MM 400

Retsch MM 400 取扱説明書

  • Retsch MM 400 ミキサーミルの取扱説明書の内容を理解しました。この装置の機能、使用方法、トラブルシューティングなど、ご質問にお答えします。例えば、粉砕時間の設定方法、試料の投入量、メンテナンス方法など、お気軽にご質問ください。
  • MM 400の最大使用時間は?
    試料の投入量はどのくらい?
    粉砕ジャーと粉砕ボールの材質は?
    修理が必要な場合は?
    保証期間は?
© Retsch GmbH, 42781 Haan, Retsch-Allee 1-5, Germany 1/21/2022 0002
ミキサーミルMM 400 取扱説明書
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取扱上の注意
次項にご案内するミキサーミル タイプMM400の取扱説明書は
後記の内容一覧に記載された各項目に必須の情報を明記したものです
これはそれぞれ独自の役割を持つ各項目が安全にMM400の規定どおりに
作動するよう指事したものです。
専門的な章を研纂することは安全で規定に従った環境作りの前提です。
後記のテクニカルデータは専門事項検索の参考と学習者用手引で
各章ごとに内 容が分かれています。
この取扱説明書は修理の説明は含んでいません。
万が一、機械の故障の際、又は修理が必要な場合、納入業者か直接当社
までご連絡下さい。
Retsch GmbH http://www.retsch.de/
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目次
取扱上の注意 ............................................................................... 2
目次 .......................................................................................... 3
ご使用の前に ............................................................................... 4
*概略 .............................................................................................. 4
*商品の構成 ...................................................................................... 4
必ず、お読み下さい.............................................................................. 5
*修理 .............................................................................................. 5
*保証/ユーザー登録 ............................................................................ 5
テクニカルデー ......................................................................... 6
*保護カバー ...................................................................................... 6
*ドライブ ......................................................................................... 6
*粉砕ジャーホルダー部の振動数 ............................................................. 6
電圧(バリエーションによる .................................................................. 7
*定格出力 ......................................................................................... 7
*保護等級(防塵防水) ........................................................................ 7
*寸法/重量 ...................................................................................... 7
*設置面積 ......................................................................................... 8
*梱包 .............................................................................................. 9
*輸送 .............................................................................................. 9
*温度変動 ......................................................................................... 9
*保管 .............................................................................................. 9
*設置環境 ......................................................................................... 9
*設置 ............................................................................................ 10
*電源接続 ....................................................................................... 10
操作方法 .................................................................................. 11
*本体概要 ....................................................................................... 12
*ディスプレイ概要............................................................................ 13
*粉砕ジャー/マイクロ遠心チューブアダプタのセット方法.......................... 14
*粉砕時間の設定 .............................................................................. 15
*振動数の設定 ................................................................................. 15
*スタートの方法 .............................................................................. 15
*ストップの方法 .............................................................................. 15
*パラメータの設定............................................................................ 16
*積算運転時間の確認 ......................................................................... 16
*操作ソフトウエアの確認 ................................................................... 17
*ヒューズの交換方法 ......................................................................... 17
MM400の操作手順 ......................................................................... 18
*粉砕ジャーに対する粉砕ボール/試料の仕込量 ....................................... 18
*液体窒素、取扱い上のご注意 .............................................................. 19
凍結粉砕における注意点 ...................................................................... 19
トラブルシューティング ............................................................... 20
操作上の注意 ............................................................................. 21
*クリーニング ................................................................................. 21
*保守 ............................................................................................ 21
安全機能の定期検診............................................................................ 21
*コピーライト ................................................................................. 21
*仕様変更 ....................................................................................... 21
MM400 安全確認事項 () .................................................................. 22
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ご使用の前に
この度はミキサーミルMM400 をお買いあげいただき、誠にありがと
ございます。本装置が備えている全能力を正しく、生かして頂く為に
設置に先立って最後までお読み下さい。
本書に準拠して使用して頂ければ、安全に運転操作が出来ます。
ミキサーミルMM400 で作業を行う人は下記の用件に精通していただ
事が肝要です。
本書を良く読み、理解する事。安全上の注意事項を十分に理解
する事。
使用に先立ち、操作手順を十分に理解する事。
いつでも不明な点を確認できる様に本書をMM400の近くに置
く事。
新たに別の人がMM400を使用する場合は必ず、使用方法を説明
るか、本書を渡して下さい。
間違った操作は故障や怪我の原因となります。貴殿の安全、同様にス
タッフの安全の為に責任を持って使用してください。
関係者以外がミキサーミルMM400を使用しない様に管理してくださ
い。
上記の安全操作要項に従わずに発生した人的事故、装置の故障は使
用者の責任となります
*概略
ミキサーミルMM400 は植物の様な繊維質の試料から、岩石の様な硬
質な試料まで、多種多様の試料を短時間で均一に微粉砕する卓上型ボ
ールミルです。
また、試料を2個同時に処理できる、掃除が簡単など、粉砕能力試料
以外にも調整に費やす時間を軽減できるメリットもあります。
また、粉砕ジャーは完全密閉タイプなので、乾式粉砕のみならず、湿
式粉砕にも対応できます。
MM400は実験/研究用の粉砕機として設計されています。
1日における最大の使用時間は5-6時間です。
*商品の構成
ミキサーミル MM400
電源コード
取扱説明書
上記の3点が同梱されているかをご確認下さい。又、別売り付属品を
併せて注文された場合は同様に確認してください
欠品があった場合、又は輸送時においてダメージを受けた場合は24
間以内に販売店、又は弊社までご連絡下さい。
報告が著しく遅れた場合は保証の対象にならない場合があります。
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必ず、お読み下さい
下記の絵表示で守っていただく内容の種類を表します
この表示を無視して誤った取り扱いをすると使用者が死亡、又は重傷
を負う可能性があると思われる事項があることを示しています。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると人が損害を受ける内容、
及び物的損害の発生が想定される事項がある事を示しています。
*修理
本書では修理方法については触れていません。
安全上の理由から修理のご依頼は販売店、若しくは弊社までご連絡下
さい。
改造は絶対に行わないで下さい。又、スペアパーツ及びアクセサリー
は弊社の純正品をご使用下さい。
これに反した場合、CEマークは無効となります。又、保証も無効に
なります。
*保証/ユーザー登
重要 (必ず、お読み下さい。)
レッチェでは保証期間をお客様が製品検収されてから、1年間とさせて頂
きます。
検収7日以内に、「登録書」に必要事項をご記入のうえ、FAX、又はコ
ピーして、弊社まで必ずご返送下さい。
また、弊社インターネットホームページからも登録可能です。
トップページからお問い合わせ項に登録フォームがございます。
http://www.retsch.com/jp/
登録書を期間内に返送されなかった場合は保証期間内であっても十分なサ
ービスを受けられない場合があります。
登録書は必ず、ご返送下さい。
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テクニカルデータ
この機械は物を製造する物ではなくラボ用試験機械です。
8時間が1交替で稼働しそのうち30%が仕事量です。
MM 400 はネジ式の密閉粉砕容器(以下、粉砕ジャー)に粉砕する試料
とボールを充填し、装置、左右の容器取付部(以下、クランプ)に2
式セットし、振動による衝撃力で軟質、繊維質、硬質、脆質試料を粉
砕します。乾式、湿式、凍結(一部の粉砕ジャー)による、粉砕が可
能です。
密閉空間にて、粉砕が行われるのでロスなく、試料が回収でき、試料
の性質、及び装置の条件によっては1μmに到達する事も可能です。
試料の投入量の目安は容器容量に対して、1/3です
但し、ウールや植物など、粉砕後に嵩比重が著しく減る試料に関して
は投入量は容器容量に対し、7-8割充填してください。
試料投入量は容器容量に対し、25%以上は充填して下さい。
衝撃力で粉砕ジャー/ボールが破損する場合があります。
粉砕ジャーと粉砕ボールは必ず、同じ材質をご使用下さい。
材質比重差により、粉砕ジャーが破損する場合があります。
スペアパーツ、及びアクセサリーは必ず、レッチェ社の純正品
をご使用下さい。また、改造は行わないで下さい。
これにより生じた問題に対しては一切の保証外となります。
ステンレス保護ジャケットが完全に施されていないセラミック
系の粉砕容器(MM2/2000/200用)はMM400ではお使い頂けませ
ん。
金属製のクランプ部とセラミック部の接触により、セラミック
部が破損する場合がございます。
グラファイト、又はグラファイトの混合物にはセラミック系の
粉砕ジャーはお使い頂けません。
グラファイトの強い潤滑特性により、粉砕ボールの速度を加速
させ、粉砕エネルギーは試料に吸収されません。
セラックの内張りが破損する危険性があります。
*保護カバー
MM400駆動部はカバーにより、遮断されます。
装置はカバーを閉じた状態でないと、作動しません。
*ドライブ
単相 AC100V
*粉砕ジャーホルダー部の振動数
3-30l/s=120-1800l/min
最大の振動数(30l/s)は荷重によっては得られません。
例えば、50mlの粉砕ジャー+25mmφのボールをセットする場合
最大振動数は25 1/s が上限です。
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荷重がかかった場合は、振動数の設定値と実測値にブレが生じます。
この場合、実測値に設定を変更して下さい
電圧(バリエーションによる
100240 V 50/60 Hz
主電源電圧変動 <±10 %
過電圧カテゴリIIに基づく過渡過電圧を許容する
*定格出力
50
*ノイズレベル:
測定は DIN 45635-031-01-KL3 に基づきます。
ノイズレベルはサンプルの特性によって異なります。
1:
音響パワーレベル LWA = 71.4 dB(A)
等価騒音レベル LpAeq = 61 dB(A)
操作条件:
粉砕ジャー:
ステンレス製(25ml)×2
粉砕ボール:
ステンレス製 Φ20 mm ×各1
試料:
石英 4.0 6.0 mm
試料投入量:
8ml
2:
音響パワーレベル LWA = 76 dB(A)
等価騒音レベル LpAeq = 65 dB(A)
操作条件:
粉砕ジャー:
ステンレス製(5ml)×2
粉砕ボール:
タングステンカーバイド製 Φ8 mm ×各1
試料:
石英 1.0 1.5 mm
試料投入量:
1.5ml
*保護等級(防塵防水)
IP30
*寸法/重量
371mm 奥行き:461mm
高さ :266mm 高さ 524mm(カバー:開)
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重量 :約26kg(本体のみ)
*設置面積
400mm × 500m以下を参照してください。
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設置
*梱包
梱包は輸送する際、大切な役割を果たします。
修理などで装置を輸送する場合は梱包方法が重要になります。
少なくとも、保証期間中は梱包材を廃棄せずに、保管しておいて下さ
い。保証期間中、不適当な梱包で装置を返送された場合、保証が適用
しない場合があります
梱包不良により生じたトラブルに関しては一切保証の対象とはなりま
せん。
*輸送
輸送時の振動には注意して下さい。
乱雑な荷扱いは電気/機械系統にダメージを与える場合があります。
*温度変動
大きな温度変動が起こる場所にMM400を設置するなどすると結露
が起こる場合があります。
結露は電気系統にダメージを与える場合がありますので注意してくだ
さい。
*保管
一時的であっても、乾燥した場所に保管してください
*設置環境
室温:
設置場所の室温は5℃~40℃の範囲内であること
設置する部屋の室温が上記を逸脱する場合、電気/械系統にトラブ
ルが生じ、装置が仕様通り作動しない場合があります
湿度/特殊環境
湿度:設置場所の湿度31℃での最大相対湿度80%の点と40℃での最大
相対湿度50%の点を結んだ直線以下であること。
高度:最大、海抜2,000 mまで。
汚染度: カテゴリー2
高湿な環境に設置、又は保管すると機械系統、電気系統にダメージを
与える場合があります
仕様通りに作動しなくなる場合があります。
グローブボックスなど、減圧状態に置かれる場所に設置しないで下さ
い。
電気系統がダメージをうける場合があります。
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*設置
振動を防止する為、実験台など、安定した場所に設置してく
ださい。
重要
装置底部にある輸送用固定具を取り外します。
(矢印で示されています。)
ボルトを緩め、固定具を取り外します。
固定具は装置を輸送する際に必要となりますので、保管し
ておいて下さい。
輸送用固定具を取り付けた状態でMM400を作動させた場合、
又は輸送用固定具を取り付けないで輸送した場合、機械系統に
ダメージを与える場合があります。
固定具の着脱には十分ご注意下さい。
*電源接続
使用前に本体裏面の銘板に記載されている電源仕様Hzと使用電源が
一致している事をご確認の上、電源プラグを電源に接続して下さい。
又、アースが取られているかを併せて、ご確認下さい
銘板上の数値と異なる電源には接続しないでください。火災や故障
の原因となる事があります。
電源を接続する際には、アースを必ず設けて下さい。
機器の誤作動、損傷につながる場合があります。
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操作方法
*俯瞰図
*前面図
A
C
B
D
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*背面図
*本体概要
記号
名称
機能
A
操作パネル部: 詳細は次ページ参照
粉砕時間、振動数、メモリーの設定、及び装置の
スタート、ストップが行えます。
B
フード
フードが開いた状態では運転しません。
C
ラチェット式ホルダ :左
粉砕ジャー/アダプタをセットします。
D
ラチェット式ホルダ :右
粉砕ジャー/アダプタをセットします。
E
メインスイッチ
装置の電源スイッチ
F
ヒューズトレイ
ヒューズを2本格納します
G
電源ソケット
電源コードを接続します。
H
インターフェイス RS232
操作コントローラ更新
I
Caution! unplug mains plug
注意:メインプラグを外すこと。
安全指示のシール
J
銘版シール
機器の名称/コード番号/シリアル番号
電源仕様などが記載されています。
K1
Follow operating instructions
取扱説明書に従うこと
安全指示のシール
K2
標示 聴覚保護具を着用してください
安全指示のシール
J
F
G
I
E
H
K2
K1
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*ディスプレイ概要
記号
名称
機能
L
メモリー /操作モード/スタンバ
イモード
ON=パラメータを入力できます。
PROG:プログラムボタン
セットしたプログラムを呼び出します。
SET:セットボタン
プログラムをセットします。
M
振動数ディスプレイ
振動数を表示します。3Hz 30H
振動数: – ボタン
0.1 刻みで可変できます。ボタンを長押しすると、数
値が早く、可変します。
振動数: +ボタン
0.1 刻みで可変できます。ボタンを長押しすると、数
値が早く、可変します。
N
運転時間ディスプレイ
設定した運転時間、又は残り時間が表示されます。
設定範囲: 10秒 99分
運転時間設定:+タン
ボタンを長押しすると数値が早く、可変します。
運転時間設定:-タン
ボタンを長押しすると数値が早く、可変します。
P
START:スタートボタン
LEDランプ=緑
運転をスタートします。=LEDランプが点灯します。
O
STOP:ストップボタン
LEDランプ=赤
運転の停止=LEDランプが点灯します。
スタンバイモード=
L
M
N
P
O
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*粉砕ジャー/マイクロ遠心チューブアダプタのセッ
ト方法
粉砕ジャー/マイクロ遠心チューブアダプタに粉砕する試料と粉
砕ボールを充填します
バランスをとる為に、必ず、左右のホルダー部には同材質/同容
量の粉砕ジャー、又はマイクロ遠心チューブアダプタをセットし
てください。
セット方法(図1/2参照)
①溝からロッキングピ SB を引き上げ、90°回します。
=ノブ HD のロックが解除されます。
②ノブ HD 左に回すことでホルダーの間隔が開きます。
③ノブ HD を左に回し、ホルダーを最大まで開きます
④ロッキングピン SB を90°回し、元の溝に落とします。
⑤粉砕ジャー/マイクロ遠心チューブアダプタをガイドプレート
Zの間に挿入します。
片側をガイドプレートに軽く押し当てて下さい。
⑥ノブ HD を右に回し、粉砕ジャー/マイクロ遠心チューブアダ
プタがしっかり固定されるまでホルダーを締めます。
締めている間、ロッキングピン SB がカチカチと音をさせなが
ら上下します。
締め付ける際はガイドプレートに正しく、はまっているかを十
分に確認して下さい。
取り外し方法(図1/2参照)
ロッキングピン SB を引き上げ、ノブ HD を左に回し、粉砕ジ
ー/マイクロ遠心チューブアダプタを取り外します。
注意:
ロッキングピン SB は自然にホルダーが開くのを防ぐ役割を果た
します。リリース出来ない(引き上がらない)場合に工具など
無理にこのロッキングピンを引き上げないで下さい。
ロッキングピンが破損します。
その場合はハンドホイール HD を軽く、固締めして下さい。
ロッキングピン SB が動きます。
クランピングホルダーには必ず同重量の粉砕ジャー/マイクロ遠
心チューブアダプタをセットしてください。
左右に著しく異なる重量の粉砕ジャーをセットすると、バランス
が崩れ、機械系統にダメージを与える場合があります。
粉砕ジャー/遠心チューブアダプタはガイドプレートに正しく、
セットして下さい。
装置が作動した時に粉砕ジャー/遠心チューブアダプタが破損す
る場合があります。
熱くなった粉砕ジャーを取り外す場合はグローブを着用するなど
の対策を講じて下さい
やけどの危険性があります。
Z
SB
HD
.1
.2
Z
SB
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*粉砕時間の設
メインスイッチEをONにします。
運転時間セットボタン + / - )で時間をセットします。
運転時間セットボタン N+ 又は N- を長押しすると、数値が
早く可変します。
99分(99.0 )を超過すると、ディスプレL には10
0.10)が表示されます。
*振動数の設定
振動数セットボタン+ / -)で振動数をセットします。
振動数セットボタンM+又はM-を長押しすると、数値が早く可
変します。
*スタートの方法
フードを閉めます。
振動数を設定します。
運転時間を設定します
スタートボタンPを押すと、設定したパラメータ始動します。
始動に伴い、運転時間ディスプレイにNは残り時間が表示され
ます。
カバーが開いた状態では始動しません。
*ストップの方法
動作中:ストップボタ O 1度、押す。= 時停止
残りの時間は運転時間ディスプレイNに表示されています。
再度、スタートボタンを押すと、再始動します。
ストップボタン O 2度、押す。= スタンバイモード
スタートボタンを押すと、ディスプレイには前回設定した
ラメータにリセットされます。
粉砕中も時間の変更を行えます。
設定した粉砕時間に到達すると、装置は自動停止します。ディス
プレイは最後に設定したパラメータにリセットされます。
N -
N +
M-
M+
P
O
N
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*パラメータの設定
パラメータを登録、呼び出しはONモードの時に行えます。
電源を入れると、メモリー表示ディスプレイLにはONが表示さ
れます。
PROG を押すと、プログラムの保管場所を示す記号(P1~P
9)が表示されます。これらが一巡すると、再びON表示に戻り
ます。
プログラムモードの時PROGSTARTSTOP以外のボタンは全
て、反応しません。
ディスプレイが「ON」表示の場合
振動数と運転時間を自由に設定できます。
ディスプレイが「P1」~「P9」表示の場合
パラメーター(振動数と運転時間)の登録、呼び出し
行えます。
Start = 選択されたプログラム番号で始動します
保管場所の割り当て
PROG を押して、保管場所(P1-P9)を選択しま
す。
SET ボタンを押します。 全てのディスプレイが点滅
ます。
振動数の設定と運転時間の設定を行います
PROG で元に戻ります。 定値は記録されません。
SET ボタンを押します。設定値が記録されます。
ディスプレイの点滅が止まり、調整インターロックがかかり、粉
砕パラメータは登録されます。
*積算運転時間の確認
スタンバイ状態の時に積算の運転時間を確認できます:
SETボタンと振動数調整ボタン(+)を同時に数秒間、押しま
す。
メモリー表示ディスプレイに“bS が表示され、振動数表示
ィスプレイと時間表示ディスプレイに積算の運転時間が表示され
ます。
ストップボタンで元に戻ります。
hhh
hhh
PROG
SET
L
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*操作ソフトウエアの確認
スタンバイ状態の時に操作ソフトウエアのバージョンを確認できま
す。:
SETボタンと振動数調整ボタン(-)を同時に数秒間、押しま
す。
メモリー表示ディスプレイに S が表示され、振動数ディスプ
レイにはソフトウエアのバージョンが表示されます。
ストップボタンで元に戻ります
*ヒューズの交換方法
MM400には下記のヒューズが2本格納されています。
T 3.15 A 250 VAC ヒューズ(必ず純正品をご使用下さ
い。)
交換方法:
電源プラグを抜いてください。
凹部にあるツメを上に上げ、ヒューズトレBを引き出しま
ヒューズを交換します
ヒューズトレイを元に戻します。
B
A
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MM400の操作手順
両側のクランプに同重量のものを2個セットしてください。
カバーを開きます。
パラメーターを設定します。
MM 400 をスタートさせます。
装置が動いている間はカバーを開かないで下さい。
カバーを開くと、エラー表示(F4)になり、設定した数値はす
べて、無効になります
スムーズなランニングの為、粉砕ジャーは必ず、同重量のものを2
個セットしてください
*粉砕ジャーに対する粉砕ボール/試料の仕込量
一般的には粉砕ジャー容量の1/3程度、サンプルを投入すると最善
の結果が得られます。
但し、ウールや草等の嵩張るサンプルに関しては例外となります。
粉砕ジャー(ml)
試料投入量(ml)
最低量 最大量
粉砕ボール
数量 mm
試料投入最大
サイズ(mm)
25
4 10
1
2
15
12
6
35
615
1
20
6
50
820
1
25
8
*表の値はあくまで参考値です。
粉砕ジャーと粉砕ボールは必ず同素材のものをご使用下さい。
粉砕ジャーにダメージが加わる可能性があります
試料は粉砕ジャー容量の25%以上投入してください
粉砕ボールの強いエネルギーにより、粉砕ジャーが破損する可能性が
あります。
MM400用のセラミック系の粉砕ジャー、及びステンレスジャケッ
の施されていない粉砕ジャーを使用しないでください
これらのジャーをクランピングホルダーにセットすると、セラミック
の部分がホルダーの接触部により、破損する場合があります。
材料の種類、使用する玉数、設定した粉砕周波数、粉砕時間によっ
て、高音の騒音が発生することがあります。過度の音や、音のボリュ
ームや長さの程度が過度な場合、聴力に障害や永久的な損傷を与える
可能性があります。聴覚保護具を着用してください
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19
*液体窒素、取扱い上のご注意
ネジ式粉砕ジャーをボール、試料とともに液体窒素で凍結させるこ
とによってより容易に粉砕が可能な試料もあります。
ジャーで密閉することによって冷却剤と試料を接触させることなく
粉砕することが可能です。試料により冷蔵庫などでの冷却も効果が
ある場合もございます
また、弊社では凍結粉砕キットをご用意しております。詳しくはお
問い合わせください。
セット内容:
保護めがね1個、トング大小各1、保冷容器大小各1
液体窒素を取り扱う際は、保護グローブや保護メガネを着用して、
ください。
液体窒素の温度は-196°C です。皮膚や目などに接触する事でやけ
どや凍傷などの怪我をする危険性があります。
凍結粉砕における注意点
粉砕ジャー内部に液体窒素を入れた状態では絶対にフタを閉めない
でください。ジャー内部で試料を凍結させた場合には、必ず液体窒
素が完全に揮発した状態でフタを閉めてください。
冷却された粉砕ジャーをセット、取り外す際にはトング等を使用
し、素手では絶対に触らないようにしてください。
一般的に凍結粉砕は13分程度で行われます。
凍結粉砕後、粉砕ジャーを開ける際、冷却された状態でジャーを開
けると、大気中の湿気を通して試料が結露、凝縮することがありま
す。それらを避けるためには室温に戻るまで待ち、開けてくださ
い。 できるだけ早く室温に達するように、短い時間なら低温の温
水の下で閉じている粉砕ジャーを暖めることができます。
また、 冷却効果で引き起こされた内圧が減少し、容易に粉砕ジャ
ーを開けることができるようになります。
遠心チューブホルダー(テフロン製、アルミ製)も凍結、冷却が可能
です。
ネジ式ではないのでホルダー取り付け、外しの際には十分お気をつ
けください。
粉砕ジャー内部に液体窒素を入れた状態では絶対にフタを閉めないで
ください。
ジャー内部で試料を凍結させた場合には、必ず液体窒素が完全に揮発
した状態でフタを閉めてください。
ステンレス製、硬化鋼製、テフロン製、遠心チューブホルダー以外の
粉砕ジャーは冷却、凍結させないでください。冷却、凍結粉砕が可能
な粉砕ジャーは上記3種のみとさせていただきます。
他材質の粉砕ジャーは破損する可能性があります
急激な温度変動を粉砕ジャーに与えないでください。
粉砕ジャーが膨,収縮を起こし使用不能になる可能性があります。
/