテンツ(音色波形
データ、スタイルデータ、伴奏パターン、フレー
ズデータ、オーディオループ、画像データなど)
の著作権は当社が保有しています。
• 製品に内蔵、付属されたコンテンツを素材とし
て、お客様が新たな作品を制作、演奏、録音、
配布をすることに関しては、当社の許諾を必要
としません。
• 製品に内蔵、付属されたコンテンツを、そのま
ま、もしくは酷似した形態で取り出し、別の記
録媒体に固定して配布したり、コンピュータネッ
トワークを通じて公開したりすることはできま
せん。
ライセンス/商標について
• MMP(MooreMicroprocessorPortfolio)は
マイクロプロセッサーのアーキテクチャーに関
する TPL(TechnologyPropertiesLimited)
社の特許ポートフォリオです。当社は、TPL
よりライセンスを得ています。
• MPEGLayer-3 オーディオ圧縮技術は、
FraunhoferIIS 社と THOMSONmultimedia
社よりライセンスを得ています。
• JUPITER はセイコーホールディングス株式会社
の日本国における登録商標です。本製品では許
諾を得て使用しています。
• Roland、COSM、SuperNATURAL、D-BEAM
は、日本国およびその他の国におけるローラン
ド株式会社の商標、または登録商標です。
• Cakewalk は、米国 Cakewalk,Inc. の米国に
おける登録商標です。
• SONAR は、米国 Cakewalk,Inc. の商標です。
• 文中記載の会社名及び製品名は、各社の登録商
標または商標です。
• MIDI は社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の
登録商標です。
6
安全上のご注意                                    2
使用上のご注意                                    4
クイック・ガイド
8
01 JUPITER-50 の音源構成                           8
02 JUPITER-50 の音色について                       10
03 コントローラーで音を変化させる                    13
04 ライブに便利なレジストレーション                  14
05 レジストレーションの作成例                       17
はじめに
18
主な特長                                        18
JUPITER-50 の概要                                20
音源部の構成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
トーン. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21
ライブ・セット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
パート. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
レジストレーション. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23
メモリーの概要. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24
一時的なメモリー(テンポラリー・エリア). . . . . . . 24
書き換えができるメモリー. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24
書き換えができないメモリー. . . . . . . . . . . . . . . . . . 24
USB メモリー. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24
USB メモリー・ソング・プレーヤー/レコーダー. . . . . . . 25
再生可能なオーディオ・ファイル. . . . . . . . . . . . . . . 25
録音されるオーディオ・ファイル. . . . . . . . . . . . . . . 25
各部の名称とはたらき                              26
トップ・パネル. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
リア・パネル(機器をつなぐ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
スタンドに設置する                                30
電源を入れる/切る                                31
電源を入れる. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
基本操作                                        32
ファンクション・ボタンのはたらき. . . . . . . . . . . . . . . . . 32
カーソルの移動. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32
値の変更. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33
[SHIFT]ボタンのはたらき. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33
[WRITE]ボタンのはたらき. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
名前を付ける. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
主な画面と基本操作                                35
トップ画面. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
Menu 画面. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
REGISTRATION 画面. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 36
LIVESET(UPPER)画面. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 36
SONG 画面 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
VISUALCONTROL 画面. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
SYSTEMMENU 画面. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
UTILITYMENU 画面. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
音を鳴らす
38
レジストレーションを切り替える                      38
バンクを切り替える. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
一覧からレジストレーションを切り替える. . . . . . . . . . . . 39
[MANUAL]ボタンを使う. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39
シングル・パート・プレイ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39
パートの音色を選ぶ(ライブ・セット/トーンの選びかた)   40
パート音色ボタンでライブ・セットを切り替える. . . . . . . 40
パート音色ボタンでソロ・パートのトーンを切り替える. . 41
パーカッション/ロワー・パートのトーンを切り替える. . 41
バリエーション音色を瞬時に切り替える(オルタネー
ト・ボタン). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42
各パートのオン/オフと音量調節. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42
ドラム音や効果音を鳴らす(パーカッション/ロワー)       43
打楽器音やボイスフレーズを鳴らす(マニュアルパーカッ
ション). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43
鍵盤全体でドラム音を鳴らす(ドラム/ SFX). . . . . . . . . . 43
スプリット演奏をする                              44
スプリットをオンにする. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 44
スプリットとパートの関係. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 45
スプリット・ポイントを変える. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 45
鍵盤の設定を変える                                46
音の高さをオクターブ単位で変える. . . . . . . . . . . . . . . . . 46
トランスポーズする. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 46
アルペジオ演奏をする                              47
アルペジオ機能をオンにする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47
アルペジオ演奏のテンポを決める. . . . . . . . . . . . . . . 47
アルペジオ演奏を持続する(HOLD). . . . . . . . . . . . 47
アルペジオ機能に関する設定をする. . . . . . . . . . . . . . . . . 48
Arpeggio パラメーター. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48
MIDI ファイルからアルペジオ・スタイルを作成する
(インポート). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49
オリジナルのアルペジオ・スタイルを消去する. . . . . 49
ハーモニーを付けて演奏する                         50
ハーモニー・インテリジェンスの種類を変える. . . . . . . . . 50
演奏をコントロールする                             51
手をかざして音の高さや音量を変化させる(D-BEAM コン
トローラー). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51
音の高さを変える/ビブラートをかける(ピッチ・ベンド
/モジュレーション・レバー). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51
ボタンやつまみで音色を変化させる([S1][S2]ボタン/
[C1][C2]つまみ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 52
ペダルを使う. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 52
音を持続させる(ホールド・ペダル). . . . . . . . . . . . 52
演奏に抑揚を付ける(コントロール・ペダル). . . . . 52
ロータリー効果やリバーブをコントロールする            53
ロータリー効果をコントロールする. . . . . . . . . . . . . . . . . 53
リバーブをコントロールする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 53
目次
目次
7
はじめに 音を鳴らす 音を作る さらに便利な使いかた 他の機器とつなぐ 資料
クイック・ガイド
音を作る
54
レジストレーションをエディットする                   54
レジストレーションを保存する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 55
レジストレーションの保存をキャンセルする. . . . . . 55
レジストレーションを初期化する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 56
ライブ・セットをエディットする                      57
ライブ・セットのトーンを切り替える. . . . . . . . . . . . . . . . 58
各レイヤーのオン/オフと音量調節. . . . . . . . . . . . . . . . . 58
MFX(マルチエフェクト)を変更する. . . . . . . . . . . . . . . 58
MFX をオン/オフする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 58
エフェクトへのセンド・レベルやエフェクトの出力レベル
を設定する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59
MFX をエディットする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59
REVERB をエディットする. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59
レイヤーに割り当てたトーンをエディットする(トーン・
モディファイ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 60
複数のライブセットパラメーターを同時に変更する(トー
ン・ブレンダー). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 60
トーン・ブレンダー機能の便利な使いかた. . . . . . . . 61
ライブ・セットを保存する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 62
ライブ・セットの保存をキャンセルする. . . . . . . . . . 62
ライブ・セットを初期化する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 63
レイヤーをコピーする............................ 63
さらに便利な使いかた
64
USB メモリー・ソング・プレーヤー/レコーダーを使う     64
SONG 画面の基本操作. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 64
再生する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 64
再生する速さやピッチを変える................. 65
特定の時間をループ再生する. . . . . . . . . . . . . . . . . . 65
オーディオファイルを連続して再生する(チェイン
プレイ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 66
フォルダーを作る. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 66
オーディオ・ファイルやフォルダーを削除する. . . . . 67
オーディオ・ファイルやフォルダーの名前を変える. 67
オーディオ・ファイルやフォルダーを移動する. . . . . 67
AudioRecStandby 画面の基本操作. . . . . . . . . . . . . . . . 68
録音する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68
オーディオ信号の流れ............................ 69
付属の USB メモリー・プロテクターの使いかた. . . . . . . . 69
設定の変更やその他の便利な機能を使う                 70
ユーティリティーの基本操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70
USB メモリーを初期化する(フォーマット). . . . . . . . . . . 70
全体の設定をバックアップする. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70
USB メモリーにバックアップする. . . . . . . . . . . . . . 70
USB メモリーにバックアップした設定を復元する(リ
ストア). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70
USB メモリーのデータをパソコンにバックアップする71
パソコンにバックアップしたデータを USB メモリー
に戻す. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 71
レジストレーション・セットを入れ替える. . . . . . . . . . . . 71
音色データのエクスポート/インポート. . . . . . . . . . . . . . 72
音色データのエクスポート. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72
音色データのインポート. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72
マークを付けた音色データを確認する . . . . . . . . . . . 73
複数のデータにマークする. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73
エクスポートしたファイルを削除する . . . . . . . . . . . 73
エクスポートしたファイルの名前を変える. . . . . . . . 73
レジストレーションのムーブ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73
レジストレーションのエクスチェンジ. . . . . . . . . . . . . . . . 74
JUPITER-50 のシステム設定をする                    75
システムの設定をする............................ 75
システム設定を保存する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 75
システム・パラメーター. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 75
SETUP. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 75
LIVESET TONEBUTTONS. . . . . . . . . . . . . . . . 78
INFORMATION. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
工場出荷時の状態に戻す(ファクトリー・リセット). . . . . 79
一定時間が経つと自動で電源が切れるようにする(オート
オフ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 79
他の機器とつなぐ
80
USB でパソコンとつなぐ                            80
パソコンと JUPITER-50 をつなぐ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
USB ドライバー. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
外部 MIDI 機器とつなぐ                             82
MIDI とは ?. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 82
MIDI 端子について. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 82
JUPITER-50 をマスターキーボードにする(External パー
トの設定). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 82
External パートの設定を有効にする. . . . . . . . . . . . . 82
送信チャンネルを設定する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 83
チャンネルごとに音色を設定する. . . . . . . . . . . . . . . 83
External パートの詳細を設定する. . . . . . . . . . . . . . 83
外部 MIDI 機器から JUPITER-50 を鳴らす. . . . . . . . . . . . 84
受信チャンネルを設定する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 84
音色切り替え情報の受信スイッチを設定する. . . . . . 84
外部 MIDI 機器と同期させる. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 85
映像をコントロールする                             86
VisualControl とは ?. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 86
VisualControl をオン/オフする . . . . . . . . . . . . . . . . . . 86
VisualControl の設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 87
SONAR をコントロールする(ACT)                   88
ACT のオン/オフをする. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 88
ACT の設定をする. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 88
資料
89
パラメーター一覧                                 89
LIVESETTONEMODIFY 画面(SuperNATURAL アコー
スティック・トーン). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 89
SuperNATURAL アコースティックトーンの奏法バリエー
ション音色. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 93
コントロール・チェンジ・アサイン表. . . . . . . . . . . . . . . . 94
エラー・メッセージ一覧                            100
トラブルシューティング                            102
主な仕様                                       104
MIDI インプリメンテーション・チャート               105
索引                                          106
8
01 
JUPITER-50 の音源構成
SuperNATURAL コー
アコースティック楽器のサウンドだけでなく、その演奏表現までをも実現でき
SuperNATURAL アコースティック・トーンを搭載しています。
それぞれのトーンに最適な専用音源が、プレーヤーの演奏フレーズ、和音とメ
ロディー演奏の違いなどを自動解析します。
SuperNATURAL アコースティック・トーンは BehaviorModeling
Technology によって楽器固有の「演奏に対する反応」までをモデリングした、
まったく新しい音源技術です。
たとえば、SuperNATURAL アコースティック・トーンの「バイオリン」では、バイオリニストが演奏しているよう
なリアルな表現のソロ・バイオリン・サウンドを、通常の鍵盤演奏によって得ることができます。
さらにピッチ・ベンドやモジュレーション・レバー、アサイナブル・ボタン([S1][S2])の操作でアコースティッ
ク楽器特有の表現力豊かな演奏を自由に再現することができます。
グリッサンド奏法
ビブラート
クレッシェンド
JUPITER-50は、JUPITER-80の強力なSuperNATURALサウンドと、抜群のリアルタイム性能を継承した、ローランド
シンセサイザーです。
BehaviorModelingTechnology によって作り出される最新の SuperNATURAL サウンドを多数搭載し、これまで
にはない自然で豊かな表現を提供します。
ここでは JUPITER-50 を構成するサウンドについて説明します。
SuperNATURAL
BehaviorModelingTechnology により、従来の音源では難易度の高かった「自然で豊
かな表現」を可能にしたローランド独自の音色群です。
Behavior Modeling Technology
楽器そのもののモデリングに加え、奏法における各楽器独特の振る舞いをもモデリングすることにより、リアルタイ
ムに自然で豊かな表現を可能にする音源技術です。
SuperNATURAL
ビンテージ・アナログ・シンセからデジタル・シンセまでをリアルに表現する
SuperNATURAL シンセ・トーンを搭載しています。1 つのシンセ・トーンの内
部は 3 系統の OSC、FILTER、AMP、LFO で構成され、強力なシンセサウンドを
1 トーンで実現しています。
さらに、アナログ・シンセならではのオシレーターやフィルターの振る舞いを解
析し、その個性的なサウンドを再現しています。JUPITER-50 では、1,500 を超える多数のプリロード音色を搭載し、
アナログからデジタルまで、あらゆるシンセ・サウンドに対応します。
SuperNATURAL 4 つ重ねたラ
JUPITER-50 では、SuperNATURAL トーンを最大 4 個重ねた音色を作成し
保存することができます。
これを「ライブ・セット」と呼び、荘厳で表現力豊かなサウンドによるパ
フォーマンスを実現しています。
ライブ・セットはアッパー・パートにアサインして演奏します。
SuperNATURAL トーン
SuperNATURAL トーン
SuperNATURAL トーン
SuperNATURAL トーン
ライブ・セット
レイヤー 1
レイヤー 2
レイヤー 3
レイヤー 4
9
はじめに 音を鳴らす 音を作る さらに便利な使いかた 他の機器とつなぐ 資料
クイック・ガイド
ピア音色
無段階の音色変化、自然な減衰
音を実現した究極のピアノ・サ
ウンドです。
StereoWidth、Hammer
Noise などを調整することがで
きます。
ンペ音色
金管楽器ならではのダイナミッ
クな音色変化を再現します。音
程が跳躍したときの倍音経過
や、トリル演奏時のハーフ・バ
ルブの表現もできます。
Behavior Modeling
Technology
SuperNATURAL
コーーン
SuperNATURAL
ザー音色
ビンテージ・アナログ・シンセ
サイザーからデジタル・シンセ
サイザーまで、リアルに表現す
SuperNATURAL シンセ・
トーンでは、アナログ・シンセ
サイザーならではのオシレー
ターやフィルターの振る舞いを
解析し、その個性的なサウンド
を再現しています。
タール音色
レガート演奏で独特な装飾音、
ノート #47(B2)以下で
さまざまな効果音(チカリ弦な
ど)を再現します。[S1]ボタ
ンでタンブーラのフレーズが発
音されます。
ン音色
VK シリーズや V-Combo のコ
ンボ・オルガン・サウンドを継
承しています。
ハーモニック・バーによる音作
りが可能です。
演奏情報
• 演奏フレーズ
• 演奏スピード
• 和音演奏
• レガート
• スタッカート
操作情報
• ピッチ・ベンド・レバー
• モジュレーション・レバー
• D-BEAM コントローラー
• アサイナブル・ボタン(S1、S2)
• コントロール・ペダル(1、2)
10
02 
JUPITER-50 の音色つい
JUPITER-50 音源構成
JUPITER-50 の音源は 3 パートで構成されており、全体をレジストレーションという単位で管理します。
ソロ・パート
SuperNATURAL トーン
レジストレーション
アッパー・パート
パーカッション/ロワー・パート
SuperNATURAL トーン
ライブ・セット
MFX 1
MFX 2
MFX 3
MFX 4
リバーブ
SuperNATURAL トーン
SuperNATURAL トーン
SuperNATURAL トーン
SuperNATURAL トーン
JUPITER-50 の音源部は、音色の最小単位に「トーン」があり、そのトーンは SuperNATURAL サウンドによって成
り立っています。
ライブセットは、このトーンを最大 4 つ重ねて構成された音色で、JUPITER-50 の要となる表現力豊かなサウンド
を実現しています。
ライブ・セットは自由に作成し保存することができ、アッパー・パートの音色として選択することができます。
ジス
JUPITER-50 には、アッパー・パートの他に、SuperNATURAL トーンを音色としてアサインできるパーカッション
/ロワー・パート、ソロ・パートがあり、全体で 3 パートの音色を扱うことができます。
各パートに設定した音色の組み合わせや、JUPITER-50 のセッティングをまとめたものをレジストレーションと呼び
ます。
レジストレーションは瞬時に呼び出すことができ、曲に応じて音色を切り替えることはもちろん、ライブ・パフォー
マンスやスタジオ・レコーディング時の設定を即座に切り替えることができます。
好みの音色(選ぶ
[MANUAL]ボタンを押すと、アッパー・パートだけがオンになり、ピアノ音
色が選ばれます(工場出荷時)
このときにソロ・パートやパーカッション/ロワー・パートのトーンを選ぶと、
自動的に選んだパートがオンになり音を重ねて鳴らすことができます。
[MANUAL]ボタンを使うことで、簡単にアッパーパートだけが発音する状態に設定することができます。まず、ライブセッ
トの音を確認したいときや、レジストレーションを作りはじめるときに便利なボタンです。
それでは、[MANUAL]ボタンを使ってライブ・セットの音を確認してみましょう。
11
はじめに 音を鳴らす 音を作る さらに便利な使いかた 他の機器とつなぐ 資料
クイック・ガイド
奏法で演奏す
1.
鍵盤で和音を連続して弾く。
アップ/ダウン・ストロークを繰り返した演奏ができ
ます。
Hold ペダルを使うと効果的です。
奏法の違音色に替え
1.
鍵盤を弾きながら[S1]ボタンを押す。
ラスゲアード演奏ができます。
2.
鍵盤を弾きながら[S2]ボタンを押す。
ハーモニクス音色で演奏できます。
ー音色演奏す
ー音色のラを選ぶ
1.
[MANUAL]ボタンを押す。
2.
「GUITAR」のライブ・セット・リストを表示させる。
3.
バリュー・ダイヤルを回して「2000 FlamencoGuitar1」を選び、[ENTER]ボタンを押す。
レガート奏法で演奏すると、次の鍵盤に切り替えるスピードによってハンマリングとグリッサンドが切り替わります。
ン音色演奏す
ス変化て演奏す
1.
鍵盤を弾きながらピッチ・ベンド/モジュレーション・
レバーを向こう側に倒す。
ダイナミクスとビブラートを連続的にコントロールす
ることができます。
奏法の違音色に替え
1.
鍵盤を弾きながら[S1]ボタンを押す。
スフォルツァンド演奏ができます。
2.
鍵盤を弾きながら[S2]ボタンを押す。
ピチカート演奏ができます。
ン音色のラを選ぶ
1.
[MANUAL]ボタンを押す。
2.
UPPER[STRINGS]ボタンを押す。
3.
もう一度 UPPER[STRINGS]ボタンを押す。
ストリングスに割り当てられているライ
ブ・セット・リストが表示されます。
4.
バリュー・ダイヤルを回して「1782 Violin 3」を選び、
[ENTER]ボタンを押す。
これから演奏するバイオリン音色が選ばれました。
12
02 JUPITER-50 の音色について
ロー・サを変化
1.
鍵盤を弾きながら ROTARY SOUND[SLOW/FAST]
ボタンを押す。
ボタンを押すたびに、ロータリー・スピーカーの回転
速度が速くなったり遅くなったりします。
ハーモバーで音変え
1.
[SHIFT]ボタンを押しながら UPPER[PIANO]ボタ
ンを押す。
ハーモニックバーの設定画面『TONEMODIFY 画面』
(P.60)が表示されます。
2.
カーソル・ボタンとバリュー・ダイヤルで値を変更し
ます。
ン音色演奏
ン音色のを選ぶ
1.
[MANUAL]ボタンを押す。
2.
「COMBO ORGAN」のライブ・セット・リストを表示させる。
3.
バリューダイヤルを回して「1628 ToneWheel Org1」を選び、[ENTER]ボタンを押す。
53
ページ
ルターを使て演奏す
1.
鍵盤を弾きながら[CUTOFF/C1]つまみを回す。
ロー・パス・フィルターがはたらき、音が連続的に変
化します。
2.
鍵盤を弾きながら[RESONANCE/C2]つまみを回す。
レゾナンスがはたらき、音のクセが変化します。
アルペを使て演奏す
1.
ARPEGGIO[UPPER]ボタンを押す。
鍵盤で和音を弾くとアルペジオ演奏が始まります。
音色演奏す
音色のラを選ぶ
1.
[MANUAL]ボタンを押す。
2.
「SYNTH BRASS」のライブ・セット・リストを表示させる。
3.
バリュー・ダイヤルを回して「0004 Jupiter Brass 4」を選び、[ENTER]ボタンを押す。
47
ページ
13
はじめに 音を鳴らす 音を作る さらに便利な使いかた 他の機器とつなぐ 資料
クイック・ガイド
03 
ーラ変化
[C1][C2]まみ使
1.
鍵盤を弾きながら、[C1]
[C2]つまみを回す。
[C1][C2]つまみ
に割り当てる機能は、
RegistrationControl KNOB(P.54)で設定します。
[S1][S2]ボタを使
1.
鍵盤を弾きながら、[S1]
[S2]ボタンを押す。
[S1][S2]ボタンに割り当
てる機能は、Registration
Control S1 S2(P.54)
で設定します。
音の高さを変
1.
ピッチ・ベンド/モジュレー
ションレバーを左右に動かす。
鍵盤を弾きながらレバーを左に
倒すとピッチ(音程)が下が
り、右に倒すとピッチが上がり
ます。
ビブやダ
1.
ピッチベンド/モジュレーショ
ンレバーを向こう側に倒す。
レバーを向こう側に倒すとビブ
ラートがかかります。
これをモジュレーション効果と
いいます。
音色によってはモジュレーショ
ン・レバーの操作で、ダイナミクス効果が得られます。
音を持続(HOLD 端子)
1.
鍵盤を弾きながら、ペダル・スイッチ
を踏む。
ペダル・スイッチを踏むことにより、
音を持続(ホールド)させることがで
きます。
演奏抑揚を付
(CTRL 1、CTRL 2 端子)
1.
鍵盤を弾きながら、エクスプレッショ
ン・ペダルを上下する。
音量を変化させることで、演奏に抑揚
が付けられます。
手をかざて音の高さや音量を変化さ
1.
D-BEAM[PITCH][VOLUME]
[ASSIGNABLE]ボタンのいずれ
かを押す。
2.
鍵盤を弾きながら、D-BEAM コン
トローラーに手をかざす。
押したボタンに応じた効果がかか
ります。
ボタン 説明
[PITCH]ボタン
D-BEAM コントローラーにかざした手
の動きに従って、ピッチ(音の高さ)
が変わります。
[VOLUME]ボタン
音量が変わり、演奏に抑揚を付けられ
ます。
[ASSIGNABLE]ボタン
D-BEAM コントローラーに割り当てた
機能を使います(P.54)
51
ページ
28
ページ
28
ページ
14
04 
便利な
ジス選ぶ
JUPITER-50 には、あらかじめさまざまなレジストレーションが収録されています。
これらのレジストレーションを選んで弾くことで、JUPITER-50 の持っているシンセサイザー・サウンドのポテ
ンシャルを体験することができます。
1.
レジストレーション・ボタンを押す。
アッパー・パート、パーカッション/ロワー・パート、ソロ・パートに設定した音
色やセッティングが切り替わります。
バンジスレー選ぶ
1.
[BANK]ボタンを押してから、レジストレーションボタン[1]〜[4]を押す。
バンクが切り替わります。
2.
レジストレーション・ボタンを押す。
レジストレーションが切り替わります。
ジスンの構成
レジストレーションにはお気に入りの音色を保存することができます。
JUPITER-50 は、アッパーパート(ライブセット)以外にソロパート、パーカッション/ロワーパートがあり、
それぞれ SuperNATURAL トーンを 1 つずつ割り当ててレジストレーションに保存することができます。
レジストレーションには音色の情報だけでなく、コントローラーやアルペジオの設定も記憶することができる大変便
利な機能です。
レジストレーションが記憶する部分
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はじめに 音を鳴らす 音を作る さらに便利な使いかた 他の機器とつなぐ 資料
クイック・ガイド
パーパーの音を選ぶ
1.
ライブ・セット・ボタンを押す。
ライブ・セットが選ばれます。
2.
もう一度同じライブセット
ボタンを押す。
ライブ・セット・リストが表
示されます。
3.
バリュー・ダイヤルを回し
てバリエーションを選び、
[ENTER]ボタンを押す。
選んでいるカテゴリーにある
別の音色が選べます。
ライブ・セット名ライブ・セットのカテゴリー
ジス
1.
各パートの音色選択ボタンで音色を選びます。
パーカッション/ロワー・パート
アッパー・パート ソロ・パート
2.
パートごとのオン/オフや、音量を調節します。
3.
さらに細かな設定をするときは、[MENU]ボタン→[F1](EDIT)ボタン→[F1](REG)ボタンの順に押す。
REGISTRATION 画面が表示されます。
パーカッション/ロワー
パートの主な設定
ソロ・パートの
主な設定
レジストレーションの音量
アッパー・パートの主な
設定
各設定画面を表示
4.
変更したい項目にカーソルを合わせ、バリュー・ダイヤルで変更する。
レジストレーション・エディットについて、詳しくは『レジストレーションをエディットする』(P.54)をご覧ください。
スライダーで各パート
の音量を調節します。
各パートをオン/オフ
します。
16
04に便利なジス
パーン/ワーパーの音を選
1.
トップ画面(P35)で[LOWER TONE]ボタンを押して点灯させます。
パーカッション/ロワー・パートがオンになります。
カーソルがパーカッション/ロワー・パートの音色番号に移動します。
2.
[ENTER]ボタンを押す。
音色リストが表示されます。
3.
[F1](SNAC)または[F2](SNSYN)ボタンを押して SuperNATURAL アコースティック/シンセを選ぶ。
4.
(カーソル)ボタンでカテゴリーを選び、 (カーソル)ボタンでトーンを選ぶ。
5.
[ENTER]ボタンを押す。
パーカッション/ロワー・パートにトーンが選ばれます。
パーの音を選
1.
トップ画面(P35)でソロ・ボタンを押す。
ソロ・パートのトーンが選ばれます。
ソロ・パートがオフのときに音を選ぶと、自動的にソロ・パートがオンになります。
2.
もう一度同じソロ・ボタンを押す。
ソロ・トーン・リストが表示されます。
3.
バリュー・ダイヤルを回してトーンを選び、[ENTER]ボタンを押す。
選んでいるカテゴリーにある別の音色が選べます。
ジス保存す
1.
トップ画面(P35)または REGISTRATION 画面(P36)で[WRITE]ボタンを押す。
レジストレーション番号
2.
図の位置にカーソルを合わせ保存先を選び、[F6](WRITE)ボタンを押す。
3.
[F5](OK)ボタンを押す。
「Completed!」メッセージが表示されます。
レジストレーションが保存されます。
ライブ・セットも編集したときは、ラ
イブ・セットも同時に保存できます
(P.55)
54
ページ
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クイック・ガイド
05 
ジスの作成例
ピアの音色を
1.
[MANUAL]ボタンを押す。
2.
アッパー・パートに好みのピアノを選ぶ。
3.
[LOWER TONE]ボタンを押して好みのストリングスを選ぶ。
ピアノとストリングスが重なります。
4.
[PART BALANCE]スライダーで音量を調整する。
5.
レジストレーションに保存する。
ロワー・トーンは[LOWERTONE]ボタンを押しながらアッパー・パートの音色ボタンを
押すことでも選択できます。
パーを効果的に使
1.
[MANUAL]ボタンを押す。
2.
[PAD/CHOIR]ボタンを押してアッパー・パートに好みのパッドサウンドを選ぶ。
3.
[FLUTE/OBOE]ボタンを押してソロ・パートにフルートを選ぶ。
鍵盤演奏の最も高い音でのみフルートの音が重なって鳴ります。
これにより通常の鍵盤演奏では難しい、ソロ演奏を加えたような効果的な演奏ができます。
4.
[PART BALANCE]スライダーで音量を調整する。
5.
レジストレーションに保存する。
ソロ・パートは、演奏している一番高い音を鳴らしたり、一番低い音を鳴らしたりできます。
REGISTRATIONSOLOEDIT 画面(P.54)の MISC タブで Mono Poly パラメーターを
SOLO1(最高音)または SOLO2(最低音)に設定します。
ピアースの音色する
1.
[MANUAL]ボタンを押す。
2.
アッパー・パートに好みのピアノを選ぶ。
3.
[LOWER TONE]ボタンを押して好みのベースを選ぶ。
ピアノとベースが重なります。
4.
[SPLIT]ボタンを押す。
スプリット演奏の状態になります。
[SPLIT]ボタンを押しながら任意の鍵盤を押すとスプリットポイントを変更できます。
5.
[PART BALANCE]スライダーで音量を調整する。
6.
レジストレーションに保存する。
18
JUPITER-50 は、JUPITER-80 の強力な SuperNATURAL サウンドと、抜群のリアルタイム性能を継承した、ローランドシンセサイザー
です。BehaviorModelingTechnology によって作り出される最新の SuperNATURAL サウンドを多数搭載し、これまでにはない自然で
豊かな表現を提供します。
SuperNATURAL ?
BehaviorModelingTechnology により、従来の音源では難易度の高かった「自然で豊か
な表現」を可能にしたローランド独自の音色群です。
Behavior Modeling Technology ?
楽器そのもののモデリングに加え、奏法における各楽器独特の振る舞いをもモデリングすることにより、リアルタイムに自然で豊か
な表現を可能にする音源技術です。
SuperNATURAL×4 構成ルな
JUPITER-50 では、SuperNATURAL トーンを最大 4 個重ねたものを「ライブ・セット」
として扱うことにより、荘厳で表現力豊かなサウンドによるパフォーマンスを実現してい
ます。
3 パー構成のジスで幅広い演奏対応
パフォーマンスの要となるアッパー・パートに加え、トップ・ノートでメロディーやソロ
演奏が可能なソロ・パート、演奏に味付けできるパーカッション/ロワー・パートも用意
しました。
これらの組み合わせをレジストレーション・ボタンで瞬時に呼び出すことができます。
ンダー機能
ライブ・セットには、4 つのトーンのレベル、パン、カット・オフ、MFX センドなど、複
数のパラメーターを一括して制御可能な新機能トーン・ブレンダー機能を搭載しました。
つまみや D-BEAM でライブ・セットに割り当てた 4 トーンの複数パラメーターを同時に
コントロールすることで、従来のシンセサイザーでは不可能だったパワフルな音色変化を
簡単に実現することができます(P.60)
ーマた操作子
カラフルに色分けされたパネル レイアウトにより、サウンドの状態を瞬時に把握するこ
とができます。
必要な機能に瞬時にアクセス可能な各種専用ボタンを搭載し、ライブ・パフォーマンス時
の直感操作を実現しました。そのほか、モジュレーションレバーによるダイナミクス表現、
[S1][S2]ボタンによる演奏方法の変化、D-BEAM コントローラーによるパフォーマン
ス性能など、すべてがリアルタイムなライブ演奏にフォーカスされています。
SuperNATURAL トーン
SuperNATURAL トーン
SuperNATURAL トーン
SuperNATURAL トーン
ライブ・セット
レイヤー 1
レイヤー 2
レイヤー 3
レイヤー 4
SuperNATURAL トーン ×1
SuperNATURAL トーン ×4
SuperNATURAL トーン ×1
or
トーン(PERC)×1
レジストレーション(パート)
ソロ
アッパー
パーカッション
/ロワー
主な特長
主な特長
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クイック・ガイド
丈夫なー、おも 76 鍵盤
演奏で最も重要な鍵盤部は、ステージでも確かな演奏感を味わえるおもり付き鍵盤を採用
した 76 鍵盤仕様です。
アルミ・パネルの丈夫なボディーに加えて、繊細な表現まで余すことなく再現することが
できます。
USB オーーヤー/コーダー機能
USB MIDI AUDIO 対応
思いついたフレーズや演奏を USB メモリーにすぐにオーディオ・ファイル(WAV)で録
音できるオーディオ・レコーダーを搭載。もちろん USB メモリー内のオーディオ・ファイ
ル(WAV、AIFF、MP3)の再生もできるので、パフォーマンスのバッキング・トラック
としても活用することができます。
また、パソコンと USBMIDI AUDIO による接続も可能です。制作現場でもライブ感あ
ふれるセッティングが実現します。
20
音源部の構成
音源は、トーン、ライブ・セット、レジストレーションという音色単位で構成されています。
JUPITER-50 音源部
ソロ・パート
トーン
レジストレーション
アッパー・パート
パーカッション/ロワー・パート
トーン
トーン1
トーン2
トーン3
トーン4
ライブ・セット
MFX 1
MFX 2
MFX 3
MFX 4
リバーブ
ハーモニー・
インテリジェンス
アルペジオ
LOWERTONE 選択時のみ
音の流れ 演奏情報の流れ
トーンは JUPITER-50 の音色の最小単位ですが、SuperNATURAL サウンドによる強力な構成になっています。
「SuperNATURAL アコースティック・トーン」は、アコースティック楽器の音色を再現するだけではなく、プレーヤーの演奏フレーズ、
和音とメロディー演奏の違いなどを、選んだトーンに応じて JUPITER-50 が自動解析し、アコースティック楽器特有の表現力を得ることが
できます。SuperNATURAL ピアノをはじめ、これまでの製品の中で培ってきた音源技術を継承した、最高の表現力を持つサウンドを収録
しています。
「SuperNATURAL シンセ・トーン」の内部は 3 系統の OSC、FILTER、AMP、LFO で構成され、強力なシンセサウンドを 1 トーンで実
現しています。
JUPITER-50 では、1,500 を超える多数のプリロード音色を搭載、アナログからデジタルまで、あらゆるシンセ・サウンドに対応します。
JUPITER-50 の音源部は、音色の最小単位に「トーン」があり、そのトーンは SuperNATURAL サウンドによって成り立っています。
このトーンは最大 4 つ重ねることができ、表現力豊かなサウンドを実現しています。
この組み合わせは「ライブ・セット」として保存されます。
ジス
アッパー・パート、ソロ・パート、パーカッション/ロワー・パートに設定した音色の組み合わせや、JUPITER-50 のセッティングをまと
めて保存することができます。
レジストレーションは瞬時に呼び出すことができ、曲に応じて音色を切り替えることはもちろん、ライブ・パフォーマンスのセッティング
やスタジオ・レコーディングの設定も即座に対応することができます。
JUPITER-50 の概要
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