1. 安全
• 本装置の本体ユニットの上に電源コードを配線しないでください。 電源コードが可動ヘッドに接触しないようにしてく
ださい。
けがを防ぐために
• 電力が供給されると、本装置は、ヘッドの移動を伴うホーミング動作を開始します。
• プロジェクター ヘッドのランプを冷ますために、まず装置のスイッチをスタンバイに切り替えて、最低 5 分間プロジェ
クターのランプのクールダウンを行ってください。 その後で、本装置の電源をコンセントから取り外してください。
• ランプの再点灯前は、電気的に絶縁されています。 ランプが熱くなっているので注意してください。
• お客様はランプ筐体の分解を行わないようにしてください。 使用済みランプの取り扱いについては、 4 ページ、 リサイ
クルのガイドライン を参照してください。
• けがや身体への影響を防ぐため、ランプ筐体の挿入、電源コンセントへの接続、またはプロジェクターの調整を行う前
に、このマニュアルとシステム上のすべてのラベルをお読みください。
• けがを防ぐため、プロジェクターの重量に注意してください。 本装置を持ち上げるためには、最低 2 persons が必要で
す。 本体をねじ曲げないようにしてください。 フライト ケース内から本装置を持ち上げる際には、最初の 2 人の作業員
で本装置を持ち上げた状態で、3 人目の作業員がフライト ケースを押しのけるようにする必要があります。
• けがを防ぐために、レンズおよび他のすべてのカバー プレートが正しく取り付けられていることを確認してください。
詳しくは、設置手順を参照してください。
• 警告: 高輝度の光ビームが放出されます。 決して、レンズをのぞき込まないでください。 高輝度のために眼を負傷する
ことがあります。
• 本装置のカバーを取り外す前に、ケーブルを電源コンセントから取り外してください。
• 天井設置の本装置の設定作業中には、落下物やシステムによるけがを防ぐため、立ち入り禁止区域を設けてください。
• 天井取り付け用ではない構造に天井取り付けを行う場合は、専門の構造エンジニアにご相談ください。 常に、構造の負
荷制限内で本装置の負荷を十分に支えられることを確認してください。
• 装置本体にある電源入力は、断路器とみなされます。 内部の部品にアクセスする場合など、本装置の電源をオフにする必
要がある場合は、必ず装置本体の電源コードを取り外してください。 装置本体の電源入力部に手が届かない場合 (吊り下
げ構成の場合など) は、装置に電力を供給するソケット コンセントを近くに設置して手が届きやすくなるようにするか、
または、容易に手が届く位置に断路器を配置するように配線します。
• 本装置を不安定なカート、スタンドまたはテーブルの上に置かないでください。 装置が落下し、重大な破損の原因とな
るほか、ユーザーが負傷する可能性があります。
• 本装置を天井に取り付ける場合、または装具に取り付ける場合は、セキュリティ チェーンを取り付けてください。
• レンズまたはシールドなしでの使用は危険です。 シールド、レンズ、または紫外線スクリーンに、割れ目や深い傷など
の明らかに機能を損なうレベルの損傷がある場合は、それらを交換する必要があります。
• 水銀蒸気に関する警告: プロジェクターの使用時には次の点に注意してください。 プロジェクターのランプには水銀が使
用されています。 ランプ破損時には、水銀蒸気が排出されます。 水銀蒸気吸入の危険性を最小限にとどめるために、次
のようにしてください。
- プロジェクターは換気の良い部屋に設置すること。
- ランプ モジュールは寿命に到達する前に交換すること。
- ランプの破損時には速やかに部屋の換気を行い、部屋から退出すること (妊婦がいる場合は特に気をつけてください)。
- ランプの破損時に体調に異常をきたした場合 (頭痛、けん怠感、息切れ、胸を締め付けられるような咳、吐き気など)
は、速やかに医師の診察を受けること。
• 冷却液回路 本装置のヘッドには、青色の不凍性希釈 1,2-エタンジオール (エタンジオール 1/3、脱塩水 2/3) で充填された
冷却液回路が含まれています。
冷却液回路で液漏れが発生した場合は、本装置の電源をオフにしてサービス担当者に連絡してください。
この液体は家庭用のものではありません。 子どもの手が届かないように注意してください。 飲み込むと人体に有害です。
妊婦が触れないようにしてください。 眼、皮膚、および衣服に触れないようにしてください。 有毒ガスを吸入しないよ
うにしてください。
• 立ち入り制限区域 DML は立ち入り制限区域内に設置してください。この立ち入り制限区域には、同区域への立ち入りを
制限する理由と遵守すべき注意事項についての説明を受けたスタッフのみが立ち入ることができるようにしてください。
立ち入りを制限する理由としては、 ヘッドがあらゆる方向に移動する、排気が高温になることがある、レンズを直接の
ぞき込んだ場合に光線で眼を負傷する可能性がある、などがあります。
•
筐体の最大温度: 90°C (194 °F)
装置の損傷を避けるために
• DML は、特定の種類のランプを使用するように設計されています。 正しいランプの種類については、設置方法を参照し
てください。
• エア フィルタを定期的に交換しないと、本装置 (プロジェクター ヘッドおよび本体) 内の空気の循環が悪くなり、オー
バーヒートする原因となります。 過熱により、動作中に本装置がシャットダウンしてしまう場合もあります。
• 適切な空気の流れの確保、EMC 要件への本装置の適合、および安全性の確保のため、本装置はすべてのカバーを設置し
た状態で使用してください。
• キャビネットにあるスロットと開口部は通気のために設けられています。 プロジェクターを安定して動作させ、オーバー
ヒートを防ぐために、これらのスロットと開口部はふさいだりおおったりしないでください。 開口部がふさがれないよう
に、本製品をベッド、ソファ、じゅうたんなどの柔らかい素材の表面上に置かないでください。 ラジエータや温風の吹
出口の近くや上には、決して本製品を配置しないでください。 適切な通気が確保されない限り、本製品を他の装置内に
組み込んだり、他の筐体内に配置したりしないでください。
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R59770272JA DML-1200 11/07/2008