l Speaker ― システムスピーカーを有効または無効にします。
l OS Install Mode ― オペレーティングシステムに利用できるメモリの最大容量を決定します。オペレーティングシステムの中には、2 GB以上のシステムメモリではインストールできないものも
あります。Onに設定すると、利用可能な最大メモリは256 MBです。Off(デフォルト)に設定すると、すべてのシステムメモリをオペレーティングシステムに利用できます。このオプションは、オペレ
ーティングシステムをインストール中はOnにして、インストールが終了したらOffにします。
l Asset Tag ― 管理タグコードが指定されている場合、ユーザーがシステムに対して指定可能な管理タグコードを表示します。10文字までの管理タグ番号をNVRAMに割り当てるには、「Dell
OpenManage Server Assistant CDの使い方」の「管理タグ設定ユーティリティ」を参照してください。
Boot Sequence画面
Boot Sequence画面オプションは、システムが起動時にロードする必要があるファイルを探す順序を決定します。使用可能なオプションには、ディスットドライブ、CDドライブまたはDVDドライブ、ハード
ドライブ、あるいはNICが含まれます(ネットワークからのPXE起動が可能)。デバイスを選んでスペースバーを押し、そのデバイスを有効または無効にできます。デバイスを検索する順序を変更するに
は、<+>および<->キーを使用します。
Hard-Disk Drive Sequence画面
Hard-Disk Drive Sequence画面オプションは、起動時にロードする必要があるファイルをシステムが検索するハードドライブの順序を決定します。お使いのシステムに取り付けられているハードドラ
イブによって、選択肢が異なります。デバイスを選んでスペースバーを押し、そのデバイスを有効または無効にできます。デバイスを検索する順序を変更するには、<+>および<->キーを使用します。
Integrated Devices画面
この画面で、システム基板上の次のデバイスを設定します。
l IDE Controller ― IDEコントローラを有効または無効にします。変更は再起動の後に有効になります。
l Network Interface Controller ― PXEシステム起動オプションを有効にするかどうかを決定します。使用可能なオプションは、On with PXEおよびOn without PXEです。変更は再起動
の後に有効になります。
l NIC MAC Address ― 内蔵NICが使用するMACアドレスを表示します。このフィールドには、ユーザーが選択できる設定はありません。
l Serial Port 1 ― システムの内蔵シリアルポートを設定します。これらのオプションは、自動的にポートを設定するAuto(デフォルト)、特定の指定先、またはポートを無効にするOffに設定する
ことができます。
シリアルポートをAutoに設定し、同じ指定機能に設定されているポートを搭載する拡張カードを追加した場合、システムは、内蔵ポートを次の利用可能な同じIRQ設定を共有しているポート指定
に、自動的に再マップします。
l Parallel Port ― システムの内蔵パラレルポートを設定します。
l Parallel Port Mode ― システム内蔵のパラレルポートを、AT互換(一方向)ポートとして使用するか、またはPS/2互換(双方向)ポートとして使用するかを設定できます。使用するモードを決
定するときは、ポートに接続された周辺機器に付属のマニュアルを参照してください。
l USB Controller ― USBコントローラのステータスをOn with BIOS Support、On Without BIOS Support、またはOffに設定します。PS/2キーボードが接続されている場合、On
Without BIOS SupportはBIOS USBサポートを無効にします。PS/2キーボードが接続されていない場合にOn Without BIOS Supportを選択すると、USBマウスおよびキーボードは起動中
にのみ機能します。On With BIOS Supportに設定すると、USBマウスおよびキーボードは、オペレーティングシステムのドライバがロードされるまでBIOSによって制御されます。
l Diskette Controller ― システムのディスケットドライブコントローラを有効または無効にします。Auto(デフォルト)を選択すると、拡張スロットに取り付けられているコントローラカードを使用
する必要がある場合、システムはコントローラをオフにします。Write Protectを選択すると、ディスケットを読み取ることはできますが、書き込むことはできません。
System Security画面
System Security画面を使って次のセキュリティ機能を設定できます。
l Password Status ― Setup PasswordをEnabledに設定すると、システムパスワードをシステム起動時に変更または無効にできなくなります。
システムパスワードをロックするには、まずSetup Passwordオプションでセットアップパスワードを設定して、次にPassword StatusオプションをLockedに変更します。この状態では、
System Passwordオプションを使ってシステムパスワードを変更したり、<Ctrl><Enter>を押してシステム起動時にパスワードを無効にすることはできません。
システムパスワードのロックを解除するには、まずSetup Passwordオプションでセットアップパスワードを入力して、Password StatusオプションをUnlockedに変更する必要があります。この
状態では、<Ctrl><Enter>を押してシステム起動時にシステムパスワードを無効にしたり、System Passwordオプションを使ってシステムパスワードを変更することができます。
l System Password ― システムのパスワードセキュリティ機能の現在の状態が表示され、新しいパスワードの設定および検証を実行できます。
l Setup Password ― システムパスワード機能を使ってシステムへのアクセスを制限するのと同じ要領で、セットアップユーティリティへのアクセスを制限できます。
l Power Button ― このオプションがEnabledに設定されている場合、電源ボタンを使用してシステムの電源を切ることができます(または、ACPI仕様に対応したMicrosoft® Windows® 2000 な
どのオペレーティングシステムを使用している場合、システムをシャットダウンすることができます)。このオプションがDisabledに設定されている場合、電源ボタンを使用してシステムの電源を切
ることはできません。
Exit画面
<Esc>を押してセットアップユーティリティを終了すると、Exit画面が次の選択肢を表示します。
l Save Changes and Exit(変更を保存して終了)
l Discard Changes and Exit(変更を保存せずに終了)
l Return to Setup(セットアップへ戻る)
システムパスワード機能の使い方