Dell PowerVault NX3000 取扱説明書

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取扱説明書

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Dell™ PowerVault™ ネットワーク接続
ストレージ(
NAS)ソリューション
iSCSI 導入ガイド
メモ、注意、警告
メモ : コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意 : 手順に従わない場合は、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性がある
ことを示しています。
警告 : 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
____________________
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2009 5 Rev. A00
目次 3
目次
1 はじめに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
用語と定義 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
PowerVault
ストレージシステム. . . . . . . . . . . 6
iSCSI
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
iSNS
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
PowerVault
ストレージソリューションを iSCSI
ターゲットとして設定する前に . . . . . . . . . . . . . 6
iSCSI
ストレージエリアネットワーク設定のための
ベストプラクティス
. . . . . . . . . . . . . . . . 7
2 イニシエータ - ターゲット接続の
セットアップ手順 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11
前提条件 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11
メソッド 1(ターゲットポータルを使用した検出) . . . 11
イニシエータ(ホスト)の設定 . . . . . . . . . . 12
PowerVault NAS
ストレージシステムとの
iSCSI
接続の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
ターゲットの作成. . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
仮想ディスクの作成 . . . . . . . . . . . . . . . . 14
ログオン - イニシエータ(ホスト)からの
イニシエータ
- ターゲット接続の設定 . . . . . . 15
メソッド 2iSNS サーバーを使用した検出) . . . . . . 16
前提条件 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16
イニシエータからの設定 . . . . . . . . . . . . . . 17
ログオン - イニシエータ(ホスト)からの
イニシエータ
- ターゲット接続の設定 . . . . . . 18
3 ターゲットの詳細 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
PowerVault™ NAS ストレージソリューションでの
ターゲット
IP アドレスのセットアップ . . . . . . . . 19
Microsoft® iSCSI
ソフトウェアターゲットの
設定
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
iSCSI LUN
の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24
4 目次
複数のセッション . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25
iSCSI
スナップショット. . . . . . . . . . . . . . . 26
iSCSI
デバイスの取り外し / クリーンアップ. . . . . . . 30
イニシエータから . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
ターゲットから . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
4 チャレンジハンドシェイク認証プロトコルを
使用したセキュアな
iSCSI 接続の設定 . . . 33
CHAP IPSec . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33
一方向の CHAP 認証 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33
iSCSI
ターゲットの設定. . . . . . . . . . . . . . . 34
iSCSI
イニシエータの設定 . . . . . . . . . . . . . 34
相互 CHAP 認証. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
イニシエータの設定. . . . . . . . . . . . . . . . . 35
ターゲットの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 36
イニシエータの設定の続き . . . . . . . . . . . . . 36
A 付録 37
イニシエータの詳細 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
General
(全般)タブ . . . . . . . . . . . . . . . . 37
Discovery
(検出)タブ . . . . . . . . . . . . . . . 38
Targets
(ターゲット)タブ. . . . . . . . . . . . . 39
詳細な構成設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42
イニシエータのマルチパスの有効化 . . . . . . . . 42
詳細オプションの使い方 . . . . . . . . . . . . . . 43
接続されているターゲットのプロパティの
確認
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43
iSNS
サーバーのインストールと設定 . . . . . . . . . . 45
iSNS
サーバーの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . 46
効率的なストレージ管理のためのベスト
プラクティス
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48
SAN
ストレージマネージャ. . . . . . . . . . . . . 48
iSCSI
サブシステム用の LUN 管理 . . . . . . . . . 48
既知の問題 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49
はじめに 5
はじめに
本書には、
Internet Small Computer System Interface
iSCSI
)ソフトウェア
ターゲットを、ブロックストレージデバイスとして
Dell™ PowerVault™
スト
レージシステムに
設定する方法に関する情報が説明されています。
iSCSI
は新しいアプリケーション用のストレージを提供したり、または既存のアプ
リケーションにストレージのネットワークプールを提供する際に、有用で比較的安
価な手段です。デルおよびストレージ部門の提携業者は、実装の容易なストレージ
ソリューションを豊富に提供しています。本書により、管理者と
IT
マネージャは
iSCSI
テクノロジについて調べ、導入の実例を参照することができます。
本書では、次の項目について説明します。
クイックインストール手順
— iSCSI
ターゲットを作成し、
Microsoft
®
iSCSI
イニシエータとの間に接続を確立する手順
エンドツーエンドの
iSCSI
設定
Microsoft iSCSI
イニシエータソフトウェアおよび
Microsoft iSCSI
フトウェアターゲットのインストールと設定に関する詳細手順
イニシエータ
-
ターゲット接続の設定
セキュリティで保護された
iSCSI
接続のセットアップ
Microsoft iSNS
サーバーおよびその他の詳細設定
メモ : 本書では、 イニシエータ iSCSI イニシエータを、ターゲット iSCSI ソフ
トウェアターゲットを指します。
6 はじめに
用語と定義
次の項では、本書で使用される用語を説明します。
PowerVault ストレージシステム
本文書内における
PowerVault
ストレージシステムという用語は、個々のスト
レージユニットを指します。
PowerVault
トレージソリューションという用語
は、ストレージアレイとは別になっているサーバー、またはストレージアレイを
備えたサーバーの構成を意味します。
iSCSI
SCSI
コマンドを
TCP/IP
経由で送受信する標準。ファイバーチャネルなどの専用
ネットワークインフラを必要とせずに、ブロックデータを
IP
ネットワーク経由で
送受信することを可能にするプロトコルです。
システムストレージの分野では、
iSCSI
によって
IP
ネットワーク上の任意のクラ
イアント
/
マシン(イニシエータ)が、リモートの専用サーバー(ターゲット)
とコンタクトし、ローカルハードディスク上で行うかのようにターゲットでブ
ロック
I/O
を行うことが可能になります。
iSNS
Microsoft iSCSI
インターネット記憶域ネームサービス(
iSNS
)は、
iSNS
クライ
アントから
TCP/IP
経由で
iSNS
の登録、登録解除、およびクエリを処理し、これ
らの登録のデータベースを維持するサービスです(
DNS
サーバーに類似していま
す)
Microsoft iSNS
サーバーの一般的な使い方は、
iSNS
クライアント(イニシ
エータとターゲット)が自らを登録し、登録済みの他の
iSNS
クライアントを照会
できるようにすることです。登録とクエリは、
TCP/IP
経由でリモートで処理され
ます。
Microsoft
のサポートサイト
www.microsoft.com
から
iSNS
サーバーをダ
ウンロードし、
Microsoft iSCSI
イニシエータまたはターゲットがインストール
されていない別のサーバーにインストールすることができます。
メモ : iSNS サーバーのインストールおよび設定に関する詳細は、37 ページの「付
録」
を参照してください。
PowerVault ストレージソリューションを iSCSI
ターゲットとして設定する前に
お使いのストレージソリューションを
iSCSI
ターゲットとして設定する前に、本
項をよくお読みください。
iSCSI
ターゲット用のイーサネット設定およびセキュリ
ティ設定といった機能を考慮する必要があります。
はじめに 7
iSCSI ストレージエリアネットワーク設定のためのベストプラクティス
1-1
には、異なるモデルの
iSCSI
ネットワークにターゲット上の
NIC
を設定す
ることに関する情報が記載されています。
イニシエータ(ホスト)に冗長パスを設定することができます。
Microsoft
マルチパス
I/O
MPIO
)は、バージョン
2.06
またはそれ以降のイニシ
エータでサポートされています。
PowerVault
ストレージソリューションにおける効率的な
MPIO
接続のた
めには、ターゲットおよびイニシエータに
2
つの専用
iSCSI NIC
が必要です。
iSCSI NIC
チーミングはサポートされていません。
必要に応じて、
iSCSI
専用
NIC 1
つ、または
2
つでイニシエータを設定する
ことができます。
メモ : 1-1 には、iSCSI ターゲット NIC 構成に関する情報が説明されてい
ます。オプションとして、最適な接続情報も提供されています。お使いの
ネットワーク要件に基づいて
iSCSI NIC を設定できます。
•2
つのポートを
iSCSI
専用のポートにすることをお勧めします。各
NIC
(マルチポート
NIC
の場合はポート)を個別のサブネットに設定します。
チャレンジハンドシェイク認証プロトコル(
CHAP
)によるセキュアな
iSCSI
が可能です。
CHAP
設定に関する詳細は、
33
ページの「チャレンジ
ハンドシェイク認証
プロトコルを使用したセキュアな
iSCSI
接続の設定」
参照してください。
1-1. ターゲットとしての単一の PowerVault ストレージソリューションの使用
NIC の数 詳細 参照図
4
NIC-1
および NIC-2 - パブリックネットワー
ク用のチーミングされた
NIC
NIC-3 - iSCSI
専用トラフィック
(サブネット
A
NIC-4 - iSCSI 専用トラフィック
(サブネット
B
1-1
3
メモ : iSCSI トラ
フィックの優先度が
ファイルトラフィック
より高い場合は、この
構成を使用してくだ
さい。
NIC-1 - パブリックネットワーク用の NIC
NIC-2 - iSCSI
専用トラフィック
(サブネット
A
NIC-3 - iSCSI 専用トラフィック
(サブネット
B
1-2
8 はじめに
1-2. ワークシート
メモ : IQN はターゲットおよびイニシエータを識別するための標準命名規則
なので、できる限り
IQN を識別子として使用することをお勧めします。
メモ : 専用の iSCSI NIC を、パブリックネットワーク上ではなく、別のサブ
ネット上に設定することをお勧めします。
オプション ホスト
IP ターゲット IP
NIC 1
iSCSI
パブリック
その他
NIC 2
iSCSI
パブリック
その他
NIC 3
iSCSI
パブリック
その他
NIC 4
iSCSI
パブリック
その他
はじめに 9
1-1. 4 つの NIC を使用したデータ共有のための冗長 iSCSI パスおよび NIC チーミング
メモ : iSCSI ターゲットの詳細設定に関しては、19 ページの「ターゲットの
詳細」
を参照してください。
パブリックネット
ワーク
パブリックネット
ワーク
NIC のチーミング
専用
iSCSI
トラフィック
ホスト(イ
ニシエータ)
スイッチ
スイッチ
NIC チーミングのある
ファイル共有用
PowerVault ストレージ
システム
オプションの
iSNS
サーバー
オプションの
iSNS
サーバー
10 はじめに
1-2. 3 つの NIC を使用した冗長 iSCSI パス
メモ : iSCSI ターゲットの詳細設定に関しては、19 ページの「ターゲットの
詳細」
を参照してください。
パブリックネット
ワーク
ホスト
(イニシエータ)
スイッチ
スイッチ
オプションの
iSNS
サーバー
PowerVault スト
レージシステム
オプションの
iSNS
サーバー
パブリック
ネットワーク
iSCSI トラ
フィック
イニシエータ - ターゲット接続のセットアップ手順 11
イニシエータ - ターゲット接続の
セットアップ手順
本項では、
iSCSI
ターゲットをセットアップし、イニシエータからの接続を確立す
るための詳しい手順を説明します。これは、ユーザーが次を理解していること前
提としています。
iSCSI
プロトコルの操作
iSCSI
イニシエータ
-
ターゲット接続の情報
Microsoft
®
iSCSI
イニシエータ、
Microsoft
ソフトウェア
iSCSI
ターゲッ
ト、および
Microsoft iSNS
サーバーのインストールおよびセットアップ
前提条件
iSCSI
ターゲットをセットアップする前に、必ず次の手順を行ってください。
1
Microsoft
サポートサイト
support.microsoft.com
から最新の
Microsoft iSCSI
イニシエータソフトウェアをダウンロードし、イニシエー
タ(ホスト)をインストールします。
2
MS
ソフトウェア
iSCSI
ターゲットを、付属の
CD
からお使いのストレージ
システムにインストールします。
3
8
ページの「ワークシート」を使って
iSCSI
ネットワーク用の
IP
アドレス
を設定し、割り当てます。
iSCSI
ターゲットを設定する前に、次のタスクを実行してください。
1
数個の
LUN
を作成し、
iSCSI
ターゲット用の仮想ディスクを作成するため
のストレージスペースを確保しておきます。
2
iSCSI Target
(ターゲット)を右クリックし、
Properties
(プロパティ)
を選択して
iSCSI
トラフィック専用の
iSCSI NIC
を設定します(
21
ページの
3-1
iSCSI
ターゲットの作成」を参照)
メソッド 1(ターゲットポータルを使用した
検出)
ターゲットの検出を行うには、イニシエータ内で
iSCSI
トラフィック用に設定さ
れた
PowerVault
ストレージシステムの
NIC
のいずれかの
IP
アドレスを入力し
ます。これによってイニシエータは、このターゲットサーバーのすべてのター
ゲットを検出できるようになります。
12 イニシエータ - ターゲット接続のセットアップ手順
次の手順は
iSCSI
ターゲットを設定し、イニシエータからの接続を確立する方法
を説明します。
イニシエータ(ホスト)の設定
ターゲットサーバー情報の
IP
アドレスを使用して、
Microsoft iSCSI
イニシエー
タを設定します。イニシエータを設定するには次を実行します。
1
Microsoft iSCSI
イニシエータがインストールされているシステムに移
ます。
2
Start
(スタート)
Programs
(プログラム)
Microsoft iSCSI
Initiator
Microsoft iSCSI
イニシエータ)
iSCSI Initiator
Properties
iSCSI
イニシエータプロパティ)
Discovery
(検出)タ
ブとクリックします。
3
Add portal
(ポータルの追加)を選択します。
4
iSCSI
トラフィック用に設定された
PowerVault
ストレージシステムの、い
ずれかの
NIC
IP
アドレスを追加します(図
1-1
を参照)
5
OK
をクリックします。
PowerVault NAS ストレージシステムとの iSCSI 接続の設定
ターゲットの作成
1
PowerVault NAS
アプライアンスから、
Start
(スタート)
Server
Manager
(サーバーマネージャ)
Storage
(ストレージ)
MS
Software Target
MS
ソフトウェアターゲット)と選択します。
2
Microsoft iSCSI Software Target
Microsoft iSCSI
ソフトウェア
ターゲット)アイコンを選択します。
iSCSI Target
(ターゲット)
Device
(デバイス)、および
Snapshot
(スップショット)というプションが表されます。
3
iSCSI Target
(ターゲット)を選択し、
Actions
(アクション)タブで、
More Actions
(その他の操作)プションを右クリックまたは選択します。
4
Create iSCSI Target
iSCSI
ターゲットの作成)プションを選択します。
イニシエータの
セットアップ
ターゲットの
セットアップ
イニシエータか
らのログオン
イニシエータか
らのログオン
ターゲットの
セットアップ
イニシエータの
セットアップ
イニシエータ - ターゲット接続のセットアップ手順 13
5
Welcome to the Create iSCSI Target wizard
iSCSI
ターゲットの
作成ウィザードの開始画面が表されます。
Next
(次)を選択します。
ウィザードの指ってターゲットを作成します。
6
Create iSCSI Target
iSCSI
ターゲットの作成)ウィザードに
iSCSI
Target Identification
iSCSI
ターゲット
ID
プションが表されま
す。
iSCSI
ターゲット用の
Name
前)と
Description
(説明)
ション)を入力して、
Next
(次をクリックします。
iSCSI initiators
identifiers
iSCSI
イニシエータの画面が表されます。
7
Browse
(参照)をクリックして、ターゲットに接続するホストの
IQN
選択します。
12
ページの「イニシエータ(ホスト)の設定」における手
1
正常完了した場合にのみホストがリスト表されます。
メモ : IQN 識別子フィールドの入力は必須です。イニシエータ IQN 識別子を
追加するには、
IQN 識別子を入力するか、または画面の Browse(参照)お
よび
Advanced(詳細)オプションを使用して追加します。Browse(参照)
オプションの詳細については、手順
8 を参照してください。Advanced(詳
細)オプションについては、手順
9 を参照してください。
8
Browse
(参照)プションを選択した場合は、次の手順を実行して
IQN
識別子
を選択することができます。
a
Browse
(参照)を選択すると、
Add iSCSI Initiator
iSCSI
イニ
シエータの追加画面が表されます。
b
iSCSI
イニシエータリストの詳細が表されます。
iSCSI
イニシエータ
を入力するか、またはリストから選択し、
iSCSI
イニシエータを入力
して
OK
を選択します。
iSCSI Initiators Identifiers
iSCSI
イニ
シエータの画面
IQN identifier
IQN
)フィール
ドには、入力または選択したが表されます。
Next
(次)を選択
します。手順
10
みます。
9
Advanced
(詳細)プションを選択した場合は、次の手順にって
IQN
識別子
を選択します。
a
Advanced
(詳細)プションを選択した場合、
Advanced
Identifiers
(詳細画面が表され、
Add
追加プション
を表します。
Add
追加)を選択します。
b
Add/Edit Identifier
追加
/
編集)が表され、
IQN
識別
追加オプションとして、
IQN
DNS Domain Name
DNS
インネーム)
IP address
IP
アドレス)、および
MAC Address
MAC
アドレス)という
4
つのプションがされます。
4
つの
ションのから
1
つを選択します。
c
を入力するか、または
Browse
(参照)プションからを選択し
て、
OK
を選択します。
14 イニシエータ - ターゲット接続のセットアップ手順
Advanced Identifiers
(詳細画面
IQN
が表
れ、
IQN
DNS Domain Name
DNS
インネーム)
IP
Address
IP
アドレス)、および
MAC Address
MAC
アドレス)
の各フィールドにが表されます。
d
されているを選択し、
OK
をクリックします。
e
iSCSI Initiator Identifiers
iSCSI
イニシエータの画面で、
IQN identifier
IQN
)フィールドには適切な情報が表され
ています。別のを表するには、
Advanced
(詳細)をクリッ
クします。
f
Next
(次)を選択します。
メモ : IQS DNS の設定にかかわらず動作します。イニシエータの IP アドレスま
たは
MAC アドレスも DNS 設定に関係なく指定することができます。
DNS ドメイン名を指定するオプションは、iSCSI ソフトウェアターゲットスナップ
インに組み込まれています。
DNS 名を使用する際は、DNS を正しく設定し(前方
参照および逆引き参照ゾーンを含む)、イニシエータの完全修飾ドメイン名
FQDN)を指定する必要があります。イニシエータ FQDN の指定後にターゲット
をイニシエータに接続できない場合、ターゲットサーバーで
nslookup
InitiatorIP
コマンドを実行し、逆引き参照が正しく有効化されているかを確かめ
ます。
nslookup コマンドの失敗は、DNS 逆引き参照が設定されていないことを示しま
す。この場合、ターゲットがイニシエータ
IQNIP アドレス、または MAC アドレ
スを使用するように再設定します。
10
Completing the Create iSCSI Target
iSCSI
ターゲットの作成の
)ウィザードが表されます。
Finish
終了)をクリックします。
仮想ディスクの作成
1
新しく作成したターゲットを右クリックし、
Create Virtual Disk for
iSCSI Target
iSCSI
ターゲット用の仮想ディスクの作成)をクリックし
ます。
Create Virtual Disk
(仮想ディスクの作成)ウィザードが表
れます。
Next
(次)を選択します。
2
ファイルを作成するには、
Browse
(参照)プションを選択し、ストレー
ジアレイ上のリュームを選択して、拡張子
.vhd
を付けたファイルを入
力します。
例え
Z
がマウントされているストレージアレイのリュームで、
vol1.vhd
がファイルである
Z:¥vol1.vhd
というファイルを作成しま
す。
Next
(次)を選択します。
3
Size
(サイ画面で、
Currently available free space
現在使用可
能な域)から適切なサイを選択し、
Next
(次)を選択します。
4
Description
(説明)画面が表される場合あります。必要に応じて仮
想ディスクの説明を入力し、
Next
(次)をクリックします。
イニシエータ - ターゲット接続のセットアップ手順 15
5
Add
追加画面でターゲットを選択し、
Next
(次)をクリックし
ます。
6
Completing the Create Virtual Disk
(仮想ディスク作成の完了
ウィザードが表されます。
Finish
終了)をクリックします。
注意 : 複数のホストが同じターゲットにアクセスすると、データ破損が発生する場
合があります。詳細については、
42 ページの「イニシエータのマルチパスの有効
化」を参照してください。
メモ : 同じボリューム上に複数の VHD を作成することができます。
ログオン - イニシエータ(ホスト)からのイニシエータ - ターゲット接
続の設定
1
iSCSI
イニシエータ(ホスト)で、
Start
(スタート)
Program
(プロ
グラム)
Microsoft iSCSI Initiator
Microsoft iSCSI
イニシエー
タ)
iSCSI Initiator Properties
iSCSI
イニシエータの
プロパティ)
Targets
(ターゲット)タブの順にクリックします。
2
画面新します。
12
ページの「
PowerVault NAS
ストレージシステムと
iSCSI
接続の設定」で作成した
PowerVault
ストレージシステムのター
ゲットデバイスが
IQN
名形式で表されます。
3
Log On to Target
(ターゲットのログン)ウィンドウで、
Logon
(ログン)
Automatically Restore
(自復元)と
Enable multi-
path
(マルチパスの有効プションを選択します。
4
Advanced
(詳細)をクリックします。
Advanced Settings
(詳細設
定)ウィンドウで、
General
般)タブを選択し、ドロップダウン
ニューから次のプションを選択します。
Local Adapter
(ローカルアダプタ)
— Microsoft iSCSI
イニシ
エータ
Source IP
(送信
IP
— iSCSI
トラフィックに使用されるホスト
IP
アドレスのとつ
Target Portal
(ターゲットポータル)
— PowerVault
ストレージソ
リューションの
iSCSI IP
アドレス
5
Advanced Settings
(詳細設定)ウィンドウで、
OK
をクリックします。
6
Log On to Target
(ターゲットログン)ウィンドウで、
OK
をク
リックします。
Targets
(ターゲット)タブには、ターゲットのステータスが
Connected
(接続済み)として表されます。
Lo
イニシエータの
セットアップ
ターゲットの
セットアップ
イニシエータか
らのログオン
16 イニシエータ - ターゲット接続のセットアップ手順
7
マルチパス機能を実行するには、
Microsoft MPIO
を使用してホストから
じターゲットデバイスのマルチパスセッションを確立することができま
す。数のセッションを確立するには次を実行します。
a
Targets
(ターゲット)タブをクリックし、
Connected
(接続済み)
のターゲットを選択します。
b
手順
1
から手順
5
します。
c
Advanced Setting
(詳細設定)をクリックします。
Target
Portal
ターゲットポータル)アドレスでは、冗長ホスト
IP
アドレス
および
PowerVault
ストレージソリューションの
IP
アドレスを選択し
ます。
メモ : iSCSI イニシエータソフトウェアのインストール中に、Microsoft
MPIO
はすでに選択されています。MPIO はバージョン 2.06 またはそれ以降
のイニシエータでサポートされています。効率的な
MPIO 接続のためには、
ターゲットとイニシエータに
2 つの専用 iSCSI NIC が必要です。Multiple
connections per session
MC/S)は、PowerVault ストレージソリューション
ではサポートされていません。
8
iSCSI
デバイスをローカルドライブとして初期化および設定し、
iSCSI I/O
操作
を実行するには、
Computer Management
(コンュータの管理)
Disk Management
(ディスクの管理)プション
の順に選択します。
注意 : 複数のホストが同じターゲットにアクセスすると、データ破損が発生する場
合があります。詳細については、
42 ページの「イニシエータのマルチパスの有効
化」を参照してください。
メソッド 2iSNS サーバーを使用した検出)
本項では、
iSNS
サーバーを使用して
iSCSI
ターゲットの検出を行う手順を説明し
ます。
iSNS
サーバーの詳細については、
37
ページの「付録」
を参照してくださ
い。
前提条件
iSCSI
ターゲットの検出を行う前に、以の手順を実行します。
1
iSNS
サーバーとして作するシステムを別します。
2
イニシエータおよびターゲットが
iSNS
サーバーとじネットワーク上にあ
ることを確認します(図
1-1
および
1-2
を参照)
3
Microsoft
サポートサイト
support.microsoft.com
から
Microsoft
iSCSI
イニシエータソフトウェアをダウンロードし、イニシエータ(ホスト)
をインストールします。
イニシエータ - ターゲット接続のセットアップ手順 17
4
Microsoft
サポートサイト
support.microsoft.com
から
Microsoft
iSCSI
サーバーソフトウェアをダウンロードし、
Microsoft
®
Windows
®
ペレーティングシステムを実行するクライアント
/
サーバーにソフトウェ
アをインストールします。
メモ : iSNS サーバーソフトウェアをイニシエータ(ホスト)またはターゲッ
ト(
PowerVault ストレージソリューション)にインストールしないでくださ
い。同ソフトウェアは、
Windows OS が実行されている別のクライアント /
サーバーにインストールしてください。
5
PowerVault
ストレージシステムに電源を入れ、
iSCSI
ターゲット用の仮想
ディスクを作成するためストレージアレイにとつ、または数のリュー
ムを作成します。
イニシエータからの設定
1
iSNS
サーバーの情報を使用して
Microsoft iSCSI
イニシエータを設定しま
す。
Start
(スタート)
Programs
(プログラム)
Administrative Tools
(管理ツール)
Microsoft iSCSI Initiator
Microsoft iSCSI
イニシエータ)
Discovery tab
(検出タブ)
Add iSNS
iSNS
追加)とみます。
2
iSNS
サーバーの
IP
アドレスを追加し、
OK
をクリックします(図
1-1
およ
び図
1-2
を参照)
ターゲットのセットアップ(PowerVault ストレージシステム)
1
PowerVault
ストレージシステムから、
Start
(スタート)
Server
Manager
(サーバーマネージャ)
Storage
(ストレージ)
Microsoft iSCSI Software Target
Microsoft iSCSI
ソフトウェアター
ゲット)とみます。
PowerVault
Server Manager Management Console
PowerVault
サーバーマネージャ管理コンソール)が表されます。
2
ストレージスップインにある
Microsoft iSCSI Software Target
Microsoft iSCSI
ソフトウェアターゲット)を選択し、
Properties
(プロ
パティ)を右クリックします。
3
Properties
(プロパティ)ウィンドウで、
iSNS
タブを選択し、
iSNS
サー
バー情報(
DNS
または
IP
アドレス)を追加します。
メモ : iSCSI ネットワーク用の NIC のみをチェックすることをお勧めします。
イニシエータ
のセットアップ
ターゲットの
セットアップ
イニシエータか
らのログオン
イニシエータか
らのログオン
イニシエータの
セットアップ
ターゲットの
セットアップ
18 イニシエータ - ターゲット接続のセットアップ手順
4
ターゲットを作成するには、
12
ページの「
PowerVault NAS
ストレージシ
ステムとの
iSCSI
接続の設定」の手順にってください。
メモ : 手順 7 のターゲットの設定中、Browse(参照)オプションを使用し
iSNS サーバーに登録されているすべてのイニシエータが iSCSI Initiator
Identifier
iSCSI イニシエータ識別子)画面表示されていることを確認し
ます。
5
仮想ディスクを作成するには、
14
ページの「仮想ディスクの作成」の手順
ってください。
ログオン - イニシエータ(ホスト)からのイニシエータ - ターゲット接
続の設定
イニシエータ
-
ターゲット接続の設定に関する詳細は、
15
ページの「ログ
-
ニシエータ(ホスト)からのイニシエータ
-
ターゲット接続の設定」を参照してく
ださい。
ターゲットの詳細 19
ターゲットの詳細
本項では、
iSCSI
イニシエータ、ターゲット、および接続の確立のための設定を
、エンドツーエンドの
iSCSI
のセットアップについて説明します。
PowerVault™ NAS ストレージソリューション
でのターゲット
IP アドレスのセットアップ
システムの構成
1
つ、または
2
つの専用
iSCSI NIC
装備)に応じて、
iSCSI NIC
IP
アドレスを割り当てます。イニシエータの
Target Portals
(ターゲット
ポータル)タブで
iSCSI NIC
に割り当てた
IP
アドレスを検に使用します。
Microsoft
®
iSCSI ソフトウェアターゲットの設定
iSCSI
ターゲットを設定する前に、数個の
LUN
を作成し、
iSCSI
ターゲット用の
仮想ディスクを作成するためのストレージスペースを確保する必要があります。
次の項では、ストレージスペースを作成するための詳しい手順を説明します。
1
iSCSI
ターゲットデバイス上でのネットワークの設定
— PowerVault NAS
ストレージソリューションは、デフルトで、ネットワーク設定に
DHCP
を使用するように設定されています。
PowerVault NAS
ストレージシステ
ムはマルチパス操作用に設されており、
RJ-45
イーサネットコネクタが
2
つ装備されています。プションの
NIC
1
追加すること可能です。
PowerVault NAS Configuration tasks
PowerVault NAS
設定タ
スク)ウィンドウで本設定が表されます。
メモ : 専用の iSCSI NIC を、パブリックネットワーク上ではなく、別のサブ
ネット上に設定することをお勧めします。
メモ : この時点で、ストレージソリューション LUN のサイズを iSCSI ター
ゲットのサイズと混同しないよう注意することが重要です。
iSCSI ターゲット
は手順の後半で設定され、ホストサーバー上の特定のアプリケーションに必
要なストレージに関連しています。ストレージハードウェアの
LUN のサイズ
は、作成された
LUN の下層である物理ディスクの使用を、ストレージサブシ
ステムが最適化できるような大きさにすることをお勧めします。この場合、
次に示されているように、このハードウェアに利用可能な最大サイズでの
LAN
をひとつ作成します。この iSCSI LUN は、ホストアプリケーションの必
要に応じて後に作成される
iSCSI ターゲットには対応できません。
20 ターゲットの詳細
2
LUN
使用のための準備
— PowerVault NAS
ストレージソリューションは
Microsoft Windows
®
ペレーティングシステムベースのプラットフ
ムで実行されます。内サーバー用のドライブ文の割り当て、リューム
命名など、
LUN
使用のための準備手順は、
Windows
ペレーティングシ
ステムのセットアップに沿っています。セットアップウィザードは必要な情
報のためのプロンプトを表し、その、ストレージ設定に必要なタスクを
実行する前にサマリ画面が表されます。
LUN
が作成され、使用可能になりました。
手順
3
により
iSCSI
ターゲット
が作成され、新しく作成された
LUN
iSCSI
ターゲットが関付けられます。
3
PowerVault
ストレージソリューションにおける
iSCSI
トラフィック用
NIC
の設定
 まず
iSCSI
トラフィック用に専用
iSCSI NIC
を設定してから、
iSCSI
ターゲットを作成する必要があります。
メモ : iSCSI ターゲットの作成は、iSCSI イニシエータの Discovery(検出)
タブを設定した後でのみ行ってください。
専用
iSCSI NIC
を設定するには、次を実行します。
a
PowerVault NAS Management Console
PowerVault NAS
管理コンソール)
iSCSI Target
iSCSI
ターゲット)とみます。
b
iSCSI Software Target
iSCSI
ソフトウェアターゲット)を右クリッ
クし、
Properties
(プロパティ)を選択します。
c
Microsoft iSCSI Software Target Properties
(プロパティ)
ウィンドウで、
Network
(ネットワーク)タブをクリックします。
PowerVault NAS
ストレージソリューション上のすべての
NIC
が一
されます。
d
Edit
編集)をクリックし、リストからパブリックおよびプライベー
トネットワーク
IP
アドレスのチェックをします。リストからパブ
リックおよびプライベートネットワーク
IP
アドレスのチェックを
ことで、専用
iSCSI NIC
のみが確実に
iSCSI
トラフィック用に設定され
ます。
e
ネットワーク内に
iSNS
サーバーが設定されている場合は、
iSNS
タブ
をクリックし、
iSNS
サーバーの
IP
アドレスを追加します。
OK
リックします。
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Dell PowerVault NX3000 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
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