NEC NP-P506QLJD 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
NEC プロジェクター
取扱説明書[詳細版]
本機を安全にお使いいただくために
ご使用の前に必ずお読みください
取扱説明書の最新版は、当社ホームページに掲載しています。
https://www.nec-display.com/dl/jp/pj/manual/lineup.html
NP-P506QLJD
2
目次
はじめに
4
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
5
本書の表記について
20
1.
製品概要、添付品、名称を確認する
21
1- 1.
特長
21
1-2.
添付品の確認
23
1-3.
本体各部の名称
24
1-4.
リモコン各部の名称
30
2.
映像を投写する(基本操作)
35
2-1.
映像を投写する流れ
35
2-2.
コンピューターと接続する/電源コードを接続する
36
2-3.
本機の電源を入れる
38
2-4.
入力信号を選択する
40
2-5.
投写画面の位置と大きさを調整する
42
2-6.
台形歪みを調整する(台形補正)
47
2-7.
本機の音量を調整する
48
2-8.
本機の電源を切る
49
2-9.
移動するときは
50
3.
オンスクリーンメニュー
51
3-1.
オンスクリーンメニューの基本操作
51
3-2.
オンスクリーンメニュー一覧
54
3-3.
入力
57
3-4.
調整
59
3-5.
表示
63
3-6.
ネットワーク
66
3-7.
セットアップ
67
3-8.
情報
70
目次
3
4.
機器と接続する
71
4-1.
外部機器と接続する
71
5.
有線
LAN
と接続する
74
5-1.
有線
LAN
と接続する
74
5-2. HTTP
サーバー機能
75
6.
本体のお手入れ
77
6-1.
レンズの清掃
77
6-2.
キャビネットの清掃
78
7.
付 録
79
7- 1.
投写距離とスクリーンサイズ
79
7-2.
対応解像度一覧
84
7-3.
仕様
87
7-4.
外観図
90
7-5.
ポートレート(縦向き)投写について
92
7-6.
インジケーター表示一覧
94
7- 7.
故障かな?と思ったら
96
7-8.
主な端子のピン配列と信号名
101
7-9.
トラブルチェックシート
103
7-10.
別売品
105
保証と修理サービス(必ずお読みください)
106
NEC
プロジェクター・カスタマサポートセンター
裏表紙
目次
4
はじめに
このたびは、
NEC
プロジェクター(以降「本機」または「プロジェクター」と呼びます)
をお買い上げいただき誠にありがとうございます。
本機は、コンピューターや
DVD
プレーヤーなどに接続して、文字や映像をスクリーンに
鮮明に投写するプロジェクターです。
本機を安全に正しく使用していただくため、ご使用の前に、この取扱説明書(本書)をよ
くお読みください。取扱説明書は、いつでも見られる所に大切に保存してください。万一
ご使用中にわからないことや故障ではないかと思ったときにお読みください。
本製品には「保証書」を添付しています。保証書は、お買い上げの販売店から必ずお受け
取りのうえ、取扱説明書とともに、大切に保存してください。
本機は、日本国内向けモデルです。
本書で説明している機種名
NP–P506QLJD
機種名について
本機に貼付している銘版では、機種名を「
NP-P506QL
」と表記しています。
取扱説明書では、機種名に「
JD
」を付けて表記しています。
[注意]
(1)
本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁止されています。
(2)
本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。
(3)
本書は内容について万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤り、記載
もれなどお気付きのことがありましたらご連絡ください。
(4)
本機の使用を理由とする損害、逸失利益等の請求につきましては、当社では(3)項
にかかわらず、いかなる責任も負いかねますので、あらかじめご了承ください。
© NEC Display Solutions, Ltd. 2020
2020
6
月 初版
NEC
ディスプレイソリューションズ株式会社の許可なく複製・改変などを行うことはで
きません。
はじめに
5
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
絵表示について
この取扱説明書および製品への表示では、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや
他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示をしていま
す。その表示と意味は次のようになっています。
内容をよく理解してから本文をお読みください。
警告
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡や大けが
をするなど人身事故の原因となります。
注意
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人がけがをしたり
周囲の家財に損害をあたえたりすることがあります。
絵表示の例
記号は注意(警告を含む)をうながすことを表しています。
図の中に具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。
記号はしてはいけないことを表しています。
図の中に具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が描かれています。
記号はしなければならないことを表しています。
図の中に具体的な指示内容(左図の場合は電源プラグをコンセントから抜く)
が描かれています。
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
6
警告
必ず行う
プロジェクターは日本国内専用です
このプロジェクターは、交流
100
ボルトで使用してください。添付の
電源コードは国内使用専用です。
禁止
感電注意
電源コードの取り扱い
このプロジェクターに添付している電源コードは、このプロジェク
ター専用です。安全のため他の機器には使用しないでください。
● 電源コードは大切に取り扱ってください。コードが破損すると、火災
感電の原因となります。
• 添付されているもの以外の電源コードは使用しない
• コードの上に重い物をのせない
• コードをプロジェクターの下敷きにしない
• コードの上を敷物などで覆わない
• コードを傷つけない、加工しない
• コードを無理に曲げたり、ねじったり、引っ張ったりしない
• コードを加熱しない
電源コードが傷んだら(芯線の露出・断線など)販売店に交換をご依
頼ください。
雷が鳴りだしたら、電源プラグに触れないでください。感電の原因と
なります。
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
7
必ず行う
禁止
水ぬれ禁止
プラグを抜く
プロジェクターの設置
このプロジェクターは、交流
100
ボルト
, 50/60Hz
の電源で使用する
ように設計されています。プロジェクターを使用する前に、プロジェ
クターを接続する電源が要求を満たすものかを確認してください。
プロジェクターの電源はコンセントを使用してください。直接電灯線
に接続することは危険ですので行わないでください。
● 次のような所では使用しないでください。火災感電の原因となります。
• ぐらついた台の上、傾いた所など、不安定な場所
• 暖房の近くや振動の多い所
• 屋外および湿気やほこりの多い場所
• 油煙や湯気の当たるような場所
• 調理台や加湿器のそば
● 次のような水にぬれるおそれがある所では使用しないでください。
またプロジェクターの上に水の入った容器を置かないでください。
火災・感電の原因となります。
• 雨天や降雪時、海岸や水辺で使用しない
• 風呂やシャワー室で使用しない
• プロジェクターの上に花びん、植木鉢を置かない
• プロジェクターの上にコップ、化粧品、薬品を置かない
万一プロジェクターの内部に水などが入った場合は、まずプロジェク
ターの電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いて
NEC
プロジェ
クター・カスタマサポートセンターに連絡してください。
プロジェクターの通風口などから内部に金属類や燃えやすいものなど
異物を差し込んだり、落とし込んだりしないでください。火災・感
電の原因となります。特にお子様のいる家庭では注意してください。
万一異物がプロジェクター内部に入った場合は、まずプロジェクター
の電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いて
NEC
プロジェク
ター・カスタマサポートセンターに連絡してください。
プラグを抜く
故障したときは電源プラグを抜く
プロジェクターから煙が出ている、変なにおいがする、変な音がする
場合や、プロジェクターを落としたりキャビネットを破損した場合は、
プロジェクターの電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いてく
ださい。火災・感電の原因となるだけではなく、視力障害ややけどの
原因になります
NEC
プロジェクター・カスタマサポートセンター
へ修理を依頼してください。
お客様による修理は危険ですから絶対におやめください。
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
8
分解禁止
プロジェクターの分解禁止
プロジェクターのキャビネットを外したり、あけたりしないでくださ
い。
また改造しないでください。内部には電圧の高い部分があり、火災・
感電およびレーザー光がもれることによる視力障害ややけどの原因と
なります。
内部の点検・調整・修理は
NEC
プロジェクター・カスタマサポート
センターへ依頼してください。
注意
天吊り設置
天吊りなどの特別な工事が必要な設置については販売店に相談してく
ださい。
お客様による設置は絶対にやめてください。落下してけがの原因とな
ります。
プロジェクターの天吊りは、プロジェクターを吊り下げるために十分
な強度を必要とし、さらに国の建築基準法に従わなくてはなりません。
また、プロジェクター本体や天井用取付けユニットおよび取り付け場
所に不具合が発生した場合を想定して、落下防止の対応が必要です。
天吊りなどの設置をしたときは、プロジェクターにぶらさがらないで
ください。落下してけがの原因となります。
天吊り設置のときは電源プラグを抜き差しできるように手の届くコン
セントを使用してください。
禁止
高温注意
プロジェクターの動作中にレンズの前に物を置かない
動作中にレンズにレンズキャップをしないでください。レンズキャッ
プが高温になり変形します。
動作中にレンズの前に物を置いて光をさえぎらないでください。物が
高温になり、破損や火災の原因となります。
上記を警告するために、プロジェクター本体に次の図記号を表示して
います。
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
9
禁止
プロジェクターの光源について
プロジェクターのレンズをのぞかないでください。
動作中は強い光が投写されていますので、目を痛める原因となります。
特にお子様には注意してください。
投写光を、光学機器(ルーペや反射鏡など)を使ってのぞかないでく
ださい。視力障害の原因になります。
プロジェクターの電源を入れる際は、投写範囲内にレンズを見ている
人がいないことを確認してください。
お子様に一人でプロジェクターを操作させないでください。お子様が
操作する場合は、必ず大人が付き添い、お子様から目を離さないでく
ださい。
レンズの上のプロジェクター上面に、次の図記号を表示しています。
この図記号は、このプロジェクターが
IEC/EN 62471-5:2015
規格で
リスクグループ
2
に分類されていることを示しています。
禁止
プロジェクターの清掃時
レンズやキャビネットなどに付着したほこりの除去に可燃性ガスのス
プレーを使用しないでください。火災の原因となります。
明るい光源と同じように、ビームを
のぞき込まないこと。
RG2 IEC/EN 62471-5:2015.
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
10
注意
必ず行う
機器のアース線はコンセントのアース端子に確実に接続する
本機は電源コードのアース線を大地アースに接続することを前提に設
計されているアース線つき
2
芯プラグ機器です。機器の安全確保のた
め、電源コードのアース線を、コンセントのアース端子に確実に接続
してご使用ください。アースに接続しないと感電するおそれがありま
す。
● アース工事は専門業者にご依頼ください。
アースの接続は、必ず電源プラグをコンセントに差し込む前に行って
ください。また、アース線を外す場合は、必ず電源コンセントから抜
いてから行ってください。
必ず行う
ぬれた手で
さわらない
プラグを抜く
電源コードの取り扱い
プロジェクターの
AC IN
端子に電源コードを接続する際は、コネク
ターを奥までしっかり差し込んでください。電源コードの接続が緩む
と、火災・感電の原因となるおそれがあります。
ぬれた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因とな
ることがあります。
プロジェクターをお手入れの際は、安全のため電源プラグをコンセン
トから抜いてください。
プロジェクターを移動する場合は、電源を切り必ず電源プラグをコン
セントから抜き、機器間の接続ケーブルを外したことを確認のうえ、
行ってください。
長期間、プロジェクターを使用しないときは安全のため必ず電源プラ
グをコンセントから抜いてください。
禁止
過電圧が加わるおそれのあるネットワークには接続しない
プロジェクターの
Ethernet/HDBaseT
ポートおよび
LAN
ポートは、
過電圧が加わるおそれのないネットワークに接続してください。
Ethernet/HDBaseT
ポートおよび
LAN
ポートに過電圧が加わると
感電の原因となることがあります。
アース端子
アース線
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
11
必ず行う
レンズシフト、フォーカス、ズームの操作
レンズシフト、フォーカス、ズームの調整はプロジェクターの後ろま
たは横から行ってください。前面で調整すると強い光が目に入り、視
力障害の原因となります。
レンズシフト動作中は、レンズの周囲に手を近づけないでください。
キャビネットとレンズの隙間に指を挟むおそれがあります。
禁止
電池の取り扱い
電池の取り扱いには注意してください。火災、けがや周囲を汚損する
原因となることがあります。
• 電池をショート、分解、火に入れたりしない。
• 指定以外の電池は使用しない。
• 新しい電池と古い電池を混ぜて使用しない。
電池を入れるときは、極性(+と-の向き)に注意し、表示どおり
に入れる。
● 電池を廃棄する際は、販売店、または自治体に問い合わせてください。
禁止
高温注意
通風口について
プロジェクターの通風口をふさがないでください。またプロジェクター
の下に紙や布などのやわらかい物を置かないでください。火災の原因
となることがあります。
プロジェクターを設置する場所は周囲から適当な空間(目安として吸
気口は
50cm
以上、排気口も
50cm
以上あけてください。
投写中および投写終了直後は、排気口付近をさわらないでください。
排気口付近が高温になる場合があり、やけどの原因となることがあり
ます。
禁止
プロジェクターの持ち運び
プロジェクターを持ち運ぶときに、レンズ部分に手をかけないでくだ
さい。フォーカスリングが回転し、プロジェクターが落下してけがの
原因となることがあります。
また、キャビネットとレンズの隙間に手をかけると、プロジェクター
が破損して落下し、けがの原因となることがあります。
必ず行う
プロジェクターの点検・本体内部の清掃
1
年に一度くらいは内部の清掃を
NEC
プロジェクター・カスタマサ
ポートセンターにご相談ください。プロジェクターの内部にほこりが
たまったまま、長い間清掃をしないと火災や故障の原因となることが
あります。特に湿気の多くなる梅雨期の前に行うと、より効果的です。
なお、内部の清掃費用につきましては
NEC
プロジェクター・カスタ
マサポートセンターにご相談ください。
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
12
必ず行う
3D
映像を視聴する際の健康に関するご注意
健康に関する注意事項は
3D
映像のソフト(ブルーレイ、ゲーム
コンピューターの動画ファイルなど)および
3D
メガネに添付されて
いる取扱説明書に記載されている場合がありますので、必ず視聴する
前にご確認ください。
健康への悪影響を避けるため、次の点に注意してください。
• 3D
映像を視聴する以外の目的で、
3D
メガネを使用しないでくださ
い。
スクリーンから
2m
以上離れて視聴してください。スクリーンに近
い距離で視聴すると目への負担が増加します。
長時間連続して視聴しないでください。
1
時間視聴したら、
15
分以
上休憩を取ってください。
本人または家族の中で光感受性発作を起こしたことがあるかたは
視聴する前に医師に相談してください。
視聴中に身体に異常(吐き気、めまい、むかつき、頭痛、目の痛み、
視界のぼけ、手足のけいれん、しびれなど)を感じたときは、すぐ
に視聴を中止し安静にしてください。しばらくしても異常が治らな
い場合は医師に相談してください。
3D
映像はスクリーンの正面から視聴してください。
3D
映像を斜めか
ら視聴すると、疲労や眼精疲労を起こす原因となることがあります。
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
13
レーザー光線の安全に関する注意事項
クラス
1
レーザー製品
警告
本製品は、
JIS C 6802:2014
規格と
IEC 60825–1:2014
規格でクラス
1
に分類さ
れています。
また
IEC/EN 62471–5:2015
規格ではリスクグループ
2
に分類されています。
本製品にはレーザーモジュールが内蔵されています。本書に記載した以外の手順に
よる制御及び調整は、危険なレーザー放射の露光に結びつくことがあります。
【内蔵されたレーザーの概要】
波長:
450
460 nm
最大出力
170 W
【保護筐体から放出される放射パターン】
波長:
450
460 nm
最大レーザー放射出力:
32 mW
レーザー製品の説明ラベルは、プロジェクター本体の背面に貼付されています。
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
14
レーザー光の放射範囲
下図は、レーザー光の最大の放射範囲を表しています。
水平放射角:
H
(単位:度)
ズーム
レンズの位置
右端
センター
(参考値)
左端
HR HC HL
ワイド
32.3 24.3 32.3
テレ
22.7 16.6 22.7
垂直放射角:
V
(単位:度)
ズーム
レンズの位置
上端
センター
(参考値)
下端
VU VC VL
ワイド
29.2 14.2 29.2
テレ
20.2 9.5 20.2
HC
HR
HL
HC
VC
VC
VU
VL
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
15
電波障害に関する注意事項
プロジェクターに接続する信号ケーブルは、フェライトコア付きやシールドタイプを使用
してください。
それ以外のタイプのケーブルを使用した場合、受信障害の原因となることがあります。
詳しくは、本書の「機器と接続する」をご覧ください。
廃棄について
プロジェクターを廃棄する際は、お買い上げの販売店、または自治体にお問い合わせくだ
さい。
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
16
プロジェクターの性能確保のための注意事項
● 振動や衝撃が加わる場所への設置は避けてください。
動力源などの振動が伝わる所に設置したり、車両、船舶などに搭載すると、プロジェ
クターに振動や衝撃が加わって内部の部品が傷み、故障の原因となります。
振動や衝撃の加わらない場所に設置してください。
● 高圧電線や動力源の近くに設置しないでください。
高圧電線、動力源の近くに設置すると、妨害を受ける場合があります。
● 次のような場所に設置したり、保管したりしないでください。故障の原因となります。
• 強い磁界が発生する場所
• 腐食性のガスが発生する場所
● レーザー光線のような強い光がレンズから入り込むと、故障の原因となります。
たばこの煙・ほこりの多い場所で使用する場合、または長時間連続して(
12
時間/日
または
260
日/年を超えて)使用する場合は、あらかじめ
NEC
プロジェクター・
スタマサポートセンターにご相談ください。
標高約
1600m
以上の場所でプロジェクターを使用する場合は、必ずファンモードを「高
地」に設定してください。「高地」に設定していないと、プロジェクター内部が高温に
なり、故障の原因となります。
● プロジェクターを高所(気圧の低い所)で使用すると、光学部品(光源など)の交換時
期が早まる場合があります。
● プロジェクターの持ち運びについて
• レンズに傷が付かないように必ず添付のレンズキャップを取り付けてください。
• プロジェクターに振動や強い衝撃を与えないでください。
プロジェクターの故障の原因となります。
● チルトフットはプロジェクターの傾き調整以外の用途には使用しないでください。
チルトフット部分を持って運んだり、壁に掛けて使用するなどの誤った取り扱いをす
ると、故障の原因となります。
● 投写レンズ面は素手でさわらないでください。
投写レンズ面に指紋や汚れが付くと、拡大されてスクリーンに映りますので、投写レ
ンズ面には手を触れないでください。
投写中は、プロジェクターやコンセントから電源コードを抜かないでください。プロジェ
クターの
AC IN
端子や電源プラグの接触部分が劣化するおそれがあります。投写中に
AC
電源を切断する場合は、テーブルタップのスイッチ、ブレーカーなどを利用してく
ださい。
リモコンの取り扱いについて
プロジェクターのリモコン受光部やリモコン送信部に明るい光が当たっていたり、途
中に障害物があって信号がさえぎられていると動作しません。
プロジェクターから約
7m
以内でプロジェクターのリモコン受光部に向けて操作して
ください。
リモコンを落としたり、誤った取り扱いはしないでください。
リモコンに水や液体をかけないでください。万一ぬれた場合は、すぐにふき取ってく
ださい。
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
17
設置する際の周囲との距離についての注意
プロジェクターを設置する際は、下記のように周囲に十分な空間を作ってください。プロ
ジェクターから出た高温の排気が再びプロジェクターに吸気される場合があります。
また、エアコンから吹き出された風がプロジェクターに当たらないようにしてください
プロジェクターの温度制御で異常(温度エラー)を感知して自動的に電源が切れることが
あります。
[注意]
上の図において、プロジェクターの上方には十分な空間があるものとします。また、後
方は、目安として
10cm
以上、ケーブル類の取り付け作業を行うにはさらに広い空間
をあけてください。
天吊り設置の注意事項
次のような場所には設置しないでください。キャビネットに油や薬品、水分などが付着し
た場合、キャビネットの変形またはひび割れ、金属部分の腐食、落下、および故障の原因
となります。
• 屋外および湿気やほこりの多い場所
• 油煙や湯気の当たるような場所
• 腐食性のガスが発生する場所
できるだけ熱や湿気のないところで使用してください。
長期間リモコンを使用しないときは、乾電池を
2
本とも取り出してください。
● スクリーンへの外光対策をしてください。
スクリーンには、照明などプロジェクター以外からの光が入らないようにしてくださ
い。外光が入らないほど、ハイコントラストで美しい映像が見られます。
● スクリーンについて
ご使用のスクリーンに汚れ、傷、変色などが発生すると、きれいな映像が見られません。
スクリーンに揮発性のものをかけたり、傷や汚れが付かないよう取り扱いにご注意く
ださい。
壁面
吸気口
排気口
50cm
以上
50cm
以上
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
18
投写する映像の著作権について
営利目的または公衆に視聴させることを目的として、プロジェクターを使って映像を投写
する場合、プロジェクターの機能を使ってオリジナルの映像に対して投写範囲を小さくし
たり変形したりすると、著作権法上で保護されている著作者の権利を侵害するおそれがあ
ります。
アスペクト、台形補正、部分拡大などの機能を使用する場合はご注意ください。
本機のパワーマネージメント機能についてのお知らせ
本機は、消費電力を抑えるため、工場出荷時に以下のパワーマネージメント機能(
1
、(
2
を設定しています。本機を
LAN
やシリアルケーブルなどを経由して外部機器から制御す
る場合は、オンスクリーンメニューを表示して(
1
)、(
2
)の設定を変更してください。
1
スタンバイモード(工場出荷時の設定:ノーマル)
外部機器から制御する場合は「ネットワークスタンバイ」または「
HDBaseT
」に変
更してください。
68
ページ
2
オートパワーオフ(工場出荷時の設定:
0
分(オフ)
外部機器から制御する場合は「
0
分(オフ)」に設定してください。
68
ページ
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
19
商標について
• ViewLight
ビューライトは、
NEC
ディスプレイソリューションズ株式会社の商標または
登録商標です。
• Apple
Mac
MacBook
iMac
は、米国および他の国々で登録された
Apple Inc.
の商標です。
• Microsoft
Windows
PowerPoint
は、米国
Microsoft Corporation
の米国およびその他の
国における登録商標または商標です。
• HDMI
High-Definition Multimedia Interface
、および
HDMI
ロゴ
は、米国およびそ
の他の国における
HDMI Licensing Administrator, Inc.
の商標または、登録商標です。
• HDBaseT
および
HDBaseT Alliance
ロゴは、
HDBaseT Alliance
の商標です。
• DLP
®
および
DLP
ロゴは、
Texas Instruments
の登録商標です。
• PJLink
及び
PJLink
ロゴは、一般社団法人ビジネス機械情報システム産業協会の日本、
米国その他の国・地域における商標または登録商標です。
ブルーレイは、
Blu-ray Disc Association
の商標です。
• CRESTRON
CRESTRON ROOMVIEW
Crestron Electronics, Inc.
の米国その他の国
における登録商標または商標です。
• Ethernet
は、富士ゼロックス株式会社の登録商標です。
その他取扱説明書に記載のメーカー名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
本製品に含まれる
GPL/LGPL
等適用ソフトウェアのライセンスについて
本製品には
GNU General Public License
GPL
)、
GNU Lesser General Public License
LGPL
)その他に基づきライセンスされるソフトウェアが含まれています。当該ソフト
ウェアに関する詳細は、本製品添付
CD-ROM
内の「
about GPL&LGPL
」フォルダー内の
readme.pdf
をご参照ください。
20
マークの意味
[重要]
データが消えたり、もとに戻せない操作など、十分に注意してい
ただきたいことを表しています。
[注意]
注意や制限事項を表しています。
[参考]
補足説明や役立つ情報を表しています。
00
ページ 本書内の参照ページを表しています。
操作ボタンの表記例
●本体の操作ボタン
注意:本書では、本体の操作ボタンを日本語で表記していますので、読み換えて
ください。
●リモコンの操作ボタン
[参考]
● 本書に載せている表示画面は、実際と多少異なる場合があります。
本書の表記について
上下左右の場合:▼▲◀▶
左右の場合:◀
/
下の場合:▼
ENTER
決定
MENU
メニュー
EXIT
戻る
INPUT
入力切替
戻る
決定
メニュー
入力切替
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NEC NP-P506QLJD 取扱説明書

タイプ
取扱説明書