CKD GHVシリーズ ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル
SM-50767
取 扱 説 明 書
取 扱 説 明 書取 扱 説 明 書
取 扱 説 明 書
ガス
ガスガス
ガス燃焼複合弁
燃焼複合弁燃焼複合弁
燃焼複合弁
GHV
GHVGHV
GHVシリーズ
シリーズシリーズ
シリーズ
使
特に安全に関する記述は、注意深くお読みくだ
この取扱説明書は、必要な時すぐに取り出し
読めるように大切に保管しておいてください
SM-50767
本製品
本製品本製品
本製品
安全
安全安全
安全にご
にごにご
にご使用
使用使用
使用いただくため
いただくためいただくため
いただくため
当社製品を使用した装置を設計製作される場合には、装置の機械機構とガス燃焼設備用回路とこれらをコントロ
ールする電気制御によって運転されるシステムの安全性が確保できる事をチェックして安全な装置を製作する義
務があります。
当社製品を安全にご使用いただくためには、製品の選定及び使用と取扱い、ならびに適切な保全管理が重要で
す。
装置の安全性確保のために、警告、注意事項を必ず守ってください。
なお、装置における安全性が確保できることをチェックして安全な装置を製作されるようにお願い申し上げます。
.本製品
本製品本製品
本製品
、工業用
工業用工業用
工業用ガス
ガスガス
ガス燃焼設備用装置
燃焼設備用装置燃焼設備用装置
燃焼設備用装置・
部品
部品部品
部品として
としてとして
として設計
設計設計
設計
、製
製造製造
製造されたものです
されたものですされたものです
されたものです。
よって
よってよって
よって
、取
いは
いはいは
いは充分
充分充分
充分
な知
知識知識
知識
と経
経験経験
経験
った
ったった
った
人が
ってください
ってくださってくださ
ってください。
.製
製品製品
製品
仕様範囲内
仕様範囲内仕様範囲内
仕様範囲内でのご
でのごでのご
でのご使用
使用使用
使用
ずお
ずおずお
ずお
りください
りくださいください
りください。
製品固有の仕様外での使用は出来ません。また、製品の改造や追加工は絶対に行わないでください。
なお、本製品は工業用ガス燃焼設備用装置・部品での使用を適用範囲としており、屋外での使用、およ
次に示すような条件や環境で使用する場合には適用外とさせていただきます。
(ただし、ご採用に際し当社にご相談いただき、当社製品の仕様をご了解いただいた場合は適用となります
が、万一故障があっても危険を回避する安全対策を講じてください。)
原子力・鉄道・航空・船舶・車両・医療機械・飲料・食品などに直接触れる機器や用途、娯楽機器・
緊急遮断回路・プレス機械・ブレーキ回路・安全対策用など、安全性が要求される用途への使用。
人や財産に大きな影響が予想され、特に安全が要求される用途への使用。
.装置設計
装置設計装置設計
装置設計・
管理等
管理等管理
管理等
わる
わるわる
わる安全性
安全性安全性
安全性については
についてはについては
については
、団体規格
団体規格団体規
団体規格
法規等
法規等法規等
法規等
を必
ずお
ずおずお
ずお
りください
りくださいりください
りください
JIS B 8415(工業用燃焼炉の安全通則)
工業用ガス燃焼設備の安全技術指標(日本ガス協会
ガスボイラ燃焼設備の安全技術指標(日本ガス協会)
高圧ガス保安法、労働安全衛生法およびその他の安全規則、団体規格、法規など
るまでは
るまではるまでは
るまでは
製品
製品製品
製品
いお
いおよびいおよび
いおよび
機器機器
機器
しをしを
しを絶対
絶対絶対
絶対
ないでく
わないでわないで
わないで
ださい
ださいださい
ださい
機械・置の点検や整備は、本製品が関わる全てのシステムにおいて安全であることを確認してから行
てください。
運転停止時も、高温部や充電部が存在する可能性がありますので、注意して行ってください。
機器の点検や整備については、ガスの供給および、該当する設備の電源を遮断し、漏れ・漏電に注意して
行ってください。
5.
5. 5.
5. 過電流保護装
過電流保護装置過電流保護装置
過電流保護装置を
設置
設置設置
設置してください
してくださしてください
してください。
操作電源の配線は、JIS B 9960-1:2008 機械の安全-機械の電気装置-第 1 部:一般要求事項に従い、
過電流保護装置 (配線用遮断器、サーキットプロテクタ等)を設置してください。
6
66
6
.事故防止
事故防止事故防止
事故防止のために
のためにのために
のために
、次頁以降
次頁以降次頁以
次頁以降
警告及
警告及警告及
警告及
注意事項
注意事項注意事
注意事項をお
をおをお
をお
りください
りくださいりください
りください
-2-
警告
警告警告
警告
SM-50767
ここに
ここにここに
ここに
した
したした
した注意事項
注意事項注意事
注意事項では
ではでは
では
、安全注意事項
安全注意事項安全注意事項
安全注意事項
ランク
ランクランク
ランク
危険
危険危険
危険」「
」「」「
」「警告
警告警告
警告」「
」「」「
」「注意
注意注意
注意
として
としてとして
として区別
区別区別
区別して
してして
して
あります
ありますあります
あります
取り扱いを誤った場合に、死亡または重傷を負う危険な状態が生じることが想定され、
かつ危険発生時の緊急性(切迫の度合い)が高い限定的な場合。
取り扱いを誤った場合に、死亡または重傷を負う危険を生じることが想定される場合。
取り扱いを誤った場合に、軽傷を負うかまたは物的損害のみが発生する危険な状態
が生じることが想定される場合。
なお、「注意」に記載した事項でも、状況によっては重大な結果に結び付く可能性があります。
いずれも重要な内容を記載していますので必ず守ってください。
保証
保証保証
保証
する
するする
する注意事
注意事注意事
注意事
保証期間
保証期間保証期
保証期間
当社製品の保証期間は、貴社のご指定場所への納入後 1 年間といたします。
保証範囲
保証範囲保証範
保証範囲
上記保証期間中に当社側の責により故障を生じた場合、その製品の代替品又は必要な
交換部品の無償提供、又は当社工場での修理を無償で速やかに行わせていただきます。
ただし、次の項目に該当する場合は、この保証の対象範囲から除外させていただきます。
本取扱説明書に記載されている条件・環境の範囲を逸脱して使用された場合
取扱い不注意などの誤った使用および誤った管理に起因する場合
故障の原因が納入品以外の事由による場合
製品本来の使い方以外の使用による場合
納入後に行われた当社側が係わっていない構造、性能、仕様などの改変および
当社指定外の修理が原因の場合
本製品の通念上備えられている機能、構造などを持っていれば回避できた損害の場合
納入当時に実用化されていた技術では予見できない事由に起因する場合
天災、災害など当社側の責でない原因による場合
なお、ここでいう保証は、納入品単体の保証を意味するもので、納入品の故障により誘発される損害については
除外させていただきます。
適合性
適合性適合性
適合性
確認
確認確認
確認
お客様が使用されるシステム、機械、装置への当社製品の適合性は、お客様自身の責任でご確認ください。
-3-
危険
危険危険
危険
警告
警告警告
警告
注意
注意注意
注意
SM-50767
目次
目次目次
目次
最初
最初最初
最初
に確認
確認確認
確認いただくこと
いただくこといただくこと
いただくこと
1-1 品の確認
…………………………………………… 5
1-2 銘板記載内容の確認 …………………………………………… 5
1-3 製品の保管 …………………………………………… 5
設置方法
設置方法設置方法
設置方法
2-1 設置環境 ……………………………………………………… 6
2-2 取付 …………………………………………………… 6
2-3 配管 …………………………………………………… 7
2-4 配線 …………………………………………………… 8
使用前
使用前使用前
使用前
確認
確認確認
確認
3-1 仕様の確認 …………………………………………………… 11
3-2 作動の確認 …………………………………………………… 11
3-3 漏れの確認 …………………………………………………… 11
3-4 コイルの発熱 …………………………………………………… 12
適切
適切適切
適切な
使用方法
使用方法使用方法
使用方法
4-1 使用上の注意 ………………………………………………… 13
4-2 圧力調整の方法 ………………………………………………… 14
4-3 スタートガスの調整方法 ……………………………………… 15
定期点検
定期点検定期点検
定期点検
………………………………………………………… 16
故障
故障故障
故障
と処置
処置処置
処置
………………………………………………………… 17
製品仕様
製品仕様製品仕様
製品仕様および
およびおよび
および形番
形番形番
形番
7-1 製品の用途 ……………………………………………………… 18
7-2 おもな特長 ……………………………………………………… 18
7-3 ……………………………………………………… 19
7-4 番表示方法 …………………………………………………… 19
7-5 閉確認スイッチの仕様 …………………………………………… 20
内部構造
内部構造内部構造
内部構造および
およびおよび
および外形寸法
外形寸法外形寸法
外形寸法
8-1 内部構造図 ………………………………………… 21
8-2 外形寸法 ………………………………………… 22
9
99
9
参考資料
参考資料参考資料
参考資料
9-1 流量特性 ………………………………………… 24
9-2 流量換算係数 ………………………………………… 24
-4-
SM-50767
1.最初に確認いただくこと
1-1.製品の確認
輸送中における破損,ボルトの緩みなど製品に異常な箇所がないか、外観を一通り確認してください
1-2.銘板記載内容の確認
製品に貼付けてある銘板に記載されている形番・仕様などの内容を確認してください。
①・・・・・形番
②・・・・・定格電圧(AC ⑥・・・・・皮相電力(VA)
③・・・・・製造ロットNo. ⑦・・・・・呼び径(Rp)
④・・・・・周囲温度 (℃) ⑧・・・・・その他表示
⑤・・・・・最高使用圧力(kPa)
1-3.製品の保管
製品到着後、すぐに使用されない場合は高温・多湿な場所での保管は避けてください。また、製
品保護の為、できるだけ梱包状態のまま保管してください。
-5-
SM-50767
2.設置方法
2-1.設置環境
a) 腐食性ガスおよび構成材料を侵すような雰囲気では使用しないでください。
b) 振動や衝撃の無い場所に設置してご使用ください。
c) 雨風の直接あたる場所や直射日光のあたる場所へは設置しないでください。
2-2.取付
d) 取扱説明書をよく読んで内容をご理解の上製品を取付けてください。
e) 製品の取扱い・取付は必ずボディ部を持って行ってください。
f) 取付後、配管漏れの有無を確認して正しい取付けがなされているかご確認く
ださい。
2-2-1. 取扱いについて
製品を落としたり、製品の上に乗ったりしないでください
2-2-2. 取付け姿勢
配管接続時の取付け姿勢はコイル部を上にした垂直取付けからコイル部を横にした水平取付けまで
の範囲、又は垂直配管取り付けとしてください。コイル部は水平よりも下向きにならないようご注
意ください。
-6-
取付
取付取付
取付
可能範囲
可能範囲能範囲
可能範囲
警告
警告警告
警告
警告
警告警告
警告
垂直配管取付け
取付け不可範囲
(コイル部が水平より下向き)
水平取付け
NG
NGNG
NG
NG
NGNG
NG
垂直取付け
水平取付け
NG
NGNG
NG
コイル
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2-2-3. 流れ方向
本体の矢印により表示されているガス流路方向に従って取付けてください。
2-2-4. フィルタの取付け
製品の上流にはフィルタを取付けてゴミ,異物などを除去してください。
2-2-5. 製品周囲のスペース
取付け場所の周囲スペースは日常の点検・保守がしやすいように20cmほど空けてください。
2-3.配管
2-3-1. エア-フラッシング
製品を配管に取付ける前にエア-フラッシングにより配管内の切り粉,異物などを除去してく
ださい。
2-3-2. 配管接続箇所のシール剤塗布
シール剤は都市ガスメーカー指定のシール剤を使用し、配管ねじの先端より2山目から塗布し、
塗りすぎに注意して配管接続してください。なお、シール剤塗布の際には配管内にシール剤が流
入しないよう塗布してください。
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ガス ガス
フィルタ
SM-50767
2-3-3 ねじ部の長さ
ガス管のねじ部長さは有効ねじ長さを守ってください。長過ぎたり短過ぎると破損および漏れの
原因となります。なおねじ部先端より半ピッチほどヤスリできれいに削ってください。
2-3-4 配管への取付け
フランジを配管に接続後、両側のフランジの中心位置を合わせてから本体を取付けてください。製
品に添付されたOリングを使用し、フランジでOリング全体が隠れることを確認しつつ、フランジ
ボルトを片締めの無いように均等なトルクで左図の順序で締付けてください。
2-3-5 通気孔 (GHV-G の場合)
製品下部の通気孔にはダイアフラムが損傷した時等に適切に排気していただくため、Rp1/4 の接続部
を設けております。 適切な排気措置をとっていただき、また、閉塞しない様にしてください
2-4.配線
2-4-1.電線
電線は断面積0.75m
以上のものを使用し、端子台への接続はU形端子あるい
丸形端子(M4ねじ用のもの)を加締めて取付けてください。
-8-
0.75mm
2
以上
通気孔
(Rp1/4)
締付トルク
15±1Nm
センター位置を
合わせる
SM-50767
2-4-2.ヒューズの取付
電源回路にヒューズを取付ける場合は適正な容量のものを使用してください。
2-4-3.操作電源接続
(1)電源の接続は高電位側と接地側を下図のように正しく接続してください。
(2)配線方
<DIN端子への接続>
① リード線シースをむき、キャップ・ワッシャ・ガスケット・DIN端子箱ケースに通す
② リード線に端子(M3ねじ用のもの)を加締め、端子台の電圧ごとに指定された
端子(下記)に圧着端子を固定する。端子ねじ締付トルク…0.5N・m
③ 端子箱ガスケットと端子台を本体のDIN端子台へ組付けし、DIN端子箱ケースを
取付け、ビスで締付ける。ビス締付トルク…0.5N・m
④ キャップをねじ込み、コードを締付ける。
-9-
【端子台への配線】
SM-50767
配線後電源を投入すると2つの電磁弁が同時に作動します。
電源が投入された状態は、電装部のLEDランプによって
確認できます。
2-4-4.閉確認スイッチの配線(オプション記号:E)
<DIN端子への接続>
リード線のシースをむき、キャップ・ワッシャ・ガスケット・DIN端子箱ケース
に通す。
② リード線に端子(M3ねじ用のもの)を加締め、端子台に圧着端子を固定する。
子ねじ締付トルク…0.5N・m
③ 端子箱ガスケットと端子台を外装フタ組立に組付けし、DIN端子箱ケースを取付
ビスで締付ける。
ビス締付トルク…0.5N・m
④ キャップでコードを締付ける
<結線時の注意事項>
・ キャブタイヤコードは、外径:φ6~φ10mm,
称断面積:0.75~1.5mm
のものを使用してください。
・ 万一漏電した場合の感電防止のため、アース端子にアース接続してください。
・ 端子台をケースから取り出し90°ごとに回転してふたたびケースに押込みますとコ
ド取出し向きが変更できます。
【回路図】・・・下図は弁閉時を示します。
-10-
LED ランプ
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2-4-5.サージ電圧防止
遮断弁と誘導負荷(例えばモータ,多数のリレー)を並列に接続する場合は下図のようにサージ
電圧が遮断弁に加わらないように配線してください。
3.使用前の確認
3-1.仕様の確認
電圧,ガス圧力など仕様に適合しているかどうか製品銘板にて確認してください。
・電源電圧
電源電圧は定格電圧の-15%~+10%の範囲内であることを確認してください。
・使用圧力
入口側圧力は使用一次圧力範囲内であることを確認してください。
・周囲温度
設置場所の周囲温度は許容周囲温度範囲内であることを確認してください。
3-2.作動の確認
製品に操作電源を通電し、弁が作動していること、また電源を遮断すると弁が元の位置に復帰する
ことを確認してください
3-3.漏れの確認
・外部漏れ
配管接続箇所及び遮断弁から外部漏れがないかどうか、ガス漏れ検知器あるいは石けん水な
どで確認してください。
-11-
SM-50767
・内部漏れ
手順 1
【ガス配管の漏れチェック】
a)バルブ2を閉じ製品に通電して開状態にしたまま供給ガスの圧力をかけた後、バルブ1
を閉じる。
b)配管内圧力を水柱ゲージなどで測定し、5分間以上放置し漏れがないことを確認する。
c)漏れのある場合、接続部など漏れのおそれのある箇所を漏えい検知器又は石けん水を用いて
調べる。
手順 2
【製品一次側バルブの内部漏れ検査方法】
a)製品の通電を切り閉状態にしてバルブ 1 を開き、製品一次側バルブの上流側から常用圧力を
かける。
)製品の中間検出ポートから引き出したテストコック2のにゴムホースをつなぎその先端
をビーカなど水を入れた容器の水中に約 10mm浸し、テストコック2を開いて泡が出るかど
うかを確認する。
手順 3
【製品二次側バルブの内部漏れ検査方法】
a)製品二次側とバルブ2の間に常用圧力をかけ、圧力降下のないことを確認する。
b)製品を閉のままテストコック1と2をつなぎバルブ 1 を開けて製品二次側バルブの上流側
から常用圧力をかける。
c)この状態でバルブ2を開け、製品下流側を大気にした後バルブ2を閉め、テストコック
の先にゴムホースをつなぎその先端をビーカなど水を入れた容器の水中に約 10mm浸し
テストコック3を開いて泡が出るかどうかを確認する。
3-4.コイルの発熱
通電時はコイルの温度上昇により表面温度が高くなりますのでご注意願います。
(表面温度が高くても性能上問題ありませんので安心してお使いください。)
12-
SM-50767
4.適切な使用方法
4-1.使用上の注意
a) 緊急遮断弁などには使用できません。
断弁安全用バしてされりま
。そのよなシステの場は、別の実に確保できる手
段を講じた上で、ご使用ください。
b) 本製故障際にや物悪影与えいよ予め
要な措置を施してください。
c) 使用流体について
仕様欄記載の使用流体外の流体を使用しないでください。
・都市ガス,天然ガス,LPG以外の流体には使用しないでください。
・お客様での製品の分解、修理および改造は絶対に行わないようにしてください。
-13-
警告
警告警告
警告
・都市ガス
・天然ガス
・LP
使用流体
・空気
・不活性ガス
・その他燃焼ガス以外のガス
・真空
・水
・蒸気
・油
・その他液体
SM-50767
4-2.圧力調整の方法
GHV-G-
GHV-G-GHV-G-
GHV-G-※
:ガ
バナ
バナバナ
バナ内蔵電磁弁
内蔵電磁弁内蔵電磁弁
内蔵電磁弁
+電磁弁
電磁弁磁弁
電磁弁タイプ
タイプイプ
タイプのみの
のみのみの
のみの機
機能機能
機能です
ですです
です。
<圧力調整の方>
圧力の調整はガバナキャップ(背の高い方)を緩めて取り外し、調圧ねじをマイナスドラ
バにて回転させて行います。圧力は時計回り方向に回転させると昇圧し、時計回り方向に回
転させると減圧します。
<圧力調整時の注意事項>
・調圧範囲の上限、下限ではストッパが働き回転しなくなります。無理な力でそれ以上回転
させると部品が破損し、ガス漏れの危険がありますのでご注意ください。
・出荷時の調圧状態は最大圧力に調整されています。(但し調圧ねじは、ねじの破損防止の
ため時計回り方向に回りきった状態から数回転戻した状態にしてあります)
・調圧時、調圧ねじ部は特に高温になります。直接体に触れられますとやけどの恐れがあり
ますので十分ご注意ください。
・調圧時は圧力計を設置し、実際の圧力を確認しながら調整してください。
・ガバナキャップと並んだもう一方のキャップ(赤いマーキングがしてある方)は接着して
あり、回りません。調整にも関係ありません。無理に緩めますと内部部品が飛び出す恐れが
ありますので、緩めないようお願いいたします。
※ 装置に取付後一定期間使用しない場合、使用環境によっては、バルブが開かないことがあます。
その場合は、一旦調圧ねじを最大設定圧力の状態へ回し、1度作動させてからご使用ください
-14-
ガバナキャップ
調圧ねじ
昇圧(時計回り) 減圧
調圧ねじ
※ 調圧ねじ部は特に高温になります。
直接体に触れるとやけどの恐れがありますので、
十分ご注意ください
※こちら側のキャップは接着してあります
ので緩めないようお願い致します。
SM-50767
4-3.スタートガス調整要
GHV-L-
GHV-L-GHV-L
GHV-L-
電磁弁
電磁弁電磁弁
電磁弁
電磁弁
電磁弁電磁弁
電磁弁
スローオープン
スローオープンスローオープン
スローオープン
タイプ
タイプタイプ
タイプのみ
のみののみの
のみの機能
機能機能
機能です
ですです
です
<スタートガス調整の仕方>
スタートガス調整を行う場合は、下図のようにダンパー本体を回転することでスタート
ガスが変化します。
・手順
① すわり付き平小ねじを緩める。
② ダパー本体を回転させ、スタートガス量を調整する。
ダンパー本体を反時計方向に回すと、スタートガスが増加する。(時計方向に回すと、
スタートガスが減少する。)
③ スートガス調整後、すりわり付き平小ねじを締め込む。
※スタートガス量調整範囲は、最大流量の0~70%です。
<スタートガス調整時の注意事項>
・出荷時スタートガス量は0%に調整されています
・すりわ付き平小ねじは緩めるだけにして、外さないでください。
また、の他のねじ(部に赤ペイントが塗布されているねじ)は、絶対に緩めない
でくだい。
・ダンパ本体の回転数、出荷時の位置から反時計方向に約3回転までの範囲で行って
くださ。この範囲をえて過大な力を加えますと、内部部品を破損し、調整できなく
恐れがあります。
-15-
スタートガス調整範
最大流量 0~70%
SM-50767
5.定期点検
お客様での製品の分解、修理および改造は絶対に行わないようにしてくだ
さい。
年に一回以上作動及び漏れ確認試験を行ってください。(確認方法は 3-2、3-3 による)作動等に
異常があった場合の修理については、お買上げの販売店またはお近くのCKDへご相談ください。
また、定期点検は下記の安全基準等に記載されている安全遮断弁の定期点検要領に従って定期点
検を行なってください。
日本ガス協会発行 「工業用ガス燃焼設備の安全技術指標
「ガスボイラ燃焼設備の安全技術指標
-16-
警告
警告警告
警告
SM-50767
6.故障と処
障の状態の原因と処置
故障の状
調査方法
a.操作電源回路の
故障
DIN端子箱内の端子台にて
電圧測定
許容電圧範囲
定格電圧の-15%~+10%
例:AC100V
→AC85~110V
い。
b.バルブシートの
固着
で通電し通電時にバルブが上昇
するかを確認。
調
通電してください
1.開かない
c.内部摺動部品へ
の異物噛み込み
(分解しないでください)
ください
a.制御電気回路の
不良
DIN端子箱内の端子台にて
電圧測定
合、電気回路の点検、修理
2.閉じない
b.内部摺動部品へ
の異物噛み込み
(分解しないでください)
ください
a.配管接続部の
シール不良
配管接続部からの漏れ確認。 配管接続部のシール修理
3.外部への漏れ
b.フランジ部の
シール不良
フランジ部からの漏れ確認。
ボルトの緩み確認。
Oリングの傷、破損異物の付着
確認。
Oリングの交換
ボルトの締付け
異物の除
4.内部の漏れ a.バルブシートや
弁座への異物
付着と損傷
(分解しないでください)
ください
5.流量が少ない a.ストレーナ
目づまり
配管から複合弁を取外し IN 側ポ
認。
フランジを取外し、ィル
タを掃除するかまたは、
換してください。
a.バルブシートの
固着
で通電し通電時にバルブが上昇
するかを確認。
調
通電してください
6.圧力調整でき
ない
(GHV-G)
b.1次側圧力の低下
ことを確認。
ください
7.スローオープン
動作しない
(GHV-L)
a.ダンパーオイル
の漏
(分解しないでください)
ください
-17-
SM-50767
7.製品仕様および形番
7-1.製品の用途
当製品はガス流路に使用し、工業用ガス燃焼設備等においてガス燃料の供給をON-OFFし、
制御させるガス用遮断弁として使用されるものです。
(緊急遮断弁などには使用できません)
システム上の当製品の使用例を下図に示します。
使用例
7-2.主な特長
・二重遮断を目的とした2台の電磁弁をコンパクトに一体化し、ガバナ機能も備えています。
(GHV-Gタイプ)
・低圧から中間圧に至る幅広いガス圧力に対応。(使用圧力範囲:0~50kPa)
・二側圧力調整が簡単にでき、据え付け後でも調整可能(二次圧力範囲:0.4~20kPa)
・25Aから50Aまでフランジ交換で接続口径が変更できます
・整流器を内蔵した直流駆動のアクチュエータのため、騒音、コイル焼損がなく安全。
・防塵、防滴構造になっています。(IP54)
-18-
SM-50767
7-3.仕様
7-4.形番表示方法
-19-
1
:但し動作確認スイッチ付を選択した場合は、-15~60℃(凍結のないこと)
口径 -D25
-D25-D25
-D25 -D32
-D32-D32
-D32 -D40
-D40-D40
-D40 -D50
-D50-D50
-D50 -D25
-D25-D25
-D25 -D32
-D32-D32
-D32 -D40
-D40-D40
-D40 -D50
-D50-D50
-D50 -D25
-D25-D25
-D25 -D32
-D32-D32
-D32 -D40
-D40-D40
-D40 -D50
-D50-D50
-D50
使用流体
使用一次圧力範囲 kPa
圧力調整範囲 kPa
流量 m
3
/h(ANR) 35 43.7 47.5 51 35 43.7 47.5 51 35 43.7 47.5 51
電圧 V
周波数 Hz
消費電力(皮相電力) VA
耐熱クラス
周囲温度 ℃
閉時間 s
使用頻度 回/min
取付姿勢
接続
呼び径 1 1 1/4 1 1/2 2 1 1 1/4 1 1/2 2 1 1 1/4 1 1/2 2
質量 kg
耐圧 kPa
開動作時間 s
スタートガス調整 %
再通電休止時間 s
項目
項目項目
項目
コイル部を上にした垂直取付またはコイル部を横にした水平取付 (垂直配管も可)
5.5
80
0.4~2.0
ガバナ内蔵電磁弁+電磁弁 電磁弁+電磁弁
AC100       AC200
50, 60共用
1.0以下
- 5以上
10以下
0~70
ねじ込み (Rp)
5.8
75
6.1
バリエーション GHV-L
GHV-LGHV-L
GHV-L
都市ガス・天然ガス・LPG
0~50
GHV-G
GHV-GGHV-G
GHV-G GHV-N
GHV-NGHV-N
GHV-N
180(H)
電磁弁+電磁弁(スローオープン)
1以下 約10
1以下
-15~60(凍結のないこと)-15~70(凍結のないこと) ※1
+10
-15
+10
-15
天然ガス比重0.65
⊿P=0.25kPa
GHV -
--
- G -
--
- D40 -
--
- E -
--
- AC200V
イ ロ
ハ ニ
バリエーション
G ガバナ内蔵電磁弁+電磁弁
N 電磁弁+電磁弁
L 電磁弁+電磁弁(スローオープン)
接続口径
D00 フランジなし
D25 Rp 1
D32 Rp 1
1/4
D40 Rp 1
1/2
D50 Rp 2
電圧
AC100V AC100V 50Hz/60Hz
AC200V AC200V 50Hz/60Hz
オプション
なし 無記号
E 閉確認スイッチ付き
SM-50767
7-5.閉確認スイッチの仕様
GHV
GHVGHV-
GHV-※
-E:
-E:-E:
-E:閉確認
閉確認閉確認
閉確認スイッ
スイッチイッチ
スイッチ
(
((
(オプション
オプションオプション
オプション)
))
)のみ
のみのみ
のみ
閉確認スイッチ付の周囲温度は-15℃~60℃です。
低温下では、弁開時のマイクロスイッチの作動時間が長くなります。
(-15℃にて約5秒)
回路図
上図は閉時を示します。
電気的仕様
電気格:
最小適用負荷 : DC5V 160mA
弁閉時(COM)-3(NO)端子間でONの信号、弁開時1(COM)-2(NC)
端子間ONの信号がられます。
-20-
定格電圧 抵抗負荷
AC 125V 5A
AC 250V 3A
注意
注意注意
注意
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CKD GHVシリーズ ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル