します。測定が完了すると、新しいサンプルがサンプルセルに流れ込み、測定サイクルが再び開始さ
れます。
校正サイクルでは、校正液がサンプルセルに流入します。試薬が追加され、校正液の色が測定され
て、校正曲線の傾きが計算されます。サンプルの濃度の計算には、傾きが使用されます。
ヘトロポリブルー法
1
では、酸性のモリブデン酸試薬がシリカおよびリン酸塩と反応して、シリカモ
リブデン酸およびリンモリブデン酸が産生されます。クエン酸/界面活性剤試薬は、リンモリブデン酸
複合体を除去します。界面活性剤は、サンプルセルの内壁に気泡が発生しないようにします。分析装
置は、この溶液の吸光度をゼロ基準として、背景の濁りや色からの干渉、ランプの強度の変化、また
はサンプルセルの光学的変化を修正します。アミノ酸試薬は、シリカモリブデン酸を減らし、青く変
色させます。分析装置は、青色の強度を測定して、シリカ濃度を計算します。
詳細情報は、当社 Web サイトにて入手できます。
設置
危 険
複合的な危険。本書のこのセクションに記載されている作業は、必ず資格のある要員が行う必要があり
ます。
設置
危 険
負傷または死の危険性。壁取り付け部の耐荷重が、装置の重量の 4 倍以上であることを確認してくださ
い。
警 告
人体損傷の危険。
装置や構成部品は重量物です。設置または移動は、複数の要員で行ってください。
重いことを示しています。装置が壁、テーブル、または床にしっかり固定されていて安全に稼働するこ
とを確認してください。
本装置の定格高度は最大 2000 m (6562 ft) です。本装置を 2000 m より高い高度で使用すると、電気
絶縁機構が破損する可能性が若干増加し、感電の危険につながるおそれがあります。懸念がある場合
はテクニカルサポートにお問い合わせいただくことを推奨します。
分析装置は屋内の清潔で汚染されていない環境に設置します。付属の設置マニュアルを参照してく
ださい。
配管
危 険
火災の危険。本製品は、可燃性の液体を使用するように設計されていません。
告 知
すべての配管が完了するまで試薬を注入しないでください。
指定されたチューブサイズを使用していることを確認します。
配管アクセスポート
配管アクセスポートを通して配管を行います。図 3、図 4、または図 5 を参照してください。筐体定
格を維持するために、使用しない配管ポートにプラグが取り付けられていることを確認します。
1
『
Standard Methods for the Examination of Water and Wastewater (
水および廃水に関する標準検
査法
)
』
第 21 版、2005 年、Centennial Edition、APHA, AWWA、WEF、pp 4–167、4500-SiO
2
D.
112
日本語