3.操作に関する事項
3.1
調整方法
1)
ギャップ量の調整ダイヤルの取扱い
●調整ダイヤルには検出距離が刻まれています。赤色0.05㎜、青色0.1㎜、黄色0.2㎜となっています。出
荷
時の検査は検出ノズル径φ1.5、内径φ4のナイロンチューブ5mで行っています。標準ノズ
ルφ1.5を使用しない場合は下記の表に従って調整して下さい。
※下の表は下記の条件で使用した場合の目安です。
(条件) 供給圧力 : 100kPa
配管 : φ6×φ4チューブ、長さ5mの時
<GPS2-05-15>
検出距離 (㎜) 1ノッチ当たり検出距離変化量(㎜)
検出ノズル径 φ1.0 φ1.5 φ2.0 φ1.0~φ2.0
目
盛
線
1(赤線) 0.07 0.05 0.03 0.005
2(青色) 0.14 0.09 0.06 0.005~0.007
3(黄色) - 0.20 0.14 0.008~0.010
<GPS2-07-15>
検出距離 (㎜) 1ノッチ当たり検出距離変化量(㎜)
検出ノズル径 φ1.0 φ1.5 φ2.0 φ1.0~φ2.0
目
盛
線
1(赤線) 0.07 0.05 0.03 0.005
2(青色) 0.15 0.10 0.06 0.005~0.007
3(黄色) - 0.20 0.13 0.008~0.010
2)
マスターゲージ、スキマゲージを使用する場合
●ゲージをセットする人、機械を動作させる人、ギャップスイッチを調整する人の3名が必要です。機械動作をさ
せながらの調整となりますから3名がお互い危険の無いように注意して下さい。安全面から考えてもダイヤルメ
モリでの調整が有効です。
●マスターゲージやスキマゲージは検出ノズルに確実に押し付けなければスキマを設定できません。
図―8
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注図 8.JPG