SICK SureSense - HSE18 Hybrid photoelectric sensors 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
HSE18(L)
ハイブリッド光電スイッチ
de
en
es
fr
it
ja
pt
ru
zh
説明されている製品
H18 - SureSense
HSE18
HSE18L
メーカー
SICK AG
Erwin-Sick-Str.1
79183 Waldkirch
Germany
生産拠点
SICK Inc.
55438 Minneapolis, MN
USA
法律情報
本書は著作権によって保護されています。著作権に由来するいかなる権利も SICK
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囲内でのみ許可されます。本書の内容を変更、削除または翻訳することは、SICK
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オリジナルドキュメント
このドキュメントは SICK AG のオリジナルドキュメントです。
184
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コンテンツ
78 一般的な安全上の注意事項.................................................... 186
79 UL 認証に関する注意事項..................................................... 186
80 用途........................................................................................ 186
81 動作およびステータス表示灯................................................ 187
82 取付........................................................................................ 187
83 電気的接続............................................................................. 189
83.1 DC 出力動作........................................................................................... 190
83.2 接続ピン配列.......................................................................................... 194
83.3 設定オプション...................................................................................... 195
84 コミッショニング.................................................................. 200
85 トラブルシューティング....................................................... 202
86 分解および廃棄...................................................................... 203
87 メンテナンス......................................................................... 204
88 技術データ............................................................................. 204
88.1 寸法図...................................................................................................... 205
コンテンツ
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185
78 一般的な安全上の注意事項
コミッショニング前に取扱説明書をよくお読みください。
本製品の接続取付コンフィグレーションは、訓練を受けた技術者が
行ってください。
2006/42/EC
NO
SAFETY
本製品は、EU の機械指令を満たす人体保護用の安全コンポーネントで
はありません。
コミッショニング前に、湿気や汚れから機器を保護してください。
本取扱説明書には、センサのライフサイクル中に必要となる情報が記載されて
います。
HSE18L:
EN/IEC 60825-1:2014
IEC60825-1:2007
LASERKLASSE 1
Laser
1
Maximum pulse power < 2,5 mW
Puls length: 4 µs
Wavelength: 650 - 670 nm
Complies with 21 CFR 1040.10
and 1040.11 except for deviations
pursuant to Laser Notice No. 50,
dated June 24, 2007
要注意
警告:投光光軸の妨害・人為的操作・不適切な使用は、レーザ照射による危険な被
ばくにつながる恐れがあります。
79
UL 認証に関する注意事項
All housing types are Type 1 enclosure.
80 用途
HSE18 は透過形光電スイッチ(以下「センサ」)で、物体、動物および人物を光学
的技術により非接触で検出するための装置です。動作には投光器(HS18)および
受光器(HE18)が必要です。本製品が他の目的に使用されたり、何らかの方法で
改造された場合、SICK AG に対するいかなる保証要求も無効になります。
HSE18L は透過形光電スイッチ(以下「センサ」)で、物体を光学的技術により非
接触で検出するための装置です。動作には投光器(HS18)および受光器(HE18)
が必要です。本製品が他の目的に使用されたり、何らかの方法で改造された場合、
SICK AG に対するいかなる保証要求も無効になります。
センサは産業分野向け無線安全要件(EMC)に準拠しています(無線安全クラス
A)。住宅密集地域で使用する場合、電波干渉を引き起こす可能性があります。
78 一般的な安全上の注意事項
186
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81 動作およびステータス表示灯
2
3
2 3
4
1
1
ポテンショメータ調整(モデルコ
ンフィグレーションで選択されて
いる場合)または LED 表示灯
2
緑色の LED 表示: 動作電圧有効
3
黄色の LED 表示: 受光状態
4
信号強度インジケータ(モデルコ
ンフィグレーションで選択されて
いる場合)
82 取付
適切な取付ブラケットを使用してセンサ(投光器と受光器)を取り付けます(SICK
付属品カタログを参照)。投光器と受光器を互いに方向調整します。
注意事項
センサの最大許容締付トルク 0.56 Nm に注意してください。
動作およびステータス表示灯 81
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187
注意事項
透過形光電スイッチを互いに隣接させて取り付ける場合は、投光器(HS18)と受
光器(HE18)をひとつおきに交互になるよう配置します。また、投光器(HS18)
の光軸スポットの直径に基づき、ペアの間に十分な間隔を設けるようにしてくださ
い。図 64 および表 92 を参照してください。
Receiver
Receiver
Sender
Sender
Sender
Receiver
図 64: 複数の透過形光電スイッチの配置
表 92: 光軸スポットの直径
0
300
(11.81)
250
(9.84)
150
(5.91)
50
(1.97)
200
(7.87)
100
(3.94)
1,500
(59.06)
2,000
(78.74)
2,500
(98.43)
0
1,000
(39.37)
500
(19.69)
Spot size in mm (inch)
Distance in mm (inch)
図 65: HSE18-xxxxx3
0
600
(23.62)
300
(11.81)
400
(15.75)
500
(19.69)
100
(3.94)
200
(7.87)
8
(26.25)
16
(52.49)
12
(39.37)
20
(65.62)
0
4
(13.12)
Spot size in mm (inch)
Distance in m (feet)
図 66: HSE18-xxxxx8
82 取付
188
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mm (inch)
Vertical
Horizontal
Dimensions in mm (inch)
Vertical
1.2
(0.05)
2.0
(0.08)
15.0
(0.59)
50.0
(1.97)
Horizontal
2.2
(0.09)
2.0
(0.08)
7.5
(0.30)
25.0
(0.98)
Sensing range
0.3 m
(0.98 feet)
1.5 m
(4.92 feet)
18 m
(59.06 feet)
60 m
(196.85 feet)
Distance in m (feet)
0
30
(1.18)
40
(1.57)
50
(1.97)
60
(2.36)
20
(0.79)
10
(0.39)
20
(65.62)
10
(32.81)
40
(131.23)
30
(65.62)
60
(196.85)
50
(164.04)
図 67: HSE18L
83 電気的接続
センサの接続は必ず無電圧状態(V
S
= 0 V)で行ってください。接続タイプに応じ
て、以下の情報に注意する必要があります:
プラグ接続:ピン割り当て
ケーブル:ワイヤの色
まずすべての電気的接続を確立し、チェックしてから、供給電圧(V
s
> 0 V)をオ
ンにしてください。
センサの上側にある緑色の LED 表示灯が点灯します。
2~5 で使用されている接続用語の説明:
BN = 茶色
WH = 白色
BU = 青色
BK = 黒色
n. c. = 未接続
Q1 = スイッチング出力 1
Q2 = スイッチング出力 2
L+ = 供給電圧 (Uv)
L1 = AC 供給電圧
M = 共通
N = AC 共通
Test = テスト入力
L.ON = ライトオン
D.ON = ダークオン
注意事項
センサ出力には、調整可能オン遅延またはオフ遅延が装備されている場合がありま
す。そのことは、モデルコンフィグレーション(Hx18-xxxxx_)で示されています。
電気的接続 83
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189
-Nxxxxx
Q1 = L.ON、NPN (≤ 100 mA)
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
Q2 = D.ON、NPN (≤ 100 mA)
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
-Fxxxxx
1
Q1 = L.ON、PNP (≤ 100 mA)
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
Q2 = D.ON、PNP (≤ 100 mA)
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
-Vxxxxx
Q1 = L.ON、PNP (≤ 100 mA)
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
Q2 = ヘルス、PNP (≤ 100 mA) 参照 表 94, ページ 193 参照 表 94, ページ 193
-Wxxxxx
Q1 = L.ON、NPN (≤ 100 mA)
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
Q2 = ヘルス、NPN (≤ 100 mA) 参照 表 94, ページ 193 参照 表 94, ページ 193
-Xxxxxx
Q1 = D.ON、PNP (≤ 100 mA)
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
Q2 = ヘルス、PNP (≤ 100 mA) 参照 表 94, ページ 193 参照 表 94, ページ 193
-Yxxxxx
Q1 = D.ON、NPN (≤ 100 mA)
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
Q2 = ヘルス、NPN (≤ 100 mA) 参照 表 94, ページ 193 参照 表 94, ページ 193
電気的接続 83
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191
-Gxxxxx
Q1 = L.ON、PNP (≤ 100 mA)
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
Q2 = アラーム、PNP (≤ 100 mA) 参照 表 94, ページ 193 参照 表 94, ページ 193
-Hxxxxx
Q1 = L.ON、NPN (≤ 100 mA)
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
Q2 = アラーム、NPN
(≤ 100 mA)
参照 表 94, ページ 193 参照 表 94, ページ 193
-Jxxxxx
Q1 = D.ON、PNP (≤ 100 mA)
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
Q2 = アラーム、PNP (≤ 100 mA) 参照 表 94, ページ 193 参照 表 94, ページ 193
-Kxxxxx
Q1 = D.ON、NPN (≤ 100 mA)
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
Q2 = アラーム、NPN
(≤ 100 mA)
参照 表 94, ページ 193 参照 表 94, ページ 193
-Mxxxxx
Q1 = D.ON、MOSFET
(≤ 100 mA)
+ (L1)
Q
‒ (N)
Load
+ (L
Q
‒ (
+ (L1)
Q
‒ (N)
Load
-Lxxxxx
Q1 = L.ON、MOSFET
(≤ 100 mA)
+ (L
Q
‒ (
+ (L1)
Q
‒ (N)
Load
+ (L1)
Q
‒ (N)
Load
-Zxxxxx 特殊出力動作 SICK にお問い合わせください SICK にお問い合わせください
1
記載されている PNP 出力図については、負荷を + (L+) および Q に接続することで、NPN も可能です
83 電気的接続
192
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表 94: アラーム/ヘルス動作
HSE18-_xxxxx
-Vxxxxx
-Xxxxxx
Q2 = ヘルス、PNP
(≤ 100 mA)
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
-Wxxxxx
-Yxxxxx
Q2 = ヘルス、NPN
(≤ 100 mA)
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
-Gxxxxx
-Jxxxxx
Q2 = アラーム、PNP
(≤ 100 mA)
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
-Hxxxxx
-Kxxxxx
Q2 = アラーム、NPN
(≤ 100 mA)
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
+ (L+)
Q
‒ (M)
Load
電気的接続 83
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193
表 96: DC, HE
HE18- Diagram Pin 1 Pin 2 Pin 3 Pin 4
-x1xxxx
0.2 mm
2
24 AWG
+ (L+)
BN
Q2
WH
- (M)
BU
Q1
BK
-x2xxxx
+ (L+)
BN
-
WH
- (M)
BU
Q
BK
-x3xxxx
2
1
4
3
+ (L+)
BN
Q2
WH
- (M)
BU
Q1
BK
-x4xxxx
1
2
4 3
+ (L+)
BN
Q2
WH
- (M)
BU
Q1
BK
-x5xxxx
+ (L1) - (N) Q1 n.c.
83.3 設定オプション
L/D オン
センサには、ライトオンまたはダークオン(L/D)選択ポテンショ
メータが装備されている場合があります。
Q1 出力用にライトオンを選択するには、ポテンショメータを反時
計回りにストップ位置まで回します。ポテンショメータの突出部
が、センサ筐体に印字されている「L」を指し示すようにします。
Q1 出力用にダークオンを選択するには、ポテンショメータを時計
回りにストップ位置まで回します。ポテンショメータの突出部
が、センサ筐体に印字されている「D」を指し示すようにします。
注意
ポテンショメータをストップ位置より先に回すと、センサに恒久的な損傷が生じま
す。
補完的出力仕様になっている場合(Hx18-Pxxxxx、Hx18-Nxxxxx、Hx18-Fxxxxx)
Q2 出力は常に Q1 出力のスイッチング状態の反対になります。従って、Q2 出力は
ポテンショメータが「L 位置」にある場合はダークオンになり、ポテンショメータ
が「D」位置にある場合はライトオンになります。バイポーラ出力仕様になってい
る場合(Hx18-Axxxxx、Hx18-Bxxxxx)、Q2 出力は常に Q1 出力と同じスイッチン
グ状態になります。L/D 選択ポテンショメータは、ヘルスまたはアラーム出力(装
備されている場合)には影響を及ぼしません。
電気的接続 83
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195
表 97: ライト/ダークオン選択ポテンショメータを使用した場合の Q1 出力アクティブ状態
HSE18-xxxx_
L/D 選択スイッ
-xxxxxE
-xxxxxH
-xxxxxI
-xxxxxK
-xxxxxP
Q1 = L.ON
Q1 = D.ON
時間遅延
センサには、調整可能時間遅延が装備されている場合があります。
遅延時間は 270°ポテンショメータを回して調整します。
センサに印字されている「+」の方向に時計回りに回すと、遅延時
(T
DELAY
が長くなります。遅延時間は時計回りのストップ位置
で最大になります。
センサに印字されている「-」の方向に反時計回りに回すと、遅延
時間が短くなります。遅延時間は反時計回りのストップ位置でゼ
ロになります。
注意
ポテンショメータをストップ位置より先に回すと、センサに恒久的な損傷が生じま
す。
L/D 選択スイッチが調整可能時間遅延と共に装備されている場合があります。調
整可能時間遅延は、ヘルスまたはアラーム出力(装備されている場合)には影響を
及ぼしません。
表 98: 調整可能時間遅延が備わっている補完的出力バリエーションでの出力アクティブ状
HSE18-Pxxxx_
HSE18-Nxxxx_
HSE18-Fxxxx_
時間遅延なし
Q1 = L.ON
Q2 = D.ON
調整可能
オン遅延
1
-xxxxxC
-xxxxxF
-xxxxxI
2
-xxxxxM
Q1 = L.ON
Q2 = D.ON
83 電気的接続
196
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Subject to change without notice
-xxxxxI
3
Q1 = D.ON
Q2 = L.ON
調整可能
オフ遅延
1
-xxxxxD
-xxxxxG
-xxxxxK
2
-xxxxxN
Q1 = L.ON
Q2 = D.ON
-xxxxxK
3
Q1 = D.ON
Q2 = L.ON
1
オンまたはオフ遅延の名称は Q1 出力に適用されます
2
L/D 選択スイッチが「L」ライトオン位置になっています
3
L/D 選択スイッチが「D」ダークオン位置になっています
表 99: 調整可能時間遅延が備わっている HSE18-Bxxxx_バリエーションでの出力アクティ
ブ状態
HSE18-Bxxxx_
時間遅延なし
Q1 = L.ON
Q2 = L.ON
調整可能
オン遅延
-xxxxxC
-xxxxxF
-xxxxxI
1
-xxxxxM
Q1 = L.ON
Q2 = L.ON
-xxxxxI
2
Q1 = D.ON
電気的接続 83
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Subject to change without notice
197
Q2 = D.ON
調整可能
オフ遅延
-xxxxxD
-xxxxxG
-xxxxxK
1
-xxxxxN
Q1 = L.ON
Q2 = L.ON
-xxxxxK
2
Q1 = D.ON
Q2 = D.ON
1
L/D 選択スイッチが「L」ライトオン位置になっています
2
L/D 選択スイッチが「D」ダークオン位置になっています
表 100: 調整可能時間遅延が備わっている HSE18-Axxxx_バリエーションでの出力アクティ
ブ状態
HSE18-Axxxx_
時間遅延なし
Q1 = D.ON
Q2 = D.ON
調整可能
オン遅延
-xxxxxC
-xxxxxF
-xxxxxI
1
-xxxxxM
Q1 = D.ON
Q2 = D.ON
-xxxxxI
2
Q1 = L.ON
Q2 = L.ON
83 電気的接続
198
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Subject to change without notice
調整可能
オフ遅延
-xxxxxD
-xxxxxG
-xxxxxK
1
-xxxxxN
Q1 = D.ON
Q2 = D.ON
-xxxxxK
2
Q1 = L.ON
Q2 = L.ON
1
L/D 選択スイッチが「D」ダークオン位置になっています
2
L/D 選択スイッチが「L」ライトオン位置になっています
表 101: アラーム/ヘルスと調整可能時間遅延が備わっているダークオンバリエーションで
Q1 出力アクティブ状態
HSE18-Vxxxx_
HSE18-Wxxxx_
HSE18-Gxxxx_
HSE18-Hxxxx_
時間遅延なし Q1 = L.ON
調整可能
オン遅延
-xxxxxC
-xxxxxF
-xxxxxI
1
-xxxxxM
Q1 = L.ON
-xxxxxI
2
Q1 = D.ON
調整可能
オフ遅延
-xxxxxD
-xxxxxG
-xxxxxK
1
-xxxxxN
Q1 = L.ON
-xxxxxK
2
Q1 = D.ON
1
L/D 選択スイッチが「L」ライトオン位置になっています
2
L/D 選択スイッチが「D」ダークオン位置になっています
電気的接続 83
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Subject to change without notice
199
表 102: アラーム/ヘルスと調整可能時間遅延が備わっているダークオンバリエーションで
Q1 出力アクティブ状態
HSE18-Xxxxx_
HSE18-Yxxxx_
HSE18-Jxxxx_
HSE18-Kxxxx_
時間遅延なし Q1 = D.ON
調整可能
オン遅延
-xxxxxC
-xxxxxF
-xxxxxI
1
-xxxxxM
Q1 = D.ON
-xxxxxI
2
Q1 = L.ON
調整可能
オフ遅延
-xxxxxD
-xxxxxG
-xxxxxK
1
-xxxxxN
Q1 = D.ON
-xxxxxK
2
Q1 = L.ON
1
L/D 選択スイッチが「D」ダークオン位置になっています
2
L/D 選択スイッチが「L」ライトオン位置になっています
84 コミッショニング
1
光軸調整
0 %
100 %
0 %
100 %
0 %
100 %
0 %
100 %
0 %
100 %
図 68: 方向調整中の信号強度インジケータ
赤色光:受光器に合わせて投光器の方向を調整します。赤色光投光スポットが受光器
の受光レンズ部分に照射されるように位置を調整します。ヒント:センサの背面にあ
る信号強度インジケータを参考にして、方向調整が正しいことを確認します。光軸調
整の補助として白い紙やリフレクタ (反射シート) などを使用することができます。
投光器から受光器への視界が遮られたり、光軸に物体があったりしてはなりません
[図 69 を参照]。センサの光学的開口部分 (フロントカバー) の視界を遮るものが一切
ないことを確認してください。
84 コミッショニング
200
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Subject to change without notice
赤外光:受光器に合わせて投光器の方向を調整します。赤外光(不可視)が受光器の
受光レンズ部分に照射されるように位置を調整します。センサの背面にある信号強度
インジケータを使用して、方向調整が正しいことを見極めます。図 69 および図 68
参照してください。投光器から受光器への視界が遮られたり、光軸に物体があったり
してはなりません。センサの光学的開口部分(フロントカバー)に視界を遮るものが
一切ないことを確認して下さい。
センサのリアカバーにある信号強度インジケータを使用することで、最適な方向調整
の確立と検証を行うことができます。信号強度インジケータの LED は、センサでの受
光信号強度に応じて点灯します。点灯している LED が全くないか、赤色だけの場合
は、センサの受光信号がゼロであるか弱すぎて、出力の切替ができないことを意味し
ています。最低スイッチング閾値に達すると、最初の黄色 LED が点灯し、受光が強く
なるに従って緑色 LED の点灯量が増えていきます [図 68 を参照]。
図 69: 光軸調整
2
検出距離
使用条件の遵守:対応する図に従って、投光器と受光器の間隔を調整します [表 103
を参照] (x = 検出距離、y = 予備能)。
複数の透過形光電スイッチを隣り合わせに取り付けて使用する場合は、透過形光電ス
イッチひとつおきに投光器/受光器の配置を入れ替えることと、透過形光電センサ同士
の間に十分な間隔を空けることをお勧めします。それにより相互干渉を防止すること
ができます [図 64 を参照]。
表 103: 予備能
0
1,000
100
10
1
Operating reserve
10
(32.81)
5
(16.40)
20
(65.62)
15
(49.21)
25
(82.02)
Distance in m (feet)
図 70: HSE18、赤色光
0
1,000
100
10
1
Operating reserve
10
(32.81)
5
(16.40)
20
(65.62)
15
(49.21)
25
(82.02)
Distance in m (feet)
図 71: HSE18L、赤外光
コミッショニング 84
8017854.16K9 | SICK
Subject to change without notice
201
0
10,000
1,000
100
10
1
Operating reserve
20
(65.62)
10
(32.81)
40
(131.23)
30
(65.62)
60
(196.85)
50
(164.04)
Distance in m (feet)
図 72: HSE18L
3
感度設定
設定不可能なセンサ:センサは調整済みで、動作できる状態にあります。
図を参照し、機能を点検してください。スイッチング出力が図のように動作しない場
合は、使用条件を確認してください。故障診断の項を参照してください。
ポテンショメータ付きセンサ:
ポテンショメータを使用して感度を調整します(タイプ:270°、。右回転: 予備能増
加; 左回転: 予備能減少。ポテンショメータを「最大」に設定することをお勧めします。
センサは調整済みで、動作準備が完了しています。
4
アラーム出力
センサ(HSE18)には、事前障害通知出力が装備されています(配線図 [B] の「Q2」
アラームオプションが選択されている場合)。この機能は、受光の信号強度が不十分で
ある場合に通知を発します。考えられる原因:センサが汚れている、センサの方向調
整がずれている。良好な状態LOW(U
V
< V);汚れがひどい場合HIGH(>+U
V
- V)
この場合、LED 表示灯が点滅します。
Health 出力: このセンサ (HSE18) には、受光の信号強度が十分である場合に通知す
る、ヘルス状態通知出力 (ヘルスオプションが選択されている場合は、概略接続図 [B]
「Q2」) が備わっています。信号強度が不十分な場合に考えられる原因センサの汚
れ、センサの調整不良、またはケーブルの損傷。良好状態:HIGH(>+U
V
- V)汚れが
ひどい場合、またはケーブル断線時:LOW(U
V
< V)。その際 LED 表示灯が点滅しま
す。
時間タイプオプションのオン遅延またはオフ遅延調整が付いた HSE18t0 = 時間遅
延なし、t1 = 対象物が検出された場合の時間遅延、t2 = 対象物が検出されなかった場
合の時間遅延。時間設定は A に従ってポテンショメータで選択することができます。
タイマー段階は 0 から 2 秒までセットすることができます。
テスト入力:HSE18 センサにはテスト入力(配線図 [B] の「TE」または「Test」)が
備わっており、これでセンサが正常に動作しているかどうかを確認することができま
LED 表示灯付きのメスケーブルコネクタを使用する場合は、TE が適切に割り当て
られていることを確認する必要があります。
投光器と受光器の間に対象物があってはなりません。テスト入力を有効にします(配
線図 [B] を参照、TE 0 V)。投光 LED がオフになる、または対象物の検出がシミュ
レートされます。図 C および G を参照し、機能点検してください。スイッチング出
力が図 C のように動作しない場合、使用条件を確認して下さい。故障診断の項を参照
してください。
85 トラブルシューティング
トラブルシューティングの表は、センサが機能しなくなった場合に、どのような対
策を講じるべきかを示しています。
85 トラブルシューティング
202
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表 104: トラブルシューティング
LED 表示灯/故障パターン 原因 対策
光軸が受光器に合わせて調整
され、光軸上に物体が何もな
いにもかかわらず、黄色 LED
が点灯しない
無電圧、または電圧が限界値
以下
電源を確認し、すべての電気
接続(ケーブルおよびプラグ
接続)を確認します
電圧がきていない又は不安
安定した電源電圧が供給さ
れていることを確認します
センサの異常 電源に問題がなければ、セン
サを交換します
光軸に対象物がなく、出力信
号がない
テスト入力(Test)が正しく
接続されていない
テスト入力の接続を点検し
ます。LED 表示灯付きのメ
スケーブルコネクタを使用
する場合、テスト入力が適切
に割り当てられていること
に注意してください。
黄色い LED が点滅、アラー
ム / ヘルスが存在する場合は
対応する出力信号に注意
センサの動作準備はまだ整
っているが、動作条件が最適
ではない / さらにヘルス出
力の場合: 電圧供給が中断さ
れている
動作条件を確認します 光線
(レーザスポット)を受光器
に完全に合わせます。/ 光学
面を清掃します / ポテンシ
ョメータが最大感度に設定
されている場合投光器と受
光器の間隔を狭めます
章 84 / 検出距離を確認し、
必要に応じて調整します。
以下の図を参照:章 84。 /
ヘルス出力が存在している
場合:供給電圧を点検しま
す。電気的接続をすべて点
検します(ケーブルとプラグ
コネクタ)
黄色い LED が点灯、光軸に対
象物がない
透過形光電センサの投光光
軸が、別の(隣接する)透過
形光電センサの受光器にあ
たる
透過形光電スイッチひとつ
おきに、投光器と受光器の配
置を入れ替え、透過形光電ス
イッチ同士の間に十分な間
隔を空けます。以下を参照
図 64
86
分解および廃棄
センサは必ず該当国の規制にしたがって処分してください。廃棄処理の際には、
きるだけ構成材料をリサイクルするよう努めてください(特に貴金属類)
注意事項
バッテリー、電気および電子デバイスの廃棄
国際的指令に従い、バッテリー、アキュムレータ、および電気または電子デバ
イスは、一般廃棄物として廃棄することはできません。
法律により、所有者は、本デバイスの耐用年数の終了時に本デバイスをそれぞ
れの公的な回収場所まで返却することが義務付けられています。
WEEE: 製品、梱包または本文書に記載されているこの記号は、製品が
これらの規制の対象であることを示します。
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203
87 メンテナンス
SICK センサはメンテナンスフリーです。
定期的に以下を行うことをお勧めしています:
レンズ境界面の清掃
ネジ締結と差込み締結の点検
機器を改造することは禁止されています。
記載内容につきましては予告なしに変更する場合がございますのであらかじめご
了承ください。指定された製品特性および技術データは保証書ではありません。
88
技術データ
HSE18-xxx2xx -xxx1xx -Mxx2xx / -
Lxx2xx / -
Uxx2xx
-Mxx1xx / -
Lxx1xx / -
Uxx1xx
HSE18L
レーザークラス 1
検出範囲 0 ... 20 m 0 ... 15 m 0 ... 20 m 0 ... 15 m 0 ... 50 m
最大検出範囲 0 ... 25 m 0 ... 20 m 0 ... 25 m 0 ... 20 m 0 ... 60 m
光点のスポット径/距離 400 x 200
mm / 10 m
1,400 mm /
10 m
400 x 200
mm /10 m
1,400 mm /
10 m
2 mm / 5 m
供給電圧 U
v
DC 10 ... 30
V
1)
DC 10 ... 30
V
1)
AC 90 ... 250
V
2)
AC 90 ... 250
V
2)
DC 10 ...
30 V
1)
出力電流 I
max.
≤ 100 mA ≤ 100 mA ≤ 100 mA
最大出力電流 (最大出力電圧)
3) 3)
≤ 10 mA
3)
≤ 10 mA
3)
最大スイッチング周波数 1,000 Hz
4)
1,000 Hz
4)
1,000 Hz
4)
1,000 Hz
4)
1,000 Hz
4)
最大応答時間 ≤ 0.5 ms
5)
≤ 0.5 ms
5)
≤ 0.5 ms
5)
≤ 0.5 ms
5)
≤ 0.5 ms
5)
保護等級 IP67, IP69
6)
IP67, IP69
6)
IP67, IP69
6)
IP67, IP69
6)
IP67、IP69
6)
保護クラス III III II
7)
II
7)
III
回路保護 A, B, D
8)
A, B, D
8)
A, B, D
8)
A, B, D
8)
A、B、D
8)
周辺温度 (作動中) -40 ... +70 °C -40 ... +70 °C -40 ... +70 °C -40 ... +70 °C -30 ... +55 °C
1)
限界値:短絡保護の操作は最大 8 A;残留リップルは最大 5 V
ss
2)
反射率 90 % の対象物(DIN 5033 に準拠した白色)
2)
限界値
3)
EN 60947-1 AC-15、DC-13 に準拠した使用カテゴリー
4)
ライト/ダークの比率 1:1
5)
負荷のある信号経過時間
6)
ISO 20653: 2013-03 準拠の IP69K の代わり
7)
定格電圧 AC/DC 250 V、過電圧カテゴリー II
8)
ピン 2 Q\ に有効、ソフトウェアを介して設定する場合
8)
A = U
V
電源電圧逆接保護
B = 出入力 逆接保護
D = 出力の過電流保護および短絡保護
9)
定格電圧 DC 50 V
87 メンテナンス
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SICK SureSense - HSE18 Hybrid photoelectric sensors 取扱説明書

タイプ
取扱説明書