Jura GIGA X8c 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
(水道直結式)
ブルーマチックジャパン株式会社
取扱説明書
GIGA X8c G2
- 1 -
目次
安全上のご注意 ....................................................................................................................................................................................................... 2
各部の名称 ................................................................................................................................................................................................................. 5
付属品 .............................................................................................................................................................................................................................. 7
ご使用の準備(はじめてお使いになる際に) ........................................................................................................................................... 8
電源立ち上げ ............................................................................................................................................................................................................. 10
抽出方法 .................................................................................................................................................................................................................. 11
電源立ち下げ ............................................................................................................................................................................................................. 12
日中の清掃 ............................................................................................................................................................................................................. 13
毎日の清掃(ミルクシステムの洗浄) ....................................................................................................................................... 14
毎日の清掃(ミルクシステムの分解洗浄) ............................................................................................................................. 15
毎日の清掃(コーヒーシステムの洗浄) .................................................................................................................................. 16
定期的な清掃と交換 ..................................................................................................................................................................... 17
各種設定モード ................................................................................................................................................................................ 19
メッセージ表示 ................................................................................................................................................................................... 23
故障かなと思ったら ......................................................................................................................................................................... 24
マシン内部の排水について................................................................................................................................................................................ 25
消耗品について ........................................................................................................................................................................................................ 25
主な仕様 .................................................................................................................................................................................................................... 25
保証とアフターサービスについて ................................................................................................................................................................. 28
保証書 ......................................................................................................................................................................................................................... 29
お客様へ
この度は、当社の全自動エスプレッソコーヒーマシンGIGA X8c G2をご購入いただき、誠
にありがとうございます。マシンを安全に正しくお使いいただけるように、ご使用の前にこのマ
ニュアルをお読みになり、内容を十分ご理解ください。このマニュアルは安全な場所に保管して、
必要な時に見ることができる状態にしておいてください。このマニュアルの不明な点やご使用中
に発生した問題点に関して記載がない場合、販売代理店、または、マニュアルに記載してある連
絡先にお問い合わせください。
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(安全に関する重要事項です。必ずお読みください。)
本製品を使用する際には、ご使用前に安全上のご注意をよくお読みになり正しくお使いください。
表示されているマークの説
この表示は、誤った取扱いすると、人が死亡または重傷を負う可能性があることを示して
います。
この表示は、誤った取扱いすると、人が傷害を負ったりその他の人的物的損害が起きる
可能性があることを示しています。
全般的な注意事項
製品(電源コードやプラグを含む)の分解や修理は認定されたサービスマン以外では絶対に行なわないでください。
修理や分解組立が正しく行なわれないと、製品が正常に作動せずに水漏れや感電や火災などの原因となります。
(但し、取扱説明書に記載されている清掃や調整は、手順に従って行えば安全です。)
本体を改造しないでください。 電や火災の原因となります。
異常が発生した場合には、速やかに電源スイッチを切り、本体の電源プラグを抜いて、すぐに販売店もしくは、
サービスセンターに連絡をしてください。
(電源スイッチを切る時や電源プラグを抜く時は、感電や火傷に注意してください。)
本体の内部にある部品や電気配線、配管などには手や体を接触させないでください。火傷や感電の原因
なります。
この製品が原因でサーキットブレーカーや漏電遮断機が作動をした可能性があるときには、速やかに電源スイッチ
を切り、本体の電源プラグを抜いて販売店もしくはサービスセンターに連絡をしてください。
そのままで使用すると感電や火災などの原因となります。
本体に水がかかったり、付近でガス漏れの可能性がある場合には直ちに使用を止めてください。
ガス漏れの際には使用されているガス器具の注意事項に従って引火や爆発の危険を避けてください。
製品を移動する場合には、電源プラグが抜かれていること、本体内部に水やコーヒー豆、コーヒーかす等が無く、
十分に冷えていることを確認して行なってください。火傷や感電の原因となります。
■電源プラグや電源コードを濡れた手で触らないでください。感電の原因となります。
電気製品を使用する際には火事、感電、怪我の危険を避けるために、常に安全のための基本的な
注意事項を守ることが大切です。電気製品を取り扱う際の一般的な注意事項に従ってご使用ください。
製品の点検やお手入れをする時には、取扱説明書に従い、主電源を切り、電源プラグを抜いてなってください。
感電や火傷怪我の原因となります。
電源プラグをコンセントへ抜き差しする時には、電源プラグや電源コードの取扱いに十分に注意をしてください
また、電源コードに人や物が絡まったり、つまずいたり、踏まれたりしないようにしてください。
感電や火災や怪我の原因になります。
安全上のご注意
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長時間製品を使用しないときには、本体の電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いてください。
専用コンセントをお使いの場合にはコンセントを電源から抜いてください。
また、本体内部の水やコーヒー豆、コーヒーかす等を全て取り出し、洗浄を行ってください。
表面が熱くなっている部分には触れないでください。火傷や怪我の原因となります。
火事、感電や怪我を防ぐために電源コード、プラグや本装置を水や液体に浸さないでください。
子供が電気製品を使用するときは十分に子供を監督し、子供の近くで電気製品を使用するときには、
細心の注意を払ってください。
部品の取付、取外しまたは清掃をする時には十分に温度が下がった状態で行なってください。
コードやプラグが傷んでいたり正常に動かない時にはコードやプラグには触れず、また作動をさせないでください。
付属品以外のものを使用しないでください。 火事、感電や怪我の原因になることがあります。
野外では使用しないでください。
電源コードが卓上、カウンター上または表面が熱くなる場所の上などに垂れ下がらないようにしてください。
ガスコンロ、電熱器や熱くなったオーブンの上やそばに置かないでください。
最初にマシン側に電源コードを差し込んだ後でプラグをコンセントに差し込んでください。
マシンの電源スイッチオフにしてから電源コンセントからプラグを取り外してください。
本来の目的以外には使用はしないでください。
スチームやお湯が抽出されている時には十分に注意をしてください。火傷や怪我の原因となります。
このマシンは業務用のマシンです。
設置および据付時の注意事項
本製品は、使用および保守の訓練を受けた要員だけに制限されている場所または訓練を受けた要員が監視できる
場所に据付してください。
本体に供給する電源の工事を行う場合には電気設備工事の専門技術者が行い、電源の容量の確認を行う等、
設備工事に不備が無いようにしてください。感電や火災、本製品の故障の原因になります。
製品の据付は認定されたサービスマン以外は絶対に行なわないでください。
据付を行なう時には、本体の電源コードを損傷させたり、無理な配線をしたりしないようにしてください。
電源コードが傷んだままで使用をすると感電や火災、本製品の故障の原因になります。
電源コンセントの形状は接地コンセントタイプのものをお使いください。アースが不完全な場合には感電
危険性があります。
設置および据付を行なう際には本体を落下させたり倒したりしないでください。落下や転倒などにより怪我
の原因となります。
据付をする場所は屋内の平坦で水平な場所で、十分に製品の重量に耐えられる場所に設置してください。
不安定な場所に設置をすると落下や転倒などにより怪我の原因となります。
天然木や天然石の上に置く場合、日常の作業やマシンの洗浄中に水滴や飛沫が飛散し、表面を汚濁、変質の
原因となることがあります。水や洗浄液飛沫がついても影響の無い材質の上に設置するか、直接飛沫が触れない
ように保護を行なってください。
設置周辺温度は 1035℃になる場所で、直射日光が常に当たる場所、埃や塵が多い場所、湿気が高い場所、
振動がある場所などには設置をしないでください。内部の電気部品などの故障の原因となります。
本体の周囲に熱がこもらない様に周囲の壁や家具や機器などから10cm以上離して設置してください。
熱がこもると電気部品などの故障の原因となります。
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水道に直結する場合には 0.5 メガパスカル(MPa).以下の圧力であることを確認してください。高い場
合には減圧弁を使用してください。
使用する際は、スケール抑制出来る浄軟水器の設置をお奨めします。
スケール詰まりを軽減させるため軟水装(浄軟水器)取り付けることをお奨めします。
浄軟水フィルターは定期的に交換してください。
操作を行なう時の注意事
スチームや熱湯の抽出操作を行なう前にはノズルの位置に注意をしてください。離れすぎている場合、飛沫や
スチームが周辺に飛び、火傷や怪我の原因になります。
顔や手に熱湯やスチームがかからないようにノズルの位置に常に注意をして取扱いを行なってください。
スイッチや電源プラグを水に濡れた手で操作をしないでください。感電の危険性があります。
コーヒーマシンが作動中にホッパーの中に手を入れないでください。 怪我の原因になります。
ミルク系統の洗浄は規定どおりに実施してください。 洗浄を行なわず放置しておくとミルク系統内に残ったミルクに
細菌が繁殖して衛生状態を悪化させます。
初めて使用する時、数か月以上使用しなかった後は、キャニスター等の食品に触れる部品は洗浄してください。
抽出操作を行なう前に、ノズルの位置に注意し、カップを置いてください。また、高さの低いカップの場合は、
カップ置台を使用してください。抽出中は、コーヒーマシンから十分離れてください
抽出液や熱湯の飛沫により火傷の原因になります。
コーヒー豆用ホッパーは定期的に内部をよく清掃してください。放置しておくと雑菌が繁殖することがあります。
ホッパー内にコーヒー豆が入っている状態でホッパーを取り外す時には、手順に従って取り外してください。無理
矢理外そうとしますとホッパーが破損します。
機器にアルコール類を使用すると破損します。使用はしないでください。
外した部品は乾燥機や食器洗浄機に入れると破損します。使用はしないでください。
使用時とメンテナンス時の注意点
マシンを正しくお使いいただくために、説明書に従って操作を行なってください。メンテナンスおよび安全性
の確認は操作内容を十分に理解して行なってください。
水の供給をしない状態でマシンを使用しないでください。故障の原因となります。
0 度以下になる室内外に水系統から水抜きをしないままでマシンを放置しないでください。凍結により故障の
原因となります。
機器の清掃には、高圧水洗浄機を使用しないでください。
機器の清掃には、アルコールなどの薬品は使用しないでください。
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各部の名称
1 コーヒー豆容器、および、豆容器フタ
2 水タンクカバー
3 水タンク(使用しません)
4 電源スイッチ(マシン背面下部)
5 源ケーブル・インレット マシン背面下部)
6 コーヒーカス容器
7 水トレイ
8 ップ置き
9 洗浄タブレット投入口
10 ベンチレーションリブ(換気口)
11 スプーン格納カバー
12 計量スプーン
13 抽出ノズル (高さ調整可能)
14 給湯ノズル 高さ調整可能)
15 コーヒーカス容器カバー
16 ドリップトレイ内蓋
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各ボタン等の説
1 背面カバー (ロゴの上部を指で押すと外れます。)
2 豆容器ロックレバー
3 豆ストッパー
4 スマートコネクト スマートコネクトを取り付けてない場合は取付口となります。)
マシン背面
マシン前面
1 ロータリースイッチ (メニュー()セレクター)
電源ボタン
3 タッチパネルディスプレイ
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個数
1
1
2
*1 定期交換をお勧めしている部品の次回交換用です。
*2 設置状況に合わせて短く切って使用します
付属品
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1. マシンの置き場所
マシンは、水平で、水に濡れても問題のない所を指定して設置ください。
マシンは、オーバーヒートを防ぐために涼しい所に設置した上で、マシン上面の換気システムをふさがないよう
に注意してください。
2. 給水
給水ホースの接続を確認し、給水の元栓を開けて水を供給してください。
3. ミルク接続
ミルクチューブを抽出ノズルの右側にある吸い込み口に接続し、ミルクチューブ先端をミルククーラー
のミルクコンテナへ差し込んでください。
上質で、クリーミーなミルクフォームを作るためには、専用のミルククーラーの接続をお勧めします。
クーラーは涼しい所に設置してください。
4. 電源接続
電源プラグをコンセントに差し込みます。必ずアース接続してください。
※単相 200V AC 定格 15A 以上の電源を単独使用し、それ以外の電源では使用しない。
本体の電源プラグインレットにケーブルを差込みます。
5. はじめてお使いになる際に初期設定画面がでた場
※サービスマンが設定を行った場合は不要です。
画面の手順に従って、初期設定を行ってください。
Choose language (言語の選択) 20 ページ
日付 19 ページ
単位表記 20 ページ
時刻 19 ページ
フィルターの使用 使用する場合、「1」を設
フィルター容量 8 ページ、18 ージ
加熱 システム内に水を供給 加熱 マシンすすぎ ミルクシステムすすぎ
6. フィルター容量と水の硬度設定
※サービスマンが設定を行った場合は不要です。
(1) フィルター容量の設
あらかじめ、フィルターの容量(何リットル浄水が可能か)を確認してください。
<フィルター容量の設定方法>
.xx ページを参照してください。 P」を押し、プログラムモードに入ります。
.「お手入れステータス」1/4 が表示されていることを確認してください。
.「ミルクシステムの洗浄 洗浄 をタッチした後、指で画面の中央部を右から左に滑らして、2/7
「フィルター交換」を表示してください
.指で「おいしいコーヒーのために新鮮な水を入れてください」をタッチしてください
.「はい」をタッチしてください。
.フィルターの容量の数字をタッチしてください。
ご使用の準備(はじめてお使いになる際に)
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.「保存」をタッチして、設定値を保存してください。
.終了するには、「もどる」をタッチしてください。
(2) 水の硬度設定
°dH 硬度は付属のテスターを使って確認してください。
<硬度の確認方法>
.付属テスターを袋から取り出し、蛇口から出る水道水に約 1 秒間さらします。
.水気を切り、その後 1 分間放置します。
.ター色が色にわっる数テスーのに記れている
表と照合し、硬度を設定します。
<硬度の設定方法>
.xx ページを参照してください。 P」をタッチし、プログラムモードに入ります。
.指で画面の中央部を右から左に滑らして、「マシン設定」2/4 を表示してください。
.「電源オフ エネルギーモード 」をタッチした後、指で画面の中央部を右から左に滑らして、13/18
「水の硬度」を表示してください。
.「水の硬度設定」をタッチして、設定画面を表示し、中央の帯を、指で右または左に滑らして、硬度の
値を表示してください。
.「保存」をタッチして、設定値を保存してください。
. 終了するには、「もどる」をタッチしてください。
7. アクセサリーとの接続
※サービスマンが設定を行った場合は不要です。
クールコントロールや機器対応のワイヤレス可能アプリで接続できる機器がある場合、接続設定を行ってください。
あらかじめ、フィルターの容量(何リットル浄水が可能か)を確認してください。
.20 ページを参照してください。 P」を押し、プログラムモードに入ります。
.指で画面の中央部を右から左に滑らして、「マシン設定」2/4 を表示してください。
.「電源オフ エネルギーモード 」をタッチした後、指で画面の中央部を右から左に滑らして、15/18
「アクセサリーの接続」を表示してください。
.Bluetooth を有効にする」をタッチし、画面の指示に従って、「次へ」をタッチする等の操作をしてください。
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1. コーヒー豆の補
コーヒー豆容器には、香りを逃がさないための保護フタが付いており、コーヒーのアロマを永く保ちます。
豆容器フタを開けてください。
コーヒー豆容器内に豆以外の異物がないか、確認してください。
コーヒー豆を入れてフタをしっかり閉めてください。
コーヒー豆容器には、粉コーヒーやフリーズド・ドライコーヒーを入れないでださい。グラインダーの故障につな
がります。
2. ミルク接続(ミルク補給)
事前に電源 ON した冷えたミルククーラーにミルクをセットし、ミルクチューブ先端をミルクへ差し込んでください。
使用するミルクは成分無調整のミルクをおすすめします。
3. 立ち上げ電源 ON
背面の電源ケーブル上部にある主電源スイッチオンしてください。
抽出ノズルの下にカップを置きます
上面カバー内にある電源ボタンを ON して、マシンを始動してください。
ディスプレイにロゴマークが表示され、本体が起動します。起動中「Machine is heating」が表示されます
マシン加熱後、「Machine is rinsing」と表示され自動すすぎが開始されます。
抽出ノズルから水が出て、一定時間後に自動的に停止しメニュー選択画面が表示されます。
注意:電源 ON/OFF 時、写真のベンチレーションリブが動くため上には物を置かないでください。
作動時にきちんと動かないとエラー(ERROR 16)が出て5秒後に電源が OFF されます。
豆や異物が挟まる場合も同様です。
電源立ち上げ
主電源スイッチ
電源ボタン
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1. 抽出の仕方
次の2つの抽出方法を選択できます。
タッチパネルメニューによる抽出
ディスプレイに表示されるメニューをタッチすることで抽出ができます。
メニュー選択後、再度画面をタッチすると抽出条件の設定が可能です。
調
す。
M(メニューセレクター)による抽出
ロータリースイッチを回すとタッチパネルメニューのほかに15種類
メニューが表示されます。ロータリースイッチでメニューを選び中央部
のボタンを押すことで抽出ができます。
操作がない場合、10 秒後にディスプレイがタッチパネルメニュー
戻ります。
メニュー商品の抽出中にロータリースイッチ、または、
」ボタンでいつでも抽出を止められます。
※ロータリースイッチにロックをかけている場合は動きません。
2. メニューボタン
複数のメニュー商品がディスプレイ上に表示されます
ディスプレイに表示されているメニューをタッチし選択してください。
(抽出の例)
抽出ノズルの下にカップを置いて、「コーヒー」ボタンをタッチしてください。
「コーヒー」が表示されカップに注がれ、設定された量になると
自動的に止まります。
抽出が完了すると再びメニューが表示されます。
2 杯取りの場合は 2 杯取りボタンを押すことで、2 杯のコーヒーを同時
に抽出することができます。
ミルクメニューではミルクがコーヒーノズル抽出口部後ろの2つの抽出口
から出ていることを確認してください。
また、ミルクシステムは毎日洗浄しなければなりません。
使用上の注意
カス廃棄または、排水を捨てる際のトレイの抜差しや、抽出の際カップ
高さに合わせて抽出ノズルを上下に動かす時は、左図の矢印の位置
(抽出ノズルボディー側面の上部)を持って上下させてください。
抽出方法
ロータリースイッチ
抽出ノズルボディー部
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3. M(メニュー)セレクター画面の使用
ロータリースイッチを回すと、メニュー商品 M セレクター画面としてディスプレイに表示されます。
もし、何も抽出操作をしなければ、10 秒後に M セレクター画面は消えてタッチパネルでの選択画面に戻りま
す。ロータリースイッチのロックをかけている場合は動きません。
[M セレクター画面を使ったリストレット抽出の例]
M セレクター画面を使って、リストレットを抽出する例です。ディスプレイにメニューが表示されていること、ミル
クが抽出ノズルに接続されていることを確認してください。
抽出ノズルの下にカップを置いてください。
ロータリースイッチを回して、M セレクター画面を表示してください。「Ristretto」が表示されるまで回してくだ
い。
ロータリースイッチの中央を押すと、設定されたリストレットが抽出されます。
抽出完了後、初期画面が表示されます。
4. お湯
お湯の温度は、「高」、「中」、「低」を選べます。
注意)お湯は火傷の危険性があります。皮膚への直接的な接触は避けて
ください。
前提条件:メニュー画面が表示されている時に行なってください。
カップを給湯ノズルの下に置いてください。
hot water」ボタンをタッチしてください。「hot water」画面でお湯の量が
表示されます。
1. 電源 OFF
電源 OFF した時、もし、抽出中でなければノズルは自動的にすすがれます。
抽出ノズルの下に水受け容器を置いてください。
上部のカバーを開き、電源ボタンを押して OFF してください。自動的に、コーヒー抽出ラインとミルク抽出ライン
を洗浄します。
電源 OFF 後、0.1W以下でスタンバイモードに入ります。電源コード差込口の上にある主電源スイッチを OFF
することで、完全に電源から切り離すことができます。
マシン OFF 後のミルクはミルククーラーから取り出し冷蔵庫に保管をしてください。
電源立ち下げ
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1. ミルクすすぎオートリンス
ミルクメニューを抽出後およそ 2 分経過すると、ミルクシステムクリーニングを実施するかどうか、確認の表示が出
て待機します。ミルクメニューを抽出後、およそ 15分抽出がされなかった場合、自動的にミルクすすぎを行います。
※待機中にもオートリンスで使われるお湯は排水トレーに流しても問題はありません。
2. コーヒーカス容器、排水トレイの清
マシンの故障を低減し、末永くお使いいただくために、また、高品質のコーヒーを抽出するために、毎日の掃除が必
要です。
また、カス容器がいっぱいの表示、排水トレイがいっぱいの表示の際は
どちらの容器も空にしてください。
カス容器は約 40 杯でアラームが表示されます。カス容器を戻す際は抜いてから 10 秒程してから戻すと
リセットされます。抜いてからすぐに戻したり、電源が OFF 状態ではリセットされません。
アラームが表示される前にカス容器を抜いた場合は必ず容器を空にしてから戻してください。
注意:食器洗浄機、乾燥機、アルコールの使用はやめてください。故障の原因になります。
コーヒーカス容器カバーを開き、排水トレイを少し上に上げながら引き出してください。
コーヒーカス容器と排水トレイを空にして、ぬるま湯で洗ってください。
排水トレイの奥にある小さな金属板はセンサーです。
金属板の表面(排水が触れる面だけではなく、折り曲げられた裏の面)を乾いた布できれいに拭いてください。
2 枚の金属板の間に汚れが残らないようブラシ等を使用して清掃を
してください。(中性洗剤を使用すると、効果的です)
コーヒーカス容器と排水トレイを元にセットしてください。
水タンクの内部を、きれいな水で洗ってください。
マシンの外部を、やわらかくきれいな布で拭いてください。
日中の清掃
コーヒーを抽出した後は、ブルーイングユニットが汚れます
特にミルクを使用したメニューを抽出した時には、ミルクの吸引チューブや抽出口が汚れてきます。
マシンのトラブル発生(抽出詰まりやミルクの泡立ちが悪い等)を減少させる対策として、毎日のマシン清掃が
不可欠です。清掃作業を行うことで、常にマシン状態を良好に保ち、安定したコーヒーを抽出できます。
注意:食器洗浄機、乾燥機、アルコールの使用はやめてください。故障の原因になります。
金属板
れる面
れた裏面
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3. 任意の時間にすすぎを行いたい場合
コーヒーシステムのすすぎを実行できます。
コーヒーノズルとミルクノズルを同時にすすぎます。
抽出ノズルの下に水受け容器を置いてください。
画面右上に表示されている P 表示にタッチしてください。
1/4 画面が表、「
洗浄 」をタッチしてください。
画面をスライドさせてすすぎ5/7 を表示し、画面をタッチしてください。
[マシンをすすぎます] が表示され、すすぎが開始され抽出ノズルから水が流れます。
[ミルクシステムをすすぎます]の表示のあと、すすぎは自動的に止まります。
終了するとメニュー選択画面に戻ります。
ミルクを使用しない場合は、この清掃は不要です。
ミルクを使用しない場合でも、ミルクメニューを選択すると、本作業が必要になります
ミルクシステムの洗浄
もし、不適切な洗浄剤を使用した場合、マシンがダメージを受けます。弊社が販売するミルクチューブクリ
ーナーのみをご使用ください。
画面左上の P 表示をタッチしてください。
「お手入れステータス」1/4 画面が表示されたら、「ミルクシステムの洗浄 洗浄 」をタッチしてください。
画面をスライドさせて「ミルクシステムクリーニング」4/7 表示し、画面をタッチしてください。
「スタート」をタッチしてください。
再度「スタート」をタッチすると、「ミルク用洗浄剤」と「ミルクチューブを接続」が交互に表示されます。ここで
ミルクチューブクリーナーをミルククリーン用容器の左側に 30ml 入れます。(付属のミルクチューブクリーナー
をご使用ください)。
毎日の清 ミルクシステムの洗浄
ミルクを使用したコーヒーを抽出した時には、ミルクの吸引チューブから抽出口までが汚れます。そのため、
ミルクチューブ内側やミルクシステムの内側に残った油脂をきれいに洗います。
マシンのトラブル発生(抽出詰まりやミルクの泡立ちが悪い等)を減少させる対策の一つとして、毎日のマシ
ン清掃が不可欠です。清掃作業を行うことで、常にマシン状態を良好に保ち、安定したミルクフォームを抽
出できます。
部品の洗浄に食器洗浄機、乾燥機を使用しないでください。熱でゆがみが生じ、故障する場合があります。
所要時間約3分
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ミルーンプ置
ーブ容器
接続口にさします。
注意
「次へ」をタッチします
「ミルク洗浄中」が表示され、給湯ノズルと抽出ノズルの両方からお湯が自動で出ます。
動作は自動的に止まり、「ミルクシステムの洗浄終了」が表示されます。
メニュー選択画面に戻ります。
1. ミルク抽出口の分解と清掃
ミルクをご使用の際には、ミルク抽出口を毎日分解して、清掃する必要があります。
交換式ミルク出口を後ろ側にゆっくり 90 度回転させ、引き抜いてください。続いて、ノズル部分の上部、中央
部、下部を引き抜き抜いてください。交換式ミルク出口回転させる方向を間違えたり 90 度以上回転させ
りするとフォーム分岐の破損につながります。ご注意ください。
取り外した個々の部品を流水で十分に流しながら洗浄してください。
付属のブラシを使って内部を清掃しながら水できれいに流してください。
注意:食器洗浄機、乾燥機、アルコールの使用はやめてください。 故障の原因になります。
汚れがひどい場合や乳石が付着した場合、ミルクチューブクリーナー 10 倍の水で希釈して、その溶液 15
分以上浸してから、じっくり流水ですすいでください。
毎日の清掃 ミルク抽出口の分解洗浄
所要時間約 10
後ろ側に
90 度回転
1
2
3
4
ミルクチューブを取り外し、流水にて、すすいでください。
続けて、ノズルカバーを手前に引いて取り外してください。
ミルク抽出口のノズル部分を手前下
方に注意深く引き抜いてください。
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注意:交換式ミルク出口は消耗品です。ミルク汚れが取れなくなる、傷やクラックなどが見られた場合は交換
が必要です。(推奨は2か月に一度の交換です)。
使
な交換をご推奨します
破損や変形等しないよう十分注意しながら、先どと逆の手順で 度組み立てを行い、ミルク抽出のノ
ル上部をしっかりと差し込んでください。 交換式ミルク出口回転させる方向を間違えたり 90 度以上回転さ
せたりするとフォーム分岐の破損につながります。ご注意ください。
ノズルカバーを取り付けて、ミルクチュ
ーブを抽出ノズルに差し込んでください。
1
後ろ向き
に差込む
2
下向きに
90 度回転
3
4
5
ゴムの巻
込みに注意
交換式ミルク出口
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1. コーヒーシステムの洗浄(タブレットクリーニング)
間違った洗浄剤を用いるとマシンに悪い影響を与える恐れがあります。ブルーマチックジャパン指定のマシン
クリーナーをご使用ください。
マシン洗浄プログラムを中断しないでください。洗浄の品質が保てなくなります。
画面右上のP表示をタッチしてください。
「お手入れステータス1/4 画面が表示されたら、「ミルクシステムの洗浄 洗浄
」をタッチしてください。
「マシン洗浄」1/7 が表示されたら、「しっかり洗浄 長い間保護するために」をタッ
チしてください。
「スタート」表示をタッチしてください。
再度、「スタート」表示にタッチしてください。「カス容器を空にしてください」が表示
れます。
抽出ノズルと給湯ノズルを上に移動し、排水トレイとコーヒーカス容器を取り出すと、「排水トレーを挿入してください」
の表示がでます。
排水トレイとコーヒーカス容器を空にした後、再度、セットしてください。
※排水トレイは 15 秒以上出した状態にしてください。短いと、「カス容器を空にしてください」が再度表示されます
「ロータリースイッチを押して下さい」が表示されますので、ロータリー中央ボタンを押してください。
「マシン洗浄中」が表示され、抽出ノズルから水がでます。
動作が中断し、「洗浄剤を入れてください」が表示されます。
洗浄タブレット投入口を開けて、マシンクリーナーを1錠投入し、再度、フタを閉め
てください。
付属のマシンクリーナーをご使用ください。
「ロータリースイッチを押して下さい」が表示されますので、ロータリー中央ボタンを
押してください。「マシン洗浄中」が表示され、抽出ノズルから水がでます
洗浄が終わりに近付くと動作が中断し、「カス容器を空にしてください」が表示されます。
抽出ノズルと給湯ノズルを上に移動し、排水トレイとコーヒーカス容器を取り出すと、「排水トレイを挿入してください」
の表示がでます。
排水トレイとコーヒーカス容器を空にして、再度、セットしてください。
※排水トレイは 15 秒以上出した状態にしてください。短いと、「カス容器を空にしてください」が再度表示されます。
「クリーニングが終了しました」が表示されます
メニュー選択画面に戻ります。
なお、マシンは、180 回のメニュー抽出、または80回のすすぎで、洗浄を促す表示がされます。
毎日の清 コーヒーシステムの洗浄
所要時間約 20
コーヒーを抽出した時には、コーヒーの経路が汚れます。詰まり等を予防するためきれいに洗います。
マシンのトラブル発生(抽出詰まり等)を減少させる対策の一つとして、毎日のマシン清掃が不可欠です。清掃
作業を行うことで、常にマシン状態を良好に保ち、安定したコーヒーの抽出できます。
部品の洗浄に食器洗浄機、乾燥機を使用しないでください。熱でゆがみが生じ、故障する場合があります。
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1. コーヒー豆容清掃
豆の使用量にもよますが、週1以上時を決めて、期的に清掃をしてださい豆容器豆を入れてださ
「右側豆容器に豆がありません」「右側豆容器に豆がありません」が表示されている時は、コーヒー豆容器内のコーヒ
豆が少ないため、作業は行いやすくなります。
電源ボタンで、マシンを OFF にしてください。
マシン後ろの主電源スイッチで、電源を切ってください。
マシン後ろの背面カバーを開くため、ロゴ上部を指で強く押してください。
豆容器の下部にある豆ストッパーを閉めるために、赤のストッパーレバーを完全に
してください。(豆が引っ掛かり奥まで入らない場合もあります)
水色のブロッキングレバーを外側にスライドしてください。
豆容器を上へ取り外してください。
(赤のストッパーレバーが奥まで入っていないと抜けない場合もあります)
豆容器フタを外して、豆容器を空にしてください。
豆容器を柔らかく乾いた布で掃除してください。
※液体を使用しないこと
豆容器をマシンにセットしてください。
青いブロッキングレバーを内側へスライドしてください
赤い豆ストッパーを手前に引いてください。
※赤い豆ストッパーきちんと手前に引いてない場合、豆が挽かないことがあります。
背面カバーを元に戻して、ロゴの上をカチッと音がするまで押して、ラッチしてください。
コーヒー豆を入れて、豆容器フタを閉めてください。
2. ミルク抽出口とミルクチューブの交換
衛生管理と安定したミルク抽出を目的に、ミルク抽出口とミルクチューブを 2 月毎
に交換する事をお勧めします
3. フィルター(浄軟水器)交換
交換時期:『「フィルター交換」表示がでる』または『使用開始後 1 年が経過した』のどちらか早い時期。
定期的な清掃と交換
コーヒー豆の油脂は、コヒー豆容器の内側に汚れして付着します。そ汚れは、コーヒー豆の劣化を早
め、コーヒーのクオリティに影響を与えます。汚れの付着のある時は、容器を掃除する必要があります。
フィルター(浄軟水)は、長期間使用すると機能が低下してきます。定期的に新しいものに交換する必要があ
ります。
フィルターの使用に関して、 5000 リットルで自動的にフィルター交換をお知らせします。フィルターは、ブル
ーマチックジャパン指定の浄軟水器をご使用ください。
注意:マシンに使用するフィルターは軟水能力の有る(水の硬度を下げる)フィルターを推奨します。
定期的な交換がされない場合、フィルターの目詰まり、マシン内部のスケール詰まり等が起きる
可能性が高まります。
ミルク抽出口
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カートリッジの説明書に従い、カートリッジを交換してください。
画面左上のPをタッチしてください。
「お手入れステータス」1/4 画面が表示されたら、「ミルクシステムの洗浄 洗浄 」をタッチしてください。
画面をスライドさせて「フィルター交換」2/7 を表示し、「おいしいコーヒーのために新鮮な水を入れてください」
画面をタッチしてください。
「フィルターを交換してください」画面のフィルター設定をリセットで、「はい」をタッチしてください。
「フィルター容量(リットル)」画面の数値に変更が無ければ「保存」をタッチしてください。
容量を変更する場合は、数値を「バックスペースキー」で削除した後に、希望する容量を設定し、「保存」を
ッチしてください。
⑦「保存しました」が表示され、メニュー選択画面に戻ります。
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Jura GIGA X8c 取扱説明書

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取扱説明書