Shinko WCL-13A ユーザーマニュアル

  • こんにちは!Shinko Technos WCL-13A デジタル指示調節計のクイックリファレンスに関するドキュメントを読み終えました。このデバイスの機能、設定方法、キー操作、そして様々な入力タイプや制御機能について質問がありましたら、お気軽にご相談ください。
  • アップキーとダウンキーは何に使いますか?
    モードキーは何のためにありますか?
    セット/リセットキーの機能は?
    電源投入後、最初に表示される情報は?
    手動制御モードでは何が点滅しますか?
本社 562-0035 大阪府箕面市船場東 2 丁目 5 1 大阪営業所 TEL: (072)727-3991 FAX: (072)727-2991
TEL: (072)727-4571 FAX: (072)727-2993 東京営業所 TEL: (048)223-7121 FAX: (048)223-7120
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名古屋営業所
TEL: (052)331
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FAX: (052)331
-
クイックリファレンス
For the English Quick Reference, see the reverse.
プラグイン形 2ch デジタル指示調節計
WCL
-
13A
No. WCL11JE4 2018.05
WCL-13A(以下,本器)の詳細な使用方法おオプンについては,WCL-13A 説明書を
参照してください。WCL-13A 扱説は,下記弊 Web イトダウードできます。
http://www.shinko-technos.co.jp→ダウンロード→取扱説明書ダウンロードページをクリック
1.
各部の名称とはたらき
CH2 PV/SV 示器
アップキー
CH1 OUT 表示灯
CH1 EVT 表示灯
CH1 PV/SV 示器
CH2 OUT 表示灯
CH2 EVT 表示灯
ダウンキー
コンソール通信用
コネクタ
電源表示灯
CH1 AT 表示灯
T/R 表示灯
CH2 AT 表示灯
モードキー
セット
/リセットキー
光学センサ
( 1-1)
アップキー
設定値の数値を増加させます。
ダウンキー
設定値の数値を減少させます。
PV/SV 表示モードで,このキーを押している間,PV 表示の
場合 SV を,SV 表示の場合 PV を表示します。
モードキー
グループ選択を行います。
PV/SV 表示モードで,このキーを 3 秒間押すと,MV 表示モ
ードに移行します再度このキーを押すと,PV/SV 表示モー
ドに戻ります。
セット
/
リセットキー
設定モードの切替え,設定値の登録を行います。
タイマ仕
2.
2.1 2ch
調節計仕様の場合
( 2.1-1)
2.2
タイマ仕様の場合
( 2.2-1)
2.3
ポテンショ入力仕様の場合
( 2.3-1)
RS-485[
シリアル通信
(
オプション
: C5)]
モジュラジャックピン配列図(調節計側の配列です)
各仕様共通
直流電流入力の場合,入力端子間に別売りの受信抵抗器
(50Ω)を接続してください。
ポテンショ入力仕様
(*): コンソールソフトのブロック機能で加熱冷却制御出
力仕様または 1 2 出力選択時有効。
3.
取り
付け
本器をソケットに挿し込み,ロックレバーを上げて,本器とソケットを固定してください。
( 3-1) ( 3-2)
ロックレバー
ロックレバーを上げ,本器と
ソケットが固定されているこ
とを確認してください。
4.
キー操作フローチャー
[
設定
(
選択
)
項目について
]
・左側上段は CH1 PV/SV 表示器で設定キャラクタ
を,左側下段は CH2 PV/SV 表示器で工場出荷初
期値を表しています。
・右側は,設定(選択)項目名を表しています。
・点線で囲んだ設定(選択)項目は,オプションを付
加していない場合表示しません。
で囲んだ設定(選択)項目は,コンソール
ソフトのブロック機能でそれぞれの仕様を選択し
ていない場合表示しません。
[
キー操作について
]
キーまたは キーを押すと,矢印の項目に移
行することを表しています。
・各設定項目において, キーを 3 秒押し続け
PV/SV 表示モードに戻ります。
(*1): ポテンショ入力仕様の場合,この設定グルー
プはありません。
(*2): コンソールソフトのブロック機能でカスケー
ド制御仕様選択時,CH1 SV がスレーブ側の
AT ポイントとなります。
外部設定スケール下限値~
外部設定スケール上限値
差分(加算)および基準入力が DC 入力の場合
CH1 差分(加算)表示下限値~
CH1 差分(加算)表示上限値
(*3): タイマ仕様の場合,またはコンソールソフト
のブロック機能で加熱冷却制御出力仕様もし
くは外部設定入力仕様選択時,この設定項目
はありません。
差分(加算)および基準入力が DC 入力の場合
CH2 差分(加算)表示下限値~
CH2 差分(加算)表示上限値
(*4): 制御禁止を選択した場合, キーを押すと,
PV/SV 表示モードに戻ります。
(*5): 自動制御を選択した場合,この設定項目はあ
りません。
自動制御時の MV が初期値になります。
(*6): 手動制御操作量設定後, キーを押すと,
手動制御モードに戻ります。
(*7): AT/ートリセット実行を選択後, キーを
押すと,PV/SV 表示モードに戻ります。
(*8): スケーリング巾に対応します。
差分(加算)および基準入力が DC 入力の場合,
差分(加算)表示巾に対応します。
(*9): タイマ仕様もしくはポテンショ入力仕様の場
合またはコンソールソフトのブロック機能で
加熱冷却制御出力仕様もしくは外部設定入力
仕様選択時,この設定グループはありません。
(*10): 固有機能設定グループ内の表示器選択で CH1
差分値(加算値)または CH2 差分値(加算値)
含む項目を選択した場合,PV/SV 表示切り替
えはできません。
(*11): タイマ仕様もしくはポテンショ入力仕様の場
合またはコンソールソフトのブロック機能で
加熱冷却制御出力仕様選択時,この設定グル
ープはありません。
(*12): コンソールソフトのブロック機能で外部設定
入力仕様選択時,入力種類選択後 キーを
押すと,PV/SV 表示モードに戻ります。
(*13): 赤外線熱電対入力以外の場合,この設定項目
はありません。
(*14): 差分(加算)で基準入力が DC 入力以外の場合,
この設定項目はありません。
(*15): 外部設定スケール上限,下限設定は外部設定
入力仕様,カスケード制御仕様およびポテン
ショ入力仕様共通に表示する設定項目です。
(*16): ポテンショメータ入力ゼロ調整方法
ポテンショメータを MIN (反時計回り)
目盛範囲の最小値まで回し, キーを押し
てください。ポテンショメータ入力ゼロの
自動調整を行います。
ポテンショメータ入力スパン調整方法
ポテンショメータを MAX (時計回り)に目
盛範囲の最大値まで回し, キーを押して
ください。ポテンショメータ入力スパンの
自動調整を行います。
CH1 SV
設定
SV
設定
グループ
(*1)
電源投入
PV/SV
表示モード
CH1CH2 基本パラメータ設定グループ内の選択状態により,
下記のように表示が異なります。
PV/SV
表示モード
固有能設
選択で選択した項目を表示します。
スタンバイモー
() CH1, CH2 共,制御禁止を選択
した場合。
手動制御モード
(MV が点滅します)
() CH1, CH2 共,手動制御操作量
設定が 20.0%の場合。
PV/SV
表示切り替えモード
(*10)
PV/SV 表示モードで,PV 表示の
場合 SVSV 表示の場合 PV を表
示します。
MV
表示モー
(2 桁目の小数点が点滅します)
を押
表示します
を離
に戻ります
(3 )
(
電源投入後,約 4 秒間は CH PV/SV 表示器にセンサ入力のキャラクタと温度単位を表示します。
(
CH1 SV
設定
(*2)
(
CH2 SV
設定
(*3)
(
(
CH1
基本パラメー
設定グループ
制御許可/禁止選択
(
自動/手動制御選択
(
手動制御操作量設定
(*5)
(
AT/オートリセット
実行/解除選択
(
比例帯設定(*8)
(
OUT2 比例帯設定
(
警報 1 動作点設定
(
警報 2 動作点設定
(
<加熱冷却制御出力仕様>
警報 3 動作点設定
(
警報 4 動作点設定
(
ヒータ断線警報 1
設定
(
ヒータ断線警報 2
設定
(
ループ異常警報
動作巾設定
(
ループ異常警報
時間設定
(
(
CH2
基本パラメー
設定グループ
(*9)
制御許可/禁止選択
(
自動/手動制御選択
(
手動制御操作量設定
(*5)
(
AT/オートリセット
実行/解除選択
(
(
比例帯設定(*8)
(
積分時間設定
微分時間設定
(
ARW 設定
(
手動リセット値設定
(
比例周期設定
(
OUT2 比例周期設定
(
<加熱冷却制御出力仕様>
(
積分時間設定
微分時間設定
(
ARW 設定
(
手動リセット値設定
(
比例周期設定
(
(
警報 1 動作点設定
ヒータ断線警報 1
設定
(
ヒータ断線警報 2
設定
(
ループ異常警報
動作巾設定
(
ループ異常警報
時間設定
(
(
CH1
機能
設定グループ
入力種類選択
(
(
スケーリング
上限設定
(
スケーリング
下限設定
(
小数点位置選択
(
PV フィルタ時定数
設定
(
センサ補正設定
(
放射率設定(*13)
(
出力上限設定
(
出力下限設定
(
出力 ON/OFF 動作
すきま設定
(
OUT2 動作選択
<加熱冷却制御出力仕様>
(
OUT2 上限設定
(
OUT2 下限設定
(
OUT2 ON/OFF 動作
すきま設定
(
オーバラップ
/
デッ
ドバンド設定
(
出力変化率設定
(
入力異常時出力設定
(
警報 1 動作選択
(
警報 2 動作選択
(
警報 3 動作選択
(
警報 4 動作選択
(
警報 1 動作すきま
設定
(
警報 2 動作すきま
設定
(
警報 3 動作すきま
設定
(
警報 4 動作すきま
設定
(
警報 1 動作遅延
タイマ設定
(
警報 2 動作遅延
タイマ設定
(
警報 3 動作遅延
タイマ設定
(
警報 4 動作遅延
タイマ設定
(
イベント出力 1 選択
(
イベント出力 2 選択
(
SV 上昇率設定
(
SV 下降率設定
(
/逆動作選択
(
AT バイアス設定
(
差分(加算)表示上限
設定(*14)
(
差分(加算)表示下限
設定(*14)
(
(
(
(
CH2
機能
設定グループ
(*11)
入力種類選択
(
(
スケーリング
上限設定
(
スケーリング
下限設定
(
小数点位置選択
(
PV フィルタ時定数
設定
(
センサ補正設定
(
放射率設定(*13)
(
出力上限設定
(
出力下限設定
(
出力 ON/OFF 動作
すきま設定
出力変化率設定
(
入力異常時出力設定
(
警報 1 動作選択
(
警報 1 動作遅延
タイマ設定
(
(
SV 上昇率設定
(
SV 下降率設定
(
/逆動作選択
(
AT バイアス設定
(
差分(加算)表示上限
設定(*14)
(
差分(加算)表示下限
設定(*14)
(
(
固有機能
設定グループ
設定値ロック選択
(
(
通信プロトコル選択
(
機器番号設定
(
通信速度選択
(
データビット/パリ
ティ選択
(
ストップビット選択
(
リモート
/
ローカル
選択
(
外部設定スケール
上限設定
(
外部設定スケール
下限設定
(
リモートバイアス
設定
伝送出力選択
(
伝送出力上限設定
(
伝送出力下限設定
(
タイマ動作選択
(
タイマ動作時間単位
選択
(
(
(
(*4)
(*6)
(*7)
(*4)
(*6)
(*7)
(*12)
(
外部設定入力
仕様>
(*15)
<タイマ仕様>
ON ディレイタイマ
設定
(
OFF ディレイタイマ
設定
(
制御タイマ開始温度
設定
(
制御タイマ時間設定
(
自動調光機能選択
(
表示器選択
(
(
表示時間設定
(
入力サンプリング
選択
(
ポテンショ入力
仕様>
ポテンショメータ
入力ゼロ調整
(
ポテンショメータ
入力スパン調整
(
(*16)
(
警報 2 動作点設定
警報 3 動作点設定
(
警報 4 動作点設定
(
(
警報 2 動作選択
(
警報 3 動作選択
(
警報 4 動作選択
(
警報 1 動作すきま
設定
(
警報 2 動作すきま
設定
(
警報 3 動作すきま
設定
(
警報 4 動作すきま
設定
(
(
警報 2 動作遅延
タイマ設定
(
警報 3 動作遅延
タイマ設定
(
警報 4 動作遅延
タイマ設定
(
イベント出力 1 選択
(
イベント出力 2 選択
(
制御許可
/
禁止選択
制御許可
制御禁止
自動
/
手動制御選択
自動制御
手動制御
AT/
オートリセット実
/
解除選択
AT/オートリセット解除
AT/オートリセット実行
入力種類選択
マルチレンジ入力
K -2001370°C
K -199.9400.0°C
J -2001000°C
R 01760°C
S 01760°C
B 01820°C
E -200800°C
T -199.9400.0°C
N -2001300°C
PL-II 01390°C
C(W/Re5-26) 02315°C
Pt100 -199.9850.0°C
JPt100 -199.9500.0°C
Pt100 -200850°C
JPt100 -200500°C
K -3202500°F
K -199.9750.0°F
J -3201800°F
R 03200°F
S 03200°F
B 03300°F
E -3201500°F
T -199.9750.0°F
N -3202300°F
PL-II 02500°F
C(W/Re5-26) 04200°F
Pt100 -199.9999.9°F
JPt100 -199.9900.0°F
Pt100 -3001500°F
JPt100 -300900°F
420mA DC -19999999
020mA DC -19999999
01V DC -19999999
05V DC -19999999
15V DC -19999999
010V DC -19999999
赤外線熱電対入力
-1825°C -50500°C
545°C -50500°C
2580°C -50500°C
70105°C -50500°C
90120°C -50500°C
115155°C -50500°C
145190°C -50500°C
180250°C -50500°C
-1825°C -58932°F
545°C -58932°F
2580°C -58932°F
70105°C -58932°F
90120°C -58932°F
115155°C -58932°F
145190°C -58932°F
180250°C -58932°F
小数点位置選択
小数点無し
小数点以下 1
小数点以下 2
小数点以下 3
OUT2
動作選択
空冷(リニア特性)
油冷(1.5 乗特性)
水冷(2 乗特性)
警報
1
4
動作選択
警報動作なし
上限警報動作
下限警報動作
上下限警報動作
上下限範囲警報動作
絶対値上限警報動作
絶対値下限警報動作
待機付上限警報動作
待機付下限警報動作
待機付上下限警報動作
イベント出力
1
選択
温度警報
ループ異常警報
温度警報+ループ異常警報
イベント出力
2
選択
温度警報
ループ異常警報
温度警報+ループ異常警報
ヒータ断線警報
温度警報+ヒータ断線警報
ループ異常警報+ヒータ断線警報
温度警報
+
ループ異常警
+
ヒータ断線警
/
逆動作選択
逆動作(加熱)
正動作(冷却)
設定値ロック選
ロック解除
ロック 1
ロック 2
ロック 3
通信プロトコル選択
神港標準
Modbus ASCII
Modbus RTU
通信速度選択
9600 bps
19200 bps
38400 bps
データビット
/
パリティ選択
8 ビット/無し
7 ビット/無し
8 ビット/偶数
7 ビット/偶数
8 ビット/奇数
7 ビット/奇数
ストップビット選択
ストップビット 1
ストップビット 2
リモート
/
ローカル選択
ローカル
リモート
伝送出力選択
PV 伝送
SV 伝送
MV 伝送
タイマ動作選択
制御タイマ機能
ディレイタイマ 1
ディレイタイマ 2
タイマ動作時間単位選択
自動調光機能選
無効
有効
表示器選択
CH1 PV/SV 表示器
CH2 PV/SV 表示器
CH1 PV CH2 PV
CH1 SV CH2 SV
CH1 PV CH1 SV
CH2 PV CH2 SV
CH1 差分値(加算値)
CH1 PV 真値
CH1 差分値(加算値)
CH2 PV 真値
CH1 PV 真値 CH1 差分値(加算値)
CH2 PV 真値 CH1 差分値(加算値)
CH2 差分値(加算値)
CH1 PV 真値
CH2 差分値(加算値)
CH2 PV 真値
CH1 PV 真値 CH2 差分値(加算値)
CH2 PV 真値 CH2 差分値(加算値)
表示なし 表示なし
入力サンプリング選択
25 ms
125 ms
250 ms
/