L-9904-2467-02-A
デ ータシート
このデータシートでは、レニショー RSU10 USB( シ リ ア ル )イ ン タ
ーフェースの概要と仕様について解説します。
RSU10 は RLE レーザー干渉計エンコーダシステムからアナロ
グ 1 Vpp サイン/コサイン信号を受信するように設計されてお
り、4096 逓倍の内挿分割を行い、USB 出力経由で位置決め信号
を出力します。
ダブルパス平面鏡用干渉計システム(PMI)と併用する場合(正弦
波の基本信号周期158 nm)、最 高 1 m/sec速度で9.64ピコメート
ルのLSBが得られます。
RSU10 に は 、レ ニ ショー 計 測 ソフトウェアパ ッケ ージ( LaserXL™
および QuickViewXL™)と共に、アプリケーションに合わせたソフ
トウェアを開発するためのソフトウェア開発キット(SDK)を 使 用
できます。 注釈:SDKは、動的データ取得に対応していません(最
大更新速度=20Hz)。
TPin トリガー入力機能により、遠隔で生成されたトリガー信号の
受信時にデータを取得できるようになります。 こ れ は 、テ ス ト し て
いる機械の移動中に計測値を記録する場合に特に役立ちます。
RSU10 はテストリグと使用する場合において最適のソリューショ
ンを提供します。QuickViewXL™ と併用することにより、振動解析
アプリケーションに必要なデータのような、動的計測データをリ
アルタイムで取得し、表示することができます。
空気の屈折率補正が必要なアプリケーションには、RSU10 を XC-
80 環境補正ユニットと共に使用する必要があります。 XC-80 を
使用しない場合は、デフォルトの環境パラメータ(20°C、1013.25
mbar、お よ び 50% RH)が適用されます。
RSU10 USB インターフェース
キ ット の 内 容
RSU10-XX-XX キットの内容:
• RSU10 シリアルインターフェース
• USB ケ ー ブ ル( 3m)
• RLU から RSU10 へのケーブルコネクタ(1.5m)
• Laser USB SDK ソフトウェア
• トリガー入力コネクタ
• インストレーションガイド
コンピュータの仕様
RSU10-XX-XX を使用する場合の PC の最低推奨仕様:
• 1 GHz プロセッサ
• 512 MB RAM
• 20 GB ハードディスクの空き容量
• Windows
®
XP (SP2 またはそれ以降), Windows Vista
™
または Windows
®
7
• 画面解像度 1024 x 768 ピクセル
• CD-ROM ドライブ
• 最低 1 つの空き USB II ポ ー ト( XC-80 環境補正ユニットも使
用する場合は 2つ必要)
Windows
®
および Vista™ は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標および商標です。