6
25 1 35 22
40 1½ 60 35
50 2 100 55
65 2½ 130 70
80 3 90 50
100 4 105 60
NEOTECHA SAPRO
®
ピストンシリンジサンプリング用サンプリングバルブ SV
設置手順とメンテナンス手順
7 作動
7.1.通常の作動
作動させる前に、材料、圧力、温度に関する
情報を、パイプラインシステムの設置図と比
較してください。
パイプライン内とバルブ内に破片(ごみ、溶
接ビード等)が残っていると、必ず漏出が発
生します。
警告
新しいシステムの作動の前、または修理・改
造後のシステムの再作動の前に、毎回必ず以
下を確認してください。
- すべての設置作業と組み立て作業が規制に従
って完了していること!
- 作動は「有資格者」のみが実施すること。
- バルブが正しい操作位置にあること。
- 新しい保護装置が取り付けられているか、
または既存の保護装置が修理されているこ
と。
6.2.4 パッキン
SAPRO バルブの取り付けと封止は他のバルブ(ボールバルブ、バタフライバルブ等)と同様に
行ってください。まず、社内作業基準を踏まえて標準パッキンを使用します。
パイプアラインのタイプに合わせて、以下のパッキンが推奨されます。
SAPRO バルブ パイプラインのタイプ パッキンのタイプ パッキンの材質
ハイグレード鋼鉄ウエハーまたは
フランジ付きスタイル
フラッシュフランジ付きの鋼鉄またはハイグ
レード鋼鉄
穿孔平面パッキン アスベスト不使用シート
塗装平面パッキン AFM ライナー付き PTFE ケーシング
GORE-TEX 平面パッキン スパンPTFE
PFA 塗装ウエハーまたはフランジ
付きスタイル
エナメル鋼鉄パイプ 塗装平面パッキン 鋼鉄波形リング付き PTFE ケーシング
内張り鋼鉄 PTFE なし
PVDF パイプ 穿孔平面パッキン EPDM、IIR
ゴム引き鋼鉄パイプ 塗装平面パッキン AFM ライナー付き PTFE ケーシング
平面付きガラスパイプ GORE-TEX 平面パッキン スパンPTFE
8 安全な操作
バルブの安全な操作が保証されるのは、バル
ブの取り付け、作動、メンテナンスが、有資
格者(「有資格者」を参照)によって、設置
手順およびメンテナンス手順の警告情報を踏
まえた上で実施されている場合に限られま
す。さらに、パイプラインやプラント建設に
関する一般的な設置規制および安全規制の順
守、およびツールや保護具の正しい使用につ
いても必ず確認してください。
警告
バルブに対して何らかの作業を行う際や、バ
ルブを取り扱う際には、設置手順とメンテナ
ンス手順を厳守してください。手順に反した
場合は、人身傷害や資産の破損を招く恐れが
あります。
6.2.2 SAPRO バルブ設置時のボルト接続の推奨締め付けトルク(Nm)
6.2.3 最終チェック
パイプライン内部には固形粒子が残留している可能性があり、残留していた場合はバルブのソ
フトシートが傷つく恐れがあるので、サンプリングバルブを作動させる前にパイプライン内部
を洗浄して固形粒子を洗い流してください。
亜鉛めっき鋼ボルト(8.8)用標準バルブ(薄く油が塗られている)
DN NPS
トルクハイグレード鋼鉄 トルク PFA