1. AUTOFLOW システムを組み立てる 1.取水用ホース(K)の開いているほ
うの端を、黒の取水用ホース差込口(H)に接続します。
(注意: フィルターカートリッジ(I)の矢
印 (流水の方向) が、清水用の水容器の方を指している必要があります。)
2.清水用ホース(O)
を白の清水用ホース差込口(J)に接続します。3.清水用ホースの開いている方の端を汎用ボト
ルアダプター(M)に接続します。 4.清水側カバーを外し、汎用ボトルアダプターに清水用の水
容器を取り付けます。 5.清水用ホースのシャットオフクランプ(N)を閉じます。
2.水のろ過 1.クイックディスコネクト接続金具オス(F)を取水用リザーバー(L)上にあるク
イックディスコネクト接続金具メス(G)から外します。2.取水用リザーバーにろ過していない水
を入れます。 3.取水用リザーバーのクロージャーストラップ(B)を 4 回以上折りたたみ密封し
ま す 。 クロージャーストラップのバックルを留めます。 4.取水用リザーバーをハングストラッ
プ( C)で吊るします。
(注意:取水用リザーバーは、できるだけ高い位置に吊るしますが、ホー
スがピンと張らず清水用の水容器が地面から離れないよう、注意してください。)
5 .クイック
ディスコネクト接続金具オスを再度取り付けます。 6.シャットオフクランプ(N)を開いて水を流
します。 取水用リザーバーからフィルターカートリッジ(I)を通り、清水用の水容器に水を流し
てろ過します。
(注意: フィルターカートリッジに気泡があると、水流に影響します。清水用水
容器に水 (250 cc 程度) をろ過してから、清水用水容器を取水用リザーバーより上になるよ
うに持ち上げて気泡を除去します。)
3. AUTOFLOWシステムを収 納して保管する 1.システム内の水を完全に
抜きます。2.清水側カバー(P)を汎用ボトルアダプター(M)に再度取り付けます。 3.ホースをフ
ィルターカートリッジ(I)に巻きつけます。
(注意:旅行中の保管は、二次汚染が起こらないよ
う、すべての部品 (リザーバー、ホース、カートリッジ、アダプター) を接続したままにしてくだ
さ い 。)
4.取水用リザーバー(L)をフィルターカートリッジとホースに巻きつけ、収納袋に入れま
す 。 フィルターを長期間保管する前または長期間保管した後、あるいはフィルターを連続
15日以上使用した後は、必ずフィルターを消毒してください。ステップ 5 を 参 照 して くだ さ い 。
4. フィルターカ ートリッジを バックフラッシュする 最適な流量が維持
できフィルターの寿命が延びるよう、フィルターカートリッジ(I)は、定期的に 8 L ごとに (水
が濁っていたり茶色の場合はさらに頻繁に) バックフラッシュする必要があります。1.MSR
が推奨する水容器に、ろ過した水を最低 ½ L 集めます。 2.取水ホース(K)をクイックディスコ
ネクト接続金具オス(F)から外します。3.清水用水容器をフィルターカートリッジより上になる
よう持つか吊るし、その中の水をフィルターを通して逆流させ、クイックディスコネクト接続金
具オスから排出します。 4.最低 500 cc 程度の水を流し、フィルターカートリッジに残っている
ゴミを取り除きます。 AutoFlowシステムを長期間保管する方法については、ステップ 5 を参
照してください。
5. フィルターの消毒 バクテリアやカビの繁殖を防ぐために、フィルターを長期間
保管する前または長期間保管した後、あるいはフィルターを連続 15日以上使用した後は、
必ずフィルターを消毒してください。 1.クイックディスコネクト接続金具オス(F)を取水用リザ
ーバー(L)から外します。 2.取水用リザーバーをきれいな水ですすぎます。 リザーバー内のプ
レフィルタースクリーン ( E )のゴミを取り除きます。 3.取水用リザーバーに 1 L の水を入れ、こ
れに家庭用漂白剤を 2 滴ほど入れます。 4.AutoFlowシステムを組み立てます。 シ ャット オ フ
クランプ(N)を閉じて水流を停止します。清水用ホース(O)(または汎用ボトルアダプター(M))
の端をシンクに置きます。 取水用リザーバーをシンクより上に持つか吊るします。 5 .シャッ
トオフクランプを開き、漂白剤が入った水をシステムを通してシンクに流します。 6.AutoFlow
浄水器の各部品を自然乾燥させるか、水気をタオルで拭き取ります。
(注意:漂白剤水溶液が
有害な微生物の増殖を防ぐので、フィルターカートリッジの内側を完全に乾燥させる必要
はありません。)フィルターを完全に乾燥させることにより、落とした場合の損傷や凍結によ
る損傷を防ぐことができます。
殺菌後にフィルターを完全に乾燥させるには:フィルター両
側の灰色のゴムカバーを外します。白と黒のネジ式差込口を両方とも外し、フィルターを室
温に最低 1 週間置きます。二次汚染を防ぐため、白と黒の差込口は必ず元の位置に戻して
取り付けます。ゴムパッキンは忘れずに取り付けてください。7.AutoFlowの部品を収納袋
に入れて保 管します。
6. フィルタ ー が 正しく機 能して いる かどうか の テスト フィルターのテ
スト 方 法:1.最低 500 cc 程度の水を逆方向に流します。2.清水側クリーンホースの端を取り
外します。3.空気を吹き込んでチェックします。 フィルターを通して空気が吹き込めない = フ
ィルターは機能しています。泡がたくさん出る = フィ ル タ ー 破 損! — 使用できません!カー
トリッジ を交 換してください 。
7. その他のろ過方法 水をろ過する際に二次汚染が起きないよう、以下のろ過方
法を推奨します。
MSR® 汎用ボトルアダプター – ねじ込み式 (MSR® Dromedary™ バッグ、 Nalgene® ボトル、
等)の場合: 清水側カバーを外します。汎用ボトルアダプターをバッグあるいはボトルの口
にねじ込みます。取扱説明書のステップ 1~3 に従ってください。水がろ過されて溜まったな
ら、バッグあるいはボトルのキャップをします。清水側カバーを取り付けてから保管します。
MSR® 汎用ボトルアダプター – 押し込み式 (Platypus® Hoser™、 Sigg® ボトル、等)の場合:
清水側カバーを外します。汎用ボトルアダプターをボトルの口に押し込みます。取扱説明書
のステップ 1~3 に従ってください。水がろ過されて溜まったならば、ボトルのキャップをし
ます。清水 側カバ ーを取り付けてから保 管します。
MSR® 汎用ボトルアダプター – ドリンクチューブ(Platypus®、 CamelBak®ハンズフリーハイ
ドレーションシステム)の場合: バイトバルブを外して清潔な場所に保管します。ハ イドレ ー シ
ョンドリンクチューブを汎用ボトルアダプターに取り付けます。取扱説明書のス テップ 1~3
に従ってください。水がろ過されて溜まったならば、バイトバルブを元のように取り付けま
す。清水側カバーを取り付 けてから保 管します。
フィルターカートリッジの取り扱いには充分ご注意ください。フィルターを損傷す
ると、有害な微生物等を取り除くことができません。フィルターを 1.5 m 以上の高さから硬い面
に落とした場合、損傷がないかどうかフィルターをテストしてください(フィルターテストガイド
参照)。フィルターを損傷した場合、直ちに使用を中止してカートリッジを交換してください。
警告
水をろ過する際、清水用の水容器が汚染されないように、汚れた水やろ過してい
ない水がかからないようにしてください。
警告
フィルターカートリッジは、決して低温 (0°C 以下) で保管しないでください。フ
ィルターが凍結すると内部の繊維が損傷し、元に戻りません。フィルター部分は、必ず洗ってか
ら乾燥させてください。
警告
カビ類やバクテリアの繁殖を防ぐために、長期保管の前に必ずフィルターを消
毒してください。高温により損傷したり溶解したりする可能性があるので、部品の
消毒には食器洗浄機や電子レンジは、絶対に使用しないでください。
警告
限定保証の詳細については、msrgear.com/warranty を ご 覧 くだ さ い 。
トラブルシューティングには、こちらをご覧ください:
msrgear.com/autoflow-gravity-filter
重要事項:
• フィルター内の沈泥の堆積を防ぎフィルターが長く使用できるよう、カートリッジを
8 L 毎および毎日バックフラッシュでクリーニングしてください(取扱説明書のステップ
4 を参照) 。バックフラッシュを行っても水量が回復できない場合は、カートリッジを交換し
てください。
• 長期旅行には、予備カートリッジをお持ちください。カートリッジは、各地の取扱店または
MSR のオンラインストアでお求めいただけます。
• できる限りきれいで透明な水を使用してください。
• 沈殿物のある水や濁った水は、ろ過しないでください。フィルターがすぐに目詰まりします。
• 透明な水がない場合は、ろ過する前に微粒子を沈殿させてください。取水用リザーバーを水
で満たし、微粒子が底に沈殿するまでそのままにします。クイックディスコネクト接続金具メ
スの背後にあるプレフィルタースクリーンを、必要に応じてきれいにします。
• 水中ウィルスの存在が疑われる水の処理には、Aquatabs®のような承認されている殺菌剤
を使用してください。詳しい情報については、米国疾病対策センター (CDC) のホームペー
ジwww.CDC.gov. からご覧いただけます。
• 流量を最大にするには、ホースがピンと張らず清水用の水容器が地面から離れないように
して、取水用リザーバーをできるだけ高い位置に吊るします。
• フィルターカートリッジ上部に気泡があると、流量が減る可能性があります。清水用水容器に
水 (250 cc 程度) をろ過してから、水が逆流するよう、清水用水容器を取水用リザーバーよ
り上になるよう持ち上げ (ホースがよじれていない状態) 気泡を除去します。気泡が除去で
きたら、清水用水容器を下に置き、水のろ過を続けます。
重要
このフィルターの組み立ておよび使用前には、取扱説明書全体をよく読んで理解
してください。この取扱説明書は、後日参照できるよう大切に保管してください。
この取扱説明書の説明で不明な点や、ご質問等がある場合は、
Cascade Designs まで電 話 (+1-800-531-9531) で ご 連 絡くだ さ い 。
AUTOFLOW™ グラビティ マイクロフィルター取扱説明書
マイクロフィルターの部品:
A. ハングバックル
B. クロージャーストラップ
C. ハ ング ストラップ
D. クロージャー バックル
E. プレフィルタースク
リーン
F. クイックディスコネクト接
続金具オス
G. クイックディスコ ネクト
接続金具メス
H. 浄水前の取水用ホース
差込口 (黒)
I. フィルターカートリッジ
J. 清水用ホース差込口 (白)
K. 取水用ホース
(30 cm)
L. 取水用リザーバー
M. 汎用ボトルアダプター
N. シャットオフクランプ
O. 清水用ホース
(122 cm)
P. 清水側カバー
消毒されていない水を飲用することの危険について
消毒されていない水に対する浄水フィルターの使用には、危険が伴う場合があります。処理さ
れていない水を飲んだ場合、有害な微生物を摂取することになり、消化器中毒を起こす恐れが
あります。フィルターの使用が不適切な場合も、有害な微生物を摂取することになり、消化器中
毒を起こす恐れがあります。このマニュアルに記載されている警告や指示に厳密に従い、未処
理の水の飲用方法についての正しい知識を得ることにより、中毒等の危険をできるだけ避けて
ください。
自らの安全、およびグループメンバーの安全については、ご自身で責任を負ってください。適切な
判断が常に求められます。
海水、鉱山の廃石池からの水、大規模農場近くなど化学物質で汚染されている可能性のある水
等のろ過には、AutoFlowを決して使 用しな いでください。AutoFlowは、このような水源の水を飲
用水に変えることはできません。またウィルス、化学物質、放射性物質、0.2 μ 以下の微粒子を
除去することもできません。
二次汚染を防ぐため、取水ホースなど汚染の可能性がある部品を、ろ過済みの水に接触させな
いでください。
すべて読んで充分理解し、それに従ってください。警告および指示に従わない場合、消化器中毒
の恐れがあります。
警告
AutoFlow™ マイクロフィルターは、中空糸膜技術を利用し水中の病原菌や原生動物
と共に微粒子を除去するものです。トレイルショット マイクロフィルターは
ウイルスを除去することはできません。
INSTRUCTION
MANUAL
AUTOFLOW™ GRAVITY
MICROFILTER
INSTRUCTIONS FOR
2 L, 4 L & 10 L MODELS.
Retain these instructions for future reference.
Cascade Designs, Inc.
4000 First Avenue South | Seattle, WA 98134 USA
Cascade Designs, Inc., USA - 1-800-531-9531 or 206-505-9500
Cascade Designs, Ltd., Ireland - (+353) 21-4621400
K.
C.
A.
B.
D.
F.
G.
E.
L.
H.
O.
N.
I.
J.
M.
P.
F.
N.
N. L.
7
K.
O. M.
H.
P.