CKD LCG-HP1シリーズ ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル
取扱説明書
リニアスライドシリン
LCG-HP1 シリー
SM-A42828/2
製品をご使用になる前に、本取扱説明書を必ずお読みください。
特に安全に関する記述は、注意深くお読みください。
本取扱説明書は必要なときにすぐ取出して読めるように、大切に保管してください
SM-A42828/2 はじめに
i 2022-06-27
はじめに
このたびは、当社のリニアスライドシリンダ「LCG-HP1 シリーズ」をお買求めいただきまして、誠にありがとうご
ざいます。本取扱説明書は本製品の性能を十分に発揮させるために、取付、使用方法などの基本的な事項
記載したものです。よくお読みいただき、正しくご使用ください。
なお、本取扱説明書は紛失しないように、大切に保管してください。
本取扱説明書に記載の仕様、外観は、将来予告なく変更することがあります。
本製品を使用するにあたって、材料や配管、電気、機構などを含めた空気圧機器についての基礎的な
知識を持った人を対象にしています。知識を持たない人や十分な訓練を受けていない人が選定、使用
して引起こした事故に関しては、当社は責任を負いません。
お客様によって使用される用途は多種多様にわたるため、当社ではそれらのすべてを把握することがで
きません。用途、用法によっては流体、配管、その他の条件により性能が発揮できない場合や事故につ
ながる場合があります。用途、用法にあわせてお客様の責任で、製品の仕様の確認、使用方法の決定を
行ってください。
SM-A42828/2 安全にご使用いただくために
ii 2022-06-27
安全にご使用いただくために
本製品を使用した装置を設計、製作する場合は、安全な装置を製作する義務があります。そのためには、装置
の機械機構と、各流体制御回路、これらを電気制御するシステムの安全性が確保できることを確認してくださ
い。
装置の設計、管理などに関する安全性については、団体規格、法規などを必ずお守りください。
ISO 4414JIS B 8370JFPS 2008(各規格の最新版)
高圧ガス保安法や労働安全衛生法、その他の安全規則、団体規格、法規など
当社製品を安全にご使用いただくためには、製品の選定、使用、取扱い、保全管理を適切に行うことが重要で
す。
装置の安全性確保のために、本取扱説明書に記載の警告、注意事項を必ずお守りください。
本製品にはさまざまな安全策を実施していますが、お客様の誤った取扱いによって事故につながる場合があり
ます。そのようなことがないためにも、
必ず本取扱説明書を熟読し、内容を十分に理解したうえでご使用ください
注意事項は危害、損害の大きさと発生の可能性の程度を明示するために、「危険」「警告」「注意」の 3つに区
分されています。
危険
誤っいを、人亡すまたを負険が迫っ生す
ることが想定されるもの。
警告
誤った取と、、ま重傷を負され
の。
注意
誤った取扱いをすると、人が傷害を負う、または物的損害が発生する可能性が想
定されるもの。
なお、「注意」に記載した事項でも、状況によっては重大な結果に結び付く可能性があります。
いずれも重要な内容を記載しているため、必ずお守りください。
その他、一般的な注意事項や使用上のヒントを以下のアイコンで記載しています。
一般的な注意事項や使用上のヒントを表します。
SM-A42828/2 安全にご使用いただくために
iii 2022-06-27
製品に関する注意事項
警告
取扱いは十分な知識と経験を持った人が行う
本製品は、一般産業機械用装置・部品として設計、製造されたものです。
製品の仕様範囲内での使用を守る。
製品固有の仕様外での使用はできません。また、製品の改造や追加工は絶対に行わないでください。
本製品は一般産業機械用装置・部品での使用を適用範囲としているため、屋外、次に示すような条件・
環境で使用する場合には適用外とさせていただきます。
(ご採用に際当社に相談いだき、当社品の仕様をご了解いただいた場合は適用になります
だし、その場合でも、万一の故障に備えて危険を回避する安全対策をとってください)
原子力や鉄道、航空、船舶、車両、医療機械、飲料・食品などに直接触れる機器や用途での使用。
娯楽機器や緊急遮断回路、プレス機械、ブレーキ回路、安全対策用など、安全性が要求される用
での使用。
人や財産への大きな影響が予想され、特に安全が要求される用途での使用。
安全を確認するまでは、本製品の取扱い、配管・機器の取外しを絶対に行わない。
機械、装置の点検や整備は、本製品が関わるすべてのシステムの安全が確保されていることを確認
してから行ってください。また、エネルギー源である供給空気や供給水、該当する設備の電源OFF
にし、システム内の圧縮空気は排気し、水漏れ、漏電に注意してください。
運転停止時も、高温部や充電部が存在する可能性があるため、本製品の取扱い、配管・機器の取外
しは注意して行ってください。
空気圧機器を使用した機械、装置を起動または再起動する前に、飛出し防止処置などによりシステム
の安全性が確保されているか確認してください。
廃棄に関する注意事項
注意
製品を廃棄するときは、廃棄物の処理や清掃に関する法律に準拠し、専門廃棄物処理業者に依頼して
理する。
SM-A42828/2 目次
iv 2022-06-27
目次
はじめに .............................................................................................................................. i
安全にご使用いただくために ............................................................................................... ii
製品に関する注意事項 .................................................................................................... iii
廃棄に関する注意事項 .................................................................................................... iii
目次 ................................................................................................................................... iv
1. 製品概要 ..................................................................................................................... 1
1.1 形番表示 .............................................................................................................. 1
製品形番 ........................................................................................................ 1
複動・片ロッド形組合せ可否表 ........................................................................ 5
スイッチ単品形 ............................................................................................ 5
ストッパセット形 ........................................................................................... 5
ストローク調整用ストッパ単品形番 .................................................................. 7
ショックキラー形ストッパ単品形番 .................................................................... 8
ストッパブロック単品形番 ................................................................................ 8
1.2 仕様 ..................................................................................................................... 9
製品仕様 ........................................................................................................ 9
スイッチ仕様 ................................................................................................. 10
2. 取付け ....................................................................................................................... 13
2.1 設置環境 ............................................................................................................ 13
2.2 開梱 ................................................................................................................... 14
2.3 取付方法 ............................................................................................................ 14
本体の取付け ............................................................................................... 14
スイッチの取付 .......................................................................................... 16
スイッチの移動方法 ...................................................................................... 18
スイッチの交換方法 ...................................................................................... 18
2.4 配管方法 ............................................................................................................ 19
配管ポート .................................................................................................... 20
2.5 配線方法 ............................................................................................................ 22
無接点スイッチ .............................................................................................. 22
有接点スイッチ .............................................................................................. 25
3. 使用方法 ................................................................................................................... 27
3.1 シリンダの使用方法 ............................................................................................ 27
3.2 スイッチの使用方法 ............................................................................................ 28
4. 保守、点検................................................................................................................. 29
4.1 定期点検 ............................................................................................................ 30
点検項目 ...................................................................................................... 30
製品のメンテナンス ....................................................................................... 30
回路のメンテナンス ....................................................................................... 30
4.2 分解、組立方 .................................................................................................. 31
分解方法 ...................................................................................................... 31
組立方法 ...................................................................................................... 31
内部構造 ...................................................................................................... 32
SM-A42828/2 目次
v 2022-06-27
5. トラブルシューティング ............................................................................................... 35
5.1 トラブルの原因と処置方法 .................................................................................. 35
シリンダ部 ..................................................................................................... 35
スイッチ部 ..................................................................................................... 36
6. 保証規定 ................................................................................................................... 37
6.1 保証条件 ............................................................................................................ 37
6.2 保証期間 ............................................................................................................ 37
SM-A42828/2 1. 製品概要
1 2022-06-27
1. 製品概要
1.1 形番表示
製品形番
形番表示例LCG-HP1 シリーズ(φ616)
1: ストローク調整範囲を変更する場合は、7ページ
に記載のストローク調整用ストッ単品を使用
てください。
2: ショックラー形使用時のトロー調整範囲は
圧シリン(No.CB-030S)
ストッパ外形図の寸法表を参照してください。
3: ポ ー ト 位 置 は 「 空 圧 シ リ ン ダ 総 合 (No.CB-
030S)」に記載のストッパ外形図を参照してくだ
い。
4: スト
です。
5: ストローク調整用ストッパとショックキラー形ストッ
パを組合せて使用する場合は受注生産になりま
す。
6: ストッパタイプ使用時のみ選択できます。
7: オプションの組合せは 5ページの組合せ可否表
を参照してください。
8: φ6φ8-10stφ12φ16-20st 以下の A1※※
A2※※A5※※A6※※は標準ストッパで調整
できないため、受注生産になります。
9: φ6φ830st 以下で、S※※Aを選択した
場合にスイッチを 2個使用する場合は、F□H
スイッチを選択してください。
10: 防錆処理タイプは受注生産になります。
11: ストローク調整用ストッパは使用圧0.3MPa
上でメタルタッチになります。
12: ストッパ位置をヘッド側からロッド側に変更する場
合、ストロークやストローク調整量によっては、別
要で6
「ストッパ単品購入時の注意事項」をご確認くだ
い。ストロークによっては A1A2、および調整量
15mm25mm にできない場合があります
SM-A42828/2 1. 製品概要
2 2022-06-27
形番表示例:LCG-HP1 シリーズ(φ2025)
1: ストローク調整範囲を変更する場合は、7ページに記
載のストローク調整用ストッパ単品を使用してください。
2: ショックキラー形使用時のストローク調整範囲は、
圧シリンダ総合(No.CB-030S)」に記載のストッパ外
形図の寸法表を参照してください。
3: ポート位は「空圧シリンダ(No.CB-030S)」に
記載のストッパ外形図を参照してください。
4: ストッパがない場合の標準ポート位置は上図の
です。
5: ストローク調整用ストッパとショクキラー形ストッパ
組合せて使用する場合は受注生産になります。
6: ストッパタイプ使用時のみ選択できます。
7: オプションの組合せは 5ページの組合せ可否表を参
照してください。
8: 20st以下の A1※※A2※※A5※※A6※※は標
準ストッパで調整できないため、受注生産になります。
9: 使用ています。温多湿境や
結露等で水滴が付着するような環境での使用時は、さ
る可があUを選定してく
い。
10: ストローク調整用ストッパは使用圧0.3MPa 以上で
メタルタッチになります。
11: ストッパ位置ヘッ側からッドに変更す場合、
ストスト調によってトッ
パ単品の購入が必要です。6 ページの「ストッパ単
購入時の意事項」確認てください。トロクに
よっては A1A2、および調整量 15mm25mm にで
きない場合があります。
SM-A42828/2 1. 製品概要
3 2022-06-27
形番表示例LCG-P4-HP1 シリーズ(φ616)
1: ストない場標準
です。
2: ストローク調整用ストッパとショックキラー形ストッ
パを組合せて使用する場合は受注生産になりま
す。
3: ストッパタイプ使用時のみ選択できます。
4: オプションの組合せは 5ージの組合せ可否表
を参照してください。
5: φ6φ8-10stφ12φ16-20st 以下の A1※※
A2※※A5※※A6※※は標準ストッパで調整
できないため、受注生産になります。
6: φ6φ830st 以下で、S※※※Aを選択した
場合にスイッチを 2個使用する場合は、F□H
スイッチを選択してください。
7: 防錆処理タイプは受注生産になります。
8: ストローク調整用ストッパは使用圧0.3MPa
上でメタルタッチになります。
9: ストッパ位置をヘッド側からロッド側に変更する場
合、ストロークやストローク調整量によっては、別
要で6
「ストッパ単品購入時の注意事項」をご確認くだ
い。ストロークによっては A1A2、および調整量
15mm25mm にできない場合があります
SM-A42828/2 1. 製品概要
4 2022-06-27
形番表示例LCG-P4-HP1 シリーズ(φ2025)
1: ストッパがない場合の標準ポート位置は上図の
です。
2: ストローク調整用ストッパとショックキラー形ストッパ
組合せて使用する場合は受注生産になります。
3: ストッパタイプ使用時のみ選択できます。
4: オプションの組合せは 5ージの組合せ可否表を
照してください。
5: 20st以下の A1※※A2※※A5※※A6※※は標
準ストッパで調整できないため、受注生産になります。
6: 使用ています。温多湿境や
結露等で水滴が付着するような環境での使用時は、さ
る可があUを選定してく
い。P4 を選したは防理付奨しす。
P40 を選択した場合は防錆処理付きとなりますので、”
U”の選択は不要です。
7: ストローク調整用ストッパは使用圧0.3MPa 以上で
メタルタッチになります。
8: ストッパ位置ヘッド側からッド側に更する合、
ストスト調によってトッ
パ単品の購入が必要です。6 ページの「ストッパ単品
購入時の意事項」確認てください。トロクに
よっては A1A2、および調整量 15mm25mm にで
きない場合があります。
SM-A42828/2 1. 製品概要
5 2022-06-27
複動・片ロッド形組合せ可否表
ストローク調整用ストッパ、ショックキラー形ストッパとの組合 ○:組合せ可能 -:組合せ不可
形番記号
オプション記号
ストローク調整用ストッパ
ショックキラー形ストッパ
チューブ内径
ストローク
S1
S2
S3
S4
S5
S6
A1
A2
A3
A4
A5
A6
LCG-HP1
φ6、φ8
10
20 以上
φ12~φ25
1020
30 以上
オプション記号 D:ストッパ部ポー[側面、底面ポートあ]T:ストッパブロック材質[(窒化処理)]の組合せは上記の組合せ表に従います。
スイッチ単品形番
<スイッチ本体の>
P4※シリーズのスイッチ形番については手配形番が標準と異なります。
「二次電池対応機器 P4シリーズ」(No.CC-1226)ご参照ください。
ストッパセット形番
P40 シリーズの場合はお問合せください。
ストッパ部とストローク調整用ストッパまたはショックキラー形ストッパのセット
標準からストローク調整用ストッパ付、ショックキラー形ストッパ付への変更時に使用
1 ストッパ取付位置①、②(14ページ参照)に取付ける場合は、ストロークによってストローク調整量が異なるため、次ページの「ストッパ
セット購入時の注意事項」を参照してください。
2 φ6、φ8の場合はS03”は選定できません
3 ショックキラー形ストッパ(A)場合は選定できません。
SM-A42828/2 1. 製品概要
6 2022-06-27
ストッパセット購入時の注意事項
ストッパ取付位置①、②(14ページ参照)に取付ける場合のみ、ストロークによってストローク調整量が下記
表のとおりになります。
機種形番
オプション記号
ストローク調整用ストッパ単品
ストローク調整量(mm)
チューブ内径
ストローク
-5
-15
-25
LCG-HP1
φ6、φ8
10
S02
20 以上
無記号
S02
φ12~φ25
10
S03
20
S02
S03
30 以上
無記号
S02
S03
-:対応不可
ストッパセット質 (単位:g)
ストッパ種類
S1S2
A1A2
ストッパ部ポート
無記号、D
ストローク調整量
無記号
S02
S03
無記号
φ6
15
18
18
φ8
21
25
27
φ12
28
31
34
33
φ16
42
47
52
49
φ20
77
85
92
86
φ25
87
94
101
95
SM-A42828/2 1. 製品概要
7 2022-06-27
ストローク調整用ストッパ単品形番
ウレタン付六角穴止めねじ
ストローク調整範囲変更時または中間ストローク設定時に使用
φ6、φ8の場合は“S03”は選定できません。
形番によって対応できない機種やストローク調整範囲が上記と異なる場合があります。
ストッパ単品購入時の注意事
ストローク調整用ストッパ単品やショックキラー形ストッパ単品をストッパ取付位置①、②(14ページ参)
取付ける場合のみ、ストロークによってストローク調整量が下記表のとおりになります。
形番記号
オプション記号
ストローク調整用ストッパ単品
ショックキラー形
ストッパ単品
ストローク調整量(mm)
チューブ内径
ストローク
-5
-15
-25
LCG-HP1
シリーズ
-S1S2S5S6
-A1A2A5A6
φ6、φ8
10
S02
20 以上
S01
S02
A01
φ12~φ25
10
S03
20
S02
S03
30 以上
S01
S02
S03
A01
-:対応不可
ストローク調整用ストッパ単品質量 (単位:g)
ストローク調整量
S01
S02
S03
φ6
6
9
φ8
7
10
φ12
7
11
14
φ16
11
16
22
φ20
22
30
37
φ25
23
30
37
SM-A42828/2 1. 製品概要
8 2022-06-27
ショックキラー形ストッパ単品形番
P40 シリーズの場合はお問合せください。
ショックキラーのセット
ストローク調整用ストッパからショックキラー形ストッパへの変更時に使用
形番によって対応できない機種があります。
ショックキラー形ストッパのストローク調整範囲は、「空圧シリンダ総合Ⅱ(No.CB-030S)に記載の
ストッパ外形寸法図の寸法表を参照してください。
使用ショックキラー形
機種
ショックキラー形番
質量(g)
LCG-6-HP1
SKL-0804
9
LCG-8-HP1
SKL-0805
12
LCG-12-HP1
SKL-0805
12
LCG-16-HP1
SKL-1006
19
LCG-20-HP1
SKL-1208
31
LCG-25-HP1
SKL-1208
31
ストッパブロック単品形番
P40 シリーズの場合はお問合せください。
標準からストローク調整用ストッパ付やショックキラー形ストッパ付への変更時に使用
ストッパブロック単品質量 (単位:g)
ブロック種
SB1(T)
SB2(T)
φ6
11
21
φ8
14
24
φ12
23
37
φ16
38
72
φ20
60
99
φ25
112
206
SM-A42828/2 1. 製品概要
9 2022-06-27
1.2 仕様
製品仕様
機種
LCG-HP1
LCG-P4-HP1
項目
チューブ内径 mm
φ6
φ8
φ12
φ16
φ20
φ25
作動方式
複動形
使用流体
圧縮空気
最高使用圧力 MPa
0.7
最低使用圧力 MPa
0.15 1
耐圧力 MPa
1.05
周囲温度
1060(ただし、凍結なきこと)
接続口径
本体側面
M3
M5
Rc1/8
本体後方
M3
M5
Rc1/8
ストローク許容差 mm
2
使用ピストン速度 mm/s
50500 3
クッション
ゴムクッション付
給油
不要
1 φ6のショックキラー形ストッパ使用時は 0.2Mpa です。
2 ストッパなしで使用する場合、エンドプレートとフローティングブシュの間にわずかな隙間があるため注意してください。
3 ストローク調整用ストッパ使用時は、50200mm/s で使用してください。
ストローク調整用ストッパは使用圧0.3MPa 以上でメタルタッチになります。
+2.0
0
SM-A42828/2 1. 製品概要
10 2022-06-27
スイッチ仕様
項目
有接点 2線式
T0H/V
T5H/V
用途
AC/DC プログラマブルコントローラ、リレー用
AC/DC プログラマブルコントローラ、リレー、
IC 回路(表示灯なし)、直列接続用
電源電圧
負荷電圧
DC12/24V
AC110V
DC5/12/24V
AC110V
負荷電流
550mA
720mA
50mA 以下
20mA 以下
消費電流
内部降下電圧
3V 以下(DC の場合、負荷電30mA )
0.1V以下(内部抵抗 0.5Ω以下)
表示灯
赤色 LED(ON 時点灯)
表示灯なし
漏れ電流
0mA
リード線 1
標準 1m(耐油性ビニールキャブタイヤコード 2芯、0.2mm2)
耐衝撃
294m/s2
絶縁抵抗
DC500V メガーで 20MΩ以上
耐電圧
AC1000V1 分間印加で異常なきこと
周囲温度
1060
保護構造
IEC 規格 IP67JIS C 0920 (防浸形)、耐油
項目
無接点
2線式
3線式
F2S/H/V
F2YH/V
F3S/H/V
F3YH/V
用途
DC プログラマブルコントローラ専用
DC プログラマブルコントローラ、リレー用
電源電圧
DC1028V
負荷電圧
DC1030V
DC24V±10%
DC30V 以下
負荷電流
520mA 2
50mA 以下
消費電流
DC24V 10mA 以下
内部降下電圧
4V 以下
0.5V 以下
表示灯
黄色 LED 3
(ON 時点灯)
赤色/緑色 LED
(ON 時点灯)
黄色 LED 3
(ON 時点灯)
赤色/緑色 LED
(ON 時点灯)
漏れ電流
1mA 以下
10μA以下
リード線 1
標準 1m
(耐屈曲、耐油性ビニールキャブタイヤコード 2芯、
0.15mm2)
標準 1m
(耐屈曲、耐油性ビニールキャブタイヤコード 3芯、
0.15mm2)
耐衝撃
980m/s2
絶縁抵抗
DC500V メガーで 20MΩ以上
耐電圧
AC1000V 1 分間印加で異常なきこと
周囲温度
1060
保護構造
IEC 規格 IP67JIS C 0920 (防浸形)、耐油
SM-A42828/2 1. 製品概要
11 2022-06-27
項目
無接点
2線式
3線式
T2H/V
T2WH/V
T3H/V
T3WH/V
用途
DC プログラマブルコントローラ専用
DC プログラマブルコントローラ、リレー用
電源電圧
DC1028V
負荷電圧
DC1030V
DC24V±10%
DC30V 以下
負荷電流
520mA 2
100mA 以下
50mA 以下
消費電流
DC24V 10mA 以下
内部降下電圧
4V 以下
0.5V 以下
表示灯
赤色 LED
(ON 時点灯)
赤色/緑色 LED
(ON 時点灯)
赤色 LED
(ON 時点灯)
赤色/緑色 LED
(ON 時点灯)
漏れ電流
1mA 以下
10μA以下
リード線 1
標準 1m
(耐油性ビニールキャブタイヤコー2芯、0.2mm2)
標準 1m
(耐油性ビニールキャブタイヤコード 3芯、0.2mm2)
耐衝撃
980m/s2
絶縁抵抗
DC500V メガーで 20MΩ以上
耐電圧
AC1000V 1 分間印加で異常なきこと
周囲温度
1060
保護構造
IEC 規格 IP67JIS C 0920 (防浸形)、耐
項目
無接点 3線式
T3PH/V
F3PH/V
用途
DC プログラマブルコントローラ、リレー用
電源電圧
DC1028V
DC4.528V
負荷電圧
DC30V以下
負荷電流
100mA 以下
50mA 以下
消費電流
DC24V 10mA 以下
DC24V 10mA 以下
内部降下電圧
0.5V 以下
30mA 0.5V 以下
表示灯
黄色 LED (ON 時点灯)
漏れ電流
10μA以下
リード線 1
標準 1m
(耐油性ビニールキャブタイヤコード 3芯、0.2mm2)
標準 1m
(耐油性ビニールキャブタイヤコード 3芯、0.15mm2)
耐衝撃
980m/s2
絶縁抵抗
DC500V メガーで 20MΩ以上
耐電圧
AC1000V 1 分間印加で異常なきこと
周囲温度
1060
保護構造
IEC 規格 IP67JIS C 0920 (防浸形)、耐
SM-A42828/2 1. 製品概要
12 2022-06-27
項目
無接点 2線式
T2HR3,T2VR3(耐屈曲リード線タイプ)
用途
DC プログラマブルコントローラ専用
電源電圧
負荷電圧
DC1030V
負荷電流
520mA 2
消費電流
内部降下電圧
4V 以下
表示灯
赤色 LED(ON 時点灯)
漏れ電流
1mA 以下
リード線 1
標準 3m (耐屈曲、耐油性ビニールキャブタイヤコード 2芯、0.2mm2)
耐衝撃
980m/s2
絶縁抵抗
DC500V メガーで 20MΩ以上
耐電圧
AC1000V 1 分間印加で異常なきこと
周囲温度
1060
保護構造
IEC 規格 IP67JIS C 0920 (防浸形)、耐
1: リード線のオプションとして他に 3m5m を用意しています。(F 形スイッチの 5m は除)
2: 上記の負荷電流の最大値:20mA は、周囲温度が 25℃の場合の値です。
スイッチ使用周囲温度25℃より高い場合は、20mA り小さくなります(60℃で 510mA)
3: F2SF3S の表示灯は赤色です
4 : P4※シリーズのスイッチ形番については手配形番が標準と異なります
「二次電池対応機P4※シリーズ(No.CC-1226)をご参照ください。
T□HF□H はリード線ストレートタイプ、T□VF□V はリード線 L字タイプを表しています。
SM-A42828/2 2. 取付け
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2. 取付け
2.1 設置環境
注意
切削、鋳物、溶接工場などでは切削液、切粉、粉塵などの異物が進入するおそれがあるため注意する。
下記環境では使用を禁止する。
切削液が掛かる場合(液中の研磨剤または研磨粉によって摺動部が削られるため)
有機溶剤、薬品、酸、アルカリ、灯油などが雰囲気中に含まれる場合
水が掛かる場合
下記の周囲温度で使用してください。
-1060(ただし、凍結なきこと)
圧縮空気には、エアフィルタを通した清浄で水分の少ないエアを使用してください。
このため、回路にはエアフィルタを使用し、ろ過(5μm 以下が望ましい)や流量、取付位置(方向制御弁に
近づける)などに注意してください。
圧縮空気
清浄な圧縮空気
エアフィルタ
SM-A42828/2 2. 取付け
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2.2 開梱
ご注文の製品形番と製品に表示されている形番が、同一であることを確認してください。
製品外部に損傷がないことを確認してください。
配管ポートからシリンダ内部に異物が入らないようにシール栓を付けて保管し、配管時に取外してください。
2.3 取付方法
本体の取付け
注意
本体取付面(チューブ)やテーブル面には平面度を阻害するような打痕、傷などをつけない。
本体やテーブルに取付ける相手側の平面度は 0.02mm 以下にする。
締付トルク
本体を取付けるボルトのねじ込み深さ、締付トルクは下表を参照してください。
機種
使用ボルト
締付トルク
(Nm)
使用ボルト
締付トルク
(Nm)
最大ねじ込み深さ
L (mm)
LCG
-
6
-
HP1
M3×0.5
0.61.1
M4×0.7
1.42.4
6
LCG
-
8
-
HP1
LCG
-
12
-
HP1
M4×0.7
1.42.4
M5×0.8
2.95.1
8
LCG
-
16
-
HP1
M5×0.8
2.95.1
M6×1.0
4.88.6
9
LCG
-
20
-
HP1
LCG
-
25
-
HP1
M6×1.0
4.88.6
M8×1.25
12.021.6
12
L
上方向からの取付Ⓐ
下方向からの取付Ⓑ
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CKD LCG-HP1シリーズ ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル