Cougar

R82 Cougar ユーザーマニュアル

  • R82 Cougar 車椅子の取扱説明書の内容を理解しました。シートの高さ調整、ブレーキ調整、車輪の脱着方法、安全な使用方法など、様々な質問にお答えできます。お気軽にご質問ください。
  • 車椅子の乗り降りはどうすれば良いですか?
    ガスダンパーの調整はどのように行いますか?
    ブレーキレバーの効き具合は調整できますか?
    車輪の脱着はどのように行いますか?
cougar
© 2011 R82 A/S. All rights reserved.
The R82 logo and the Cougar chairs are registered trademarks of R82 A/S.
TM
02.2020
取扱説明書
輸入代理店
テクノグリーン株式会社
〒530-0015 大阪市北区中崎西1丁目4番22号 梅田東ビル
TEL(06)6371-0104 FAX(06)6371-6400
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目次
<安全性>.......................................................... 4
<保証規定>........................................................ 4
<付属工具>........................................................ 4
<ご使用前の準備について>.......................................... 5
<T型工具>......................................................... 5
<車いすの乗り降りについて>........................................ 6
<走行性能 その1>................................................ 7
<走行性能 その2>................................................ 8
<走行性能 その3>................................................ 9
<走行性能 その4>............................................... 10
<ガスダンパーの調整>............................................. 11
<クイックリリース機構>........................................... 12
<座面(ティルト)&背もたれリクライニング機構>................... 13
<プッシュブレス取付方法>......................................... 14
<プッシュブレス調節>............................................. 14
<転倒防止バー>................................................... 15
<ランバーサポート調節>........................................... 15
<レッグレスト&フットプレート>................................... 16
シート高さ調節..................................................... 17
スライドバー調節機構............................................... 17
座面奥行き調節..................................................... 18
ブレーキレバー..................................................... 19
ドラムブレーキ .................................................... 20
前・後輪車輪の組合せ............................................... 20
重心位置の変更..................................................... 21
各種背もたれ....................................................... 22
泥よけ............................................................. 22
サイドプレート付アームレスト&アームレスト延長部................... 23
スポークカバー..................................................... 24
フットサポート取付................................................. 24
レッグサポート..................................................... 25
杖ホルダー ........................................................ 26
呼吸器搭載台....................................................... 26
テーブル .......................................................... 26
内転パット ........................................................ 27
ヒップサポート..................................................... 27
ヘッドサポート..................................................... 28
ベスト&ベルト..................................................... 28
フィックスロック .................................................. 29
お車での移動....................................................... 30
(その1)......................................................... 30
お車での移動....................................................... 31
(その2)......................................................... 31
製品識別........................................................... 32
寸法表............................................................. 33
テクニカルデーター................................................. 34
製造者 ........................................................... 34
お手入れと修理..................................................... 35
お困りのときは .................................................... 36
ベスト式/クロス式ベルト............................................ 38
胸ベルト........................................................... 38
新型H式ベルト ..................................................... 39
骨盤ベルト(2点式) ............................................... 39
骨盤ベルト(4点式) ............................................... 40
股ベルト .......................................................... 40
アンクルベルト..................................................... 41
フットストラップベルト ............................................ 41
ハンドベルト....................................................... 42
車内用ベルト....................................................... 43
H式ベルト.......................................................... 43
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U.S. Patent Des. D588,051
EU design Reg. No. 000447115-0001/0002
Norwegian Design Reg. No. 80196
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この度は、本製品をお買い上げいただき誠にありがとうございます。
本製品は、快適な座位保持機能を必要とするお子様や成人の方向けにつくられた
車いすです。多様な調節機能やアクセサリーにより、ご利用いただく方々にとっ
て最高のパートナーとして、皆様のご期待に添えるものと確信しております。
ご使用前に、本取扱説明書を良くお読みいただき、安全かつ本製品の持つ特徴
を良く理解してください。また、お読みになった後は必ず大切に保管し、末永
くご使用いただきますようご活用ください。
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<安全性>
本製品は、医療機器規制(2017/745)の要件に準拠しています。 製品の修理、他社製品との
併用、または純正のR82予備部品や付属品以外を使用する場合、CEマークを表示することは
できません。 さらに、本製品は、次の要件に準拠しています: ISO7176/19 EN1
2812、EN12813、本取扱説明書もISO7176/15の認証を受けております。
当製品は、日常のご使用状態において5年の耐久性があります。 以降ご使用の際は、一
度お買い上げいただきました販売店でメンテナンスをお受けください。
デバイスに関連して有害事象が生じた場合、そのインシデントは地元のディーラーおよ
び国の所轄当局に適時に報告する必要があります。地元のディーラーはその情報をメー
カーに転送します。
本製品を改造、或いはR82社製純正部品以外の部品を使用された場合は、このCEマ
ークを取外してください。
Cougarは一人乗りです。 二人以上お乗りにならないでください。
本製品をご使用の際には、必ず保護者の方が付き添ってください。 また大人の
方が管理するようにしてください。 誤ったご使用方法は、お怪我や事故を引き
起こす可能性があります。 ご使用前に、製品にベルト等しっかり固定されてい
るか確認してください。
最新のマニュアルはR82社ホームページでもご覧いただけます。
www.R82.org
本製品には、所定位置から取り外された場合に窒息の危険性を引き起こす可能性
がある小さな部品が含まれています。
<保証規定>
フレームは製造上の不良に対して2年間、溶接の不良により発生したメタルフレームの
破損に対しては5年間の品質保証がなされています。但し、この取扱説明書に記載され
ている正しいご使用方法をお守りいただき、(お客様の責任において)定期的なメンテ
ナンスを受けられていることを前提としております。
お客様の過失なく、ご購入いただいた国でのご使用かつ製造番号の確認がとれた場合の
み保証が有効となります。
またこの品質保証は、本製品の構成部品の修理又は交換に限定されるもので、その欠陥
に付随して起こる又は結果として起こる損害を担保とするものではありません。これは
最初の原購入者に限定されます。万一、この保証に基づいて構成部品に欠陥が発見され
た時は、弊社の選択によりその部品を修理するか交換するかを決定し、無償にてこれを
行います。
この保証はR82社製の純正部品が使用されている場合のみ有効で、認定の受けていない業
者による修理等で起きた損害や怪我は保証の対象外です。
弊社は保証同意前に、その製品又は関連する書類を検査する権利を有しております。
<付属工具>
本製品には3,4,5,6mmのレンチが入った工具セットが含まれております。
(T型工具も含む)本取扱説明書に記載されている調整を行う際は、これらの工具をお使
いください。
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<ご使用前の準備に
ついて>
持ち運びの際、コンパクトに収納することが
可能です。
下記の手順にて、ご準備ください。
1) 所定の位置にセットするために、シートを
後ろへ引いてください。
2) (A)のストラップを後ろへ引いて、背もた
れを垂直にセッティングしてください。
3) (B)のピンを引きガスダンパーを所定の位
置に合わせて、ピンを戻してください。 そ
の際、”カチッ”と音が鳴りしっかり固定
されているか確認してください。
4) プッシュ・ブレスの両サイドのレバーを回し
て、ご希望の位置で固定してください。(C)
以上で、お使いいただける状態になります。
座面(ティルト)リクライニングを後方
に倒す際、ストラップ(A)の両端、ガス
ダンパーのピン(B)が所定の位置に確
実にセットされているか確認してくださ
い。(セットの際、”カチッ”と音が鳴
ります)
<T型工具>
T型工具(A)は、サイド・サポート等の取付けや
調節の際、センターバーの溝にある固定プレー
トが動かないよう補助するための工具です。
工具を溝に挿し、90度回転させてプレートが落
ちないよう下げてください。
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<車いすの乗り降り
について>
Cougarのシートにお座りになる前に、必ずブ
レーキを規定の位置でロックしてください。
ご利用者様をシートに乗せ、快適な姿勢になる
ように、アクセサリーを調節してください。
リフト(スリングシート)でCougarに乗り降
りされる場合は、レッグレストを外す必要は
ありません。
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<走行性能 その1>
障害物や段差(最大10cm)をのぼる
前進
操作の難しい方は行わないでください。
* 転倒防止バーが解除されていることを確認
してください。
* 段差に向かって前進してください。
* 後輪でバランスを取り、地面から前輪を上
げてください。 前へ屈み、ハンドリムを
強く押してください。
介助者付きの前進
* 転倒防止バーが解除されていることを確認
してください。
* 段差に向かって前進してください。
* いすを後ろに傾け、段差の上まで前輪を上
げてください。
* ハンドルを持ち上げ、後輪を段差の上まで
押してください。
後進
この操作は低い段差以外では行わないでくだ
さい。フットプレートの高さにもご注意くだ
さい。操作の難しい方は絶対に行わないでく
ださい
* 転倒防止バーが解除されていることを確認
してください。
* 段差へ向かって後進してください。
* 前へ屈み、ハンドリムを強く引いてくださ
い。
介助者付きの後進
* 転倒防止バーが解除されていることを確認
してください。
* 段差に向かって後進してください。
* いすを後ろに傾け、前輪を持ち上げてくだ
さい。
* ハンドルを持ち上げ、いすを引上げてくだ
さい。 段差を乗越えた後、前輪を下ろして
ください。
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<走行性能 その2>
障害物や段差(最大10cm)をおりる
前進
操作の難しい方は行わないでください。
* 転倒防止バーが解除されていることを確認
してください。
* 段差に向かって前進してください。
* ハンドリムを強く引き、車輪全てが地面に
着くまで前に進んでください。
介助者付きの前進
* 転倒防止バーが解除されていることを確認
してください。
* 段差に向かって前進してください。
* いすを傾け、前輪を上げてください。
* 十分に注意して段差まで押し、前輪を下ろ
してください
後進
操作の難しい方、10cm以上の段差がある場合に
は行わないでください。
* 転倒防止バーが解除されていることを確認
してください。
* 段差に向かって後進してください。
* 前へ屈み、十分に注意して段差を下りてく
ださい。 
大きく傾けると危険ですので十分ご注意
ください。
介助者付きの後進
* 転倒防止バーが解除されていることを確認
してください。
* 段差に向かって後進してください。
* 注意して段差を下り、車いすを段差から離
してください。
* 前輪を下ろしてください。
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<走行性能 その3>
坂道(傾斜面)の上り下り
坂道を上り下りする際は、シートを傾けず、下
記の操作方法をお守りください。
下り:
いすに大してまっすく座ってください。 ブレ
ーキではなく、ハンドリムでスピードを調節
してください。
上り:
前へ屈み、正しい重心位置に調整してくださ
い。
坂道途中での方向転換ではなるべくお控
えください。
いすの上では、できるだけまっすぐ座っ
てください。
より安全にご使用いただくために、介助
者の方が操作されることをお勧め致しま
す。
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<走行性能 その4>
階段を上る
一人では行わないでください。
介助があっても、エスカレーターには決
して乗らないでください。
介助者付き後進
* 転倒防止バーが解除されていることを確認
し、あわせてハンドルがしっかり締められ
ているかも確認してください。
* 最初の一段目まで後進してください。
* いすを傾け、同時にいすを一段引き上げて
ください。 後輪でバランスが取れているか
確認してください。
* 最後の段からいすを引き上げて、前輪を下
ろしてください。
階段を下りる
一人では行わないでください。
介助があっても、エスカレーターには決
して乗らないでください。
介助者付きの前進
* 転倒防止バーが解除されていることを確認
してください。
* 最初の一段目まで進み、いすを傾けてくだ
さい。
* 同時にいすを一段下ろしてください。 後輪
でバランスが取れているか確認してくださ
い。
* 最後の段を下りてから、前輪を下ろしてく
ださい。
介助者が2名いる場合には、一人は前輪を
持ち上げて介助してください。
介助者は、上側の介助者だけではなく、
下側の介助者が正しい方向へ持ち上げて
いるか確認してください。
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<ガスダンパーの調
整>
ガスダンパーの調整が必要な際は、下記の手
順に従って行ってください。 (調整は下記の
時のみ必要です。)
- ガスダンパーが自然に下がってくる。(
ティルト角度が自然に下がってくる)
- ガスダンパーが全く動かない。(ティル
ト角度の調節ができない)
ガスダンパーが自然に下がってくる(ティル
ト角度が自然に下がってくる)場合 17mm
のスパナでナット(B)を緩め、バイスプラ
イヤー等でピストン棒(A)を座面側から見
て反時計回りに回してください。 再び、ナッ
ト(B)を締めてください。
ガスダンパーが全く動かない(ティルト角度
が調節できない)場合 17mmのスパナでナット
(B)を緩め、バイスプライヤー等でピストン
棒(A)を座面側から見て時計回りに回してく
ださい。 再びナット(B)を締めてください。
ガスダンパーに圧をかけたり、高温にさらした
り、穴をあけたりしないでください。
ピストン棒を傷つけないでください。ガスダンパ
ーを調整する際は、布などをお使いください。
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<クイックリリース
機構>
Cougar後輪車輪は、クイックリリース機構(標
準装備)により、ワンタッチで車輪が脱着でき
ます。(A) 車輪中央の脱着ボタンを押しなが
ら車輪の取外しを行ってください。
車輪中央の脱着ボタン(A)を押してください。
シャフトをスライドさせて、車いすから離して
ください。
車輪を戻す際は、リリースピンの頭を押
しながらロックを外し、確実に戻してく
ださい。
ロックが正しい位置に戻り、車輪が固定
されているか(外れないか)確認してく
ださい。
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<座面(ティルト)
&背もたれリクライ
ニング機構>
座面(ティルト)リクライニング機構
プッシュブレスについている左のレバー(A)を
握ると座面の角度調節が行えます。
Cougarはガスダンパーの有無にかかわらず、
背もたれのリクライニングが可能です。 下記
の手順に従って、背もたれの角度を調節して
ください。
背もたれリクラニンング機構(ガスダンパー
付)
プッシュブレスについている右のレバー(B)
を握ると、背もたれの角度調節が行えます。
背もたれリクライニング機構(手動)
背もたれサイドレールにハンドル(C)を取付け
てください。
その場合、リクライニング角度調節は車いすに
乗ったままでも簡単に行えます。
背もたれリクライニング機構(固定バー付)
ネジ(D)を5mmの六角レンチで緩め、クロスバ
ーの高さを調節いただくと、自動的に背もたれ
の角度が変わります。ご希望の位置でネジを締
めてください。
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<プッシュブレス調
節>
介助者の身長に合わせ、プッシュブレスの角度
を変えることができます。
特に階段において、プッシュブレスで車
いすを引いたり、持ち上げたりしないで
ください。
<プッシュブレス取
付方法>
下記の手順に従って、プッシュブレスを取付け
てください。
1) フレーム上部のキャップ(A)を外してくだ
さい。
2) プッシュブレスをサイドレールにスライドさ
せ、両側2箇所づつネジで締めてください。
プッシュブレスが動かない様しっかり固
定するために、サイドレール内に溝があ
ります。上側の固定ネジをその溝まで締
めてください。
3) 最後にキャップ(A)を取付けてください。
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<転倒防止バー>
転倒防止バーは標準装備されております。フレ
ーム後方にあります。
足でバーを下げ(A)、180°回転させてセッテ
ィングしてください。
シートをリクライニングさせた時は必ず
転倒防止バーをセッティングしてくださ
い。
定期的に、転倒防止バーが適切に作動す
るかチェックしてください。
<ランバーサポート
調節>
* カバーを外してください。
* ランバーサポートをご希望の位置に合わせ、
背もたれクッションのマジック部分に付けて
ください。
* 最後にカバーをかけてください。
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<レッグレスト&フ
ットプレート>
下記の手順に従って、レッグレストを取付け
てください。
1) レッグレストの取付:
サイドレール先端部分のキャップ(A)をドラ
イバーで外してください。 取付部品を付属
の5mmレンチで留め、キャップ(A)を取付け
てください。 レッグレストを取付部品にセ
ットしてください。 リリースボタン(B)を
押して、取付け/取外しを行ってください。
取付けの際は、”カチッ”と音が鳴る位置ま
で押してください。
2) ”開閉”機構:
リリースボタン(B)を押しながら、レッグ
レストを少し引上げると横へ開くことがで
ご使用の際、レッグレストを戻
される場合は、リリースボタン(B)が”カ
チッ”と音が鳴る位置にセットしてくださ
い。
3) レッグレストの角度調節:
レバー(C)を下へ押し、レッグレストをご
希望の角度に調節してください。
4) フットプレートの高さ調節:
付属の5mmレンチで、ネジ(D)を外してく
ださい。 フットプレートの高さを調節し、
固定してください。
5) フットプレート角度調節:
付属の5mmレンチで、ネジ(E)を緩めて
ください。 左右別々にご希望の角度に調節
し、固定してください。
6) ヒールストップの取付:
ヒールストップをフットプレートに置き、
取付穴に付属のネジで固定してください。
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シート高さ調節
下記の手順に従って、シートの高さ調節を行っ
てください。
1) ノブネジ(A)を緩め、フレームからボルト
を抜いてください。
2) ご希望の位置に高さを調節してください。
3) 再度、ボルトで固定してください。
シートの高さは左右対称にしてください。
シートの高さ調節の際は、座面角度が変
わりますのでご注意ください。
高さ調節を行っている間は、椅子に乗ら
ないでください。
スライドバー調節機構
プッシュブレスについている右のレバー(A)を
握り、背もたれ裏のガスダンパーをリリースし
てください。
初期設定のために、シートを後方に引いてく
ださい。
下記の手順に従って、スライドバーを調節し
てください。
1) ガスダンパーの下部のピン(B)を外してくだ
さい。
2) 座面裏ネジ(C)を緩め、ご希望の位置に調節
後、ネジを締めてください。
3) ネジ(D)を緩めてください。 ガスダンパー
の下の部分が元の位置に戻せる高さにスラ
イドバーを調節し、ネジ(D)をしっかり締
めてください。
座面裏の取付けは、フレームの左右同じ位
置で取付けてください。
スライドバーは、左右同じ高さでセッテ
ィングしてください。
座面角度の調節の間は、椅子に乗らない
でください。
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座面奥行き調節
プッシュブレスについている右のレバーを握
り、背もたれ裏のガスダンパーをリリースし
てください。
初期設定のために、シートを後方に引いてく
ださい。
座面奥行きは10cm調節可能です。 下記の手
順に従って、調節を行ってください。
1) 座面を後傾させ、レッグレストを外すと、座
面プレート(木製)が調節しやすくなりま
す。
2) 付属の5mmレンチで、ネジ(A)(B)を外
してください。
3) プレートをご希望の位置へ動かしてくださ
い。(5cm間隔で穴が開いています)
4) ネジ(A)(B)をしっかり締めてください。
5) ネジ(C)(D)を緩め、レールを前後に動か
してください。
6) ご希望の位置でネジ(C)(D)を締めてくだ
さい。
上記の調節を行っている間は、シート角
度調節用のレバーを動かさないでくださ
い。
背もたれのスライドバーは左右で同じ位
置になるようにセットしてください。
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ブレーキレバー
ブレーキレバーはフレームの下方に装備されて
いますので、ご利用者、介助者の方とも操作す
ることが可能です。
* ハンドルを前方に押すとロックがかかりま
す。
* ハンドルを後方に引くとロックが解除され
ます。
ブレーキレバーは前後に動かすことができます
ので、車輪サイズやお好みにより効き具合を調
節してください。 ブレーキレバーを後方にセ
ットすると効きが強くなり、前方にセットす
ると弱くなります。
調節は、付属の4mmレンチでネジ(A)を緩
め、ご希望の位置でしっかり締めてください。
ブレーキレバーの性能を維持するため
に、後輪車輪の空気圧を適正に保たれる
ことをお薦め致します。
55PSI/3,8bar/380kPa
安全にご使用いただくために、車輪とブ
レーキレバーの間は8~10mmあけて
ください。
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ドラムブレーキ
ドラムブレーキはプッシュブレスに装備され
ておりますので、介助者の方が操作してくだ
さい。
* レバーを握るとブレーキがかかります。
* 赤いレバーを引くと、ブレーキが解除され
ます。
前・後輪車輪の組合
推奨されます前・後輪車輪の組合せは以下の
通りです。
シートの高さ調節をご希望される場合は、P17
<シートの高さ調節>をご参照ください。
車輪の組合せ:
車輪のサイズを変更される場合、フロントフ
ォークの角度がとても重要です。 車輪の回転
性を適切に保つために、左右両方のフロント
フォークを同じ角度に保ち、地面に対し垂直
にセッティングしてください。
転倒防止バー設定:(ショート:短設定 ロング:長
設定)
12½" 20" 22" 24"
6" √ √
8" - √ √
12½" 20" 22" 24"
6" ショート ショート ロング ロング
8" ショート - ロング ロング
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