Minelab Excalibur II ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル
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目次 Contents
クイックスタート Quick Start
探知機の仕組み How Metal Detectors Work 3
BBS テクノロジー Technology
部品リスト List of Parts 4
組み立て Assembly 5
探知機を使いやすく調節
Adjusting the Detector for Comfortable Use 8
バッテリーパックの充電 Charging
the Battery Pack 10
探査の基礎 Detecting Basics 12
一般的用語 Common Terms 12
コントロールパネル Control Panel 13
探知機の電源ON/OFF Turning the Detector On 14
探知機の練習 A Detecting Exercis 15
背景音の音量レベル Threshold / Audio Level 16
音量 Volume 18
感度 Sensitivity 18
ターゲットの確認 Identifying Targets 19
識別orピンポイント/全金属 選択モード Disc or Pinpoint/All Metals /
Selecting a Mode19
識別/不必要なターゲット
Discriminate / Rejecting Unwanted Targets 20
ピンポイント Pinpointing / Locating the Target 21
ターゲットの発掘 Recovering the Target 22
探知機の管理 Taking Care of Your Detector 23
電池の管理 Taking Care of Your Battery 23
トラブル解決のヒント
Troubleshooting 24
テクニカル仕様書 Technical Specifications 25
アクセサリー Accessories 25
保証 Warranty 26
1
*クイックスタート Quick Start
Discriminate Mode: 非鉄金属探知モード
(For detecting non-ferrous metals)
1. 充電池の充電が完了していることを確かめます。(P10)
2. モードスイッチを Disc にセットする。 (P 19)
3. Threshold のノブをカチッと音がするまで時計回りに回し、電源を入れる。
かすかな音 Threshold 音)が残るところまで回す。(P 16)
4. 識別Discriminateつまみを好みのポジションに設定する。(P 20)
5.
感度(Sensitivity)つまみを自動(Auto)又は手動(他の電気干渉を受けない位置)で設定する。(P
18)
探知の準備完了です。 You are now ready to start searching!
2
ピンポイント/全金属対応モード Pinpoint/All Metals Mode:
(For detecting all types of
metals)
1. 充電池の充電が完了していることを確かめます。(P 10)
2. モードスイッチを Pinpoint/All Metals にセットします。(P 19
3. Threshold のノブをカチッと音がするまで時計回りに回し、電源を入れる。
かすかな音 Threshold 音)が残るところまで回す。(P 16)
4.
感度(Sensitivity)つまみを自動(Auto)又は手動(他の電気干渉を受けない位置)で設定する。(P
18)
探知の準備完了です。 You are now ready to start searching!
EXCALIBUR II INTRODUCTION
3
Excalibur IIは陸地、海岸、水中で使用できる高性能金属探知機です。
探知深度,識別機能の正確さを誇り、 水深66mまで使用可能です。
Minelab社の Broad Band Spectrum (BBS)
多重周波数技術により、17種類の周波数を同時に
送ることによって深さ、感度、正確さをご提供できます。
10㌅軽量コイル、NiMH充電式電池パック、
視界の悪い所でのガイドとしての蛍光コイルカバーが
付属されています。
*金属探知機の仕組み How Metal Detectors Work
テクノロジー TECHNOLOGY
金属探知機は地面を貫通する電磁界を造り出します。金属には伝導性がありこの磁界を変化させま
す。
その変化を捉え、コントロールボックスへ信号を送り返し、操作者へ シグナルで知らせます。
金属探知機はコイルの下で感じたターゲットのサイズ、形、金属の構成などを判断することができ
ます。
特に大型のターゲットは探知がしやすい。探知機の周波数はkHzで表示されます。
電磁界低周波数は地面深くまで貫通することができますが小さなターゲットに対しての感度は低く
なります。
電磁界高周波数は深さ的には浅くなりますが小さなターゲットに対しての感度は高くなります。
Excalibur IIの多重周波数は高低両周波数に対しても有効性があります。
Broad Band Spectrum (BBS)
ほとんどの探知機は1〜70kHzの周波数の中の一つか二つの周波数での作動になります。
単一周波数では場所を変えたり、土壌の鉱物質含有量が変化する等への対応には限界があります。
Broad Band Spectrum (BBS) は同時に17種類の周波数を送る事ができます。
そのため多様な条件での探知がより可能になります。
4
BBS
テクノロジーは鉱物質含有量が高い土地やゴミ、がらくたの多い場所、陸地、海浜、水中での
探査に有効です。
*部品リスト
5
組み立て Assembly
6
アームレストをシャフトの上部に取り付ける。(もし、既に取り付けられていない場合)
1 アームレストの口がハンドルと同じ方向に向く事を確認する。
シャフト上部にアームレストを滑り込ませ、両方の穴同士が合うようにする。
2 短いボルトをアームレストとシャフト上部の穴に通して入れる。
3 ボルトをウイングナットで留める。
シャフト上部にコントロールシリンダーを取り付ける。(もし、既に取り付けられていない場合
1 シャフト上部のばねピンを押す。
2 コントロールシリンダーのケーブルが下向きになっている事を確認する。
シャフト上部に両方のばねピンが押し付けられているようにコントロールシリンダーを滑らせ
、穴が合う
ようにするとピンが押し上げられて留まる。
サイドーマウント上部シャフトSide-Mount Upper Shaft
(オプション)
交互に配置されたピンがコントロールシリンダーとバッテリーをシャフトの側面に取り付け可能に
する。
サイドマウント位置は地面に近い所の探知や水中での抵抗を減少させることができる。
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サイドマウントシャフトに装着されたコントロールシリンダーは標準上部シャフトと同じ手順で取
り付ける。
バッテリーパックの上部シャフトへの取り付け
1 コントロールシリンダーからのケーブルをバッテリーパックに接続するには、細いガイドねじ
を利用して
正確に取り付ける。
2 接続部分に絶対、水が入らないように 水止めシールを確実にしっかり締める。
接続部分に水が入ると故障の原因になり、場合によっては保証の対象にならないことがありま
す。
Minelab社では探知機製造過程に置いてバッテリー接続部分にシリコン油を塗っています。
探知機管理整備の一環としてシリコン油を塗ることをお勧めします。
もし、すでにバッテリーがシャフトに留められていない場合
3 上部シャフトの真ん中のばねピンを押し付ける。
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4 バッテリーケーブルが下向きになっている事を確認する。
シャフトの底にバッテリーを滑らせ、調節穴にピンが合うようにしてください。
穴に嵌まるとばねピンが留まります。
下部シャフトをコイルに取り付ける
短い下部シャフトは通常水中での探査に使われます。
長い下部シャフトは通常陸地での探査に使われます。
両方とも取り付け方は同じです。
1 2つのゴムワッシャーを下部シャフトの穴の両側に差し込みます。
2 下部シャフトのばねピンが左になることを確認してください。
コイルの上にあるブラケットに下部シャフトを滑り込ませる。
3 コイルの上にあるブラケットと下部シャフトに長いボルトを通してください。
ナットのねじ山を傷つけないように注意しながら締め付けてください。
コイルの角度を調節するときにねじを緩める必要があります。
コイルケーブルはコイルに直接接続されています。取り外す事はできません。
無理に分離することは保証を放棄することになります。
使い続けているうちに、もしコイルがゆるんだ場合はゴムワッシャーを取り替える必
要が
あります。
コイルケーブルの巻き付け:
コイルケーブルは下部シャフトにたるみがないように何度も巻き付けます。(座った状態で
膝の上でシャフトを回す)
探査中、コイルの角度調整が必要な場合のために、コイル接続部分のケーブルは少しゆるみを
持たせてください。
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上部シャフトと下部シャフトの取り付け:
1 上部シャフトのねじロックを反時計回りにまわし、緩めておく。
2 下部シャフトのばねピンを押し込み、ピンが上部シャフトの調節穴に届くまで
滑り込ませて接続させる。
3 ねじロックを時計回りにまわししっかり締める。
探知機を使いやすく調節する
長時間の探査を快適にするためには探知機の正しい調節が大事です。
探知機の持ち方 Holding the Detector:
前腕をアームレストに入れ、探知機のハンドルをしっかり握る。
下部シャフトの長さの調節:
身体の前でコイルを動かす時、前かがみになりすぎず、余計な力が入らない快適な動きができる位
置が
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シャフトの正しい長さです。
コイルが身体から離れ過ぎるとバランスが取りにくくうまく探知機を動かせません。
コイルが身体に近過ぎると身に着けたり、持っている道具や金属に反応し、偽信号の原因になりま
す。
1 シャフトのねじロックを反時計回りにまわし、緩めておく。
2 ばねピンを押し込んでシャフトが上下動きやすいようにする。シャフトの長さが決まったら、
ねじロックを
時計回りにまわし、しっかり締める。
アームレストポジションの調節:
アームレストの後部に肘が落ち着き、ハンドルを快適に握れる位置に穴を調節する。
短いシャフトのヒップマウント(腰装着)キット Short Hipmount Kit
(オプション)
ヒップマウント・キットは短いシャフトとベルトがついています。
これらはコントロールシリンダーとバッテリーパックを腰または肩に装着するのに使われます。
シャフトを軽くして快適な探査が行えます。
1 メインシャフトからコントロールシリンダーとバッテリーパックを外します。
2 コントロールシリンダーの穴とヒップマウントシャフトの穴を並べます。
3 コントロールシリンダーをベルト付きシャフト(又はベルト)にボルトとウイングナットで
取り付ける。
4 短いヒップマウントの真ん中のばねピンを押しつける。
5 バッテリーをピンが穴に届くように調節してシャフトを滑り込ませる。
6 腰のまわりにしっかり装着する。
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ヒップマウント装着時、シャフトがケーブルに負担をかけないことに注意しなければなりません。
Position the hipmount shaft in a way which does not cause too much strain on the cable
*バッテリーパックの充電 Charging the Battery Pack
Excalibur II は密封された充電式10NiMH電池を使用します。
水深66mまでの水圧に耐えられる防水機能で水陸両方の使用ができます。
電池はパックから取り出す事無く充電ができます。
Excalibur II はメイン充電器(240v/230v/110v)とアダプタープラグが付属されています。
充電器はACコンセントから充電可能です。
1 バッテリーパックからバッテリーケーブルのプラグを抜きます。
(バッテリーパックはシャフトの中に残しておきます)
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2 充電器をアダプタープラグに接続します。
3 ガイドねじを合わせて正確な接触でアダプタープラグをバッテリーパックに接続します。
4 充電器をコンセントにつなげます。最初の充電時は16〜17時間の充電が必要です。
フル充電で14〜19時間の探査が可能です。
予備用の NiMH バッテリーパックはオプションでの用意があります。
低バッテリー警告 Low Battery Alarm
バッテリーの残量が少なくなると threshold
(背景音)がだんだんと増して大きな持続警告音になります。
このトーンはNiMH電池の充電又はアルカリ電池の交換が必要です。
フル充電された電池が探知機には最適な条件です。
*アルカリ電池パック (オプション) Alkaline Battery Pack
アルカリ電池パックは耐水ではありますが完全防水ではありません。
陸地又は浅い海浜で水の中を歩くときにご使用されることをお勧めします。
このパックは密封ではありません。取替える時は開ける必要があります。
*アルカリ電池を交換するには Replacing Alkaline Batteries:
1 アルカリ電池パックを開ける前に、電源がOFFになっていることを確認してください。
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2 バッテリーパックのキャップを外してください。
3 バッテリーパックから電池コンパートメントを取り出し、古い電池を取り外してください。
4 の位置を間違えずに新しい電池を入れてください。
5 電池コンパートメントとバッテリーパックのキャップを戻してください。
必ず性能の良いアルカリ電池をご使用ください。
充電式 NiMH 電池はボルト数が違うためアルカリ電池パックには使用できません。
*探査の基礎 Detecting Basics
Excalibur II は運動型探知機です。
これはターゲットの上を探知機が動いていなければ探知ができません。
コイルがターゲットの上で静止している状態で反応を得られません。
Excalibur II
はコイルが、地面、海浜,川底、海底などに近くて探査面と平行に保たれている時がベストコンデ
ィションです。この状態で深度も伸び、小さなターゲットからの反応も良く得られ、また偽シグナ
ルを防ぐことにもつながります。
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前方へゆっくり歩きながら、コイルを左右に動かす練習をしてください。
コイルは動かし終わった先での動きが上がりすぎないように、また動かした範囲が少し重なるよう
に戻って
くるとミス範囲がなくなります。コイルを動かす標準スピードは、左→右→左で4秒です。
コイルを速く動かし過ぎると識別精度が落ち、深い所にあるターゲットを見逃します。
コイルの変動により振った先の角度によって混乱した音を発したり、探査深度が減少したりします
ので地面に対して平行を保った動きが必要です。
*一般的用語 Common Terms
Blanking
コイルがターゲットの上に来た時、
threshold(背景音)が‘blanks’(無音)になることがあります。
これは除去設定されたターゲットからの反応です。
Blankingは希望するターゲットか否かの判断に有効です。
Discrimination 識別
Discrimination
識別は、探知者にとって、そのターゲットが有価値金属(ジュエリーなどの貴金属)か無価値
金属(鉄など)なのかを確認する機能です。金属の種類の除去または無視することを指示できるま
す。
P 20)
Electrical Interference 電気干渉
コイルがターゲットの上を通過していないのに探知機が反応音を発することがあります。これらの
反応音は近くにある電気機器、電線,電話塔などに影響されることがあります。
Ground Noise 土壌ノイ
探知機は土壌の鉱物質によって無作為なシグナルや誤シグナルを発することがあります。
Targets ターゲット
探知機が反応した金属をターゲットと言います。ターゲットには鉄、非鉄があります。
Target Response ターゲット反応 (Metal Object Response)(金属物反応)
threshold (背景音)の音量が変化したり( 識別、除去設定されていない金属に対して)、
識別モードの場合は無音になりターゲットを認知する。
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Threshold 背景音 (Background Sound)
探知機が作動しているときに背景に聞こえる音を Threshold (スレッシュホールド)と言います。
ターゲットを探知したとき、この音に音量の変化があります。識別モードのときは無音になりま
この音の変化を聞き分けることは探知機使用者にとってとても重要です。
深いところにあるターゲット、または小さなターゲットは背景音の変化が非常小さい。(P 16 )
*コントロールパネル
The Discriminate function becomes active when is selected.
Discriminate 識別 Disc mode を選択したときのみ機能する。
どのタイプの金属を除去するかをコントロールする。Controls which type of targets (metal
objects) the detector will reject.
Sensitivity 感度
環境やターゲットに対しての感度を調節する。Increases/decreases the detectors response
to its environment and to targets.
p18)
Volume 音量
ターゲット反応音の音量を調節する。Controls the level of sound emitted by the detector
when a target is detected.
(p18)
Threshold 背景音
背景音の音量を調節する。Increases/decreases the constant background operating tone.
(p16)
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これは探知機の電源の ON /OFFのつまみです。
Disc or Pinpoint/All Metals 識別モード 又は ピンポイント/全金属モード
Excalibur II 識別モード、
ピンポイント/全金属モードの2種類の探知モードがあります。
これはモード切り替えのコントロールです。
operate in two different modes. This control allows you to switch between Disc mode
and Pinpoint/All Metals mode.
(p19 )
探知機の電源 ON / OFF Turning the Detector On
Threshold は探知機の電源 ON/OFF をコントロールします。control is also used to turn the
detector on.
つまみを時計回りにカチッと音がするところまで回す。
探知機の電源を入れるときは、屋外の電気干渉(電気機器、送電線、電話塔等)を
受けにくい場所で行ってください。これらは探知機に誤作動をおこさせる原因になります。
もし、探知機が過大な音量を発したときは、大きな金属物からコイルを遠ざけてください。
これは探知機に負荷をかけるものではありません。
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*探知機の練習 A Detecting Exercise
実際にターゲットを発見しようとする前に、探知機のシグナルを理解する事が重要です。
1 数種類の金属を用意します。例えば
釘、リンプル、アルミホイル、コイン、金や銀のジュエリー
2 探知機使用者が身に着けている金属を外す。(指輪、鍵、ベルトバックル、携帯電話等)
3 屋外の電気干渉の少ないと思われる場所を選ぶ。地面上に金属物がないと思われる場所でも
反応音がある場合は地中に金属が埋もれていることがあります。場所移して電源を入れてください
4
次頁のイラストにあるように数種類の金属をコイルの動きを妨げない間隔で地面上並べてください
5 Threshold のつまみを回して電源を入れてください。
時計回りに背景音が安定するところまで回してください。
6 Pinpoint/All Metals モードに設定する。
7 Sensitivity
のつまみを5に合わせる。コイルを動かさなくてもシグナルがある場合、これはターゲット
からの反応ではなく回りの環境からのシグナルと考えられます。感度設定を低くすると偽シグナル
解消されます。
8 それぞれのターゲットの上でコイルを動かし、それぞれの反応の違いを観察してください。
Excalibur II
はすべて金属に対して反応音をだしますが、大きなターゲット又はコイルにより近い物に
18
対して大きな音をだします。
9 Discモードに設定を変えてみます。
10 Discriminate つまみを1に合わせます。
11 それぞれのターゲットの上でコイルを動かし反応を観察します。
コイルが釘の上を通過した時、 threshold 背景音が一瞬無くなり(blanks),
低いピッチで戻ってきます。
これはコイルの下に鉄類のターゲットがあることを示しますが、識別設定で鉄類が除去されていま
す。
12 コイルを動かしながら Discriminate
つまみを時計回りにまわしリングプルを識別設定します。
下記の図のようにコイルがリングプルの上を通過すると一瞬背景音が無くなり高いピッチで戻
って
きます。これはコイルの下に非鉄類の金属があることを示します。
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Threshold 背景音
背景音の音量レベルAdjusting the Background Audio Level
Threshold背景音とは、探知機が作動している間、持続して出されているハミング音です
Threshold背景音の音量はできるだけ低く設定しますが、安定した持続音でなければなりません。
小さいターゲットや深い所にあるターゲットは背景音の変化が小さく聞きにくいことがあります。
もし、背景音の設定が高すぎたり、低すぎたりするとターゲットからの変化を聞き逃すことになり
ます。
背景音が高過ぎるとターゲットからの変化が聞きにくく、うるさすぎて不快です。
背景音が低過ぎると小さなターゲットや深い所のターゲットの反応音の変化が聞き取れません。
コンディションの変化に合わせて背景音の設定も変える必要があります。例えば長時間の探査で耳
が音量に慣れ過ぎたり、風が強くなって聞きづらくなることもあります。
背景音の設定は時計回りにまわすと音量が増し、下げる場合は反時計回りです。
背景音の設定が高過ぎると微かな反応音は隠され、大きな反応音もほんのピークだけ聞き取れる
とになります。
もし、設定が正しければ両方の反応音が聞き取れます。
背景音の設定が低過ぎると微かな半応音は聞きづらくなります
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