Hilti WSC 70-A36 取扱説明書

カテゴリー
パワーツール
タイプ
取扱説明書
WSC 70-A36
236299
Bedienungsanleitung de
Operating instructions en
Használati utasítás hu
Instrukcja obsługi pl
Инструкция по зксплуатации ru
vod k obsluze cs
vod na obsluhu sk
Upute za uporabu hr
Navodila za uporabo sl
Ръководство за обслужване bg
ja
Printed: 12.03.2014 | Doc-Nr: PUB / 5143340 / 000 / 01
1
Printed: 12.03.2014 | Doc-Nr: PUB / 5143340 / 000 / 01
2
7
6
4
3
5
1
7
3
5mm
5mm
1
2
4
3/4
1
5
0-45°(50)
2/4
1
6
2/5
2/5
3/4
3/4
1
7
Printed: 12.03.2014 | Doc-Nr: PUB / 5143340 / 000 / 01
1400/3000 mm
60° 45° 30° 22.5° 22.5°30° 45°
200 mm
WGS 1400-2
WGS 1400-2
8
Printed: 12.03.2014 | Doc-Nr: PUB / 5143340 / 000 / 01
オリジナル取扱説明書
WSC 70‑A36 充電式サーキュラーソー
ご使用前にこの取扱説明書を必ずお読みくださ
い。
この取扱説明書は必ず工具と一緒に保管してくだ
さい。
他の人が使用する場合には、 本体と取扱説明書
を一緒にお渡しください。
目次
1 一般的な注意 149
2 製品の説明 150
3 アクセサリー 151
4 製品仕様 152
5 安全上の注意 153
6 ご使用前に 157
7 ご使用方法 158
8 手入れと保守 160
9 故障かな? と思った時 161
10 廃棄 161
11 本体に関するメーカー保証 162
12 EU 規格の準拠証明 (原本) 162
1 この数字は該当図を示しています。 図は二つ折り
の表紙の中にあります。 取扱説明書をお読みの際は、
これらのページを開いてください。
この取扱説明書で 「本体」 と呼ばれる工具は、 常に
WSC 70-A36 充電式サーキュラーソーを指しています。
操作部/表示部名称 1
@
バッテリーパック
;
追加機能 (充電状態インジケーター作動) 付きリ
リースボタン
=
充電状態および故障インジケーター (LiIon バッテ
リーパック)
%
ON/OFF スイッチ
&
スイッチオンロック
(
補助グリップ
)
スピンドルロックボタン
+
アレンレンチ
§
切り込み角度スケール
/
切り込み角度設定用リリースレバー
:
平行ストッパー用クランピングネジ
·
切り込み深さ設定用リリースレバー
$
切り込みマーク 45 °
£
切り込みマーク 0 °
|
平行ストッパー
¡
振動防止カバー
Q
ギャップウェッジ
W
ベースプレート
E
保護カバー
R
回転式切り屑はき出し口
T
駆動スピンドル
Z
サポートフランジ
U
テンションフランジ
I
テンションボルト
O
切り込み深さスケール
P
ギャップウェッジ固定部
Ü
振動防止カバーの操作レバー
[
集じんチャンネルカバー
]
集じんチャンネルカバーのリリースボタ
Æ
50 ° 切り込み用補助バー
1 一般的な注意
1.1 安全に関する表示とその意
危険
この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる危険性が
ある場合に注意を促すために使われます。
警告事項
この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる可能性が
ある場合に注意を促すために使われます。
注意
この表記は、 軽傷あるいは所持物の損傷が発生する可能
性がある場合に使われます。
注意事項
この表記は、 本製品を効率良く取り扱うための注意事項
や役に立つ情報を示す場合に使われます。
1.2 記号の説明と注意事項
警告表示
一般警告
事項
電気に関す
る警告事項
腐食に関す
る警告事項
高温に関す
る警告事項
ja
149
Printed: 12.03.2014 | Doc-Nr: PUB / 5143340 / 000 / 01
義務表示
保護メガネ
を着用して
ください
保護ヘル
メットを着
用してくだ
さい
耳栓を着
用してくだ
さい
保護手袋
を着用して
ください
粉じんの多
い作業にお
いては、
防じんマス
クを着用し
てください
略号
ご使用前
に取扱説明
書をお読み
ください
リサイク
ル規制部品
です
電圧 直流
無負荷回
転数
毎分回転数 直径 ソーブ
レード
機種名 製造番号の表示箇所
機種名は銘板上、 また製造番号はモーターハウジング
の側面に表示されています。 当データを御自身の取扱
説明書にメモ書きしておき、 お問い合わせなどの必要
な場合に引用してください。
機種名
製造番号
2 製品の説明
2.1 正しい使用
本体は手持ち式の充電式サーキュラーソーです
本体は、 木材、 プラスチック、 石膏、 ファイバーボード、 複合材の切断用に使用されます。 切り込み深さは
70 mm 以下で、 0 ° 50 ° の斜め切りが可能です。
健康を損なう恐れのある母材 (アスベストなど) への加工は許されません。
本体はプロ仕様で製作されており、 本体の使用、 保守、 修理を行うのは、 認定、 訓練された人のみに限ります。
これらの人は、 遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりません。 本体および付属品の、 使用法を
知らない者による誤使用、 あるいは規定外使用は危険です。
作業区域としては、 建設現場、 工場での改修 改築 新築工事などが考えられます。
本体の加工や改造は許されません。
規定の特性データ (直径、 全負荷回転数、 厚さなど) に適合しないソーブレードや、 カットオフおよび研磨ディス
ク、 また高合金高速度鋼 (HSS 鋼) 製ソーブレードを使用してはなりません。
金属の切断は行えません。
木の枝や丸太の切断に本体を使用しないでください。
本バッテリーパックを他の電気器具の電源用に使用しないでください。
けがの可能性を防ぐため、 必ずヒルティ純正の、 アクセサリーや先端工具のみを使用してください。
取扱説明書に記述されている使用、 手入れ、 保守に関する事項に留意してご使用ください
2.2 スイッチ
スイッチオンロック付き ON/OFF スイッチ
2.3 グリップ
グリップと補助グリップ
2.4 安全機構
保護カバーと振動防止カバー
ja
150
Printed: 12.03.2014 | Doc-Nr: PUB / 5143340 / 000 / 01
2.5 潤滑
グリス塗布
2.6 過放電保護
バッテリーとモーターの寿命を延ばすために電子回路が制御を行い、 フィード力が強すぎる場合は回転数を低下させ
て完全に停止させ、 圧力が強すぎる場合は電源を遮断します。
注意
フィード力が弱まった場合、 電源装置の場合と同様、 ON/OFF スイッチを押し続けていると本体は自動的に作動し
ます。
2.7 Li‑Ion バッテリーパックの充電状態
Li-Ion バッテリーパックを使用する際には、 リリースボタンを軽く押すと (抵抗が感じられる程度まで - ロック解
除はしない) 充電状態を表示させることができます。 バッテリーパック背面のインジケーターは次の情報を提供し
ます。
LED 点灯 LED 点滅
充電状態 C
LED1、2、3、4
-
C≧75%
LED1、2、3
-
50 % C < 75 %
LED 1、 2
-
25 % C < 50 %
LED 1
-
10 % C < 25 %
-
LED 1
C<10%
2.8 本体標準セット構成品
1本
1 ソーブレード
1 アレンレンチ
1 取扱説明書
1 本体ケース (オプション
1 カートン梱包 (オプション)
2.9 本体の作動に必要な追加品
WSC 70‑A36 B 36/2.4 NiCd B 36⁄3.3 Li‑Ion また B 36⁄3.9 Li‑Ion C4⁄36‑90
C4⁄36‑350、 C7/36‑ACS または C4/36‑ACS の充電器が必要です。
注意事項
仕様に応じて本体標準セット構成品に含まれています。
3 アクセサリー
WSC 70‑A36 のアクセサリー
名称
略号 製品の説明
充電器
C 7/36‑ACS
Li‑Ion バッテリーパック用充電器
C 4/36‑ACS
Li‑Ion バッテリーパック用充電器
C 4/36‑90
Li‑Ion バッテリーパック用充電器
C 4/36‑350
バッテリーパック
B36/2.4 Li‑Ion
バッテリーパック
B 36/3.3 Li‑Ion
バッテリーパック
B 36/3.9 Li‑Ion
ja
151
Printed: 12.03.2014 | Doc-Nr: PUB / 5143340 / 000 / 01
名称
略号 製品の説明
平行ストッパー
WPG 370/355
ガイドレール
WGS 1400‑2B
4製
技術データは予告なく変更されることがあります。
本体
WSC 70‑A36
電圧 (直流電圧)
36 V
重量 (EPTA プロシージャ 01/2003 に準拠
5.8 kg
外形寸法 (長さ x x 高さ)
393 mm x 233 mm x 307 mm
ベースプレート
193 mm x 320 mm
最大ソーブレード直径
190 mm
最小ソーブレード直径
176 mm
ソーブレードのメインブレード厚
0.5… 1.4 mm
切り込み幅
1.6… 2.2 mm
ソーブレードの取り付け穴
30 mm
切り込み深さ
切り込み角度 90° 70 mm
切り込み角度 50° 45 mm
切り込み角度 45° 51 mm
ギャップウェッジの厚さ
1.5 mm
無負荷回転数
4,000/min
注意事項
本説明書に記載されている振動レベルは、 EN 60745 に準拠した測定方法に基づいて測定したものです。 電動工具
を比較するのにご使用いただけます 振動負荷の暫定的な予測にも適しています。 記載されている振動レベルは、
電動工具の主要な使用方法に対する値です。 電動工具を他の用途で使用したり、 異なる先端工具を取り付けて使
用したり、 手入れや保守が十分でないまま使用した場合には、 振動レベルが異なることがあります。 このような相
違により、 作業時間全体で振動負荷が著しく高くなる可能性があります。 振動負荷を正確に予測するためには、
体のスイッチをオフにしている時間や、 本体が作動していても実際には使用していない時間も考慮しなければなりま
せん。 このような相違により、 作業時間全体で振動負荷が著しく低くなる可能性があります。 作業者を振動によ
る作用から保護するために、 他にも安全対策を立ててください (例 電動工具や先端工具の手入れや保守を行う、
手を冷やさないようにする、 作業手順の計画を立てるなど)
WSC 70-A36 の騒音/振動について (EN 60745-2-5 準拠)
サウンドパワーレベル
108 dB (A)
サウンドプレッシャーレベル。
97 dB (A)
定格騒音レベルに対する不確実性
3dB(A)
3 軸の振動値 (振動ベクトル合計
木材切断、 a
h
<2.5m/s²
不確実性 (K)
1.5 m/s²
バッテリーパック
B36/2.4NiCd
B 36/3.3 Li‑Ion B 36/3.9 Li‑Ion
電圧
36 V 36 V 36 V
容量
2.4 Ah 3.3 Ah 3.9 Ah
エネルギー含量
86.4 Wh 118.8 Wh 140.4 Wh
温度モニター
NTC NTC NTC
ja
152
Printed: 12.03.2014 | Doc-Nr: PUB / 5143340 / 000 / 01
バッテリーパック
B36/2.4NiCd
B 36/3.3 Li‑Ion B 36/3.9 Li‑Ion
重量
2.08 kg 1.65 kg 1.65 kg
セルの種類
NiCd Li‑Ion Li‑Ion
セルブロック数
30 30 30
5 安全上の注意
注意事項
5.1 に記載された安全上の注意事項は、 電動工具に関す
る全ての基本的な安全情報を含んでおり、 準拠する規
格に応じた注意事項がこの取扱説明書に記載されてい
ます。 したがって、 この取扱説明書で説明する機器に
は関係のない注意事項が含まれていることもあります。
5.1 電動工具の一般安全注意事
a)
警告事項
安全上の注意および指示事項をすべてお読みくだ
さい。 安全上の注意および指示事項に従わない場
合、 感電、 火災、 重度のけがをまねく恐れがあり
ます。 安全上の注意および指示事項が書かれた説明
書はすべて大切に保管してください。 全上の注意
で使用する用語 「電動工具」 とは、 お手持ちの電
動ツール (電源コード使用) およびバッテリーツー
(コードレス) を指します。
5.1.1 作業環境に関する安全
a) 作業場はきれいに保ち、 十分に明るくしてくださ
い。 ちらかった暗い場所での作業は事故を起こす
恐れがあります。
b) 爆発の危険性のある環境 (可燃性液体、 ガスおよび
粉じんのある場所) では電動工具を使用しないでく
ださい。 電動工具から火花が飛散し、 粉じんや揮
発性ガスに引火する恐れがあります。
c) 電動工具の使用中、 子供や無関係者を作業場へ近づ
けないでください。 作業中に気がそらされると、
体のコントロールを失ってしまう恐れがあります。
5.1.2 電気に関する安全注意事項
a) 電動工具の接続プラグは電源コンセントにきちん
と適合しなければなりません。 プラグは絶対に変
更しないでください。 アースした電動工具と一緒に
アダプタープラグを使用しないでください。 オリジ
ナルのプラグと適切なコンセントを使用することに
より、 感電の危険を小さくすることができます。
b) パイプ ラジエーター、 電子レンジ、 冷蔵庫など
のアースされた面に体の一部が触れないようにして
ください。 が触れると感電の危険が大きくなりま
す。
c) 電動工具を雨や湿気から保護してください。 電動工
具に水が浸入すると、 感電の危険が大きくなりま
す。
d) 電動工具を持ち運んだり、 吊り下げたり、 コンセ
ントからプラグを抜いたりするときは、 必ず本体を
持ち、 電源コードを持ったり引っ張ったりしないで
ください。 電源コードを火気、 オイル、 鋭利な刃
物、 本体の可動部等に触れる場所に置かないでく
ださい。 コードが損傷したり絡まったりしている
と、 感電の危険が大きくなります。
e) 屋外工事の場合には、 屋外専用の延長コードのみ
を使用してください。 屋外専用の延長コードを使
用すると、 感電の危険が小さくなります。
f) 湿った場所で電動工具を作動させる必要がある場合
は、 漏電遮断機を使用してください。 漏電遮断機
を使用すると、 感電の危険が小さくなります。
5.1.3 作業者に関する安全
a) 電動工具を使用の際には、 油断せずに十分注意し、
常識をもった作業をおこなってください。 れてい
る場合、 薬物、 医薬品服用およびアルコール飲用に
よる影響下にある場合には電動工具を使用しないで
ください。 電動工具使用中の一瞬の不注意が重傷
の原因となることがあります。
b) 作業保護具および保護メガネを常に着用してくださ
い。 けがに備え、 電動工具使用状況に応じた粉じ
んマスク、 耐滑性の安全靴、 ヘルメット、 耳栓な
どの作業保護具を使用してください。
c) 電動工具の不意な始動は避けてください。 電動工具
を電源および/またはバッテリーに接続する前や本
体を持ち上げたり運んだりする前に、 本体がオフに
なっていることを必ず確認してください。 オン/オ
フスイッチが入っている状態で電動工具のスイッチ
に指を掛けたまま運んだり、 電源に接続したりする
と、 事故の原因となる恐れがあります。
d) 電動工具のスイッチを入れる前に、 必ず調節キーや
レンチを取り外してください。 調節キーやレンチ
が本体の回転部に装着されたままでは、 けがの原
因となる恐れがあります。
e) 作業中は不安定な姿勢をとらないでください。 足元
を安定させ、 にバランスを保つようにしてくださ
い。 これにより、 万一電動工具が異常状況に陥っ
た場合にも、 適切な対応が可能となります。
f) 作業に適した作業着を着用してください。 だぶだ
ぶの衣服や装身具を着用しないでください。 髪、
衣服、 手袋を本体の可動部に近づけないでくださ
い。 だぶだぶの衣服、 装身具、 長い髪が可動部に
巻き込まれる恐れがあります。
g) 吸じんシステムの接続が可能な場合には、 れらの
システムが適切に接続、 使用されていることを確
認してください。 吸じんシステムを利用することに
より、 粉じん公害を防げます。
5.1.4 電動工具の使用および取扱い
a) 無理のある使用を避けてください。 作業用途に適
た電動工具を使用してください。 適切な電動工具
の使用により、 能率よく、 スムーズかつ安全な作業
が行えます。
ja
153
Printed: 12.03.2014 | Doc-Nr: PUB / 5143340 / 000 / 01
b) スイッチに支障がある場合には、 動工具を使用し
ないでください。 スイッチで始動および停止操作の
できない電動工具は危険ですので、 修理が必要で
す。
c) 本体の設定やアクセサリーの交換を行う前や本体
を保管する前には電源プラグをコンセントから抜く
か、 バッテリーを取り外してください。 この安全
処置により、 電動工具の不意の始動を防止すること
ができます。
d) 電動工具をご使用にならない場合には、 子供の手の
届かない場所に保管してください。 電動工具に関す
る知識のない方、 本説明書をお読みでない方によ
る本体のご使用はお避けください。 未経験者によ
る電動工具の使用は危険です。
e) 電動工具は慎重に手入れしてください。 可動部分が
引っ掛かりなく正常に作動しているか、 電動工具
の運転に影響を及ぼす各部分が破損損傷してい
ないかを確認してください。 電動工具を再度ご使
用になる前に、 損傷部分の修理を依頼してくださ
い。 発生事故の多くは保守管理の不十分な電動工
具の使用が原因となっています。
f) 先端工具をきれいに保ってください。 お手入れのゆ
きとどいた先端工具を使用すると、 作業が簡単か
つ、 スムーズになります。
g) 電動工具、 アクセサリー、 先端工具などは本説明書
内の指示に従って使用してください。 この際、作業
環境および用途に関してもよくご注意ください
定された用途以外に電動工具を使用すると危険な状
況をまねく恐れがあります。
5.1.5 バッテリーの使用および取扱い
a) バッテリーを充電する場合は、 必ずメーカー推奨
の充電器を使用してください。 特定タイプのバッテ
リー専用の充電器を他のバッテリーに使用すると、
火災の恐れがあります。
b) 指定されたバッテリーのみを電動工具に使用してく
ださい。 指定以外のバッテリーを使用すると、
傷や火災の恐れがあります。
c) 使用しないバッテリーの近くに、 事務用クリップ、
硬貨、 キー、 釘、 ネジ、 その他の小さな金属片を
置かないでください。 電気接点の短絡が起こること
があります。 バッテリーの電気接点間が短絡する
と、 火傷や火災が発生する危険があります。
d) バッテリーが正常でないと、 液漏れが発生すること
があります。 その場合、 漏れた液には触れないで
ください。 もしも触れてしまった場合は 水で洗
い流してください。 液体が眼に入った場合は、
で洗い流してから医師の診察を受けてください
出したバッテリー液により、 皮膚が刺激を受けた
り火傷を負う恐れがあります。
5.1.6 サービス
a) 電動工具の修理は必ず認定サービスセンターにお申
し付けください。 また、 ず純正部品を使用してく
ださい。 これにより電動工具の安全性が確実に維
持されます。
5.2 切断作業
a)
危険
切断領域やソーブレード付近に手を差し出さないで
ください。 方の手で補助グリップまたはモーター
ハウジングを保持してください。 両手でソーを保
持すれば、 ソーブレードで手を負傷することはあり
ません。
b) 作業材料の下側をつかまないでください。 保護カ
バーは、 作業材料の下側に出るソーブレードから手
を保護することはできません。
c) 切り込み深さを作業材料の厚さに合わせてくださ
い。 作業材料の下に出る部分を歯の全高より小さ
くしてください。
d) 切断する作業材料を手や足で支えないでくださ
い。 作業材料は安定した支持具に固定してくださ
い。 身体の一部が触れたり、 ソーブレードが噛
だり、 制御不能に陥ったりする危険を最小限に抑え
るため、 作業材料を正しく固定することは重要で
す。
e) 隠れた電線に先端工具が接触する可能性のある作業
を行う場合は、 必ず電動工具の絶縁されたグリッ
プのみを持つようにしてください。 通電している
ケーブルと接触すると、 電動工具の金属部分にも電
圧がかかり感電の危険があります。
f) 縦カットの際には必ずストッパーまたはストレート
エッジガイドを使用してください。 これにより切
断の正確さを高め、 ソーブレードが噛む可能性を低
減することができます。
g) 常に適切な取り付け穴 (星形または丸形など)
付いた正しいサイズのソーブレードを使用してく
ださい。 ソーの取り付け部に合っていないソーブ
レードを使用すると、 回転が不安定になったり、
制御不能になったりする恐れがあります。
h) ソーブレードワッシャー/スクリューが損傷して
いたり、 適切でない場合、 決してこれらを使用し
ないでください。 ソーブレードワッシャー/スク
リューは、 最適な出力と作動安全性を確保するため
にご使用のソー専用に製造されたものです。
5.3 すべてのソーに対するその他の安全上の注意
反動 - 原因とそれに対する安全上の注意
反力は、 ソーブレードが引っかかったり噛んだりしたと
きや、 ソーブレードが正しく設置されていないときに
起こる突然の反応動作で、 制御不能になったソーが作業
材料から浮き上がって作業者に向かって跳ね返ることが
あります。
ソーブレードが閉じたカットギャップで引っかかったり
噛んだりすると、 ソーブレードがブロックされ、 モー
ター力でソーが作業者の方向に跳ね返ります
ソーブレードが切断時にずれたり正しく配置されていな
いと、 後部のソーブレードエッジの歯が作業材料の表面
に引っかかり、 ソーブレードがカットギャップから外れ
て作業者の方に跳ね返ることがあります。
ソーの取り扱いが正しくないと、 反力が生じます。
力は、 以下に示すような適切な予防措置を取ることで防
止することができます。
a) ソーは両手でしっかりと支え、 反力を受け止める
とができるように腕を構えます。 ソーブレードは必
ず側部をつかみ、 決してソーブレードが身体のすぐ
前にくることのないようにしてください。 反力が
ある場合、 サーキュラーソーは後方に跳ね返ること
がありますが、 適切な予防措置を講じていれば反力
を抑えることができます。
ja
154
Printed: 12.03.2014 | Doc-Nr: PUB / 5143340 / 000 / 01
b) ソーブレードが噛んだ場合あるいは作業を中断す
る場合は、 ーをオフにしてソーブレードが停止す
るまでソーを静かに作業材料内に保持してくださ
い。 ソーブレードが動いている間は、 ソーを作
業材料から離したり後方へ引いたりしないでくだ
さい、 そうしないと反力が発生する危険がありま
す。 ソーブレードが噛んでしまったことの原因
を確認し、 それを取り除いてください。
c) 作業材料に挿入されているソーを再び作動させる場
合は、 ソーブレードをカットギャップの中央に配置
し、 歯が作業材料に引っかかっていないかチェック
します。 ソーブレードが噛んでいると、 切断を再
開したときにソーブレードが作業材料から飛び出た
り、 反力が発生する可能性があります。
d) んだソーブレードによる反力の危険を最小限
に抑えるために、 大型プレートを支えてくださ
い。 大型プレートはそれ自身の重みでたわむこと
があります。 プレートは、カットギャップ付近と縁
部の両側で支える必要があります。
e) 切れ味の悪くなったソーブレードや損傷したソーブ
レードは使用しないでください。 ソーブレードの
歯の切れ味が悪い場合やソーブレードが正しく合っ
ていない場合、 カットギャップが狭くなりすぎて、
摩擦が大きくなったり、 ソーブレードの噛みや反力
が起こります。
f) 切断の前に、 切り込み深さおよび切り込み角度の調
整レバーを締めてください。 切断中に調整が変
化すると、 ソーブレードが噛んだり反力が発生す
る可能性があります。
g) 既存の壁やその他の見通しのきかない領域で切断を
行う場合は特に注意してください。 切断時に、
し込まれたソーブレードが隠れている対象物にブ
ロックされ、 跳ね返る可能性があります。
5.4 振動防止カバー付きサーキュラーソーの安全上の
注意
下側保護カバーの機能
a) ご使用の前には毎回、 下部保護カバーが正常に閉じ
ているかどうかを点検してください。 下部保護カ
バーがスムーズに動かず、 ぐに閉じない場合は、
ソーを使用しないでください。 下部保護カバーを
開いた位置のまま留めないでください。 ソーを
うっかり床に落とした場合、 下部保護カバーが変
形する可能性があります 保護カバーを引きレバー
で開いて、 カバーが自由に動くこと、 すべての切り
込み角度および深さでソーブレードや他の部分と接
触しないことを確認してください。
b) 下部保護カバー用スプリングの機能を点検してくだ
さい。 下部保護カバーとスプリングが正常に作動し
ない場合は、 ご使用前にソーの整備を依頼してくだ
さい。 損傷した部品、 固着した付着物、 切り屑
の堆積は下部保護カバーの作動を鈍らせます。
c) 「プランジカットおよび斜めカット のような特別
な切断の場合のみ、 手で下部保護カバーを開いてく
ださい。 下部保護カバーを戻りレバーで開き、ソー
ブレードが作業材料に入り込んだらすぐにレバーを
放してください。 他のすべての切断作業の場合
下部保護カバーは自動的に作動しなければなりませ
ん。
d) ワークベンチまたは床にソーを置く場合は、
ず下部保護カバーでソーブレードを保護してくださ
い。 保護されていないソーブレードが遅延作動す
ると、 ソーが切断方向と反対に動いてソーブレード
が引っかかります。 この場合、 ソーの遅延作動時
間に注意してください。
5.5 ギャップウェッジを備えたすべてのソーに対する
全上の注意
ギャップウェッジの機能
a) ギャップウェッジに合ったソーブレードを使用して
ください。 ギャップウェッジが正常に機能するよ
うに、 ソーブレードのメインブレードはギャップ
ウェッジより薄く、 歯幅はギャップウェッジ厚さよ
り大きくしてください。
b) この取扱説明書にしたがってギャップウェッジを調
整してください。 厚さ、 位置、 調整が正常でない
と、 ギャップウェッジが反力を効果的に防止するこ
とができなくなります。
c) プランジカット以外では常にギャップウェッジを使
用してください。
プランジカット終了後は再び
ギャップウェッジを取り付けてください。 ランジ
カットではギャップウェッジが障害となり、 反力を
生み出すことがあります。
d) ギャップウェッジが正常に機能するように、 ウェッ
ジはカットギャップ内にくるようにしてくださ
い。 短い切断の場合、 ギャップウェッジは反力
を防止することはできません。
e) 変形したギャップウェッジを使用してソーを作動さ
せないでください。 わずかでも障害物があると、
保護カバーの閉まりが遅くなることがあります
5.6 その他の安全上の注意
5.6.1 作業者に関する安全
a) 耳栓を着用してください。 騒音により、 聴覚に悪
影響が出る恐れがあります。
b) 本体を支えるときは、 必ず両手でグリップを持って
ください。 グリップは乾いた清潔な状態に保ち、
オイルやグリスを付着しないでください。
c) 本体に集じん装置を取り付けないで作業をする場
合、 作業される方は防じんマスクを着用しなければ
なりません。
d) 本体は必ず付属の安全装置と共に使用してくださ
い。
e) 本体は指示にしたがい、 必ず異常がない状態で使
用してください。
f) 休憩を取って緊張をほぐし、 指を動かして血の巡り
を良くするように心がけてください。
g) 本体の電源は必ず作業場で入れてください。
h) 本体を保管および搬送するときは、 ッテリーパッ
クを取り外してください。
i) 作業時には必ず本体を身体から離すようにしてくだ
さい。
j) 本体を頭より上の高さで使用しないでください。
k) ソーブレードを横に押し付けて本体を制動しないで
ください。
l) 本体作動中は、 テンションフランジやテンションボ
ルトに触れないでください。
m) 切断軌道上には障害物がないようにしてください。
ソーブレードがねじや釘などに接触しないようにし
てください。
ja
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n) ソーブレードが回転しているときに、 スピンドル
ロック用のプッシュボタンを押さないでください。
o) 本体を人に向けないでください
p) ソーブレードと加工する母材にフィード力を合わ
せ、 ソーブレードがブロックされたり反力が起こら
ないようにします。
q) 歯の先端が過熱しないようにしてください。
r) プラスチックの切断の際は、 プラスチックの溶解を
防がねばなりません。
s) 業開始前に、 業場で発生する粉じんの危険有害
度を調査してください。 公的に承認された保護等
級および地域の粉じんに関する規定を満たした工業
用集じん機を使用してください。
t) 体で遊んではいけないことを子供に伝えてくださ
い。
u) 本体は、 子供や体の弱い人が指示を受けずに使用す
るには向いていません。
v) 含鉛塗料、 特定の種類の木材、 鉱物、 金属など
の母材から生じた粉じんは、 健康を害する恐れがあ
ります。 作業者や近くにいる人々が粉じんに触れた
り吸い込んだりすると、 アレルギー反応や呼吸器疾
患を起こす可能性があります。 カシやブナ材など
の特定の粉じんは、 特に木材処理用の添加剤 (ク
ロム塩酸、 木材保護剤) が使用されている場合、
発ガン性があるとされています。 アスベストが含ま
れる母材は、 必ず専門家が処理を行うようにしてく
ださい。 できるだけ集じん装置を使用してくださ
い。 集じん効果を高めるには、 当電動工具に適
たヒルティ推奨の木材 / 鉱物粉じん用移動式集じ
ん機を使用してください。 作業場の換気に十分配
慮してください。 フィルタークラス P2 の防じん
マスクの着用をお勧めします。 処理する母材につい
て、 各国で効力を持つ規定を遵守してください。
5.6.2 電動工具の取扱いと手入れ
a) 作業材料を固定します。 作業材料を締め付ける時
は、クランプあるいは万力を使用してください。
の方が手で押さえるよりも確実であり、 本体を両手
で自由に操作することができます。
b) 使用する先端工具がチャック機構に適合し チャッ
ク内にしっかりと固定されていることを確認してく
ださい。
5.6.3 電気に関する安全注意事項
作業を開始する前に、 作業場に埋設された電線、 ガス
管や水道管がないかを金属探知機などで調査してくださ
い。 例えば、 作業中に誤って先端工具が電線に触れる
と、 本体の金属部分とケーブルが通電する可能性があり
ます。 この場合、 感電による重大な事故が発生する危
険があります。
5.6.4 バッテリーパックの慎重な取扱いおよび使用
a) LI‑Ion バッテリーパックの搬送、 保管、 作動には特
別規定を守ってください。
b) バッテリーパックは高温と火気を避けて保管してく
ださい。 爆発の恐れがあります。
c) バッテリーパックを分解したり、 んだり、
80 °C 以上に加熱したり、 燃やしたりしないでくだ
さい。 これを守らないと、 火災、 爆発、 腐食の危
険があります。
d) 必ず本体用に許可されたバッテリーパックのみを使
用してください。 許可されていないバッテリー
パックを使用したり、 許可されていない用途にバッ
テリーパックを使用すると、 火災や爆発の危険があ
ります。
e) 損傷したバッテリーパック (例えば亀裂や破損箇
所があったり、 電気接点が曲がっていたり、 押し
戻されていたり、 引き抜かれているバッテリーパッ
ク) の充電や使用はしないでください。
f) バッテリーパックがつかむことのできないほどに
熱くなっている場合は、 故障している可能性があり
ます。 本体を監視可能な火気のない場所に可燃性
の資材から十分に距離をとって置き、 冷ましてくだ
さい。 バッテリーパックを冷ました後、 ヒルティ
サービスセンターにご連絡ください。
5.6.5 作業場の安全確保
a) 作業場の採光に十分配慮してください。
b) 作業場の換気に十分配慮してください。 作業場
の換気が十分でないと、 粉じんによる汚染で健康が
害される恐れがあります。
5.6.6 個人保護用具
本体使用中、 作業者および現場で直近に居合わせる人々
は保護メガネ、 保護ヘルメット、 耳栓、 保護手袋およ
び防じんマスクを着用しなければなりません
5.6.7 安全機構
ソーブレード、 カバー、 振動防止カバー ャップ
ウェッジが正しく取り付けられていない場合は、 本体を
オンにしないでください。
ja
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6 ご使用前に
6.1 バッテリーパックの慎重な取扱い
注意事項
低温ではバッテリーパックの力が低下します。 バッテ
リーの充電量が少なくなった場合は、 本体が完全に停
止するまで作業を続けないでください。 予備のバッテ
リーと交換してください。 効率が落ちたバッテリーパッ
クは、 交換後速やかに充電してください。
バッテリーパックを使用しない場合は、 できるだけ涼し
くて乾燥した場所に保管してください。 バッテリーパッ
クを太陽の直射下、ラジエーターの上、窓際等で保管し
ないでください。 寿命となったバッテリーの廃棄は、
リサイクル規制により定められた方法で確実に行ってく
ださい。
バッテリーパックを適切な充電器に挿入します
6.2 バッテリーパックの充電
注意
必ず「アクセサリー」の項に記載のヒルティ充電器を使
用してください。
危険
バッテリーパックを充電器にセットする前に、 バッテ
リーパックの表面の汚れを落とし、 乾かしてくださ
い。 充電方法については、 充電器の取扱説明書を参
照してください。
6.2.1 バッテリーパックの初充電
セルを確実に初充電するため、 新しいバッテリーパック
の場合は、 使用前に必ず十分に充電してください。
分に充電しておかないと、 バッテリー容量に影響を及ぼ
すことがあります。 初充電に関しては当該充電器の取
扱説明書を参照してください。
6.2.2 NiCd バッテリーパックの再充電
NiCd バッテリーパックは必ず毎回フル充電してくださ
い。
6.2.3 Li‑Ion バッテリーパックの再充電
Li‑Ion バッテリーパックは、 部分的にしか充電されてい
ない状態であっても常に挿入することができます。
電の進行状況は LED で表示されます (充電器の取扱説
明書を参照)
6.3 バッテリーパックの装
危険
必ず指定されたヒルティバッテリーパックと、「アクセ
サリー」 の項に記載のヒルティ充電器を使用してくださ
い。
注意
バッテリーを装着する前に、 本体のスイッチがオフに
なっていること、 スイッチオンロックが作動しているこ
とを確認してください。 必ず本体用に許可されたヒル
ティバッテリーパックを使用してください。
1. バッテリーパックを本体の後部にあてがいながら、
カチッカチッと音がするまで挿入します。
2. 注意バッテリーパックが落下してご自身あるいは他
の方が怪我をする恐れがあります。
バッテリーパックが本体にしっかりと固定されてい
ることを確認してください。
6.4 バッテリーパックの取外し
1. 1 または両方のリリースボタンを押します。
2. バッテリーパックを本体から後ろへ引き抜きます。
6.5 バッテリーパックの搬送および保管
バッテリーパックを引いて、 ロック位置 (作業位置)
から最初のロック位置 (トランスポートロック位置)
へ動かします。
搬送あるいは保管のためにバッテリーパックを本体から
取り外す際は、 バッテリーパックの電気接点がショート
しないことを確認してください。 本体ケース、 先端工
具箱あるいは搬送用ケースからねじ、 ネイル、 クラン
プなどの緩んだ金属製部品、 緩いビット、 針金あるい
は金屑などを取り除くか、 あるいはこれらがバッテリー
パックと接触しないようにしてください。
バッテリーパックを輸送 (トラック、 鉄道、 船舶ある
いは航空機による輸送)する際は、輸送に関する各国お
よび国際的な規定に注意してください。
ja
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7 ご使用方法
注意事項
ソーブレードが比較的長い間ブロックされた場合、
フィード力が除かれても本体は自動的に再起動しませ
ん。 スイッチオンロックと ON/OFF スイッチを新た
押してください。
注意
保護手袋を着用してください。 ソーブレードのカ
ティングエッジは鋭くなっています。 カッティングエッ
ジで怪我をする恐れがあります。
注意
簡易防じんマスクおよび保護メガネを常に着用してくだ
さい。 切断作業により、 粉じんや切屑が空気中に渦
巻きます。 粉じんや切屑が気管、 眼などを傷つけるこ
ともあります。
注意
耳栓を着用してください。 本体および切断作業は騒音
を発生させます。 騒音により、 聴覚に悪影響が出る
恐れがあります。
7.1 ソーブレードを交換する
注意
先端工具の交換時には、 保護手袋を着用してくださ
い。 先端工具、 テンションフランジ、 テンションボル
トは高温になります。
注意
取り付けるソーブレードが技術的な要求を満たし、
く切れることを確認してください。 鋭いソーブレード
は正常な切断の前提条件です。
7.1.1 ソーブレードの取り外し 2
1. バッテリーパックを本体から引き出します。
2. スピンドルロックボタンを押します。
3. アレンレンチでソーブレードの固定用ネジを回し、
ロックピンを完全にかみ合わせます。
4. アレンレンチで固定用ネジを反時計回りに緩めま
す。
5. 固定用ネジと外側のテンションフランジを取り外し
ます。
6. 振動防止カバーを開いて、 ソーブレードを外しま
す。
7.1.2 ソーブレードの取り付け 3
1. バッテリーパックを本体から引き出します。
2. サポートフランジとテンションフランジを清掃しま
す。
3. サポートフランジを取り付けます。
4. 振動防止カバーを開きます。
5. 注意ソーブレード上の回転方向矢印に注意してくだ
さい。
新しいソーブレードを取り付けます。
6. 外側のテンションフランジを取り付けます。
7. テンションボルトを時計回りに締めてテンション
フランジを固定します。 その際、 緩めたときと同
様にスピンドルロックボタンを押してください。
8. ご使用前に、 ーブレードがしっかり固定されて
いるか点検してください。
7.2 ギャップウェッジの調 4
ソーブレードの歯先とギャップウェッジの間隔が 5 mm
を超えず、 歯先がギャップウェッジの下部エッジより
5 mm を超えて突き出ないように調整されていること
を確認してください。
ギャップウェッジは縦カット時にソーブレードの噛み
を防止します。 すべての切断作業時にはギャップウェッ
ジを正しく取り付けてください。
1. バッテリーパックを本体から引き出します。
2. 2 本のアレンヘッドスクリューをアレンレンチで
外します。
3. 図にしたがってギャップウェッジを調整します。
4. 2 のアレンヘッドスクリューをアレンレンチで締
め付けます。
7.3 切り込み深さの調整 5
注意事項
切り込み深さの調整値は常に、 切断する材料の厚さより
5 ... 10 mm 大きくしてください。
切り込み深さは 0 70 mm 間で無段階に調整すること
ができます。
1. バッテリーパックを本体から引き出します。
2. 本体を土台の上に置きます。
3. 切り込み深さ調整のリリースレバーを緩めてくださ
い。
ガイドに付けられた矢印で、 調整した深さを読み
取ることができます。
4. 本体を斜めに動かして持ち上げ、 リリースレバー
を締め付けて切り込み深さを調整します。
7.4 斜め切りの設定 6
本体は斜め切り用に、 0~ 45 º の間でご希望の角度を設
定することができます。 補助バーを持ち上げることで最
50 ° まで可能です。
1. バッテリーパックを本体から引き出します。
2. 切り込み角度調整のリリースレバーを緩めてくださ
い。
3. 本体をご希望の位置まで旋回させるか、 補助バー
を持ち上げて 50 ° まで調整することができます。
4. 切り込み角度調整のリリースレバーを締め付けてく
ださい。
ja
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7.5 ポインターに基づく切断
本体の前側ベースプレートには、 直線切りおよび斜め切
り用のポインター (0 º および 45 º) があり、 選択し
た切り込み角度に応じて正確な切断を行うことができ
ます。 ポインターエッジはソーブレードの内側にきま
す。 サイトウィンドウからポインターがよく見えるの
で、 カッティングエッジの仕上がりが良くなります。
さらに補助ポインターがソーブレードの前側開口部と
ベースプレートの終端部にあります。
1. 作業材料を動かないように固定します。
2. ソーブレードが作業材料の下で自由に回転できるよ
うに、 作業材料を配置してください。
3. 本体のスイッチがオフになっていることを確認して
ください。
4. バッテリーパックを本体に挿入してください。
5. 本体のベースプレートを作業材料上に置きます。
その際、 ソーブレードがまだ作業材料と接触しな
いようにしてください。
6. オン/オフスイッチのスイッチオンロックを押し
た状態で本体をオンにします。
7. 本体を適切な作業速度に合わせ、 ポインターに
沿って作業材料を切断します。
7.6 平行ストッパーによる切断 (アクセサリー
2 本のアームの平行ストッパーにより、 業材料エッジ
に沿った正確な切断または同じ寸法のストリップの切断
が可能です。
平行ストッパーはベースプレートの両側に取り付けるこ
とができます。
7.7 平行ストッパーの取り付け/調整 7
1. バッテリーパックを本体から引き出します。
2. クランピングネジをベースプレートにねじ込みま
す。
3. 平行ストッパーの両側のガイドをクランピングネジ
の下に動かします。
4. ご希望の切断幅を設定します。
5. クランピングネジを締め付けます。
7.8 ガイドレールによる切断 8
7.8.1 0 ° での縦カット
ソーのベースプレートの溝をガイドレールのフレームに
合わせます。
7.8.2 50 ° 以下での縦カット
ソーのベースプレートの外側エッジをガイドレールのフ
レームに沿って動かします。 これにより、 ソーブレー
ドとガイドレールの接触を避けることができます。
7.8.3 フラットな斜め切り
注意事項
表示された切り込み角度は、 ストレートの直角切断から
ずれる角度を示します。
1. ガイドレールのゼロポイントを作業材料のエッジに
合わせ、 角度スケール上の希望の角度がゼロポイ
ントにくるようにレールを回転させます。
2. ガイドレールを 2 個のバイスで固定します。
7.9 切り取り
1. レールを 2 個のバイスで下から固定します。
注意事項本体は作業材料の後ろ側のガイドレール
上にセットしなければなりません。
2. 注意ソーブレードが作業材料と接触しないように注
意してください。
本体をガイドレールの取り付けエリアにセットして
ください。
3. 本体のスイッチをオンにします。
4. 本体を作業材料に沿って均一な速さで動かします。
振動防止カバーは側部の突起先端に接触すると開
き、 ガイドレールの終端に達すると閉じます。
7.10 集じんチャンネルの清掃
注意
バッテリーパックが本体に装着されていてはなりませ
ん。
1. 保護カバー後部の下側にあるプラスチックラッチを
押してカバーを取り外します。
2. 保護カバーの集じんチャンネルを清掃します
3. プラスチックラッチをかみ合わせて保護カバーを固
定します。
4. 本体の可動部分が引っ掛かりなく正常に作動してい
るか、 本体の運転に影響を及ぼす各部分が破損
損傷していないかを確認してください。
7.11 吸じん機能付きソ 9
注意事項
ハンディサーキュラーソーには、 一般的な吸じんホー
ス用の接続サポートが付いています。 吸じんホースを
ソーと接続するために、 適切なアダプターが必要にな
る場合があります。
注意
粉じんは健康を損なう恐れがあり、 呼吸器疾患、 皮膚
病、 アレルギー反応を引き起こすことがあります。
警告事項
特定の粉じんは発がん性物質と見なされています。 これ
に相当するのは、鉱物粉じん、カシやブナ材の木材粉じ
(特に木材加工用の添加剤としてクロム酸塩、 木材
保護剤が使用されている場合) です。
注意
用途に応じて移動式吸じん装置 WVC 40‑M(木材用)
または VCU 40‑M(木材および鉱物用)を使用してくだ
さい。 吸じん装置がない場合や使用できない場合は、
フィルタークラス P2 の呼吸保護マスクを着用してくだ
さい。 空気中の粉じん量を減らすため、 作業場の換気
に十分配慮してください。
注意
他の母材を加工するには、 業界団体による特別要求事項
に関して事業者が明らかにする必要があります。
ja
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7.12 吸じん機能なしのソー 
注意事項
オプションで、 押し込み式の集じんチャンネルを使用す
ることができます。
切り屑が身体にかからないように、 ご希望のはき出し方
向を選択してください。
8 手入れと保守
注意
本体が不意に始動することがないよう、 清掃作業を始め
る前にバッテリーパックを取り外してください
8.1 先端工具の手入れ
先端工具の表面に付着した汚れを取り除きます。
折、 油を染みこませた布で表面を磨いて腐食から守って
ください。
8.2 本体の手入れ
注意
本体、特にグリップ表面を乾燥させ、清潔に保ち、オイ
ルやグリスが付着していないようにしてください。
剤、 磨き粉等のシリコンを含んだ清掃用具は使用しない
でください。
本体の外側ボディは、 耐衝撃性プラスチックで作られて
います。 グリップ部分は合成ゴムを使用しています。
通気溝が覆われた状態で本体を使用しないでくださ
い。 通気溝を乾いたブラシを使用して注意深く掃除し
てください。 本体内部に異物が入らないようにしてく
ださい。 定期的に、 少し湿した布で本体表面を拭いて
ください。 スプレーやスチームあるいは流水などによ
る清掃は避けてください。 電気上の安全面に悪影響が
出る可能性があります。
8.3 安全機構の清掃
1. 安全機構を清掃するためにソーブレードを取り外し
ます。
2. 安全機構を乾いたブラシを使用して注意深く掃除し
てください。
3. 安全機構内部の塵埃の堆積や切り屑は適切な工具
を使用して除去してください。
4. ソーブレードを取り付けます。
8.4 NiCd バッテリーパックの手入れ
湿気が入らないようにしてください。
バッテリー端子に付着した埃や油を取り除いてくださ
い。 必要に応じて、 バッテリー端子をきれいな布で清
掃します。 本体の出力が落ち始めた場合または過放電
保護が作動した場合は、 バッテリーパックを充電する必
要があります。
注意事項
バッテリーパックの充電に関する詳しい情報は充電器
の取扱説明書をご覧ください。
8.5 Li‑Ion バッテリーパックの手入れ
湿気が入らないようにしてください。
はじめてお使いになる前にはバッテリーパックをフル充
電してください。
バッテリーパックを最大寿命で使用できるように、 バッ
テリーのパワーが著しく低下したら直ちに放電を中止し
てください。
注意事項
作動を続けると、 セルの損傷を防ぐために放電が自動的
に終了します。
バッテリーパックは Li‑Ion バッテリーパック用に許可さ
れたヒルティ充電器で充電してください。
注意事項
- NiCd または NiMH バッテリーパックのようなバッテ
リーパックのコンディショニングは必要ありません。
- 充電を中断しても、 バッテリーパックの寿命に影響は
ありません。
- バッテリーの寿命に影響を及ぼすことなく、 いつ
でも充電を開始することができます。 NiCd または
NiMH バッテリーパックのようなメモリー効果はあり
ません。
- バッテリーパックはフル充電した状態でできるだけ
涼しくて乾燥した場所に保管するのが最適です。
周囲温度が高い場所(窓際) にバッテリーパックを保
管すると、 バッテリーパックの寿命に影響が出て、
セルの自己放電率が上昇します。
- バッテリーパックが完全に充電できなくなった場合
は、 劣化や過負荷で容量が低下しています。 このよ
うなバッテリーパックを使用して作業することはでき
ます。 しかし、 このようなバッテリーパックは近い
うちに新しいバッテリーパックに交換する必要があり
ます。
8.6 保守
警告事項
本体の電気系統部分の修理は訓練された修理スペシャリ
ストのみができます。
本体の全ての表面パーツに損傷がないか、 また全ての装
置が支障なく作動するか確認してください。 パーツが損
傷していたり、 装置が正しく作動しない場合は、 本体
を使用しないでください。 修理が必要な場合は、 弊社
営業担当またはヒルティ代理店販売店にご連絡くださ
い。
8.7 手入れと保守を行った後の点検
手入れ、 保守の作業を済ませた後は、 全ての安全機構
が装着され、 正常に作動していることを確認しなければ
なりません。
振動防止カバーをチェックするには、 操作レバーによ
り振動防止カバーを完全に開きます。
操作レバーから手を放した後、 振動防止カバーは素早く
かつ完全に閉じなければなりません。
ja
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9 故障かな? と思った時
症状 考えられる原因 処置
本体が始動しない。
バッテリーパックが正しくロックさ
れていないか、 あるいはバッテリー
パックの放電。
バッテリーパックをカチッカチッと
ロック音がするまで挿入するか、ある
いはバッテリーパックを充電する。
電気的故障。
本体からバッテリーパックを取り外
し、 ヒルティサービスセンターに連
絡する。
バッテリーパックが空/高温。 過放電保
換わる。 バッテリーパックを充電器
に挿入する、 または冷やす。
ン/オフスイッチが押せな
い、 あるいは動かない。
故障でない (安全機能)
スイッチオンロックを押す。
回転数が突然落ちる。
バッテリーパックが放電している、
またはフィード力が過大。
バッテリーパックを交換し、空のバッ
テリーパックを充電する。 フィード
力を低減する。
バッテリーパックの消耗が通
常よりも早い。
バッテリーパックの状態が好ましくな
い。
NiCd バッテリーパックの場合のみコ
ンディショニング充電を行う (充電
器の取扱説明書を参照)
ソーブレードがブロックされた
後に本体が自動的に作動しな
い。
2 回目のブロック後に過放電保護がオ
フになった。
スイッチオンロックと ON/OFF
イッチを新たに押す。
バッテリーパックが 「カチッカ
チッ」 と音がするまでロックさ
れない。
バッテリーパックのロックノッチが
汚れている。
ロックノッチを清掃して、バッテリー
パックをロックする。 問題が再発す
る場合は、 弊社営業担当またはヒル
ティ代理店 販売店にご連絡くださ
い。
本体あるいはバッテリーパック
が熱くなる。
電気的故障。
本体の電源を直ぐに切ってバッテリー
パックを取り外し、 ヒルティサービ
スセンターに連絡する。
本体に負荷がかかり過ぎている (適
用基準を超えている)
用途に合った工具を選択する。
集じんしない/集じん能力の低
下。
集じんチャンネルが詰まっている。 集じんチャンネルを清掃する。
10 廃棄
注意
装備を誤った方法で廃棄すると、 次のような危険があります プラスチック部分の燃焼時には人体に有害な有毒ガ
スが発生します。 電池は損傷したりあるいは激しく加熱されると爆発し、 毒害、 火傷、 腐食または環境汚染の危
険があります。 廃棄について十分な注意を払わないと、 権限のない者が装備を誤った方法で使用する可能性があり
ます。 このような場合、 ご自身または第三者が重傷を負ったり環境を汚染する危険があります。
注意
故障したバッテリーパックはただちに廃棄してください。 バッテリーパックは子供の手の届かない所に置いてくださ
い。 バッテリーパックを分解したり、 燃やしたりしないでください。
注意
バッテリーは、 各国の規制に従って廃棄してください。
ja
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本体の大部分の部品はリサイクル可能です。 リサイクル前にそれぞれの部品は分別して回収されなければなりませ
ん。 多くの国でヒルティは、 古い電動工具をリサイクルのために回収しています。 詳細については弊社営業担当ま
たはヒルティ代理店 販売店にお尋ねください。
EU 諸国の
本体を一般ゴミとして廃棄してはなりません。
古い電気および電子工具の廃棄に関するヨーロッパ基準と各国の法律に基づき、 使用済みの電気工具
は一般ゴミとは別にして、 環境保護のためリサイクル規制部品として廃棄してください。
11 本体に関するメーカー保証
保証条件に関するご質問は、 最寄りのヒルティ代理店
販売店までお問い合わせください。
12 EU 規格の準拠証明(原本)
名称 充電式サーキュラーソー
機種名
WSC 70‑A36
設計年
2006
この製品は以下の基準と標準規格に適合してい
ることを保証します2006/42/EG、 2004/108/EG、
2006/66/EG2011/65/EU、EN 60745‑1、EN 60745‑2‑5、
EN ISO 12100.
Hilti Corporation Feldkircherstrasse 100
FL‑9494 Schaan
Paolo Luccini Jan Doongaji
Head of BA Quality and Process
Management
Executive Vice President
Business Area Electric Tools &
Accessories
Business Unit Power
Tools & Accessories
01/2012 01/2012
技術資料
Hilti Entwicklungsgesellschaft mbH
Zulassung Elektrowerkzeuge
Hiltistrasse 6
86916 Kaufering
Deutschland
ja
162
Printed: 12.03.2014 | Doc-Nr: PUB / 5143340 / 000 / 01
*236297*
236299
Hilti Corporation
LI-9494 Schaan
Tel.: +423 / 234 21 11
Fax:+423 / 234 29 65
www.hilti.com
Hilti = registered trademark of Hilti Corp., Schaan
W 3152 | 0214 | 00-Pos. 8 | 1
Printed in Czech Republic © 2014
Right of technical and programme changes reserved S. E. & O
.
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Printed: 12.03.2014 | Doc-Nr: PUB / 5143340 / 000 / 01
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Hilti WSC 70-A36 取扱説明書

カテゴリー
パワーツール
タイプ
取扱説明書