X8

Jura X8 取扱説明書

  • Jura X8 全自動エスプレッソコーヒーマシンのユーザーマニュアルの内容を精読しました。初期設定から日常的な清掃、メンテナンス、トラブルシューティングまで、幅広い内容を網羅しています。このマシンに関するご質問がございましたら、お気軽にお尋ねください。
  • 水の硬度設定はどうすればよいですか?
    コーヒーの抽出が詰まった場合はどうすればよいですか?
    ミルクシステムの洗浄頻度は?
    クラリスプロスマートフィルターはどのくらいの頻度で交換する必要がありますか?
    マシンを洗浄する方法は?
ブルーマチックジャパン株式会社
ユーザーマニュアル
X8
お客様へ
この度は、弊社の全自動エスプレッソコーヒーマシン「X8」をご購入いただき、誠にありがとうござ
います。マシンを安全正しお使いいただけるように、ご使用の前にこのマニュアルをお読みにな
り、内容を十分ご理解くださいこのマニュアルは安全な場所に保管して、必要な時に見ることがで
きる状態にしておいてください。このマニュアルの不明な点やご使用中に発生した問題点に関して
載がない場合、販売代理店、または、マニュアルに記載してある連絡先にお問い合わせください
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目次
安全上のご注意 ................................................................................................................................... 3
各部の名称 .......................................................................................................................................... 6
付属品 ................................................................................................................................................... 7
ご使用の準備(はじめてお使いになる際に) .................................................................................... 8
抽出前のご使用準備 ........................................................................................................................... 9
メニュー抽出 ....................................................................................................................................10
デイリーの清掃 (カス箱、ドリップトレイ) ...................................................................................11
コーヒーシステムの洗浄(タブレットクリーニング) .....................................................................13
ミルクシステムの洗浄(ミルクチューブクリーニング) .................................................................15
ミルク抽出口の分解洗 ......................................................................................................................16
立下げ作業(クロージング) ............................................................................................................17
クラリスプロスマートフィルターの定期的な交換 ...............................................................................17
プログラミングモード ..........................................................................................................................18
メニューの調整 ..................................................................................................................................19
メッセージ表示 ..................................................................................................................................21
故障かなと思ったら ...........................................................................................................................22
主な仕様 .............................................................................................................................................23
保証とアフターサービスについて ......................................................................................................26
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(安全に関する重要事項です。必ずお読みください。)
本製品を使用する際には、ご使用前に安全上のご注意をよくお読みになり正しくお使いください。
表示されているマークの説
この表示は、誤った取扱いすると、人が死亡または重傷を負う可能性があること示し
います。
この表示は、誤った取扱いすると、人が傷害を負ったりその他の人的物的損害が起きる
可能性があること示しています。
全般的な注意事項
製品(電源コードやプラグも含む)分解や修理は認定されたサービスマン以外では絶対に行なわないでください。
修理や分解組立が正しく行なわれないと、製品が正常に作動せずに水漏れや感電や火災などの原因となります。
(但し、取扱説明書に記載されている清掃や調整は、手順に従って行えば安全です。
本体を改造しないでください。 感電や火災の原因となります。
異常が発生した場合には、速やかに電源スイッチを切り、本体の電源プラグを抜いて、すぐに販売店もしくは、
サービスセンターに連絡をしてください。
(電源スイッチを切る時や電源プラグを抜く時は、感電や火傷に注意してください。
本体の内部にある部品や電気配線、配管などには手や体を接触させないでください。火傷や感電の原因と
なります。
この製品が原因でサーキットブレーカーや漏電遮断機が作動をした可能性があるときには、速やかに電源スイッチ
を切り、本体の電源プラグを抜いて販売店もしくはサービスセンターに連絡をしてください。
そのままで使用すると感電や火災などの原因となります。
本体に水がかかったり、付近でガス漏れの可能性がある場合には直ちに使用を止めてください。
ガス漏れの際には使用されているガス器具の注意事項に従って引火や爆発の危険を避けてください。
製品を移動する場合には、電源プラグが抜かれていること、本体内部に水やコーヒー豆、コーヒーかす等が無く、
十分に冷えていることを確認して行なってください。火傷や感電の原因となります。
■電源プラグや電源コードを濡れた手で触らないでください。感電の原因となります。
電気製品を使用する際には火事、感電、怪我の危険を避けるために、常に安全のための基本的
注意事項を守ることが大切です。電気製品を取り扱う際の一般的な注意事項に従ってご使用ください。
製品の点検やお手入れをする時には、取扱説明書に従い、主電源を切り、電源プラグを抜いて行なってください。
感電や火傷怪我の原因となります。
電源プラグをコンセントへ抜き差しする時には、電源プラグや電源コードの取扱いに十分に注意をしてください。
また、電源コードに人や物が絡まったり、つまずいたり、踏まれたりしないようにしてください。
感電や火災や怪我の原因になります。
安全上のご注意
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長時間製品を使用しないときには、本体の電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いてください。
専用コンセントをお使いの場合にはコンセントを電源から抜いてください。
また、本体内部の水やコーヒー豆、コーヒーかす等を全て取り出し、洗浄を行ってください。
表面が熱くなっている部分には触れないでください。火傷や怪我の原因となります。
火事、感電や怪我を防ぐために電源コード、プラグや電気製品を水や液体に浸さないでください。
子供が電気製品を使用するときは十分に子供を監督し、子供の近くで電気製品を使用するときには、
細心の注意を払ってください。
部品の取付、取外しまたは清掃をする時には十分に温度が下がった状態で行なってください。
コードやプラグが傷んでいたり正常に動かない時には作動をさせないでください。
付属品以外のものを使用しないでください。 火事、感電や怪我の原因になることがあります。
野外では使用しないでください。
電源コードが卓上、カウンター上または表面が熱くなる場所の上などに垂れ下がらないようにしてください。
ガスコンロ、電熱器や熱くなったオーブンの上やそばに置かないでください。
最初にマシン側に電源コードを差し込んだ後でプラグをコンセントに差し込んでください。
マシンの電源スイッチオフにしてから電源コンセントからプラグを取り外してください。
本来の目的以外には使用はしないでください。
スチームやお湯が抽出されている時には十分に注意をしてください。火傷や怪我の原因となります。
このマシンは業務用のマシンです。
設置および据付時の注意事項
本製品は、使用および保守の訓練を受けた要員だけに制限されている場所または訓練を受けた要員が監視できる
場所に据付してください。
使用する電源は定格 15A100V)の壁コンセントを単独で使用してください。
ゆるんだコンセント、延長コードまたはタコ足配線は使用しないでください。
本体に供給する電源の工事を行う場合には電気設備工事の専門技術者が行い、電源の容量の確認を行う等、
設備工事に不備が無いようにしてください。感電や火災、本製品の故障の原因になります。
製品の据付は認定されたサービスマン以外は絶対に行なわないでください。
据付を行なう時には、本体の電源コードを損傷させたり、無理な配線をしたりしないようにしてください。
電源コードが傷んだままで使用をすると感電や火災、本製品の故の原因になります。
電源コンセントの形状は接地コンセントタイプのものをお使いください。アースが不完全な場合には感電の
危険性があります。
■漏電遮断機の設置をお願いします
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設置および据付を行なう際には本体を落下させたり倒したりしないでください。落下や転倒などにより怪我
の原因となります。
据付をする場所は平坦で水平な場所で、十分に製品の重量に耐えられる場所に設置してください。
不安定な場所に設置をすると落下や転倒などにより怪我の原因となります。
天然木や天然石の上に置く場合、日常の作業やマシンの洗浄中に水滴や飛沫が飛散し、表面を汚濁、変質の
原因となることがあります。水や洗浄液飛沫がついても影響の無い材質の上に設置するか、直接飛沫が触れない
ように保護を行なってください。
設置周辺温度は 1035℃になる場所で、直射日光が常に当たる場所、埃や塵が多い場所、湿気が高い場所、
振動がある場所などには設置をしないでください。内部の電気部品などの故障の原因となります。
本体の周囲に熱がこもらない様に周囲の壁や家具や機器などから10cm以上離して設置してください。
熱がこもると電気部品などの故障の原因となります。
お湯ではなく必ず水を使用してください。水以外の飲料やミネラルウォーター類、純水は使用しないでください
浄水器(クラリスプロスマートフィルター)は定期的に交換してください。
操作を行なう時の注意事
スチームや熱湯の抽出操作を行なう前にはノズルの位置に注意をしてください。離れすぎている場合、飛沫や
スチームが周辺に飛び、火傷や怪我の原因になります。
顔や手に熱湯やスチームがかからないようにノズルの位置に常に注意をして取扱いを行なってください。
スイッチや電源プラグを水に濡れた手で操作をしないでください。感電の危険性があります。
コーヒーマシンが作動中にホッパーの中に手を入れないでください。 怪我の原因になります。
ミルク系統の洗浄は規定どおりに実施してください。 洗浄を行なわず放置しておくとミルク系統内に残ったミルクに
細菌が繁殖して衛生状態を悪化させます。
初めて使用する時、数か月以上使用しなかった後は、キャニスター等の食品に触れる部品は洗浄してください。
抽出操作を行なう前に、ノズルの位置に注意し、カップを置いてください。また、高さの低いカップの場合は、
カップ置台を使用してください。抽出中は、コーヒーマシンから十分離れてください。
抽出液や熱湯の飛沫により火傷の原因になります。
コーヒー豆用ホッパーは定期的に内部をよく清掃してください。放置しておくと雑菌が繁殖することがあります。
ホッパー内にコーヒー豆が入っている状態でホッパーを取り外す時には、手順に従って取り外してください。無
矢理外そうとしますとホッパーが破損します。
前面パネルのクリアー部分(アクリル製)にアルコール類を使用すると破損します。使用はしないでください。
外した部品は乾燥機や食器洗浄機に入れると破損します。使用はしないでください。
使用時とメンテナンス時の注意点
マシンを正しくお使いいただくために、説明書に従って操作を行なってください。メンテナンスおよび安全性
の確認は操作内容を十分に理解して行なってください。
水の供給をしない状態でマシンを使用しないでください。故障の原因となります。
0 度以下になる室内外に水系統から水抜きをしないままでマシンを放置しないでください。凍結により故障の
原因となります。
機器の清掃には、高圧水洗浄機を使用しないでください。
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各部の名称
1 トップカバ
2 洗浄タブレット投入
3 コーヒー豆容器、および、豆容器フタ
4 水タンクカバー
5 水タンク(容量5L
6 湯ノズル
7 源ケーブ
(マシン背面下部)
8 コーヒーカ容器
9 源スイッ
10 き目調整ツマミ
11 コーヒー抽出ノズ
12 インナードリップトレイ
13 カップ置き
14 排水トレイ (容量約 1600cc)
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各部の説明
名称
個数
電源コード 接地タップ
クラリスプロスマートフィルター
ミルク用吸気口
ミルク抽出口
2
シリコンチューブ 3x1.5x500
2
ミルククリーン用容器
1
清掃ブラシセット(4 本組)
1
ミルクチューブクリーナー
200mlサンプル)
コーヒーマシンクリーナー
20 錠サンプル)
専用ツール
水タンクカバーとグラインダー
挽き目調整用
1
ユーザーマニュア
1
付属品
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1. マシンの置き場所
マシンは、水平で、水に濡れても問題のない所を指定して設置ください。
マシンは、オーバーヒートを防ぐために涼しい所に設置した上で、マシン上面の換気システムをふさがな
ように注意してください。
2. はじめてお使いになるときは、画面の案内にしたがって初期設定をおこないます。
電源プラグをコンセントに差し込みます。必ずアース接続してください。
アースコンセントがない場合は、現在ご使用中の電化製品(エアコン・冷蔵庫・電子レンジなど)のアース
コンセントに共用接続してください。また、ガス管、水道管、避雷針、電話のアース線とは共用接続しない
でください。 ※交流 100V 定格 15A の電源を単独使用し、それ以外の電源では使用しない。
電源ボタンを押します
【設置場所 水の硬度の設定を行ってください。】 ※付属の試験紙で硬度を確認し、設定します。
°dH 硬度は付属のテスターを使って確認してください。
<硬度の確認方法>
.付属テスターを袋から取り出し、蛇口から出る水道水に約 1 秒間さらします。
.水気を切り、その後 1 分間放置します。
.テスターの色が赤色に変わっている数をテスターの袋に記載されている硬度
表と照合し、硬度を設定します。
<硬度の設定方法>
.18 ページを参照してください。 P ボタンを押し、プログラムモードに入ります。
.プログラム項 4/5 にしていただき『水の硬度』を選択します。
.上記で水の硬度を確認した数値に増減させ『保存』ボタンを押してください。
数値の増減はメニュー画面の「< > 」で変更します。
. 終了するには、「 」ボタンを押してください。
3. クラリスプロスマートフィルター初めての使用
給湯ノズルの下に容器を置きます。(少なくとも 300ml 以上の容器)
水タンクを外し、水で洗ってください。(お湯は使用しないでください。)
フィルターホルダーを開きます。
水タンクにクラリスプロスマートフィルターを挿入し、フィルターホルダーを閉めて
ください。(閉める場合、通常、クリック感があります。)
水タンクにきれいな水を入れて、タンクを再セットしてください。
水タンクカバーを閉めてください。
クラリスプロスマートフィルターを取り付けたタンクをセットした直後にマシンは自動的にフィルター検出され、
保存しましたと表示されます。
クラリスプロスマートフィルターのすすぎが始まり、水が直接排水トレイに流れます。
クラリスプロスマートフィルターのすすぎは、自動的に停止します
システム内に水を供給中 が表示されマシンに水が充填されます
自動的に停止し、クラリスプロスマートフィルターのすすぎが完了。容器にたまった水を捨て
メニュー画面が表示されたら準備完了です
ご使用の準備(はじめてお使いになる際に)
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4. コーヒー豆の補給
コーヒー豆容器には、香りを逃がさないためのフタが付いており、コーヒーのアロマを永く保ちます
豆容器蓋を開けます。 ※容器蓋をロックしている場合は専用ツールを使いロックを解除してください。
コーヒー豆容器に異物がないか、確認してください。
コーヒー豆を入れてフタをしっかり閉めてください。
※蓋を閉める時は蓋の奥側に突起が有りますので、
奥から挿入して蓋をします
コーヒー豆容器には、粉コーヒーやフリーズド・ドライコーヒー、水、コーヒーマシンクリーナーを
入れないでください。グラインダーの故障につながります。
5. グラインダーのコーヒー挽き目の設
抽出するコーヒーがスムーズに抽出されるように挽き目を調整してください。
注意: 1、グラインダーが停止中に調整した場合、挽き目調整ツマミが破損する恐れがあります。
グラインダーが作動中のときのみ挽き目の調整を行ってください。
2、コーヒーがポタポタとしか抽出しない場合は挽き目が細かいことが考えられます。
挽き目を粗い方向に設定してください
グラインダーの挽き目調整方法。
トップカバーを開けると挽き目調整ダイアルがあります
専用ツールを挽き目調整ダイアルに差し込む。
コーヒー抽出口の下にカップを置きます。
「エスプレッソ」または「コーヒー」ボタンを押して抽出する。
グラインダーが動いている間にツマミを 1 段階動かします。
抽出完了後に再度同じボタンを押して抽出の状態を確認します。
スムーズな抽出が行えれば調整ツマミのカバーを閉じます。
改善されなければ、ツマミを 1 段階粗く (●の大きい方へ)して再度抽出します。
6. ミルク接続
ミルクチューブをミルク抽出ノズルの右側にある吸い込み口に接続し、ミルクチューブ先端をミルククーラー内
のミルク容器へ差し込んでください。
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1. 水タンクに水を入れてください。
2. カップをコーヒー抽出口の下に用意してください。
3. 本体の電源ボタンを押します。
4. ディスプレイに 加熱しています。 表示が出ます。
5. マシンをすすぎます。 」表示がされてリンスが開始されます。
6. 自動的にリンス停止して使用する準備が出来ます。
1. メニューボタン
複数のメニュー商品をディスプレイ上でみることができます。
※「メニューを選んでください:」が表示されている時に行なってください。
コーヒー抽出の例
1. ーヒー1
抽出ノズルの下にカップを置いて、「コーヒー」ボタンを押してください。
「コーヒー」が表示されカップに注がれ、設定された量になると自動的
に止まります。
抽出が完了すると再び「メニューを選んでください:」が表示されます。
2. ーヒー2
抽出ノズルの下に 2 つのカップを置きます。
「コーヒー」ボタン 2 回(約 1 秒以内)押してください。
カップに注がれ、設定された量になると自動的に止まります。
ミルクメニュー抽出の例
カプチーノ
ミルノズにミクチーブ、チーブクに
込みます。
ミルク抽出/コーヒー抽出ノズルの下にカップを置きます
「カプチーノ」ボタンを押してください。
マシンの加熱が終わるとミルクがわれノズルからフォームドミルク
出ます。
自動的にエスプレッソ抽出が開始され設定量になると自動的に止まります。
注:ミルクシステムは毎日洗浄しなければなりません。
抽出前のご使用準備
メニュー抽出
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お湯抽出
注意)お湯は火傷の危険性があります。皮膚への直接的な接触は
避けてください。
カップを給湯ノズルの下に置いてください。
熱湯ボタンを押してください。
給湯ノズルからお湯が出て設定量に達すると抽出が止まります。
メニュー抽出の停止(キャンセル)
間違ってメニューボタンを押した場合は、ディスプレイに「キャンセル」の
表示が出ている時左下のボタンを押すと、抽出の停止が出来ます。
1. コーヒーカス容器排水トレイの清掃
カス容器を空にしてください】、 排水トレイを空にしてください】が表示
された時やクリーニングを行なう際に清掃をしてください。
排水トレイを少し上に上げながら引き出してください。
コーヒーカス容器と排水トレイを空にして、ぬるま湯で洗ってください。
排水トレイの奥にある小さな金属板はセンサーです。
金属版の表面縦の面だけではなく、折り曲げられた裏の面を乾いた布で
きれいに拭いてください。
金属版と金属版の間に汚れやゴミがある場合はブラッシング等で汚れを
かき出してください。
コーヒーカス容器と排水レイを元にセットしてください。
コーヒーを抽した後は、ルーイングユニットがれます。特にミルクを使用したコーヒーを抽出した時
は、ミルクの吸引チューブ、および、ミルク抽出口に汚れが付着します。
マシンのトラブル発生(抽出詰まりやミルクの泡立ちが悪い等)を減少させる対策として、毎日のマシン清掃
が不可欠です。清掃作業を行うことで、常にマシン状態を良好に保ち、安定したコーヒーを抽出できます
デイリーの清掃(カス容器、トレイユニット)
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2. コーヒーすすぎ(コーヒー経路の簡易すすぎ) 【所要時間 30 秒】
いつでも手動でコーヒー抽出口の簡易すすぎショートリンス)を行なうことができます。
コーヒー抽出ノズル下に容器を置きます。
ボタンを押します。
> 」を押す。2/5
コーヒーすすぎ」を押してリンスを開始する。
マシンをすすぎます が表示されコーヒー抽出ノズルからお湯が出ます。
すすぎ工程が完了すると自動的に停止し、メニュー画面に戻ります。
3. ミルクすすぎ 所要時間 45 秒】
いつでも手動でミルク抽出口のすすぎ(ショートリンス)を行なうことができます。
また、ミルクメニュー抽出後しばらくして‘ ミルクすすぎ が表示されたらリンスを行ってください。
ミルク抽出ノズル下に容器を置きます
ボタンを押します(‘ ミルクすすぎ’が表示されている場合は⑤に進む)
> 」を押す。2/5
ミルクすすぎ 」を押してリンスを開始する。
ミルクシステムをすすぎます, が表示されミルクノズルからお湯が
出ます。
すすぎ工程が完了すると自動的に停止し、メニュー画面に戻ります。
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180 杯の抽出または 80 回のリンスした後、ディスプレイに‘マシンを洗浄してくださいが表示されます。
‘マシンを洗浄してください’が表示される前に定期的なデイリークリーニングをお薦めします。
もし、間違った洗浄剤を用いるとマシンに悪い影響を与える恐れがあります。
ブルーマチックジャパン指定のマシンクリーナーをご使用ください。
洗浄プログラムは、約 20 分を要します。
マシン洗浄プログラムを中断しないでください。洗浄の品質が保てなくなります。
次ページに続きます。
マシンの画面に表示される手順に沿って、洗浄を進めてください!
1 メニュー画面の『P』を選択し、
浄』を押してください。
2 画面の案内に従って、右下の
『スタート』を選択した後、『進む』
を選択します。
3
引き出します。
4 排水とカス受け容器を空にする
5 排水トレイユニットを組み立て、カス受け容器を入れ、トレイユニットを
本体に戻します。
6 右下の『進む』を選択します
7 『洗浄剤を入れてください』と表示されたら本体後部のクリーニング剤
投入口からマシンクリーナー1錠を投入し、投入口を閉めます。
※コーヒーマシンクリーナーは専用のものを使用してください。
【毎日のお手入れ コーヒーシステムの洗浄(タブレットクリーニング)
所要時間約 20
- 14 -
ミルクを使用しない場合は、この清掃は不要です。
8 右下の『進む』を選択します。
クリーニングが再開し、10 分程
作動します。
9
排水トレ
ットを引き出してください。
10 カス受け容器と排水トレイを
空にし、良く洗ってください。
11 排水トレイユニットを組み立て、トレイユニットを本体に戻します。
面にーニ了しと表され洗浄
です。
マシンの画面に表示される手順に沿って、洗浄を進めてください!
ミルクチューブクリーナーは専用のものを、清掃ブラシは付属のものを使用してください。
1 ミルククリーニング容器(付属品) 30ml のミルクチューブクリーナーを入れます。
クリーナー容器を軽く押すと左側の目盛付小容器に入ります。
※クリーナー初回サンプル容器は 20ml+10ml の小分けで入れる。
【毎日のお手入れ】 ミルクシステムの洗浄(ミルクチューブクリーニング
所要時間約 2
ミルクを使用したコーヒーを抽出した時には、ミルクの吸引チューブから抽出口まで汚れます
そのため、ミルクチューブ内側やミルクシステムの内側に残った油脂をきれいに洗います。
マシンのトラブル発生(抽出詰まりやミルクの泡立ちが悪い等)を減少させる対策の一つとして
毎日のマシン清掃が不可欠です。
清掃作業を行うことで、常にマシン状態を良好に保ち、安定したミルクフォームを抽出できます。
部品の洗浄に食器洗浄機を使用しないでください。熱でゆがみが生じ、故障する場合があります。
点線枠内にチューブクリーナーを入れます。
- 15 -
次ページに続きます。
5 画面
変わります。
マシンは洗浄溶液をつくるため、ミル
ます。
6 次にマンはで洗浄溶
吸い上げ、ミルク抽出口より
します。
7 洗浄工程が完了すると、下の
画面が表示され
マシンは自動的に
メニュー選択画面
に戻ります。
クリーニング容器に排出された廃液
を捨てます。
ミルクを使用しない場合は、この清掃は不要です。
注意: 食器洗浄機、乾燥機は、破損・変形の原因となるので使用しないでください。
1
外します
2 交換式ミルク出口を後ろ側にゆっくり 90 度回転させ、引き抜いてください。
続いて、ノズル部分の上部、中央部、下部を引き抜き抜いてください。
2 ミルククリーニング容器の吸い込み口にミルクチューブを差込み、ミルク抽出口の下に
ミルククリーニング容器を置きます。
3 メニュー画面の『P』を選択します
4 『ミルククリーニング』を選択します。画面の案内に従って『スタート』
を選択した後、進む 3 回押します。
ミルクチューブ差込口
【毎日のお手入れ】 ミルク抽出口の分解洗浄
向を間違えたり 90 以上回転させ
ながります。ご注意ください。
ミルク抽出口
引き抜く。
交換式ミルク出口
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3 それぞれの部品を付属の清掃
ブラシでブラッシングしながら
流水ですすぎます。
4 破損や変形等しないよう十分注意しながら、先ほどと逆の手順で再 度組
み立てを行い、ミルク抽出口のノズル上部をしっかりと差し込んでください。
交換式ミルク出口回転させる方向を間違えたり 90 度以上回転させたりす
るとフォーム分岐の破損につながります。ご注意ください。
マシンの電源を切る前に 11 ページから 16 ページの毎日のお手入れを行ってください。
電源 OFF
電源 OFF した時に、もし洗浄作業をしていなければ自動的にショートリンスが入りマシンの電源が切れます。
フィルター(浄軟水器)交換
マシンは自動的にクラリスプロスマートフィルターの交換を促します。
これは設置場所の水の水質(硬度)によって異なり、予め設定された水の硬度によって変わります。
交換時期に到達しますとフィルターシンボルがディスプレイの下部に赤く点灯します。
1 フィルターマークが赤く
点灯します。
2 給水タンクを取り外し
水を捨ててください。
3 リスロスマートフ
ルターを外します。
4 新しいター
付けます。
クラリスプロスマートフィルターの定期的な交換
立下げ作業(クロージング)
所要時間約 10
ミルク抽出口の汚れがひどい場合
15ml
150ml)の洗浄溶液を入れた容器に分解
したミルク抽出口を約 10 分間浸け置きし
すすいでください
※交換式ミルク出口は消耗品です。ミルク
傷や
す。
は2か月に一度の交換です)。
5 洗浄後、ミルク抽出口
組み立て、本体に取り付け
ます。ミルクチューブを差込
み、分解洗浄は完了です
- 17 -
5 給水タンクに MAX のラ
インまで水を入れた後、
本体に取り付けます。
6 マシンはフィルターを
認識します。
自動でフィルターのすすぎ
がスタートし、給湯ノズルよ
りお湯が出ます。
※注意:
火傷に注意してください。
7 画面に【排水トレイを空にしてください】と表示が出
したら排水トレイユニットにたまった水を捨て、
すすいだ後、排水トレイを本体に戻す。
クラリスプロスマートフィルター(以降、クラリスフィルター)は水道水に含まれる鉛、銅、アルミニウム、塩素
などのおいしいコーヒーには好ましくない物質を除去し、最適な水にろ過します
クラリスフィルターはコーヒーマシンの加熱ブロックに堆積して風味と機能を損なう原因となる石灰分を 75%
除去します。そのためカルシウム(CA除去の頻度を大幅に削減することができます。クラリスフィルターを
使用しなければ、半月に一度のカルシウム(CA)除去が必要になり、さらには、コーヒーマシンの寿命を短くし
てしまうことになります。クラリスフィルターを使わずにーヒーマシンをご利用されたり浄化能力が落ちてしま
った状態(赤いフィルターシンボルが点灯している)で使い続けたりすることはお勧めいたしません。
クラリスフィルターの使用期限
クラリスフィルターの浄水能力には限りがあります。一定量に達すると交換時期をお知らせします。
浄化能力は水の硬度で変わります。よりミネラルなどを含む硬度の高い水をご使用の地域の場合、浄化
可能な水量は少なくなります。
クラリスプロスマートフィルターご利用可能日数の目安表
※あくまでも目安であり、その数値を保証するものではありません
※日本の環境で一般的な硬度 2.8°dH でのご使用では、約 50 日間フィルターをご利用いただけます
水の硬度設定 一杯の標準量 一日の提供数 使用日数の目安
1~10° 約 50
11~1 約 40
13~1 約 30
16~2 約 20
21~2 約 16
26~3 約 13
100ml
40杯
クラリスプロスマートフィルターの効果と交換時期
- 18 -
プログラミングモードを入力するために「 」ボタンを押してください。
マシンはプログラミングモードとなります。
プログラムモード
ページ
項目
Explanation
1/5
マシン洗浄
タブレットクリーニング(コーヒー抽出経路)
CA 除去
スケール除去モード(フィルター未設定の時使用)
ミルククリーニング
ミルクシステムクリーニング(ミルク経路
2/5
ミルクすすぎ
ミルク抽出口リンス
情報
おすすめのメンテナンス情報を表示します
コーヒーすすぎ
コーヒー抽出口ショートリンス
3/5
エキスパートモード
メニューの調整モード
抽出量の手動調節
長押し調整モードの機能を有効/無効す
抽出中の量変更
抽出作動中の一回限りの設定を有効/無効する
ロック有効
各メニューを有効または無効にします。
4/5
言語の選択
言語設定.
単位標記
ml または OZ ]表示の切り替え
ミルクすすぎ
オフまでの時間
抽出後使用しない場合、設定時間後に自動的にオフ
なります。15 分、30 分、1-9 時間。
水の硬度
硬度設定(フィルター未設定の時)1 °dH and 30 °dH.
5/5
合計抽出杯数
トータル、各メニューの抽出サイクルカウンター(リセット
可)
日毎抽出杯数
トータル、各メニューの抽出サイクルカウンター(リセット
可)
アクセサリー接続
将来的に機器に互換性のあるオプション機能を接続する
合に使用します。 ※現在は接続可能な機能はございません。
お手入れ回数
クリーニング関連のカウンタ
バージョン
マシンのバージョン
アクセサリー解除
機器に互換性のあるオプション機能を解除します。
プログラミングモード
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メニューの調整
1. エキスパートモード
メニューの調整は 3/5 プログラム項目では「エキスパートモード」内で設定を行うことができます。
プログラミングモードを終了するには、「 」ボタンを押してください。
【各メニューの設定項目の範囲】
メニュー名
コーヒー濃度
設定範囲
温度設定
リストレット/エスプレッ
10 段階
湯量:15 ml 80 ml
中-高
コーヒー/スペシャル
10 段階
湯量:25 ml 240 ml
中-高
カプチーノ,
カフェラテ
フラットホワイト
10 段階
湯量:25 ml 240 ml
フォーム量(泡立ちミルク):抽出時間
0 sec. 120 sec
ミルク量(温かいミルク) 抽出時間
0 sec. 120 sec
中-高
フォーム温度:1-10 段階
ミルク温度:1-10 段階
ラテマキアート
10 段階
湯量:25 ml 240 ml
フォーム量:0 sec. 120 sec
ミルク量: 0 sec. 120 sec
ポーズ(間欠): 0 sec. 60 sec.
中-高
フォーム温度:1-10 段階
ミルク温度:1-10 段階
ミルク
フォーム量:0 sec. 120 sec
ミルク量: 0 sec. 120 sec
フォーム温度:1-10 段階
ミルク温度:1-10 段階
ポットコーヒ
10 段階
25 ml 240 ml
ストローク(繰り返し抽出)15
中-高
熱湯/熱湯(お茶用
湯量: 25 ml 450 ml
低-中-高
ミルク及びフォーム温度は、使用する牛乳によって異なりますので、予め調整が必要です。
数値が高いと温度は上がりますが、気泡は粗く抽出する事やミルクを吸い上げない場合が
ございます
1-1 メニューボタン 位置の変更
各メニューボタンの調整項目には『位置』という項目があります。
ここでは画面に表記するメニューの位置が変更出来ます。
1. メニューボタンの設定項目 『位置』を押す。
2. 変更したい位置 12 ページから選択し、OK であれば『はい』を選択します。
変更しない場合は左下の 」ボタンを押すと、キャンセルとなります。
1
2
3
- 20 -
2. 簡易調整モード
メニューの内容により抽出しているメニューの設定を一時的に変更する事が出来ます。
※この変更は記憶されません。
例:コーヒー の場合 コーヒー濃度(粉量) コーヒー湯量
メニュー抽出中のディスプレイに「 」の表示がします。
その時に ボタン または ボタンを押す事で量の増減が可能です。
※簡易的な調整モードのため、規定の調整が必要な場合はプログラミング項目内の
エキスパートモード ]で設定を行います。
ディスプレイ表示例
3. ロック有効 (メニュー表記させない)機能
この項目はメニュー画面で表示させないボタンを選択できます。
1. 」ボタンを押してください。
2. プログラムメニューページ 3/5 にします。
3. ロック有効ボタンを押す。
4. 表示させるメニューは緑色、 表示させないメニューは赤色となります。
5. 終了または変更しない場合は左下の 」ボタンを押すと、キャンセルとなります。
※例 メニュー表示のコーヒーを非表示にする。
1
2
3
コーヒー粉量を調整
コーヒー抽出量を調整
表示中にその〈〉横のボタン
を押すと増減します。
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