Shure Incorporated
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難しいワイヤレス環境
環境によっては、2.4 GHzワイヤレスシステムのパフォーマンスを発揮するのが困難な場合があります。加えて、体吸収はUHF帯
域と比べ、2.4GHz帯域の中でより強い衝撃を伴います。多くの場合、最も簡単なソリューションは、送信機と受信機の間の距離
を縮めることです。例えば受信機をステージ上において、クリアな見通し線が得られるようにします。
難しい環境には次の場合が挙げられます:
次のような反射面の少ないエリアなどです:
屋外
非常に高い天井を持つ建物
3台以上のGLX-D受信機を使用している
Wi-Fiプレゼンスが強い
競合する2.4 GHzシステムが使用中である
注:多数の製造業者が同タイプの送信を用いる一般的なアナログTV帯域無線と異なり、現在の市場におけるすべての2.4GHz無線は異なるバリエーションの無線
送信を使用しています。この違いは複数の製造業者からの2.4GHzを、TV帯域無線ソリューションのように混ぜて一致させることをより難しくします。
ワイヤレスシステムの性能を向上させるためのヒン
トと方法
干渉またはドロップアウトが生じる場合は、次の操作をお試しください。
使用できる最良のチャンネルをスキャンする(チャンネルボタンを押す)。
送信機と受信機の間の距離を短くする - 例えば受信機をステージ上におき受信機の前に見通し線を確保する。
すべてのGLX-Dシステムのグループを変更する:
単一チャンネルシステム:単一チャンネルの使用に最適化されたグループ4を使用する
マルチチャンネルシステム:最も強固なワイヤレスグループであるグループ2を使用する
受信機をWi-Fiアクセスポイント、コンピューター、または他の動作中の2.4GHzソースから離れた場所に移動する。推奨され
る距離は最小で3メートルです。
コンピューター、携帯電話、その他の携帯機器の重要でないWi-Fiを停止させる
パフォーマンス中にWi-Fiを使用する場合には、GLX-Dの電源を入れる前にWi-Fiを起動しておき、最良のチャンネルを得
るためのスキャンを行います。
送信機と受信機を2メートル以上離す
大きなファイルのダウンロードや動画視聴など負荷の大きいWi-Fi通信操作を避ける。
競合する2.4GHz受信機をお互いに離れた場所に設置する
送信機と受信機は、金属などの高密度の材質の近くに配置しない
受信機を備品ラックの一番上に移動させる
送信機と送信機との間を2メートル以上離す(受信機から送信機までの距離が短い場合は必須ではありません)
メモ:送信機が
GLXD
以外の送信機やマイクロホンカートリッジと
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センチ以内の距離にある場合、ノイズが聞こえることがあります。
サウンドチェックの際に、問題を生じる位置にテープ等で印をし、プレゼンターまたはパフォーマーにその場所を避けるよう
伝える
既知の強力なWi-Fi電波源があり、どうしてもそのWi-Fiチャンネル内の周波数を用いたい場合、以下のGLX-Dグループ/チャン
ネルを使用します(リストの前にあるもの程良いものです):
Wi-Fi 1:グループ3/チャンネル8、グループ3/チャンネル4
Wi-Fi 6:グループ3/チャンネル7、グループ3/チャンネル5
Wi-Fi 11:グループ3/チャンネル2、グループ3/チャンネル1