CKD eTools ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル
SM-612601
電動アクチュエータ
E Tools
EC07,EC63,ECPT
コントローラ共用
ソフトウェアをお使いになる前に、この取扱説明書
を必ずお読みください。
製品の使用方法および注意事項等は、付属の取
扱説明書でご確認ください。
特に安全に関する記述は、注意深くお読みください。
この取扱説明書は必要な時にすぐ取り出して
読めるように大切に保管しておいてください。
2版
<SM-612601>
1. はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1-1
1.1.じめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1-1
1.2.作環境 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1-1
1.3. 使用上の注意・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1-1
2. インストール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-1
2.1. インストールパックの解 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-1
2.2. E Tools ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-2
2.3. Microsoft Access データベース・エンジン 2010 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-5
2.4. RS-485 インターフェース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-6
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-1
3.1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-1
3.2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-1
3.3. 初めて E Tools を起動したとき ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-2
4. 基本機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4-1
4.1. 基本機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4-1
4.2. 通信ステータス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4-3
4.3. E Tools の動作モード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4-4
5. 基本操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-1
5.1. モニタ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-1
5.1.1. 動作情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-1
5.1.2. アラーム履歴 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-2
5.2. ポイントデータ設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-3
5.2.1. 読出し ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-3
5.2.2. 編集 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-4
5.2.3. 書込み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-9
5.2.4. バックアップ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-9
5.2.5 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-10
5.2.6 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-11
5.2.7 ト計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-12
5.3. ユーザパラメータ設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-14
5.3.1. 読出し ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-14
5.3.2. 書込み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-14
5.3.3. バックアップ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-15
5.3.4. 開く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-15
5.3.5. 初期化 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-16
5.4. 手動操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-17
5.4.1. 入力確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-17
5.4.2. ジョグ動作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-17
5.4.3. インチング動作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-18
5.4.4. ポイント動作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-18
5.4.5. 設定移動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-19
5.5. オプション ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-19
5.6. ヘルプ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-19
作成 2014.11.26
更新 2017.12.06
Windows は、Microsoft Corporation の米国、日本およびその他の国における登録商標です。
その他、本文中における会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
--- MEMO ---
[SM-612601]
1- 1
はじめに
1 はじめに
1.1 はじめに
本ソフトウェアは、電動アクチュエータ(コントローラ)のポイントデータ等を設定するためのソフトウ
アです。
本ソフトウェアで提供する情報について、内容や正確性、安全性について商品性および特定の使用目的へ
の適合性についての保証を含め、いかなる保証もいたしません。
本ソフトウェアから生じるいかなる損害に関して、CKD株式会社は一切責任を負わないものとします。
本ソフトウェアの内容を予告なしに変更することがあります。
1.2 動作環境
本ソフトウェアを動作させるためには、次の環境が必要です。
動作 OS
Windows 7 SP1、Windows 8、Windows 8.1
※Window8、および Windows 8.1 は、デスクトップ環境で動作します。
※日本語のフォントが表示できない場合は、文字化けすることがあります。
ディスプレイ 推奨解像度 768×1366(フルワイドXGA)以上
最小解像度 768×1024(XGA)
USB ポート USB1.1/USB2.0 規格準拠
RS-485 変換器 Windows 標準 COM ポートとみなしてシリアル通信が行えること。
その他 Microsoft.NET Framework 4 以降
Microsoft Access 2010、または Microsoft Access データベースエンジン 2010
1.3 使用上の注意
1.コントローラとの通信を行うときは、RS-485 インターフェースとパソコン通信ケーブルを使用してく
ださい。接続は、電動アクチュエータ(コントローラ)の取扱説明書に記載の設定ツールの配線
SM-612271)を参照してください。
2.コントローラとの送受信中に、RS-485 インターフェース、またはパソコン通信ケーブルの着脱、コン
トローラの電源の入切を行わないようにしてください。コントローラ、または E Tools が誤動作する可
能性があります。
コネクタの着脱、電源の入切を行う場合は、E Tools を終了してください。
3.E Tools を起動中に、Windows をスリープモード(スタンバイ)にしないでください。スリープモード
からの復帰時に、通信不良の原因になります。
4.通信エラーが発生した場合は、RS-485 インターフェース、またはパソコン通信ケーブルの接続、また
は断線などがないか確認してください。
5.E Tools は、電動アクチュエータ(コントローラ) ERL/ESD シリーズ、電動アクチュエータ(コントロー
) ERL2/ESD2 シリーズ用です。
6. RS-485 インターフェースを使用する他の通信ソフトとは、同時に使用することができません。
本ソフトを使用する時は、他の通信ソフトを終了させてください。
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1 - 2
はじめに
--- MEMO ---
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2
インストール
2.インストール
E Tools のインストール手順を説明します。
2.1 インストールパックの解凍
Microsoft Access 2010 がインストールされている環境では、『簡易インストール』を行います。
それ以外の環境では、『完全インストール』を行います。
・簡易インストール ・・・ (1)項へ
・完全インストール ・・・ (2)項へ
(1) 簡易インストー
次のインストールパック『E Tools Pack Light.zip』を任意のフォルダにコピーして、解凍します。
簡易インストーラパック
ファイル名 内容 備考
E Tools Pack Light.zip インストーラ・パッケージ E Tools.exe を
パッケージした圧縮ファイル。
E Tools.exe E Tools 本体
(2) 完全インストー
次のインストールパック『E Tools Pack.zip』を任意のフォルダにコピーして、解凍します。
完全インストーラパック
ファイル名 内容 備考
E Tools Pack.zip インストーラ・パッケージ
E Tools.bat
E Tools.exe
AccessDatabaseEngine.exe を
パッケージした圧縮ファイル。
E Tools.bat 完全インストーラ
E Tools.exe
AccessDatabaseEngine.exe を
順番に実行する。
E Tools.exe E Tools 本体
AccessDatabaseEngine.exe Microsoft Access データベース
エンジン 2010 再頒布可能コンポーネント
[SM-612601]
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2
インストール
2.2 E Tools
E Tools のインストール方法を説明します。
・簡易インストール ・・・ (1)項へ
・完全インストール ・・・ (2)項へ
(1) 簡易インストー
E Tools Microsoft Access 2010 がインストールされているときは、解凍したE Tools.exe』を
ブルクリックして、インストーラを起動します。⇒続きは、(3)項へ
(2) 完全インストー
E Tools Microsoft Access 2010 がインストールされていないときは、解凍したE Tools.bat』を
ダブルクリックして、インストーラを起動します。⇒続きは、(3)項へ
(3) インストーラの起動
インストーラの起動中は、次の表示をします。
(4) E Tools インストール準備
E Tools のインストーラが起動したら [次へ(N)]をクリックします。
[SM-612601]
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2
インストール
(5) 使用許諾契約書を確認する
使用許諾契約書を読み、使用許諾契約書に同意いただける場合は、『使用許諾契約書に同意します(A)
をチェックして [次へ(N)]をクリックします。
使用許諾契約書に同意いただけない場合は、E Tools を使用できません。
(6) ユーザー情報を登録する
ユーザー名と所属を入力し、[次へ(N)]をクリックします。
ユーザー名と所属を入力する
「使用許諾誓約書に同意する(A)」を
チェックする。
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2
インストール
(7) E Tools のインストールを開始する
[インストール(I)]をクリックして、E Tools のインストールを開始します。
インストール中は、次のような表示をします。
インストール開始時に、不明な発行元からのプログラムのインストールを確認するメッセージが表示
される場合は、[はい(Y)]をクリックしてインストールを継続してください。
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インストール
(8) E Tools のインストールの完
E Tools のインストールが完了すると、次の表示をします。[完了(F)]をクリックして、E Tools のイン
ストールを完了してください。
2.3 Microsoft Access データベース・エンジン 2010
Microsoft Access データベース・エンジン 2010 のインストール方法を説明します。
(1) インストール
E Tools の完全インストールが正常に終了すると、引き続き Microsoft Access データベース・エン
ジン 2010 のインストールを開始します。表示される手順に従って、Microsoft Access データベー
ス・エンジン 2010 のインストールを行ってください。
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インストール
2.4 RS-485 インターフェース
E Tools とコントローラを接続して行う機能(モニタ、手動操作など)では、RS-485 インターフェー
スが必要です。
(1) RS-485 インターフェース仕様
次の仕様に適合する RS-485 インターフェースをご用意ください。
項目
インターフェース RS-485
半二重 2線式
RTS で送受信切替え(ON:送信、OFF:受信)
または、送受信自動判別。
同期方式 調歩同期式
通信速度 19,200bps
データ長 8ビット
パリティ 偶数(EVEN)
ストップビット 1ビット
フロー制御 なし
終端抵抗 あり 100Ω
制御方式 Windows 標準 COM RS-485 インターフェースを標準 COM ポートと
みなしてシリアル通信が行えること。
(2) 推奨品
次の RS-485 インターフェースを推奨品として、コントローラと RS-485 インターフェースを接続
するパソコン通信ケーブルをご用意しています。
型式 メーカー
COM-1PD(USB)H (株)コンテック パソコン通信ケーブル 形式 EC-CBLPC1
※詳しくは、電動アクチュエータ(コントローラ)の
「設定ツールの配線」を参照してください。
(SM-612271)
PCCM-COM-1PDUSBH-R 販売:ミスミ
製造元:(株)コンテック
※推奨品の使用時は、推奨品の設定を(1)RS-485 インタフェース仕様」に適合する設定に
して、ご使用ください。
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3
動・終了
3.起動・終了
3.1 起動
Windows のスタートメニューの CKD Corporation から E Tools を起動します。
3.2 終了
メニューのファイルの終了から E Tools を終了します。
注意 本ソフトウェアを用いて電動アクチュエータの調整を行う際は、必ず電動アクチュ
エータの取扱説明書をお読みになり正しくお使いください。
調整の段階では、アクチュエータが予期せぬ動きをする場合があります。
機械の干渉がないよう、また可動部に近づかないよう注意してください。
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動・終了
3.3 初めて E Tools を起動したとき
初めて E Tools を起動したときは、RS-485 インタフェースのインストールを確認する警告メッセー
ジを表示します。
[はい(Y)] :オンラインモードで起動します。
[いいえ(N)] :オフラインモードで起動します
※オンラインモード、オフラインモードは、4.3 E Tools の動作モード」を参照してください
オンラインモードを選択したときは、RS-485 インタフェースのインストールが正しく行われている
ことを確認するメッセージを表示します。
通信設定の各項目を確認し、実施済みであればチェックをしてください。
[終了] E Tools を終了します。
[次へ] E Tools を起動します。4項目をすべてチェックしないと、[次へ]はクリックできません。
3.4 初めて E Tools を起動したとき
初めて E Tools を起動したときは、RS-485 インタフェースのインストールを確認する警告メッセー
ジを表示します。
4項目をチェックすると[次へ]が
クリックできる。
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4
基本機能
4.基本機能
4.1 基本機能 下図は E Tools で利用できる機能です。
5.1 5.1.1 動作情報 (5-1 )
5.1.2 アラーム履歴 (5-2 )
5.2 5.2.1 読出し (5-3 )
5.2.2 編集 5.2.2.3 (1) ジョグ設定 (
5-7 )
5.2.2.3 (2) インチング設定 (
5-7 )
5.2.2.3 (3) ダイレクト設定 (
5-8 )
5.2.3 書込み (
5-9 )
5.2.4 (5-9 )
5.2.5 (5-10 )
5.2.6 初期化 (5-11 )
5.2.7 タクト計算 (
5-12 )
5.3 ユーザパラメータ設定 5.3.1 読出し (5-14 )
5.3.2 書込み (
5-14 )
5.3.3 (5-15 )
5.3.4 (5-15 )
5.3.5 初期化 (
5-16 )
5.4 手動操作 5.4.1 入出力確認 (5-17 )
5.4.2 (
5-16 )
5.4.3 インチング動作 (5-16 )
5.4.4 ポイント動作 (
5-18 )
5.4.5 設定移動 (
5-19 )
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4
基本機能
(1) モニタ
[動作情報]
汎用入出力の状態の確認、アクチュエータの現在位置と動作速度を確認ができます。
[アラーム履歴]
コントローラに記録されている過去に発生したアラームの確認ができます。
(2
)
設定
[ポイントデータ]
ポイントデータの表示、編集、コントローラへの設定を行います。
[ユーザパラメータ]
ユーザパラメータの表示、編集、コントローラへの設定を行います。
(3) 手動操作
[入出力確認]
汎用出力の確認を行います。
[ジョグ]
ジョグ操作により、アクチュエータの動作確認を行います。
[インチング]
インチング操作により、アクチュエータの動作確認を行います。
[ポイント移動]
登録済みのポイントデータへのアクチュエータの動作確認を行います。
[設定移動]
登録済みのポイントデータへの連続したアクチュエータの動作確認を行います。
(4) オプション
[通信設定(RS485)]
COM ポートの設定を行います
(5) ヘルプ
[バージョン情報]
E Tools のソフトバージョンを表示します。
[SM-612601]
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4
基本機能
4.2 通信ステータス
コントローラの動作状態をステータスバーに表示します。
COM ポートが正常に起動したときは、オンラインモードとなり、
ステータスバーはコントローラとの通信状態を表示します。
(1) RS485 COM
RS485 インターフェースの状態、またはコントローラとの通信状態を表示します。
RS485 COM OFF
オフラインモードで動作中であることを示します。
コントローラと通信を行う機能は選択できません。
RS485 COM ON
オンラインモードで動作中であることを示します。
コントローラと通信中を行い、コントローラの状態を表示します。
RS485 COM IDLE
オンラインモードですが、コントローラと通信を行っていないことを示します。
RS485 COM ERROR
オンラインモードで、コントローラと通信中に通信異常が発生したことを示します。
(2) 非常停止
コントローラの非常停止が発生したときは、「非常停止」を赤色で表示します。
※コントローラと通信を行わない機能では、非常停止が発生しても表示しません。
(3) アラーム
コントローラのアラームが発生したときは、「アラーム 69」などアラーム番号表示を赤色で表示します。
※コントローラと通信を行わない機能では、アラームが発生しても表示しません。
(4) EC MODE
コントローラの機能モードを表示します。
EC MODE [PIO]
汎用入出力を使用して、アクチュエータを制御する通常モードで動作中であることを示します。
EC MODE [SIO]
SIOモードで動作中であることを示します。
注)E Tools を使用して、アクチュエータを制御するモードです。汎用入出力を使用した制御はできません。
(5) 原点復帰
◇原点復帰 完了
アクチュエータの制御が行える状態です。
※未完了の場合、手動操作でのジョグ操作以外では、アクチュエータを移動することはできません。
(6) サーボ状態
サーボ状態が ON または OFF を表示します。
(7) 運転準備
運転準備の状態を表示します。
(8) 移動完了
移動完了の状態を表示します。
(9) モータ電源
モータ電源の ON または OFF 状態を表示します。
[SM-61260]
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4
基本機能
4.3 E Tools の動作モード
E Tools の動作モードにより使用できる機能は、つぎのとおりです。
機能 動作モード
オンライン オフライン
モニタ 動作情報 × コントローラとの通信ができないときは、警告メッ
セージを表示して、動作情報を閉る。
アラーム履歴
設定 ポイントデータ オフラインでは、読出し、書込み、初期化、
ポイント登録位置設定は、選択できない
ユーザパラメータ オフラインでは、読出し、書込み、初期化、
ポイント登録位置設定は、選択できない
手動操作 入出力確認 × コントローラとの通信ができないときは、警告メッ
セージを表示して、入出力確認を閉じる。
ジョグ × コントローラとの通信ができないときは、警告メッ
セージを表示して、ジョグを閉じる。
インチング × コントローラとの通信ができないときは、警告メッ
セージを表示して、インチングを閉じる。
ポイント移動 × コントローラとの通信ができないときは、警告メッ
セージを表示して、ポイント移動を閉じる。
設定移動 × コントローラとの通信ができないときは、警告メッ
セージを表示して、設定移動を閉る。
オプション 通信設定
ヘルプ バージョン情報
[SM-612601]
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5
基本操作
5.基本操作
5.1 モニタ
動作情報、アラーム履歴を表示します。
5.1.1 動作情報
コントローラが PIO モードで動作しているとき、汎用入出力状態やアクチュエータの現在位置、
および動作速度を表示します。
汎用入出力の状態 ONの時:● OFF の時:○
(1) 現在位置
アクチュエータの現在位置を表示します。
原点復帰を実施していないときは*****」を表示します。
(2) 動作速度
アクチュエータの移動速度を表示します。
モータ側から反モータ側への移動はプラス値、反モータ側からモータ側への移動はマイナス値
表示します。
(3) 汎用入力
入力信号の状態を表示します。
ユーザパラメータの PIO モードの設定、およびコントローラの種類により、汎用入力のポート名
が変わります。
※初期値は電動アクチュエータ(コントローラ)の取扱説明書(SM-612271)を参照してください。
(4) 汎用出力
出力信号の状態を表示します。
ユーザパラメータの PIO モードの設定、およびコントローラの種類により、汎用出力のポート名
が変わります。
※初期値は電動アクチュエータ(コントローラ)の取扱説明書(SM-612271)を参照してください。
(5) パルス列カウントモニタ(ECPT コントローラ接続時)
入力されたパルス列のカウント数を表示します。
コントローラの種類と
ソフトウェア・バージョン
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CKD eTools ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル