Nikon 20x120 IV/ 25x120 ユーザーガイド

  • Nikon 大型双眼望遠鏡 20×120 Ⅳと25×120 の使用説明書の内容を理解しました。製品の使用方法、安全上の注意、お手入れ方法などについてご質問があれば、お気軽にお尋ねください。例えば、防水性能やピント合わせの方法など、具体的なご質問にもお答えできます。
  • 太陽を見ても大丈夫ですか?
    ピント合わせはどうすればいいですか?
    お手入れ方法は?
    防水性能は?
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En
大型双眼望遠鏡/
20×120
/25×120
Binocular telescopes
使用説明書/Instruction manual
2
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En
このたびは、ニコン大型双眼望遠鏡をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。
製品をお使いになる前に本書をよくお読みになり、正しくお使いください。
お読みになった後は、いつでも見られるところに保管してください。
使用説明書の一部または全部を無断で転載することは、固くお断りいたします。
本書のイラストは、実際と異なる場合があります。
使用説明書の誤りなどについての補償はご容赦ください。
製品の外観、仕様、性能は予告なく変更することがありますので、ご了承ください。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または、重傷を負う可能性が想定される内容を示して
います。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定される内容および、物的損害のみ
の発生が想定される内容を示しています。
この製品で絶対に太陽を見ないでください!太陽や強い光をのぞくと、目を痛めたり、失明する恐れがあります。
使用時には細心の注意を払って太陽を絶対に見ないようにしてください。
この製品の包装に使用されているポリ袋などを、小さなお子さまの手の届くところに置かないでください。口
や鼻をふさぎ、窒息の原因になることがあります。
この製品の眼幅調整や視度調整を行うとき、指をはさみ、けがをすることがあります。小さなお子さまの使用
につきましては、特にご注意ください。
お子さまが部品や付属品を誤って飲み込まないようご注意ください。万一、飲み込んだ場合は、すぐに医師の
診断を受けてください。
この製品を不安定な場所に置かないでください。倒れたり、落ちたりしてけがや故障の原因となることがあり
ます。
この製品のツノ型目当てやキャップなどは、長期間の使用や保管の間に劣化し、衣類などを汚すことがありま
す。ご使用になる前に点検し、劣化による異常が見られた場合は、ニコンのサービス機関にご相談ください。
長時間この製品を使用すると、ゴム製のツノ型目当てにより、皮膚に炎症を起こすことがあります。症状が現
れた場合、直ちに使用を中止して医師の診断を受けてください。
分解しないでください。この製品の修理はニコンのサービス機関に依頼してください。
架台を台やスタンドなどに取り付けるときは、ボルトやナットでしっかりと固定してください。
架台に本体を取り付けるときは、本体取りつけつまみをしっかりと締めてください。
プリズムボックスを制限以上に開かないようにしてください。また、各種つまみや視度調整リングなどの回転
部も、制限以上に回さないでください。
この製品に衝撃を与えないでください。
取り付け取り外しの際に落とすなどして強い衝撃を与えた場合は、すぐにお買い上げ店、またはニコンのサー
ビス機関にご相談ください。
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En
この製品の向きや角度を変えるときは、各可動部が破損しないよう、無理な力を加えず、可動範囲内でゆっく
りと動かしてください。
この製品の向きや角度を変えるときは、無理な力を加えず、必ず各種つまみを緩めてから行ってください。調
節後は、各種つまみを必ず締め付けて本体を固定してください。
レンズ面をクリーニングするときは、手で直接触らないようご注意ください。ゴミやホコリはブロアー
で吹き
払ってください。ブロアーで落ちない指紋や油脂などの汚れは、乾いた柔らかい布やメガネ拭きなどでレンズの
中央から外側に円を描くようにゆっくりと拭き取ってください。強く拭いたり、硬いもので拭いたりすると、レ
ンズに傷を付けることがあります。汚れが取れないときは、レンズクリーナー液(市販)で湿らせた柔らかい布
で軽く拭いてください。
特にレンズの表面は、水滴がついたまま自然乾燥しますと乾燥時にレンズ表面が変質することがありますのでご
注意ください。
※ノズルから空気をいきおいよく吹き出すことができるゴム製の清掃道具
視度調整リングなどの回転部に入った砂・ゴミは、ハケでよく払ってください。
本体のお手入れは、ブロアーでゴミやホコリを吹き払った後、柔らかい清潔な布で軽く拭いてください。とくに、
海辺等で使ったあとは、湿った柔らかい清潔な布で塩分を拭き取り、次に乾いた布で軽く拭いて乾かしてくださ
い。ベンジンやシンナーなどの有機溶剤や、有機溶剤を含むクリーナーなどを汚れ落としに使わないでください。
1
対物レンズ
2
本体取りつけつまみ
3
俯仰固定つまみ
4
旋回固定つまみ
5
架台
6
接眼レンズ
7
ツノ型目当て
8
視度調整リング
9
プリズムボックス
0
本体
4
3
7
6
2
1
8
9
0
2
5
大型双眼望遠鏡本体
× 1
接眼レンズキャップ × 2
1
対物レンズキャップ × 2
1
ツノ型目当て × 2
1
ビニールカバー × 1
架台 × 1
2
1 ご購入時は本体に取り付けられています。
2 ご購入のセットによっては構成に含まれない場合があります。
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1. 12 mm 1/2 in.
6
架台底面の取り付け穴(A)に合致するよ
うに穴を開けてください。
2.
12 mm1/2 in.)のボルトか、ボルトお
よびナットを使用し、架台と台をしっかり
と固定してください。
架台底面の寸法図
148 mm
180 mm
6-
13.5 mm
A
(等分)
大型双眼望遠鏡が重いため、落下させないよう、十分ご注意ください。
1. 2
架台は、Nikon ロゴが手前にくるのが取り付け時の正しい向きです。
2.
本体右側にあるピンを架台右側にあるピン
穴に入れてください(
B)。
B
ピン穴
ピン
3. C
C
5
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En
本体にツノ型目当てが装着されているため、眼鏡をご使用の場合は、眼鏡を外してください。
接眼レンズを覗き込み、プリズムボックスを
(D)の矢印のように開閉して、視野がひとつの
円になるように調整します。
0
0
D
この双眼鏡は単独繰出しIFIndividual
Focus
)式です。
右目・左目それぞれで目標物にピントを合わ
せます(
E)。
0
0
E
ピントが合った時の指標(F)が指す目盛を控
えておくと、ピントを再度合わせるときに便
利です。
0
0
F
指標
6
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En
向きを変える本体を 360°水平に回転(旋回)
することができます。
1.
G
2.
G
旋回固定
つまみ
●上下の角度(俯仰)を変える:上に70°~下に
30°の範囲で本体の角度を調整できます。
1.
2.
H
緩めると対物レンズ側に本体が傾きますの
で、衝撃を与えないよう、しっかりと左手
で支えてください。
3.
H
俯仰固定つまみ
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En
型名 20×120 IV 25×120
倍率 (×) 20 25
対物レンズ有効径 mm 120 120
実視界
˚
3.0 2.9
見掛視界
˚
1
55.3 64.7
1,000 m
先の視界 m 52 50
ひとみ径 mm 6.0 4.8
明るさ 36.0 23.0
アイレリーフ mm 20.8 18.9
最短合焦距離 m 133 210
長さ mm 680 672
mm 454 454
高さ(mm 160 160
質量(重さ)kg 14 14
眼幅調整範囲 mm 58-74 58-74
視度調整範囲(m
-1
-5 - +3 -5 - +3
構造 防水 2 m/10 分間)
2
と窒素ガス充填
1 ISO 14132-12002に基づいた見掛視界の表記数値。
関係式 [tanω’= Γ × tanω]出し界:2ω ’、 Γ 、実界:2ω
2 2 mの水深に 10 分間浸かっても影響のない防水設計(水中での使用はできません)
仰角(˚ 70
俯角(˚ 30
旋回角(˚ 360
高さ(mm 407
幅(mm 406
質量(重さ)kg 5.5
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この製品は 2 m の水深に 10 分間水没させても内部光学系に影響のない防水設計になっています。
雨風の当たる場所や、湿気の多い場所などの悪条件下で使用しても、内部機能を損ねることがありません。
乾燥窒素の充填により、曇りやカビが生じにくくなっています。
:
水中での使用はできません。また流水などで強い水圧をかけないでください。
本体可動部に水滴が付いたときは操作することをやめ、水滴を拭き取るようにしてください。
なお、防水性能を保持するために、定期的に点検を受けられることをおすすめします。
双眼鏡の対物レンズの清掃に、エアゾールタイプのダストクリーナーを使用するときは、缶を立ててレンズ面より
30 cm
以上離し、気化した液化ガスが一点に集中しないように動かしながら、十分に注意して清掃してください。
お買い上げいただきましたニコン大型双眼望遠鏡を、安心してご愛用いただきますよう、次のとおり修理、アフター
サービスを行っております。
本製品の補修用性能部品(その製品の機能を維持するために必要な部品)は、製造打ち切り後も8年間を目安に
保有しております。ご使用いただいております製品が修理可能かどうかにつきましては、ご購入店、またはニコ
ンのサービス機関へお問い合わせください。
ニコンのサービス機関につきましては、「ニコンサービス機関のご案内」をご覧下さい。
水没、火災、落下等による故障または破損で全損と認められる場合は、修理が不可能となります。なお、この故障
または破損の程度の判定はニコンのサービス機関におまかせください。
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En
Introduction
Read this First
Thank you for purchasing the Nikon Binocular telescope.
Before using the product, read this manual thoroughly to ensure proper use.
After reading this manual, keep it in a readily accessible place for future reference.
About the manual
No part of the manual may be reproduced, transmitted, transcribed, stored in a retrieval system, or
translated into any language in any form, by any means, without Nikon’s prior written permission.
Illustrations shown in this manual may differ from the actual product.
Nikon will not be held liable for any errors this manual may contain.
The appearance, specifications, and capabilities of this product are subject to change without notice.
SAFETY AND OPERATION PRECAUTIONS
Strictly observe the guidelines contained in this manual in order to use this product safely and
prevent possible injury or property damage to you and others. Understand the contents thoroughly
for correct use of the product.
WARNING
This indicates that improper use by ignoring the contents described herein can result in potential death or
serious injury.
CAUTION
This indicates that improper use by ignoring the contents described herein can result in potential injury or
material loss.
Notice for customers in the State of California
WARNING:
This product contains chemicals including Lead which is known to the State of California to
cause cancer and birth defects or other reproductive harm. For more information go to www.
P65Warnings.ca.gov.
SAFETY PRECAUTIONS (Binoculars)
WARNING
Never look at the sun directly while using binoculars.
Looking directly at the sun or intense light may seriously damage the eyes or cause blindness.
CAUTION
Keep the plastic bag used to wrap this product or other small parts out of reach of children. The bag may
block their mouths and noses and cause them to suffocate.
Your fingers may get pinched when you adjust the interpupillary distance or diopter. Be particularly
careful when letting small children use the product.
Be careful of children inadvertently swallowing small parts or accessories. If children swallow such parts,
see a doctor immediately.
Do not leave this product in an unstable place. It may fall and cause injury or malfunction.
The horn-shaped eyecups and caps of this product may deteriorate when used or stored over long periods
and may stain clothes. Check them before use, and consult with a Nikon authorized service representative
if you find a defect due to deterioration.
Using the rubber horn-shaped eyecups for extended periods of time may cause skin inflammation. If you
develop any symptoms, stop use and see a doctor immediately.
Do not disassemble. Repair should be referred to a Nikon authorized service representative.
SAFETY PRECAUTIONS (Fork mount)
CAUTION
When attaching the fork mount to a base or pillar stand, firmly secure the fork mount with bolts and nuts.
When attaching the fork mount to the body, firmly tighten the body fixing screw.
English
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HANDLING AND OPERATION PRECAUTIONS
Do not open the prism box beyond the limit. Also, do not rotate rotating parts such as knobs and the
diopter adjustment rings beyond their limits.
Do not subject this product to physical shock.
If you subject the product to strong physical shock by dropping it during attachment or removal, consult
with your local dealer or a Nikon authorized service representative immediately.
When changing the orientation or angle of this product, move it carefully within the movable range
without applying excessive force so that the movable parts are not damaged.
When changing the orientation or angle of this product, make sure to loosen the screws first without
applying excessive force. After adjustment, make sure to tighten the screws to secure the body.
CARE AND MAINTENANCE PRECAUTIONS
LENS
Be careful that you do not directly touch the lens surface with your hands when cleaning it. Remove dust or
lint with a blower*. For fingerprints or other stains that cannot be removed with a blower, wipe the lens with
a dry soft cloth or cleaning cloth for eyeglasses, using a spiral motion that starts at the center of the lens and
working towards the edges. Wiping too firmly or wiping with a hard material may damage the lens. If this
fails, gently wipe the lens using a cloth lightly dampened with commercial lens cleaner.
Be careful because the quality of the lens surface coating in particular may change and deteriorate if it is air
dried with water drops present.
* A rubber cleaning tool that blows air from a nozzle.
MAIN BODY
Remove dust trapped in the rotating parts of the diopter adjustment rings, etc. with a soft brush.
After gently removing dust with a blower, clean the body surface with a soft, clean cloth. After use at a
seaside, wipe off salt that may be on the body surface with a damp, soft, clean cloth, and then wipe with a
dry cloth. Do not use benzene, thinner, or other cleaners containing organic solvents.
Nomenclature (body, fork mount)
1
Objective lens
2
Body fixing screw
3
Tilting clamp screw
4
Rotation clamp screw
5
Fork mount
6
Eyepiece lens
7
Horn-shaped eyecup
8
Diopter adjustment ring
9
Prism box
0
Body
4
3
7
6
2
1
8
9
0
2
5
ITEMS SUPPLIED
Binocular telescope body ×1
Eyepiece lens cap ×2
*1
Objective lens cap ×2
*1
Horn-shaped eyecup ×2
*1
Vinyl cover ×1
Fork mount ×1
*2
*1 Attached to the body at the time of purchase.
*2 May be not included in the items supplied depending on the purchased set.
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En
Installation procedures for the binocular telescope
Attaching the fork mount to a base
1. Make six 12 mm (1/2 in.) screw holes or
through holes in a base.
Make the holes so that they match the
attachment holes at the bottom of the
fork mount (A).
2. Attach the fork mount to the base.
Use 12 mm (1/2 in.) bolts, or bolts and
nuts, to firmly fasten the fork mount and
base.
Dimensional drawing of the bottom of the fork mount
148 mm
180 mm
6-
13.5 mm
A
Attaching the binocular telescope to the fork mount
* Make sure not to drop the binocular telescope because it is heavy.
1. Loosen the two body fixing screws on the fork mount and open the left and right shaft holder lids.
The correct attachment orientation of the fork mount is when the Nikon logo is in front of you.
2. Place the body on the fork mount.
Insert the pin on the right side of the
body into the pin hole on the right side
of the fork mount (B).
B
Pin hole
Pin
3. Close the left and right shaft holder lids
(C), and firmly tighten the body fixing
screws.
C
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En
Usage procedures for the binocular telescope
Horn-shaped eyecups
If you are wearing eyeglasses, remove them because horn-shaped eyecups are attached to the body.
Adjusting the interpupillary distance
Look into the eyepieces, open and close the
prism box as shown in the arrows in (D), and
adjust so that your view becomes a single
circle.
0
0
D
Adjusting the focus (diopter adjustment)
* The binocular telescope is the individual
focusing type.
Adjust the focus on the target for each eye
(E).
0
0
E
About the scale on the diopter
adjustment rings
These are useful for taking note of the scale
indicated on the index (F) when the focus is
adjusted, and re-adjusting the focus.
0
0
F
Index
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En
Adjusting the orientation and tilting
angle of the body
Changing the orientation: You can rotate
the body horizontally in 360 degrees.
1. Rotate the rotation clamp screw on the
fork mount counter-clockwise to loosen it
(G).
2. Adjust the orientation, and rotate the
rotation clamp screw clockwise to tighten
it.
G
Rotation
clamp screw
Changing the tilting angle: You can adjust
the angle of the body from 70 degrees
above to 30 degrees below.
1. Hold the eyepiece lens or prism box with
your left hand to firmly support the body.
2. Rotate the tilting clamp screw on the
body counter-clockwise with your right
hand to loosen it (H).
When it is loosened, the body will tilt to
the objective lens side. Firmly support
the body with your left hand so that the
body is not subjected to physical impact.
3. Adjust the angle, and rotate the tilting
clamp screw clockwise to tighten it.
H
Tilting clamp screw
After using the binocular telescope, make sure to tighten the screws
and check that the body and fork mount are secured.
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Specifications
Body
Model 20×120 IV 25×120
Magnification (×) 20 25
Objective diameter (mm) 120 120
Angular field of view (real) (˚) 3.0 2.9
Angular field of view (apparent) (˚)
*1
55.3 64.7
Field of view at 1,000 m/yd. (m/ft) 52/156 50/150
Exit pupil (mm) 6.0 4.8
Relative brightness 36.0 23.0
Eye relief (mm) 20.8 18.9
Close focusing distance (m/ft) 133/436.4 210/689.0
Length (mm/in.) 680/26.8 672/26.5
Width (mm/in.) 454/17.9 454/17.9
Height (mm/in.) 160/6.3 160/6.3
Weight (kg/oz.) 14/493.8 14/493.8
Interpupillary distance adjustment (mm/
in.)
58-74/2.3-2.9 58-74/2.3-2.9
Diopter adjustment (m
-1
) -5 - +3 -5 - +3
Structure
Waterproof (up to 2 m/6.6 ft for 10 minutes)
*2
and nitrogen gas
filled
*1 Apparent field of view is calculated based on the ISO14132-1:2002 standard
The number calculated by the formula [tan ω’ = Γ x tanω ]: Apparent field of view: 2ω’,
Magnification: Γ , Real field of view: 2ω
*2 The binocular telescope is waterproof, and will suffer no damage to the optical system if
submerged or dropped in water to a maximum depth of 2 m/6.6 ft for up to 10 minutes.
Fork mount
Tilting angle (Upward) (°) 70
Tilting angle (Downward) (°) 30
Horizontal rotation (°) 360
Height (mm/in.) 407/16.0
Width (mm/in.) 406/16.0
Weight (kg/oz.) 5.5/194.0
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About waterproof and fogproof:
All models shown are waterproof, and will suffer no damage to the optical system if submerged or dropped
in water to a maximum depth of 2 m (6.6 ft) meter for up to 10 minutes .
Can be used in conditions of high humidity, dust and rain without risk of damage.
Nitrogen-filled design makes them resistant to condensation and mold.
Observe the following when using these products:
The binocular telescope cannot be used underwater. Also, do not subject it to strong water pressure such as
from running water.
Any moisture should be wiped off before adjusting movable parts of these products to prevent damage.
To keep your binocular telescope in excellent condition, regular servicing by authorized dealer is
recommended.
Cleaning lens
When cleaning the binocular telescopes objective lenses using an aerosol-type dust cleaner, make sure to
hold the can upright at least 30 cm (11.8 in.) from the lens surface while moving the can to avoid focusing the
vaporized liquid gas on one point.
Printed in Japan, 868C_3_1909
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