Extech Instruments CA3010 ユーザーマニュアル

ブランド: Extech Instruments

モデル: CA3010

タイプ: ユーザーマニュアル

このマニュアルも適しています

CA3018

使用者ガイド

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3000A AC フレキシブルクランプアダプタ

モデル CA3010 および CA3018

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CA3010_CA3018 ja-JP_V1.0 12/15

はじめに

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最高 3000A AC までで測定できる Extech AC レキシブルクランプをお選び頂き、ありがと

うございました。CA シリーズのアダプタが DMM に接続されていれば、mV AC モードにあ

る標準デジタルマルチメーター(DMM) を使用して測定電流を表示することが可能です。

CA3018 は 45.7cm クランプバージョン、CA3010 は 25.4cm クランプバージョンで、それ以

外は 2 つのメータは同じ物です。これらのデバイスはプロ用の CAT IV 600V CAT III

1000V 計器です。このメータは出荷前に完全にテストおよびメモリ調整がすんでおり、

何年にもわたって信頼できる状態でお使いいただけます。

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特徴

 3000A 交流電流測定値は接続の DMM に表示されます

 便利なフレキシブルクランプ - ロックメカニズムつき

 狭いスペースも測定できる 7.5mm コイル直径

 バナナプラグケーブルが含まれます。

 電源ボタン

 バッテリー残量 LED インジケータ

 電流 AC レンジ選択スイッチ 30A, 300A, 3000A

 電池式

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CA3010_CA3018 ja-JP_V1.0 12/15

安全情報

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メーターの安全な操作および点検を確実な物にする為、以下の使用説明を確実に守って

ください。注意を遵守しない場合、ひどい傷害につながることがあります。

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警戒

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警戒とは身体への障害または死亡の原因となるような危険な状態および行動を示します。

 測定が行われる付近に危険な通電部分があるばあいは、個人保護装置の使用をお勧

めします。

 装置が、製造会社が明示した以外の方法で使用された場合は、装置備え付けの保護

機能が働かない場合があります。

 常に正しいターミナル、スイッチ位置および測定の範囲を守ってください。

 火災や感電を避けるため、この製品を雨や湿気にさらすことは避けてください。

 既に分かっている電流を測ることによりメータ操作を確認してください。疑わしい

場合はメータを点検に出してください。

 メータにある定格電圧・電流を超える電圧・電流に使用しないでください。

 誤った読取り値は感電や傷害につながることがあります。バッテリ容量低下表示が

出たら、即電池を交換してください。

 爆発性のガスや蒸気のある付近ではメータを使用しないでください。

 フレキシブルコード内の銅線が見える場合は、フレキシブル電流センサーを使用し

ないでください。

 テストセットアップからフレキシブル電流探針を入れる/抜く場合は、テストされる

装置のエネルギーを切るか、ふさわしい防護服を着てください。

 無絶縁・危険な通電中の導体へフレキシブル電流センサーを入れる/抜くことはおや

めください。感電、電気での火傷またはアークフラッシュの原因となることがあり

ます。

CA3010_CA3018 ja-JP_V1.0 12/15

注意

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注意とはテスト中のメータや計器にダメージを与えるような状態や行為を特定します。

メータを高温、高湿度にさらさないでください。

メータや説明書によく使われる安全関係のシンボルマーク

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このマークが別なマークに隣接している場合は、マニュアルを読み、

より詳しい情報を得てくださいという指示です。

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無絶縁・危険な通電中の導体へクランプを入れる/抜くことはおやめく

ださい。

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装置は二重または補強絶縁財で保護されています

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バッテリシンボル

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EU 指令適合

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この製品を家庭廃棄物と一緒に捨てないでください

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交流測定

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設置・アース

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IEC1010 過電圧インストールカテゴリー

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過電圧カテゴリーI

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過電圧カテゴリー I の機器・設備とは、過度の電圧を適切な低いレベルまでに制限す

るような対策を施された回線に接続する為の機器を言います。

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注 - 保護された電子回線も例に含まれます。

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過電圧カテゴリーII

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過電圧カテゴリー II の機器・設備とは、エネルギー消費の多い機器・設備で、固定装

置から供給をうけます。

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注 - 家庭、オフィスおよび研究室の器具が例に含みます。

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過電圧カテゴリーIII

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過電圧カテゴリー III の機器・設備とは固定装置を言います。

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注 - 固定装置のスイッチおよび工業用の機器・装置で固定装置に常時接続されている

ものが例に含まれます。

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過電圧カテゴリーIV

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過電圧カテゴリー IV の機器・設備は電力供給源で使用されるものを言います。

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注 - 電気メータや一次過電圧保護機器・装置が例に含まれます。

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CA3010_CA3018 ja-JP_V1.0 12/15

説明

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メーターの説明

1. フレキシブル電流クランプ

2. レンジセレクタ

3. 電源ボタン

4. バナナプラグケーブル

5. バッテリー収納部

6. バッテリー残量インジケータ

7. クランプ・ロックメカニズム

8. テストリードバナナプラグ

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操作

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注：メータご使用の前にこの操作マニュアルに記されている全ての警告、注意事項をお読み頂

き、その内容を理解してください。

メータ電源

このメータの動力は 1.5V の単四電池 2 本により供給（メーターハンドルの下にあるコ

ンパートメント内）。電源ボタンを短時間押して装置をオンまたはオフにします。

バッテリー残量インジケータ

電池が新しい時（>2.5V）には、バッテリー残量インジケータはゆっくり点滅します。電

池残量が減少し（<2.5V）、交換が必要になるとインジケータは速く点滅します。電池交

換の詳細についてはメンテナンスセクションをご参照ください。

CA3010_CA3018 ja-JP_V1.0 12/15

AC 電流測定 

警告：この手順を行う前に、テストするデバイスの電源がオフになっていることをご

確認ください。テストするデバイスの電源をオンにするのは、テストするデバイスに

クランプが接続されてからにしてください。

注意：テストを行っている間は、LCD の上で指を動かさないでください。

1. クランプアダプタ、DMM およびテストするデバイスをオフにしてください。

2. 一緒に梱包のバナナプラグを使ってクランプアダプタを DMM のバナナジャックに接

続してください。

3. DMM をオンにし、DMM を AC V モードに設定します。

4. クランプアダプタのレンジ選択スイッチをお望みの電流測定レンジに設定してくだ

い。

5. クランプアダプタの刻み付きロック装置を反時計回りに回してフレキシブルクラン

プを外します。

6. テストをするデバイスのコンダクターのうち片方のみをフレキシブルクランプの探

針に、完全に通してください（付随の図をご覧ください）。明記された電流の限度

を超えた電流の測定はしないでください。

7. クランプアダプタをオン（電源ボタンを押す）にした後、テストをするデバイスを

オンにしてください。テストを行っている間は LCD の上で指を動かさないでくださ

い。

8. DMM ディスプレに表示された電流値を読んでください。

9. クランプ接続を取り外してアプリケーション設定をする前にテストするデバイスの

電源を切ること。 

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CA3010_CA3018 ja-JP_V1.0 12/15

レンジ選択ガイド

出力信号に関して最高の結果を得るには、予期される電流測定値に従って正しいレンジ

を選択すること。下記の表を参照：

レンジ選択スイッチ 最高記録

30A (100mV/1A) 最大 30.00A

300A (10mv/1A) 30.0 ～ 300.0A

3000A (1mV/1A) 300.0 ～ 3000A

メンテナンス

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警告：感電を防ぐため、ケースを開ける前に、メータが回路に接続されていればそれら

を全て外してメータをオフにします。ケースが開いている上体でメータを操作しないで

ください。

掃除と保管

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定期的にケースを湿った布と中性洗剤の薄めたもので拭いてください；研磨剤および溶剤は使用し

ないでください。

メータを 60 日以上使用しない場合は、電池をはずして装置と別に保管

してください。

バッテリ交換

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注意：バッテリコンパートメントを開く前にメータをテストするコンダクターか

らはずし、メータをオフにしてください。

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1. マイナスドライバー又はコインを使用してバッテリ収納部のカバーをロック解除の

位置まで回してください。

2. バッテリコンパートメントのカバーをはずします。

3. 1.5v の単 4 電池 2 本を、正しい極を確認しながら取り替えます。電池のプラス側

を先に入れます。

4. バッテリコンパートメントのカバーをもとにもどします。

5. バッテリ収納部のカバーをロックの位置まで回します。



皆さんはエンドユーザーであるため、法的 (EU 電池条例) により使用済み

電池の返還を求められます。家庭のごみと一緒に捨てることは禁止されて

います！使用済み電池/蓄電池は皆さんの地域社会の集積ポイントまたは電

池/蓄電池の販売店にお引渡し頂くことができます。

処分:寿命の切れた装置の処分については法の規定に従ってください。

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CA3010_CA3018 ja-JP_V1.0 12/15

仕様：

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機能 範囲 出力電圧 精度

交流電流

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30.00A AC 100mV/1A AC

± (フルスケールの 3.0%)

周波数レンジ：45~500Hz

300.0A AC 10mV/1A AC

3000A AC 1mV/1A AC

注：

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精度は ± で表示（読込み % 最小数値）温度 23C ±5C で、相対湿度 80% 以下の

場合を想定。精度は較正後 1 年間と規定されています。



最大アウトプット電圧：4.5V ピーク



アウトプットノイズ：それぞれのレンジで < 5mV



クランプのポジションエラー精度とポジションエラーは、一時導体が最適な位置にあり、

外的な電場・磁場がなく、操作温度の範囲内にある場合に一元的と想定される。

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CA3010 

CA3010 エラー

*

CA3018

CA3018 エラー*

最適な位置から

の距離 

15mm (0.6”) +2.0% 35mm (1.4”) +1.0%

25mm (1.0”) +2.5% 50mm (2.0”) +1.5%

35mm (1.4”) +3.0% 60mm (2.4”) +2.0%

*このエラーをこのセクションで前出の交流電流精度仕様に足してください。

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CA3010_CA3018 ja-JP_V1.0 12/15

一般仕様

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クランプジョーロック装置付き、コイル直径 7.5mm のフレキシブルタイプ 

バッテリ残量表示 LED インジケータがゆっくり(バッテリパワー > 2.5V)または

速く (バッテリパワー < 2.5V) 点滅します。

AC バンド幅 45～500Hz（正弦波）

操作温度および湿度

最大 0~30C (32~86F); 80%RH 

最大 30~40C (86~104F); 75%RH

最大 40~50C (104~122F); 45%RH 

保管温度および湿度

最大 -20~60C (-4~140F); 80%RH 

温度係数 0.2 x 規定精度 / C, < 18C (64.5F), > 28C (82.4F)

高度作業高度最高 2000m (6562’)

バッテリ 1.5V の単 4 電池 x 2 本

バッテリ寿命アルカリ電池で 160 時間

寸法 (W x H x D) CA3010：120 x 280 x 25 mm (4.7 x 11.0 x 1.0”)

CA3018：130 x 350 x 25 mm (5.1 x 13.8 x 1.0”) 

重量 CA3010:170g 

CA3018：200g

安全基準

屋内使用で二重絶縁の規準順守 EN61010-1, EN61010-2-032,

EN61326-1 ； CAT IV 600V, CAT III 1000V, 汚染度 2

衝撃振動単振動 MIL-PRF-28800F (5-55Hz, 3g 最大.)

落とした際の保護

硬材またはコンクリートの床に落とした場合で 1.2m 

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Reservados todos los derechos, incluyendo el derecho de reproducción total o parcial en cualquier medio

www.extech.com

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