L-9904-2362-05-B
デ ータシート
レ ニ ショー RLE光ファイバー式レーザーエンコーダは干渉計を使
用して、高分解能の位置決めフィードバックを行います。
RLEシステムは、RLUレーザーユニットと1台か2台のRLDディテ
クターヘッドで構成されます。 RLUレーザーユニットには、レーザ
ー光源と信号処理用の電子回路が組み込まれています。
そのレ
ーザーユニットには、1本 、あ る い は 2本のレーザー出力を行う為
の光ファイバーが組込まれており、これによりRLDディテクター ヘ
ッドに直接レーザーを送出することができます。 ディテクターヘッ
ドは光学計測システムの核を成すもので、干渉計光学部品、レニ
ショーの革新的な干渉縞検出機構とビームステアリング機構*が
組み込まれています。
RLEシリーズには、多様なアプリケーションの要件を満たせるよ
う、様々なレーザーユニットとディテクターヘッドをご用意してい
ます。すべてのシステム構成部品は互換性があり併用が可能で
す。
このデータシートでは、RLUレーザーユニットについて解説しま
す。性能の詳細についてはこのページをご覧ください。 デジタル
矩形波フォーマット、アナログ矩形波フォーマットとも、各軸に個
別の位置決めフィードバック信号を出力しています。
*
ディファレンシャル干渉計検出ヘッドには、各組のビームに個別のビーム
ステアラが提供されています。
RLU10レーザーユニット
信号の分解能とフォーマットは、フロントパネルのスイッチの設
定とディテクター ヘッド のタイプ により決 まりま す。 レ ーザ ー ユ ニ
ットからはシステムステータスの出力や、信号帯域幅、検出方向
の認識やエラーモニタリングも設定することができます。
RLU からの位置決めフィードバック信号は出力された信号を直
接使用したり、RCU10 環境補正システム(空気の屈折率や、物体
の熱膨張の影響を自動補正する装置)かインターポレーターユニ
ット(超高分解能出力を得るため)経由で接続して使用することが
できます。
RLU10には、レーザーの安定性を損なうことなくレーザービーム
を遮断する為の信号入力ポートが提供されています。
166.5 (6.55)
74 (2.91)
145 (5.71)
125 (4.93)
325 (12.81)
350 (13.78)
ファイバ ー
の引出口
固定穴
12 (0.47)
7 (0.28)
294 (11.57)
166.5 (6.55)
120 (4.72)
全外形と寸法
寸法単位mm(インチ)
全体の寸法:
高 さ: 74 (2.91)
長 さ: 350 (13.78)
幅: 166.5 (6.55)
表面が適度に平坦で、
振動がない限り、RLU
はどんな姿勢でも固定す
ることができます。
ケーブルとファイバーの最低曲
げ半径は25 mmで す。
固定方法:
M6x1.0x15 mmまたは
1/4-20-UNCx5/8 六角頭ネジ4本
必要なクリア
ランス
> 100 (3.94)
レーザーユニットのリア
パネルには、レーザーの
安全警告ラベルが表示さ
れています。
25 (0.98)
20 (0.79)
33.2 (1.31)
7.8
(0.31)