Dell PowerVault MD3200i and MD3220i 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
ハードウェアの設置&トラブルシューティング
はじめに
クラスタハードウェアのケーブル接続
システムのクラスタリングへの準備
トラブルシューティング
クラスタデータシート
iSCSI 設定ワークシート
メモおよび注意
本書予告なくされることがあります
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本書に使用されている商標:Dell™DELL ロゴPowerEdge™ および PowerVault™Dell Inc. の商標ですMicrosoft®Active Directory®Windows®および Windows Server® は米国その他の国における
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商標または製品の権利を主張する事業体を表すためにその他の商標および社名が使用されていることがありますそれらの商標や会社名は、一切 Dell Inc. に帰属するものではありません
2010 6 Rev.A01
メモコンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています
注意: 手順わないと ハードウェアの損傷やデータの損失につながる可能性があることをしています
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iSCSI 設定ワークシート
ハードウェアの設置&トラブルシューティング
IPv4 設定
IPv6 設定
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クラスタハードウェアのケーブル
ハードウェアの設置&トラブルシューティング
マウスキーボードモニターのケーブル接続
電源ユニットのケーブル接続
パブリックネットワークとプライベートネットワークのケーブル接続
ストレージシステムのケーブル接続
以下の項ではクラスタのさまざまなコンポーネントをケーブル接続する方法について説明します
マウスキーボードモニターのケーブル
クラスタ構成をラックに取り付ける場合は、マウスキーボードモニターをノードに接続するためのスイッチボックスをめる必要があります。各ノードをスイッチボックスに接続する方法についてはラッ
クに付属のマニュアルを参照してください
電源ユニットのケーブル接続
個々の電源の要件が満たされていることを確認するにはクラスタソリューションのコンポーネントのマニュアルを参照してください
電源関連の障害からクラスタソリューションを保護するために、次のガイドラインにうことをおめします
l 複数の電源ユニットを使用したクラスタノードでは、各電源ユニットを別々AC 回路に接続する
l 無停電電源装置(UPS)を使用する
l 環境によってはバックアップ用の発電機の設置や別の変電設備からの電力供給を検討する
2-1および 2-2 は、2 Dell PowerEdge システムと 1 のストレージシステムで構成されるクラスタソリューションの電源ケーブルを接続するおめの方法です。冗長性を確保するた
め、すべてのコンポーネントのプライマリ電源ユニットは1 つまたは 2 つの回路にまとめて接続し、冗長電源は別の電源供給回路にまとめて接続するようにします
2-11電源ユニットを使用した PowerEdge システムの電源ケーブル
2-22電源ユニットを使用した PowerEdge システムの電源ケーブル
メモこの図は、電源ユニットからコンポーネントへの配線のみをしたものです
パブリックネットワークとプライベートネットワークのケーブル
クラスタノードのネットワークアダプタは、各ノードにしてなくとも 2 つのネットワーク接続を提供しますこれらの接続について2-1 にまとめます
2-1ネットワーク
2-3 は、ネットワークアダプタのケーブル接続の例です。各ノード内の専用ネットワークアダプタはパブリックネットワークに、残りのネットワークアダプタは相互に接続されていますプライベートネット
ワーク用)。
2-3ネットワークのケーブル
パブリックネットワークのケーブル
TCP/IP を実行しているシステムでサポートされているネットワークアダプタならどれでもパブリックネットワークセグメントに接続できます。追加のパブリックネットワークセグメントをサポートするため
またはプライマリネットワークアダプタやスイッチポートの故障に備えて冗長性を持たせるために、追加のネットワークアダプタを取り付けることができます
プライベートネットワークのケーブル
クラスタノードのプライベートネットワーク接続には、各ノードに取り付けた 2 番目以降のネットワークアダプタを使用しますこのネットワークはクラスタ内の通信に使用します
メモこの図は、電源ユニットからコンポーネントへの配線のみをしたものです
ネットワーク
パブリックネットワーク
クライアント LAN へのすべての接続。
プライベートネットワークのフェイルオーバー用に、少なくとも 1 つのパブリックネットワークを混在モードパブリックモードとプライベートモード)に設定する必要があります
プライベートネットワーク
クラスタノードでクラスタの稼動状況の情報を共有するための専用接続。
LAN に接続されたネットワークアダプタではクラスタ内の相互接続が失敗した場合にえて通信レベルでの冗長性も提供されます
プライベートネットワークの冗長性の詳細についてはMicrosoft Failover Clustering のマニュアルを参照してください
3 つの可能なプライベートネットワーク構成に必要なハードウェアのコンポーネントと接続方法2-2 に示します
2-2プライベートネットワークのハードウェアコンポーネントおよび
プライベートネットワークのデュアルポートネットワークアダプタの使用
パブリックネットワークをプライベートネットワーク通信のフェイルオーバー用に使えるようにクラスタを構成することもできますただしデュアルポートネットワークアダプタを使用している場合、パブリ
ックとプライベートの両方のネットワークをサポートするために 2 つのポートを同時に使わないでください
NIC のチーム
ネットワークインタフェースカードNICのチームによって複数NIC 組み合わせ、ロードバランシング機能やフォールトトレランス機能を付加することができます。お使いのクラスタはパブリック
ネットワークでのみ NIC のチームをサポートしていますプライベートネットワークでは NIC のチームはサポートされていません
チーム化を行う場合、チームではじブランドの NIC を使用しますまたチームのドライバもブランドを混在させることはできません
ストレージシステムのケーブル
本項では、お使いのクラスタをストレージシステムに接続する方法について説明します
ストレージ管理は、ホストツーコントローラインタフェースによる帯域内管理、またはイーサネット接続による帯域外管理が可能です。帯域外ストレージ管理にはストレージアレイのイーサネットポートを
パブリックネットワークにケーブル接続します
直接接構成によるクラスタのケーブル
直接接続構成では、各クラスタノードは2 のネットワークケーブルおよび 1 のデュアルポート NIC または 2 のシングルポート NIC のいずれかを使用してPowerVault
MD3200i/MD3220i RAID コントローラモジュールに直接接続します
ポートケーブルまたはストレージコントローラなどストレージパスのコンポーネントのいずれかに障害が発生してもマルチパスソフトウェアが I/O 要求を代替パスに自動的に経路変更するため
ストレージアレイは中断されることなく動作し続けます2 のシングルポート NIC を使用する構成の方が、可用性れています1 NIC に障害が発生してもフェイルオーバークラスタはクラ
スタリソースをもう 1 つのクラスタノードに移動しません
クラスタのケーブル接続は次のとおりです
1. クラスタノード 1 をストレージシステムに接続します
a. クラスタノード 1 iSCSI NIC 1または NIC ポート 1RAID コントローラモジュール 0 ポート In-0 の間をネットワークケーブルで接続します
b. クラスタノード 1 iSCSI NIC 2または NIC ポート 2RAID コントローラモジュール 1 ポート In-1 の間をネットワークケーブルで接続します
2. クラスタノード 2 をストレージシステムに接続します
a. クラスタノード 2 iSCSI NIC 1または NIC ポート 1RAID コントローラモジュール 1 ポート In-0 の間をネットワークケーブルで接続します
b. クラスタノード 2 iSCSI NIC 2または NIC ポート 2RAID コントローラモジュール 0 ポート In-1 の間をネットワークケーブルで接続します
3. ノード 3 がある場合は、ストレージシステムへ接続しますノード 3 、構成内の唯一のクラスタのクラスタノード 32 のクラスタのクラスタノード 1またはスタンドアロンサーバーのいず
れかです
方式
ネットワークスイッチ
ハードウェアにじてCAT5e または CAT6 ケーブルローカルコネクタLC)を備えたマルチモードケーブル
または 2 芯同軸ケーブルをノードのネットワークアダプタからスイッチの間に接続します
ポイントツーポイント2
ノードクラスタのみ
両方のノードのネットワークアダプタ間に標準 CAT5e または CAT6 イーサネットケーブルを接続します
両方のノードのネットワークアダプタ2 芯同軸ケーブルを接続します
両方のノードのネットワークアダプタにマルチモードのケーブルを接続します
メモ本書でイーサネットという場合は、ギガビットイーサネットまたは 10 ギガビットイーサネットをします
メモDell PowerEdge クラスタDell ブレードシステムモジュールを設定するにはsupport.dell.com/manuals で『Using Dell Blade Servers in a Dell PowerEdge High
Availability Cluster』(Dell PowerEdge 高可用性クラスタにおける Dell ブレードサーバーの使い方)を参照してください
メモストレージハードウェアの設定と説明の詳細についてはsupport.dell.com/manuals Dell PowerVault MD3200i および MD3220i RAID エンクロージャのオーナーズマニ
ュアル』を参照してください
メモDell PowerVault MD3200i/MD3220i は帯域外管理を使用する構成にすることをおめします
a. クラスタノード 3 iSCSI NIC 1または NIC ポート 1RAID コントローラモジュール 0 ポート In-2 の間をネットワークケーブルで接続します
b. クラスタノード 3 iSCSI NIC 2または NIC ポート 2RAID コントローラモジュール 1 ポート In-3 の間をネットワークケーブルで接続します
4. ノード 4 がある場合は、ストレージシステムへ接続しますノード 4 、構成内の唯一のクラスタのクラスタノード 42 のクラスタのクラスタノード 2またはスタンドアロンサーバーのいず
れかです
a. クラスタノード 4 iSCSI NIC 1または NIC ポート 1RAID コントローラモジュール 1 ポート In-2 の間をネットワークケーブルで接続します
b. クラスタノード 4 iSCSI NIC 2または NIC ポート 2RAID コントローラモジュール 0 ポート In-3 の間をネットワークケーブルで接続します
2-4直接接のクラスタ構成
ネットワーク構成によるクラスタのケーブル
ネットワーク接続構成では、各クラスタノードは、冗長 IP ストレージエリアネットワークSAN)業界標準 1 Gb イーサネットスイッチおよび 1 のデュアルポート iSCSI NIC または 2 のシングル
ポート iSCSI NIC のいずれかを使用してストレージシステムに接続しますiSCSI NICケーブルスイッチまたはストレージコントローラなどストレージパスのコンポーネントのいずれかに障害
が発生してもマルチパスソフトウェアが I/O 要求を代替パスに自動的に経路変更するためストレージアレイは中断されることなく動作し続けます2 のシングルポート NIC を使用する構成の方
、可用性に優れています1 NIC 障害が発生してもMicrosoft フェイルオーバークラスタはクラスタリソースをもう 1 つのクラスタノードに移動しません
この構成では32 までのホストを同時にサポートできますこの構成の例は、次のとおりです
l 単一クラスタ
l 2 つのクラスタ
l 8 ノードのクラスタ 1 2 ノードのクラスタ 2 およびスタンドアロンシステム 1 台。
クラスタのケーブル接続は次のとおりです
1. ストレージシステムを iSCSI ネットワークに接続します
a. スイッチ 1 とコントローラ 0 ポート In-0 の間をネットワークケーブルで接続します
b. スイッチ 1 とコントローラ 1 ポート In-0 の間をネットワークケーブルで接続します
c. スイッチ 2 とコントローラ 0 ポート In-1 の間をネットワークケーブルで接続します
d. スイッチ 2 とコントローラ 1 ポート In-1 の間をネットワークケーブルで接続します
e. スイッチ 1 とコントローラ 0 ポート In-2 の間をネットワークケーブルで接続します
f. スイッチ 1 とコントローラ 1 ポート In-2 の間をネットワークケーブルで接続します
g. スイッチ 2 とコントローラ 0 ポート In-3 の間をネットワークケーブルで接続します
h. スイッチ 2 とコントローラ 1 ポート In-3 の間をネットワークケーブルで接続します
メモSAS 出力ポートを使用してMD1200 または MD1220 拡張エンクロージャへの SAS 接続が可能です
2. クラスタを iSCSI ネットワークに接続します
a. クラスタノード 1 iSCSI NIC 1または NIC ポート 1とネットワークスイッチ 1 の間をネットワークケーブルで接続します
b. クラスタノード 1 iSCSI NIC 2または NIC ポート 2とネットワークスイッチ 2 の間をネットワークケーブルで接続します
c. 追加するクラスタノードにして 手順 a 手順 b を繰り返します
3. 手順 2 を繰り返して、追加のクラスタまたはスタンドアロンシステムを iSCSI ネットワークに接続します
2-5ネットワークのクラスタ構成
PowerEdge クラスタとPowerVault MD3200i/MD3220i ストレージシステムの
冗長ネットワークスイッチを使用してクラスタに複数のストレージシステムを接続し、クラスタストレージの容量を増やすことができますPowerEdge クラスタシステムはクラスタされたシステムに
複数PowerVault MD3200i/MD3220i ストレージシステムを接続する構成をサポートしていますこの場合、フェイルオーバークラスタソフトウェアではクラスタに接続されたクラスタノード間の
共有ストレージシステムでディスクドライブのフェイルオーバーをうことができます
2-6のストレージアレイを使用したネットワークのクラスタ構成
複数PowerVault MD3200i/MD3220i ストレージシステムをクラスタに接続するには、以下のルールが適用されます
l 1 つのクラスタに接続可能Power Vault MD3200i/MD3220i ストレージシステムは 4 まで
l 共有ストレージシステムとファームウェアが同一であること。共有ストレージで、異なるストレージシステムおよびファームウェアを使用することは不可。
l Windows ではドライブの文字数を(22 文字までに)制限することでドライブへのアクセスを制限しますドライブ文字A から D まではローカルディスク用に予約されているためストレー
ジシステムディスク用に使用できるドライブ文字は、E から Z までの 22 文字です
l Windows Server 2008 Enterprise Edition ではマウントポイントをサポートしておりクラスタごとに 22 台をえるドライブが使用できます
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クラスタデータシート
ハードウェアの設置&トラブルシューティング
このシートはクラスタにする情報を記録するためにクラスタノードやラックのくの適当な場所に貼付しておきテクニカルサポートに連絡する場合に参照してください
B-1クラスタ設定する
B-2クラスタノードの設定する
B-3追加のネットワークにする情報
B-4ストレージアレイの設定情報
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クラスタの情報
クラスタソリューション
クラスタIP アドレス
サーバーのタイプ
インストーラ
設置日
アプリケーション
場所
備考

ノード
サービスタグナンバー
パブリック IP アドレス
プライベート IP アドレス
追加ネットワーク
アレイ
アレイのサービスタグ
IP アドレス
DAE
ディスク
1
2
3
4
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はじめに
ハードウェアの設置&トラブルシューティング

クラスタソリューション
クラスタの要件
サポートされているクラスタ構成
その他の必要マニュアル
本書ではDell PowerVault MD3200i/MD3220i ストレージシステムを使用したクラスタソリューションのインストールと管理について説明しますクラスタソリューションの構成作業を担当する熟練
IT 専門家と、アップグレードとメンテナンス作業を担当するサービス技術者向けのガイドですがクラスタリングをめて学ぶ読者の方も対象としています
Microsoft Windows Server Failover Clustering では、特定のハードウェアとソフトウェアのコンポーネントを組み合わせてクラスタで実行されるアプリケーションとサービスの可用性を高めま
す。フェイルオーバークラスタはシステム内で単一障害点が発生する可能性を低くするように設計されています(単一障害点とは1 箇所の障害がシステム全体の障害となることでこれが発生する
と、クラスタのアプリケーションやサービスが利用できなくなる可能性があります)。クラスタのシステムおよびストレージの電源ユニットノードとストレージアレイの間の接続、多層にわたるエンター
プライズアプリケーションアーキテクチャのクライアントシステムまたはそののシステムへの接続には、冗長コンポーネントを使用することをおめします
本書では1 つまたは複数Windows Server フェイルオーバークラスタで使用する Dell MD3200i/MD3220i iSCSI ストレージアレイの設定について説明しますクラスタに共有ストレージを
導入するために必要な情報と具体的な設定手順が説明されています
クラスタの導入の詳細についてはsupport.dell.com/manuals 、『Microsoft Windows Server 使用した Dell フェイルオーバークラスタのインストール&トラブルシューティング』を参照し
てください
Dell Windows Server フェイルオーバークラスタとして推奨される OSハードウェアコンポーネントおよびドライバまたはファームウェアのバージョンのリストについてはdell.com/ha で、
Dell Cluster Configuration Support Matrices』(Dell クラスタ構成のサポートマトリックス)を参照してください
クラスタソリューション
お使いの iSCSI クラスタは最小 2 ノード ~ 最大 16 ノードのクラスタを導入し、以下の機能を提供します
l Internet Small Computer System InterfaceiSCSIテクノロジ
l ネットワーククライアントへのシステムサービスとリソースの高可用性
l 共有ストレージにする冗長パス
l アプリケーションおよびサービスの障害復旧
l クラスタ全体をオフラインにしないでクラスタの修復、メンテナンスアップグレードを可能にする柔軟なメンテナンス機能
クラスタに iSCSI テクノロジを導入すると、次のような利点があります
l 柔軟性 - iSCSI TCP/IP をベースにしているためクラスタノードとストレージシステムを別々の場所に設置できます
l 可用性 - iSCSI コンポーネントは冗長接続によってクライアントに複数のデータパスとより高い可用性を提供します
l - iSCSI には SCSI よりもくのデバイスを接続できますiSCSI デバイスはホットスワップ対応であるためクラスタを停止することなくノードでデバイスの取り外し、取り付けができ
ます
クラスタの要件
使用するクラスタにはのコンポーネントが必要です
l サーバークラスタノード
l ストレージおよびストレージ管理ソフトウェア
クラスタノード
クラスタノードのハードウェア要件1-1 に示します
1-1クラスタノードの要件
メモ本書ではWindows Server 2008 とはWindows Server 2008 x64 Enterprise Edition または Windows Server 2008 R2 x64 Enterprise Edition を指します
クラスタストレージ
共有ストレージシステムの構成要件1-2 に示します
1-2クラスタストレージの要件
クラスタストレージ管理ソフトウェア
Dell PowerVault MD Storage Manager
このソフトウェアは、複PowerVault MD3200i/MD3220i RAID エンクロージャを集中管理するために管理ステーションまたはアレイに接続されたホストで実行しますDell PowerVault MD
Storage ManagerMDSM)を使用してRAID アレイの作成または管理、仮想ディスクのバインドファームウェアのダウンロードなどのタスクを実行できます
MDSM は、ウィザード形式のツールとタスクベースの構造を持GUI ですMDSM は以下の目的で設計されています
l ストレージアレイのインストール、設定、管理、診のタスクを単純化する
l ストレージアレイに重大な問題が発生したにアラートの送信に使用されるイベント監視サービスを格納する
l OS のプロンプトからコマンドを実行するためのコマンドラインインタフェースCLI)を提供する
MD Storage Manager エージェント
このソフトウェアはクラスタノードに常駐してMDSM によって管理できるシステムベースのトポロジデータを収集します
マルチパスソフトウェア
マルチパス I/O ソフトウェア(別名「フェイルオーバードライバ」)とは、各クラスタノードに常駐し、システムと RAID エンクロージャの間で冗長データパスの管理を行うソフトウェアのことですマルチパ
コンポーネント
最小要件
プロセッサ
クラスタノードになくとも 1 つのプロセッサ
クラスタノード
なくとも 2 台の同一PowerEdge システム
RAM
クラスタノードになくとも 1 GB RAM
iSCSI イニシ
エータ
ノードでiSCSI ポートドライバイニシエータサービスおよびソフトウェアイニシエータのインストールを完了します
メモMicrosoft Multipath I/O (MPIO) Multipathing Support for iSCSI はインストールされていません
iSCSI アクセ
ス用NIC
ノードに 2 iSCSI NIC または 2 NIC ポートNIC を別PCI バスに接続すると可用性とパフォーマンスが向上しますiSCSI トラフィックTCP/IP オフロード
エンジンTOENIC もサポートされていますDell Windows Server フェイルオーバークラスタとして推奨される OSハードウェアコンポーネントおよびドライバまたはファー
ムウェアのバージョンのリストについてはdell.com/ha 、『Dell Cluster Configuration Support Matrices』(Dell クラスタ構成のサポートマトリックス)を参照してくださ
い。
NICパブリッ
クおよびプライ
ベート
2 枚以上NIC1 はパブリックネットワーク用で、もう 1 はプライベートネットワーク用)。
メモパブリックネットワーク用のNIC は同一仕様のものプライベートネットワーク用のNIC も同一仕様のものを使うことをおめします
内蔵ディスクコ
ントローラ
ノードにつき、内蔵ディスクに 1 のコントローラを接続。サポートされている RAID コントローラまたはディスクコントローラならどれでも使用できます
ミラーリングRAID 1には 2 台の物理ディスクパリティきのディスクストライプRAID 5には 3 台以上のハードドライブが必要です
メモ内蔵ドライブにはハードウェアベースの RAID または ソフトウェアベースのディスクフォールトトレランスの使用をおめします
ハードウェアコンポーネント
最小要件
サポートされるストレージシステム
Dell PowerVault MD3200i/MD3220i RAID エンクロージャ 1 台。
最大 96 のディスクを搭載した Dell PowerVault MD1200/MD1220 拡張エンクロージャ 7 まで
電源および冷却
要件
ホットスワップ対応内蔵電源ユニット / 冷却ファンモジュール 2 台。
物理ディスク
PowerVault MD3200i/MD3220i RAID エンクロージャ内になくとも 2 台の物理ディスク
複数のクラスタとスタンドアロンシステム
スイッチ接続構成ではクラスタとスタンドアロンシステムは1 または複数PowerVault MD3200i/MD3220i システムを共有できます
メモRAID 0 および独立のディスクとして使用することも可能ですがディスクが故障した場合にデータの冗長性を確保できないため、高い可用性を必要とするシステムにはおめできませ
スソフトウェアによって冗長パスがしく管理されるためには、構成において NIC とケーブル接続が冗長になっている必要があります
マルチパスソフトウェアは1 つの仮想ディスクにして複数のパスがあることを認識し、そのディスクへの優先パスを確立します。優先パスのコンポーネントのいずれかに障害が発生するとストレー
ジアレイが中断されることなく動作し続けるようにマルチパスソフトウェアは I/O 要求の経路を自動的に代替パスに変更します
張機能
PowerVault MD3200i/MD3220i RAID ストレージシステムの拡張機能は、次のとおりです
l スナップショットディスクは、ソース仮想ディスクの内容に影響を与えずにバックアップテストまたはデータ処理を目的に仮想ディスクのポイントインタイムイメージをキャプチャしま
す。
l ディスクのコピーは、ソース仮想ディスクからストレージアレイのターゲット仮想ディスクにデータのフルコピーを生成します。仮想ディスクコピー機能を使用してデータのバックアッ
、小容量の物理ディスクを使用するディスクグループから大容量の物理ディスクを使用するディスクグループへのデータのコピーまたはスナップショット仮想ディスクデータのソース仮想ディ
スクへの復元ができます
サポートされているクラスタ構成
1-1直接接のクラスタ構成
l クラスタ 1
l 2 つのなるクラスタ
l クラスタ 1 つと単一または複数のスタンドアロンサーバー
1-2ネットワーク冗長クラスタ構成
メモクラスタ環境で正しいオプションを導入する方法についてはPowerVault MD Storage Manager の詳細(プレミアム)機能の使い方」参照してください
メモ最大構成4 ノードですN 234 のいずれか)。ノードはのいずれかになります
l 最大 16 ノードのクラスタ 1
l 複数のクラスタ
l 複数のクラスタと単一または複数のスタンドアロンサーバー
その必要マニュアル
l ラックソリューションに付属の『ラック取り付けガイドではシステムをラックに取り付ける手順について説明しています
l はじめにでは、最初にシステムをセットアップする場合の概要を説明しています
l Microsoft Windows Server 2008 を使用した Dell フェイルオーバークラスタのインストール&トラブルシューティングにはクラスタの導入に関する詳細情報が記載されています
l Dell Cluster Configuration Support Matrices』(デルのクラスタ構成のサポートマトリックスにはDell Windows Server フェイルオーバークラスタとして推奨される OSハード
ウェアコンポーネントおよびドライバまたはファームウェアのバージョンのリストが記載されています
l OS のマニュアルではOS ソフトウェアのインストール手順(必要な場合)や設定方法、および使い方について説明しています
l Dell PowerVault MD3200i/MD3220i RAID エンクロージャのオーナーズマニュアルではアレイ管理ソフトウェアを使用して RAID システムを設定する手順を説明しています
l システムとは別に購入されたコンポーネントのマニュアルでは、購入されたオプション装置の取り付けや設定について説明しています
l Dell PowerVault のテープライブラリのマニュアルではテープライブラリのインストールトラブルシューティングおよびアップグレードについて説明しています
l システムソフトウェアまたはマニュアルの変更について記載されたアップデート情報がシステムに付属していることがあります
l お使いの PowerEdge システムのユーザーズガイドではシステムの機能や仕様、セットアップユーティリティ(該当する場合)、ソフトウェアのサポートシステム設定ユーティリティについ
て説明しています
l Dell PowerVault MD3200i/MD3220i の『ハードウェアオーナーズマニュアルではハードウェアエンクロージャについて説明しています
l PowerVault MD Storage Manager の『コマンドラインインタフェースガイドではCLI の使い方を説明しています
l Dell PowerVault MD3200i/MD3220i の『Resource DVDには、本項に含まれているすべてのマニュアルのほかに、設定 / 管理ツールのマニュアルが収録されています
l Dell PowerVault MD の『はじめにではストレージアレイのセットアップとケーブル接続の概要を説明しています
l Dell PowerVault MD3200i/MD3220i ストレージアレイの『導入ガイドではストレージシステムをめて使用する際に必要なインストールと設定の手順を説明しています
l Dell PowerVault MD システムのSupport Matrix』(サポートマトリックスではPowerVault MD システムのサポートされているソフトウェアとハードウェアについて説明しています
l リリースノートまたは readme ファイルにはシステムまたはマニュアルの最新のアップデート情報や、専門知識をおちのユーザーや技術者のための高度な技術情報が含まれていることが
あります
メモ最大構成32 ノードですノードはのいずれかになります
注意: コンピュータに同梱されている安全情報のマニュアルには、安全および認可機する重要 情報 記載されています。 保証情報このマニュアルにまれている
場合、別文書としてする場合があります
メモDell PowerEdge クラスタDell ブレードシステムモジュールを設定するにはsupport.dell.com/manuals で『Using Dell Blade Servers in a Dell PowerEdge High
Availability Cluster』(Dell PowerEdge 高可用性クラスタにおける Dell ブレードサーバーの使い方)を参照してください
メモこのアップデート情報には他の文書の内容を差し替える情報が含まれていることがあるので、必ず最初におみください
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システムのクラスタリングへの準備
ハードウェアの設置&トラブルシューティング
クラスタ構成の概
インストールの
クラスタ構成
1. システムの設置場所がクラスタに必要な電源の要件を満たしていることを確認します
お住まいの地域の電源の要件についてはデルの営業担当にお問い合わせください
2. サーバー、共有ストレージアレイおよび相互接続スイッチたとえばラック内)を設置し、すべてのコンポーネントの電源をオンにします
3. OS(関連するサービスパックと修正プログラムを含む)、ネットワークアダプタドライバストレージアダプタドライバマルチパス I/O ドライバMPIO)を含む)を、クラスタノードとするサーバー
に導入します。使用する導入方法によってはこの手順を正常に完了するためにはネットワーク接続が必要な場合もあります
4. クラスタのパブリックおよびプライベートネットワークへのアクセスを提供するために、各サーバーノードのネットワークアダプタに物理ネットワークトポロジと TCP/IP 設定を確立します
5. サーバーノードをWindows Active Directory ドメインのメンバーサーバーとして設定します
6. クラスタノードとして設定することが必要なサーバーとストレージアレイの間に接続を確立するために、物理ストレージトポロジと必要なストレージネットワークの設定をいますストレージシステ
ムのマニュアルの説明に従ってストレージシステムの設定を行います
7. ストレージアレイ管理ツールを使用して、少なくとも 1 つの LUN 作成しますLUN Microsoft Windows Server 2008 フェイルオーバークラスタの監視ディスクとして使用されます
クラスタノードとして設定することが必要なサーバーにこの LUN が表示されていることを確認します
8. 1 のシステムを選び、クラスタ名、クラスタ管理 IPおよびクォーラムリソースを設定することで、新しいフェイルオーバークラスタをります。詳細についてはシステムのクラスタリングへの
準備を参照してください
9. りのノードをフェイルオーバークラスタにえます。詳細についてはシステムのクラスタリングへの準備を参照してください
10. クラスタネットワークの役割を設定しますクラスタの制御外にある iSCSI ストレージに使用するまたはクラスタ外の他の用途の)任意のネットワークインタフェースをります
11. しいクラスタのフェイルオーバー機能をテストします
12. フェイルオーバークラスタに可用性の高いアプリケーションとサービスを設定します。構成によってはクラスタに LUN を追加したりまたはしいクラスタリソースグループを作成したりする
があります。新しいリソースのフェイルオーバー機能をテストします
13. フェイルオーバークラスタでホストされている可用性の高いアプリケーションとサービスにアクセスできるようにクライアントシステムを設定します
インストールの
注意: カバーをしてシステム部品れる作業 トレーニングをけたサービス技術者だけがってください。安全上注意、コンピュータ 作業、
よび 障害への対処 詳細についてはコンピュータにのマニュアルに記載されている安全にお使いいただくための注意事項参照 してください
メモ手順 3 手順 7 および 手順 10 手順 12 の詳細についてはsupport.dell.com/manuals からMicrosoft Windows Server 2008 使用した Dell フェイルオ
ーバークラスタのインストール&トラブルシューティングをダウンロードし、「システムのクラスタリングへの準備」を参照してください
メモクラスタ設定情報を「クラスタデータシート」に記入しておくとクラスタの計画と導入に役立ちます。詳細についてはクラスタデータシートおよび iSCSI 設定ワークシート
ワークシートで iSCSI 設定情報を参照してください
メモクラスタノードをドメインコントローラとして設定することが可能です。詳細についてはsupport.dell.com/manuals からMicrosoft Windows Server 2008 を使用した
Dell フェイルオーバークラスタのインストール&トラブルシューティングをダウンロードし、「ドメインモデルの選択」を参照してください
メモセキュリティ上の理由からクラスタ設定時には、単一ノードLUN を設定することをおめします 手順 8)。他のクラスタノードからアクセスできるように、後LUN 設定し
ます 手順 9)。
メモWindows Server 2008 のフェイルオーバークラスタの場合は、Cluster Validation Wizardクラスタ評価ウィザード)を実行して、お使いのシステムでクラスタ構成が可
であることを確認してください
メモCluster Validation Wizardクラスタ評価ウィザード)を使用することもできます
Dell Windows Server フェイルオーバークラスタ内の各ノードには、同じリリースエディションサービスパックおよびプロセッサアーキテクチャの Windows Server OS をインストールする
がありますたとえばクラスタのすべてのノードを Windows Server 2008 R2, Enterprise x64 Edition で設定しますノードOS が異なるとフェイルオーバークラスタの設定が正常
に行えませんクラスタに使用されている OS によってはフェイルオーバークラスタを設定するにシステムの役割を確立することをおめします
Dell Windows Server フェイルオーバークラスタとして推奨される OSハードウェアコンポーネントおよびドライバまたはファームウェアのバージョンのリストについてはdell.com/ha で、
Dell Cluster Configuration Support Matrices』(Dell クラスタ構成のサポートマトリックス)を参照してください
Windows Server 2008 使用したクラスタの導入の詳細についてはsupport.dell.com/manuals 、『Microsoft Windows Server 2008 を使用した Dell フェイルオーバークラスタのイ
ンストール&トラブルシューティング』を参照してください
以下の各項ではクラスタノードと共有 MD3200i/MD3220i ストレージアレイの間の通信を有効にしストレージアレイのディスクをクラスタに提供する手順を説明します
1. iSCSI NIC のインストール
2. Microsoft iSCSI Software Initiator のインストール
3. ストレージ管理ソフトウェアのインストールと設定
4. 共有ストレージシステムの設定
5. フェイルオーバークラスタの設定
iSCSI NIC のインストール
サポートされている最新のドライバをインストールすることをおめしますNIC ドライバをインストールするためにOS のほかにサービスパックや修正プログラムが必要な場合は、ここでインストールし
ます
Dell Windows Server フェイルオーバークラスタとして推奨される OSハードウェアコンポーネントおよびドライバまたはファームウェアのバージョンのリストについてはdell.com/ha で、
Dell Cluster Configuration Support Matrices』(Dell クラスタ構成のサポートマトリックス)を参照してください
TOE NIC
TOE の目的は、システムのプロセッサによって処理する TCP/IP パケットを取り込み、NIC にオフロードすることですTOE により、大きなネットワークトラフィックを生成するアプリケーションのボトル
ネックがなくなりCPU サイクルが解放され、利用可能なメインメモリ帯域幅の量が増えますまたTOE NIC によりiSCSI トラフィックのパフォーマンスが向上します
Microsoft Failover Clustering をインストールする前に、各ノードでパブリックプライベートおよび iSCSI ネットワークを設定する必要があります。以下の項ではネットワークの前提条件に関す
る原則と手順を説明します
Microsoft iSCSI Software Initiator のインストール
Microsoft iSCSI イニシエータはWindows Server 2008 にネイティブでインストールされています
ストレージ管理ソフトウェアのインストールと設定
PowerVault MD3200i/MD3220i ストレージソフトウェアイニシエータにはコアソフトウェアプロバイダおよびオプションのユーティリティなどの機能が用意されています
コアソフトウェアの機能にはホストベースのストレージエージェントマルチパスドライバにえてストレージアレイソリューションの設定、管理、監視使用する MDSM アプリケーションがまれてい
ます
プロバイダ機能にはMicrosoft 仮想ディスクサービスVDSMicrosoft ボリュームシャドウコピーサービスVSSのフレームワークのプロバイダおよび SNIA SMI-SStorage
Management Initiative Specification)規格のプロバイダがまれています
MD 設定ユーティリティMDCU)は、管理ポートiSCSI ホストポートの設定、および iSCSI MD ストレージアレイセッションの作成に集約された手段を提供するオプションのユーティリティです
PowerVault MD3200i/MD3220i に接続されたホストの iSCSI 設定するにはMDCU を使用することをおめします
ストレージ管理ソフトウェアのインストール
1. しいソフトウェアをインストールする場合は必ず、事前に他のプログラムをすべてじてください
メモクラスタソリューションのすべてのノードはiSCSI トラフィック用に同様NICTOE NIC または標準 NIC)を使う必要がありますTOE NIC 標準 NIC の併用は、クラスタソリュ
ーションではサポートされていません
メモiSCSI ネットワークが DHCP を使用するように設定されていない場合は、静IP 設定する必要がありますストレージシステムの iSCSI ポートを十分に活用するために、各 iSCSI
ポートへのアクセスがクラスタノード間で分散するように IP が設定されますたとえばストレージシステムの 4 つのサブネットが .10.11.12.13 である場合、最初のクラスタノードの 2
つの iSCSI NIC はサブネット .10 .11 2 番目のクラスタノードの 2 つの NIC はサブネット .12 .13 に、3 番目のクラスタノードの 2 つの iSCSI NIC はサブネット .10 .11 に、
4 番目のクラスタノードはサブネット .12 .13 設定される可能性があります
メモMicrosoft VDSMicrosoft VSS プロバイダの詳細については、『オーナーズマニュアル』を参照してくださいSMI-S プロバイダの使い方の詳細については、『SMI-S
Programmer's Guide』(SMI-S プログラマーズガイド)を参照してください
2. リソースメディアをセットします
3. Install MD32
xx
i Storage SoftwareMD32xxi Storage ソフトウェアのインストール)を選択します
4. MD Storage ソフトウェアをインストールします
5. のインストールオプションのいずれかを選択します
¡ Fullフルインストール)(推奨)- コアソフトウェアプロバイダユーティリティがインストールされますこれには、必要なホストベースのストレージエージェントマルチパスドライバMD
Storage Managerプロバイダおよびオプションのユーティリティがまれています
¡ Host Onlyホストのみ- このパッケージにはホストの設定に必要なホストベースのストレージエージェントマルチパスドライバおよびオプションのユーティリティがまれていま
す。
¡ Management Station(管理ステーション- このパッケージにはMD Storage Managerプロバイダおよびオプションのユーティリティがまれています
¡ Customカスタム- このオプションでは、特定のコンポーネントを選択することができます
6. ホストサーバーを再起動します
ストレージアレイの管理には2 つの方法があります
l 帯域外管理
l 帯域内管理
共有ストレージシステムの設定
iSCSI の設定を開始する前にiSCSI 設定ワークシートの必要事項に記入する必要があります。設定の手順を開始するにネットワークにするこの種の情報を収集しておくと、作業の能率化に役
ちます
用語
次の表では、本項で後述している iSCSI の設定手順で使用されている用語について説明します
3-1iSCSI設定 使用される標準的 用語
iSNSInternet Storage Naming Service Server使用
iSNSInternet Storage Naming Service Server)を使用すればイニシエータとターゲット IP アドレスの固有のリストにって個々のストレージアレイを手動で設定する必要がなくなります
iSNS が環境内のすべての iSCSI デバイスの知、管理、設定を自動的にいます
インストールと設定を含め、iSNS の詳細についてはmicrosoft.com を参照してください
ストレージアレイの iSCSI 設定
以下の項ではストレージアレイの iSCSI を設定するしい手順が説明されていますただし、作業を開始する前に、お使いのホストサーバー / ストレージアレイ環境との関係で各手順をどこでうの
かを理解しておくことが重要です
それぞれの特定iSCSI 接続の設定とその順序3-2 に示します。以下の各項では、各手順をさらにしく説明します
3-2ホストサーバーとストレージアレイ
メモ帯域外管理を使用することをおめします
用語
定義
CHAPチャレンジハンドシェイク認証プロトコル
ホストサーバーとストレージアレイの両方iSCSI データポートの使用を制限する方法iSCSI ストレージシステムへのアクセスを制御するため
に使用されるオプションのセキュリティプロトコル
ホストまたはホストサーバー
iSCSI ポートを経由してストレージアレイに接続されているサーバー
ホストサーバーポート
ストレージアレイへの接続に使用されるホストサーバーの iSCSI ポート
iSCSI イニシエータ
ホストサーバーとストレージアレイの通信を制御する iSCSI 固有のソフトウェアホストサーバーにインストールされます
iSCSI ストレージポート
ストレージアレイiSCSI ポート(各コントローラに 4 個)。
iSNSMicrosoft Internet Storage
Naming Service
一部iSCSI デバイスで使用される自動検知、管理、設定ツール
管理ステーション
ホストサーバー / ストレージアレイの構成を管理するシステム
ストレージアレイ
ホストサーバーによってアクセスされるストレージデータが格納されているエンクロージャ
ターゲット
ホストサーバーにインストールされている iSCSI イニシエータからの要求を受け入れ、それに応答するストレージアレイiSCSI ポート
MDCU は、ウィザード方式のインタフェースを使用してホストサーバーと iSCSI ベースの MD ストレージアレイPowerVault MD32xxiiSCSI ネットワークを設定するための集約された手段を提
しますこのユーティリティによりホストサーバーの iSCSI セッションを最適な方法で設定し、ストレージアレイの iSCSI ホストポートで負荷バランスのれたパスを実現することもできます
このユーティリティはMDSM のインストール後に自動的に起動しますまたホストソフトウェアのインストールLaunch the MDCU After Reboot(再起動後MDCU を起動するオプショ
ンを選択した場合にも自動的に起動しますこのユーティリティは手動で起動することも可能です
MDCU により、次2 つのタスクが実行されます
l ストレージアレイの設定
l ホストの設定
MDCU を使用して iSCSI ベースの MD ストレージアレイを設定するには、次の手順を実行します
1. 設定するストレージアレイの管理ポートにアクセスできるサーバーからユーティリティを起動します(自動的に起動しない場合)。
2. Windows の場合は、スタート ® すべてのプログラム ® Dell ® MD Storage SoftwareMD ストレージソフトウェア ® Modular Disk Configuration UtilityMD 設定ユ
ーティリティ)の順にクリックします
3. Linux の場合は、デスクトップの MDCU アイコンをクリックするかまたはターミナルウィンドウの /opt/dell/mdstoragesoftware/mdconfigurationutility ディレクトリに移動し、
MDCU を実行します
4. Next(次へ)をクリックして続行します
5. Configure Modular Disk Storage ArrayMD ストレージアレイの設定)を選択し、Next(次へ)をクリックして続行します
6. 設定対象のストレージアレイをユーティリティに検知させる方法を選択し、Next(次へ)をクリックします
l Automatic Discovery(自動検知)- ローカルサブネットワークを照会し、iSCSI ベースの MD ストレージアレイすべてを検知しますこの処理には数分かかる場合があります
l Manual Discovery(手動検知)- ローカルサブネットワークにある iSCSI ベースの MD ストレージアレイを検知することができます。手動検知の場合は、ストレージアレイにシング
ルコントローラ(単信)とデュアルコントローラ(複信)のどちらを設定するかストレージアレイの管理ポートとの通信IPv4 IPv6 のどちらのプロトコルを使用するかを選択する必要
があります
次の画面には 手順 3 で選択した検知プロセスにづいて検知された iSCSI ベースの MD ストレージアレイのリストが表示されますAutomatic Discovery(自動検知)を選択するとサブネット
内で検知された iSCSI ベースの MD ストレージアレイのリストが画面に表示されますManual Discovery(手動検知)を選択するとリストには IP アドレスを入力したアレイのみが表示されます
リストにアレイを追加するにはこの画面Add(追加)ボタンをクリックします
7. 該当するストレージアレイのラジオボタンをクリックしてアレイを選択し、Next(次へ)をクリックします
8. ストレージアレイの名前とパスワードを入力します
9. アレイにしいパスワードを設定する場合Set Passwordパスワードの設定)チェックボックスをクリックしNew Password (新しいパスワードフィールドと Confirm New
Password(新しいパスワードの確認)フィールドにしいパスワードを入力しますNext(次へ)をクリックして続行します
10. 管理ポートに使用させる IP プロトコルIPv4/IPv6)を選択しますまた、各プロトコルについて、管理ポートの IP アドレスの設定を手動または自動のどちらでうかを選択します。詳細につい
てはオンラインヘルプを参照してください
11. Next(次へ)をクリックして続行します2 つのプロトコルのいずれについてもSpecify Configuration Manually(設定を手動で行う)オプションを選択しなかった場合は、 手順 13 に進
みます
12. 上記の手順で、2 つのプロトコルのいずれかについて Specify Configuration Manually(設定を手動で行う)を選択した場合は、ストレージアレイコントローラの背面を示す一連の画面が
表示されます。各画像にコントローラの管理ポートの IP アドレスがまれていますまた、各画像で管理ポートが赤色にハイライト表示されています
l ハイライト表示されているポートの IPv4 アドレスについては、画像下のフィールドに IP アドレスサブネットマスクおよびゲートウェイアドレスを入力して変更します
この手順Microsoft iSCSI Initiator 使用してホストサーバーでいます
この手順MD Storage Manager 使用してストレージアレイでいます
1. ストレージアレイを検知する
2. ストレージアレイ認証にづいてストレージアレイの iSCSI ポートを設定する
3. iSCSI イニシエータからターゲットの検知を行う
4. ホストアクセスの設定
5. オプションCHAP を設定する
6. オプションホストサーバーの CHAP 認証を設定する
7. ホストサーバーからストレージアレイに接続する
8. オプション)帯域内管理をセットアップする
メモこのユーティリティで実行される設定タスクは、手動で行うことも可能です。手動で設定する場合は、Dell PowerVault MD3200i/MD3220i ストレージアレイ『導入ガイド』の付録 A
Manual Configuration」(手動設定)を参照してください
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Dell PowerVault MD3200i and MD3220i 取扱説明書

タイプ
取扱説明書