6 BUGERA BTX36000 取扱説明書
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INPUT
(4) MUTE: トーンを聴かせずにベースをチューニングしたいときに
このボタンを使います。この機能はメインの 信号 経路 をミュー
トしますが、TUNER 出力はミュートしません。
(5) -15 dB: もし GAIN コントロール (6) が 0 (ゼロ) に設定されて
い て 、( ク リ ッ プ ) LED (5) が常時点灯する場合は、オーディオ信
号の入力レベルが高すぎます。この場合、このボタンを押すこ
とでバッド 機 能 が 有 効 に なりま す。パッドは 入 力 感 度 を 15 dB
減 衰 せます。
(CLIP) LED: 信号経路の複数のポイントで、BTX36000 はオーデ
ィオ信号のレベルを監視しています。レベルが高すぎる場合
は、(CLIP) LED がクリッピングが生じていることを警告
し ま す 。も し LED が:
• 時々点 灯する場合は 、BTX はオーディオ信号のいくつかの
ピークでクリップしています。一 時 的なクリッピングは 、
サウンド•クオリティーを減少させず、信号が十 分な強さで
あることを示しています。
• 全く点灯しない場 合は、BTX はオーディオ信号 のすべて
のピークでクリップしていません 。ダイナミック•レンジ
をフルに使うには、オーディオ信号が弱すぎるかもしれ
ません。GAIN (6) の設定を、信号のピークの最も強い時
に、(CLIP) LED が時々点灯するまで上げてください。
• 頻繁に点灯する場合は、BTX は オー ディオ 信 号 の 多くの 部
分でクリップし、ディストーション が 聴こえるでしょう。
GAIN の設 定を下げ、extreme フェーダーまたは、コントロー
ル の 設 定を確 認してください 。
(6) GAIN コントロール: このコントロールで、入力信号レベルをブ
ーストま たは カットしま す。
COMPRESSOR
(7) ON [ACTIVE] スイッチでコンプレッサーを有効、無効にしま
す。このスイッチはコンプレッサーがアクティブな時に点灯し
ます。
(8) COMPRESSION コントロールはコンプレッションのレベルを決定
します。コンプレッションのレシオを 0 から 10:1 の範囲で調
整 することが で きます。
EQUALIZER
(9) ULTRA HIGH スイッチは、5 kHz を中心とする周波数帯を 6 dB
ブーストします。
(10) ULTRA LOW スイッチは、ベースギターの特に低い弦にあてはま
る周波数を強調します。
(11) BASS, MID と TREBLE コントロール: 各トーン (ベース、ミッ
ドとトレブル) を、強 調したり弱めたりすることが できま
す。BTX は単一の TONE コントロール を装 備しています。
トーンを 強 調 するには 、対 応 するトーン•コントロール を 10
(最大のブースト) の方向に回します。逆に、隣接する帯域を低
くする方 法 もありま す。トーンを 弱 めるには 、対応 するトーン•
コントロール を 0 (最大のカット) の方向に回します。
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(12) FREQUENCY セレクターで MID ロータリー•ノブ ((11) を参照) の
周波数を選択します。5 種類の設定が可能です: 220 Hz, 450 Hz,
800 Hz, 1.6 kHz と 3 kHz。
(13) BRIGHT スイッチは 2 kHz を中心とする周波数帯を 6 dB
ブーストします。
(14) グラフィック EQ とレベルの機能を有効にするには、このボタ
ン かフットスイッチ (37) を押しま す。
(15) EQ スライダー: グラフィック EQ (14) を有効にすると、各スライダ
ー使って、特定の周波 数帯を強 調したり、弱めたりすることが
できます。各周波数帯の中心の周波数は、対応するスライダー
のすぐ下に表 示 されています。
周波数帯をブーストするには、対応するスライダーを上げま
す。周波数帯をカットするには、対応するスライダーを下げ
ます。
(16) LEVEL スライダー: イコライズ処理された信号によるレベルの
変 化 を 補 正 す る た め 、こ の コ ン ト ロ ー ル を +12 から -12 までス
ラ イ ド さ せ ま す 。“ 0” レベルでは、BTX はイコライズ後の信号を
ブーストもカットもしていません。
MASTER
(17) MASTER コントロール: スピーカーの音量と PREAMP OUTPUT の
レベルを調節します。このコントロールを 0 (音量 / レベルな
し) の方向へ、または 10 (最大の音量 / レベル) の方向へ回
転させます。
(18) FX ON スイッチは EFFECTS LOOP ((28), (29) を参照) を有効にしま
す。FOOTSWITCH のコネクターはリアパネル (37) にあります。
(19) LIMITER ボタン: リミッターは POWER AMP をオーバドライブさ
せ、オーディオ信号を歪ませる信号のピークだけを減少させま
す 。リ ミ ッ タ ー は BTX36000 がこれらの 信 号のピークでクリッピ
ング することを防止します。
通常、リミッターは感じられる信号のダイナミクスには影 響し
ませんので、このスイッチを常にオンにしておくことを推奨し
ます。
CROSSOVER
(20) FREQUENCY ロータリー•ノブは BI-AMP モードで 使われるクロス
オーバー周波数を調節します。クロスオーバー周波数より下の
周波数帯域は、アンプリファイヤー A (LOW) に 送 ら れ 、ク ロ ス
オーバー周波数より上の帯域は、アンプリファイヤー B (HIGH)
に送られます。
(21) スイッチ は モ ノ-ブ リッジ•モ ード を 有 効 にしま す。このスイッ チ
はこの モードが アクティブな 時 に点 灯します。
(22) BI-AMP スイッチ は BI-AMP モ ー ド を 有 効 に し ま す 。こ の ス イ ッ チ
はこの モードが アクティブな 時 に点 灯します。
(23) BALANCE ロータリー•ノブは BI-AMP モ ードで ローとハイの 周 波
数のバランスを調節します ((20) を参照)。
BTX36000 の動 作モードの違いを理 解するには、“オペレーション•
モード” と “バイ•アンピング” の項をお読みください。