NEC NP-PX1005QL-BJD 取扱説明書

  • NEC NP-PX1005QL-BJD プロジェクターの取扱説明書の内容を理解しました。接続方法からトラブルシューティングまで、このプロジェクターに関するご質問にお答えできます。安全な使用方法や便利な機能、マルチスクリーン機能などについてもご説明できますので、お気軽にご質問ください。
  • 電源コードの取り扱いについて教えてください。
    プロジェクターのレンズをのぞいても大丈夫ですか?
    プロジェクターのキャビネットを開けても大丈夫ですか?
    長期間使用しない場合はどうすれば良いですか?
    プロジェクターを移動する際の注意事項は?
NEC
プロジェクター
本機を安全にお使いいただくために
ご使用の前に必ずお読みください
NP-PX1005QL-BJD
取扱説明書の最新版は、当社ホームページに掲載しています。
https://www.nec-display.com/dl/jp/pj/manual/lineup.html
2
本機を安全にお使いいただくために󰗐ご使用の前に必ずお読みください
はじめに
このたびは、NEC プロジェクター(以降「本機」または「プロジェクター」と呼びます)
をお買い上げいただき誠にありがとうございます。
本機は、コンピューターやブルーレイプレーヤーなどに接続して、文字や映像をス
リーンに鮮明に投写するプロジェクターです。
本機安全しく使用しいたため、使用に、こ取扱明書(
をよくお読みください。取扱説明書は、いつでも見られる所に大切に保存してくだ
い。万一ご使用中にわからないことや故障ではないかと思ったときにお読みください。
本製品には「保証書」を添付しています。保証書は、お買い上げの販売店から必ずお
受け取りのうえ、取扱説明書とともに、大切に保存してください。
本機は、日本国内向けモデルです。
機種名について
NP-PX1005QL-B」と表記しています。
取扱説明書では、機種名の末尾に「JD」を付けて表記しています。
ご注意
(1) 本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁止されています。
(2) 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。
(3) 本書は内容ついて万全を期して作成いしましたが、万一ご不審な点誤り、記載もれ
などお気付きのことがありましたらご連絡ください。
(4) 本機の使用を由とする損害、失利益等の請につきましては、当社では(3)項
かわらず、いかなる責任も負いかねますので、あらかじめご了承ください。
© NEC Display Solutions, Ltd. 2018 2018
11
月 
2
NEC
ディスプレイソリューションズ株式会社の許可なく複製改変などを行うことはできません。
警告:本装置を住宅環境で使用すると無線障害を引き起こす可能性があります。
3
本機を安全にお使いいただくために󰗐ご使用の前に必ずお読みください
絵表示について
この取扱説明書および製品への表示では、製品を安全に正しくお使いいただき、あ
たや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示を
しています。その表示と意味は次のようになっています。
内容をよく理解してから本文をお読みください。
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
警告
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡や大
がをするなど人身事故の原因となります。
注意
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人がけがをし
り周囲の家財に損害をあたえたりすることがあります。
絵表示の例
記号は注意(警告を含む)をうながすことを表しています。
図の中に具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。
記号はしてはいけないことを表しています。
図の中に具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が描かれています。
記号はしなければならないことを表しています。
図のに具的な指示(左の場は電プラをコセンからく)
描かれています。
警告
レーザー光線の安全に関する警告
は、IEC 60825-1:2014 JIS C
6802:2014
す。
また
IEC 62471-5:2015 規格ではリスクグルー
2 に分類されています。
書に掲載した以外の手順による制御および
調整は、危険なレーザー放射の露光に結びつ
くことがあります。
体を廃棄する際は、お買い上げの販売店に
お問い合わせください。廃棄の際に、お客
自身で本機を分解しないでください。
子様に一人で本機を操作させないでくださ
い。お子様が操作する場合は、必ず大人が
き添い、お子様から目を離さないでください。
4
本機を安全にお使いいただくために󰗐ご使用の前に必ずお読みください
警告
プロジェクターのレンズをのぞかない
レンズをのぞかない
プロジェクターのレンズをのぞかないでくだ
さい。
動作中は強い光が投写されていますので、目
を痛める原因となります。特にお子様にはご
注意ください。
を、器(
を使ってのぞかないでください。
 視力障害の原因となります。
プロジェクターの電源を入れる際は、投写
囲内にレンズを見ている人がいないことを確
認してください。
レンズ取り付け部の上のプロジェクター天面
に、次の図記号を表示しています。
は、 IEC 62471-5:2015
規格でリスクグループ 2 に分類されているこ
とを示しています。
明るい光源と同じように、ビームをのぞき込
まないこと。RG2 IEC 62471-5:2015.
本機は日本国内専用です
使 100 240
ボルトで使用してください。
添付の電源コードは国内使用専用です。
機に添付している電源コードは、本機専用
です。安全のため他の機器には使用しないで
ください。
電源コードの取り扱いは大切に
い。
コードが破損すると、火災・感電の原因と
ります。
 ・
使用しない
 ・ コードの上に重い物をのせない
 ・ コー
 ・ コードの上を敷物などで覆わない
 ・ コードを傷つけない、加工しない
 ・ り、り、
引っ張ったりしない
 ・ コードを加熱しない
電源ード傷ん芯線露出・線な
NEC プロー・
トセンターに交換をご依頼ください。
故障したときは電源プラグを抜く
 電源プラグをコンセントから抜く
が出ている、変なにおいや音がする場合や
プロジェクターを落としたり、キャビネット
が破損した場合は、本体の電源を切り、電
プラグをコンセントから抜いてください。火
災・感電の原因となるだけではなく、視力
害の原因となります。NEC プロジェクター
カスタマサポートセンターへ修理をご依頼く
ださい。
お客様による修理は危険ですから絶対におや
めください。
雷が鳴りだしたら、電源プラグに触れない
雷が鳴りだしたら、電源プラグに触れない
ください。
感電の原因となります。
決められた電源電圧以外での
使用禁止
5
本機を安全にお使いいただくために󰗐ご使用の前に必ずお読みください
キャビネットは絶対にあけない
分解禁止
り、
あけたりしないでください。
また改造しないでください。火災・感電お
びレーザー光がもれる原因となります。
内部検・調整・ NEC プロジェ
ター・カスタマサポートセンターにご相談く
ださい。
水場や水にぬれるような所には置かない
 水ぬれ禁止
次のよう水にれるおそがあ所で使
用しいでださい。まプロェクーの
い。
火災・感電の原因となります。
 ・ 雨天や降雪時、海岸や水辺で使用しない
 ・ 風呂やシャワー室で使用しない
 ・ プロジェクターの上に花びん、植木鉢を置
かない
 ・ プロジェクターの上にコップ、化粧品、薬
品を置かない
万一プロジェクターの内部に水などが入った
は、り、
グをンセトから抜 NEC プロジェ
ター・カスタマサポートセンターにご連絡く
ださい。
次のような所では使用しない
のような所では使用しないでください。火
災・感電の原因となります。
 ・ ぐらついた台の上、傾いた所など、不安定
な場所
 ・ 暖房の近くや振動の多い所
 ・ 屋外および湿気やほこりの多い場所
 ・ 油煙や湯気の当たるような場所
 ・ 調理台や加湿器のそば
警告
動作中にレンズをふさがない
動作中にレンズにレンズキャップをしないで
ください。レンズキャップが高温になり変形
します。
動作中にレンズの前に物を置いて光をさえぎ
らないでください。物が高温になり、破損
火災の原因となります。
ロジェクター本体に次の図記号を表示して
います。
内部に物を入れない
 異物挿入禁止
ロジェクターの通風口などから内部に金属
り、落とし込んだりしないでください。
火災・感電の原因となります。特にお子様
いる家庭ではご注意ください。
は、まず本体の電源を切り、電源プラグをコン
セントから抜いて
NEC プロジェクター・カ
タマサポートセンターにご連絡ください。
天吊りの設置について
吊りなどの特別な工事が必要な設置につい
ては販売店にご相談ください。お客様による
設置は絶対におやめください。落下してけが
の原因となります。
6
本機を安全にお使いいただくために󰗐ご使用の前に必ずお読みください
清掃に可燃性ガスのスプレーを使用しない
ンズやキャビネットなどに付着したほこり
の除去に可燃性ガスのスプレーを使用しない
でください。火災の原因となります。
アース端子を接続する
機は電源コードのアース端子を大地アース
に接続することを前提に設計されている 3
プラグ機器です。機器の安全確保のため、
は、3 し、
使
い。アースを接続しないと感電するおそれが
ありす。また、続のに、2 芯プラ
使い。
詳細は 33 ページをご覧ください。
ぬれた手で電源プラグに触れない
 ぬれた手は危険
れた手で電源プラグを抜き差ししないでく
ださい。感電の原因となることがあります。
電源コードはコンセントに接続する
ロジェクターの電源はコンセントを使用し
てください。直接電灯線に接続することは危
険ですので行わないでください。また、天
り設置のときは電源プラグを抜き差しできる
使
い。
電源コードのコネクターは電源コード
ストッパーで固定する
本機 AC IN 端子電源ード接続
際は、コネクターを奥までしっかり挿し込み、
必ず電源コードストッパーを使って固定して
ください。電源コードの接続がゆるむと、
災・感電の原因となるおそれがあります。
長期間使用しないときは、電源プラグを抜く
電源プラグをコンセントから抜く
期間、プロジェクターをご使用にならない
ときは安全のため必ず電源プラグをコンセン
トから抜いてください。
通風口をふさがない
ロジェクターの通風口をふさがないでくだ
さい。またプロジェクターの下に紙や布など
のやわらかい物を置かないでください。
火災の原因となることがあります。
プロジェクターを設置する場所は周囲から適
切な空間をあけてください。 13 ページ)
投写中および投写終了直後は排気口
をさわらない
写中および投写終了直後は、排気口付近を
さわらないでください。排気口付近が高温に
なる場合があり、やけどの原因となることが
あります。
注意
7
本機を安全にお使いいただくために󰗐ご使用の前に必ずお読みください
注意
お手入れの際は電源コードを抜く
 電源プラグをコンセントから抜く
手入れの際は、安全のため電源プラグをコ
ンセントから抜いてください。
移動するときは電源コードを抜く
 電源プラグをコンセントから抜く
動する場合は、電源を切り必ず電源プラグ
をコンセントから抜き、機器間の接続ケーブ
ルを外したことを確認のうえ、行ってくださ
い。
持ち運びは 2 人以上で行う
機を持ち運ぶ場合は、底面の取っ手に手を
かけて、2人以上で行ってください。
1人で持ち運んだ場合、けがや腰痛の原因と
なることがあります。
取っ手以外の部分を持たない
本機を持ち運ぶ場合に、取っ手以外の部分
持たないでください。
落下してけがの原因となることがあります。
過電圧が加わるおそれのあるネット
ワークには接続しない
本機の Ethernet/HDBaseT ポートは、過電
圧が加わるおそれのないネットワークに接続
してください。Ethernet/HDBaseT ポート
に過電圧が加わると、感電の原因となること
があります。
点検・本体内部の清掃について
内部の清掃 NEC プロェクター
スタマサポーセンターで
1 年に一度くらいは内部の清掃を NEC プロ
ジェクター・カスタマサポートセンターにご
い。
ま、
と火故障因とことります。
特に湿気の多くなる梅雨期の前に行うと、
す。お、
きましては NEC プロジェクター・カスタマ
サポートセンターにご相談ください。
レンズシフト動作中は指の挟み込み
に注意
レンズシフト動作中は、レンズユニット取り
付け部の周囲に手を近づけないでください。
を挟むおそれがあります。
レンズシフト調整は後方または横
から行う
調
い。調
り、
因となります。
8
本機を安全にお使いいただくために󰗐ご使用の前に必ずお読みください
注意
ケーブルについて
H D M I D i s p l a y P o r tB N C L A N
RS232C は、使
用してください。
使
合、受信障害の原因となることがあります。
電池の取り扱いについて
電池の取り扱いには注意してください。火災、
けがや周囲を汚損する原因となることがあり
ます。
 ・ 電池をショート、分解、火に入れたりし
 ・ 指定以外の電池は使用しない
 ・ 新しい電池と古い電池を混ぜて使用しない
 ・ 電池を入れるときは、極性(+と-の向き)
に注意し、表示どおりに入れる
は、店、
または自治体にお問い合わせください。
持ち運びのときレンズ部分に手を
かけない
本機を持ち運ぶときに、レンズ部分に手を
けないでください。フォーカスリングが回転
し、プロジェクターが落下してけがの原因と
なることがあります。
また、レンズユニットを外した状態で本機を
持ち運ぶときに、レンズの取り付け部に手を
かけないでください。本機が破損して落下し、
けがの原因となることがあります。
冷却液には触れない
体が破損した場合、内部から冷却液がもれ
出る場合があります。冷却液がもれた場合は
AC り、
ター・カスタマサポートセンターにご相談く
ださい。
もれ出た冷却液は飲んだり触れたりしないで
い。
まった場合は、すみやかに医師に相談してく
ださい。手に触れた場合は水でよく洗い流し
てください。
9
本機を安全にお使いいただくために󰗐ご使用の前に必ずお読みください
注意
光源のレーザーモジュールについて
本製品にはレーザーモジュールが内蔵されて
います。本書に記載した以外の手順による制
御及び調整は、危険なレーザー放射の露光に
結びつくことがあります。
本製品は、IEC 60825-1 :2014 規格と JIS C
6802:2014 規格でクラス1に分類されてい
ます。
また IEC 62471-5:2015 規格ではリスクグ
ループ2に分類されています。
【内蔵されたレーザーの概要】
・波長:450-460nm
・最大出力:380W
【保護筐体から放出される放射パターン】
・波長:450-460nm
・最大レーザー放射出力:0.253mJ
・パルス幅:0.5ms
・パルス周期:240Hz
レーザー製品の説明ラベルは、プロジェク
ター本体の前面に貼付されています。
10
本機を安全にお使いいただくために󰗐ご使用の前に必ずお読みください
製造者 ID ラベルは、プロジェクター本体の下図の場所に貼付されています。
製造者
ID ラベル
注意
11
本機を安全にお使いいただくために󰗐ご使用の前に必ずお読みください
レーザー光の放射範囲
下図の範囲は、レーザー光の最大の放射範囲を表しています。
H
H
V
V
H
H
V
1
V
2
●適応レンズユニット:NP16FL-4K/
NP17ZL-4K/NP18ZL-4K/
NP19ZL-4K/NP20ZL-4K/
NP21ZL-4K/NP31ZL-4K
●適応レンズユニット:NP39ML-4K
水平放射角:H(単位:度)
レンズユニット
ズーム
テレ ワイド
NP16FL-4K 32.6
NP17ZL-4K 15.5 21.6
NP18ZL-4K 12.3 16.0
NP19ZL-4K 7.7 12.6
NP20ZL-4K 5.3 7.9
NP21ZL-4K 3.4 5.4
NP31ZL-4K 27.6 33.2
垂直放射角:V(単位:度)
レンズユニット
ズーム
テレ ワイド
NP16FL-4K 19.7
NP17ZL-4K 8.9 12.5
NP18ZL-4K 7.0 9.1
NP19ZL-4K 4.3 7.1
NP20ZL-4K 3.0 4.5
NP21ZL-4K 1.9 3.0
NP31ZL-4K 16.4 20.2
水平放射角:H(単位:度)
レンズユニット
ズーム
テレ ワイド
NP39ML-4K 53.0
垂直放射角:V(単位:度)
レンズユニット
ズーム
テレ ワイド
V1 V2
NP39ML-4K 9.5 18.8
12
本機を安全にお使いいただくために󰗐ご使用の前に必ずお読みください
お願い
性能確保のため、次の点にご留意ください
振動や衝撃が加わる場所への設置は避けてください。
動力源などの振動が伝わる所に設置したり、車両、船舶などに搭載すると、本機に
振動や衝撃が加わって内部の部品が傷み、故障の原因となります。
振動や衝撃の加わらない場所に設置してください。
高圧電線や動力源の近くに設置しないでください。
高圧電線や動力源の近くに設置すると、妨害を受ける場合があります。
次のような場所に設置したり、保管したりしないでください。
故障の原因となります。
強い磁界が発生する場所
腐食性のガスが発生する場所
本機の設置角度に制限はありません。
ただし、次のような姿勢で設置すると、光学部品の寿命が短くなります。
レンズが下向きになる設置
ポートレート投写で、吸気口が下向きになる設置
た、は、
ドを製作してください。
151 ページ)
たばこの煙の多い場所での使用・長時間の使用
たばこのほこりの多い場所で使用する場合、または長時間連続して12 時間/
または
260 日/年を超えて)使用する場合は、らかじめ NEC プロジェクター
カスタマサポートセンターにご相談ください。
連続使は、フ「高
てください。
123 ページ)
本機を高所(気圧の低い所)で使用すると、光学部品(光源など)の交換時期が
まる場合があります。
スクリーンへの外光対策をしてください。
スクリーンには、照明など本機以外からの光が入らないようにしてください。
外光が入らないほど、ハイコントラストで美しい映像が見られます。
スクリーンについて
ご使用のスクリーンに汚れ、傷、変色などが発生すると、きれいな映像が見られま
せん。
スクリーンに揮発性のものをかけたり、傷や汚れが付かないよう取り扱いにご注意
ください。
持ち運びについて
本機を移動する際は、いったんレンズユニトを取り外し、レンズに傷が付かない
ように必ずレンズユニットに添付のレンズキャッを取り付けてください。また、
プロジェクターには防塵キャップを取り付けてください。
ロジェクター体に強撃や動をあたえないように注意してんでくだ
い。
13
本機を安全にお使いいただくために󰗐ご使用の前に必ずお読みください
宅配便や貨物輸送はレンズユニッを外し、ご購入の際の梱包箱をご使用ください。
プロジェクターの故障の原因となります
投写レンズ面は素手でさわらないでください。
投写レンズ面に指紋や汚れが付くと、拡大されてスクリーンに映りますので、レ
ズ面には手を触れないでください。
廃棄について
本体を廃棄する際は、お買い上げの販売店、または自治体にお問い合わせください。
30cm
30cm
設置する際の周囲との距離についての注意
本機を設置する際は、下記のように周囲に十分な空間を作ってください。
本機から出た高温の排気が再び本機に吸気される場合があります。
また、エアコンから吹き出された風が本機に当たらないようにしてください。
本機の温度制御で異常(温度エラー)を感知して自動的に電源が切れることがありま
す。
ポートレート設置の場合は 151 ページ「ポートレート(縦向き)投写をする」をご
覧ください。
(注)
て、
とします。
(注)
て、
とします。
1:本機の左右に壁がある場合
別売のレンズユニット取り扱い上の注意
本機を移動する際はいったんレンズユニットを取り外してから行ってください。移動
する際にレンズユニットに衝撃をあたえると、レンズユニットおよびレンズシフト機
構が破損するおそれがあります。また、添付の防塵キャップは必ず取り付けてくださ
い。
取り付けないと、光学ユニット内部にほこりなどが入り、光学部品の損傷や画質劣化
の原因となります。
2:本機の後方に壁がある場合
50cm
14
本機を安全にお使いいただくために󰗐ご使用の前に必ずお読みください
投写する映像の著作権について
営利目的または公衆に聴させることを目的として、機を使って映像を投写する
場合、本機の機能を使ってオジナルの映像に対して投写囲を小さくしたり変形
したりすると、著作権法上で護されている著作者の権利侵害するおそれがあり
ます。
アスペクト、台補正、部分拡大、ルチスクリーなどの機能を使用する場合は
ご注意ください。
電源プラグを抜く際の注意
投写中は、本機やコンセントから電源コードを抜かないでください。本機の AC IN
端子や電源プラグの接触部分が劣化するおそれがあります。投写中に AC 電源を
断する場合は、本体の主電源スイッチ、テーブルタップのスイッチ、ブレーカーな
どを利用してください。
本機の電源を切ったあと電源プラグをコンセントから抜くことができます。
映像投写中に AC 電源を切断した直後や、本機の電源を切った直後は、一時的に
体が高温になることがあります。取り扱いに注意してください。
別売のレンズユニット取り付け時、または交換時の注意
(レンズキャリブレーション)
き、
は、
CALIBRATION
か、
CTL
INFO/L-CALIB.
ボタンを押して、「レンズキャリブレーション」を実行してください。
37, 125 ページ)
レンズキャリブレーションを行うことにより、レンズメモリーのズーム、フォーカス、
レンズシフトの調整範囲を校正します。
15
本機を安全にお使いいただくために󰗐ご使用の前に必ずお読みください
目次
はじめに …………………………………………………………………… 表紙裏
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みくださ
3
お願い ……………………………………………………………………… 12
目次 …………………………………………………………………………15
本書の表記について………………………………………………………………17
1. 添付品や名称を確認する ……………………………… 18
1-1. 特長 ……………………………………………………………………………………… 18
1-2.
添付品の確認 …………………………………………………………………………… 20
1-3.
本体各部の名称 ………………………………………………………………………… 22
1-4.
リモコン各部の名称 …………………………………………………………………… 27
2. 映像を投写する(基本操作) ………………………… 32
2-1. 映像を投写する流れ …………………………………………………………………… 32
2-2.
コンピューターと接続する/電源コードを接続する ……………………………… 33
2-3.
本機の電源を入れる …………………………………………………………………… 36
2-4.
入力信号を選択する …………………………………………………………………… 39
2-5. 投写画面の位置と大きさを調整する ………………………………………………… 42
2-6.
本機の電源を切る ……………………………………………………………………… 52
2-7.
あとかたづけ …………………………………………………………………………… 53
3. 便利な機能 ……………………………………………… 54
3-1. 投写光を消去する(レンズシャッター) ……………………………………………… 54
3-2.
映像を消去する(AV ミュート) ……………………………………………………… 54
3-3.
オンスクリーン表示を消去する(オンスクリーンミュート) ……………………… 55
3-4
オンスクリーン表示の位置を変更する ……………………………………………… 56
3-5.
動画を静止画にする(静止) …………………………………………………………… 57
3-6.
映像の一部を拡大する(部分拡大) …………………………………………………… 57
3-7.
輝度(明るさ)の調整と省エネ効果 …………………………………………………… 58
3-8.
台形歪みを調整する(4 点補正) ……………………………………………………… 61
3-9.
セキュリティを設定して無断使用を防止する ……………………………………… 64
3-
10
. HTTP を使用したウェブブラウザーによる操作 …………………………………… 67
3-
11
. レンズシフト、ズーム、フォーカスの各調整値を保存する(レンズメモリー) 69
4. マルチスクリーン投写 ………………………………… 73
4-1. マルチスクリーン投写でできること ………………………………………………… 73
4-2. 1台のプロジェクターを使って 2 種類または 4 種類の映像を同時に投写する
PICTURE BY PICTURE …………………………… 74
4-3. 複数のプロジェクターを並べて、解像度の高い映像をさらに大画面で投写する
タイリング】 ………………………………………… 77
4-4. 投写画面の境界を調整する【エッジブレンディング】 ……………………………… 80
16
本機を安全にお使いいただくために󰗐ご使用の前に必ずお読みください
5. オンスクリーンメニュー ……………………………… 85
5-1. オンスクリーンメニューの基本操作 ………………………………………………… 85
5-2.
オンスクリーンメニュー一覧 ………………………………………………………… 89
5-3.
入力端子 ………………………………………………………………………………… 95
5-4.
調整 ……………………………………………………………………………………… 99
5-5.
表示 ………………………………………………………………………………………111
5-6.
セットアップ ……………………………………………………………………………120
5-7.
情報 ………………………………………………………………………………………145
6. 機器と接続する ……………………………………… 146
6-1. レンズユニット(別売)を取り付ける ………………………………………………146
6-2.
外部機器と接続する ……………………………………………………………………149
6-3.
ポートレート(縦向き)投写をする …………………………………………………151
6-4.
プロジェクターをスタック設置して投写する ………………………………………153
7. 本体のお手入れ ……………………………………… 155
7-1. レンズの清掃 ……………………………………………………………………………155
7-2.
キャビネットの清掃 ……………………………………………………………………156
8. 付 録 ………………………………………………… 157
投写距離とスクリーンサイズ …………………………………………………………………157
オプションボードの取り付け方法(別売) …………………………………………………161
対応解像度一覧 …………………………………………………………………………………163
仕様 ……………………………………………………………………………………………165
外観図 ……………………………………………………………………………………………167
主な端子のピン配列と信号名 …………………………………………………………………169
ASCII
コントロールコマンドについて ………………………………………………………171
バックグラウンドロゴを変更する(Virtual Remote Tool ………………………………173
故障かな?と思ったら …………………………………………………………………………174
インジケーター表示一覧 ………………………………………………………………………178
トラブルチェックシート ………………………………………………………………………183
別売品/商標について …………………………………………………………………………185
保証と修理サービス(必ずお読みください) ……………………………… 187
NEC
ロジターカスタマサポトセンターのご案
……………… 裏表紙
17
本書に載せている表示画面は、実際と多少異なる場合があります。
メニュー項目の表記例
EXIT
本書の表記について
マークの意味
データが消えたり、もとに戻せない操作など、十分に注意していただ
きたいことを表しています。
注意や制限事項を表しています。
補足説明や役立つ情報を表しています。
本書内の参照ページを表しています。
操作ボタンの表記例
●本体の操作ボタン
上下左右の場合:
左右の場合:
/
下の場合:
MENU
●リモコンの操作ボタン
「プリセット」
ENTER
ID SET
CTL
INFO 選択の場合:
INFO/L-CALIB.
L-CALIB. 選択の場合:
CTL
を押
したまま
INFO/L-CALIB.
HDMI 選択の場合:
HDMI
ID SET 数字 6 を選択の場合:
ID SET
を押したまま
6
18
1.
1-1. 特長
■全般
1 チップ DLP 方式の高輝度・高解像度プロジェクター
本機は、表示解像度 3840ドット×2160 ライン(4K UHD)、アスペクト比 16:9、明るさ
10,000lm
1
を実現したプロジェクターです。
1
AC100V 時は 9,000lm です。
●優れた防塵性能
光学エンジンおよび光源ユニットを密閉。ほこりや塵などによる光学部品の汚れを防いで
2
明るさを維持します。
2
ただし、完全に遮断することはできません。
■光源・輝度
●長寿命レーザー光源を採用
レーザー光源は長寿命のため、光源の交換や調整などのメンテナンスが長期間不要になり、
ローコストオペレーションを実現します。
●幅広い輝度調整が可能
ランプとは異なり、出力を 20%から 100%まで 1%刻みで調整することができます。
●輝度一定モード
通常は使用時間に応じて輝度が下がりますが、輝度一定モードを設定すると、本体内部のセ
ンサーで輝度を検出して出力を自動調整し、輝度を維持できます。
ただし、出力が最大になったあとは、使用時間に応じて輝度が下がります。
■設置
●設置場所に応じて選べるオプションレンズ
本機は 8 種類のオプションレンズに対応しています。様々な設置場所、投写方法に合わせた
レンズが選択できます。
また、レンズユニットの取り外し/取り付けが簡単に行えます。
なお、工場出荷時はレンズが装着されていませんので、別途オプションレンズをお買い求め
ください。
360°の設置、ポートレート投写が可能
本機は、垂直方向と水平方向 360°の、どの角度でも設置が可能です。
また、投写画面を 90°傾けたポートレート投写が行えます。
ただし、次のような姿勢で設置すると、光学部品の寿命が短くなります。
レンズが下向きになる設置
ポートレート投写で、吸気口が下向きになる設置
2 台のスタック設置により、さらに高輝度投写が可能
本機を 2 台スタックして設置することにより、大画面でさらなる高輝度を実現できます。
●電動レンズコントロールで容易な画面調整
本体側面の操作ボタンやリモコンの操作で、投写画面のズーム、フォーカス、位置調整(レ
ンズシフト)ができます。
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添付品や名称を確認する
■映像
Cinema Quality Picture テクノロジーによる高画質な映像
デジタルシネマプロジェクターの開発技術と、画像処理を応用した NEC
オプり、調や、
コントラストを高めることで、高画質な映像を表示します。
HDMIDisplayPortHDBaseTSDI などの豊富な入力端子
HDMI1/2DisplayPort1/2HDBaseTSDI1/2/3/4)の入力端子を装備しています。
本機の HDMI 入力端子、DisplayPort 入力端子は、HDCP に対応しています。
HDBaseT は、HDBaseT Alliance によって策定された家電製品向けの接続規格です。
2 つまたは 4 つの映像を同時表示(PICTURE BY PICTURE
本機 1 台で 2 つまたは 4 つの映像を同時に投写することができます。
2 画面表示の場合は、画面の位置を調整することができます。また、ポートレート投写にも
対応しています。
●複数台のプロジェクターを用いたマルチスクリーン投写
複数台のプロジェクターを並べて、解像度の高い映像をさらに大画面で投写することができ
ます。さらに、エッジブレンディング機能により、画面の境界を滑らかにします。
●オプションスロットを装備
本機にはオプションスロットがあり、別売のオプションボードが装着できます。
■ネットワーク
●有線 LAN 対応
LAN ポートと HDBaseT ポート(RJ-45)を装備しており、有線 LAN に接続してコンピュー
ターから本機を制御することができます。
●便利なアプリケーションソフトに対応
当社のアプリケーションソフト(NaViSet Administrator 2Virtual Remote Tool など)に対
応しています。NaViSet Administrator 2 は、コンピューターとプロジェクターを有線 LAN
で接続して、コンピューター側からプロジェクターの様々な機能を制御するソフトウェアで
す。Virtual Remote Tool は、コンピューターの画面上に仮想のリモコンを表示し、有線 LAN
で接続したプロジェクターの電源の入/切や信号切り替えなどの簡単な制御を行うソフト
ウェアです。また、本機のバックグラウンドロゴを変更する機能があります。
173 ページ)
各ソフトウェアは、当社のホームページからダウンロードしてください。
https://www.nec-display.com/dl/jp/pj/soft/lineup.html
CRESTRON ROOMVIEWExtron XTP に対応
本機は CRESTRON ROOMVIEW に対応しています。コンピューターから、ネットワークに
接続した複数の機器を管理・制御することができます。
また、本機を Extron 社の XTP トランスミッターに接続して、映像出力や制御を行うことが
できます。
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添付品や名称を確認する
1-2. 添付品の確認
添付品の内容をご確認ください。
次ページに続く
プロジェクター(本機)
コンピューターやブルーレイプレーヤーなどを接続して、
文字や映像を大きなスクリーンに投写する機器です。
防塵キャップ(79TQ1051
本体らレズユトをしたきの用キップ
です。大切に保管してください。
(注)
ンズユニットは添付していません。ご利用目的
合ったレンズユニットをお買い求めください。
レンズユニットの種類と投写距離は 157 ページをご
覧ください。
リモコン(7N901041
本機電源/切や、写す像信の切え操
作などができます。
ご購後はじめ使用るとは、添の単
3 ルカ
乾電池
2 本をセットしてください。 29 ページ)
3 アルカリ乾電池(リモコン用)2
添付のリモコンにセットします。
AC100V
電源コード(アース付き)
79TM1031
AC100V のコンセントに本機を接続します。
日本国内用です。
33 ページ)
AC200V
電源コード(アース付き)
79TQ1021
AC200V のコンセントに本機を接続します。
日本国内用です。
33 ページ)
レンズユニット盗難防止用ネジ(79TM1071
本機装着ていンズニッを簡取りされ
ないようにします。
148 ージ)
ネジ (M4) : 6 本(79TQ1061
別売ニッ NP15CM 使
天吊り設置する場合に使用します。
NP15CM に添
ジは、長さが足りないため本機では使用できません。
必ずのネ使って、ロジター付けダプ
ターを本機に取り付けてください。
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