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リ セ ット
レジスター 3 は、RPI20 をリセットするのに使用されます。その時に
システムにエラーが存在しない場合、/エラーラインはリセットされ 、
ラッチされたエラーフラグはクリアされ、位置データ出力はゼロに設
定されます。ベースアドレス0のレジスター3をアドレス指定して、/イ
ネーブルラインをローで取り込むことにより、すべての RPI20 を同
時にリセットすることができます。それぞれの RPI20 は 、該 当 す る ベ
ースアドレスのレジスター3をアドレス指 定して、/イネーブルライン
をローで取り込むことによりリセットすることができます。
データのラッチ
ベースアドレス 0 のレジスター1は、すべての RPI20 の位置データ
とステータスデータの両方を同時にラッチするために使用されま
す。
位置データ
RPI20 ユニットのベースアドレスのレジスター1は、ラッチされた位
置データが格納されます。このレジスターをアドレスバス上で選択
すると、/イネーブルラインをローで取り込んだ後、位置情報がデー
タバス上に置かれます。位置データ出力は表 9 に 示 すように 、2 の
補数形式で表現されます。
表 9 - 2 の補数形式での位置出力
MSN LSN
位置
7 F F F F F F F F (2
35
-1 × UOR)
0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 × UOR
0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 × UOR
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 × UOR
F F F F F F F F F -1 × UOR
F F F F F F F F F -2 × UOR
8 0 0 0 0 0 0 0 0 -2
35
× UOR
UOR = スイッチ B1 と B2 で設定される LSB の分解能単位
MSN = 最上位 nibble
LSN = 最下位 nibble
ステータスデータ
RPI20 ユニットのレジスター 2 には、ラッチされたステータス情報
が格納されます。このレジスターがアドレスバス上で選択されると、/
イネーブルラインをローで取り込んだ後、ステータス情報がデータ
バス上に置かれます。ステータスレジスターに格納される情報は、
表 10 に記 載しています。
パラレルバスでの通信