メモ、注意および警告
システム診断プログラムの実行
Dell™PowerEdge™SC430システム インストール & トラブルシューティングガイド
Server Administrator 診断プログラムの使い方
システム診断プログラムの機能
システム診断プログラムの実行が必要な場合
システム診断プログラムの実行
システム診断プログラムのテストオプション
カスタムテストオプションの使い方
システムに問題が発生した場合、テクニカルサポートに電話される前に診断プログラムを実行してください。診断プログラムを使うと、特別な装置を使用したりデータを失ったりすることなく、システムのハ
ードウェアをテストすることができます。ご自身で問題を解決できない場合でも、サービスおよびサポート担当者が診断プログラムのテスト結果を使って問題解決の手助けを行うことができます。
Server Administrator 診断プログラムの使い方
システムの問題を分析するには、オンライン Server Administrator 診断プログラムを最初に使用します。問題を識別できない場合は、システム診断プログラムを使用します。
オンラインの診断プログラムにアクセスするには、Server Administrator のホームページへログインし、Diagnostics タブをクリックします。診断プログラムの使い方については、オンラインヘルプを
参照してください。詳細については、『Server Administrator ユーザーズガイド』を参照してください。
システム診断プログラムの機能
システム診断プログラムは、特定のデバイスグループや各デバイス用の一連のテストメニューとオプションで構成されています。システム診断プログラムのメニューとオプションを使って、以下のことが
行えます。
l テストを個別または全体的に実行する。
l テストの順番を制御する。
l テストを繰り返す。
l テスト結果を表示、印刷、または保存する。
l エラーが検出された場合にテストを一時的に中断、またはユーザーが指定する最大エラー数に達したときにテストを終了する。
l 各テストとそのパラメータを簡潔に説明するヘルプメッセージを表示する。
l テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセージを表示する。
l テスト中に発生した問題を通知するエラーメッセージを表示する。
システム診断プログラムの実行が必要な場合
システム内の主要コンポーネントまたはデバイスが正しく動作していない場合、コンポーネントの障害が表示されることがあります。システムのプロセッサとシステムの I/O デバイス(モニタ、キーボー
ド、およびオプションのディスケットドライブ)が動作していれば、システム診断プログラムを使用して、簡単に問題を識別することができます。
システム診断プログラムの実行
システム診断プログラムは、ハードドライブのユーティリティパーティションから実行されます。
1. システム起動時の POST 実行中に <F10> を押します。
2. ユーティリティパーティションのメインメニューで、Run System Diagnostics を選択します。または、メモリのトラブルシューティングを行う場合は、Run Memory Diagnostics を選択し
ます。
システム診断プログラムを起動すると、診断プログラムの初期化中であることを知らせるメッセージが表示されます。次に、Diagnostics メニューが表示されます。このメニューは、特定の診断テスト
または全診断テストの実行や、システム診断プログラムの終了に使用します。
システム診断プログラムのテストオプション